JPH0414616Y2 - - Google Patents

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JPH0414616Y2
JPH0414616Y2 JP154886U JP154886U JPH0414616Y2 JP H0414616 Y2 JPH0414616 Y2 JP H0414616Y2 JP 154886 U JP154886 U JP 154886U JP 154886 U JP154886 U JP 154886U JP H0414616 Y2 JPH0414616 Y2 JP H0414616Y2
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JP
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tumbler
rotor
plug
cylinder
key
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JP154886U
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JPS62113259U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車庫や倉庫又は商店等の出入口に設け
られるシヤツタ扉、又はその他の閉塞施錠用とし
て利用される装置に関する。
(従来の技術) タンブラ式シリンダ錠と、その内端に設けられ
たロータ及びロータに連動して出没摺動するよう
に連繋したラツク歯式の鍵杆とよりなるシヤツタ
扉の施錠装置は、例えば実公昭57−59564号、実
公昭48−25659号等に示すように本願人等が既に
提案しているものであるが、公知の装置はシリン
ダ錠のキー孔に板キーを差込むとタンブラが回転
プラグ内に引込むと同時に板キーがロータに係合
し、板キーを引き抜くとプラグの周面よりタンブ
ラが突出してシリンダ内壁の係合溝に係止するよ
うになつている。したがつて板キーを差込むと回
転プラグとロータが一体的に回転可能となり、板
キーの操作でロータを介して鍵杆を摺動させるこ
とができるものである。
ところが、ロータはシリンダ錠のプラグに対し
常に自由であり、板キーを抜いた状態でも自由に
回転可能であるからキー孔に針金等を差込んでプ
ラグとロータの回転操作を容易に行われるおそれ
があり、盗難防止の点で問題があつた。
(技術的課題) 従つて本考案においては、板キーを差込んだ状
態でも板キーとロータとは係合しないようにする
と共に、にせの板キーや針金等によつてはロータ
との係合ができないようにすることを技術的課題
とする。
(技術的手段) 上記の技術的課題を解決するために、本考案は
シリンダ内に板キーにより回転操作されるタンブ
ラ付き回転プラグを嵌設してなるシリンダ錠と、
その内端部に回転自在に設けられたロータ、及び
ロータに連動してケース本体より出没自在に摺動
する鍵杆とよりなり、前記シリンダ錠のプラグに
該プラグに固有のタンブラとは別にもう一つの駆
動タンブラを設けると共に、対応するロータ側に
はロータ縦孔の周壁に駆動タンブラ係合用の係合
溝を形成して、この駆動タンブラを前記板キーの
差込みでシリンダに対応する前記固有のタンブラ
が引込むのとは逆に突出し、引抜くと没入するよ
うに構成してなるものである。
(作用) 上記の技術的手段は次のように作用する。
シリンダ錠10のキー孔13に板キー16を差
込むと、回転プラグ12の上部にある4枚のタン
ブラ14は一斉に引込むが、下部にある駆動タン
ブラ15はこれとは逆に突出してロータ20の係
合溝22に嵌入係止する。
したがつて、プラグ12はシリンダ11内にお
いて回転可能となり、またロータ20は駆動タン
ブラ15を介してプラグ12と一体に結合され
る。
この状態で板キー16を解錠方向(矢印イ)へ
回動操作すると、これと共にプラグ12が回動
し、同時にロータ20も駆動タンブラ15を介し
て一体的に回動するからケース本体1の両端に突
出する鍵杆2はロータ20の回転につれて内方
(矢印ロ)へ引込むように摺動し解錠となる。
キー孔13に差込まれた板キー16を抜き取る
と、上部の4枚のタンブラ14は一斉に突出して
シリンダ11の係合溝17に嵌入係止するからシ
リンダ11に対し回転不能となりロツク状態とな
る。逆に駆動タンブラ15はプラグ11内へ没入
するからロータ20とは係合解除となりロータ2
0をフリーとなす。
しかし、この状態で針金等をキー孔15に差し
込んでロータ20を回転操作しようとすると、シ
リンダ11に対するタンブラ14を引込め且つ駆
動タンブラ15を突出させなければロータ20を
回動できないから実際に鍵杆2を解錠することは
先づ不可能である。
(効果) 本考案は、次のような特有の効果を有する。
従来は板キーの差込みにより板キーとロータ
とを係合させていたが、本考案では板キーとロ
ータとは直接係合しないため、針金やにせの板
キー等によつてもロータを回動できず、盗難防
止に大いに役立つ。
ロータは従来と同様シリンダ錠に対しフリー
であるから内側からの操作でも鍵杆を操作でき
る。
ロータは駆動タンブラのみを介してシリンダ
錠のプラグと結合するため全ゆる種類のにせの
板キーを排除でき、安全性が非常に高い。
シリンダ錠のプラグに従来からあるタンブラ
に加えてロータに係合する駆動タンブラを最低
1個設けるだけで足りるため、構造が複雑にな
らず、簡単安価に製作できる。
シリンダ錠を備えた施錠装置であれば、用途
目的に応じて各種の装置に実施できる。
(実施例) 本考案の好ましい実施例を次に示す。
シリンダ錠10は、ケース本体1に固定される
シリンダ11とその中空縦孔11a内に嵌合され
る回転プラグ12とよりなる。
回転プラグ12にはその上面にキー孔13を有
し、周面には出没自在なタンブラ14,15を有
する。
タンブラ14はシリンダ11に対応する従来か
ら固有のものであるが、下部のタンブラ15はロ
ータ20に対応する位置に設けて且つ上部のタン
ブラ14とは逆に出没するように作用する。この
タンブラ15を駆動タンブラと名付ける。
タンブラ14及び駆動タンブラ15には夫々ば
ね18,19を附勢して、板キー16を抜いたと
きにばね圧によりタンブラ14の突出と駆動タン
ブラ15の没入が行なわれるようにする。
ロータ20にはプラグ12の下端が嵌合する丸
孔からなる嵌合部21と、その内壁に駆動タンブ
ラ15が係合する係合溝22を設け、さらに外周
にはロツク杆3と操作杆4の各歯3a,4aに噛
合う歯車23,24を設ける。
ロツク杆3と鍵杆2、及び操作杆4は三者を重
合して2組をロータ20に前後から挾むようにケ
ース本体1内に組込み、ケース本体の左右両端か
ら突出するように摺動させる。
鍵杆2は直接ロータ20とは噛合わないが、牽
引ばね5によりロツク杆3と結合させて、三者が
ほぼ一体的に摺動するようになつている。
図において、6はケース本体1の蓋板、7はシ
リンダ錠のキヤツプである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施したシヤツタ施錠装置の平
面図、第2図は第1図A−A線の断面図、第3図
及び第4図はシリンダ錠の側面図で、前者はキー
を差込んだ状態、後者はキーを抜いた状態を夫々
示す。第5図は本考案の部品の分解斜視図であ
る。 1……ケース本体、2……鍵杆、10……シリ
ンダ錠、11……シリンダ、12……プラグ、1
3……キー孔、14……タンブラ、15……駆動
タンブラ、16……板キー、17,22……係合
溝、20……ロータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダ内に板キーにより回転操作されるタ
    ンブラ付き回転プラグを嵌設してなるシリンダ
    錠と、その内端部に回転自在に設けられたロー
    タ、及びロータに連動してケース本体より出没
    自在に摺動する鍵杆とよりなり、前記シリンダ
    錠のプラグに該プラグに固有のタンブラとは別
    にもう一つの駆動タンブラを設けると共に、対
    応するロータ側にはロータ縦孔の周壁に駆動タ
    ンブラ係合用の係合溝を形成して、この駆動タ
    ンブラを前記板キーの差込みでシリンダに対応
    する前記固有のタンブラが引込むのとは逆に突
    出し、引抜くと没入するように構成してなるこ
    とを特徴とするシヤツタ等の施錠装置。 (2) 前記ロータは、板キーの差込み時においても
    その板キーに対しては回転自由であるように設
    定されている前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のシヤツタ等の施錠装置。 (3) 前記駆動タンブラは、回転プラグの内端側に
    設けられている前記実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のシヤツタ等の施錠装置。 (4) 前記駆動タンブラは、回転プラグの周面の片
    側に1個又は両側に一対として設けられている
    前記実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項
    の何れか1項記載のシヤツタ等の施錠装置。
JP154886U 1986-01-09 1986-01-09 Expired JPH0414616Y2 (ja)

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JP154886U JPH0414616Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

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JPS62113259U JPS62113259U (ja) 1987-07-18
JPH0414616Y2 true JPH0414616Y2 (ja) 1992-04-02

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JPS62113259U (ja) 1987-07-18

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