JPH04150299A - 額縁スピーカ - Google Patents

額縁スピーカ

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JPH04150299A
JPH04150299A JP27190790A JP27190790A JPH04150299A JP H04150299 A JPH04150299 A JP H04150299A JP 27190790 A JP27190790 A JP 27190790A JP 27190790 A JP27190790 A JP 27190790A JP H04150299 A JPH04150299 A JP H04150299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
plate
piezoelectric
sound
pressing plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27190790A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuronaka
黒中 博
Hisao Sawada
沢田 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、絵画やポスター等を飾ることが可能で、か
つスピーカとしても機能する、圧電型音響ドライバを用
いた額縁スピーカに関する。
[従来の技術] 従来、絵画、写真、ポスターなど(以下「装飾対象物」
という)を部屋などに飾るために用いる額縁は、絵画な
どの装飾対象物を嵌め込んで飾ることを目的としており
、通常、部屋の壁面中央部など装飾効果が大きい位置に
配置される。
[発明が解決しようとする課1g] しかし、絵画など装飾対象物を嵌め込んだ額縁を飾っで
ある部屋に音楽を流そうとすれば、別途スピーカシステ
ムを設けなければならず、スピーカが場所を占めて室内
を狭くし、居住性を低下させるという問題点がある。そ
して、音響効果を向上させるために多数のスピーカを配
置りようとする場合には特に問題となる。
この発明は、上記の問題点を解決するものであり、絵画
、写真、ポスターなどの装飾対象物を飾ることが可能で
あるとともに、スピーカとしても機能する額縁スピーカ
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の問題点を解決するなめに、この発明の額縁スピー
カは、 装飾対象物を保持するフレームと、 圧電素子を金属板に接合して形成した圧電型音響ドライ
バを発泡樹脂からなる音響振動板に配設してなり、装飾
対象物を前記フレームに押圧することにより装飾対象物
を前記フレームとの間に挾持する振動押圧板と、 前記振動押圧板から生じる音を外部に発散させる切り欠
きが形成された、前記振動押圧板の外側に重ねられてこ
れを保護する裏蓋とを具備することを特徴とする。
[作用] 振動押圧板は、フレームに押圧されてフレームとの間に
絵画や写真などの装飾対象物を挾持するとともに、音響
システムから振動押圧板を構成する音響振動板に配設さ
れた圧電型音響ドライバに所定の電圧が印加されると、
圧電型音響ドライバが振動し、この振動が音響振動板に
伝わり振動押圧板を振動させて音を発生する。そして、
発泡樹脂から形成された必ずしも機械的強度が十分ては
ない振動押圧板は、切り欠きを有する裏蓋によりカバー
され、外部との接触などによる損傷などから保護される
とともに、振動押圧板から生じる音か裏蓋の切り欠きか
ら外部に発散することにより音のこちりか回避され、良
好な音響効果か維持される。
[実施例] 以下、本願発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本U発明の一実施例にかかる額縁スピーカの構
造を示す分解斜視図、第2図はその背面図である。断面
がL字状の木材片を組み合わせてなるフレーム1は長方
形の枠体であり、フレーム1には透明なアクリル樹脂か
らなる長方形の保護板2か嵌め込まれている。そして、
装飾対象物(ここではポスター)3をこの保護板2上に
載置した後、振動押圧板4でポスター3を押圧する。
そして、振動押圧板4に切り欠き(この実施例では三角
形の穴)5aを有する樹脂製の裏蓋5を重ねて振動押圧
板4を保護し、これを固定手段6でフレーム1に固定す
ることにより額縁スピーカAが形成されている(第2図
)。
この額縁スピーカAの振動押圧板4は、第4図〜第6図
に示すように、変性ポリスチレンフオームからなる2枚
の音響振動板(発泡体板)lla。
11bから形成されている。この発泡体板11a。
11bの互いに対向する面の、互いに対向する位置には
複数の凹部12が形成されており、凹部12内には小突
起12aが形成されている。この互いに対向する凹部1
2は発泡体板11a、Ilbが貼り合わされたときに圧
電型音響ドライバ13を収納する空間18く第6図)を
形成する。
圧電型音響ドライバ13は第7図及び第8図にその平面
図及び正面図を示すように、圧電セラミック板の両面に
電極膜(図示せず)を設けてなる圧電素子14を薄い円
形の金属板15の両面に接合してバイモルフ構造とする
ことにより形成されており、圧電素子14及び金属板1
5にはリード線16が接続されている〈第8図)、この
圧電型音響ドライバ13は発泡体板11aの凹部12内
に水平に置かれ、圧電素子14の中央部か小突起12a
の上面に接着されている。また、第6図に示すように2
枚の発泡体板11a及びllbを貼り合わせた状態にお
いては、上側の発泡体板11bの小突起12aと圧電素
子14の上面中央部とが接着されている。すなわち、圧
電型音響ドライバ13はその上下両面の中央部か発泡体
板11a、11bの小突起12a、12aにより上下か
ら支持(中心支持)されており、相対向する凹部12.
12か形成する空間18内に振動に適した態様で収納さ
れている。また、各圧電型音響ドライバ13に接続され
たリード線16は2本にまとめられてリード線16aと
して発泡体板11a、llbの端部から引き出されてい
る(第5図)。
また、裏蓋5は樹脂製で、フレーム1に対応した寸法の
長方形に形成されており、その中央の主要部が切り欠か
れ、4つの三角形の切り欠き(穴)5aが形成されてい
る。
上記の各部材を組み合わせて形成された額縁スピーカA
は、リード線16aをステレオ装置などの音響装置(図
示せず)の出力端子に接続して、所定の電圧を印加する
ことにより、圧電型音響ドライバ13が機械的に振動し
、その振動が振動押圧板4を構成する音響振動板(発泡
体板)lla。
11bに伝撤し、振動押圧板4を全体的に振動させて音
を発生し、この音(振動)がポスター3や、保護板2に
伝達され額縁の前面から音を発生するともに、裏蓋5の
切り欠き5aからも外部に発散して良好な音響効果をも
たらす、また、裏蓋5は振動押圧板4が外部との接触な
どにより損傷を受けたりしないようにこれを保護する。
上記実施例では、フレーム1、保護板2、振動押圧板4
の形状が長方形である場合について説明したが、これら
各部材の形状は長方形に限られるものではなく、多角形
、円形など種々の形状に構成することができる。
また、上記実施例ではフレーム1が木製である場合につ
いて説明したが、その他の材料、例えば、アルミニウム
などの金属や樹脂などでフレーム1を構成してもよい。
さらに、上記実施例では透明アクリル板を保護板2とし
て用いているが、その他の樹脂製の板やガラス板を保護
板2として用いてもよい、また、保護板2を用いること
なく、ポスターなどの装飾対象物3の周辺部を振動押圧
板4でフレーム1に押圧することにより額に嵌め込むよ
うにしてもよい。
また、この発明においては、音響振動板に圧電型音響ド
ライバ13を設けるための構造は上記実施例の構造(2
枚の音響振動板で挟持)に限定されるものではなく、例
えば、−枚の音響振動板に凹部を設け、この凹部に圧電
型音響ドライバを収納し、封止蓋で封止することにより
音響振動板に圧電型音響ドライバを埋設して振動押圧板
(図示せず)を形成するなど、種々の構造を採用するこ
とができる。
上記実施例においては、音Ill@動板(発泡体板)1
1a、11bの構成材料として変性ポリスチレンフオー
ムを用いた場合について説明したが、これらの材料はこ
れに限られるものではなく、気泡を含有する材料であっ
て、所定の耐熱性(少なくとも室内温度における耐熱性
)を有し、見掛けの密度か0.01〜0.2g/C11
’の範囲内にあるような材料、例えば、変性スチレン・
ポリプロピレン共重合フオーム、ポリプロピレンフオー
ム、ポリエチレンフオーム、ポリウレタンフォームその
他の材料を用いることかできる。
また、上記実施例では裏蓋5を樹脂で形成した場合につ
いて説明したが、樹脂に限らず、木材、金属、紙質材料
その他種々の材料で形成した裏蓋を用いることができる
。さらに、切り欠き5aは、振動押圧板4からの音を効
果的に発散することができさえすればよいので、その形
状や個数に特別の制約はない、したがって、切り欠き5
aとして例えば、円形や他の多角形その他の形状の穴を
設けてもよく、また裏蓋5の外周部から中央部にまで達
するような切り欠きを形成してもよい。
また、上記実施例においては、圧電型音響ドライバ13
として圧電素子14を金属板15の両面に接合したバイ
モルフ構造の圧電型音響ドライバを用いた場合について
説明したが、圧電型音響ドライバはバイモルフ構造のも
のに限らず、他の構造のものを用いてもよく、例えば、
一つの圧電素子を金属板の一方の面に接合した圧電型音
響ドライバ(図示せず)を用いてもよい。
また、上記実施例においては、圧電型音響ドライバ13
を上下の両面から小突起12a、12aにより中心支持
した例について説明したが(第6図)、一方の面(例え
ば下面)のみから(小突起12aのみで)支持するよう
に構成してもよい。
さらに、圧電型音響ドライバ13の支持方法は中心支持
が好ましいか、必すしも中心支持に限られるものではな
く、場合によっては、中心部以外の他の部分を支持して
も必要な振動を得ることが可能である。
振動押圧板4に設けるべき圧電型音響ドライバ13の総
数については、振動押圧板4全体を十分に振動させる見
地からは2個以上であることが望ましい、また、その数
に特に上限はないが、音響効果、経済性等を考慮すると
2個ないし16個の範囲にあることが望ましい。
また、圧電型音響ドライバ13は、例えば、厚み=約0
.2nn−直径=約60〜80nm、重量的8gと薄型
、軽量で、これを収納した振動押圧板は、通常の額縁の
押圧板とそれ程変わらない厚さに構成することが可能で
あり、押圧板をこの発明の振動押圧板に代えるのみで、
既存の額縁をその形状を変えることなく、額縁スピーカ
にすることができる。
さらに、圧電型音響ドライバ13は中高音域における周
波数特性に優れていることがら、この発明の額縁スピー
カと低音域の周波数特性に優れた通常のダイナミック型
スピーカと組み合わせることにより、周波数領域全体に
わたって優れた音響効果を実現することができる。また
、圧電型音響ドライバにも低音域での周波数特性に優れ
たものがあり、これを用いた場合には圧電型音響ドライ
バのみで十分な音響効果を得ることができる。
[発明の効果] この発明の額縁スピーカは、圧電型音響ドライバを発泡
樹脂からなる音響振動板に設けて形成した振動抑圧板に
切り欠きを有する裏蓋を重ね、これを固定することによ
り、絵画などの装飾対象物をフレームに押圧保持するよ
うに構成しているので、振動押圧板が保護されるととも
に、振動押圧板から生じる音か裏蓋の切り欠きからも発
散し、良好な音響効果が維持される。そして、この発明
の額縁スピーカを用いることにより、室内の壁面などを
スピーカ設置場所として有効に利用することが可能とな
り、また、額縁スピーカの前面の絵画などが室内の美観
を高めるため、室内の居住性が向上する。
また、既存の額縁の押圧板に代えてこの発明の額縁スピ
ーカの振動押圧板と裏蓋とを用いることにより、容易、
かつ経済的に既存の額縁をスピーカとしても機能させる
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる額縁スピーカの構
造を示す分解斜視図、第2図はその背面図、第3図は本
願発明の一実施例にかかる額縁スピーカを示す斜視図、
第4図は該額縁スピーカに用いられている振動押圧板の
構造を示す分解斜視図、第5図は該振動押圧板を示す斜
視図、第6図は圧電型音響ドライバの支持構造を示す断
面図、第7図及び第8図はこの発明の額縁スピーカに用
いられている圧電型音響ドライバを示す平面図及び正面
図である。 A・・・・・・額縁スピーカ ト・・・・・フレーム 3・・・・・・装飾対象物 4・・・・・・振動押圧板 5・・・・・・裏蓋 a・・・・・・切り欠き 3・・・・・・圧電型音響ドライ (ポスター) バ 特許出願人  株式会社 村田製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 装飾対象物を保持するフレームと、圧電素子を
    金属板に接合して形成した圧電型音響ドライバを発泡樹
    脂からなる音響振動板に配設してなり、装飾対象物を前
    記フレームに押圧することにより装飾対象物を前記フレ
    ームとの間に挾持する振動押圧板と、 前記振動押圧板から生じる音を外部に発散させる切り欠
    きが形成された、前記振動押圧板の外側に重ねられてこ
    れを保護する裏蓋と を具備することを特徴とする額縁スピーカ。
JP27190790A 1990-10-09 1990-10-09 額縁スピーカ Pending JPH04150299A (ja)

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