JPH04151536A - ガス採取器 - Google Patents

ガス採取器

Info

Publication number
JPH04151536A
JPH04151536A JP2275225A JP27522590A JPH04151536A JP H04151536 A JPH04151536 A JP H04151536A JP 2275225 A JP2275225 A JP 2275225A JP 27522590 A JP27522590 A JP 27522590A JP H04151536 A JPH04151536 A JP H04151536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
adsorbent
case
abnormal component
storage case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2275225A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hara
隆志 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2275225A priority Critical patent/JPH04151536A/ja
Publication of JPH04151536A publication Critical patent/JPH04151536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ガス絶縁電気機器内の内部に生じた異常成
分ガスを採取するためら用いられるガス採取器に関する
ものである。
[従来の技術] ガス絶縁電気機器である変圧器本体の内部異常を診断す
る方法としてガス分析があるが、この診断方法はたとえ
ば、本体内部に封入されている絶縁ガス(SF、ガス)
を採取し、この絶縁ガスをガスクロマトグラフで分析し
、異常成分ガス例えばCF、ガスの有無によって変圧器
本体内部の異常を診断するものである。
し発明が解決しようとする課題] しかし、このガス分析による診断方法では、微量の分解
生成ガスの有無を高感度で分析することが重要であるが
、従来の診断方法ではガスクロマトグラフに注入する気
体の量は工ないし2Ilf程度であり、この注入量の中
に含まれる極微量(PPBオーダー)の分解生成ガスに
ついては検出が極めて難しい。
また、試料ガスを採取容器に一旦採取するため、吸着性
のガス成分については、採取容器に吸着してしまい正確
な分析結果が得られないという課題もあった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、高感度なガス分析を可能にしたガス採取器を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決する為の手段] この発明に係るガス採取器は、内部に異常成分ガスを吸
着するガス吸着剤を充填したガス吸着剤収納ケースと、
このガス吸着剤収納ケースを覆い異常成分ガスをガス吸
着剤から脱着させるヒータとを備えたものである。
[作 用コ この発明に係るガス採取器によれば、ガス吸着剤に多量
の試料ガスを流すことができるため、ガス吸着剤はそれ
だけ異常成分ガスを吸着し、その結果極微量の異常成分
ガスでも高感度なガス分析を行うことができる。
[実施例コ 以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
第1図はこの発明のガス採取器に関する一実施例を示す
概略図であり、図において、(1)は変圧器本体、(2
)は変圧器本体(1)に接続された冷却器、(3)は冷
却器(2)に接続されたガスブロワ(4)は三方バルブ
、(5)はフローメーター、(6)はガス開閉用コック
、(7)はガス吸着材収納ケース、(8)はガス吸着材
収納ケース(7)の先端、後端に設けられたフィルター
、(9)はガス吸着材収納ケース(7)内に充填されC
F4ガスを吸着するスチニルビニルベンゼン共重合体か
らなるガス吸着材である。
通常、変圧器本体(1)内の封入ガス(SF、ガス)は
三方バルブ(4)、ガスブロワ−(3)および冷却器(
2)を経て変圧器本体(1)を循環している。
変圧器本体(1)の封入ガスをガス吸着剤(9)に吸着
させる場合は、三方バルブ(4)にフローメーター(5
)およびガス吸着剤収納ケース(7)を取り付ける。そ
の後、ガス開閉用コック(6)を開ける。
次に、三方バルブ(4)を図に示す向きにする。このと
き、フローメーター(5)の流量は11/分程度とし、
全ガス流量は101程度とする。所定の流量を流した後
、ガス開閉用コック(6)を閉じ、三方バルブ(4)の
向きを通常の向きにする。これによってガスのガス吸着
材(9)による捕集か完了する。
第2図はこの発明のガス採取方法に関する実施例を示す
ものである。
図において、(lO)はガス追い出し用配管、(11)
はガス採取用バルブ、(12)は試料ガス採取袋、(1
3)は試料ガス、(14)はガス吸着材収納ケース(7
)を覆ったヒーターであり、その他の構成は第1図に示
したものと同じである。
上記のように構成されたガス採取器のガス採取方法につ
いて説明する。
ガス追い出し用配管(10)にガス吸着剤収納ケース(
7)を取り付け、その出口にガス採取用バルブ(11)
がある、試料ガス採取袋(12)は予め真空引きしてお
いて図のように取り付ける。
次に、ガス採取用バルブ(11)の向きを図中点線の矢
印の方へガスが出るように向ける。そして、He、^r
又はN2の不活性ガスを流すと同時にヒーター (14
)でガス吸着剤収納ケース(7)を加熱することにより
吸着しているガスを脱着させる。
一定時間後、ガス採取用バルブ(11)を試料ガス採取
袋(12)の方に向はガス採取を行う、ガス採取袋(1
2)にガスを採取できたら気体用シリンダーを用いてガ
ス採取袋(12)の試料ガス(13)を採取し、ガスク
ロマトグラフによってガスを分析する。
第3図はガス採取方法に関する他の実施例を示す概略図
である。
図において、(14TI)〜(14T、)は異なる加熱
温度にするためのヒーター、(15)はガス追い出し用
配管(10)の入り口側に取付けられた入り口側コック
、(16)はガス追い出し用配管(10)の出口側に取
付けられた出口側コックであり、その他の構成は第2図
に示したものとほぼ同じである。
上記のように構成されたガス採取器のガス採取方法につ
いて説明する。ガス追い出し用配管(10)に並列に配
置したガス吸着剤収納ケース(7)を取りつけ、その出
口にガス採取用バルブ(11)および試料ガス採取袋(
12)を図のように取り付ける。
次に、ガス採取用バルブ(11)の向きを図中点線の矢
印の方へガスが出るように向ける。そして、He、^r
またはN2の不活性ガスを流すと同時にヒーター(14
T、)〜(14T3)でガス吸着剤収納ケース(7)を
異なった温度で加熱する。一定時間加熱した後、ガス採
取用バルブ(11)を試料ガス採取袋(12)の方に向
けてガス採取を行う、ガス採取袋(12)4ニガスを採
取できたら気体用シリンダーを用し)てガス採取袋(1
2)の試料ガス(13)を採取し、ガスクロマトグラフ
によって分析する。
第4図はこの発明のガス採取器に関する他の実施例を示
す概略図である0図において、(9−^)ζよ異種のガ
ス吸着剤を混ぜた混合ガス吸着剤であり、その他の構成
は第2図に示したものと略同じである。
異種のガス吸着剤を混ぜた混合ガス吸着剤(9−^)は
、一種類のガス吸着剤のように吸着できるガスの種類が
限られるというようなことはなく、CF。
ガス以外に例えばSO□ガスの吸着が可能となる。
第5図はガス採取方法に関するさらに他の実施例を示す
概略図である9図において、(17)はキャリアガス導
管、(18a、18b)はキャリアガス用三方バルブ、
(20)はガス注入口、(21)はガスクロマトグラフ
であり、その他の構成は第2図に示したものとほぼ同じ
である。
上記のように構成されたガス採取器によって採取した吸
着ガスを、直接ガスクロマトグラフを用いてガス分析す
る方法について説明する。
キャリアガス用三方バルブ(18a)にガス吸着剤収納
ケース(7)を取り付け、その出口に試料ガス三方バル
ブ(19)を取り付ける。この試料ガス三方バルブ(1
9)の一方をガスクロマトグラフ(21)に接続する。
さらに、ガス吸着剤収納ケース(7)にはヒーター(1
4)を取り付ける。キャリアガスはキャリアガス導管(
17)からキャリアガス三方ノくルブ(18a) 、 
(18b)を経てガスクロマトグラフ(21)に流れる
。この状態で、まず、キャリアガス三方ノ〈バルブ(1
8a)を図の向きにする。そして、試料ガス三方バルブ
(19)を排出側(図中点線の矢印)にする。
この状態でヒーター(14)でカス吸着剤収納ケース(
7)を加熱する。一定時間加熱した後、ガス採取用三方
バルブ(19)をガスクロマトグラフ(21)の方に向
け、加熱を続けながらガスをガスクロマトグラフ(21
)に送り込む。これによってカス吸着剤(9)に吸着さ
れた分析対象ガス力ζ、ガスクロマトグラフ(21)で
直接ガス分析される。
以上、この発明はガス絶縁電気機器として変圧器を例に
して述べたが、変圧器Gこ限られるものではなく、変成
器、リアクトル、GISのようなガス絶縁電気機器にも
適用できることζ11うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したとおりこの発明のガス採取品番こよれば、
ガス絶縁電気機器内の異常成分ガスをガス吸着剤収納ケ
ース内のガス吸着剤Gこ一旦吸着させた後、ガス吸着剤
収納ケースを加熱して脱着もこ’t’4られる異常成分
ガスを分析すること(こより、変圧器等の電気機器内部
の異常を詮所すること力くできるようになっており、異
常成分ガス分析の高感度化が図れるという効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるガス採取器を用いて
異常成分ガスを捕集する態様を示す概略図、第2図は第
1図のガス吸着剤収納クースカ)ら異常成分ガスを採取
する使用態様を示す概略図、第3図はガス吸着剤収納ケ
ースから異常成分ガスを採取する他の使用態様を示す概
略図、第4図はこの発明の他の実施例を示すガス採取器
の概略図、第5図は異常成分ガスを採取するさらに他の
使用態様を示す概略図である。 図において(1)は変圧器本体、(7)はカス吸着剤収
納ケース、(9)はガス吸着剤、(14)はヒーターで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁ガスの入ったガス絶縁電気機器の内部に生じた異常
    成分ガスを採取するために用いられるガス採取器におい
    て、内部に前記異常成分ガスを吸着するガス吸着剤が充
    填されたガス吸着剤収納ケースと、このガス吸着剤収納
    ケースを覆い前記異常成分ガスを分析に供するために前
    記ガス吸着剤から脱着させるヒータとを備えたことを特
    徴とするガス採取器。
JP2275225A 1990-10-16 1990-10-16 ガス採取器 Pending JPH04151536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2275225A JPH04151536A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 ガス採取器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2275225A JPH04151536A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 ガス採取器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04151536A true JPH04151536A (ja) 1992-05-25

Family

ID=17552450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2275225A Pending JPH04151536A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 ガス採取器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04151536A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254614A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器及びその異常検出方法
JP2008067538A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法
JP2008067537A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器
JP2010206963A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法
JP2010206962A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254614A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器及びその異常検出方法
JP4596531B2 (ja) * 2005-03-11 2010-12-08 財団法人電力中央研究所 ガス絶縁電力機器及びその異常検出方法
JP2008067538A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法
JP2008067537A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器
JP2010206963A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法
JP2010206962A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Central Res Inst Of Electric Power Ind ガス絶縁電力機器の異常検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4180389A (en) Isolation and concentration of sample prior to analysis thereof
CN106290688A (zh) 一种颗粒物有机化学组分在线测量系统及方法
CN104569228A (zh) 一种进样装置
IL45753A (en) Apparatus for detecting a trace of a specific vapour in an atmospheric sample
CN108459122A (zh) 一种双通道二次解析热脱附装置
CN215339692U (zh) 一种新型便捷式气相色谱质谱仪
JPH04151536A (ja) ガス採取器
CN206074528U (zh) 一种颗粒物有机化学组分在线测量系统
JPS61213655A (ja) ガスクロマトグラフと質量分析計を備えた熱分析装置
CN208297430U (zh) 一种双通道二次解析热脱附装置
CN218726967U (zh) 气体预浓缩仪
JP2001296218A (ja) 電力機器内部ガス中の有機物質の分析装置および分析方法ならびに分析装置を有する電力機器
JP2858143B2 (ja) 濃縮分析方法及びその装置
Nitz et al. Trace analysis by intermediate trapping with a modified programmable temperature vaporizer
JPH04278458A (ja) 濃縮分析法及び装置
JP3299562B2 (ja) 微量有機化合物分析方法及び装置
CN215678237U (zh) 一种带有冷阱采集功能的在线热脱附仪
JP2002162323A (ja) ダイオキシン分析方法及び装置
Matney et al. Multisorbent tubes for collecting volatile organic compounds in spacecraft air
JP2987921B2 (ja) 気体濃縮測定方法およびその装置
JP2019211344A (ja) ガスクロマトグラフィーによる分離方法、ガスクロマトグラフ装置、ガス分析装置、濃縮管、濃縮装置、濃縮管の製造方法及びガス検知器
JPS626523Y2 (ja)
CN212379130U (zh) 一种用于测量低于气体检测限浓度的装置
JP2609194B2 (ja) 有機塩素系溶剤の脱離方法
JPS628527Y2 (ja)