JPH0414451B2 - - Google Patents

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JPH0414451B2
JPH0414451B2 JP58001770A JP177083A JPH0414451B2 JP H0414451 B2 JPH0414451 B2 JP H0414451B2 JP 58001770 A JP58001770 A JP 58001770A JP 177083 A JP177083 A JP 177083A JP H0414451 B2 JPH0414451 B2 JP H0414451B2
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JP
Japan
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metal plate
thin metal
printed circuit
circuit board
exposed
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JP58001770A
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JPS59127329A (ja
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Kaname Suwa
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication of JPS59127329A publication Critical patent/JPS59127329A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はキー入力装置に係り、さらに詳しくは
電子式卓上計算機(以下電卓と略称する)などに
適応して効果のある構造が簡単で薄型化の可能な
キー入力装置に関するものである。
従来技術 従来から広く採用されている電卓等のキー入力
装置においては、プリント基板上に形成された一
対の入力用固定接点をこれらの固定接点と対応す
る位置に配置された導電ゴムなどからなる可動接
点を上下動可能に設けられたキートツプを介して
下降させて、ブリツジシヨートを生じさせて入力
する構造を採用していた。
ところが、このような構造を採用すると、キー
トツプや導電ゴムなどの多数の部品を必要とし、
しかもそれぞれが所定の厚みを有するため電卓を
携帯性にとんだ薄型構造にするさまたげとなつ
た。
また、入力キーを多数設けることを考えると、
従来方式はプリント基板上の個々の固定接点間を
それぞれ対応する導電ゴムを介してブリツジシヨ
ートするものであるため、プリント基板上に各固
定接点を結ぶ共通回路としての信号ラインをプリ
ント基板上の回路パターンとして構成しなければ
ならず、プリント基板の製造工程が増大し、さら
に両面プリント基板を使用せざるを得なくなり、
結果として極めてコスト高となる欠点があつた。
目 的 本発明は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、薄型でしかも、片面プリン
ト基板を使用することができ、構造が簡単で、製
造の容易なキー入力装置を提供することを目的と
している。
実施例 以下、図面に示す実施例に基いて本発明の詳細
を説明する。第1図は本発明の要部をなす金属薄
板1の構造を説明するもので、この金属薄板1は
リン青銅ステンレス、あるいは真鍮などの弾性に
富んだ金属板をエツチングあるいはプレスなどの
加工手段により成形したもので板厚は50〜100μ
m程度のものである。
この金属薄板1のキー入力部には、複数個の透
孔1aが形成されており、それぞれはまとまつた
キーブロツクB1ないしB8のように切れ目のない
面で連なつており、各ブロツク間は幅のせまい接
続部1cで連結されている。
また、外側を囲んで配置された枠部1dとも接
続部1cにより連結してあり、成形直後において
は、全体として1枚板の形態を保持している。
また、符号1e,1e′で示すものは、成形金型
に設けられた位置決めピンが嵌合される位置決め
用の穴である。
また金属薄板1の各キーブロツクに連続した状
態で液晶表示器等の保持部となる開口部1hと、
太陽電池等の電源を収容する保持部となる開口部
1iとが形成されている。
一方、第2図に電卓のブロツク回路図を示す。
第2図のキー入力部におけるキー入力信号はK1
〜K8で示される信号ラインのうち任意の2つの
信号ラインを短絡させることによつて得られる。
たとえばK3とK6の信号ラインを短絡させるこ
とにより演算処理部に信号がよびこまれ、表示部
に「1」の表示がなされる。
従つて、「・」、「0」、「1」、「2」、「3」、
「9」
「%±」のキー入力信号情報を演算処理部に導く
ため、これらの端子は後述するように第5図に示
す、表面シート4に示されている電卓キーレイア
ウトを採用すると、第1図に示したキーブロツク
B5の部分に相当することになる。
なお、第1図においては、電卓キーレイアウト
の関係で「9」はK8ラインのブロツクB4に含
めてある。
第2図に示したキー入力部の構成に応じてプリ
ント基板の回路パターンの引きまわしを考慮し、
プリント基板を片面基板で、しかもキーブロツク
数の最も少いように構成したものが第1図に示し
たキーブロツクB1〜B8である。
このような構造を有する金属薄板1は第3図に
示すように絶縁性高分子材料からなるフレーム2
内にインサート成形される。
このフレーム2の材料としてはABS樹脂、ス
チロール樹脂、ポリカーポネイト樹脂等の熱可塑
性材料を用いた場合にはインジエクシヨン成形に
より金属薄板1をインサート成形し、エポキシ樹
脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂の場合には
コンプレツシヨン成形によつて金属薄板1をイン
サート成形する。
このインサート成形された状態が第3図に示さ
れている。第3図において第1図と同一部分には
同一符号が付されており、透孔1aの部分及びそ
の周縁部は全てフレーム2から露出した状態にな
つている。
なお、第1図及び第3図において符号1jで示
すものは第5図に示すプリント基板3上に設けら
れたアースパターン3cと外枠1dを同一電位に
するためのアース接点用の突片である。
また、フレーム2の外周に設けられた小孔2f
は金属薄板1をフレーム2の肉厚方向の所定位置
へ位置ぎめするために金型に先端が平坦となつた
小直径の位置決めピンを設け、この部分を金属薄
板1の表裏両面の同位置につきあて位置決めを行
う状態でインサート成形がなされたために形成さ
れたピン穴である。
このようにして金属薄板を金型内に位置決め挟
持した状態で成形を行うため、金型内に成形材料
が高圧力で充てんされた場合においても金属薄板
の変形や位置ずれを防止することができる。
このようにしてインサート成形されたのちのフ
レーム2及び金属薄板1の断面構造を第4図に示
す。
第4図は第3図のA−A線拡大断面図で、イン
サート成形された金属薄板1の透孔1aとその外
周部は同心円上に露出している。符号Rで示すも
のはキー導電ゴムでその詳細は後述する。
また、接続部1cも露出しており、第6図に示
すようにインサート成形したのち切断、分離さ
れ、キーブロツクB1〜B8間及び外枠1d間の電
気的導通が断たれる。
しかし、この接続部1cは第6図に符号1gで
示すように、単に切断分離される部分と、符号1
fで示すようにプリント基板3の接点パターン3
aに導通させるために折り曲げられる部分の2種
類の形態をとる。
このようにしてそれぞれのキーブロツクB1
B8は少くとも1ケ所の折曲部1fを有しており、
プリント基板上の信号ラインと常時接触し導通状
態が保たれている。
このようにして接続部1cを全て分離すること
によつて得られたフレーム2を用いた電卓の組み
立て方法を第5図に示す。
第5図において符号4で示すものは表面シート
で適度な柔軟性を有する透明な材料、例えば塩化
ビニールポリエステル、ポリカーボネイト、ウレ
タン等からなり、裏面に表示窓4a及び太陽電池
の受光窓4bを除いて、印刷処理がほどこされ、
キー入力部においてはキーシンボルマークを表示
し、その他必要な電卓機種名等を印刷してあり、
組み立て工程でフレーム2の上面へ接着固定され
る。
一方、符号3で示すものは前述したプリント基
板で、銅張積層板へ所定のパターンにエツチング
した片面プリント基板として形成され、複数のキ
ー入力用固定接点3bが金属薄板1の透孔1aと
1対1に対応した状態で形成されている。
また、アースパターン3cは外枠1dをアース
電源に導くためのもので、金属薄板1側に設けら
れた突片1jと常時接触し、電卓外部から外枠1
dに放電され、蓄積された静電気による誤動作や
電子部品の破壊を防止している。
LSI8はプリント基板3上に半田付け固定され、
第2図のブロツク図に示す演算処理部を構成して
いる。
また、抵抗やコンデンサなどの電子部品9,1
0もプリント基板3上に実装されている。
符号6で示すものは液晶表示器で、プリント基
板3上の接続用パターン3dとの間に圧接型コネ
クタ7を介して電気的接続をとつた状態で取り付
けられる。
プリント基板3の下面には、剛性の高い材料か
ら成る補強板5が位置しており、電卓裏面を覆
い、プリント基板3及びフレーム2の下面の周辺
部に接着固定され、電卓全体の強度を補償してい
る。
プリント基板3は片面プリント基板であり、補
強板5との接着面側は回路パターンがなく、補強
板5の材質として安価で、剛性の優れた金属板を
使用することができる。第7図に符号11で示し
たものは偏光板である。
このようにして各種の電子部品をプリント基板
3に対し第5図に示すように積層すれば、極めて
薄型の電卓を得ることができる。
一方、第6図及び第7図は積層状態のキー入力
部及び表示部の断面を示す。第6図及び第7図に
おいて符号Rで示すものはキートツプの役割を果
たす導電ゴムで、その下面の中央部には突起R1
が突設されており、金属薄板1の透孔1aから下
方に位置する導電パターンである固定接点3bと
所定のストローク分の間隙を持つて1対1に対向
している。
導電ゴムRの一部には薄肉部R2が形成されて
おり、上面の外周部と中央部とは表面シート4の
下面に接触している。
キー信号ラインの一部である導電パターン3a
と、キーブロツクB1〜B8とは、折曲部1fを介
して接触しているため、電流は金属薄板の露出部
にも導かれ、その上面に載置された導電ゴムRも
特定のキー信号ラインと常時導通状態にある。従
つて、表面シート4を第6図に矢印で示すように
指等で押圧すると表面シート4がたわみ導電ゴム
Rの中央部が薄肉部R2を介して弾性変形し、突
起R1が固定接点3bと接触し、キー入力がなさ
れる。
一方、第8図は演算処理部に電源を供給する太
陽電池12の実装状態を示す。
金属薄板1の太陽電池の保持部となる開口部1
iの周縁は、第1図に示すように所定幅で一段高
く絞られている。この開口部1iの絞り部1kの
内側に、アモルフアス型の太陽電池12が保持さ
れる。この開口部1iと対応した表面シート4の
受光窓4bの部分も印刷や着色がされておらず、
外部の光を太陽電池12へ導くことができ、起電
力を生じ、この起電力はコネクタ13を介してプ
リント基板3上の導電パターンに供給される。
太陽電池は従来から一般に用いられている一次
電池と異なり、半永久的に使用可能で交換する必
要がないため、完全な密閉状態で実装することが
できる。
本実施例は以上のように構成されているため、
キー入力部の表面にはキートツプなどで代表され
る凸凹が全くなく、すつきりとした外観を持つ薄
型のカード型電卓を実現でき、密閉構造で防水、
防塵構造とすることが可能で、使用環境に制限さ
れないキー入力装置を得ることができる。
また、高分子材料の弱点である熱変形性や、機
械的弱さは、フレーム2内に一体的にモールドさ
れた金属薄板1によつて補うことができる。ま
た、キー入力部の外観面に臨まされる部品は、表
示器や太陽電池などのように平板状の単純な部品
であるため、部品の供給がたやすく、自動組立も
容易に行なえる。
さらに、上記実施例によれば、従来のブリツジ
シヨート方式と異なり、フレームにモールドした
金属薄板上のフレーム外への複数の露出部に複数
の導電ゴムを配置し、また共通の信号ラインを構
成する金属薄板を別の露出部を介してプリント基
板と接続する構成を採用しているので、部品点数
が減少して構造が簡単になり、半田付け箇所の減
少、あるいはプリント基板上の回路パターンの単
純化により片面基板が採用可能となることなどに
より製造コストが低減されるとともに、製品の信
頼性が向上する。
効 果 以上から明らかなように、本発明によれば、複
数の第1の露出部と第2の露出部が形成された金
属薄板と、前記金属薄板をインサート成形して複
数の第1の露出部及び第2の露出部をそれぞれ露
出させた絶縁性高分子材料から成るフレームと、
前記金属薄板の複数の第1の露出部にそれぞれ支
持された導電性弾性部材より成る複数の可動接点
と、前記金属薄板の第2の露出部が接続される配
線部を形成して成るプリント基板と、前記プリン
ト基板の配線部に形成され前記複数の可動接点に
それぞれ対向して配置された複数の固定接点と、
前記フレームの表面に固定されて前記可動接点に
押圧力を伝達する絶縁性シートとを有する構成を
採用している。
すなわち、本願発明では、金属薄板の複数の第
1の露出部、複数の可動接点、および可動接点に
それぞれ対向して配置された複数の固定接点、お
よび、金属薄板により構成される共通回路をプリ
ント基板の配線部に接続する第2の露出部から、
複数のキー入力部が構成されるため、部品点数が
減少して構造が簡単になり、半田付け箇所の減
少、あるいはプリント基板上の回路パターンの単
純化などにより製造コストが低減されるととも
に、製品の信頼性が向上し、さらに、金属薄板を
絶縁性高分子材料フレームにインサート成形する
ことにより、装置の機械的強度が向上されるなど
の優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するもので、第1
図は金属薄板の斜視図、第2図は制御回路のブロ
ツク図、第3図は金属薄板を一体成形したフレー
ムの斜視図、第4図は第3図のA−A線拡大断面
図、第5図は電卓に適用した場合の分解斜視図、
第6図は可動接点の実装状態を説明する一部拡大
縦断側面図、第7図は表示器の実装状態を説明す
る一部拡大縦断側面図、第8図は太陽電池の実装
状態を説明する一部拡大縦断側面図である。 1…金属薄板、1a…透孔、1c…接続部、1
d…外枠、2…フレーム、3…プリント基板、4
…表面シート、5…補強板、6…表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の第1の露出部と、第2の露出部が形成
    された金属薄板と、 前記金属薄板をインサート成形して複数の第1
    の露出部、及び第2の露出部をそれぞれ露出させ
    た絶縁性高分子材料から成るフレームと、 前記金属薄板の複数の第1の露出部にそれぞれ
    支持された導電性弾性部材より成る複数の可動接
    点と、 前記金属薄板の第2の露出部が接続される配線
    部を形成して成るプリント基板と、 前記プリント基板の配線部に形成され前記複数
    の可動接点にそれぞれ対向して配置された複数の
    固定接点と、 前記フレームの表面に固定されて前記可動接点
    に押圧力を伝達する絶縁性シートとを有すること
    を特徴とするキー入力装置。
JP58001770A 1983-01-11 1983-01-11 キ−入力装置 Granted JPS59127329A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58001770A JPS59127329A (ja) 1983-01-11 1983-01-11 キ−入力装置
US06/837,654 US4681987A (en) 1983-01-11 1986-03-06 Electronic equipment having a key input function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58001770A JPS59127329A (ja) 1983-01-11 1983-01-11 キ−入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127329A JPS59127329A (ja) 1984-07-23
JPH0414451B2 true JPH0414451B2 (ja) 1992-03-12

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JP58001770A Granted JPS59127329A (ja) 1983-01-11 1983-01-11 キ−入力装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215714A (ja) * 1985-07-12 1987-01-24 キヤノン株式会社 電子機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711430A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Keyboard switch and method of producing same

Family Cites Families (1)

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JPS6139532Y2 (ja) * 1978-11-08 1986-11-13

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JPS59127329A (ja) 1984-07-23

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