JPH04151237A - 繊維入りゴムマット素材の製造方法 - Google Patents

繊維入りゴムマット素材の製造方法

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JPH04151237A
JPH04151237A JP27732590A JP27732590A JPH04151237A JP H04151237 A JPH04151237 A JP H04151237A JP 27732590 A JP27732590 A JP 27732590A JP 27732590 A JP27732590 A JP 27732590A JP H04151237 A JPH04151237 A JP H04151237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
cut
ribbon body
topping
laminated
Prior art date
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Application number
JP27732590A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Tadokoro
信彦 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維入りゴムマット素材(略リボン状)の製
造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種ゴムマフ)素材としては、古タイヤを利用
したものが知られている(例えば実公昭55−1236
号公報参照)。該マット素材は、自動車用タイヤの廃材
即ち古タイヤを、そのトレッド部及びビード部を切除し
てカーカス部を横方向に切離して長方形板状に展開し、
該カーカス部を適当幅に縦断してリボン体を形成し、リ
ボン体の一方の切断面の表層ゴム部分を除去して繊維コ
ードの起毛パイルを形成し、他方の切断面をシート部材
に接着しうるようにしである。
(発明が解決しようとする課題) 従来例で説明した古タイヤ利用のゴムマットは、耐久性
、起毛パイルによるクツション性及びデザイン性に優れ
、ゴルフシューズで歩いてもスパイクピンがよく喰い込
み滑らないなどの利点を有している。ところが、廃タイ
ヤを素材とするため、生産性が悪いうえ材料の選択(色
・サイズ等)ができず、色・サイズ等デザイン面でのバ
リエーションが望めないほか、経年による退色で白くな
り、デザインが変ると共に汚れ易くなるなどの問題があ
る。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、生産性が高くかっ色・サイズ
等材料選択が自在で、バリエーションに富んだデザイン
性に優れた繊維入りゴムマット素材の製造方法を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。
本発明の請求項(1)の方法は、繊維3を埋入した未加
硫ゴム製トッピング反1を、複数層積層して加硫を行な
った後、繊維方向と交差する方向に裁断して広幅リボン
体10を成形し、該広幅リボン体10の両切断面の表層
ゴム部分を除去すると共に前記繊維3を起毛して起毛パ
イル14を形成し、広幅リボン体10の幅方向中央を切
断してマント素材16さし、該マット素材16の起毛パ
イル14面を表踏面とし、他側の切断面20を裏面接着
施工面にすることを特徴としている。
また、本発明の請求項(2)の方法は、繊維3を埋入し
た未加硫ゴム製トッピング反1を、複数層積層して加硫
を行なった後、繊維方向と交差する方向に裁断してリボ
ン体25を成形し、該リボン体25の切断面の片側表層
ゴム部分を除去すると共に前記繊維3を起毛して起毛パ
イル14を形成し、前記リボン体25の起毛パイル14
面を表踏面とし、他側の切断面20を裏面接着施工面に
することを特徴としている。
なお、トッピング反1は、ドラム27に連続して複数層
巻付けて積層するか、又は複数枚を同時に一対のラミネ
ートローラー5.6間を通過させて積層することができ
る。
(作 用) 本発明によれば、繊維3 (スダレ織繊維)及び未加硫
ゴムの色・サイズ、材質を任意に選択して、種々のトッ
ピング反1.la、lbを準備することにより、また、
トッピング反1の積層数を変えることで、バラエティに
冨んだカラーフルな繊維入りゴムマット素材16が得ら
れる。また、トッピング反1に埋入した前記繊維3は、
疎・密が少なく均等に分散しており、均質な起毛パイル
14を形成することができ、さらに、トッピング反1を
積層するので、繊維ピッチが乱れることはな(、良品質
のデザイン性に優れた繊維入りゴムマットを製造でき、
生産性が大幅に向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面Qこ基づき説明する。
第1図〜第9図は、本発明の請求項(2)記載の方法の
実施例を示し、1はトッピング反で、第2図〜第4図に
例示するように、未加硫ゴム2内に繊維3(スダレ織繊
維)が幅方向に、長手方向と直交状(第2図参照)又は
斜め交差状(第3図参照)に整然と、疎密が生しないよ
うに埋入されている。
このトッピング反1は、リール46二巻回されて複数枚
(本実施例では5枚)が、同時にラミネートローラー5
,6間に上下に重ねて挿入され、該ラミネートローラー
5.6によって密着状に積層される。
このようにして積層された複数枚の積層トッピング反I
Aは、搬送ローラー7上を移送されて加硫装置8内を通
過する間に未加硫ゴム2が連続加硫され、相互に加硫接
着されて固化一体止される。
そして、加硫された積層トッピング反IAは、切断機9
によって、繊維方向と交差(直交又は斜め交差)する方
向、即ち長手(搬送)方向に裁断して、幅方向複数条の
広幅リボン体10(第5図参照)を成形する。該リボン
体10はピンチローラ−11,12によって引出した後
、該リボン体10の切断面の両側表層ゴム部分を、ハフ
13によって除去すると共に、前記繊維3を起毛して起
毛パイル14を形成し、第6図に示す状態とする。続い
て、広幅リボン体10の幅方向中央を、切断機15によ
って切断して長尺のリボン条素材16とした後、該素材
16をリール17に巻き取る。このようにして、形成さ
れたリボン条素材16は、第8図に示すように、多数条
を両端に#18aを有するラミネートローラー18.1
8間に、広幅のゴム製裏シート19と共に、該素材16
の他側の切断面20が前記シート19と密着するように
挿入され、連続したゴムマット21が形成される。
そして、該ゴムマット21は、定寸に切断されて第9図
に示す方形状のゴムマット単体21aとされる。
なお、ゴムマット単体21aは、そのま−でも製品とさ
れるが、外周縁をゴム又は合成樹脂製の帯状体により縁
取りすることができる。さらに、第10図及び第11図
に示すように、ゴムマット単体21aをゴムシート22
上に複数枚隣接配列し、ゴムマット単体21a配列最外
周縁をゴム又は合成樹脂製の帯状体23により縁取りし
た後、加熱加圧して一体化し、所望広さのゴムマット製
品24を製造することができる。
上記実施例において、繊維3(スダレ織繊維)は、その
色・サイズ、材質等を自由に選択でき、任意の色彩、模
様のトッピング反1を成形でき、また、色彩の異なるト
ッピング反1を組合わせて積層することにより、デザイ
ン性の優れたゴムマット21を得ることができ、バリエ
ーションに冨んだ製品とすることができる。
本発明の請求項(2)の方法は、図示していないが、第
1図のように、切断機9による広幅リボン体10を形成
するのに代えて、広幅リボン体10の半分の幅をもった
リボン体25(第12図参照)を形成し、加硫移譲リボ
ン体25の片側表層ゴム部分のみを除去すると共に前記
繊維3を起毛して、第7図に示すマット素材16を成形
するもので、第1図における切断機15が不要である。
このように、前記請求項(2)の方法によっても、請求
項(1)と同し長尺マント素材16を連続して得ること
ができる。
なお、トッピング反1の積層に際しては、第1図に示す
ように、複数枚を同時に重ねてラミネートローラー5,
6間に挿通する方法に代えて、1枚ずつ分けて段階的に
積層することができ (第13図参照)、段階的積層に
よると各層間の空気巻込みを防止しうるという利点があ
る。
また、トッピング反lは、第14図に示すように、広幅
の薄ゲージトッピング反1aと、起毛パイル長さの2倍
分だけ幅の狭いトッピング反1bとを準備し、第13図
のように、各複数枚の両トッピング反la、lbを交互
に段階的に圧着ローラー26下に挿入して積層してもよ
い。そして、トッピング反1bの両端から突出した薄ゲ
ージトッピング反1aの耳部は、加硫後にハフによって
その表層ゴム部分を除去し、繊維3(スダレ織繊維)を
起毛させて第6図に示す広幅リボン体10のような状態
とした後、幅方向中央を切断してリボン状のマット素材
16とすることかできる。この方法によれば、ハフ加工
による起毛処理時間を大幅に短縮することができ、また
、起毛繊維長を任意に設計できるので、マントの肌ざわ
りに変化をもたせることが可能である。
第15圓〜第18図は、トッピング反1をドラム27に
連続的に複数層巻付けて積層する方法を示すもので、ド
ラム27に巻付けられた積層トッピング反14を、第1
6図に示すように、ドラム軸線と平行に切断して展開し
、第17図に示す長方形として加硫した後、繊維方向と
交差する方向に裁断してリボン体25を形成する。この
ようにして形成されたリボン体25は、前述のようGこ
、その切断面の片側表層ゴム部分を除去すると共に、ス
ダレ織繊維を起毛して第7図に示すような起毛パイル1
4とし、他側の切断面20を裏面接着施工面とするゴム
マット素材16とすることができる。なお、ドラム27
に巻付けられた積層トッピング反IAの切断位置は、第
18図に矢印で示す位置即ち、トッピング反1の巻始端
a及び巻終端すが重なる部分とすることにより、均質の
マント素材を得ることができる。
(発明の効果) 本発明は、上述のように、繊維3 (スダレ織繊維)を
埋入した未カロ硫ゴム製トッピング反1を、複数層積層
して加硫を行なった後、繊維方向と交差する方向に裁断
してリボン体10.25を成形し、該リボン体10.2
5の切断面を起毛して起毛パイル14を形成し、ゴムマ
ット素材16を製造する方法であるから、生産性が高く
、色・サイズ等材料選択を自由に行ない、バリエーショ
ンに冨んだデザイン性に優れた均質な製品を得ることが
でき、従来の古タイヤ利用マット素材のようにタイヤ形
状に起因する歪がなく、反りなどの問題がないうえ、経
年による退色でデザインが変るなどの欠点を解消でき、
しかも、トッピング反1に埋入した繊維3が均等に分散
しているうえ繊維ピンチが一定であり、良品質のゴムマ
ット素材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1回はゴムマッ
ト製造装置例の概略側面図、第2図及び第3図は夫々ト
ッピング反の斜視図、第4図はトッピング反の一部破断
拡大斜視図、第5図は広幅リボン体の斜視図、第6図は
起毛後の広幅リボン体の斜視図、第7図はゴムマノ)素
材の斜視図、第8図はマント成形装置例の一部破断斜視
区、第9図はゴムマット単体の斜視図、第10図はゴム
マフ)製品例の平面図、第11図は中央縦断側面図、第
12図はリボン体の斜視図、第13図はトッピング反の
段階的積層例の説明図、第14閃は広幅リボン体の他の
例の斜視図、第15図はトッピング反のトラムによる積
層方法例を示す斜視図、第16図はドラムから筒状積層
トッピング反を切り取った状態の斜視図、第17図は筒
状積層トッピング反の展開平面図、第18図は筒状積層
トッピング反の切り取り位置を示す側面図である。 1・−トッピング反、3・・・繊維、5.6・・・ラミ
ネトローラー、10・・・広幅リボン体、】4・・・起
毛パイル、16・・・繊維入りゴムマット素材、20・
・・切断面、25・・・リボン体、27・・・ドラム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維(3)を埋入した未加硫ゴム製トッピング反
    (1)を、複数層積層して加硫を行なった後、繊維方向
    と交差する方向に裁断して広幅リボン体(10)を成形
    し、該広幅リボン体(10)の両切断面の表層ゴム部分
    を除去すると共に前記繊維(3)を起毛して起毛パイル
    (14)を形成し、広幅リボン体(10)の幅方向中央
    を切断してマット素材(16)とし、該マット素材(1
    6)の起毛パイル(14)面を表踏面とし、他側の切断
    面(20)を裏面接着施工面にすることを特徴とする繊
    維入りゴムマット素材の製造方法。
  2. (2)繊維(3)を埋入した未加硫ゴム製トッピング反
    (1)を、複数層積層して加硫を行なった後、繊維方向
    と交差する方向に裁断してリボン体(25)を成形し、
    該リボン体(25)の切断面の片側表層ゴム部分を除去
    すると共に前記繊維(3)を起毛して起毛パイル(14
    )を形成し、前記リボン体(25)の起毛パイル(14
    )面を表踏面とし、他側の切断面(20)を裏面接着施
    工面にすることを特徴とする繊維入りゴムマット素材の
    製造方法。
  3. (3)前記トッピング反(1)をドラム(27)に連続
    して複数層巻付けて積層する請求項(1)又は(2)記
    載の繊維入りゴムマット素材の製造方法。
  4. (4)複数板のトッピング反(1)を一度に又は段階的
    に一対のラミネートローラー(5)(6)間を通過させ
    て積層する請求項(1)又は(2)記載の繊維入りゴム
    マット素材の製造方法。
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