JPH04148523A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

アルミ電解コンデンサ

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Publication number
JPH04148523A
JPH04148523A JP27354590A JP27354590A JPH04148523A JP H04148523 A JPH04148523 A JP H04148523A JP 27354590 A JP27354590 A JP 27354590A JP 27354590 A JP27354590 A JP 27354590A JP H04148523 A JPH04148523 A JP H04148523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal case
holding member
electrolyte
heat
absorbent
Prior art date
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Pending
Application number
JP27354590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurimoto
浩 栗本
Hiroshi Kunugihara
椚原 弘
Hiroshi Kadochi
角地 浩
Saneharu Minami
南 眞春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27354590A priority Critical patent/JPH04148523A/ja
Publication of JPH04148523A publication Critical patent/JPH04148523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アルミ電解コンデンサに関するものである。
従来の技術 従来のアルミ電解コンデンサは、定格より高い過電圧が
印加された場合には、温度上昇によりコンデンサ素子に
含浸された駆動用電解液を構成する有機溶媒が蒸気化し
、かつ電気化学反応により水素ガスを発生するため、ア
ルミニウムよりなる金属ケースの内圧は上昇する。この
場合、金属ケースの内圧が、金属ケースの封口部材によ
る封口力を上回れば、コンデンサ素子が、金属ケースか
ら外れて金属ケース外に飛び出すか、あるいは金属ケー
スが飛び跳ねることになって非常に危険となるものであ
る。
したがって、この種のアルミ電解コンデンサでは、通常
、金属ケースの天板部に薄肉部よりなる弱点部を設けて
おり、そしてこの金属ケースの内圧が異常に上昇したと
きには、前記弱点部が壊れて金属ケース内における駆動
用電解液を構成する有機溶媒のガスが外部に流出するた
め、大きな爆発には至らないものである。
しかしながら、上記構成によれば、駆動用電解液が外部
に噴出するため、機器の内部を汚したリ、火災による煙
と間違えるという問題点があった。
このような問題点を解決するために、例えば実開平1−
129819号公報に示されるように、すなわち第2図
に示すような電解コンデンサが提案されている。この第
2図に示す電解コンデンサは、防爆弁1を形成した金属
ケース2の天面部2aを、電解液を吸収する性質および
通気性を有する被覆材3で被覆していた。この構成によ
れば、異常時に防爆弁1が作動した場合、この防爆弁1
より噴出した駆動用電解液は被覆材3に吸収されるため
、外部に流出することはない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記第2図に示した従来のアルミ電解コ
ンデンサにおいては、過電圧が印加された場合、防爆弁
1の作動時に、外部に駆動用電解液が流出しないため、
外部から防爆弁1の作動の有無を確認できず、そのなめ
、このアルミ電解コンデンサが機器の電源に組み込まれ
た場合、どの電子部品が故障したか、外観上確認できな
いという問題点があった。
本発明は、このような不具合をなくするもので、防爆弁
の作動時に外部に駆動用電解液が流出することはなく、
かつ外部から防爆弁の作動も確認できるアルミ電解コン
デンサを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のアルミ電解コンデ
ンサは、駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子と、
このコンデンサ素子を内蔵する有底筒状の金属ケースと
、前記コンデンサ素子より導出された一対のリード線と
、前記金属ケースの開口部を封口する封口部材とを備え
、前記金属ケースの天板部に設けられた防爆弁の上方に
、通気性を有し、かつ駆動用電解液を吸収する性質を有
する吸収材を配置し、かつこの吸収材を保持する保持部
材に温度上昇を感知して変色する感熱塗料または感熱シ
ールを備えたものである。
作用 上記構成のアルミ電解コンデンサによれば、金属ケース
の天板部に設けられた防爆弁の上方に、駆動用電解液を
吸収する性質および通気性を有する吸収材を配置し、か
つこの吸収材を保持する保持部材に、温度上昇を感知し
て変色する感熱塗料または感熱シールを備えているため
、防爆弁の作動時に防爆弁より噴出する駆動用電解液は
吸収材で吸収されることになり、したがって駆動用電解
液が外部に流出するということはなく、また防爆弁の作
動時の発熱を感熱塗料または感熱シールが感知して変色
するため、外部からアルミ電解コンデンサの故障である
ことを容易に確認することができ、その結果、電源機器
に組み込まれた場合、どの電子部品が故障したかを容易
に確認できないという問題を解決することができるもの
である。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第1図において、11はコンデンサ素子で、このコン
デンサ素子11は、粗面化したアルミ箔よりなる陽極箔
の表面に誘電体酸化皮膜を形成し、この陽極箔と陰極箔
をセパレータとともに巻回することにより構成している
。そしてこのコンデンサ素子11に駆動用電解液を含浸
させるとともに、このコンデンサ素子11は、アルミニ
ウムよりなる有底円筒状の金属ケース12内に装備して
いる。また前記コンデンサ素子11からは一対のリード
線13.13aが導出され、封口部材14により前記金
属ケース12の開放端を封口している。また前記金属ケ
ース12の天板部12aには薄肉の弱点部よりなる防爆
弁15を形成している。
16は有底円筒状の保持部材で、この保持部材16の有
底部16aには複数個の孔17を設け、かつこの保持部
材16内には、通気性を有し、かつ駆動用電解液を吸収
する性質を有する吸収材18が一端開口部より前記有底
部16aに当接するように挿入されている。そして、こ
の吸収材18は前記保持部材16の一端開口部より、略
中央部に1個の孔19を有する円板20を圧入すること
によって、保持部材16内に保持される。このように吸
収材18を保持した保持部材16は、前記金属ケース1
2の天板部12a側より一体に延出形成した円筒状の固
定部材12bの一端開口部より圧入されるが、この場合
、保持部材16の一端開口部が金属ケース12の天板部
12aに当接するように圧入することによって、金属ケ
ース12の天板部12aと円板20との間に空間部21
が形成されるものである。そして前記保持部材16は、
円筒状の固定部材12b内に圧入された後、円筒状の固
定部材12bの一端開口部を内側にカーリング加工する
ことにより固定される。また前記保持部材16の有底部
16aには、温度上昇を感知して変色する感熱塗料もし
くは感熱シール22を塗布もしくは貼付により装備して
いるものである。
上記構成において動作を説明する。このアルミ電解コン
デンサに異常電圧等が印加されると、コンデンサ素子1
1が発熱し、そしてこのコンデンサ素子11に含浸され
た駆動用電解液がガス化して前記金属ケース12の内圧
は上昇する。この金属ケース12の内圧が所定圧力以上
になると、金属ケース12の天面部12aに設置された
防爆弁15が作動して、ガス化された駆動用電解液はこ
の防爆弁15部より噴出することになる。そしてこのガ
ス化された駆動用電解液の一部は円板20に当たって冷
却され、かつ液化して空間部21内に溜まる。
一方、前記円板20に設けられた孔19を通過したガス
化された駆動用電解液は吸収材18に吸収されることに
なるため、外部に出ることはない。この場合、前記吸収
材18中に保持された駆動用電解液は高温となっている
ため、保持部材16は発熱することになり、そしてこの
発熱により、保持部材16の有底部16aに塗布もしく
は貼付された感熱塗料または感熱シール22はその発熱
による温度上昇を感知して変色するため、外部から容易
に弁作動の確認を行うことができる。これによりアルミ
電解コンデンサの故障を早期に発見できるものである。
なお、上記一実施例で用いた吸収材18に難燃化処理を
施したものを使用すると、コンデンサ素子11がショー
トしても発火の危険性がなくなって、より安全となるも
のである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明のアルミ
電解コンデンサは、金属ケースの天板部に設けられた防
爆弁の上方に、駆動用電解液を吸収する性質および通気
性を有する吸収材を配置し、かつ、この吸収材を保持す
る保持部材に、温度上昇を感知して変色する感熱塗料ま
たは感熱シールを備えているため、防爆弁の作動時に防
爆弁より噴出する駆動用電解液は吸収材で吸収されるこ
とになり、したがって駆動用電解液が外部に流出すると
いうことはなく、また前記防爆弁の作動時の発熱を感熱
塗料または感熱シールが感知して変色するため、外部か
らアルミ電解コンデンサの故障を容易に確認することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すアルミ電解コンデンサ
の断面図、第2図は従来例を示すアルミ電解コンデンサ
の斜視図である。 11・・・・・・コンデンサ素子、12・・・・・・金
属ケース、12a・・・・・・金属ケースの天板部、1
3,13a・・・・・・一対のリード線、14・旧・・
封口部材、15・・・・・・防爆弁、16・・・・・・
保持部材、18・・・・・・吸収材、22・・・・・・
感熱塗料または感熱シール。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 はが2名第 図 n−一一コンデンサ黴子 12・−會黒ケース 13、f3a−−−一灯のり一ド農 H・・−井口#創 b・−・F)J爆弁 16−保持舒刹 Ig−−・暖1L材 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子と、このコ
    ンデンサ素子を内蔵する有底筒状の金属ケースと、前記
    コンデンサ素子より導出された一対のリード線と、前記
    金属ケースの開口部を封口する封口部材とを備え、前記
    金属ケースの天板部に設けられた防爆弁の上方に、通気
    性を有し、かつ駆動用電解液を吸収する性質を有する吸
    収材を配置し、かつこの吸収材を保持する保持部材に、
    温度上昇を感知して変色する感熱塗料または感熱シール
    を備えたことを特徴とするアルミ電解コンデンサ。
JP27354590A 1990-10-12 1990-10-12 アルミ電解コンデンサ Pending JPH04148523A (ja)

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Cited By (4)

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