JPH04150170A - カラー画像読取方法およびその装置 - Google Patents

カラー画像読取方法およびその装置

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JPH04150170A
JPH04150170A JP2271117A JP27111790A JPH04150170A JP H04150170 A JPH04150170 A JP H04150170A JP 2271117 A JP2271117 A JP 2271117A JP 27111790 A JP27111790 A JP 27111790A JP H04150170 A JPH04150170 A JP H04150170A
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color
image sensor
pixel
signal
color image
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JP2271117A
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English (en)
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Takashi Yumiba
隆司 弓場
Shinichi Konishi
信一 小西
Haruo Yamashita
春生 山下
Yoshiteru Namoto
名本 吉輝
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(よ 例えばカラー複写機などの入力部等に用い
られるカラー画像読取装置に関するもので、特に色信号
の高品質化を図るためのものである。
従来の技術 近年 特にデジタルカラー複写機の原稿読み取り部や、
コンピュータへのカラー画像人力装置として、カラー画
像読取装置の開発が盛んに行なわれている。
従来より、このようなカラー画像読取装置において、カ
ラー読取りを行なうためには カラー原稿の色情報を各
画素毎に異なる分光特性をもつ少なくとも3種類以上の
色信号に分解する必要かある。
この色分解の方法として(訳 大きく分けて以下に示す
2つの方法か考えられている。
(1)分光特性の異なる少なくとも3種類以上のフィル
久 または光源を線順次、または面順次に切り換えて色
分解を行なう方法 (2)分光特性の異なる少なくとも3種類以上のフィル
タをセンサのビット毎に設けて色分解を行なう方法 第1の方法では フィルタの切り替え手段や複数種の光
源が必要であり、装置が大型化し また高速化には向か
ないという短所があり、装置の小型化 高速化を図るた
めには 第二の方法か多く用いられている。
以下図面を参照しながぺ 上記した従来のカラー画像読
取装置の1例について説明する。
第12図は従来のカラー画像読取装置の光学系概略構成
図を示すものである。
第12図において、 101は入力画像面102を照明
する光# 103は光源101により照明された読取原
稿の反射光をイメージセンサ104上に結像させるロッ
ドレンズアレイである。イメージセンサl 04 tL
  例えば−船釣に多く用いられているCCDイメージ
センサであり、第13図に示すように イメージセンサ
104の各ビット上にG(緑)、B(青)、R(赤)の
3種類の色分解フィルタが周期的に設けられ 3ビツト
で1画素の色信号を得られるように構成されている。
また入力画像面102に(よ 黒基準板及び白基準板く
いずれも図示しない)が設けられており、画像を読み取
る前に 黒基準板と白基準板とを1ラインずつ読取り、
センサのビット毎のシェーディング補正量を求ム 記憶
しておく。
この様に構成されたカラー画像読取装置の動作について
説明する。
まず入力画像面102が光源101に照明されると、入
力画像の1ライン分かロッドレンズアレイ103により
、イメージセンサ104上に等倍結像される。
イメージセンサ104は第11図に示したように 3種
類の色分解フィルタが周期的にイメージセンサのビット
毎に設けられており、 3ビツトの出力信号の組が各画
素の色情報を表わす3種類の色信号 即ちG信号、B信
号、R信号から成るシリアルな色信号として出力される
そして、光源101、ロッドレンズアレイ103、イメ
ージセンサ104を一体として、矢印方向に走査させる
ことにより、 2次元画像を読み取ることができる。
第14図は 従来例のカラー画像読取装置の光学系から
出力された色信号の処理部の構成を示すブロック図であ
る。
イメージセンサ104の出力色信号i1A/D変換手段
105で、ディジタル色信号に変換さ11シ工−デイン
グ補正手段106てイメージセンサ104の各ビット毎
の感度ばらつきや光源の周辺部での光量低下にともなう
センサの出力ばらつきを補正し 規格化された色信号を
得るものである。
シェーディング補正量は先述したように黒基準板及び白
基準板を予め読み取り演算して求嵌 記憶しておく。
そして、規格化された色信号(よ 後段の信号処理手段
に入力され 例え(L 色補正処理やエツジ強調処理 
変倍処理等が行なわれる。
しかしながら−上記のような構成において(ヨ3種類の
色分解フィルタを備えた連続した3ビツトで1画素の色
信号を生成している力<、!密には各ビットは読取画像
の同じ位置の反射光が入力されているわけではないた敢
 同じ位置の色情報を示す色信号ではない。ロッドレン
ズアレイ103による高域劣化のために この影響は少
ない力丈 特に黒文字のエツジ部等の輝度変化の大きし
\ 無彩色の端部に色がつき、品質の低下を招(という
課題を有していた この課題を解決するために 各色信号の隣接する画素間
で補間演算を行なう方法(特開昭61−154357号
公報)や、輝度に対する依存度の大きい色信号をのぞい
て補間を行なう方法(特開昭64−41376号公報)
が提案されている。
前者の方法について説明する。第15図及び第16図(
主 従来のYGC(イエロー、グリーン、シアン)フィ
ルタによる色分離を行なうカラー画像入力装置によって
黒文字のエツジ部を読み取った場合の信号処理を模式的
に示したものである。
第15図A及びBと第16図A及びBに示すように輝度
信号の大きな勾配とそれに対応する同1画素内のY、 
 G、  C台受光素子間の位置の違いにより、第15
図り及び第16図りに示すように規格化された色信号の
値が無彩色にも関わらず3色とも異なる。この欠点を改
善するたム 第N画素の色信号に対して Y 11’ = Y )I G N’ −(1/3) X G N−1+ (2/3
)x G NC11″= (2/3) X Cs−t 
+(1/3) X CNの補間を行なった信号を色信号
として用いると、黒文字エツジ部についても第15図C
及び第16図Cに示すように 色信号の値が無彩色にお
いてほぼ同一となって、偽色が生じなしも 無彩色エツ
ジ部について舷 同1画素内における受光素子の位置の
違いから生じる誤差か上述の補間により改善されるもの
である。
また 後者の方法で(よ 例えば RGB3原色のフィ
ルタを備えたイメージセンサを使用した場合、輝度に対
する依存度の高い色信号成分を補間せず(この場合では
G信号)に 残りの色信号に対して、以下の処理を行な
うものである。
RIl’−(2/3)X Rs+(1/3)X RN−
1B )l’ −(2/3) X B s+ (2/3
)X B N−1G N ’ = G s この補間処理において、輝度に対する依存度の高い色信
号成分であるG信号の補間処理を行なわないので、解像
度に劣化かなく、しかも無彩色エツジ部で生じる誤差が
改善される。
発明か解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成において、前者の方法で
は 隣接する画素間での補間を行なっているために よ
り高域の劣化を招き、解像度の低下を引き起こすという
課題があっな そして従来例で開示されている実施例の
補間処理では 第13図のような原稿が徐々に明るくな
る時と、第14図に示すように原稿面が徐々に暗くなる
時とで、原稿面の明るさがほぼ同じ明るさであっても、
補間処理出力の色信号レベルが異なってしまうという課
題があった また 後者の方法で(よ 解像度の低下は改善される力
(イメージセンサの1画素内の色分解フィルタの配列順
序力<、 1画素の中心に輝度に対する依存度の高い色
フィルタ(RGB色分解フィルタならG)が配置されて
いないと、その効果が損なわれるという課題があった 本発明は上記課題に鑑へ 無彩色部のエツジ部等での色
誤差を改善し しかも解像度劣化の少なし\ 高品質な
画像信号を得ることのできるカラ画像読取装置を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の第1の手段(よ 
複数個の光電変換素子から構成され各光電変換素子上に
1画素単位で少なくとも3種類以上の色分解フィルタを
設けたカラーイメージセンサと、原稿像を前記カラーイ
メージセンサ上に結像させる光学系と、前記カラーイメ
ージセンサの出力の各色信号毎に前記色分解フィルタの
画素内の位置に応じた重み付け加算を行なう移相手段と
、この移相手段の各々の色信号出力を入力し前記移相手
段と前記光学系のMTF特性とによる空間周波数特性の
劣化を補正するMTF補正手段とを備えるものである。
また本発明の第2の手段は 複数個の光電変換素子から
構成され各光電変換素子上に1画素単位で少なくとも3
種類以上の色分解フィルタを設けたカラーイメージセン
サと、原稿像を前記カラーイメージセンサ上に結像させ
る光学系と、 このカラーイメージセンサの出力の各色
信号毎に前記色分解フィルタの画素内の位置に応じた重
み付け加算を行なう移相手段と、この移相手段の各々の
出力から輝度信号と色差信号とを求める輝度色差変換手
段と、この輝度色差変換手段の出力のうち輝度信号を入
力し前記移相手段と前記光学系のMTF特性とによる空
間周波数特性の劣化を補正するMTF補正手段とを備え
るものである。
作用 本発明は上記した構成によって、 3種類以上の色分解
フィルタを各光電変換素子上に配したカラーイメージセ
ンサ上の1画素を構成する色分解フィルタの1画素内で
の位置に応じた重み付け加算を行う移相手段により、無
彩色エツジ部での色信号の誤差を減少させ、偽色の発生
を防止する。そして光学系のMTF特性と移相手段とに
より生じる空間周波数特性の高域の劣化のうち必要な周
波数帯域のみをMTF補正手段により補償し 解像度の
劣化がなく、 しかも色誤差の少ない高品質な画像信号
を得るものである。
実施例 以下本発明の第1の実施例のカラー画像読取装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるカラー画像読取
装置の信号処理を示すブロック図で、第2図は第1図の
移相手段の1例を示す移相手段の概略構成図である。ま
た 第3図はMTF補正手段のうちのR信号に対するM
TF補正手段の概略構成図であム な耘 本発明の実施例におけるカラー画像読取装置の光
学系構成は従来例と同様である。
なお第1図に示す各ブロックのう板 従来例で説明した
ものと同じものは同一番号を付している。
従来例との違い(よ シェーディング補正手段106の
次の処理である移相手段1からであるので、シェーディ
ング補正手段106までの動作について(よ 説明を省
略する。
第4図はカラーイメージセンサ104の構成図および色
信号列を示すもので、カラーイメージセンサ104は従
来例と同様(二 各ビット毎にRlG、  Bの各色分
解フィルタが設けられており、その読みだし方向は図中
の矢印で示す方向である。
カラーイメージセンサ104から出力される色信号は 
G N−1、BN−1、RN−1、GN、BNXRN、
GN+I、BN・1、R,・1・・・の順に出力される
そしてこの色信号はシェーディング補正手段106で規
格化され 移相手段1に入力される。
移相手段1では 次式に示す重み付け加算処理を行なう
G 11’ = (2/3) x G ll−1−(1
/3) X G N+1BN’=(1/4)X BN−
1(1/2)X Bs+(1/4)X BN・IR掴”
= (1/3)X RX−1+(2/3)x RXこの
重み付け加算処理における重み係数について説明する。
第5図は重み付け加算処理の重み係数を説明するための
模式図で、いま注目画素の各ビットをG=、BN、R−
としている。
本実施例のカラーイメージセンサ104において(表 
1画素を構成する色分解フィルタの画素内の中心位置の
色分解フィルタはBであることか叡このBのビット、つ
まりB、を中心に 1画素単位で周辺画素との重み付け
係数を考えればよい。
そしてこの時、 Bのビットは常に読み取りたい画素の
中心にあるとすると、注目画素のB、ビットの出力に対
して、隣接画素のBN −1、B、・1ビツトの出力に
相関はないものと考えられも そしてこの間の光量分布
は直線的に変化しているすれ(′L注目画素と周辺画素
との重み付けは第5図に示した点線で示す直線に考える
ことができる。
従って、注目画素GNに対しては周辺画素G N−1に
相関はなく、周辺画素G、・1のみの相関が考えられ 
その相関比は GI G−◆I=2:  1 であり、同様に注目画素RNに対しては周辺画素R−・
1に相関はなく、周辺画素Rn−+のみの相関が考えら
れ その相関比は R’+−+: R)l=1+  2 であると考えられる。
しかしなが収 Bビット(よ 実際に読み取りたい画素
の全領域を読み取ってはいないので、周辺画素との相関
比を、 BN−1:  BI  Bs令+=1:   2:  
 1とする。
この重み付け加算を行なう移相手段1の具体的な構成の
1例を第2図に示す。
時系列に人力される色信号(裏 順次ラッチ3〜11で
1ビット分ずつ遅延される。そして、それぞれのラッチ
3〜11の出力が図中に示した状態になったとき、17
3倍手段12と273倍手段13の出力(1/3)X 
Gll・1、(2/3)XG11を加算器26に入カレ
 G−″を録 1/4倍手段14と172倍手段15の
出力(1/4)XBN・1、(1/2)×BIlが加算
器17で加算され この結果と174倍手段14の出力
が加算器18で加算さh  B、’″が得られる。そし
て同様にRN”も得られる。
第7図及び第8図に移相手段1の重み付け加算を行なっ
た結果を説明するための模式図を示す。
第7図A及び第8図Aは無彩色エツジ部での画像の明る
さを示したもので、第7図Aは徐々に明るくなり、第8
図Aは徐々に暗くなるものとしている。そして、両方の
場合とも移相手段1の出力は色信号の値が無彩色におい
てほぼ同一となって、偽色が生じないことがわかる。そ
して、徐々に明るくなる場合と暗くなる場合の色信号出
力はほぼ等しくなることがわかる。
移相手段lの出力色信号は次+、、MTF補正手段2に
入力され 光学系のMTF特性による空間周波数特性の
高域における劣化と移相手段1で生じる空間周波数特性
の劣化のうち必要な空間周波数帯域に対してMTF補正
処理を行なう。必要な空間周波数帯域とはサンプリング
定理により決まム つまりサンプリング空間周波数ω5
ick  センサの1画素のピッチで決まるので、信号
帯域は(1/2)08未満でなければならなt℃ 従っ
て劣化した空間周波数特性を(1/2)01未満の帯域
をこのMTF補正手段で向上させる処理を行なえばより
〜このMTF補正手段2では例えば次式に示すフィルタ
リング処理が行なわれも Gs”=  (1/4)Gll−2+(3/2)G11
−(1/4)G−や2Bx”=  (1/2)BN−2
+2 XBs−(1/2)Bs・2RH′”=  (1
/4)Rh−2+(3/2)RN−(1/4)Rs・2
これ(表 光学系のMTF特性は色によって異ならない
力(先述した移相手段1の重み付け加算の結果生じる空
間周波数特性の劣化は色によって異なるためである。
第6図(a)に移相手段1の空間周波数特性を、第6図
(b)にMTF補正手段2の空間周波数特性を示す。
第6図(a)に示すようにB信号の周波数特性の劣化が
大きいので、 第6図(b)に示すようにMTF補正処理での補正量も
大きくしている。
従って、光学系のMTF特性及び重み付け加算を行なう
移相手段1による空間周波数特性の劣化をMTF補正手
段2で、必要な帯域をほぼ補正することができる。
本実施例で(よ 移相手段1及びMTF補正手段2はい
ずれも主走査方向のみ処理していも これ(表 イメー
ジセンサの色分解フィルタの配列方向が主走査方向であ
ることと、副走査方向に移動しながら読み取るためζへ
 副走査方向の読取ピッチが実際には主走査方向のは 
つまり主走査方向の移相手段1と同様な作用をしている
からである力丈光学系のMTF特性による空間周波数特
性の高域の劣化は副走査方向にも生じるので、MTF補
正処理を2次元で行なう構成にしてもよu%  この時
、主走査方向の空間周波数特性と副走査方向の空間周波
数特性とは異なっているのでMTF補正処理の補正係数
は 主走査方向と副走査方向とで異なる場合もあム な耘 本実施例の移相手段1に示す(1/3)倍手阪(
2/3)倍手段等はROM、RAM等を用いたメモリテ
ーブル方式やハードウェアによる演算により行なうもの
であり、何等の制約もなl、%また 本実施例では移相
手段1とMTF補正手段2とを別々に構成した力(両者
を一体化して構成することも容易に行うことができも 
この時の入出力特性は次式で表わすことができもGs”
−−(1/6)Gm−g−(1/12)G m−++G
w+(1/2)Gs・I−(1/6)GM・t −(1
/12)G s・3BN”−(1/8)BN−3−(]
/4)BS−2+(378)BN−1+B鱒+(3/8
)Bs−+−(1/4)BII・2−(1/8)Bs弓
Rs”−−(1/6)Rw−s−(1/6)RN−2+
(1/2)R)1−1+RN(1/12)R−・1(1
/6) RN、2このような特性であれば 移相手段1
とMTF補正手段2とを別々の構成とするときと同じ効
果が得られも また 本実施例ではカラーイメージセンサ104を主走
査方向に点順次に色分解フィルタを設けた構成のものを
使用したが第9図に示すような色分解フィルタの構成で
も同様に行えも 第10図は色分解フィルタの配列が第
9図のようなカラーイメージセンサ使用したときの重み
付け加算処理の重み付け係数を説明するための模式図で
ある。
先はど説明と同様に考えると、注目画素に対してR及び
Gの重み係数の比は RII:RIl◆+=3+1 Qw−+: Gx=1:  3 で表わすことができる。従って、移相回路1での重み付
け加算処理(よ Rs’ =      (3/4) RN+(1/4)
RN・1GN’−(1/4)GJl−1+(3/4)G
BN’=BN となる。ただし この時MTF補正処理の補正係数は実
施例で述べたものと異なったものになるのは明かである
以上 述べてきたように本実施例によれば 移相手段1
及びMTF補正手段2を設けることにより、移相手段1
においては 色分解フィルタの1画素内での位置に応じ
た重み付け加算処理を行なうことにより、無彩色エツジ
部での色信号の誤差は改善され その後MTF補正手段
2においては重み付け加算処理により生じた空間周波数
特性の劣化と光学系のMTF特性による空間周波数特性
の劣化とを同時に補正するのて 解像度の劣化も生ぜず
、高品質な画像信号を得ることができるものである。
次に 本発明の第2の実施例について図面を参照しなが
収 以下説明する。
第11図は本発明の第2の実施例におけるカラー画像読
取装置の信号処理を示すブロック図である。
な耘 本発明の実施例におけるカラー画像読取装置の光
学系構成は従来例と同様であり、まtへ第11図に示す
各ブロックのう板 本発明の第1の実施例で説明したも
のと同じものは同一番号を付していも 第1の実施例との違い(よ 移相手段1の次の処理であ
る輝度色差変換手段36からであるので、移相手段1ま
での動作について1よ 説明を省略すも 移相手段1において、第1の実施例で説明したように重
み付け加算により色誤差の補正された色信号を輝度色差
変換手段36に入力すも そして、色信号R,G、  
Bから輝度色差変換手段36から輝度信号及び色差信号
が出力される。この輝度色差信号はテレビジョンでよく
用いられる次式の線形マトリクス演算により行なわれも YX   = 0.30RN+0.59GN+0.11
8N(R−Y)s二 O,70Rx−0,59Gm−0
,89B)1(B −Y )N=−0,30RII−0
,59GN+0.898Nこの輝度変換式はセンサの出
力色信号がテレビジョンの色信号と同等の時の値であり
、これが異なるときにはそれにあった輝度変換式を用い
る必要がある。
そして、輝度色差変換手段36で得られた輝度色差信号
のうち輝度信号YのみをMTF補正手段2°に入力し 
移相手段1で重み付け加算を行なうことにより劣化した
空間周波数特性及び光学系のMTF特性により劣化した
空間周波数特性とを必要な空間周波数帯域で補正する。
 。
これは 人間の視覚特性のう板 明暗に対する分解能が
色彩に対する分解能よりも高いことから輝度信号にのみ
に空間周波数の改善を施し 解像度の劣化を改善するた
めであも またこのMTF補正手段2′は第1の実施例で示したM
TF補正手段2の構成例(第3図)で、それぞれの補正
係数が異なるだけで構成できる。
以上のように本実施例によれば 移相手段1、輝度色差
変換手段36及びMTF補正手段2″を設けることによ
り、移相手段1において(よ 色分解フィルタの1画素
内での位置に応じた重み付け加算処理を行なうことによ
り、無彩色エツジ部での色信号の誤差は改善されも そ
して人間の視覚特性のうち明暗に対する分解能が色彩に
対する分解能よりも高い点から輝度信号YのみをMTF
補正手段2′に入カレ 輝度信号の帯域制限処理により
劣化した空間周波数特性を補償するので、解像度の劣化
も生ぜず、高品質な画像信号を得ることができるもので
ある。
本実施例では 移相手段1、輝度色差変換手段36及び
MTF補正手段2′をそれぞれ別に構成した力丈 移相
手段1と輝度色差変換手段36または輝度色差変換手段
36とMTF補正手段2′ あるいは移相手段1と輝度
色差変換手段36とMTF補正手段2′とを一体にして
構成しても何等の問題もないことはいうまでもなしX。
発明の効果 以上のように本発明によれば 少なくとも3種類以上の
色分解フィルタを複数個の光電変換素子から構成される
イメージセンサの各光電変換素子上に設けたカラーイメ
ージセンサと、このカラーイメージセンサの出力の各色
信号毎に前記色分解フィルタの1画素内の位置に応じて
重み付け加算を行なう移相手段と、この移相手段手段の
各々の色信号出力に前記移相手段と光学系のMTF特性
とによる空間周波数特性の劣化を補正するMTF補正手
段とを設けることにより、無彩色エツジ部での偽色がな
く、 しかも解像度劣化の無い高品質な画像信号を得る
ことができるものである。
また 少なくとも3種類以上の色分解フィルタを複数個
の光電変換素子から構成されるイメージセンサの各光電
変換素子上に設けたカラーイメージセンサと、このカラ
ーイメージセンサの出力の各色信号毎に前記色分解フィ
ルタの画素内の位置に応じて重み付け加算を行なう移相
手段と、この移相手段の各々の出力から輝度信号と色差
信号とを求める輝度色差変換手段と、この輝度色差変換
手段の出力のうち輝度信号に前記移相手段と光学系のM
TF特性とによる空間周波数特性の劣化を補正するMT
F補正手段とを設けることにより無彩色エツジ部での偽
色がなく、 しかも解像度劣化の無い高品質な画像信号
を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるカラー画像読取
装置の信号処理ブロック構成図 第2図は第1図の移相
手段のブロック構成図 第3図は第1図のMTF補正手
段のうちR信号に対するMTF補正手段のブロック構成
図 第4図は本発明のカラー画像読取装置のイメージセ
ンサの構成図及び出力信号列の模式図 第5図は移相手
段の重み付け加算処理の重み係数を決定するための説明
医 第6図は第1の実施例における移相手段及びMTF
補正手段の空間周波数特性医 第7皿 第8図は移相手
段での処理結果を示す模式図 第9図は本実施例の別の
カラーイメージセンサの構成図 第10図は第9図のカ
ラーイメージセンサを使用したときの移相手段の重み付
け加算処理の重み係数を決定するための説明医 第11
図は本発明の第2の実施例のカラー画像読取装置の信号
処理ブロック構成図 第12図は従来のカラー画像読取
装置の光学系構成図 第13図は従来のカラーイメージ
センサの構成図 第14図は従来例の信号処理ブロック
構成図 第15図及び第16図は従来のカラー画像読取
装置の補間処理結果を示す模式図であム ト・・移相手段、 2・ ・MTF補正手比36・・・
輝度色差変換手段、 101・ ・光淑102・・・入
力画像献 103・・・ロッドレンズアレイ、 104
・・・イメージセンサ、 105・・・A/D変換手北
 106・・・シエーアイング補正手比 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名 第 図 第 図 (b) R#*11III◆電GII++ s B^ G# R*−+  B〜lGm・+  ps−e  θ−t 
 G−・1第 図 G#−1 日sJ  Rw−+ N N N GyすI シ! Rw+を 第 図 (α) 第 図 第 図 第 図 第10図 1j零 第12図 第13図 第14図 第15図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の光電変換素子から構成され各光電変換素
    子上に1画素単位で少なくとも3種類以上の色分解フィ
    ルタを設けたカラーイメージセンサから出力される各色
    信号毎に色分解フィルタの画素内の位置に応じた重み付
    け加算を行ない、重み付け加算と光学系のMTF特性と
    による空間周波数の劣化を補正するカラー画像読取方法
  2. (2)複数個の光電変換素子から構成され各光電変換素
    子上に1画素単位で少なくとも3種類以上の色分解フィ
    ルタを設けたカラーイメージセンサと、原稿像を前記カ
    ラーイメージセンサ上に結像させる光学系と、前記カラ
    ーイメージセンサの出力の各色信号毎に前記色分解フィ
    ルタの画素内の位置に応じた重み付け加算を行なう移相
    手段と、この移相手段の各々の色信号出力を入力し前記
    移相手段と前記光学系のMTF特性とによる空間周波数
    特性の劣化を補正するMTF補正手段とを備えたことを
    特徴とするカラー画像読取装置。(3)複数個の光電変
    換素子から構成され各光電変換素子上に1画素単位で少
    なくとも3種類以上の色分解フィルタを設けたカラーイ
    メージセンサと、原稿像を前記カラーイメージセンサ上
    に結像させる光学系と、このカラーイメージセンサの出
    力の各色信号毎に前記色分解フィルタの画素内の位置に
    応じた重み付け加算を行なう移相手段と、この移相手段
    の各々の出力から輝度信号と色差信号とを求める輝度色
    差変換手段と、この輝度色差変換手段の出力のうち輝度
    信号を入力し前記移相手段と前記光学系のMTF特性と
    による空間周波数特性の劣化を補正するMTF補正手段
    とを備えたことを特徴とするカラー画像読取装置。
JP2271117A 1990-10-09 1990-10-09 カラー画像読取方法およびその装置 Pending JPH04150170A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154357A (ja) * 1984-12-27 1986-07-14 Toshiba Corp カラ−画像入力装置
JPH01126075A (ja) * 1987-11-10 1989-05-18 Ricoh Co Ltd カラー画像処理方法
JPH0453343A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置

Patent Citations (3)

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