JPH04149131A - インドメタシン外用液剤 - Google Patents

インドメタシン外用液剤

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JPH04149131A
JPH04149131A JP27480790A JP27480790A JPH04149131A JP H04149131 A JPH04149131 A JP H04149131A JP 27480790 A JP27480790 A JP 27480790A JP 27480790 A JP27480790 A JP 27480790A JP H04149131 A JPH04149131 A JP H04149131A
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JP
Japan
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indomethacin
polyoxyethylene
fatty acid
acid ester
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP27480790A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yoshino
芳野 智
Sachiko Matsuzaka
松阪 佐千子
Kazuya Taniguchi
和也 谷口
Akiyoshi Yoshida
吉田 昭義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外用液剤に関するものであり、更に詳しくは
、非水極性溶媒および非イオン性界面活性剤を併用する
事により、活性成分たるインドメタシンを澄明に溶解さ
せ、d(−ピロリドンカルホン酸ナトリウムの添加によ
り、インドメタシンを安定化した外用液剤に関する。
従来技術 インドメタシンは、すぐれた非ステロイド性抗炎症剤で
あり、全身投与のみならず外用剤としても用いられてい
る。外用剤の剤形のなかで液剤の占めるウェイトは大き
く、インドメタシン外用液剤の必要性も高いが、インド
メタノンの水に対スる溶解度か極めて低いため、その製
剤化は難しい。
インドメタノンは酸性薬物であるため、pHを高くする
事により水に対する溶解性は改善されるが、中性領域に
おけるインドメタシンの化学的安定性が悪いため、溶解
度が極めて低い弱酸性領域で製剤化する必要がある。こ
のような問題を解決するために、低級アルコール等の非
水極性溶媒を溶解補助剤として添加することが考えられ
るが、それらの溶解補助剤の場合、添加量を極めて高く
しないと十分な溶解性は得られない。
このような非水極性溶媒の添加量の高い基剤を用いた場
合、臭いからくる不快感、皮膚刺激性か懸念されるのみ
ならず、製剤か消防法上の危険物の範囲となる場合も考
えられ、その製造および貯蔵に危険か伴う。さらに、製
造および貯蔵に特殊な設備が必要となり、コストや管理
の点ても種々の問題か生しる。
一方、難溶性の薬物を水に可溶化させるために、界面活
性剤の利用も広く行なわれている。このような界面活性
剤としては、安全性の高い非イオン性界面活性剤の選択
が望ましいか、非イオン性界面活性剤を添加すると、イ
ンドメタシンの安定性が著しく損なわれるため、インド
メタノン外用液剤の製剤化の目的で界面活性剤を利用す
ることも困難であった(実験例1参照)。従って、安全
性が高く、製造および貯蔵が容易で、かつ安定なインド
メタシン含有外用液剤の開発か望まれている。
発明の目的および構成 本発明者らは上記の実情を鑑み、比較的低い添加量の非
水極性溶媒と非イオン性界面活性剤の併用によりインド
メタノンを可溶化し、しかもインドメタノンの安定性か
確保されている外用液剤を開発することを目的として鋭
意研究を重ねた結果、d12−ピロリドンカルホン酸ナ
トリウムをインl−メタシンの安定化剤として添加する
ことにより、はじめて上記の目的か達成されることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、インドメタシン0.01〜2重量%を
、非水極性溶媒10〜60重量%、非イオン性界面活性
剤1〜10%、dff−ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム1〜10重量%、水20〜60重量%を含み、pHか
4.5〜6.5に調節された基剤に含有せしめたことを
特徴とする外用液剤を提供するものである。
本発明に用いる非水極性溶媒としては、エタノール、イ
ソプロパツール、アセトン、エチルセロソルブ等の揮発
性溶媒およびグリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の
吸湿性溶媒を挙げることができるか、これらの選択およ
び添加量については、最終的な製剤か消防法上の規制を
受けないように留意する。例えば、エタノール等の低級
アルコールについては、製剤中の含量が60%を越える
と無条件で危険物扱いの適用を受けるので、60%を超
えない濃度とする。また、吸湿性溶媒は添加量を高くす
ると、へたつくなどの不快な性質を持つので、揮発性溶
媒と併用することが望ましい。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル
、ポリオ十ノエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油等の比較的親水性
が高いものが挙げられるが、安定性に優れ、安全性が高
く、可溶化力が強いポリオキノエチレン硬化ヒマシ浦が
特に望ましい。
インドメタノンの安定化剤として添加するdl−ピロリ
ドンカルホン酸ナトリウムは、天然保湿因子として良く
知られており、極めて安全性が高い保湿剤として化粧品
等で十分な実績を有する。
上に述べた、本発明の外用液剤の製造に用いられる成分
はいずれも市販されている。
本発明の外用液剤は上記の添加物を水と混合し、インド
メタノンを含有せしめ、適当なpH調節剤でインドメタ
シンか安定なpH4,5〜6.5に調節することにより
得られるが、必要に応じて、ジブチルヒドロキントルエ
ン等の抗酸化剤、バラオキシ安息香酸メチル等の防腐剤
、メチルセルロース等の増粘剤を添加することもできる
以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 エタノール401?、50%dg−ピロリドンカルボン
酸ナトリウム水溶液59を混合し、これにインドメタシ
ン0.59、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ浦(60E
○)5gを溶解させたのち、pH5の0.01Mクエン
酸緩衝液を全量100gとなる様に混合し、外用液剤を
得た。
実施例2 エタノール35&、1.3−ノブチレングリコール1.
01?、50%d(−ピロリドンカルボン酸ナトリウム
水溶液10?を混合し、これにインドメタノン]9、ポ
リオキ/エチレン硬化ヒマシ油(60E○)5i?を溶
解させたのち、pH5の0.01Mクエン酸緩衝液を全
量+00@となる様に混合し、外用液剤を得た。
実施例3 エタノール309、ポリエチレンク]ノフール159.
50%dc−ピロリドンカルホン酸ナトリウム水溶液5
9を混合し、これにインドメタノン]、lj。
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E
O)5g、ジブチルヒトロキ/トルエン0.01gを溶
解させたのち、pH5の0.01.Mクエン酸緩衝液を
全量1009となる様に混合し、外用液剤を得た。
実施例4 エタノール409、ポリエチレンジ1ノコール59.5
0%dj−ピロリドンカルホン酸ナトリウム水溶液10
9を混合し、これにインドメタノン0.759、エチル
セルロース019、ポリオキンエチレン硬化ヒマ/浦(
60E○)3?を溶解させたのち、p115の0.OI
Mクエン酸緩衝?夜を全量100gとなる様に混合し、
外用液剤を得た。
発明の効果 本発明外用液剤の安定性、特にdρ−ピロl) )ンカ
ルポン酸ナトリウムによるインドメタシンの安定化効果
を検討した結果を以下の実験例に示す。
夫W桝よ p)(5に調節したO ○IMクエン酸緩衝液90部、
エタノールlo部、インドメタシン0.001部からな
る溶液をroogとり、これに非イオン性界面活性剤2
9または50%d(−ピロリドンカルボン酸ナトリウム
水溶液(表中、PCAと略す。)5gを添加した溶液に
ついて、60’CI5日後のインドメタノン残存率を測
定したところ、下表に示した結果を得た。
実験例2 実施例1に於いて、50%dl−ピロリドンカルホン酸
ナトリウム水溶液のみ添加しない溶液を調製し、対照と
した。対照と実施例1て得た液剤とを、60°C1,5
日後のインドメタノン残存率を測定することにより比較
し、下表に示す結果を得た。
これらの実験結果は、インドメタシンを澄明に可溶化さ
せるために非イオン性界面活性剤を添加するとインドメ
タノンは不安定化されるか、dρピロリドンカルホン酸
ナトリウムの添加により、インドメタノンは安定化され
ることを示すものである。
特許出願人 ロート製薬株式会社 代理人弁理士青山 葆(外1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インドメタシン0.01〜2重量%を、非水極性溶
    媒10〜60重量%、非イオン性界面活性剤1〜10重
    量%、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム1〜10
    重量%、水20〜60重量%を含み、pHが4.5〜6
    .5に調節された基剤に含有せしめたことを特徴とする
    インドメタシン外用液剤。 2、非水極性溶媒が、エタノール、イソプロパノール、
    アセトン、グリセリン、プロピレングリコール、1,3
    −ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、エチ
    ルセロソルブから選択される1種またはそれ以上の成分
    から成る請求項1記載のインドメタシン外用液剤。 3、非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンソル
    ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
    テル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、
    ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオ
    キシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエ
    チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
    シ油、ポリオキシエチレンヒマシ油から選択される1種
    またはそれ以上の成分から成る請求項1または2記載の
    インドメタシン外用液剤。
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