JPH0414821Y2 - - Google Patents

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JPH0414821Y2
JPH0414821Y2 JP1983146750U JP14675083U JPH0414821Y2 JP H0414821 Y2 JPH0414821 Y2 JP H0414821Y2 JP 1983146750 U JP1983146750 U JP 1983146750U JP 14675083 U JP14675083 U JP 14675083U JP H0414821 Y2 JPH0414821 Y2 JP H0414821Y2
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JP
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switch
lever
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door
operator
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JP1983146750U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は扉スイツチに関し、特に、扉を開く
と直ちにスイツチが開放されるが、扉を閉じても
押ボタンなどを手動操作しなければスイツチが閉
成されないようにした扉スイツチ装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の扉スイツチ装置としては、例え
ば実開昭48−26458号公報に示されるように、ス
イツチを常時閉成方向に付勢して押圧するスライ
ド部材と、前記スライド部材の透孔に貫通し、前
記透孔縁と係合する段状切込みを設けた押釦レバ
ーと、前記スライド部材の一端と当接し前記スラ
イド部材を前記スイツチの開成方向へ押し戻すべ
く付勢された揺動部材と、前記揺動部材を反付勢
方向に押す開閉扉の押扞とを備え、扉の閉成時に
おいてのみスライド部材のスイツチ閉成方向への
移動が許容され得る状態となり、押釦レバーの押
圧によりスライド部材の段状切込みとの係合が外
れてスイツチが閉成するようにしたものがある。
しかしながら、この従来例のものは、前記スラ
イド部材をスイツチの開成方向へ押し戻すべく付
勢するバネ部材(板バネ)が脱落したり折損した
りすると、扉が開放されているにもかかわらず、
いつでもスライド部材がスツチ閉成方向に移動し
得る状態となり、誤つて押釦レバーが押圧される
とスイツチが閉成してしまう欠点があつた。
これを解決するために、出願人はかつて実開昭
56−82835号公報に示される扉スイツチ装置を提
案した。すなわち、第1図乃至第3図において、
10は機器の前面板、9は扉、16はスイツチ2
4を取付けた取付板である。18は第1のレバー
で、取付板16に軸17により回動可能に取付け
られ、一端18aが前面板10の透孔10aと対
向している。19は第2のレバーで、一端が第1
のレバー18の他端18bに軸19aにより回動
可能に取付けられ、他端部22が取付板16から
起立した案内板(案内体)21とスイツチ24と
の間に侵入している。
両レバー18,19はバネ20により、第1の
レバー18が一端18aで透孔10aを塞ぐ方向
に、第2のレバー19が他端部22を案内板21
に当接させる方向にそれぞれ付勢されている。2
8は第2のレバー19上に摺動可能に設けられた
摺動棒で、バネ29により、同レバー19の他端
部22の方向へ付勢されている。31は押ボタン
で、第2のレバー19の先端寄り前面部19bに
対向して位置し、バネ32により、同レバー19
から離れる方向に付勢されている。
第2図に示すように扉9を閉じると、扉9に設
けた突起15が、透孔10aをとおして第1のレ
バー18の一端18aを押し、同レバー18を回
動させ、それにともない第2のレバー19を図に
おいて右方向へ押し、その他端部22を案内板2
1に沿つて摺動させる。このとき摺動棒28は案
内板21の端部21aに当接し、バネ29を圧縮
する。その後、押ボタン31を押すと、第2のレ
バー19は軸19aのまわりに回動して、第3図
に示すように、スイツチ24の操作子23を押し
て同スイツチ24を閉成する。同時に、摺動棒2
8は案内板21の端部21aとの当接状態から外
れて、バネ29の作用により案内板21に沿つて
図の右方向に突出し、第2のレバー19をバネ2
0に抗してスイツチ24の閉成位置に保持する。
したがつて押ボタン31が復帰してもその状態に
ある。
扉9を開くと、第1図に示すように、第1のレ
バー18はバネ20の作用で復帰し、それにとも
ない第2のレバー19も図において左方向に移動
するとともに、バネ20により他端部22が案内
板21と当接する位置まで回動し、スイツチ24
を開放する。この状態では押ボタン31を押して
も、第2のレバー19はスイツチ24の操作子2
3を押圧しない。
上記装置では、例えば第1図に示すように扉9
が開いている状態において、バネ20が脱落した
り折損したとしても、押ボタン31の押圧により
スイツチ24が閉成されることはなく安全であ
る。ところが、第3図に示すスイツチ24を閉成
した状態において、スイツチ24における操作子
23の復帰バネ力により、その操作子23と案内
板21との間に第2のレバー19と摺動棒28と
が挟持されているので、万一バネ20が脱落した
り折損するなどの事故が生じると、扉9を開いて
も、第2のレバー19が復帰せず、スイツチ24
が閉成されたままとなる。これは非常に危険なこ
とである。
〔考案の目的〕
この考案は、上記欠点を解消し、バネの脱落や
折損により扉が開いた状態でスイツチが閉成され
てしまう不具合がないことはもとより、更には、
スイツチ閉成状態において扉を開いてもスイツチ
が閉成されたままとなる不都合を解消して、扉を
開けば直ちにスイツチが開放されるようにしたも
のである。
〔実施例〕
第4図〜第6図において従来例と同一部分に同
一符号を付して説明を省略する。この考案の好ま
しい実施例においては、スイツチ24は、操作子
23を第2のレバー19の一端の軸19a側に向
け、他端部22の摺動方向とほぼ平行に移動する
ように配置している。また従来の摺動棒に代え
て、スイツチ作動板30を、第2のレバー19の
立上り部19c,19cに、その第2のレバー1
9の他端部22の摺動方向とほぼ平行に摺動可能
に支持し、そのスイツチ24側の一端部に、摺動
方向とほぼ直交する押圧面30aを起立させ、他
端部に抜け止め用の突起30bを切起こし、バネ
33により第2のレバー19の他端部22方向へ
むかつて付勢している。また、取付板16から起
立した案内板(案内体)21の規制用端部21a
と、第2のレバー19の他端部22の摺動方向に
対向する位置のスイツチ作動板端部に当接部30
cを設けている。
扉9を閉じると、第1のレバー18の回動によ
り、第5図に示すように、第2のレバー19を押
して、その他端部22を案内板21に沿つて摺動
させるのは従来例と同様である。その摺動の途中
で、スイツチ作動板30の当接部30cが規制用
端部21aと当接するので、スイツチ作動板30
のみ移動が止められ、第2のレバー19上を相対
的に後退する。それによつて、バネ33が伸びて
蓄勢する。この状態では、スイツチ作動板30の
押圧面30aは、スイツチの操作子23と近接し
て対向するが、それを押圧しない。
その後、第6図に示すように、押ボタン31を
押すと、第2のレバー19が軸19aのまわりに
回動して、スイツチ作動板30の当接部30cが
規制用端部21aとの当接から外れ、バネ33の
作用で、スイツチ作動板30が第2のレバー19
の他端部22方向へ摺動し、押圧面30aでスイ
ツチ操作子23を押圧して、スイツチ24を閉成
する。なお、スイツチ24において、操作子23
を突出させるバネ作用は、バネ33のそれよりも
著しく小さい。
扉9を開くと、第4図に示すように、バネ20
の作用で第1のレバー18が復帰回動するのにと
もない、第2のレバー19もスイツチ作動板30
とともに、押圧面30aをスイツチ操作子23か
ら離す方向に復帰し、バネ20の作用で他端部2
2を案内板21に当接する。この状態では、押ボ
タン31を押しても、スイツチ作動板30でスイ
ツチ操作子23を押圧しない。
長期の使用によつて、第6図に示すスイツチ2
4の閉成状態において、バネ20が脱落したり折
損すると、扉9を開いたとき、第1のレバー18
及び第2のレバー19は、バネ20のバネ作用に
よつて第4図に示す回動位置に復帰することがで
きない。しかしながら、扉9の開放にともなつ
て、扉9に設けた突起15が機枠の前面板10よ
り手前側に脱出するため、扉閉鎖時には同突起1
5との係合により第6図に示す回動位置に配置さ
れていた第1のレバー18及び第2のレバー19
は、それぞれ第4図に示す回動位置に向かつての
移動が自由となる。これとともに第2のレバー1
9上に設けられたスイツチ作動板30も、同レバ
ー19とともに第6図に示すスイツチ押圧位置か
ら図示左方に向かつて、すなわち、スイツチ24
の操作子23を押圧する方向とは反対の方向に自
由に移動できる状態となる。このため、スイツチ
24においてバネ33の作用を受けなくなつた操
作子23は、同操作子23を突出させようとして
いるバネ力によつて、スイツチ作動板30及び第
2のレバー19を第6図左方に向かつてわずか移
動させ、同時にスイツチ24を開放する。また、
第2のレバー19に連動して第1のレバー18も
第6図に示す回動位置から第4図に示す回動位置
に向かつてわずか復帰回動する。バネ33が脱落
したり折損したときには、スイツチ作動板30で
操作子23を押圧できなくなり、スイツチ24は
開放する。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案は、従来の例えば実開昭
48−26458号公報に示されるように、バネの脱落
や折損により扉が開いた状態でスイツチが閉成さ
れてしまう不具合がないことはもとより、更に
は、スイツチ閉成状態において扉を開いてもスイ
ツチが閉成されたままとなる不都合を解消して、
扉を開けば直ちにスイツチが開放されるようにし
たものであるから、長期にわたつて極めて安全に
使用できる。しかも、スイツチ作動板における押
圧面の位置が多少ずれても、確実にスイツチの操
作子を押圧することでき、機器本体への組付時に
微調整などをする必要がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の扉スイツチ装置を示す断面図、
第2図及び第3図はその動作説明図である。第4
図はこの考案の扉スイツチ装置の断面図、第5図
及び第6図はその動作説明図である。 9は扉、18は第1のレバー、19は第2のレ
バー、20はバネ、21は案内板(案内体)、2
1aは規制用端部、22は第2のレバーの他端
部、23はスイツチ操作子、24はスイツチ、3
0はスイツチ作動板、30aは押圧面、31は押
ボタン(手動操作部材)、33は第2のバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉9の開閉に応動して回動される第1のレバー
    18と、 一端がその第1のレバー18の端部に回動可能
    に連結された第2のレバー19と、 第1のレバー18の回動により第2のレバー1
    9の他端部22が摺動するようにその他端部22
    を案内する案内体21と、 第2のレバー19の前記他端部22の摺動方向
    とほぼ平行に突出する操作子23を備えるスイツ
    チ24と、 第2のレバー19上に前記他端部22の摺動方
    向とほぼ平行に移動可能に設けられ、かつ前記他
    端部22の摺動方向とほぼ直交する操作子押圧面
    30aを備えるスイツチ作動板30と、 第2のレバー19を前記他端部22が案内体2
    1に当接する方向に付勢するバネ20と、 第2のレバー19とスイツチ作動板30との間
    に設けられ、そのスイツチ作動板30を前記スイ
    ツチ24において操作子23を突出させるバネ力
    より大きいバネ力で操作子23を押圧する方向に
    付勢する第2のバネ33と、 扉9を閉じる動作にともなつて摺動する第2の
    レバー19上のスイツチ作動板30と当接し、そ
    のスイツチ作動板30を前記第2のバネ33のバ
    ネ力に抗して第2のレバー19に対し相対的に後
    退移動させる規制用端部21aと、 その規制用端部21aとスイツチ作動板30と
    の当接を外し、第2のバネ33に蓄勢されたバネ
    力でスイツチ操作子23を押圧するように第2の
    レバー19をバネ20に抗して回動操作する押ボ
    タンなどの手動操作部材31と、 よりなる扉スイツチ操置。
JP14675083U 1983-09-22 1983-09-22 扉スイッチ装置 Granted JPS6055023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14675083U JPS6055023U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 扉スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14675083U JPS6055023U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 扉スイッチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6055023U JPS6055023U (ja) 1985-04-17
JPH0414821Y2 true JPH0414821Y2 (ja) 1992-04-03

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ID=30326557

Family Applications (1)

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JP14675083U Granted JPS6055023U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 扉スイッチ装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121338Y2 (ja) * 1971-08-03 1976-06-03
JPS618506Y2 (ja) * 1979-11-29 1986-03-17

Also Published As

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JPS6055023U (ja) 1985-04-17

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