JPH04145209A - ネジ - Google Patents

ネジ

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JPH04145209A
JPH04145209A JP26710590A JP26710590A JPH04145209A JP H04145209 A JPH04145209 A JP H04145209A JP 26710590 A JP26710590 A JP 26710590A JP 26710590 A JP26710590 A JP 26710590A JP H04145209 A JPH04145209 A JP H04145209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
coating material
epoxy resin
fixing member
reactive coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP26710590A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Arai
勇 新井
Yoshiteru Akaji
赤路 由照
Keiji Tajima
啓治 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば木、軟質合成樹脂材等比較的軟質の固
定部材に、被固定部材を取り付けるためのネジに関する
ものである。
〔従来技術および本発明が解決しようとする課題〕従来
、例えば住宅の外壁材のような被固定部材を木、軟質合
成樹脂材等より成る骨組である固定部材に取り付ける場
合には通常タフピングネジが用いられるが、このタッピ
ングネジは軸部にネジが刻設されたのみで、それ以外何
らの加工もなされていない。したがって取り付は後は固
定部材が軟質であるため、緊締力は弱く人間の力で容易
に取り外すことができるばかりでなく、取り付は後にタ
ッピングネジを抜き、このタッピングネジを再度使用し
ようとする場合、ネジ穴が太くなってバカ穴になり再使
用不能となってしまう課題があった。
本発明はこのような従来の課題に着目してなされたもの
で、固定部材が比較的軟質でも緊締力が強く抜けにくく
、かつ下穴が再使用可能なネジを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、較的軟質の固定部材に、被
固定部材を取り付けるためのネジにおいて、前記ネジの
軸部におけるネジ部に反応性を有する被覆材料を塗布し
たものである。
〔作 用〕
かかる構成につき、被固定部材を固定部材に取り付ける
べく反応性を有する被覆材料を塗布したネジを固定部材
の下穴にネジ込めば、該被覆材料のカプセルは摩擦力に
より破壊され、内部のエポキシ樹脂主剤とバインダー樹
脂、硬化剤とが混合し反応硬化してネジと下穴との間に
強力な固着力が生じる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図乃至第3図において、1は例えば家屋の骨組等の
固定部材で、比較的軟質の木材、合成樹脂等で形成され
ている。
2は例えば家屋の外壁材、蝶番等の被固定部材で、材質
の種類は問わない。
3は被固定部材2を固定部材lに取り付けるための金属
製のネジ例えばタフピングネジで頭部3aと、これに連
なる先端尖状の軸部3bと、この軸部3bに刻設された
ネジ部3cとにより形成されている。
前記固定部材lには前記タフピングネジ3の軸部3bが
螺入する下穴4が穿設され、また前記被固定部材2の該
下穴4に合致する位置に前記タフピングネジ3の頭部3
aが挿入する貫通孔5が穿設されている。
前記タッピングネジ3の軸部3bにおけるネジ部3Cに
は反応性を有する被覆材料6が塗布されている。
反応性を有する被覆材料6とは、例えば特公昭54−1
737号に記載されているように、2液性エポキシ樹脂
の2成分の内の一方(主剤若しくは硬化剤)をコアセル
ベーション法等の方法によりカプセル化し、2成分を混
合しても反応しない状態を作り出しているような樹脂を
いう。具体的にはエポキシ樹脂(エポキシ基を持ったも
の)を主剤とし、ジエチレントリアミン等のアミン類を
硬化剤とした場合には、先ずエポキシ樹脂主剤をカブセ
ルフ化し、次いでポリビニルブチラール等のバインダー
樹脂8を溶剤中に溶解した溶液に、前記エポキシ主剤の
カブセルフ及び硬化剤9を分散若しくは溶解させ、液状
物にし、これを液状物の状態でタッピングネジ3のネジ
部3Cに塗布し、次いでこれを乾燥して見掛は固形状の
被膜を形成する。
また、2液エポキシ樹脂の代わりに例えばアクリル樹脂
、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等複数成分を混合して
反応させるタイプの樹脂、接着剤、塗料等も使用できる
また、前記バインダー樹脂8としては、例えば前記ポリ
ビニルブチラール樹脂の他に、ブタジェン−スチレン共
重合体や、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル、ポリビニ
ルアルコール、スチレン、メラミン、ブチルゴム等が使
用できる。
かかる構成につき、被固定部材2を固定部材1に取り付
けるべく反応性を有する被覆材料6を塗布したタッピン
グネジ3を固定部材1の下穴4にネジ込めば、該被覆材
料6のカプセル7は摩擦力により破壊され、内部のエポ
キシ樹脂主剤とバインダー樹脂8、硬化剤9とが混合し
反応硬化して夕、7ピングネジ3と下穴4との間に強力
な固着力が生じる。
したがって、たとえ固定部材1が比較的軟質の材料で形
成してあったとしてもタッピングネジ3は固定部材1か
ら人力では抜けることはない。
また、反応性を有する被覆部材6を塗布しない普通のタ
ッピングネジ3を使用しこれを抜いた後、その抜いた穴
に再度上記反応性を有する被覆部材6を塗布したタッピ
ングネジ3を使用すれば、たとえ下穴4が太くなってバ
カ穴となっていても、反応硬化した被覆材料6によりタ
ンピングネジ3をしっかりと固定部材lに固定すること
ができる。
すなわち再使用可能となる訳である。
次に本発明の具体的実施例を説明する。
先ずエポキシ樹脂 エピコート828(油化シェルエポ
キシ(株)製、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂EEW189)をコアセルベージジン法により、ゼラ
チン膜を有するエポキシモノマーを内包するマイクロカ
ブセルフを製造した。
カプセル粒径は 70μ〜300μであった。
硬化剤9は メチルイミノビスブロビルアミンヤナール
BRレジンの一種BR−95を使用した。
溶剤は トルエン、トリクレン(1: 1)の混合溶剤
を使用した。
更に充填剤として シリカ粉(日本エアロジル(株)製
 R−972)を使用した。
〈配合比〉 ・エポキシ樹脂カプセル・・・・・・20重量部・硬化
剤       ・・・・・・6 〃・バインダー  
    ・・・・・・2 〃・溶剤        ・
・・・・・25〃・充填剤       ・・・・・・
2 〃上記配合物を混合し、液状物とし、第4図に示す
ように、この液状配合物10中へタフピングネジ3のネ
ジ部3Cを浸漬して、前記液状物を塗布する。
これを乾燥して反応性を有する被覆部材6の付着したタ
フピングネジ3を作成した。
前述の工程を得て作成したタフピングネジ3を第5図に
示すように、固定部材としての住宅の骨組(軟質の木材
)11に、被固定部材としての外壁材22を打ち付けた
場合に使用した。
そして、この打ち付けられたタフピングネジ3を48時
間後に取り外そうとしたが、反応性を有する被覆部材6
で被覆されたタフピングネジ3は人間の力では到底取り
外せなかった。
これに対して反応性を有する被覆部材6が被覆されてい
ない普通のタッピングネジは固定部材が比較的軟質の場
合には人間の力でも容易に取り外すことができた。
次に反応性を有する被覆部材6が被覆されていない普通
のタフピングネジを抜いた穴に再度反応性を有する被覆
部材6を塗布したタッピングネジ3を使用した場合、ネ
ジ穴が太くなってしまってバカになってしまう場合があ
るが、このような時でも反応性を有する被覆部材6で被
覆されたタッピングネジ3を使うとねじ込んだ時はバカ
になっていても数日後には樹脂が反応硬化して、タフピ
ングネジ3をしっかりと固定することができた。
なお、上記説明ではネジとしてタフピングピングネジを
例示したが、本発明はこれに限定されず、その他これに
類似する種々のネジが適用できることは言うまでもない
さらに、固定部材としては次に列挙するものが使用可能
である。
(1)  構造用合板 (2)硬質繊維板(ハードボード) (3)パーティクルボード (4)木片セメント板 (5)石綿スレート板 (6)  石綿セメントパーライト板 (7)パルプセメント板 (8)石綿セメントけい酸カルシュラム板(9)炭酸マ
グネシウム板 (至)製材品(板・角材) 針葉樹材の板・角材 濶葉樹材の板・角材 αυ 軟質繊維板 亜 石こうボード 等の面材・角材の単体或いは貼合せによる合成面材及び
角材。
また、被固定部材としては、上記材料の他、金属(鉄・
ステンレス・銅・真鍮・アルミニュウム・ダイキャスト
合金類)の製加工品等が挙げられる。
〔効 果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、比較的軟質
の固定部材に、被固定部材を取り付けるだめのネジにお
いて、前記ネジの軸部におけるネジ部に反応性を有する
被覆材料を塗布したため、固定部材が比較的軟質でも緊
締力が強く抜けにくく、しかも下穴が再使用可能となる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタフピングネジの使用状態の説明
用断面図、第2図は同じくタフピングネジの使用前の状
態を示す側面図、第3図はその要部断面図、第4図およ
び第5図は夫々本発明の具体的実施例を示す反応性を有
する被覆材料の塗布状態を示す説明図およびタフピング
ネジを用いた取付状態を示す断面図である。 1・・・・・・固定部材、2・・・・・・被固定部材、
3(タッピング)ネジ、3b・・・・・・軸部、3Cジ
部、6・・・・・・反応性を有する被覆材料、7プセル
(エポキシ樹脂主剤)、8・・・・・・パイ樹脂、9・
・・・・・硬化剤。 ・・・・・・ネ ・・・・・・カ ンダー 喜2目 箋す図 σ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的軟質の固定部材に、被固定部材を取り付け
    るためのネジにおいて、 前記ネジの軸部におけるネジ部に反応性を有する被覆材
    料を塗布したことを特徴とするネジ。
  2. (2)反応性を有する被覆材料はエポキシ樹脂カプセル
    と、硬化剤と、バインダーとにより形成したことを特徴
    とする請求項第1項記載のネジ。
JP26710590A 1990-10-03 1990-10-03 ネジ Pending JPH04145209A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069857A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Nanbu Seisakusho:Kk タッピングねじ及びその製造方法
JP2011220436A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 締結手段
JP2014066287A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiwa House Industry Co Ltd ねじの締結構造

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