JPH04146112A - 合成樹脂製バンパーの製造方法 - Google Patents

合成樹脂製バンパーの製造方法

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JPH04146112A
JPH04146112A JP2270960A JP27096090A JPH04146112A JP H04146112 A JPH04146112 A JP H04146112A JP 2270960 A JP2270960 A JP 2270960A JP 27096090 A JP27096090 A JP 27096090A JP H04146112 A JPH04146112 A JP H04146112A
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JP
Japan
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bumper
synthetic resin
center material
core material
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2270960A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kiyama
木山 尚志
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Daikyo Inc
Original Assignee
Daikyo Inc
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Publication date
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Publication of JPH04146112A publication Critical patent/JPH04146112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂製バンパーの製造方法の改良に関する
(従来の技術) 最近の自動車用バンパーは、軽量化のために合成樹脂製
のものが多用化されつつあり、特に、衝撃エネルキー吸
収材としてのプラスチック発泡体を内部に充填したもの
も実用化されている(実開昭63−114859号、特
開昭64−55216号公報参照)。
(発明か解決しようとする課題) ところで、上記プラスチック発泡体を充填したバンパー
は、バンパー成形用型内に、予め成形したプラスチック
発泡体よりなる芯部材をセントし、該芯部材と上記型と
の隙間に、液状のバンパー用合成樹脂を注入充填して反
応硬化させることにより、上記芯部材と一体で製造して
いる。
しかしながら、上記のようなプラスチック発泡体は、剛
性や耐熱性に乏しいから、バンパー用合成樹脂の注入充
填時や反応硬化時に変形しやすいので、上記型との隙間
が変化してバンパーの肉厚がばらつきやすいという問題
があった。
また、プラスチック発泡体自体には保熱作用があるので
、バンパー用合成樹脂の反応熱冷却時間が長くかかり、
バンパー成形効率が悪いという問題もあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、バンパー肉厚のばらつきを防止しつつ、耐衝撃性向上
のための芯部材と一体で成形することができ、かつバン
パー成形効率も向上する新規な合成樹脂製バンパー製造
方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本発明は、適数の取付ボルトを有し、細長い
中空体の熱硬化性樹脂製の補強芯材を予め形成し、該補
強芯材をバンパー成形用型内に上記ボルトを用いてセッ
トした後、該補強芯材と上記型との間に、液状のバンパ
ー用合成樹脂を注入充填して、反応硬化させることを特
徴とするものである。
(発明の作用・効果) 本発明は、適数の取付ボルトを有し、細長い中空体の熱
硬化性樹脂製の補強芯材を予め形成し、該補強芯材をバ
ンパー成形用型内に上記ボルトを用いてセントし、該型
と補強芯材との間に、液状のバンパー用合成樹脂を注入
充填するようにしたものである。
したかって、上記補強芯材用の樹脂材料として、剛性と
耐熱性のある熱硬化性のものを採用することにより、バ
ンパー用合成樹脂の注入充填時や反応硬化時における上
記芯材の変形がなくなり、型との隙間が変化しなくなる
ので、ノーンバーの肉厚にばらつきが生じなくなる。
すなわち、バンパー肉厚のばらつきを防止しつつ、バン
パーを補強芯材と一体で成形することかできる。
また、上記補強芯材は中空状に形成されているので、そ
の内部を通風状態とすれば、バンパー用合成樹脂の反応
熱の冷却時間が短くなり、メインB−成形効率が向上す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第5図に示すように、車幅方向に伸長する合成樹脂製の
自動車用バンパー10は、合成樹脂製の補強芯材11を
有し、該芯材11との間にインサートモールドした取付
板12のボルト13を、車体ステー14の先端に固定し
たプレート15に挿通させて、ナツト16で締結するこ
とにより、車体ステー14に取付けられる。
なお、10a、10aはバンパーの下部に一体成形され
た空気取入口である。
上記補強芯材11は、剛性及び耐熱性のある熱硬化性樹
脂材料を用いて予め形成されている。すなわち、例えば
第2図に示すように、上型18と下型19との間に、断
面略U字状の合成樹脂充填用隙間20a、20bを形成
して、該隙間20a。
20bに液状の熱硬化性樹脂材料を注入充填して反応硬
化させ、第3図(a)に示すような半割箱状部品11a
、11bを、SMC,tM、射出成形等の技術により成
形する。
本実施例では、上記熱硬化性樹脂材料として、例えば、
以下の物性を有するガラス繊維強化不飽和ポリエステル
樹脂を用いた。
・曲げ弾性率 198000 [Kg/cm’]・曲げ
強度    2940 [Kg/cm’]・比重   
   168 ・ガラス繊維添加11  55% ・熱変形温度    200°C また、本実施例では、より好ましくは、上記半割箱状部
品11a、llbの内面側に、各々複数の補強用のリブ
IIT)、11rがそれぞれ設けられている。
そして、上記両部品11a、llbを、第3図(b)に
示すように、開口縁同志を接着等により貼り合わせると
、中空状の補強芯材11が完成する。
上記補強芯材11は、第4図(a)に示すように、部品
11aの開口縁に山形突起11cを形成し、部品11b
の開口縁に凹溝lidを形成して、この嵌合隙間に接着
剤20を充填して貼り合わせる。あるいは第4図(b)
に示すように、部品11aの開口縁の外側に段部lie
を形成し、部品11bの開口縁の内側に段部11fを形
成して、この段部11e、llfの間に接着剤20を充
填して貼り合わせても良い。
尚、上記補強芯材11は、2つの半割体11a11bど
うしを貼り合わせて形成する代わりに、熱硬化性樹脂材
料を用いて弓1き抜き、押し出し等の成形方法で内部中
空状に形成しても良い。
そして、第1図に示すように、バンパー10の表面を成
形する上型22と、バンパー10の裏面を成形する下型
23との間に、上記補強芯材11を、中子兼芯材として
各成形面22a、23aとの間に所定の間隙t(バンパ
ー10の肉厚に相当)を隔てるようにセットする。
このとき、適数のボルト13を挿通させた取付板12を
上記中子兼補強芯材11の背面側に当接させ、上記ボル
ト13.・・、13を用いて、中子兼補強芯材11を下
型23側に支持することによりセットする。
その後、RIM等の技術により、この隙間tに、液状の
バンパー用合成樹脂を注入充填して、反応硬化させると
、中子兼補強芯材11と適数のボルト13がセントされ
た取付板12とが一体にモールドされたバンパー10が
成形される。
尚、本実施例では、例えば以下の条件で上記反応成形を
行った。
・成形特内圧     3 [Kg/cm”]・成形時
樹脂温度 120°C ・射出充填時間   12秒 ・金型温度     60℃ 以上、説明したように、本実施例によれば、熱硬化樹脂
製の中子兼補強芯材11と上、下型2223との隙間t
に、液状のバンパー用合成樹脂材料を注入充填するに際
して、上記中子兼補強芯材用の樹脂材料として剛性と耐
熱性のある熱硬化性のものを採用したので、バンパー用
合成樹脂の注入充填時や反応硬化時における上記芯材1
1の変形がなくなり、型22.23との隙間先が変化し
なくなるので、バンパー10の肉厚にばらつきが生じな
くなる。
すなわち、バンパー肉厚のばらつきを防止しつつ、バン
パー10を補強芯材11と一体で成形することができる
また、上記補強芯材11は中空状に形成されているので
、その内部を通風状管とすることにより、バンパー用合
成樹脂の反応熱の冷却時間を短縮し、バンパー成形効率
を同上させることかできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバンパー成形時の断面図、第2図
は補強芯材の部品成形時の断面図、第3図(a)及び第
3図(b)は中子兼芯材の貼り合わせ要領を示す斜視図
、第4図(a)及び第4図(b)は中子兼芯材の貼り合
わせ方法をそれぞれ示す要部断面図、第5図はバンパー
の車体への取付は状態を示す断面図である。 10・・・バンパー、11・・・補強芯材、lla、1
1b・・・部品、13・・・取付ボルト、2.2.23
・・・型、t・・・隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適数の取付ボルトを有し、細長い中空体の熱硬化
    性樹脂製の補強芯材を予め形成し、該補強芯材をバンパ
    ー成形用型内に上記ボルトを用いてセットした後、該補
    強芯材と上記型との間に、液状のバンパー用合成樹脂を
    注入充填して、反応硬化させることを特徴とする合成樹
    脂製バンパーの製造方法。
JP2270960A 1990-10-08 1990-10-08 合成樹脂製バンパーの製造方法 Pending JPH04146112A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021030481A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 トヨタ自動車株式会社 骨格部材構造

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JP2021030481A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 トヨタ自動車株式会社 骨格部材構造

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