JPH04144935A - 溶着ガラス - Google Patents
溶着ガラスInfo
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- JPH04144935A JPH04144935A JP26450690A JP26450690A JPH04144935A JP H04144935 A JPH04144935 A JP H04144935A JP 26450690 A JP26450690 A JP 26450690A JP 26450690 A JP26450690 A JP 26450690A JP H04144935 A JPH04144935 A JP H04144935A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
′46)イト 1日 r十 虜 侑 へ 、、
V σ)−1? ?r JF メ一 鉤せ 1
昏 →ト ス場合に使用する溶着ガラスに関する。
V σ)−1? ?r JF メ一 鉤せ 1
昏 →ト ス場合に使用する溶着ガラスに関する。
「従来の技術」
フェライトまたは金属などの磁性体材料からなるコアチ
ップを形成する場合、あるいは、形成されたコアチップ
をセラミックなどからなるスライダーに埋め込む場合、
ガラスや樹脂を接着材として使用することでコア相互間
のギャップ、または、コアチップと他のヘッド構成部品
との空隙部の充填と補強か行なわれている。
ップを形成する場合、あるいは、形成されたコアチップ
をセラミックなどからなるスライダーに埋め込む場合、
ガラスや樹脂を接着材として使用することでコア相互間
のギャップ、または、コアチップと他のヘッド構成部品
との空隙部の充填と補強か行なわれている。
これらのガラスには、従来から、融着作業温度の低いP
bOを主成分とする溶着ガラスが適していることが知ら
れている。そして、係るガラス組成物に関しては、すで
に多くの提案がなされている。
bOを主成分とする溶着ガラスが適していることが知ら
れている。そして、係るガラス組成物に関しては、すで
に多くの提案がなされている。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、係る従来の溶着ガラスは、磁気ヘッドの
溶着用として用いた場合、耐環境性、特に、耐湿性、耐
水性に関して性能が劣るという短所があった。このため
、ガラス溶着部分の表面が変質を起こし易く、耐食性が
不十分であるとともに、スライダーやコア部分に対して
段差を生じてしまう欠点があった。このような段差を有
する磁気ヘッドを使用すると、磁気記録媒体に傷を着け
る原因の1つになると言われている。
溶着用として用いた場合、耐環境性、特に、耐湿性、耐
水性に関して性能が劣るという短所があった。このため
、ガラス溶着部分の表面が変質を起こし易く、耐食性が
不十分であるとともに、スライダーやコア部分に対して
段差を生じてしまう欠点があった。このような段差を有
する磁気ヘッドを使用すると、磁気記録媒体に傷を着け
る原因の1つになると言われている。
前記のような段差を生じる原因は、従来の溶着ガラスに
あっては、PbOを65重量%以上含んでいるために、
溶着ガラスの表面に吸着した水分中にPbOが容易に溶
出してしまうためであると考えられる。
あっては、PbOを65重量%以上含んでいるために、
溶着ガラスの表面に吸着した水分中にPbOが容易に溶
出してしまうためであると考えられる。
従って狭小な空隙幅の磁気ヘッドに対し、従来の溶着ガ
ラスはもはや使用できない状況であり、新規な溶着ガラ
スの出現が待たれている。
ラスはもはや使用できない状況であり、新規な溶着ガラ
スの出現が待たれている。
なお、前記従来の溶着ガラスにあっては、溶着時にガラ
スが結晶化しやすく、ガラスの流れが円滑ではなくなり
易いために、磁気ギャップ部分に入り込むガラスの量が
安定しなくなり、ギャップ長のバラツキが大きく、また
、ギャップ深さを浅くできない問題があった。
スが結晶化しやすく、ガラスの流れが円滑ではなくなり
易いために、磁気ギャップ部分に入り込むガラスの量が
安定しなくなり、ギャップ長のバラツキが大きく、また
、ギャップ深さを浅くできない問題があった。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、耐
食性を向上さ仕ることができ、磁気ギヤツブ部分への入
り込み量を小さくしてギャップ深さを浅くできるととも
に、ギャップ長精度を向上させることができて溶着時の
歩留りを向上させることができ、化学的耐食性を向上さ
せた溶着ガラスを提供することを目的とする。
食性を向上さ仕ることができ、磁気ギヤツブ部分への入
り込み量を小さくしてギャップ深さを浅くできるととも
に、ギャップ長精度を向上させることができて溶着時の
歩留りを向上させることができ、化学的耐食性を向上さ
せた溶着ガラスを提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」
請求項Iに記載した発明は1記課題を解決するために、
PbO40〜50重量%、Sin、28〜38重量%、
Tent 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、B
2O30. 7重量%以下、5btOs又はAStOs
o、5重量%以下、NatO,に20゜LLOのうち、
少なくとも1種以上を4〜7重量%の組成を有したもの
である。
PbO40〜50重量%、Sin、28〜38重量%、
Tent 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、B
2O30. 7重量%以下、5btOs又はAStOs
o、5重量%以下、NatO,に20゜LLOのうち、
少なくとも1種以上を4〜7重量%の組成を有したもの
である。
請求項2に記載した発明は前記課題を解決するために、
Pb040〜50重量%、S+0*28〜38重量%、
Tea、 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、s
b、o、又はAs5es 0.5重量%以下、NatO
,に、O,LitOのうち、少なくとも1種以上を4〜
7重量%の組成を有したものであ請求項3に記載した発
明は1記課題を解決するために、Pb040〜50重量
%、S+0t28〜38重量%、TeO,5〜15重景
%重重nO2〜5重量%、B2O27重量%以下、Na
tOK t O、L i * Oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量%の組成を有したものである。
Pb040〜50重量%、S+0*28〜38重量%、
Tea、 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、s
b、o、又はAs5es 0.5重量%以下、NatO
,に、O,LitOのうち、少なくとも1種以上を4〜
7重量%の組成を有したものであ請求項3に記載した発
明は1記課題を解決するために、Pb040〜50重量
%、S+0t28〜38重量%、TeO,5〜15重景
%重重nO2〜5重量%、B2O27重量%以下、Na
tOK t O、L i * Oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量%の組成を有したものである。
請求項4に記載した発明は前記課題を解決するために、
Pb040〜50重量%、Sin、28〜38重量%、
TeOt 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、N
atO、K to 、L i*oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量%の組成を有したものである。
Pb040〜50重量%、Sin、28〜38重量%、
TeOt 5〜15重量%、ZnO2〜5重量%、N
atO、K to 、L i*oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量%の組成を有したものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の溶着ガラスは、Pb040〜50重量%、S+
Ot 28〜38重量%、TeOt 5〜15重重%、
ZnO2〜5重量%、BtOs7重量%以下、5byO
s又はAstO30,5重j1%以下、NatO,Kt
O,LitOのうち、少なくとも1種以上を4〜7重量
%の組成を有したものである。な松益耕綿+1rl虚A
MD−A−L (ILA L A−O3の中で、少
なくとも1つ以上の成分を省略しても本発明の目的を達
成することができる。
Ot 28〜38重量%、TeOt 5〜15重重%、
ZnO2〜5重量%、BtOs7重量%以下、5byO
s又はAstO30,5重j1%以下、NatO,Kt
O,LitOのうち、少なくとも1種以上を4〜7重量
%の組成を有したものである。な松益耕綿+1rl虚A
MD−A−L (ILA L A−O3の中で、少
なくとも1つ以上の成分を省略しても本発明の目的を達
成することができる。
前記成分において、Tea、は軟化点を下げるとともに
、次期ギャップ部分での溶着ガラスの入り込み量を少な
くさせるために添加す゛るもので、その含有量が5重量
%以下では、その効果が無くなり、含有量が15重量%
以上であると熱膨張係数(α)が高くなり、クラックを
発生しやすくなる。
、次期ギャップ部分での溶着ガラスの入り込み量を少な
くさせるために添加す゛るもので、その含有量が5重量
%以下では、その効果が無くなり、含有量が15重量%
以上であると熱膨張係数(α)が高くなり、クラックを
発生しやすくなる。
5iOz含有量を28重量%より少なくすると、失透し
やすく、強度と耐食性が低下するので耐久性が劣化し、
38重量%より多くすると、粘度が高くなってガラス溶
着の作業温度が上がり熱膨張係数(α)が低くなる。
やすく、強度と耐食性が低下するので耐久性が劣化し、
38重量%より多くすると、粘度が高くなってガラス溶
着の作業温度が上がり熱膨張係数(α)が低くなる。
PbO含有量を40重量%よりも少なくすると、粘度が
高くなって流動性が悪化し、50重量%よりら多くする
と化学的耐久性が劣化し、熱膨張係数(α)が高くなっ
てクラック発生しやすくなる。
高くなって流動性が悪化し、50重量%よりら多くする
と化学的耐久性が劣化し、熱膨張係数(α)が高くなっ
てクラック発生しやすくなる。
ZnO含有量を2重量%よりも少なくすると、耐久性が
劣化し、5重量%よりも多くすると失透傾向が増大する
。ZnOは、熱膨張係数を調節するだめに添加するもの
であり、耐食性の向上効果を発揮する。
劣化し、5重量%よりも多くすると失透傾向が増大する
。ZnOは、熱膨張係数を調節するだめに添加するもの
であり、耐食性の向上効果を発揮する。
Na、Oとに2O30とL ixoを4重量%よりも少
なくすると失透防止効果がなくなるとともに流動性が劣
化し、7重量%よりも多くすると化学的耐久性が劣化し
、熱膨張係数(α)が高くなる。
なくすると失透防止効果がなくなるとともに流動性が劣
化し、7重量%よりも多くすると化学的耐久性が劣化し
、熱膨張係数(α)が高くなる。
Sb*03またはAs5es含有量が0.5重量%より
多くなってもそれ以上の脱泡効果は望めない。
多くなってもそれ以上の脱泡効果は望めない。
B2O30.が7重量%以上では泳動性が悪くなる。
第1図は、本発明に係る溶着ガラスによって一体化され
た磁気ヘッドの一構造例を示すもので、この例の磁気ヘ
ッドAは磁気コア半体1,2か溶着ガラス部3によって
接合一体化されて構成されている。なお、溶着ガラス部
3において符号3aで示す部分がアペックス部を示す。
た磁気ヘッドの一構造例を示すもので、この例の磁気ヘ
ッドAは磁気コア半体1,2か溶着ガラス部3によって
接合一体化されて構成されている。なお、溶着ガラス部
3において符号3aで示す部分がアペックス部を示す。
磁気ヘッドAにおいて4はギャップを示し、5は空隙部
を示している。磁気ヘッドAの磁気ギャップ部分は、拡
大すると第2図に示す構造のようになっていて、磁気コ
ア半休1.2の間の間隙の間隔(ギャップ長)がGL、
磁気ギャップ部分の深さ(ギャップ深さ)がGDで示さ
れる。
を示している。磁気ヘッドAの磁気ギャップ部分は、拡
大すると第2図に示す構造のようになっていて、磁気コ
ア半休1.2の間の間隙の間隔(ギャップ長)がGL、
磁気ギャップ部分の深さ(ギャップ深さ)がGDで示さ
れる。
第3図は1記磁気ヘッドAの溶着ガラス部3の先端部(
第1図において符号Cで示す部分)を倒立させた状態で
拡大して示すものである。第3図に符号6で示すものは
5iftの薄膜などからなる薄い絶縁層であって、この
絶縁層6がギャップ4を形成する。
第1図において符号Cで示す部分)を倒立させた状態で
拡大して示すものである。第3図に符号6で示すものは
5iftの薄膜などからなる薄い絶縁層であって、この
絶縁層6がギャップ4を形成する。
磁気コア半休1.2をガラス溶着する場合、溶着ガラス
を流し込むと、溶着ガラスは絶縁層6に向けて入り込み
、浸透し、固化する。第3図において、符号aで示す部
分が入り込み部の深さであり、符号すで示す部分が入り
込み部aの幅である。
を流し込むと、溶着ガラスは絶縁層6に向けて入り込み
、浸透し、固化する。第3図において、符号aで示す部
分が入り込み部の深さであり、符号すで示す部分が入り
込み部aの幅である。
また、以上のように磁気コア半休1.2の間に溶着ガラ
ス3を浸透させた場合、溶着ガラス部3に接触している
磁気コア半休1.2の内壁部分に第4図の鎖線に示すよ
うに溶着ガラスによる浸食部分dが生じる。そして、こ
の浸食部分dが大きくなると、光学的ギャップと実効ギ
ャップとのずれが生じ、ギャップ長(GL)による電磁
特性の保証ができなくなる。なお、GLが大きくなると
、オーバーライド特性は良好であるが、分解能(Res
)とパルス半値幅(Pw50)か劣化する。
ス3を浸透させた場合、溶着ガラス部3に接触している
磁気コア半休1.2の内壁部分に第4図の鎖線に示すよ
うに溶着ガラスによる浸食部分dが生じる。そして、こ
の浸食部分dが大きくなると、光学的ギャップと実効ギ
ャップとのずれが生じ、ギャップ長(GL)による電磁
特性の保証ができなくなる。なお、GLが大きくなると
、オーバーライド特性は良好であるが、分解能(Res
)とパルス半値幅(Pw50)か劣化する。
ここで前記組成の溶着ガラスを用いるならば、T e
Otを適量含んでいるので入り込み部の深さaを小さく
(2μ悶以下、Te04によってはlμ麟以下に)する
ことができる。従ってギャップ深さ5±3μmに対応す
ることができるようになり、ギャップ長GLの精度が向
上し、歩留りが向上する。また、アペックス部3aでの
気泡発生率が少なく、ガラス流れ不足現象を生じない。
Otを適量含んでいるので入り込み部の深さaを小さく
(2μ悶以下、Te04によってはlμ麟以下に)する
ことができる。従ってギャップ深さ5±3μmに対応す
ることができるようになり、ギャップ長GLの精度が向
上し、歩留りが向上する。また、アペックス部3aでの
気泡発生率が少なく、ガラス流れ不足現象を生じない。
即ち、溶着ガラスの浸透時にガラス流れ不足を生じると
アペックス部3aに気泡ができてしまう。これに対して
Tea、を含まない場合、入り込み量は3〜5μ殿にな
ってしまう。また、Tea、の添加によって浸食部分d
の幅を少なくすることができる。
アペックス部3aに気泡ができてしまう。これに対して
Tea、を含まない場合、入り込み量は3〜5μ殿にな
ってしまう。また、Tea、の添加によって浸食部分d
の幅を少なくすることができる。
以下に前記組成の溶着ガラスの製造方法について説明す
る。
る。
前記溶着ガラスを製造するには、所望の組成のガラスが
得られるように各原料を採取して混合し、この調合物を
白金るつぼ中において950〜!000℃で60分間程
度溶融することにより溶着ガラスを得ることができる。
得られるように各原料を採取して混合し、この調合物を
白金るつぼ中において950〜!000℃で60分間程
度溶融することにより溶着ガラスを得ることができる。
この結果得られた溶着ガラスを棒状に加工し、このガラ
ス棒を第1図に対して倒立させた磁気コア半休1.2の
間の空隙部5に載置し、窒素ガスなどの不活性ガス雰囲
気において加熱炉で650〜700℃程度に加熱して溶
融させ、浸透させることで溶着ガラスによる溶着を行う
ことができる。
ス棒を第1図に対して倒立させた磁気コア半休1.2の
間の空隙部5に載置し、窒素ガスなどの不活性ガス雰囲
気において加熱炉で650〜700℃程度に加熱して溶
融させ、浸透させることで溶着ガラスによる溶着を行う
ことができる。
以上説明した方法に従って各種組成の溶着ガラスを作成
し、各溶着ガラスを用いて前述のように磁気コア半休の
溶着を行った。この場合の加熱溶融温度は680℃に設
定し、卯熱時間は60分とした。
し、各溶着ガラスを用いて前述のように磁気コア半休の
溶着を行った。この場合の加熱溶融温度は680℃に設
定し、卯熱時間は60分とした。
第5図は’l’ e Otの添加量を0〜!5重量%の
種々の値に変更して得られた種々の組成の溶着ガラスを
用いて磁気コア半休を溶着した場合の入り込み量の値を
示すものである。第5図に示す各種溶着ガラスの組成は
以下の第1表に示す通りである。
種々の値に変更して得られた種々の組成の溶着ガラスを
用いて磁気コア半休を溶着した場合の入り込み量の値を
示すものである。第5図に示す各種溶着ガラスの組成は
以下の第1表に示す通りである。
(以下、余白)
第1
表
第5図と第1表に示す結果から、
入り込み量を
1.9μm以下にするためには、Tent含有量を5〜
15重量%に限定すれば良いことが明らかになった。
15重量%に限定すれば良いことが明らかになった。
一方、第1表のNo4の試料と第1表のNo7の試料を
各0用いて前述のように磁気コア半休の溶着を行った場
合に生じる入り込み部の幅すと気泡発生状況とフェライ
ト製の磁気コア半休に対する溶着ガラスの含浸量を測定
した結果を第2表に示す。
各0用いて前述のように磁気コア半休の溶着を行った場
合に生じる入り込み部の幅すと気泡発生状況とフェライ
ト製の磁気コア半休に対する溶着ガラスの含浸量を測定
した結果を第2表に示す。
第2表
第2表に示す結果から、本発明に係る溶着ガラスは入り
込み部の幅が少なく気泡発生がなく、磁気コア半休に対
する含浸量も少ないことが明らかになった。
込み部の幅が少なく気泡発生がなく、磁気コア半休に対
する含浸量も少ないことが明らかになった。
「発明の効果」
以上説明したように本発明は、特別の組成を有し、特に
T e Oeを特定量含有する融着ガラスであるために
、磁気ヘッドを溶着した場合にガラスの結晶化を抑制す
ることができ、ガラスの流れが悪くなることを防止でき
るので、ギャップ長の精度を向上させ、実効ギャップ長
を小さくすることができる。従って製造時の歩留りを向
上させることができる。
T e Oeを特定量含有する融着ガラスであるために
、磁気ヘッドを溶着した場合にガラスの結晶化を抑制す
ることができ、ガラスの流れが悪くなることを防止でき
るので、ギャップ長の精度を向上させ、実効ギャップ長
を小さくすることができる。従って製造時の歩留りを向
上させることができる。
また、磁気ヘッドを融着した場合、溶着ガラスのギャッ
プ部への入り込み量を小さくすることができ、ギャップ
深さを浅くすることができる。
プ部への入り込み量を小さくすることができ、ギャップ
深さを浅くすることができる。
更に、Tea、を特別量含有しているので、ヤケや白色
化、浸食などを起こすことがなくなり、化学的耐食性を
向上させることができる。
化、浸食などを起こすことがなくなり、化学的耐食性を
向上させることができる。
第1図は本発明に係る溶着ガラスによって溶着された磁
気ヘッドの一構造例を示す略図、第2図は同磁気ヘッド
のギャップ部を示す斜視図、第3図は第1図のC部分を
示す拡大断面図、第4図は含浸部を示す拡大断面図、第
5図は溶着ガラスにおけるTeOx量と磁気ヘッドの入
り込み量との関係を示すグラフである。 1.2・・・磁気コア半休、3・・・溶着ガラス、4・
・・ギャップ、5・・・空隙部、6・・・絶縁層、a・
・・入り込み深さ、b・・・入り込み部の幅、d・・・
含浸部、GL・・・ギャップ長、CD・・・ギャップ深
さ。
気ヘッドの一構造例を示す略図、第2図は同磁気ヘッド
のギャップ部を示す斜視図、第3図は第1図のC部分を
示す拡大断面図、第4図は含浸部を示す拡大断面図、第
5図は溶着ガラスにおけるTeOx量と磁気ヘッドの入
り込み量との関係を示すグラフである。 1.2・・・磁気コア半休、3・・・溶着ガラス、4・
・・ギャップ、5・・・空隙部、6・・・絶縁層、a・
・・入り込み深さ、b・・・入り込み部の幅、d・・・
含浸部、GL・・・ギャップ長、CD・・・ギャップ深
さ。
Claims (4)
- (1)PbO40〜50重量% SiO_228〜38重量% TeO_25〜15重量% ZnO2〜5重量% B_2O_37重量%以下 Sb_2O_3又はAs_2O_30.5重量%以下N
a_2O、K_2O、Li_2Oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量% の組成を有することを特徴とする溶着ガラス。 - (2)PbO40〜50重量% SiO_228〜38重量% TeO_25〜15重量% ZnO2〜5重量% Sb_2O_3又はAs_2O_30.5重量%以下N
a_2O、K_2O、Li_2Oのうち、少なくとも1
種以上を4〜7重量% の組成を有することを特徴とする溶着ガラス。 - (3)PbO40〜50重量% SiO_228〜38重量% TeO_25〜15重量% ZnO2〜5重量% B_2O_37重量%以下 Na_2O、K_2O、Li_2Oのうち、少なくとも
1種以上を4〜7重量% の組成を有することを特徴とする溶着ガラス。 - (4)PbO40〜50重量% SiO_228〜38重量% TeO_25〜15重量% ZnO2〜5重量% Na_2O、K_2O、Li_2Oのうち、少なくとも
1種以上を4〜7重量% の組成を有することを特徴とする溶着ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26450690A JPH04144935A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 溶着ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26450690A JPH04144935A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 溶着ガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04144935A true JPH04144935A (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=17404186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26450690A Pending JPH04144935A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 溶着ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04144935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1262462A1 (en) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP26450690A patent/JPH04144935A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1262462A1 (en) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass |
US6756334B2 (en) | 2001-05-29 | 2004-06-29 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass |
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