JPH0414916A - 携帯電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は例えば発信カードを挿入して発信機能か可能に
なる携帯電話機に関する。

［従来の技術］ 第４図は従来の携帯電話機を示す外観図である。

図に於いて、（１）は通話ボタンで、相手側と通信をし
たい場合（発信）に押下し、押下されると内部の発信部
（図示せず）から固有の周波数を発信して相手側とＩＤ
交信を行い、無線回線を接続する。（４Ａ）はダイヤル
ボタンで、通話ボタン（１）で無線回線が接続された後
、相手側のダイヤル番号を入力して発呼する。（５）は
切ボタンで、通話が終了後に押下して通話部（図示せず
）及び無線回線を切断する。（７）は送受話器で、上記
相手側へ発呼した後、相手側から着信信号が入力される
と通話が可能となり、送受話器（７）を介して通話をす
る。（８Ａ）は通話ボタン（１）、ダイヤルボタン（４
Ａ）、及び切ボタン（５）等から構成される携帯電話機
である。

従来の携帯電話機は上記のように構成されており、例え
ば、発信をさせる場合は、通話ボタン（１）を押下して
上記ＩＤ交信により無線回線を接続後、相手側のダイヤ
ル番号を入力して相手を呼び出し、無線通信による通話
（送信）を可能にさせる。そして、通話か終了した時は
、切ボタン（５）を押下して通話部（図示せず）と無線
部（図示せず）とを切断する。

また、受信をする場合は、上記ＩＤ交信により、発信側
からの呼出信号が着信すると、通話ボタン（１）を押下
して通話部を介して無線通信による通話（受信）を可能
にしている。そして、通話が終了した時は、上記と同様
に、切ボタン（５）を押下して通話部と無線部とを切断
する。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の携帯電話機では、紛失したり又は盗
難にあった場合、その後、発信に使用された通話費用は
、紛失又は盗難にあった本人が負担しなければならない
という問題点があった。

本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、紛失又は盗難にあった場合でも発信カードか挿入さ
れていないと発信することか許容させず保安性に優れた
携帯電話機を得ることを目的とする。

［課題を解決するだめの手段］ 本発明に係る携帯電話機は、表面がテン・キー構成から
なり、あらかじめそのテン・キー構成の位置情報に対応
して格納された発信情報か記憶されたメモリカードと、
そのメモリカードが挿入され、電気的に接続されるメモ
リカード収納部と、そのメモリカード収納部に上記メモ
リカードが接続されたかどうかを検出するカード検出回
路と、上記メモリカード収納部の上部に設け、そのメモ
リカード収納部を介して上記メモリカードと電気的に接
続され、上記メモリカードのテン・キー構成の位置情報
を上記メモリカードに出力するタッチセンサーと、通話
ボタンが押下されてＩＤ交信をした後、上記カード検出
回路が上記メモリカードを検出しないとき、上記通話ボ
タンをリセットし、又、上記カード検出回路が上記メモ
リカードを検出すると、上記メモリカードから出力され
る相手先のダイヤル信号を送信して通話可能な状態にす
る発信許容制御手段とを有するものである。

［作　用コ 本発明に於いては、携帯電話機から発信する場合、その
携帯電話機に設けられたメモリカー　ド収納部に発信情
報が記憶されたメモリカードを挿入してカード検出回路
でメモリカードの有無を検出する。カード検出回路でメ
モリカードか検出されない場合は、発信許容制御手段に
より、通話ボタンをリセットし、又、カード検出回路で
メモリカードが検出される場合は、発信許容制御手段に
より、メモリカード収納部の上部に設けられたタッチセ
ンサーからメモリカードのテン・キー構成の位置情報を
メモリカードに出力し、そのメモリカドから上記位置情
報に対応した相手先のダイヤル信号を送信して通話可能
な状態にする。

［実施例コ 第１図は本発明の一実施例に係る携帯電話機を示す外観
図、第２図は第１図の携帯電話機のブロック回路図であ
り、（１）、　（５）　、　（７）は従来と全く同一の
ものである。

図に於いて、（２）は発信カード（メモリカード）で、
表面がテン・キー等の構成からなり、そのテン・キー等
の構成の位置情報に対応して発信情報か記憶されている
。そして、相手側へ発信する際、予め、発信カード挿入
口（３）へ挿入して発信を許容させる。（４）はタッチ
センサーで、メモリカド収納部（後述説明）の上部に設
けられ、そのメモリカード収納部を介１７て挿入される
発信カード（２）と電気的に接続される。そして、挿入
された発信カード（１）のテン・キー等の位置に対応し
た位置情報を発信カード（１）へ出力する（挿入され発
信が許容されてから、無線通信する相手側のダイヤル番
号を入力する）。

（６）は抜き取りボタンで、通話が終了後、発信カード
（２）を抜き取る際に押下する。（８）は通話ボタン（
１）、発信カード（２）、発信カード挿入口（３）　　
タッチセンサー（４）、切ボタン（５）、抜き取りボタ
ン（Ｂ）及び送受話器（７）等から構成される携帯電話
機の本体である。

（１０）はメモリカード収納部で、内部に受はコネクタ
を有し、発信カード（２）の基板とコネクタ接続して発
信カード（２）を収納する。（１１）はカード検出回路
で、メモリカード収納部（１０）に発信カード（２）が
収納されているかどうかを検出する。

（１２）はキーインタフェース部で、通話ボタン（１，
”）からの入力、タッチセンサー（４）を介してメモリ
カード収納部（１０）に挿入された発信カード（２）か
らの入力及び切ボタン（５）からの入力をデコードして
ＣＰＵ　（後述説明）のシステムノくスへ出力する。

（１３）はＣＰＵ、（１４）はメモリで、メモリ（１４
）に格納されたプログラムにより、ＣＰ　Ｕ　（１３）
はシステムバスに接続された各デバイスを制御する。

（１５）は発信回路で、ＣＰ　Ｕ　（１３）の制御によ
り、上記ＩＤ交信及び通話による発信を行う。（１６）
は受信回路で、常時にＯＮされており、ＣＰ　Ｕ　（１
３）の制御により、上記ＩＤ交信及び通話による受信を
行う。（１７）は無線部で、常時ＯＮされており、ＣＰ
Ｕ（１，３）の制御により、固定局と無線通信を行う。

（１８）は通話回路で、ＣＰ　Ｕ　（１３）の制御によ
り、無線部（１７）から発信回路（１５）及び受信回路
（１６）を介して送受信を行う。尚、発信を許容する発
信許容制御手段はメモリ（１４〉に格納されたプログラ
ムにより、ＣＰ　Ｕ　（１，３）がカード検出回路（１
１）、発信回路（１５）、受信回路（１６）、無線部（
１７）及び通話回路（１８）を制御する。

上記のように携帯電話機は構成されており、第３図は第
１図の携帯電話器の発信許容制御手段を説明するフロー
チャートであり、このフローチャートに基づいて説明す
る。

ステップ１より、ＣＰ　Ｕ　（１，３）は通話ボタンキ
ー（１）が押下されているかどうかを判定する。通話ボ
タンキー（１）が押下されていなければ初期状態に戻る
（受信専用状態）。

ステップ２より、ステップ１て通話ボタンキ（１）が押
下されていると判定すると、ＣＰ　Ｕ　（１３）は発信
回路（１５）をＯＮＬ、発信回路（１５）、受信回路（
１６）及び無線部（１７）を介してＩＤ交信し、無線回
線を接続する（固定局と移動局との無線回線を接続する
）。

ステップ３より、発信カード（２）がメモリカド収納部
（１０）に収納されているかどうかをカード検出回路（
１１）で検出してＣＰ　Ｕ　（１３）が判定する。

ステップ４より、ステップ３でメモリカード収納部（ｌ
Ｏ）に発信カード（２）が収納されていない場合、ＣＰ
　Ｕ　（１３）は只ちに発信回路（１５）をＯＦＦにし
て無線回線を切断する。

ステップ５より、押下された通話ボタン（１）を解除し
て初期状態（受信専用状態）に戻る。

ステップ６より、ステップ３でメモリカード収納部（１
０）に発信カード（２）か収納されている場合、タッチ
センサー（４）を介して発信カード（２）からダイヤル
信号がキーインタフェース部（１２）へ出力され、その
キーインターフェース部り１２）からシステムバスへ出
力される。すると、ＣＰＵ（１３）はメモリカード収納
部（１０）に収納された発信カード（２）からのダイヤ
ル信号のキー人力を受は付ける。

ステップ７より、ＣＰ　Ｕ　（１，３）は上記ダイヤル
信号に対応させて発信回路（１５）より無線部（１７）
を介して相手側へ発呼する。

ステップ８より、ＣＰ　Ｕ　（１，３）は無線部（１７
）を介して受信回路（１６）に相手側から着信信号かあ
ると、通話回路（１８）をＯＮして送受話器（７）より
通話を可能にする。

その後、通話か終了して切ボタン（５）を押下すると、
ＣＰ　Ｕ　（１３）は通話回路（１８）をＯＦＦにして
通話と無線回線とを切断する。

更に、抜き取りボタン（６）を押下すると、メモリカー
ド収納部（１０）から発信カード（２）の抜き取りか可
能になり、通話ボタン（６）が解除され、仲期状Ｂ（受
信専用状態）に戻る。

一方、受信の場合は、相手側からの着信信号があった後
に通話ボタン（１）を押下することにより、ＣＰ　Ｕ　
（１３）は上記と同様に通話状態を許容する。

そして、通話が終了して切ボタン（５）を押下すると、
上記と同様にＣＰ　Ｕ　（１３）は通話回路（１８）を
ＯＦＦにして通話と無線回線とを切断する。

この様に、発信の際には発信カード（２）を用いて発信
機能を許容させており、本装置の保安性を得ることがで
きる。

尚、発信カードにワンタッチダイヤル機能を付加するこ
とにより、発信機能を有するファクシミリ装置、電話機
及びコードレス電話機等に適用することも可能である。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、携帯電話機に設けられた
メモリカード収納部にメモリカードを挿入することで発
信機能を許容させることが可能になり、メモリカードを
抜き取っておくことにより、発信か不可能になり、この
為、メモリカードを抜き取った状態で紛失又は盗難にあ
っても発信による通話費用の負担がなくなるという効果
かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る携帯電話機を示す外観
図、第２図は第１図の携帯電話機のブロック回路図、第
３図は第１図の携帯電話機の発信許容制御手段を説明す
るフローチャート、第４図は従来の携帯電話機を示す外
観図である。 図に於いて、（１）は通話ボタン、（２）はメモリカー
ド（発信カード）、（３）発信カード挿入口、（４）は
タッチセンサー　（５）は切ボタン、（６）は抜き取り
ボタン、（７）は送受話器、（８）は携帯電話機、＜１
０＞はメモリカード収納部、（１１）はカード検出回路
である。 特許出願人　　沖電気工業株式会社 ６　抜き取りボタン ア　送受！名器 ８　携帯電話機 １０　　メモリカード収納部 本発明の一実施例：・こ係る携；ｂ電話！ａを示す外観
図第１図 第１図の携帯電話機の発信π）−容匍単１１手段を説明
するフｃ＋−チャーｌ・ＩＮ３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無線通信によるＩＤ交信機能及び発着信機能を有し、通
   話ボタンの押下によりＩＤ交信がなされ、その後に相手
   方のダイヤル番号を送信する携帯電話器に於いて、 表面がテン・キー構成からなり、あらかじめそのテン・
   キー構成の位置情報に対応して格納された発信情報が記
   憶されたメモリカードと、 該メモリカードが挿入され、電気的に接続されるメモリ
   カード収納部と、 該メモリカード収納部に前記メモリカードが接続された
   かどうかを検出するカード検出回路と、前記メモリカー
   ド収納部の上部に設け、該メモリカード収納部を介して
   前記メモリカードと電気的に接続され、前記メモリカー
   ドのテン・キー構成の位置情報をメモリカードに出力す
   るタッチセンサーと、 前記通話ボタンが押下されてＩＤ交信をした後、前記カ
   ード検出回路が前記メモリカードを検出しないとき、前
   記通話ボタンをリセットし、又、前記カード検出回路が
   前記メモリカードを検出すると、前記メモリカードから
   出力される相手先のダイヤル信号を送信して通話可能な
   状態にする発信許容制御手段と を有することを特徴とする携帯電話機。