JPH04148568A - 半導体圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH04148568A
JPH04148568A JP27245290A JP27245290A JPH04148568A JP H04148568 A JPH04148568 A JP H04148568A JP 27245290 A JP27245290 A JP 27245290A JP 27245290 A JP27245290 A JP 27245290A JP H04148568 A JPH04148568 A JP H04148568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
epitaxial layer
layer
pressure sensor
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27245290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2680471B2 (ja
Inventor
Satoru Ohata
覚 大畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2272452A priority Critical patent/JP2680471B2/ja
Publication of JPH04148568A publication Critical patent/JPH04148568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2680471B2 publication Critical patent/JP2680471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は差圧伝送器等に使用される半導体圧力センサお
よびその製造方法に関する。
(従来の技術) 差圧伝送器等に使用される半導体圧力センサとして、従
来、第2図に示す構造のものが知られている。
この図に示す半導体圧力センサは円形のエツチング穴1
01が形成されたN 型シリコン基板102と、このN
+型シリコン基板102上に設けられるN型エピタキシ
ャルシリコン103と、このN型エピタキシャルシリコ
ン103上に形成されるピエゾ抵抗104とを備えてお
り、N型エピタキシャルシリコン103の各面に圧力が
かかったとき、この圧力差に応じて変形してピエゾ抵抗
104の抵抗値を変化させ、この変化分を前記圧力差に
応じた圧力差信号として出力する。
また、他の半導体圧力センサとして、第3図に示すもの
も知られている。
この図に示す半導体圧力センサは円形のエッチレグ穴1
05が形成されたN型シリコン基板106と、このN型
シリコン基板106上に形成されるピエゾ抵抗107と
を備えており、N型シリコン基板106の各面に圧力が
かかってとき、この圧力差に応じて変形してピエゾ抵抗
107の抵抗値を変化させ、この変化分を前記圧力差に
応じた圧力差信号として出力する。
このように、上述した各半導体圧力センサは単結晶シリ
コンの優れた弾性を利用し、薄膜シリコンダイヤフラム
108.109の両面にかかる圧力差に応答する応力を
検出してこれを圧力差信号として出力する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような半導体圧力センサでは、この半導
体圧力センサを構成するチップの大きさを縮小するにし
たがって、耐圧力が向上して過大圧に対する信頼性が向
上する傾向がある。
そして、このような利点を有効に活用するため、チップ
を縮小することが必要となっているが、チップを縮小す
るとき、これに伴って薄膜シリコンダイヤフラム108
.109を構成するN型エピタキシャルシリコン103
やN型シリコン基板106も薄くしなければならない。
そして、このような薄膜シリコンダイヤフラム108.
109の薄膜化技術として、従来、弗硝酸エツチングや
電解エツチング等のウェットエツチングが試みられてい
る。
この場合、電解エツチングでは、陽極となる被エツチン
グ基板に電極を接続し、5%の弗硝酸でダイヤフラムを
形成する。
このとき、エツチング面に保護膜として窒化シリコン膜
を形成し、フォトエツチングによりダイヤフラムの大き
さに対応する円形パターンを形成する。
次いで、被エツチング面の保護膜を除去し、エツチング
液に浸して薄膜ダイヤフラムを形成させた後、エツチン
グされないで残った厚板部分の保護膜を除去し、パイレ
ックスガラスの台座に静電結合なる技術によって接合し
て圧力を測定できる外容器に搭載する。
しかしながら、このような従来の構成では、エツチング
する量が多く、所望の薄膜シリコンダイヤフラムを形成
するのに、長時間エツチング液に浸しておかなければな
らず、電極接続箇所の不完全さに起因して熱が発生した
り、電極接続点から各薄膜シリコンダイヤフラムのエツ
チング場所までの距離に起因するシリーズ抵抗の違いか
ら、エツチングのバラツキが大きくなったりすることが
あった。
また、保護膜である窒化シリコン膜の熱膨張係数と、緩
衝膜である二酸化シリコン膜の熱膨張係数との違いから
、薄膜にクラックが発生し易く、またピンホール等があ
った場合、台座との接続表面が弗硝酸等のエツチング液
により荒れる現象が起こり、気密性の信頼性が損なわれ
てしまうという問題があった。
さらに、エツチングする深さがシリコン基板の厚さにほ
ぼ比例することから、サイドエツチング量も大きく、1
mmφより小さなダイヤフラムを形成することが難しい
という問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、等方性エツチングでのエツ
チング時間を短縮することができるとともに、土台との
接続部となるエツチングされないシリコン表面を完全に
ミラー状に保つことができ、また静電接合時の気密性を
向上させることができるとともに、過大圧印加時の高耐
圧性を強化することができ、さらにセンサチップの小型
化を達成することができる半導体圧力センサおよびその
製造方法を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本゛発明による半導体圧力
センサは、単結晶半導体基板とエピタキシャル層とを有
し、前記単結晶半導体基板に圧力を導入する開口部を持
ち、前記エピタキシャル層の内部に前記開口部より大き
な空洞を伴った円形薄膜ダイヤフラムを有することを特
徴としている。
また、上記の目的を達成するために本発明による半導体
圧力センサの製造方法は、単結晶半導体基板とエピタキ
シャル層とを有するウェハーの前2単結晶半導体基板を
異方性エツチングで圧力導入用の開口部を形成した後、
等方性エツチングによって前記エピタキシャル層内部に
前記開口部より大きな空洞を形成することを特徴として
いる。
(作用) 上記の構成により、本発明による半導体圧力センサでは
、単結晶半導体基板に圧力を導入する開口部を持ち、エ
ピタキシャル層の内部に前記開口部より大きな空洞を伴
った円形薄膜ダイヤフラムにすることにより、等方性エ
ツチングでのエツチング時間を短縮させるとともに、土
台との接続部となるエツチングされないシリコン表面を
完全にミラー状に保持させ、また静電接合時の気密性を
向上させるとともに、過大圧印加時の高耐圧性を強化さ
せ、さらにセンサチップの小型化を達成させる。
また、上記の構成により、本発明による半導体圧力セン
サの製造方法では、単結晶半導体基板とエピタキシャル
層とを有するウェハーの前記単結晶半導体基板を異方性
エツチングで圧力導入用の開口部を形成した後、等方性
エツチングによって前記エピタキシャル層内部に前記開
口部より大きな空洞を形成することにより、等方性エツ
チングでのエツチング時間を短縮させるとともに、土台
との接続部となるエツチングされないシリコン表面を完
全にミラー状に保持させ、また静電接合時の気密性を向
上させるとともに、過大圧印加時の高耐圧性を強化させ
、さらにセンサチップの小型化を達成させる。
(実施例) 第1図は本発明による半導体圧力センサおよびその製造
方法の一実施例を示す製造工程図である。
本発明による半導体圧力センサを作る場合、第1図(a
)に示す如くまず、低能度ボロンの基板(P型シリコン
基板)1上にN型エピタキシャル層2を持つシリコンウ
ニ/X−3を用意する。
次いで、第1図(b)に示す如くこのシリコンウェハー
3の両面に熱酸化膜4.5を形成した後、第1図(C)
に示す如くフォトエツチングによってN型エピタキシャ
ル層2側にダイヤフラムとなる部分にパターン6を形成
しこのパターン6部分の酸化膜4を除去する。
この後、第1図(d)に示す如く高濃度のリンを拡散さ
せてこの前記パターン6部分のN型エピタキシャル層2
をN+4層7にした後、上面側の酸化膜4を除去する。
次いて、第1図(e)に示す如くウエノ\−3の上面側
に所望のダイヤフラム厚になるまてN型エピタキシャル
層8を成長させた後、ダイヤフラム11となる部分にピ
エゾ抵抗9を形成するとともに、P型シリコン基板1の
下面に形成された酸化膜5にエツチング用の穴パターン
10を形成する。
この後、第1図(f)に示す如くN型エピタキシャル層
8をワックス等で保護した後、異方性エツチング液を用
いてP型シリコン基板1をエツチングしてN+4層7に
達するエツチング穴12を形成する。このとき、N+4
層7でのエツチング穴12の大きさを所定の大きさ、例
えば50ミクロン以下に抑える。
次いで、第1図(g)に示す如く等方性エツチング液を
用いてN+4層7をエツチングして空洞13を形成しこ
の空洞13の上にあるN型エピタキシャル層8をダイヤ
フラム11にした後、P型シリコン基板1の下面にある
酸化膜5を除去する。
このようにこの実施例においては、P型シリコン基板1
を異方性エツチング液によってエツチングしてN+4層
7に達するエツチング穴12を形成した後、等方性エツ
チング液によってN 層7をエツチングしてこのN++
層7上に形成されているN型エピタキシャル層8の下面
に空洞13を形成してダイヤフラム11を作るようにし
たので、等方性エツチングでのエツチング時間を短縮す
ることができるとともに、土台との接続部となるエツチ
ングされないシリコン表面を完全にミラー状に保つこと
ができ、また静電接合時の気密性を向上させることがで
きる。
また、N+4層7を薄くすることにより、ダイヤフラム
11の変位量を小さくして過大圧印加時の高耐圧性を強
化することができるととも、このN1層7上に形成され
るN型エピタキシャル層8の厚さを薄くすることができ
、これよって圧力検知感度を大幅に向上させることがで
きるとともに、チップサイズを縮小してセンサチップの
小型化を達成することができる。
また、P型シリコン基板1側からの表面距離(P型シリ
コン基板1のA点からこのP型シリコン基板1およびN
型エピタキシャル層2.8に沿ってN型エピタキシャル
層8のB点まで至る距離)を大きくとれるため、P型シ
リコン基板1と土台とを接合するとき、接合歪みが発生
してもダイヤフラム11への影響を極めて小さくするこ
とができる。
また、上述した実施例においては、空洞13部分をきれ
いに除去するようにしているが、たとえP型シリコン基
板lとN 層7との境界部が残っても、ダイヤフラム1
1の中央にエツチング穴12がある限り、空洞13の残
りがダイヤフラム11の変位に悪影響を与えることはな
いので、N”層7をエツチングするとき、ショートエツ
チングで終了して濃度が低いP型シリコン基板1とN+
+層7との境界部を残すようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、等方性エツチング
でのエツチング時間を短縮することができるとともに、
土台との接続部となるエツチングされないシリコン表面
を完全にミラー状に保つことができ、また静電接合時の
気密性を向上させることができるとともに、過大圧印加
時の高耐圧性を強化することができ、さらにセンサチッ
プの小型化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体圧力センサおよびその製造
方法の一実施例を示す斜視図、第2図は従来から知られ
ている半導体圧力センサの一例を示す断面図、第3図は
従来から知られている半導体圧力センサの他の一例を示
す断面図である。 1・・・単結晶半導体基板(P型シリコン基板)2.8
・・・エピタキシャル層(N型エピタキシャル層) l・・・円形薄膜ダイヤフラム (ダイヤフラム) 2・・・開口部 (エツチング穴) 3・・・空洞

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単結晶半導体基板とエピタキシャル、層とを有し
    、前記単結晶半導体基板に圧力を導入する開口部を持ち
    、前記エピタキシャル層の内部に前記開口部より大きな
    空洞を伴った円形薄膜ダイヤフラムを有することを特徴
    とする半導体圧力センサ。
  2. (2)前記単結晶半導体基板がP型であり、前記空洞の
    周辺を形成する肉厚部がN型である請求項1記載の半導
    体圧力センサ。
  3. (3)単結晶半導体基板とエピタキシャル層とを有する
    ウェハーの前記単結晶半導体基板を異方性エッチングで
    圧力導入用の開口部を形成した後、等方性エッチングに
    よって前記エピタキシャル層内部に前記開口部より大き
    な空洞を形成することを特徴とする半導体圧力センサの
    製造方法。
JP2272452A 1990-10-12 1990-10-12 半導体圧力センサおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP2680471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272452A JP2680471B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 半導体圧力センサおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272452A JP2680471B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 半導体圧力センサおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04148568A true JPH04148568A (ja) 1992-05-21
JP2680471B2 JP2680471B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=17514122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2272452A Expired - Fee Related JP2680471B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 半導体圧力センサおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2680471B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170054A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力センサの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170054A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力センサの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2680471B2 (ja) 1997-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9764947B2 (en) Piezoresistive pressure sensor device
JPH05190872A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法
JPH05196525A (ja) 圧力センサとそれを用いた複合センサ及びその製造方法
JPH11135804A (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
CN216559443U (zh) 一种mems基底及mems压力传感器
JPH0554709B2 (ja)
US6308575B1 (en) Manufacturing method for the miniaturization of silicon bulk-machined pressure sensors
JPH0797643B2 (ja) 圧力変換装置の製造方法
JPH04148568A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法
JPH0554708B2 (ja)
US6887734B2 (en) Method of manufacturing semiconductor pressure sensor
JPH10300605A (ja) 半導体圧力センサ及びセンサチップの製造方法
JP2007033304A (ja) 圧力センサの製造方法
JPH04148834A (ja) 半導体圧力センサ
JPH06203712A (ja) 絶対圧型半導体圧力センサ
JPH08248061A (ja) 加速度センサ及びその製造方法
JP2894478B2 (ja) 静電容量型圧力センサとその製造方法
JPH0831608B2 (ja) 半導体圧力センサの製造方法
JP4186669B2 (ja) 圧力センサ
JPH0862078A (ja) 圧力センサー及びその製造方法
JP3021905B2 (ja) 半導体加速度センサの製造方法
JPS63156365A (ja) 半導体圧力センサの製造方法
JP2507840B2 (ja) 半導体加速度センサ
JPH0234973A (ja) 半導体圧力センサ
JPH10284737A (ja) 静電容量型半導体センサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees