JPH04145323A - 車両の路面勾配検出装置 - Google Patents

車両の路面勾配検出装置

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JPH04145323A
JPH04145323A JP26843090A JP26843090A JPH04145323A JP H04145323 A JPH04145323 A JP H04145323A JP 26843090 A JP26843090 A JP 26843090A JP 26843090 A JP26843090 A JP 26843090A JP H04145323 A JPH04145323 A JP H04145323A
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JP
Japan
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vehicle
acceleration
road surface
longitudinal
running
Prior art date
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Pending
Application number
JP26843090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Kashiwabara
柏原 益夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication of JPH04145323A publication Critical patent/JPH04145323A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両の路面勾配検出装置に関する。
〈従来の技術〉 自動変速機を備えた車両においては、車両が登板路を走
行しているか平坦路を走行しているかにによって変速ポ
イントを変え、登板路における走行性能を確保すること
か望まれるので、従来では、以下のようにして登板路の
検出を行って、変速ポイントの切り換えを行っていた。
即ち、アクセル開度と車両の前後加速度とをそれぞれに
検出し、第7図に示すように、アクセル開度か所定開度
以上であり、かつ、車両前後方向の加速度か所定レベル
以下であるときに、車両が登板路を走行しているものと
判断していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記のような登坂路検出においては、勾
配を正確に求めることかできず、登板路であるか平坦路
であるかのオン・オフ的な判断しかできなかったため、
例えば、登板路における勾配に応じて変速ポイントを切
り換えるなどの望ましい変速制御を行わせることかでき
なかった。
勾配の検出(車両の傾き検出)は各種のセンサによって
行えるものの、勾配検出のみのために専用のセンサを設
けることはコスト的に不利となってしまうので、従来か
らあるセンサを応用して、路面勾配を検出することか望
まれていた。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、従来勾配
検出に用いていなかったセンサを用いて路面の勾配を検
出てきるようにして、コストアップを避けつつ、自動変
速機の変速制陣を改善できるよう(こすることを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明にかかる車両の路面勾配検出装置は第1
図に示すように構成される。
第1図において、前後方向全加速度検出手段は車両の前
後方向に作用する全加速度を検出し、また走行加速度検
出手段は車両の路面に対する走行加速度を検出する。
そして、勾配検知手段は、該前後方向全加速度と走行加
速度との差に基づいて車両か走行している路面の勾配を
検知する。
く作用〉 かかる構成によると、平坦路では前後方向全加速度と走
行加速度とが等しくなり、また、坂道で車両の前後方向
か水平方向から傾いた場合には、垂直方向に働く重力加
速度が、車両の前後方向の重力加速度成分と路面に対し
て直交する方向の重力加速度成分(車両上下方向重力加
速度成分)との2方向の成分に分解され、車両前後方向
の重力加速度成分か、前後方向全加速度と走行加速度と
の差となる。
従って、車両が走行している路面の勾配か、前記差に応
じて検知されるものである。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例を示す第2図において、前後加速度センサ1は
、図示しない車両に設けられて、車両の前後方向に作用
する全加速度Gを検出する前後方向全加速度検出手段と
してのセンサであり、後述する本発明にかかる路面勾配
θ検出の他、車両のサスペンションを路面の凹凸に基づ
いて電子制御するのに用いられる。
かかる前後加速度センサ1から車両の前後方向の全加速
度Gに応じて出力される検出信号(前後加速度検出信号
G)は、A/Dコンバータ2に入力されてデジタル信号
に変換され、車両に搭載されたエンジン3と組み合わさ
れる自動変速機(以下、A/Tという)4用のコントロ
ールユニット5に人力される。
また、車速センサ6は、図示しない車両の推進軸に同期
して回転する回転板7に設けた凹凸部7aを電磁ピック
アップ8により検出することにより、前記回転に同期し
たパルス信号を得て、該パルス信号の周期Tを計測する
ことによりその逆数として求まる車速vSPを検出する
ようにしたものであり、該車速VSPもコントロールユ
ニット5に入力される。
勾配検知手段を兼ねるコントロールユニット5は、後述
するように、前記車両の前後方向の全加速度Gと、前記
車速■SPの単位時間における変化であるところの走行
加速度αとの差に基づいて、車両が走行している路面の
勾配θを検出し、その他の変速条件パラメータと共に該
勾配θに基づいて変速ポイントを設定し、該変速ポイン
トに基づいてA/T4の変速を電子制御する。
前記前後加速度センサ1は、例えば第3図に示すような
公知の構造によって実現される。
第3図において、図の左右方向が車両の前後方向となる
ように車両に設置され、車両の前後方向に沿って設けら
れることになる筒状部材11の中にスチールボール12
か内在され、該スチールボール12は図示しないコイル
スプリングによって左右方向からそれぞれ支えられるこ
とによって無負荷状態(平坦路での停止状態)において
筒状部材12の軸方向の所定初期位置に位置するように
なっており、車両の前後方向に加速度か加えられること
によって筒状部材12内を軸方向に移動するようになっ
ている。
筒状部材12の外側には、前記スチールボール12の筒
状部材12内での軸方向の位置を検出するための検出コ
イル13が設けられ、更に、該検出コイル13の外側に
はマグネット14か設けられている。
かかる構成によって、車両の前後方向に加速度か加えら
れてスチールボール12が左右に変位すると、マグネッ
ト14による磁場が変化して、これが検出コイル13に
流れる電流の変化として捉えられるようにしたものであ
る。
ここで、コントロールユニット5による路面勾配θの検
出を、第4図のフローチャートに示すプログラムに従っ
て説明する。
第4図のフローチャートに示すプログラムにおいて、ま
ず、ステップ1 (図中ではSlとしである。以下同様
)では、車速センサ6により検出されるパルス信号の周
期Tの逆数として求まる車速■SPを読込む。
ステップ2では、車速vSPと当該車速VSPの前回値
VSPoLDとの差を演算することにより、単位時間当
たりの速度の変化率、所謂車両の路面に対する走行加速
度αを例えば(m/s2)の単位で求める。
即ち、当該ステップが走行加速度検出手段の機能を奏す
る。
ステップ3では、前後加速度センサlから前後加速度検
出信号G(電流値)を読み込み、例えば(m/s2)の
単位に換算する。
ステップ4ては、上記ステップ2及び3て入力された走
行加速度α及び車両の前後方向の全加速度Gに基づいて
以下のようにして路面勾配θを演算する。
ここで、gは重力加速度(9,8m/s2)であり、第
5図に示すように、車両か平坦路を走行している場合に
はG=αとなるが、第6図に示すように坂道で車両の前
後方向が水平方向から傾いた(勾配θ)場合には、垂直
方向に働く重力加速度gか、路面に平行な方向の加速度
成分(車両前後方向加速度成分)gsinθと路面に対
して直交する方向の加速度成分(車両上下方向加速度成
分)gcosθとの2方向の加速度成分に分解され、車
両前後方向重力加速度成分gsinθか、路面と平行な
方向の加速度、即ち車両の前後方向の全加速度Gと走行
加速度αとの差となる。
従って、車両が走行している路面の勾配θを求めること
ができるものである。
このようにして路面勾配θか検出されると、コントロー
ルユニット5は、ステップ5において、路面勾配θに応
じてA/T4における変速ポイントを変更するなとの処
理を行い、山道での自動変速制御をよりきめ細かく行っ
て車両の走行性を向上させることができる。
また、路面勾配θを上記のように勾配センサて直接検出
するのではなく、車両の上下加速度に基づいて路面勾配
θを検出できるから、車両のサスペンション制御のため
に設けられる前後加速度センサを流用することができ、
サスペンション制御のために前後加速度センサを備える
車両では、コストアップを招くことなく路面勾配θの検
出か可能である。
そして、ステップ6では次回の演算のために車速■SP
を■5PoLDとして記憶する。
尚、本実施例では、第3図に示すようにスチールボール
12の前後方向の変位に基づいて車両の前後方向の加速
度を検出するような前後加速度センサ1を用いたが、セ
ンサの検出方式及び形状を限定するものではない。
また、検出された路面勾配θを、自動変速制御以外の車
両制御に用いても良い。
本実施例にあっては、車両前後方向の重力加速度成分g
s inθを用いて勾配θを演算しており、車両上下方
向重力加速度成分gcosθを用いて演算をする場合に
比較して精度の向上か図れる。
これは、通常の勾配θとしてはそれ程大きくない値(即
ちθ#0近傍)であるか、θ#O近傍においてはCOS
θは変曲点であり、sinθはその変化か小さいことに
起因する。
また、車両上下方向に係る加速度に基づいて勾配を求め
る場合は、車両のバネ上共振点及びバネ上共振点よりも
低い周波数のみを抽出し、車両の上下方向の振動による
検出信号の変動を除外した加速度レベル用いる必要があ
りフィルター等により信号処理を施す必要かあるか、本
実施例にあっては、車両の上下方向の振動による影響は
受けないので、精度の向上が図れる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によると、車両か走行してい
る路面の勾配を、勾配センサによって直接に検出するの
ではなく、車両の前後方向に作用する全加速度と走行加
速度との差に基づいて検出することができるので、例え
ばサスペンション制御のために設けられた前後加速度セ
ンサを流用して路面勾配を検出することができ、検出さ
れた路面勾配を自動変速機の変速制御情報として用いる
ことで、変速制画性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステムブロック図、第3図は第2
図示の前後加速度センサの構造を示す断面図、第4図は
同上実施例における路面勾配検出の様子を示すフローチ
ャート、第5図及び第6図はそれぞれ本発明における車
両の前後方向の全加速度と走行加速度との差に基づく路
面勾配検出の様子を説明するための状態図、第7図は従
来の登坂路検出の様子を示す線図である。 l・・・前後加速度センサ  3・・・エンジン4・・
・A/T   5・・・コントロールユニット6・・・
車速センサ  8・・・電磁ピックアップ11・・・筒
状部材  12・・・スチールボール  13・・・検
出コイル  14・・・マグネット 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島  富士雄 第1図 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両の前後方向に作用する全加速度を検出する前後方
    向全加速度検出手段と、 車両の路面に対する走行加速度を検出する走行加速度検
    出手段と、 該前後方向全加速度と走行加速度との差に基づいて車両
    が走行している路面の勾配を検知する勾配検知手段と、 を含んで構成された車両の路面勾配検出装置。
JP26843090A 1990-10-08 1990-10-08 車両の路面勾配検出装置 Pending JPH04145323A (ja)

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