JPH04145472A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04145472A
JPH04145472A JP2267914A JP26791490A JPH04145472A JP H04145472 A JPH04145472 A JP H04145472A JP 2267914 A JP2267914 A JP 2267914A JP 26791490 A JP26791490 A JP 26791490A JP H04145472 A JPH04145472 A JP H04145472A
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JP
Japan
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photoreceptor
developing
charged
developing sleeve
sleeve
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JP2267914A
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English (en)
Inventor
Hisao Murayama
久夫 村山
Hiroki Izumi
出水 広己
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光体に形成された静電潜像を、現像スリー
ブに担持されたトナーとキャリアを有する二成分系現像
剤を用いて、所謂反転現像方式により可視像化する画像
形成方法に関する。
〔従来の技術〕
電子複写機、プリンタ或いはファクシミリなどに採用さ
れる上記形式の画像形成方法は従来より周知である。現
像動作時には現像スリーブにバイアス電圧が印加され、
感光体上の静電潜像と現像スリーブとの間に現像電位差
を与え、トナーを潜像に静電的に移行させて可視像を得
るのであるが。
反転現像方式を採用したときは、現像スリーブへのバイ
アス電圧の印加開始時期とその解除時期を適切に設定し
ないと、感光体上に不要なトナーやキャリアが付着する
恐れがある。
そこで、感光体上の帯電部分の先端が現像スリーブと感
光体との間の現像領域に達したときに現像スリーブへの
バイアス電圧の印加を開始するようにし、不要なトナー
やキャリアが感光体に付着することを防止した画像形成
方法が提案されている(実開昭54−14224号公報
、同54−14225号公報)。この構成は、1つの現
像スリーブを用いる画像形成装置に適用されるものであ
る。
一方、可視像の画質を高め、特に低コントラスト文字の
再現性や中間調画像の均一性を高めるべく、感光体表面
の移動方向に沿って複数の現像スリーブを配置し、各現
像スリーブに担持した現像剤によって静電潜像の可視化
を実行する画像形成方法も既に公知である(例えば特開
昭50−145238号公報参照)。
ところが、上述のように複数の現像スリーブを用いて反
転現像を行うとき、各現像スリーブへのバイアス電圧の
印加時期又はその解除時期について、従来は特に考慮が
払われておらず、このため、感光体上に不要な多量のト
ナーやキャリアが付着する恐れを免れなかった。
例えば、前述の実開昭54−14224号公報の考えに
従って、感光体北の帯電部分の先端が。
感光体表面の移動方向における最上流側の現像スIJ−
ブと感光体との間の現像領域に達したとき、全ての現像
スリーブにバイアス電圧を印加し始めたとすると、この
とき下流側の現像スリーブと感光体の間の現像領域にお
いて、多量の不要トナーが感光体上に付着する。同様に
、感光体上の帯電部分の後端が最上流側現像スリーブの
現像領域に達したとき、全ての現像スリーブのバイアス
電圧の印加を解除したとすると、下流側の現像スリーブ
に担持された現像剤中のキャリアが感光体上に付着する
上述のように不要なトナーが感光体に付着すれば、トナ
ーが無、駄に消費されるだけでなく、感光体を清掃する
クリーニング装置に大きな負担をかける不具合を免れな
い6まだ感光体上にキャリアが付着すれば、感光体自体
やクリーニング装置のクリーニングブレードに傷を付け
たり、このキャリアが転写材に移行するとその画質を劣
化させ、また定着装置のローラ表面を傷つけるなどの不
具合が発生し1部品寿命を著しく低下させることになる
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記認識に基きなされたものであって、その目
的とするところは、複数の現像ローラを用いて反転現像
により静電潜像を可視像化するとき、感光体上に不要な
1−ナーやキャリアが付着することを防止できる画像形
成方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、一様に帯電した感光
体表面の帯電部分に選択的に光を照射し、光を当てられ
た部分の表面電位を落してこれを画像部とする静電潜像
を形成し、感光体表面の移動方向に沿って配設され、前
記感光体の帯電部分と同極性のバイアス電圧を印加され
る複数の現像スリーブに、前記帯電部分と同極性に帯電
したトナーとこれとは逆極性に帯電したキャリアとを有
する二成分系現像剤を担持して搬送し、各現像スリーブ
と感光体との間の現像領域において、感光体上の前記画
像部と各現像スリーブとの間の現像電位差の下に、前記
トナーを画像部に静電的に移行させて可視像を形成する
画像形成方法において、前記感光体の帯電部分の先端が
、−感光体と各現像スリーブとの間の各現像領域にそれ
ぞれ達したとき、その現像スリーブに対してバイアス電
圧を印加し始める構成を提案する。
また一様に帯電した感光体表面の帯電部分に選択的に光
を照射し、光を当てられた部分の表面電位を落してこれ
を画像部とする静電潜像を形成し、感光体表面の移動方
向に沿って配設され、前記感光体の帯電部分と同極性の
バイアス電圧を印加される複数の現像スリーブに、前記
帯電部分と同極性に帯電したトナーとこれとは逆極性に
帯電したキャリアとを有する二成分系現像剤を担持して
搬送し、 各現像スリーブと感光体との間の現像領域において、感
光体上の前記画像部と各現像スリーブとの間の現像電位
差の下に、前記トナーを画像部に静電的に移行させて可
視像を形成する画像形成方法において、 前記感光体のJ!E電部分の後端か各現像領域に達した
とき、その現像スリーブへのバイアス賀正の印加を解除
することもできる。
さらに一様に帯電した感光体表面の帯電部分に選択的に
光を照射し、光を当てられた部分の表面電位を落してこ
れを画像部とする静電潜像を形成し。
感光体表面の移動方向に沿って配設され、前記感光体の
帯電部分と同極性のバイアス電圧を印加される複数の現
像スリーブに、前記帯電部分と同極性に帯電したトナー
とこれとは逆極性に帯電したキャリアとを有する二成分
系現像剤を担持して搬送し、 各現像スリーブと感光体との間の現像領域において、感
光体上の前記画像部と各現像スリーブとの間の現像電位
差の下に、前記トナーを画像部に静電的に移行させて可
視像を形成する画像形成方法において。
前記感光体の帯電部分の先端が、感光体と各現像スリー
ブとの間の各現像領域にそれぞれ達したとき、その現像
スリーブに対してバイアス電圧を印加し始め、帯電部分
の後端が各現像領域に達したとき、その現像スリーブへ
のバイアス電圧の印加を解除すると特に有利である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に従って説明し、併せて前
述の従来の間麗点を図面に即してより具体的に明らかに
する。
第1図は本発明に係る画像形成方法を採用したデジタル
複写機を示す概略構成図であり、先ずその画像形成プロ
セスの概要を明らかにする。
第1図において、ドラム状に形成された感光体1はマイ
ナス帯電性有機感光体より成り、図示していない駆動装
置によって時計方向に回転駆動される。このとき感光体
1の表面は帯電チャージャ2のコロナ放電によって一様
にマイナスに帯電される。
次に、感光体1の上記帯電部分は図示していないレーザ
装置からの画像情報に対応したレーザビ−ムLによって
感光体1の軸方向に主走πされ、かつ感光体の回転によ
って副走査される。このようにして感光体1上の帯電部
分に選択的に光が照射され、光を当てられた部分の表面
電位は低ドし。
これを画像部とする静電潜像が形成される。この潜像は
現像装!4を通過するとき、後述するようにトナーによ
って可視像化される。
一方、図示していない給紙部から転写材6が感光体1に
向けて送られ、感光体1上に形成された可視像が転写チ
ャージャ7の作用によって転写材6上に転写される。こ
の転写後、転写材6は分離チャージャ8の作用で感光体
1から分離され、その転写可視像は図示していない定着
装置によって転写材上に定着される。
転写後、感光体1の表面に残留するトナーはクリーニン
グ装置9により除去され、このあと感光体1の表面に残
留している電荷は除電ランプ10の除電光によって除去
され、次の画像形成動作に備える。
ここで、前述の現像装@4の現像容器11には、磁性キ
ャリアと、マイナス帯電性の1ヘナーを仔する二成分系
現像剤りが収容され、また現像容に11には複数の、図
の例では2個の現像スリーブ12.13か回転自在に支
持されている。かかる現像スリーブ12.13は非磁性
の導体により構成されている。このように複数の現像ス
リーブを有する現像装置は多段式現像装置とも称せられ
ている。
各現像スリーブ12.13は感光体表面の移動方向に治
って配設さ九、感光体表面から所定の微間隙をあけて図
における反時計方向に回転開動される。
なお以降の説明では、両現像スリーブ12,13を識別
する必要のあるときは、感光体表面の移動方向における
上流側の現像スリーブ12を第1現像スリーブ、下流側
の現像スリーブ13を第2現像スリーブと称することに
する。
両現像スリーブ12.13の内部には1周方向にS極と
N極が着磁された磁石14.15が固定配置されている
現像容器11内の現像剤りは撹拌パドル16によって撹
拌され、そのトナーが感光体りの帯電部分の極性と同極
性のマイナスに、またキャリアはこれと逆極性のプラス
に摩擦帯電される。
このように帯電した現像剤りは、撹拌パドル16によっ
て第2現像スリーブ13上に汲み上げられ、該スリーブ
13の回転と磁石15の磁力とによってスリーブ13の
回転方向に搬送され、次いで第1現像スリーブ12上に
受は渡され、引き続きこのスリーブ12の回転と磁石1
4の磁力の作用によってスリーブ12の回転方向に搬送
される。
このとき、ドクターブレード17によって現像剤の搬送
量が規制され、その規制後の現像剤が第1現像スリーブ
12と感光体1との間の現像領域A、を通り、次いで現
像剤は再び第2現像スリーブ13に受は渡され、このス
リーブ13と感光体11との間の現像領域A2を通って
現像容器11の底部に戻される。
現像スリーブ12.13を回転させる代りに、その内部
の磁石14.15を回転させ、或いは現像スリーブと磁
石の両者を回転駆動することにより現像剤を搬送するこ
ともてきる。
ここで、七記現像領#i、A、、A、を識別する必要の
あるときは、前者を第1現像iK、後者を第2現像領域
と弥することにするが、これらの現像碩域A工lA2を
、感光体1に形成された静電潜像が通過するとき該潜像
が可視像化される。その際、各現像スリーブ12.13
には図示していない電源によって、感光体1の帯電部分
と同唖性、本例ではマイナス極性のバイアス電圧が印加
される。
感光体表面の帯電部分のうち、前述の如くレーザビーム
Lが照射された部分が画像部、すなわち静電潜像となり
、他の部分が地肌部となるのであるが、このうちの画像
部の表面電位(露光部電位)VJは一50Vに設定され
、レーザビ−ムを照射されない地肌部の表面電位(暗部
電位)Vdは一800Vに設定されるものとする。画像
部の表面電位は、レーザビームLの照射により、−80
0Vから一50Vに低下するのである。また現像動作時
に各現像スリーブ12.13に印加されるバイアスミ圧
Va、vbは共に一600Vであるとする。なお、感光
体1−上の帯電部分以外の非画像形成領域の表面電位は
ほぼO■である。
上述のように感光体1の帯電部分に形成された静電潜像
、すなわち画像部が現Ij領域A0.A2に至ると、そ
の画像部と各現像スリーブ12.13トノ間には、V+
−Va(又はVb)= (−50V)−(−600V)
=550Vなる現像電位差が付与され、この電位差をも
って、マイナスに帯電したトナーがプラスに帯電したキ
ャリアから離れ、画像部へ静電的に引き寄せられて移行
し、静電潜像が可視像化される。これが反転現像方式に
よる静電潜像の可視像化である。
以上説明したような多段式の現像装置4を用いると、特
に低コントラスト文字の再現性や中間調画像の均一性を
高め、可視像の画質を向上させることができる。ところ
が先にも説明したように、従来は多段式現像装置におけ
る各現像スリーブへのバイアス電圧の印加開始時期及び
その解除時期について特に考慮が払われていなかったた
め、感光体上に不要なトナーやキャリアが付着する恐れ
を免れなかった。これを第2図を参照して詳しく説明す
る。
第2図において、符号Xは第1図に示した帯電チャージ
ャ2によりマイナスに帯電された感光体1の帯電部分を
示し、X□はこの帯電部分の先端、X2はその後端を示
している。帯電部分Xにはレーザビームを照射されて表
面電位が一50Vに低下した画像部(静電潜像)Y工が
形成され、他の帯電部分はその表面電位が一5oovの
地肌部Y2である。
ここで先にも説明した如く、第2図(a)のように帯電
部分Xの先端X1が第1現像スリーブ12と感光体1の
間の第1現像領域A工に達したとき、両現像スリーブ1
2.13に同時にバイアス電圧Va、Vb=−600V
を印加し始めたとする。このとき第2現像スリーブ13
に対向した感光体部分は非画像形成領域であって、その
表面電位はほぼO■である。このため、この部分と第2
現像スリーブ13の電位差は○V−(−600V)=6
00Vとなり、マイナスに帯電した第2現像スリーフ1
3上のトナーTは、この電位差で感光体1の長面に引き
付けられて該表面に多量に付着する。この表面部分は非
画像形成領域であって、ここにトナーを付着させる必要
はないのであるから、感光体1上には不要なトナーか多
量に付着することになる。このように不要トナーが感光
体1に付着すると、クリーニング装置9(第1図)の負
担が増大し、特に連続通紙したあとの次の転写材上にク
リーニング不足による横帯状の地肌汚れを生じる恐れが
ある。
また第2図(c)に示すように帯電部分Xの後端X2が
第1現像領域八〇に達したとき、両現像スリーブ12.
13へのバイアス電圧Va、Vbの印加を共に解除した
とすると、このときバイアス電圧の印加されていない第
2現像スリーブ13に帯電部分Xの地肌部Y2が対向し
ていたとすると、その表面電位は一5oovであるから
両者の電位差は一800V−OV=−800Vとなり、
コノためプラスに帯電した第2現像スリーブ13上のキ
ャリアCが感光体1の地肌部Y2に引かれて移行する。
このようにキャリアが付着すると、感光体1上に傷がで
き、これによって転写材上の画像に無数の縦すしができ
る恐れがある。
そこで、第2図(b)に示すように帯電部分Xの先端X
工が第2現像スリーブ13と感光体1との間の第2現像
領域A2に達したとき1両現像スノーブ12.13にバ
イアス電圧Va、Vbを印加し始めたとすると、この先
端X、が第2現像領域A2に達するまでは第1現像スリ
ーブ12に電圧が印加されないので、このときの帯電部
分Xの地肌部Y2と、第1現像スリーブ12との電位差
は一800V−OV=−800Vとなり、プラスに帯電
したキャリアCがマイナスの地肌部Y2に静電的に移行
し、感光体1へのキャリア付着が発生する。
また第2図(d)に示すように、帯電部分Xの後端X2
が第2現像領域A2に達したとき、両現像スリーブ12
.13へのバイアス電圧の印加を解除したとすると、こ
の解除直前に第1現像スリーブ12に対向した非画像形
成領F!i(非帯電部’yNと第1現像スリーブ12と
の電位差はOV−(−600V)=600Vとなり、こ
の感光体面」二にマイナスに帯電したトナーが多量に付
着する。
第4図は感光体lの表面電位と現像スリーブ12.13
の間の電位差と、感光体へのトナー付着量との関係を示
したものであり、現像剤中のトナー濃度がいずれのとき
も、電位差が大きくなれば感光体上にトナーが付着する
また第5図は感光体と現像スリーブ12.13との間の
電位差と、感光体上へのキャリアの付着発生個数の関係
を示すものであり、この電位差が大きい程、キャリア付
着が発生しやすくなる。
以上のように従来は感光体1に不要なトナーとキャリア
が付着する恐れがあった。本発明はこのような不具合を
除去するものであり、次の如き具体的構成によってこれ
を達成する。
先ず本発明に係る構成では、第1及び第2現像スリーブ
12.13へのバイアス電圧Va、Vbの印加開始時期
と、その解除時期のタイミングを各現像スリーブ12.
13ごとに異ならせている。
これを、ここでも第2図を参照して説明すると、第1図
に示した帯電チャージャ2によって帯電された感光体1
上の;llF電部分Xの先端X工が第2図(a)のよう
に感光体1と第1現像スリーブ12の間の第1現像領域
A、に達したとき、第1現像スリーブ12へのバイアス
電圧Vaの印加を開始する。このとき第2現像スリーブ
13に対してはバイアス電圧vbの印加は開始しない。
次いで感光体1の回転に伴って、帯電部分Xの先端X工
が第2図(b)に示すように、第2現像領域A2に達す
るが、このとき第2現像スリーブ13に対してバイアス
電圧vbを印加し始めるのである。
第3図は上述のタイミングをより具体的に示す説明図で
あり、帯電部分Xの先端が第1図に示した帯電チャージ
ャ2の位置から第1現像領域A工に到達するまでの時間
t2、たけ、帯電チャージャ2のオン時期よりも遅延さ
せて5第1現像スリーブ12に対してバイアス電圧Va
を印加し始める。
このとき第2図(d)に示した第1現像スリーブ13に
は未だバイアス電圧vbが印加されていないため、これ
に対向する感光体の非画像形成領暎の表面電位はほぼO
Vであるが5ここに第2現像スリーブ13上のトナーT
が付着することはない。
また第3図に示す如く、帯電部分Xの先端XLが帯電チ
ャージャ2から第2現像領F!j、A2に達するまでの
時間t、1と前述の時間t、1との差t6、−t50、
すなわち先端X、が第1現像領域A、から第2現像領域
A2に到達するまでの時間だけ、第1現像スリーブ12
への電圧印加開始時期よりも遅延させて第2現像スリー
ブ13にバイアス電圧Vbを印加し始める。このとき、
既に第2図(b)に示した第1現像スリーブ12には一
600Vのバイアス電圧Vaが印加されているので、地
肌部Y2と第1現像スリーブ12との間の電位差は20
0Vと小さく、よって第1現像スリーブ12上のキャリ
アCが感光体1の表面に付着することはない(第5図参
照)。
次に、第2図(c)に示すように、帯電部分Xの後端X
2が第1現像領域八〇に達したとき、第1現像スリーブ
[2へのバイアス電圧Vaの印加を解除する。すなわち
第3図に示すように帯電部分Xの後端X、が第1図にし
た帯電チャージャの位置から第1現像領域A1に到達す
るまでの時間t。
2だけ、帯電チャージャ2のオフ時期よりも遅延させて
第1現像スリーブ12へのバイアス電圧の印加を解除す
るのである。このとき、第2現像スリーブ13にはバイ
アス電圧vbが印加されており、このため第2図(c)
から判るように第2の現像スリーブ13に対向する地肌
部Y2へ、第2現像スリーブ13上のキャリアCが移行
して付着することはない。
引き続き帯電部分Xの後端x2が第2図(d)に示すよ
うに第2現像領域A2に達すると、第2現像スリーブ1
3へのバイアス電圧vbの印加も解除される。すなわち
、第1現像スリーブ12へのバイアス電圧印加の解除よ
りも、この時期から後端x2が第2現像領域A2に到達
するまでの時間tbz  t−z(第3図)だけ遅延さ
せて第2現像スフープ13へのバイアス印加を解除する
のである。
このとき、既に第1現像スリーブ12へのバイアス電圧
Vaの印加は解除されでいるので、rf3光体1」二の
非画像形成領域に不要トナーが付着することはない。
次に、第1図と第3図を参照して、上述の時間jil+
  jbLl j+2+ t、2を設定する具体的な方
法を示す。
第1図に示すように、感光体1の中心Pと、帯電チャー
ジャ2のチャージャワイヤ2aとを結ふ線Qを基!!線
とする。このとき帯電チャージャ2が感光体1に対して
帯電作用をなす範囲は、該チャージャ2のケーシング2
bの左右内面の幅に相当するものとなり、その範囲の角
度2θは、基準線Qを中心としてθずつ左右に振り分け
られる。
また感光体1の中心Pと、第1及び第2現像スリーブ1
2.13の各中心P、、P2とを結ぶmQ工。
Q2を考え、基準!Qから各線Q工、Q2までの角度を
それぞれα□、α2とする。すなわち帯電チャージャ2
から第1及び第2現像領域、へ1.A2まての角度をα
□。
α2としたのである。
また感光体の 直径をWm。
その周速をV閣/secとする。
この とき。
前述の各時間は次のように設定される。
360゜ V■/5ec 360゜ ■−/5ec 360゜ V■/5ee 360′ ■腸/5ee 360゜ vmI/5eC 360゜ vm/5ee 360゜ vwa/sec 例えばθ=15°、α1=73@、α2= l O2、
Wm=80m、v wa / 5ec= 180 m 
/ secに設定し、これらの値を上式にそれぞれ代入
することにより、各時間を算出できる。因みに、両現像
スリーブ12.13の周速は、例えば感光体の周速の2
倍の360■/seeに設定することができる。
感光体がベルト状のものより成るときも、同じ考えに従
って各時間の値を設定できる。
以上、現像スリーブを2本用いたときの実施例説明した
が、これを3本以上設けたときも本発明を適用でき、こ
の場合も感光体上の帯電部分の先端が、感光体と各現像
スリーブとの間の各現像領域にそれぞれ達したとき、そ
の現像スリーブに対してバイアス電圧を印加し始め、帯
電部分の後端が各現像領域に達したとき、その現像スリ
ーブのバイアス電圧の印加をそれぞれ解除すればよい。
また各現像スリーブへのバイアス電圧の印加開始時だけ
、又はこの印加の解除時期だけを前述のように設定する
だけであっても、本発明の所期の目的を達成できる。
〔発明の効果〕
請求項(1)、(2)及び(3)に記載した構成によれ
ば、二成分系現像剤を用いた反転現像方式により、複数
の現像スリーブを用いて可視像を形成するとき、感光体
上に不要なトナーやキャリアが付着することを抑制ない
しは防止でき、高品質な可視像を長期に亘って形成する
ことができる。
またキャリア付着に起因する部品の寿命低下を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した画像形成装置の一例を示す概
略図、第2図(a)、(b)、(c)。 (d)は、従来の欠点と本発明の原理を明らかにする説
明図、第3図は各現像スリーブへのバイアス電圧の印加
時期とその解除時期を示すタイミングチャート、第4図
は感光体・現像スリーブ間の電位差と、感光体へのトナ
ー付着量の関係を示す説明図、第5図は感光体の電位と
現像スリーブの電圧との差と、感光体へのキャリアの付
着個数の一例を示す説明図である。 1・・・感光体    12.13・・・現像スリーブ
A□、A2・・・現像領域  C・・・キャリアD・・
・二成分系現像剤  T・・・トナーX・・・帯電部分
     Xよ・・・先端x2・・・後端      
Y工・・・画像部代理人 弁理士 星 野 則 夫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一様に帯電した感光体表面の帯電部分に選択的に
    光を照射し、光を当てられた部分の表面電位を落してこ
    れを画像部とする静電潜像を形成し、感光体表面の移動
    方向に沿って配設され、前記感光体の帯電部分と同極性
    のバイアス電圧を印加される複数の現像スリーブに、前
    記帯電部分と同極性に帯電したトナーとこれとは逆極性
    に帯電したキャリアとを有する二成分系現像剤を担持し
    て搬送し、 各現像スリーブと感光体との間の現像領域において、感
    光体上の前記画像部と各現像スリーブとの間の現像電位
    差の下に、前記トナーを画像部に静電的に移行させて可
    視像を形成する画像形成方法において、 前記感光体の帯電部分の先端が、感光体と各現像スリー
    ブとの間の各現像領域にそれぞれ達したとき、その現像
    スリーブに対してバイアス電圧を印加し始めることを特
    徴とする画像形成方法。
  2. (2)一様に帯電した感光体表面の帯電部分に選択的に
    光を照射し、光を当てられた部分の表面電位を落してこ
    れを画像部とする静電潜像を形成し、感光体表面の移動
    方向に沿って配設され、前記感光体の帯電部分と同極性
    のバイアス電圧を印加される複数の現像スリーブに、前
    記帯電部分と同極性に帯電したトナーとこれとは逆極性
    に帯電したキャリアとを有する二成分系現像剤を担持し
    て搬送し、 各現像スリーブと感光体との間の現像領域において、感
    光体上の前記画像部と各現像スリーブとの間の現像電位
    差の下に、前記トナーを画像部に静電的に移行させて可
    視像を形成する画像形成方法において、 前記感光体の帯電部分の後端が各現像領域に達したとき
    、その現像スリーブへのバイアス電圧の印加を解除する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  3. (3)一様に帯電した感光体表面の帯電部分に選択的に
    光を照射し、光を当てられた部分の表面電位を落してこ
    れを画像部とする静電潜像を形成し、感光体表面の移動
    方向に沿って配設され、前記感光体の帯電部分と同極性
    のバイアス電圧を印加される複数の現像スリーブに、前
    記帯電部分と同極性に帯電したトナーとこれとは逆極性
    に帯電したキャリアとを有する二成分系現像剤を担持し
    て搬送し、 各現像スリーブと感光体との間の現像領域において、感
    光体上の前記画像部と各現像スリーブとの間の現像電位
    差の下に、前記トナーを画像部に静電的に移行させて可
    視像を形成する画像形成方法において、 前記感光体の帯電部分の先端が、感光体と各現像スリー
    ブとの間の各現像領域にそれぞれ達したとき、その現像
    スリーブに対してバイアス電圧を印加し始め、帯電部分
    の後端が各現像領域に達したとき、その現像スリーブへ
    のバイアス電圧の印加を解除することを特徴とする画像
    形成方法。
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