JPH04146087A - ガス燃焼式釘打機 - Google Patents

ガス燃焼式釘打機

Info

Publication number
JPH04146087A
JPH04146087A JP26914590A JP26914590A JPH04146087A JP H04146087 A JPH04146087 A JP H04146087A JP 26914590 A JP26914590 A JP 26914590A JP 26914590 A JP26914590 A JP 26914590A JP H04146087 A JPH04146087 A JP H04146087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion chamber
piston
combustion
gas
dead center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26914590A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehisa Terayama
寺山 恒久
Takuji Torii
鳥居 卓爾
Shinki Otsu
新喜 大津
Hiroshi Uchiumi
内海 弘
Teruo Suzuki
輝夫 鈴木
Toshifumi Kubota
久保田 俊書
Hiroshi Kawakami
洋 河上
Yasuyuki Hirano
平野 泰行
Akira Uno
彰 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP26914590A priority Critical patent/JPH04146087A/ja
Publication of JPH04146087A publication Critical patent/JPH04146087A/ja
Priority to US07/888,307 priority patent/US5199626A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木材に釘を打ち込む際に使用する,ブタンガス
等を燃料とし,燃焼圧力によりピストンを駆動する釘打
機に関するものである。
〔発明の背景〕
ガスの燃焼を利用した釘打機の従来技術として、米国特
許4.403,722号が挙げられる。
この実施例によれば、燃焼室内にファンを設けているた
め連続動作時にファンが高温になり、ファンの構成材料
が軟化して、本来のファン機能を果たさなくなる可能性
があり、また、これに対処するために耐熱性の高い材料
を使用せざるを得ない状態であった。
また下死点に来たピストンを上死点へ戻すためにシリン
ダの上死点と下死点との間に穴を設けておき、ピストン
がこの穴を通過したときに燃焼ガスの一部を排気して燃
焼室内圧力を大気圧にし、その後の冷却によって大気圧
以下にしてピストンを上死点へ戻すようにしている。
この方法では燃焼室上部で点火するためピストン付近に
未燃ガスがある状態でピストンが移動し、前記上死点と
下死点との間の穴をピストンが通過した際に未燃ガスが
大気中に排出される可能性があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ガ
ス燃焼式釘打機の信頼性を高くすることである。
〔発明の概要〕
本発明はファンを燃焼室の外においた状態で燃料と空気
との混合をよくするために、オリフィス格子を燃焼室内
に設け、オリフィス格子を未燃ガスが通過する際に未燃
ガスに乱れを与え、ファンによる混合と同等の効果を得
るよう工夫したものである。
また、ピストンが一度下死点まで移動した際に次の打込
みに備えてピストンを上死点に戻す必要があるが、その
目的のためにシリンダと燃焼室を、ピストン上死点より
も上で分割しておき、ピストンが下死点に到達した際に
シリンダを下部に移動することにより、前記のシリンダ
と燃焼室との境界に開口部を作る。これにより燃焼室内
の燃焼ガスの一部を排気する。その結果、燃焼室内が大
気圧になると前記開口部が閉じる。このため室温より高
温の燃焼ガスは冷却され、圧力は大気圧以下になる。こ
の結果、ピストンは下部の大気圧により押されて上死点
に戻る0本発明はこのように工夫したものである。
更に別の方法として燃焼室内を大気圧以下にするために
燃焼室に隣接して小シリンダを設けその中に小ピストン
とばねを設け、燃焼圧力により小ピストンを移動させ、
小シリンダの一部に設けたスリットを経由して燃焼ガス
の一部を排気する。
この方法で燃焼室内の圧力を大気圧にして更にその後の
冷却により大気圧以下にする。この結果ピストンを上死
点に戻すことができる。
本発明はこのように工夫したものである。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第9図に示す、第1図は打込
み前に燃焼室に空気を送りこむ掃気の状態を示す、1は
燃焼室壁、2はピストン、3は燃料噴射ノズル、4はオ
リフィス格子、5はボディの空気入口、6は燃焼室壁の
空気入口、7は燃焼室壁の空気出口、8はボディの空気
出口、9はフィルタ、10はシリンダである。
掃気の状態での動作は次の通りである。燃焼室外に設け
たファン(図示せず)を動作させると空気が矢印a、矢
印b、矢印C1矢印dの順に流れる。この結果、前回の
打込みで燃焼室内に残留していた燃焼排ガスが燃焼室外
へ排呂され、燃焼室内には新鮮な空気が充満する。
第2図は燃焼状態を示す、ブツシュレバー11を釘を打
ち込むべき木材12に押しつけるとブツシュレバーに連
動して燃焼室外筒13が上に移動する。この結果、燃焼
室の空気人口6と燃焼室の空気出ロアとが閉じられて燃
焼室が完全にとじられる。ブツシュレバー11を材木に
押しつけた時に燃料計量部(図示せず)が連動して燃焼
噴射ノズル3から燃料が燃焼室内へ噴射される。この後
で点火プラグ14を用いて点火すると燃焼が開始される
。オリフィス格子4は円筒状の燃焼室に軸と平行に配置
されている。
第3図は燃焼室の詳細を示したものである。燃焼室はオ
リフィス格子4により二分割されている。
燃料噴射ノズル3には小穴16.16′が沢山おいてお
り、燃料は二分割された燃焼室の各々に噴射される。点
火プラグ14は燃焼室の一方にのみ存在するので、燃焼
は燃焼室の一方(点火プラグがある側、第3図で右側)
で開始する。右側の燃焼室で燃焼が開始すると燃焼によ
る温度上昇で燃焼ガスが膨張するため、右側の燃焼室の
未燃ガスはオリフィス格子の小穴15を通って左側の燃
焼室へ流れこむ。この小穴を通る際に流れに乱れが与え
られ、左側の燃焼室での燃焼が乱流燃焼になる。この結
果、良好な燃焼が得られる。これによりピストンは下降
し、釘17を材木12に打ち込む。
第4図、第5図はオリフィス格子の詳細である。
第4図のように平板上でもよい、第5図の例は第4図の
オリフィス格子の下の部分にふたを設けたものである。
これは燃焼圧力により、ピストンが下へ移動する場合に
オリフィス格子の下の部分とピストンとのすきまを未燃
ガスが通り抜けないようにしたものである。
第6図はピストンが下降し下死点に来た状態を示す。ピ
ストン2が下死点に来るとダンパ18に衝突し、ピスト
ン2はダンパ18並びにシリンダ10と一体となって下
へ移動し、下ダンパ19に衝突して停止する。この時シ
リンダが下へ移動するためシリンダ上部ですきま20が
生じる。この結果燃焼ガスが矢印eのように流れて排出
され、・燃焼室内の圧力は大気圧まで低下する。このた
めピストン上下の圧力は等しくなり、ばね21によって
シリンダは上に持ち上げられ、燃焼室は再び閉じられる
。燃焼室内に残留した燃焼排ガスは圧力は大気圧である
が、温度は室温より高いため、冷却が進行し、その結果
燃焼室内圧力は大気圧より低くなる。このためにピスト
ン上部は大気圧以下、ピストン下部は大気圧になり、ピ
ストンは下死点から上死点へと移動する。
第7図はピストンが下死点から上方へ移動中の状態を示
している。
第8図、第9図は本発明の他の実施例である。
第8図は第2図に対応し、燃焼開始直前の状態を、第9
図は第6図に対応し、ピストンが下死点に来た状態を示
す、第1図〜第7図との違いを第8図で説明すると、燃
焼室の上部に小シリンダ22を設け、小ピストン23と
ばね24の系を設けることである。小シリンダ22の上
部の壁はスリット25になっている。燃焼により燃焼室
内の圧力が高くなるとピストン2が下降する。同時に小
ピストン23も上に移動を開始する。第9図で示すよう
にピストン2が下死点に到達するころに、小ピストン2
3も最上部に到達する。この結果、燃焼室内の燃焼ガス
が小シリンダ22のスリット25から大気へ放出されて
燃焼室内は大気圧になる。
このため、バネ24の力により、小ピストン23が当初
位置に戻り、燃焼室内は閉鎖される。この状態で燃焼ガ
スは室温よりも高温なので、冷却されて圧力は大気圧よ
り低くなり、ピストン2はピストン下部の大気圧により
押されて上死点へ戻る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ファンを燃焼室外に置いたのでファン
が高温にさらされることなく安価な材料で信頼性を高く
維持できる。また、燃焼室の軸に平行においたオリフィ
ス格子によって流れに乱れを与え、乱流燃焼を実施する
ことにより高い燃焼圧力を得ることができる。
更に、ピストンが下死点にきた時にピストンにかかる力
によりシリンダを移動させ、シリンダ上部にすきまを作
って燃焼ガスを排出するようにしたので、燃焼室内を大
気圧にし、その後のガスの冷却によって燃焼室内を大気
圧以下にし、ピストンを上死点に戻すことができる。
更に、燃焼室内へ設けた小シリンダと小ピストンとバネ
の系により釘打ち用ピストンが下死点にきたころに燃焼
ガスの一部を排出し、ピストンを上死点に戻すことがで
きる。
これらの工夫により未燃ガスを無駄に排出すること無く
完全に燃焼させることができ、釘打ち込みに有効に利用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で燃焼前の掃気状態を示す断
面図、第2図は燃焼のために燃焼室を閉じた状態を示す
断面図、第3図は燃焼室を立体的に見た斜視図、第4図
、第5図はオリフィス格子の詳細を示す斜視図、第6図
はピストンが下死点にきた状態を示す斜視図、第7図は
ピストンが下死点から上死点へ戻る途中の状態を示す断
面図。 第8図、第9図は小シリンダ、小ピストン、バネの系を
用いた他の実施例を示す断面図である。 図において、1は燃焼室壁、2はピストン、3は燃料噴
射ノズル、4はオリフィス格子、5はボディの空気入口
、6は燃焼室壁の空気入口、7は燃焼室壁の空気出口、
8はボディの空気出口、9はフィルタ、10はシリンダ
、11はブツシュレバー、12は木材、13は燃焼室外
筒、14は点火プラグ、15はオリフィス格子の小穴、
16は燃料噴射ノズルの穴、17は釘、18はダンパ、
19は下ダンパ、2oは燃焼ガス排気用すきま、21は
ばね、22は小シリンダ、23は小ピストン、24はバ
ネ、25はスリットである。 特許出願人の名称  日立工機株式会社)1図 )2図 う3図 第4図 朱5図 ′>6図 十7図 )8図 n 米9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃焼室壁とピストンとで囲まれた燃焼室内に燃料を
    噴射し、燃焼により生じた高圧でピストンを移動させて
    釘を打ち込むガス燃焼式釘打機において、 燃焼室内に燃焼室の軸と並行にオリフィス格子を設け、
    燃焼用空気の送風ファンを燃焼室外に設けたことを特徴
    とするガス燃焼式釘打機。 2、燃焼室壁とピストンとで囲まれた燃焼室内に燃料を
    噴射し、燃焼により生じた高圧でピストンを移動させて
    釘を打ち込むガス燃焼式釘打機において、 ピストンが下死点にきた時にピストンがシリンダを押す
    ことによりシリンダを下方に移動させ、シリンダ最上部
    にすきまを作ることによって燃焼ガスの一部を排気して
    燃焼室内圧力を大気圧にし、その後の冷却によって燃焼
    室内圧力を大気圧以下にすることによりピストンを上死
    点へ戻すことを特徴とするガス燃焼式釘打機。 3、燃焼室壁とピストンとで囲まれた燃焼室内に燃料を
    噴射し、燃焼により生じた高圧でピストンを移動させて
    釘を打ち込むガス燃焼式釘打機において、 燃焼室に隣接して小シリンダを設け、更に該小シリンダ
    の中に、小ピストンとバネの系を設け、燃焼による圧力
    上昇により小ピストンが移動して、釘打ち用のピストン
    が下死点に到達したころに小ピストンが前記小シリンダ
    に設けたスリット位置に来て燃焼ガスの一部を排気して
    、燃焼室内圧力を大気圧にし、その後の冷却によって燃
    焼室内圧力を大気圧以下にすることによりピストンを上
    死点へ戻すことを特徴とするガス燃焼式釘打機。
JP26914590A 1990-10-05 1990-10-05 ガス燃焼式釘打機 Pending JPH04146087A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26914590A JPH04146087A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 ガス燃焼式釘打機
US07/888,307 US5199626A (en) 1990-10-05 1992-05-27 Combustion gas powered tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26914590A JPH04146087A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 ガス燃焼式釘打機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04146087A true JPH04146087A (ja) 1992-05-20

Family

ID=17468313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26914590A Pending JPH04146087A (ja) 1990-10-05 1990-10-05 ガス燃焼式釘打機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04146087A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000946A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Makita Corp 燃焼式作業工具
WO2009004954A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
WO2009020064A1 (ja) * 2007-08-07 2009-02-12 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
JP2009039801A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Max Co Ltd ガス内燃式打込み工具
JP2012040617A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具
CN103213098A (zh) * 2013-04-25 2013-07-24 朱益民 燃气钉枪

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000946A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Makita Corp 燃焼式作業工具
WO2009004954A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
JP2009006451A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具
US8485408B2 (en) 2007-06-29 2013-07-16 Max Co., Ltd. Gas combustion type driving tool
WO2009020064A1 (ja) * 2007-08-07 2009-02-12 Max Co., Ltd. ガス燃焼式打込み工具
JP2009039801A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Max Co Ltd ガス内燃式打込み工具
JP2012040617A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Max Co Ltd ガス燃焼式打込み工具
CN103213098A (zh) * 2013-04-25 2013-07-24 朱益民 燃气钉枪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5199626A (en) Combustion gas powered tool
EP2142341B1 (en) Exhaust check valve and piston return system
US5090606A (en) Combustion gas powered fastener driving tool
JP4729162B2 (ja) 可搬性燃焼力作動装置のピストン駆動方法及び可搬性燃焼力作動装置
JP2001162561A (ja) 燃焼力作動装置のピストン駆動方法及び装置
US6892524B1 (en) Latching mechanism for combustion chamber plate of a fastener driving tool
KR200464887Y1 (ko) 연소-동력식 패스너-구동 공구용 제트 펌프 냉각 시스템
JPH04146087A (ja) ガス燃焼式釘打機
JP2001191258A (ja) 層流火炎生成装置
US6378288B1 (en) Combustion-engined tool with an increased velocity of the expanding flame front in the fore-chamber of the tool combustion chamber
US7527033B2 (en) Device and method for assisting injection and ignition of fuel of cylinder injection internal combustion engine
JP3969195B2 (ja) ガス釘打機
TW201722645A (zh) 燃燒動力驅動的安置設備和用於操作這種安置設備的方法
JP4075353B2 (ja) ガス釘打機
JP3109307B2 (ja) 副室式ディーゼル機関
JP2000073769A (ja) ガス燃料圧縮手段を持つ副室式ガスエンジン
JPS63109986A (ja) 内燃式ピストン駆動工具の掃気装置
JP2819054B2 (ja) 副燃焼室式断熱エンジン
JP4341166B2 (ja) 予混合圧縮着火燃焼エンジン
JPS6393573A (ja) 内燃式ピストン駆動工具の掃気装置
JPS62297076A (ja) ガス燃焼式ピストン駆動装置
JPH04101784A (ja) ガス燃焼式釘打機
JPH0754656A (ja) エンジンの燃焼室
JPS63147012A (ja) 内燃式ピストン駆動装置の掃気装置
JPH03142177A (ja) ガス燃焼式釘打機