JPH04149130A - 飼料添加用コーティングビタミンc - Google Patents

飼料添加用コーティングビタミンc

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Publication number
JPH04149130A
JPH04149130A JP2271989A JP27198990A JPH04149130A JP H04149130 A JPH04149130 A JP H04149130A JP 2271989 A JP2271989 A JP 2271989A JP 27198990 A JP27198990 A JP 27198990A JP H04149130 A JPH04149130 A JP H04149130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitamin
oil
coating
coated
feed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2271989A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Nakamura
中村 槇吾
Yasushi Yoshida
靖 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority to JP2271989A priority Critical patent/JPH04149130A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は水棲動物の飼料添加用コーティングビタミンC
に関するものである。
【従来の技術】
魚はヒト、サル、モルモットと同様、ビタミンCを必須
栄養素とすることが従来より知られている。魚の場合、
ビタミンCの欠乏によりいわゆるビタミンC欠乏症が現
われる。食欲低下、成長停滞、を髄湾曲、へい死等がそ
れである。養殖魚などの水棲動物にビタミンCを投与す
ることが、これら水棲動物の育成上極めて有用であるこ
とは広く認識されており、実際にも相当量のビタミンC
が水棲動物の飼料に添加されている。 しかし、ビタミンCは安定性に欠ける物質であり、水分
、pH,温度、重金属、酸素あるいは、飼料の形態や製
造法、保存状態などの影響でかなり急激に分解してしま
うため、水棲動物用飼料に添加する場合には、例えば、
硬化油、シリコーン、エチルセルロースなどを用いてビ
タミンC粒子の表面をコーティングあるいは造粒するこ
とにより、ビタミンCの安定性の増加が試みられている
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように硬化油、シリコーン、エチル
セルロースなどを用いてビタミンC粒子の表面をコーテ
ィングしても実際には、その安定性は殆ど向上しないた
め、飼料に添加する必要量の6〜7倍、場合によっては
10倍以上のビタミンCを添加することによって必要な
ビタミンC含量を確保しているため、コストがかかりす
ぎるという問題点があった。
【!1題を解決するための手段】 この発明は、このような従来の問題に着目してなされた
ものである。すなわち、ビタミンCを主成分とする粒子
の表面を、油溶性酸化防止剤を含有した硬化油及び/又
はワックスからなるコーティング材でコーティングした
飼料添加用コーティングビタミンCである。 (手段を構成する要件) 本発明に使用される油溶性酸化防止剤は、広く植物界に
分布している天然酸化防止剤として知られ6d℃−a−
トコフェロール、合成酸化防止剤であるブチルヒドロキ
シアニソール(以後BHAと言う)又はジブチルヒドロ
キシトルエン(以後BHTと言う)が用いられる。 硬化油としては、液状の動物油または植物油1こ水素添
加を施した一般的な硬化油が任意に選択できる。 ワックスとしては、モクロウ、ライスワ・ソクス、カル
ナウバワックス、キャンデラワ・ソクスなどの植物性ワ
ックスや動物性ワックス力5使用できる。 コーティング材をコーティングビタミンCに対し10〜
80重量%の割合でコーティングすることによりビタミ
ンC粒子を飼料原料及び水中の酸化因子からの影響から
防御する効果が向上する。 また油溶性酸化防止剤をコーティングビタミンCに対し
0.1重量%以上含有することIこより、さらに酸化防
止効果が増強する。 コーティングビタミンCの製造法として+t、■顆粒状
のビタミンC及び溶融した硬化油及び/又はワックスと
油溶性酸化防止剤の混合物を用いる流動層造粒法による
造粒コーティングと■顆粒状ビタミンCと溶融した硬化
油及び/又はワックスと油溶性酸化防止剤の混合物を噴
霧して造粒する噴霧造粒法を使用することができる。
【作用】
硬化油、ワックスでビタミンCをコーティングすること
により、水棲動物用飼料にビタミンCを添加した時に水
分との接触を防ぐ効果がある。 方、コーティング材である硬化油及び/又はワックスに
6℃−α−トコフェロールを添加することにより飼料原
料及び水中に存在するビタミンCの酸化分解因子の影響
によるビタミンCの酸化分解を防ぎビタミンCの安定性
を保つ効果がある。
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。 以下に示す処方及び製造法によりビタミンCコーティン
グ物を製造し、更にそれを使用して養殖魚用飼料を製造
した。 処方1 ビタミンC25重量部 BHA       O,1// モクロウ     20// 極度硬化大豆油  50// 処方2 ビタミンC25重量部 dβ−a−)コフエロール 1重量部 モクロウ     20重量部 極度硬化大豆油  50 ツノ 処方3 ビタミンC25重量部 モクロウ     20 〃 極度硬化大豆油  50 〃 製造例1及び2 流動層造粒装置を用い顆粒状ビタミンCの流動層を形成
し、そこにモクロウ、極度硬化大豆油および油溶性酸化
防止剤の混合物を約80℃で溶融したものを噴霧し、ビ
タミンCのコーティング造粒物を作る。 次にイワシのミンチ50重量部に魚粉50重量部を混合
し、さらにその中に処方1〜2で得たビクミンCコーテ
ィング物をそれぞれ0.1重量%ずつ添加して同一条件
で混合した。 次に押出造粒機を用い上記混合物のそれぞれを直径8m
m、長さ10mm大に造粒し養殖魚用飼料を製造した。 比較製造例1及び2 製造例1.2と同様な操作で、処方3によりコーティン
グビタミンCを製造し、又同じ配合物同じ配合量で養殖
魚用飼料を製造した。又コーティングビタミンCに代え
て市販のビタミンCを使用して同様な養殖魚用飼料を製
造した。 実施例1.2及び比較例1.2 上記で得た養殖魚用飼料にメタリン酸を加えホモジェナ
イザーで粉砕し、それを口紙で濾過し、口液をエーテル
で洗浄する。洗浄された水層について還元型ビタミンC
,酸化型ビタミンCを2−4ジニトロヒドララジン法に
より検出を行ない表−1に示す結果を得た。 表−1 原料となるビタミンCが100%還元型ビタミンCであ
るのに対し市販品のコーティングを施していないビタミ
ンCはほとんど酸化されている。 又、油溶性酸化防止剤を配合していない比較例3も50
%以上が酸化されている。油溶性酸化防止剤を配合した
実施例1および2では、50%以上も還元型ビタミンC
として存在することがわかる。
【発明の効果】
本発明により飼料原料中に存在するビタミンC酸化分解
因子又は飼料の製造過程、保存条件等の影響による酸化
分解を防ぐことが可能となり、飼料にビタミンCを過剰
に添加する必要がなくなる。また、ビタミンCをコーテ
ィングするためのコーティング材の含量も減らすことが
できるため、コストを減少できるという等の利点が生じ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビタミンCを主成分とする粒子の表面を油溶性酸化
    防止剤としてdl−α−トコフェロール、ブチルヒドロ
    キシアニソール及びジブチルヒドロキシトルエンから選
    ばれた1種又は2種以上を含有した硬化油及び/又はワ
    ックスから成るコーティング材でコーティングしてなる
    飼料添加用コーティングビタミンC。 2、dl−α−トコフェロール、ブチルヒドロキシアニ
    ソール及びジブチルヒドロキシトルエンから選ばれた1
    種又は2種以上をコーティングビタミンCに対して0.
    1重量%以上含有する請求項1記載のコーティングビタ
    ミンC。 3、コーティング材の含有量がコーティングビタミンC
    に対し10〜80重量%である請求項1又は2記載のコ
    ーティングビタミンC。
JP2271989A 1990-10-09 1990-10-09 飼料添加用コーティングビタミンc Pending JPH04149130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159934A (ja) * 2007-12-29 2009-07-23 Republic Of Korea Management Rural Development Administration ビタミンcが保護される反芻動物給与用飼料添加剤、これの製造方法及び用途
KR101143430B1 (ko) * 2010-01-20 2012-05-22 (주) 건우에프피 코팅 비타민 c를 함유하는 화장료 조성물의 제조방법

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