JPH04148759A - フィルムのしわ取りロール - Google Patents
フィルムのしわ取りロールInfo
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- JPH04148759A JPH04148759A JP27169890A JP27169890A JPH04148759A JP H04148759 A JPH04148759 A JP H04148759A JP 27169890 A JP27169890 A JP 27169890A JP 27169890 A JP27169890 A JP 27169890A JP H04148759 A JPH04148759 A JP H04148759A
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Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、フィルムのしわ取りロールに関し、例えばブ
リスタ包装における台紙フィルムのしわ取りロールとし
て、又はラミネートフィルムを作製する際の基材フィル
ムのしわ取りロールとじて利用することができる。
リスタ包装における台紙フィルムのしわ取りロールとし
て、又はラミネートフィルムを作製する際の基材フィル
ムのしわ取りロールとじて利用することができる。
[背景技術コ
近年、熱可塑性樹脂シートに包装すべき商品の形状に合
わせた凹部(ポケット)を形成し、この中に医薬品等の
内容物を収容した後、AI箔等の台紙フィルムでシール
したブリスタ包装(FTP包装)が行われている。
わせた凹部(ポケット)を形成し、この中に医薬品等の
内容物を収容した後、AI箔等の台紙フィルムでシール
したブリスタ包装(FTP包装)が行われている。
このようなブリスタ包装におけるシール工程においては
、シールロール又はシールプレートが使用されている。
、シールロール又はシールプレートが使用されている。
例えばシールロールを用いたシール工程の場合、ポケッ
トが形成された熱可塑性樹脂シートは、シール受はロー
ルに送られ、ここで繰出しロールからガイドロールを介
して供給された台紙フィルムがシールロールによってシ
ートにヒートシールされる。
トが形成された熱可塑性樹脂シートは、シール受はロー
ルに送られ、ここで繰出しロールからガイドロールを介
して供給された台紙フィルムがシールロールによってシ
ートにヒートシールされる。
[発明か解決しようとする課題]
上述した従来のシール工程では、台紙フィルムとして特
にAI箔を使用した場合、製品のシール部にしわが発生
し易くなるという問題点があった。
にAI箔を使用した場合、製品のシール部にしわが発生
し易くなるという問題点があった。
そこで、このようなしわの発生を防止するため、従来、
例えば台紙フィルムに張力を掛けたり、予熱ロールを設
けたりすることが一般的に行われているが、充分な防止
効果は得られていない。また、シールロールの圧力バラ
ンスを調整してしわの発生を防止する方法もあるが、こ
れは極めて精密な調整作業が要求されるため、かなりの
熟練を要する。
例えば台紙フィルムに張力を掛けたり、予熱ロールを設
けたりすることが一般的に行われているが、充分な防止
効果は得られていない。また、シールロールの圧力バラ
ンスを調整してしわの発生を防止する方法もあるが、こ
れは極めて精密な調整作業が要求されるため、かなりの
熟練を要する。
本発明は、しわの発生を防止することができるフィルム
のしわ取りロールを提供することを目的とする。
のしわ取りロールを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用コ本発明は、フィ
ルムの貼り合わせ工程の前段に設けられるフィールムの
しわ取りロールにおいて、ロール本体の外周面に円周方
向に沿って全周にわたる溝部を形成したことを特徴とす
る。
ルムの貼り合わせ工程の前段に設けられるフィールムの
しわ取りロールにおいて、ロール本体の外周面に円周方
向に沿って全周にわたる溝部を形成したことを特徴とす
る。
前記フィルムの貼り合わせ工程とは、例えばブリスタ包
装における台紙フィルムのシール工程、ラミネートフィ
ルムを作製する際の基材フィルムのラミネート工程等で
ある。
装における台紙フィルムのシール工程、ラミネートフィ
ルムを作製する際の基材フィルムのラミネート工程等で
ある。
このロールは、予熱手段が設けられているヒートロール
とするのがよい。予熱温度は、フィルム及びフィルムが
シール又はラミネートされるものの種類等によって異な
るが、100〜150℃程度とするのが好ましい。
とするのがよい。予熱温度は、フィルム及びフィルムが
シール又はラミネートされるものの種類等によって異な
るが、100〜150℃程度とするのが好ましい。
前記溝部は、予熱により膨張した部分のフィルムに逃げ
を与えるものである。その形状はV字形、U字形等任意
であるが、ショルダ部は膨張した部分のフィルムがスム
ーズに滑り込めるように曲面で、かつ滑面であることが
好ましい。また、その深さは、任意であり、例えば1〜
30程度とする。
を与えるものである。その形状はV字形、U字形等任意
であるが、ショルダ部は膨張した部分のフィルムがスム
ーズに滑り込めるように曲面で、かつ滑面であることが
好ましい。また、その深さは、任意であり、例えば1〜
30程度とする。
溝部の数は、溝部間においてフィルムがしわ取りロール
と接触してフィルムの充分な予熱が確保される面積を有
していれば任意である。隣合う溝部間の間隔は、10〜
50mmが望ましい。
と接触してフィルムの充分な予熱が確保される面積を有
していれば任意である。隣合う溝部間の間隔は、10〜
50mmが望ましい。
前記ロールの径は任意である。また、その材質も表面の
滑りのよいものであれば任意であり、例えばAI等を使
用することができる。
滑りのよいものであれば任意であり、例えばAI等を使
用することができる。
前記しわ取りロールによってしわが取られるフィルムの
種類は、例えばブリスタ包装の場合は台紙フィルム、ラ
ミネートフィルムの場合は基材フィルムである。これら
のフィルムは、アルミニウム、銅、錫等の金属又はポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ナイロン等の熱可塑性樹脂により作製できる。
種類は、例えばブリスタ包装の場合は台紙フィルム、ラ
ミネートフィルムの場合は基材フィルムである。これら
のフィルムは、アルミニウム、銅、錫等の金属又はポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ナイロン等の熱可塑性樹脂により作製できる。
[実施例コ
本発明をブリスタ包装におけるシール工程に適用した場
合の一実施例を説明する。
合の一実施例を説明する。
第1図に示すように、このシール工程で使用されるシー
ル装置は、シール受はロール11と、このシール受はロ
ール11の外周面と当接するように配された回転式シー
ルロール12と、このシールロール12の直前に配され
た本実施例に係るしわ取りロール13と、ガイドロール
14を介してシールロール12にAI箔の台紙フィルム
15を供給する繰出しロール16とを備える。
ル装置は、シール受はロール11と、このシール受はロ
ール11の外周面と当接するように配された回転式シー
ルロール12と、このシールロール12の直前に配され
た本実施例に係るしわ取りロール13と、ガイドロール
14を介してシールロール12にAI箔の台紙フィルム
15を供給する繰出しロール16とを備える。
第2図と第3図に示すように、前記しわ取りロール13
は、ロール本体17の外周面に円周方向に沿って全周に
わたる溝部18が軸方向に所定間隔で複数条形成された
ものである。また、このしわ取りロール13は、ロール
本体17の内部に加熱手段としての電熱式ヒータ19が
設けられたヒートロールとなっている。
は、ロール本体17の外周面に円周方向に沿って全周に
わたる溝部18が軸方向に所定間隔で複数条形成された
ものである。また、このしわ取りロール13は、ロール
本体17の内部に加熱手段としての電熱式ヒータ19が
設けられたヒートロールとなっている。
このロール本体17は、AI製であり、その径は例えば
55肛である(以下、具体的数値は、例示である)。
55肛である(以下、具体的数値は、例示である)。
また、溝部18は、略V字形を有し、ショルダ部18A
にはR面等の緩やかな曲面が形成されている。
にはR面等の緩やかな曲面が形成されている。
溝部18の幅Wは8閣、その深さDは2mlである。
隣合う溝部18間の間隔りは、35關である。
このシール装置を使用して次のようにブリスタ包装にお
けるシール工程を行った。
けるシール工程を行った。
図示しない成形ドラムでポケット20が形成され、各ポ
ケット20内に医薬品等の充填物が充填されたポリプロ
ピレンシート(厚さ0.25mm) 21をシール受は
ロール11に送った。ここで繰出しロール16からガイ
ドロール14を介して供給され、しわ取り口−ル13で
しわが除去された台紙フィルム(厚さ20μm)15を
シールロール12によってポリプロピレンシート21に
ヒートシールした。この際のしわ取りロール13の温度
は100〜120°C1シールロール12の温度は20
0℃であった。また、シール速度は5、5m/minで
あった。この台紙フィルム15は、CPP(無延伸ポリ
プロピレン)用AA箔より成るものである。
ケット20内に医薬品等の充填物が充填されたポリプロ
ピレンシート(厚さ0.25mm) 21をシール受は
ロール11に送った。ここで繰出しロール16からガイ
ドロール14を介して供給され、しわ取り口−ル13で
しわが除去された台紙フィルム(厚さ20μm)15を
シールロール12によってポリプロピレンシート21に
ヒートシールした。この際のしわ取りロール13の温度
は100〜120°C1シールロール12の温度は20
0℃であった。また、シール速度は5、5m/minで
あった。この台紙フィルム15は、CPP(無延伸ポリ
プロピレン)用AA箔より成るものである。
なお、しわ取りロール13の温度は、被シール材である
ポリプロピレンシート21及び台紙フィルム15の材質
等により異なる。
ポリプロピレンシート21及び台紙フィルム15の材質
等により異なる。
本実施例により得られたブリスタ包装品は、装置の運転
直後から運転終了までヒートシール部にしわの発生が全
く見られなかった。従って、本実施例に係るしわ取りロ
ール13を使用することにより、ブリスタ包装品のヒー
トシール部におけるしわの発生を確実に防止することが
できる。
直後から運転終了までヒートシール部にしわの発生が全
く見られなかった。従って、本実施例に係るしわ取りロ
ール13を使用することにより、ブリスタ包装品のヒー
トシール部におけるしわの発生を確実に防止することが
できる。
これに対して、本実施例に係るしわ取りロール13を使
用しないで作製したブリスタ包装品の場合、シールロー
ル12の圧力バランスが良好なときのみしわの発生が一
時的に見られなかったが、運転中、しわの発生が頻発し
た。
用しないで作製したブリスタ包装品の場合、シールロー
ル12の圧力バランスが良好なときのみしわの発生が一
時的に見られなかったが、運転中、しわの発生が頻発し
た。
なお、上記実施例では、シールロール12でシールを行
ったが、シールロール12の代わりにシールプレートで
シールする場合にも同様に本実施例のしわ取りロール1
3を使用することができる。
ったが、シールロール12の代わりにシールプレートで
シールする場合にも同様に本実施例のしわ取りロール1
3を使用することができる。
また、シールロールは、本出願人が、特願平2−219
413号明細書において提案したように、2つのシール
ロール又はシールプレートからなり、傾斜方向が異なる
溝が形成されて、両ロール又はプレートで網目のシール
部を形成するようにしたものでもよく、このようにすれ
ば、しわの発生の防止と充分なシールとを行える。
413号明細書において提案したように、2つのシール
ロール又はシールプレートからなり、傾斜方向が異なる
溝が形成されて、両ロール又はプレートで網目のシール
部を形成するようにしたものでもよく、このようにすれ
ば、しわの発生の防止と充分なシールとを行える。
上記実施例は、ブリスタ包装における台紙フィルム15
のしわ取りロール13に適用した場合について説明した
が、本発明に係るしわ取りロールは、その他のフィルム
のしわ取りロールとしても同様に適用することかできる
。例えば、本発明に係るしわ取りロールは、ラミネート
フィルムを作製する場合の基材フィルムのしわ取りロー
ルであってもよい。
のしわ取りロール13に適用した場合について説明した
が、本発明に係るしわ取りロールは、その他のフィルム
のしわ取りロールとしても同様に適用することかできる
。例えば、本発明に係るしわ取りロールは、ラミネート
フィルムを作製する場合の基材フィルムのしわ取りロー
ルであってもよい。
更に、しわ取りロール13の加熱手段としては、電熱式
ヒータ19の代わりに、スチーム等を使用してもよい。
ヒータ19の代わりに、スチーム等を使用してもよい。
[発明の効果]
本発明に係るフィルムのしわ取りロールによれば、しわ
の発生を良好に防止することができる。
の発生を良好に防止することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るしわ取りロールを使用
したシール装置の概略図、第2図はこのしわ取りロール
の正面図、第3図はこのしわ取りロールの要部拡大正面
図である。 11・・・シール受はロール、12・・・シールロール
、13・・・しわ取りロール、15・・・台紙フィルム
、17・・・ロール本体、18・・・溝部、19・・・
電熱ヒータ、20・・・ポケット、21・・・ポリプロ
ピレンシート。 第 ! 図
したシール装置の概略図、第2図はこのしわ取りロール
の正面図、第3図はこのしわ取りロールの要部拡大正面
図である。 11・・・シール受はロール、12・・・シールロール
、13・・・しわ取りロール、15・・・台紙フィルム
、17・・・ロール本体、18・・・溝部、19・・・
電熱ヒータ、20・・・ポケット、21・・・ポリプロ
ピレンシート。 第 ! 図
Claims (2)
- (1)フィルムの貼り合わせ工程の前段に設けられるフ
ィルムのしわ取りロールにおいて、 ロール本体の外周面に円周方向に沿って全周にわたる溝
部を形成したことを特徴とするフィルムのしわ取りロー
ル。 - (2)前記ロールは、予熱手段が設けられているヒート
ロールであることを特徴とする第1請求項記載のフィル
ムのしわ取りロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27169890A JPH04148759A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | フィルムのしわ取りロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27169890A JPH04148759A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | フィルムのしわ取りロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04148759A true JPH04148759A (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=17503600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27169890A Pending JPH04148759A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | フィルムのしわ取りロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04148759A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105799993A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-27 | 太仓市鑫鹤印刷包装有限公司 | 一种铝塑泡罩包装机的推进装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6217777A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 定着装置 |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP27169890A patent/JPH04148759A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6217777A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 定着装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105799993A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-27 | 太仓市鑫鹤印刷包装有限公司 | 一种铝塑泡罩包装机的推进装置 |
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