JPH0415176B2 - - Google Patents

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JPH0415176B2
JPH0415176B2 JP62085800A JP8580087A JPH0415176B2 JP H0415176 B2 JPH0415176 B2 JP H0415176B2 JP 62085800 A JP62085800 A JP 62085800A JP 8580087 A JP8580087 A JP 8580087A JP H0415176 B2 JPH0415176 B2 JP H0415176B2
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JP
Japan
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pipe
outer mold
heat
end regulating
mold
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62085800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63252934A (ja
Inventor
Minoru Ookubo
Isao Tanaka
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP62085800A priority Critical patent/JPS63252934A/ja
Publication of JPS63252934A publication Critical patent/JPS63252934A/ja
Publication of JPH0415176B2 publication Critical patent/JPH0415176B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、給水管、給湯管等に用いられるパイ
プに、不燃性断熱材である発泡体を用いた保温筒
が外嵌されてなる保温筒付パイプの製造方法に関
する。
(従来の技術) 給湯管、給水管等の保温材として従来はウレタ
ン発泡体、フエノール発泡体、ガラスウール等が
用いられ、これらをパイプに被覆して保温筒とし
て使用されていた。しかし、ウレタン発泡体およ
びフエノール発泡体は、可燃性であるため、不燃
性が要求される建築物内での使用には好ましくな
い。また、このような材料をパイプと共に円筒状
に発泡させて一体的に製造することは非常に困難
である。ガラスウールは不燃性であるが、繊維質
多孔体であるため、吸水性、吸温性を有し、吸水
のために熱伝導率が増大して断熱性が損なわれる
という欠点がある。また、ガラスウールを用いた
保温筒も、パイプと共に円筒状に発泡させて一体
的に製造することが容易でないという欠点があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来の問題を解決するものであ
り、その目的は、保温性に優れ、しかも、保温筒
のパイプへの装着作業が不要である保温筒付パイ
プを容易に製造し得る方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の保温筒付パイプの製造方法は、パイプ
と、該パイプに所定の間隙をあけて同心状に外嵌
された円筒状の外型との間に、該パイプおよび該
外型と摺動可能に一対の端部規制部材を、軸方向
に所定の間隔をあけて嵌合する工程と、前記端部
規制部材間に、ガラス質鉱物を主原料とする発泡
性配合物を充填する工程と、該発泡性配合物を加
熱して発泡させることによりその発泡体とパイプ
とを一体化する工程と、を包含してなり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を、実施例について詳述する。
第1図は本発明方法の実施状態を示す一部破断
斜視図である。図において10は、給水管、給湯
管等に用いられるパイプであり、その外周面に
は、例えば、軸方向に所定の間隙をあけて凹溝1
1,11…が形成されている。
本発明方法は、このようなパイプ10に外嵌さ
れる焼成型を用いて実施される。該焼成型は、該
パイプ10に所定の間隔をあけて外嵌された外型
20と、パイプ10と外型20との間に、軸方向
に所定の間隙をあけて嵌合される一対の端部規制
部材30および30とを有する。
外型20は、例えば第2図に示すように、3つ
の割型21,21,21に分割可能である。各割
型21は、断面弧状に湾曲しており、その各側縁
部にフランジ部21a,21aがそれぞれ形成さ
れている。各割型21のフランジ部21aには、
軸方向に所定の間隔をあけて小孔21b,21
b、…が形成されており、各割型21のフランジ
部21a同士を接合させて円筒状にすると、接合
された各フランジ部21aの小孔21b同士が整
合される。整合された小孔21bには、例えば針
金23を挿通させて、各割型21同士を連結する
ことにより、円筒状の外型20が組み立てられ
る。
パイプ10と外型20との間に嵌合される一対
の端部規制部材30および30は、それぞれ、短
円筒状をしており、パイプ10外周面および外型
20内周面とは、それぞれ摺動可能になつてい
る。各端部規制部材30の相対向する内側端面に
は、例えばアルミナペーパー31が全域にわたつ
て貼着されている。
このような焼成型を用いた本発明方法は、次の
ように実施される。まず、焼成型における外型2
0の各割型21を、それぞれのフランジ部21a
同士を接合させて円筒状にし、接合されたフラン
ジ部21a同士を針金23にて連結することによ
り円筒状に組み立てておく。
このように組み立てられた円筒状外型20に、
一方の端部規制部材30を内嵌する。次いで、外
型20に内嵌された端部規制部材30に、パイプ
10を挿通する。
このような状態で、端部規制部材30に貼着さ
れたアルミナペーパー31が上方を向くように、
パイプ10を略鉛直に保持し、外型20内に、ガ
ラス質鉱物を主成分とする発泡性配合物を、所定
量だけ充填する。次いで、他方の端部規制部材3
0を、アルミナペーパー31が内側となるよう
に、パイプ10に上方から外嵌して、外型20内
に嵌合させる。そして、両端部規制部材30が、
外型の中央部において、所定の間隔となるように
位置させるとともに、パイプ10が両端部規制部
材30に対して所定の位置となるように摺動され
る。両端部規制部材30間の発泡性配合物は、両
端部規制部材30および30に押圧されて圧縮す
る。
次いで、内部に発泡性配合物が充填され、パイ
プ10に外嵌された焼成型をパイプ10と共に、
焼成炉内に、パイプ10が略水平となるように装
入して、1135〜1140℃の温度にて30分間程度加熱
する。これにより、外型20内の発泡性配合物
は、一旦、焼締りにより収縮した後に、発泡され
て膨張する。このとき、発泡性配合物は外型20
にて径方向への膨張を規制されるため、パイプ1
0外周面に強く押圧されると共に、軸方向に膨張
し、パイプ10および外型20に摺動可能となつ
た各端部規制部材30を押圧し、外型20の内径
に等しい外型を有する円筒状に発泡される。発泡
された発泡体はパイプ10に強固に付着する。
発泡性配合物が発泡されると、焼成型等を徐冷
した後に、全体を焼成炉から取り出し、外型20
を分解すると共に、各端部規制部材30をパイプ
10から取りはずす。これによりガラス質鉱物を
主成分とする発泡体の保温筒がパイプと一体とな
つた保温筒付パイプが得られる。
本発明方法に用いられる発泡性配合物は、天然
ガラス質鉱物、例えばシラスを主原料とし、炭化
珪素(SiC)等の発泡剤、5酸化バナジウム
(V2O5)等の融剤が配合される。これらの配合割
合は、例えば、シラス100部に対して、発泡剤と
しての炭化珪素が0.7〜2.0部、融剤としての5酸
化バナジウムが0.1〜0.5部とされる。
パイプは、給水管、給湯管等用い得るものであ
り、しかも耐熱性に優れたもの、例えばセラミツ
クパイプ、耐熱金属パイプ(例えばSUS310Sパ
イプ)等が使用される。セラミツクパイプは熱膨
張係数が小さく、発泡性配合物の主原料であるシ
ラス等のガラス質鉱物の熱膨張係数と近似してい
るため、発泡体との付着性に優れている。これに
対し、耐熱金属パイプは、安価であるため経済性
に優れているものの、熱膨張係数が大きく、冷却
時に発泡体との収縮差から両者の間に空隙が生じ
るおそれがある。いずれのパイプを用いるかは、
用途により使いわければよい。
パイプ10の外周面には、発泡体との付着性を
よくするために、凹凸を形成することが好まし
い。この凹凸としては、軸方向に所定の間隔をあ
けて凹溝を形成するだけでなく、突条を形成する
ようにしてもよい。凹溝の深さ、突条の高さは、
0.5mm〜5.0mm程度、好ましくは1.0〜2.0mm程度で
ある。0.5mm以下では、発泡体との充分な付着性
が得られず、5mm以上になると凹溝あるいは突条
を形成することが困難になる。凹溝あるいは突条
は、螺旋状であつてもよく、また、それぞれが独
立した環状であつてもよい。
実験例 厚さ1mmの耐熱鋼板(SUS310S)を用いて、
内径が100mm、長さが800mmの円筒状となるよう
に、第1図および第2図に示す形状の3つの割型
21,21,21を作製した。各割型21の各側
縁部にはフランジ部21aが形成されており、各
フランジ部21aには、5つの小孔21bが所定
の間隔をあけて配設されている。次いで、各割型
21を円筒状に接合して、各小孔21bに
SUS310S製の針金23を挿通して締結し、外型
20を組み立てた。
パイプ10として、外型34mm、長さ800mmの
SUS310S製の25Aパイプを用い、該パイプ10の
外周面に、深さ1mmの環状の凹溝を、軸方向に10
mmの間隔をあけて形成した。
また、SUS310Sを用いて、外型20内周面に
密着し得るように外型が100mm、厚さが10mm、軸
心部に直径34mmの貫通孔が形成された一対の端部
規制部材30を作製した。各端部規制部材30の
一方の端面に厚さが0.3mmのアルミナペーパーを
貼着した。
さらに、シラス100部、炭化珪素1.5部、5酸化
バナジウム0.3部よりなる発泡性配合物を700g用
い、前述のようにして、外型20の中央部に発泡
性配合物を、端部規制部材30にて圧縮し、焼成
炉内にて、1140℃の温度で30分間加熱した。そし
て、2時間30分かけて除冷した後に、焼成炉から
取り出し、外型20を各割型21に分割すると共
に、各端部規制管30をパイプ10から抜き取つ
た。パイプ10の外周面には、発泡体が長さ400
mmにわたつて被覆されていた。該発泡体はパイプ
10とは強固に付着しており、一体となつてい
た。
(発明の効果) 本発明方法は、このように、パイプ外周面にガ
ラス質発泡体の保温筒が一体的に被覆された保温
筒付パイプを容易に製造し得る。パイプと保温筒
とは一体的に固着されているため、両者の間に空
隙が生じるおそれがなく、従つて、空隙内での結
露による浸水等が生じず、断熱性に優れている。
得られた保温筒付パイプを用いて配管すれば、配
管する際に、パイプに保温筒を装着するという手
間が省け、配管作業を効率よく行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施状態を示す一部破断
斜視図、第2図はその側面図である。 10……パイプ、20……外型、30……端部
規制部材、31……アルミナペーパー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パイプと、該パイプに所定の間隙をあけて同
    心状に外嵌された円筒状の外型との間に、該パイ
    プおよび該外型との摺動可能に一対の端部規制部
    材を、軸方向に所定の間隔をあけて嵌合する工程
    と、 前記端部規制部材間に、ガラス質鉱物を主原料
    とする発泡性配合物を充填する工程と、 該発泡性配合物を加熱して発泡させることによ
    りその発泡体とパイプとを一体化する工程と、 を包含してなる保温筒付パイプの製造方法。 2 前記外型は分割可能である特許請求の範囲第
    1項に記載の保温筒付パイプの製造方法。 3 前記パイプの外周面が凹凸状になつている特
    許請求の範囲第1項に記載の保温筒付パイプの製
    造方法。
JP62085800A 1987-04-09 1987-04-09 保温筒付パイプの製造方法 Granted JPS63252934A (ja)

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JP62085800A JPS63252934A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 保温筒付パイプの製造方法

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JPS63252934A JPS63252934A (ja) 1988-10-20
JPH0415176B2 true JPH0415176B2 (ja) 1992-03-17

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JP2016027268A (ja) * 2014-07-01 2016-02-18 調和工業株式会社 油圧ホース用油漏れ防止材及び油漏れ防止方法並びに杭の施工方法

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