JPH04146577A - 磁気デイスクの記録読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気ディスクに情報を記録するかあるいは記録
された情報を読み取る磁気ディスクの記録読取装置に関
する。

［従来の技術］ フロッピーディスク等の磁気ディスクに情報を記録しあ
るいは記録された情報を読み取る磁気記録読取装置では
、情報の記録読取り用の磁気ヘツドを備えている。この
磁気ヘッドは、磁気ディスクの回転停止状態において磁
気ディスク面に密着して配置されており、さらに、磁気
ディスクの径方向に移動可能となっている。

磁気ディスクに情報を記録するかあるいは記録された情
報を読み取る際には、磁気ディスクを回転させると、回
転に伴う風力によって磁気ヘッドが磁気ディスク面から
所定の間隔（例えば、磁気ディスク面との隙間が０．１
μｍ程度）離間し、さらに磁気ヘッドを所望のトラック
位置へ移動させ、そのトラックに情報の記録あるいは読
み取りを行なう構成である。

ところで、このような磁気ディスク及び磁気ヘッドの表
面は極めて平滑に形成されている。このため、磁気ディ
スクの回転停止状態において磁気ヘッドが磁気ディスク
面に密着して配置された従来の磁気記録読取装置では、
磁気ディスクの回転停止の際に磁気ヘッドと磁気ディス
クの所謂吸着現象が発生する場合がある。

この場合、磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着現象が一旦
発生すると、以後の磁気ディスクの回転が不能となった
り、再び磁気ディスクが回転を開始した際に磁気ディス
クや磁気ヘッドが損傷する恐れがある。

特に、近時では、磁気ディスクの記録容量の増加に伴っ
て表面粗さ精度が向上し、このため、この吸着現象の傾
向が顕著である。

そこで、このような吸着現象に起因する磁気ディスクや
磁気ヘッドの損傷を防止するための対策が、特開昭６４
−３２４６４号公報、特開平２−９６９９０号公報にて
提案されている。

ここで、特開昭６４−３２４６４号公報に提案される装
置は、磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着現象が発生した
場合にこれを検出する手段を備えており、吸着現象が発
生した場合には磁気ヘッドを振動（磁気ディスクの半径
方向へ移動）させて吸着現象を解消する構成である、一
方、特開平２−９６９９０号公報に提案される装置は、
磁気ヘッドを磁気ディスクから離間させるためのリフト
バーを備えており、ソレノイドの励磁力を複数のレバー
によってリフトバーへ伝達して磁気ヘッドを磁気ディス
クから離間させる構成である。

しかしながら、特開昭６４−３２４６４号公報に提案さ
れる装置では、−旦吸着現象が発生した後に磁気ヘッド
を強制的に振動させて吸着現象を解消する構成であるた
め、依然として磁気ディスクや磁気ヘッドが損傷する恐
れが残存している。

一方、特開平２−９６９９０号公報に提案される装置で
は、ソレノイドの励磁力の伝達機構が複雑でその伝達経
路も長く、広い配置スペースが不可欠である。さらに、
磁気ヘッドが磁気ディスクの径方向に移動する装置にし
か用いることができず、適用の範囲が狭い欠点もある。

このように、何れの場合も磁気ヘッドと磁気ディスクの
吸着現象の根本的な対策とは成りえない。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記事実を考慮し、吸着現象を防止し磁気ディ
スク及び磁気ヘッドが損傷することのない磁気ディスク
の記録読取装置を得ることが目的である。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る磁気ディスクの記録読取装置は、磁気ディ
スクに情報を記録するかあるいは記録された情報を読み
取る磁気ディスクの記録読取装置において、前記磁気デ
ィスクの回転面と略同一面内で前記磁気ディスクに接離
する方向へ回動可能に配置された基台と、一端部に前記
磁気ディスクの記録読取ヘッドが取り付けられると共に
他端部が前記基台に固定され、自然状態では前記記録読
取ヘッドを前記磁気ディスクに密着した状態で保持し略
中間部が弾性変形することにより前記記録読取ヘッドが
前記磁気ディスクから離間する方向へ移動可能なヘッド
アームと、前記基台の回動面と略同一面で回動可能に前
記基台に取り付けられ、通常は前記ヘッドアームに係合
し前記ヘッドアームの略中間部を弾性力に抗して弾性変
形させて前記記録読取ヘッドを前記磁気ディスクから離
間しに状態で保持すると共に、回動することにより前記
ヘッドアームとの係合を解除して前記記録読取ヘッドを
前記磁気ディスクへ密着状態とする解除アームと、前記
基台に取り付けられ、前記磁気ディスクに情報を記録す
るかあるいは記録された情報を読み取る際に、前記磁気
ディスクが回転した後に前記解除アームを回動させる回
動手段と、を備えたことを特徴としている。

［作用］ 上記構成の磁気ディスクの記録読取装置では、通常は解
除アームがヘッドアームに係合して保持し記録読取ヘッ
ドは磁気ディスクから離間した状態となっている。した
がって、磁気ディスクと記録読取ヘッドが吸着現象を起
こすことはなく、仮に磁気ディスクが回転しても記録読
取ヘッドや磁気ディスクが損傷することはない。

情報を記録するかあるいは記録された情報を読み取る際
には、磁気ディスクが回転した後に回動手段の作動によ
って解除アームが回動されてヘッドアームから離間する
。このため、ヘッドアームが自然状態に復帰する。この
際には、磁気ディスクが回転しているため、記録読取ヘ
ッドは風力によって磁気ディスクから所定間隔離間し吸
着現象を起こすことはなく、情報の記録または読み取り
が可能となる。

このように、磁気ディスクが停止している場合には記録
読取ヘッドは磁気ディスクから離間しているため、換言
すれば、情報を記録するかあるいは記録された情報を読
み取る際にのみ言己録読取ヘッドが磁気ディスクに接近
するため、磁気ディスクと記録読取ヘッドが吸着現象を
起こすことは皆無となり、したがって、磁気ディスクや
記録読取ヘッドが損傷することがない。

また、ヘッドアーム、解除アーム及び回動手段は何れも
基台に取り付けられて基台と共に回動するため、トラン
ク位置に拘わらず記録読取ヘッドの磁気ディスクからの
離間動作は確実であり、また全体的にコンパクトとなっ
て適用の範囲も拡大する。

［実施例コ 第１図には本発明の第１実施例に係る記録読取装置１０
の一部破断した斜視図が示されている。

また、第２図（Ａ）には記録読取装置１０の平面図が示
されており、第２Ｉ！ｌ　（Ｂ）には第２図（Ａ）Ｂ−
Ｂ線に沿った記録読取装置１０の断面図が示されている
。

記録読取装置１０では、図示を省略した駆動装置によっ
て回転される磁気ディスク１２の近傍に、基台としての
キャリッジベース１４が配置されている。キャリッジベ
ース１４の一端部には支持部１６が形成されており、こ
の支持部１６が回転軸１８に支持されてキャリッジベー
ス１４は磁気ディスク１２に接離する方向に回動可能と
なっている。

キャリッジベース１４の磁気ディスク１２側の端部には
、プレート２０が一対のスペーサ２２を介してキャリッ
ジベース１４と平行状態で固定されている。第２図（Ｂ
）にも詳細に示す如く、プレート２０の磁気ディスク１
２側の端部にはヘッドアーム２４が固着されており、さ
らに、プレート２０に対向するキャリッジベース１４に
はヘッドアーム２４と平行状態でヘッドアーム２６が固
着されている。すなわち、ヘッドアーム２４とヘッドア
ーム２６との間が磁気ディスク１２の挿入空間となって
おり、ヘッドアーム２４とヘッドアーム２６は磁気ディ
スク１２の表裏面にそれぞれ対応して位置している。

各ヘッドアーム２４．２６は板状で、長手方向において
先端部から基端部（プレート２０またはキャリッジベー
ス１４への固着部分）近傍に掛けてのみ、幅方向両端部
が略直角に屈曲されてリブ２８．２９が形成されている
。したがって、各ヘッドアーム２４．２６はリブ２８．
２９が形成された部分においては曲げ剛性が高くなって
おり、幅方向両端部にリブ２８．２９が形成されない基
端部近傍は曲げ剛性が低い弾性部３０．３２となってい
る。このため、各ヘッドアーム２４．２６はこの弾性部
３０．３２において弾性変形可能となっており、弾性部
３０．３２が弾性変形することによって、先端部（弾性
部３０．３２と反対側の端部）が磁気ディスク１２に接
離するようになっている。

各ヘッドアーム２４．２６の先端部には、記録読取ヘッ
ド３４．３６がそれぞれ取り付けられている。各記録読
取ヘッド３４．３６は磁気ディスク１２に情報を記録し
あるいは記録された情報を読み取ることができる。

ここで、ヘッドアーム２４．２６は、自然状態において
、各記録読取ヘッド３４．３６が磁気ディスク１２に密
着した状態となるように、各部の寸法が設定されており
、磁気ディスク１２の回転に伴う風力によって各記録読
取ヘッド３４．３６が磁気ディスク１２０表面から所定
の間隔（例えば、磁気ディスク面との隙間が０．１μｍ
程度）離間して情報の記録あるいは読み取りが可能とな
る構成である。

磁気ディスク１２と反対側のプレート２０の側方にはム
ーブメント３８が配置されている。ムーブメント３８に
はプレート２０側の端部から腕部４０が延出されており
、この腕部４０がキャリッジベース１４とプレート２０
との間に配置された軸受け４２によって回動可能に支持
されている。

このため、ムーブメント３８はキャリッジベース１４上
で第２図（Ａ＞矢印Ｘ、Ｙ方向に回動可能となっている
。

ムーブメント３８の腕部４０の先端には、一対の解除ア
ーム４４．４６が固着されている。解除アーム４４．４
６は、互いに平行でかつ所定の間隔（磁気ディスク１２
の肉厚に対応した寸法）で腕部４０に固着されてムーブ
メント３８と一体的に回動するようになっており、それ
ぞれヘッドアーム２４．２６に対応している。すなわち
、各解除アーム４４．４６は、磁気ディスク１２の外側
でかつヘッドアーム２４とヘッドアーム２６との間に位
置して、ヘッドアーム２４．２６と平行に回動する構成
である。

解除アーム４４．４６の先端部には、それぞれ突起４８
．５０がヘッドアーム２４．２６の方向へ突出形成され
ており、ヘッドアーム２４．２６に係合可能である。解
除アーム４４．４６が回動して各突起４８．５０がヘッ
ドアーム２４．２６に係合した状態では、各ヘッドアー
ム２４．２６は弾性部３０．３２が弾性変形されて、先
端部すなわち記録読取ヘッド３４．３６がそれぞれ磁気
ディスク１２から離間するようになっている。

一方、ムーブメント３８の裏面側（キャリッジベース１
４側の面）には、回動手段を構成する一対のマグネット
５２．５４がヨーク５６を介して固着されており、さら
に、これらのマグネット５２．５４に対向するキャリッ
ジベース１４には、同様に回動手段を構成するコイル５
８がヨーク６０を介して取り付けられている。このコイ
ル５８は図示を省略した電源装置に接続されており、通
電されて磁界が発生することにより、マグネット５２．
５４を介してムーブメント３８に移動力を付与して第２
図（Ａ）矢印Ｘ方向へ移動させることができる。なお、
このコイル５８への通電は磁気ディスク１２が回転した
後に行なわれる。

ムーブメント３８の側方にはそれぞれストッパ６２．６
４がキャリッジベース１４から突設されており、ムーブ
メント３８の移動を制限している。

また、ムーブメント３８とキャリッジベース１４の支持
部１６との間（すなわち、ストッパ６４の近傍）には捩
じりコイルスプリング６６が配置されており、常にムー
ブメント３８をストッパ６２の方向（第２図（Ａ）矢印
Ｙ方向）へ付勢している。したがって、コイル５８に通
電されない通常の状態においては、ムーブメント３８は
捩じりコイルスプリング６６の付勢力でストッパ６２に
当接しており、かつ、解除アーム４４．４６はそれぞれ
ヘッドアーム２４．２６に対向し突起４８．５０がヘッ
ドアーム２４．２６に係合しており、ヘッドアーム２４
．２６は弾性部３０．３２が弾性変形されて先端部すな
わち記録読取ヘッド３４．３６がそれぞれ磁気ディスク
１２から離間した状態（第２図（Ａ）及び第２図（Ｂ）
図示状態）となっている。

次の本実施例の作用を説明する。

上記構成の記録読取装置１０では、通常は（磁気ディス
ク１２に記録も読み取りも行なわない場合には）、コイ
ル５８へは通電されておらず、したがって、第２図（Ａ
）及び第２図（Ｂ）に示す如く、ムーブメント３８は捩
じりコイルスプリング６６の付勢力でストッパ６２に当
接しており、かつ、解除アーム４４．４６はそれぞれヘ
ッドアーム２４．２６に対向し突起４８．５０がヘッド
アーム２４．２６に係合しており、ヘッドアーム２４．
２６は弾性部３０．３２が弾性変形されて記録読取ヘッ
ド３４．３６はそれぞれ磁気ディスク１２から離間した
状態となっている。

したがって、磁気ディスク１２と記録読取ヘッド３４．
３６が吸着現象を起こすことはなく、仮に磁気ディスク
１２が回転しても磁気ディスク１２及び記録読取ヘッド
３４．３６は何れも損傷することはない。

磁気ディスク１２に情報を記録するかあるいは記録され
た情報を読み取る際には、磁気ディスク１２が回転した
後にコイル５８に通電される。コイル５８に通電される
と、コイル５８に発生する磁界によってマグネット５２
．５４を介してムーブメント３８に移動力が付与され、
ムーブメント３８が捩じりコイルスプリング６６の付勢
力に抗して第２図（Ａ）矢印Ｘ方向へ移動される。さら
に、ムーブメント３８はストッパ６４に当接しこの状態
で保持される。

これによって、第３図（Ａ）及び第３図（Ｂ）に示す如
く、解除アーム４４．４６がそれぞれムーブメント３８
と共に回動し、突起４８．５０がそれぞれヘッドアーム
２４．２６から離間する。

このため、ヘッドアーム２４．２６は、弾性部３０．３
２が自身の弾性力によってそれぞれ自然状態に復帰する
。この際には、磁気ディスク１２が回転しているため、
記録読取ヘッド３４．３６は風力によって磁気ディスク
１２から所定間隔（例えば、０．１μｍ）離間した状態
となる。これにより、記録読取ヘッド３４．３６を介し
て磁気ディスク１２に情報の記録または読み取りを行な
うことができる。

情報の記録または読み取りを実施した後には、コイル５
８への通電が停止される。このため、再び第２図（Ａ）
及び第２図（Ｂ）に示す如く、ムーブメント３８が捩じ
りコイルスプリング６６の付勢力によってストッパ６２
の方向へ移動され、これにより、解除アーム４４．４６
が回動されて突起４８．５０がそれぞれヘッドアーム２
４．２６に係合する。このため、再びヘッドアーム２４
．２６の弾性部３０．３２が弾性変形されて記録読取ヘ
ッド３４．３６がそれぞれ磁気ディスク１２から離間し
た状態となる。

このように、記録読取ヘッド３４．３６は、磁気ディス
ク１２が停止している場合には磁気ディスク１２から離
間しているため、換言すれば、磁気ディスク１２に情報
を記録するかあるいは記録された情報を読み取る際にの
み磁気ディスク１２に接近するため、磁気ディスク１２
と記録読取ヘッド３４．３６が吸着現象を起こすことは
皆無となる。したがって、磁気ディスク１２や記録読取
ヘッド３４．３６は何れも損傷することがなく、また磁
気ディスク１２の回転が不能になることもない。

また、記録読取装置１０では、ヘッドアーム２４．２６
、解除アーム４４．４６及び回動手段を構成するマグネ
ット５２．５４、コイル５８は何れもキャリッジベース
１４に取り付けられてこのとキャリッジベース１４共に
回動するた約、トラック位置に拘わらず解除アーム４４
．４６の解除動作は確実であり、記録読取ヘッド３４．
３６を磁気ディスク１２から確実に離間させることがで
きる。また、単一のキャリッジベース１４上に各部品が
取り付けられるため、全体的にコンパクトとなり、小型
の装置であっても用いることができ適用の範囲も拡大す
る。

次に本発明の他の実施例について説明する。なお、前記
第１実施例と基本的に同一の部品には前記第１実施例と
同一の符号を付与しその説明を省略している。

第４図には第２実施例に係る記録読取装置７０の平面図
が示されている。記録読取装置７０では、前記第１実施
例に係る記録読取装置１０において回動手段を構成した
マグネット５２．５４、コイル５８及び捩じりコイルス
プリング６６が省略されており、代わりにプランジャー
７２が配置されている。

プランジャー７２には、Ｌ字状のロッド７４の一端部が
連結されている。ロッド７４の他端部は、キャリッジベ
ース１４とプレート２０との間に配置された軸受け４２
に回動可能に支持されたムーブメント７６（前記第１実
施例における腕部４０に相当）に連結されている。この
ため、プランジャー７２の作動によりムーブメント７６
が回動されて解除アーム４４．４６が回動され、突起４
８．５０がそれぞれヘッドアーム２４．２６に係合また
は離間する構成である。

この第２実施例においても、磁気ディスク１２の停止時
には記録読取ヘッド３４．３６を磁気ディスク１２から
離間状態とし、磁気ディスク１２に情報を記録するかあ
るいは記録された情報を読み取る際にのみプランジャー
７２を作動させて記録読取ヘッド３４．３６を磁気ディ
スク１２に接近させるため、磁気ディスク１２と記録読
取ヘッド３４．３６が吸着現象を起こすことは皆無とな
り、磁気ディスク１２や記録読取ヘッド３４．３６は何
れも損傷することがない。

また、記録読取装置７０においても、トラック位置に拘
わらず解除アーム４４．４６の解除動作は確実であり、
記録読取ヘッド３４．３６を磁気ディスク１２から確実
に離間させることができる。

また、単一のキャリッジベース１４上に各部品が取り付
けられるため、全体的にコンパクトとなり、小型の装置
であっても用いることができ適用の範囲も拡大する。

なお、記録読取装置７０においては、プランジャー７２
はロッド７４を介してムーブメント７６や解除アーム４
４．４６に連結される構成としたが、これに限らず、ロ
ッド７４を省略し直接的に連結する構成としてもよい。

例えば、第５図に示す記録読取装置８０の如く、プラン
ジャー８２を直接的に解除アーム８４に連結する構成と
してもよい。

この記録読取装置８０では、吸着現象を起こすことが無
く磁気ディスク１２や記録読取ヘッド３４．３６が損傷
することがないのみならず、構造が簡単であるため更に
コンパクトな形状にすることができる。

［発明の効果コ 以上説明した如く本発明に係る磁気ディスクの記録読取
装置は、磁気ディスクと磁気ヘッドとの吸着現象を皆無
にし、これによって磁気ディスク及び磁気ヘッドは何れ
も損傷することがないという優れた効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係る記録読取装置の一部
破断した斜視図、第２図（Ａ）は記録読取装置の平面図
、第２図（Ｂ）は第２図（Ａ）のＢ−Ｂ線に沿った記録
読取装置の断面図、第３図（Ａ）は記録読取装置の作動
状態を示す第２図（Ａ）に対応する平面図、第３図（Ｂ
）は記録読取装置の作動状態を示す第２図（Ｂ）に対応
する断面図、第４図は本発明の第２実施例に係る記録読
取装置の平面図、第５図は本発明の第３実施例に係る記
録読取装置の平面図である。 １０・・・記録読取装置、 １２・・・磁気ディスク、 １４・・・キャリッジベース（基台）、２４．２６・・
・ヘッドアーム、 ３０．３２・・・弾性部、 ３４．３６・・・記録読取ヘッド、 ４４．４６・・・解除アーム、 ５２．５４・・・マグネット（回動手段）、５８・・・
コイル（回動手段）、 ６６・・・捩じりコイルスプリング（回動手段）７０・
・・記録読取装置、 ８０・・・記録読取装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスクに情報を記録するかあるいは記録さ
   れた情報を読み取る磁気ディスクの記録読取装置におい
   て、 前記磁気ディスクの回転面と略同一面内で前記磁気ディ
   スクに接離する方向へ回動可能に配置された基台と、 一端部に前記磁気ディスクの記録読取ヘッドが取り付け
   られると共に他端部が前記基台に固定され、自然状態で
   は前記記録読取ヘッドを前記磁気ディスクに密着した状
   態で保持し略中間部が弾性変形することにより前記記録
   読取ヘッドが前記磁気ディスクから離間する方向へ移動
   可能なヘッドアームと、 前記基台の回動面と略同一面で回動可能に前記基台に取
   り付けられ、通常は前記ヘッドアームに係合し前記ヘッ
   ドアームの略中間部を弾性力に抗して弾性変形させて前
   記記録読取ヘッドを前記磁気ディスクから離間した状態
   で保持すると共に、回動することにより前記ヘッドアー
   ムとの係合を解除して前記記録読取ヘッドを前記磁気デ
   イスクへ密着状態とする解除アームと、 前記基台に取り付けられ、前記磁気ディスクに情報を記
   録するかあるいは記録された情報を読み取る際に、前記
   磁気ディスクが回転した後に前記解除アームを回動させ
   る回動手段と、 を備えたことを特徴とする磁気ディスクの記録読取装置
   。