JPH04151377A - パワーステアリング用オイル冷却装置 - Google Patents

パワーステアリング用オイル冷却装置

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Publication number
JPH04151377A
JPH04151377A JP2274964A JP27496490A JPH04151377A JP H04151377 A JPH04151377 A JP H04151377A JP 2274964 A JP2274964 A JP 2274964A JP 27496490 A JP27496490 A JP 27496490A JP H04151377 A JPH04151377 A JP H04151377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
cooling
bypass pipe
pipe
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP2274964A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Nakamura
中村 京市
Katsuyuki Takeuchi
克之 竹内
Tomoya Yamakawa
知也 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP2274964A priority Critical patent/JPH04151377A/ja
Publication of JPH04151377A publication Critical patent/JPH04151377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧式パワーステアリング装置におけるオイ
ル冷却装置に関するものであり、特にマイクロコンピュ
ータを主とする制御装置及び電磁切換弁の採用により、
エネルギーロスの少ない効率的な冷却機能を発揮させよ
うとするものである。
(従来の技術) 従来の油圧式パワーステアリング装置は、第3図に示す
如く、パワーステアリング用ポンプ(以下PSポンプと
いう)、ステアリングギヤ機構部に設けられたパワーア
ンスト装置、リザーバタンク等から成り、更にこれらに
加えるに、オイル冷却用として、上記パワーアシスト装
置から上記リザーバタンクへオイルを戻す途中に設けら
れたオイル冷却用配管から成りたっている。
なお、上記構成において、オイル冷却用配管は、エンジ
ン冷却水冷却用のラジェータの冷却効率向上のために設
けられた冷却ファンの前方に設けられている。
従って、PSポンプから吐出してパワーアシスト部でス
テアリングギヤの駆動に寄与したオイルは、オイル冷却
用配管へと送られ、この間を通過するあいだにオイルは
冷やされ、リザーバタンクへと戻っていく。
一方、エンジン冷却水の温度が上昇している場合には、
PSポンプとタンデムに設けられたファン用ポンプによ
って駆動される油圧モータにより冷却ファンが駆動され
るので、オイルは更に冷却される。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記構成においては、PSポンプから吐出され
たオイルはパワーアシストをおこなった後、必ずオイル
冷却用配管部を通過する。
従って、オイルが中・低温時で必ずしも冷却する必要の
ないときであっても、オイル冷却用配管を通過すること
となる。
このことは、常時、上記冷却用配管内での抵抗に起因す
る油圧の上昇により、エネルギーロスが発生しているこ
ととなる。
また一方、冷却ファンは、いわゆるラジェータファンと
兼用になっており、その駆動はエンジン冷却水の水温を
基準に、その0N−OFFが判断される。
従って、上記水温が一定の温度以上にあれば上記冷却フ
ァンは駆動される。
このことは、パワーステアリング用オイル側からみれば
、油温か低くても冷却ファンは駆動されるし、逆にオイ
ルが高温であって冷却ファンを駆動する必要がある場合
であっても、エンジン冷却水の温度が低ければ、上記冷
却ファンが駆動されないという不都合を生ずる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採
ることとした。
(1)  基本的にはオイルを吐出するPSポンプ、P
Sポンプからの吐出油(オイル)によって作動するパワ
ーアシスト装置、パワーアシストした後のオイルを冷却
するオイル冷却用配管から成る油圧回路部(以下PSラ
インという)と、上記オイル冷却用配管部の冷却効率を
向上させるための冷却ファン(ラジェータファンと兼用
)とによって構成されている。
(2)  上記に加えて、上記PSラインに電磁切換弁
とバイパス管とを設ける。
これによって、パワーアシストをした後のオイルをオイ
ル冷却用配管に送るか、あるいはバイパス管を介してリ
ザーバタンクに戻すかの切り換えをすることかできる。
(3)  上記PSラインに油温センサーを設ける。
(4)  上記センサーまたはエンジン冷却水の水温を
検出する水温センサーからの信号を受けて、上記電磁切
換弁の作動、あるいは上記冷却ファンの作動等の制御を
行う制御装置 (Electronic  ControlUnit 
 以下ECUという)を設ける。
(5)  冷却ファンは、いわゆる従来のタンデム方式
によるファン用ポンプ及び油圧モータにより駆動される
方式(油圧ファン方式)と、上記ECUからの信号によ
り制御される電動モタによって駆動される方式(電動フ
ァン方式)との2通りの構成を採るものとする。
(作用) 上記構成を採ることによりPSポンプから吐出したオイ
ルは、油温センサーによって油温か測定される。
上記センサーにより測定された油温のデータは、ECU
にインプットされる。
また一方、ECUには、エンジン冷却水の水温データも
インプットされる。
上記インプットデータを基に、次のような判断が行われ
、各種の作用か行われる。
(1)  油温センサーからの信号により油温か中・低
温と判断されたときには、電磁切換弁を作動させ、パワ
ーアシストした後のオイルをバイパス管に回す。
(2)  油温が高温のときには、上記電磁切換弁をオ
イル冷却用配管側に作動させ、オイルを上記冷却用配管
へと導く。
この場合、エンジン冷却水の水温が低く、冷却ファン(
ラジェータファン)か回っていない場合には、上記EC
Uの判断により上記冷却ファンを作動させる。
これによって、オイル冷却効率が高められ、オイルの過
熱防止を図ることができる。
(3)  また、すでに冷却ファンが作動しているとき
には、冷却ファンの回転速度を更に高め、オイルの冷却
効率を更に向上させる。
(実施例) 〈第1の実施例について〉 (1)  第1図記載の如く、本実施例の考案は、エン
ジンからの駆動力によって駆動されるPSポンプ6、当
該PSポンプ6からの吐出油(オイル)によって駆動さ
れるパワーアシスト装置7、当該パワーアシストした後
のオイルを冷却するオイル冷却用配管3、オイルをバイ
パスさせてリザーバタンク8へ戻すためのバイパス管2
、更には上記バイパス管2またはオイル冷却用配管3の
いずれかへ、オイルの流れを切換える電磁切換弁1等か
らなるPSラインと、上記PSラインに設けられたPS
ラインの油温を測定する油温センサー5、更にはエンジ
ン冷却水の水温を検出する水温センサー等の各種センサ
ーからの信号を基に、上記電磁切換弁1の切換えあるい
は上記冷却ファン4の作動制御を行う制御装置(E C
U)9と、上記冷却ファン4とから成る。
これによって、PSラインに設けられた油温センサー5
からの信号により、油温が中・低温と判断されたときに
は、電磁切換弁1をバイパス管2側に切換え、当該バイ
パス管を通じてオイルをリザーバタンク8へと戻す。
従って、PSラインの背圧を低下させることができ、エ
ネルギーロスの減少を図ることができる。
また、上記油温センサー5にて高温と判断されたときに
は、上記電磁切換弁1を切換え、オイルをオイル冷却配
管3へと導く。
これによって、オイルの冷却を図る。
更に上記の場合において、エンジン冷却水の温度が低く
冷却ファン4(ラジェータファン)が作動していないと
きには、ECU9からの指令により上記冷却ファン4を
駆動して、オイルの冷却効率を高める。
また、すでに冷却ファン4が作動しているときには、上
記冷却ファンの回転速度を上げ、オイルの冷却効率を更
に向上させる。
なお、上記冷却ファン4の回転速度の制御は、上記EC
U9からの指令により、リニアソレノイド10を有する
絞り弁11の開度を調整することによって行う。
すなわち、第1図に示す如く、PSポンプとタンデムに
設けられたファン用ポンプ12から吐出するオイルによ
って油圧モータ13を駆動し、これによって冷却ファン
4を回す構成において、まずエンジン冷却水の水温が高
温と判断された場合、あるいはPSラインの油温が高温
と判断された場合にはECU9からの指令により、リニ
アソレノイド10を有する絞り弁11の開度を調整して
、油圧モータ13にオイルか流れるようにし、冷却ファ
ン4を駆動する。
また、エンジン冷却水の水温も低く、かっPSラインの
油温も中・低温であると判断された場合には、ECU9
からの指令により上記絞り弁11の開度を開き、ファン
用ポンプ12からの吐出油を油圧モータ13には送らず
、当該絞り弁11を通してリザーバタンク8へと戻す。
これによって、冷却ファン4の回転速度は低下し、また
はゼロとなる。
〈第2の実施例について〉 上記第1の実施例と比べて、PSライン及びPSライン
の制御装置(ECU)9は同じであるが、次の点が異な
る。
すなわち、第2図に示す如く、冷却ファン4(ラジェー
タファンと兼用)の駆動及びその回転速度の調整は、E
CU9からの指令により直接電動モータ14により行わ
れる。
(発明の効果) 本発明は、PSラインに油温センサーを設け、また、こ
の油温センサーからの信号に基づき制御作用をする制御
装置(E CU)を設ける一方、当該ECUの働きによ
って作動する電磁切換弁を設け、更には当該電磁切換弁
と連結するバイパス管を設けたことにより、油温か中・
低温と判断されたときにはバイパス管を通じてオイルを
リザーバタンクへと戻すことができるため、PSライン
の背圧を低下させることができ、エネルギーロスの減少
を図ることができる。
また、PSラインの油温を検出して、冷却ファンを駆動
することとしているので、油温の冷却効率を高めること
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる第1の実施例を示すスケルト
ン構造図であり、 第2図は、第2の実施例を示すスケルトン構造図である
。 第3図は、従来例を示すスケルトン構造図である。 1・・・・・・電磁切換弁 20001.バイパス管 3・・・・・・オイル冷却用配管 4・・・・・・冷却ファン 5・・・・・・油温センサ 6・・・・・・ps水ポン プ・・・・・・パワーアシスト装置 8・・・・・・リザーバタンク 9・・・・・・ECU 10・・・・・・リニアソレノイド 11・・・・・・絞り弁 12・・・・・・ファン用ポンプ 13・・・・・・油圧モータ 14・・・・・・電動モータ 第 ] 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧ポンプと、当該油圧によって作動するステアリング
    ギヤパワーアシスト装置とパワーアシスト後のオイルを
    冷却するオイル冷却用配管と、当該冷却用配管部を冷却
    する冷却ファンとから成る油圧式パワーステアリング装
    置において、上記油圧装置の油圧回路中にバイパス管及
    びオイルの流路を切換える電磁切換弁、更には油温セン
    サーを設けるとともに、上記油温センサーからの信号に
    基づき上記電磁切換弁および冷却ファンを制御する制御
    手段を設けたことを特徴とするパワーステアリング用の
    オイル冷却装置。
JP2274964A 1990-10-11 1990-10-11 パワーステアリング用オイル冷却装置 Pending JPH04151377A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790049B1 (ko) * 2006-08-18 2008-01-02 두산인프라코어 주식회사 오일쿨러용 유압회로
JP2011231678A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の油圧駆動装置
WO2013089130A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 ヤンマー株式会社 油圧装置
CN103899603A (zh) * 2014-04-16 2014-07-02 山东理工大学 一种制动和转向时能量收集并用于液压油冷却的装置

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