JPH04143954A - ダイナミックトラッキング装置 - Google Patents

ダイナミックトラッキング装置

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Publication number
JPH04143954A
JPH04143954A JP2265016A JP26501690A JPH04143954A JP H04143954 A JPH04143954 A JP H04143954A JP 2265016 A JP2265016 A JP 2265016A JP 26501690 A JP26501690 A JP 26501690A JP H04143954 A JPH04143954 A JP H04143954A
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JP
Japan
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sawtooth wave
head
scanning period
data
wave data
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Application number
JP2265016A
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English (en)
Inventor
Kenji Shimoda
下田 乾二
Shinichi Osawa
真一 大沢
Teruo Itami
伊丹 輝夫
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオテープレコーダ等に用いられ、磁気
ヘッドを磁気テープに形成されている記録トラックに自
動追従させるダイナミックトラッキング装置に関する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダ(以下VTRと記す)には、再生
ヘッドのトラッキング位置を制御するダイナミックトラ
ッキング装置が設けられている。
この装置は、再生ヘッドを電気機械変換素子、例えば圧
電素子を貼り合わせたバイモルフ板に搭載し、圧電素子
にトラッキング制御電圧を与えることにより再生ヘッド
の位置を変位させながらトラッキング位置を制御するも
のである。
トラッキング制御電圧を作成するには、VTRの再生速
度に応じて予め計算された波形の基本電圧に対して、さ
らにトラッキングエラー電圧を加算することにより作成
している。
第10図は従来のダイナミックトラッキング装置の構成
を示している。
まず回転ドラム11の周辺から説明する。ドラムモータ
によって回転される回転ドラム11の周囲には、180
°対向した位置に磁気ヘッドAH。
BHが配置されている。この磁気ヘッドAH。
BHはそれぞれ電気機械変換素子13.14を介して回
転ドラム11に取付けられている。
磁気テープ12は、キャプスタンモータ16により回転
されるキャプスタン15とピンチローラ17に挟まれて
走行される。磁気テープ12が走行し、回転ドラム11
が回転すると磁気ヘッドAH,BHは、磁気テープ12
の幅の斜め方向に交互にトレースパターンを形成する。
18は磁気テープ12の縁を長手方向にトレースするコ
ントロールヘッドである。
磁気ヘッドAH,BHのトラッキングが制御される場合
は、各々の電気機械変換素子13.14に対してトラッ
キング用の電圧が供給され、再生ヘッドの軸方向位置が
変位され、回転軌跡がずらされることにより達成される
この図では、磁気ヘッドAHの再生出力の系統と、この
磁気ヘッドAHのトラッキング制御系統を代表して示し
ている。
トラッキング制御系統について説明する。入力端子21
にはキャプスタンの回転を検出したキャプスタン回転パ
ルス(CFG)が入力される。従ってキャプスタン回転
パルス(CFG)は、テープ送り速度に比例した周波数
を持つ。
入力端子22には、回転ドラム11の回転を検出したド
ラム回転パルス(D F G)が入力される。
ドラム回転パルス(D F G)は、磁気ヘッドが記録
トラックをトレースする速度に比例している。
入力端子23には、コントロールパルス(CT L)が
入力される。コントロールパルス(CTL)はコントロ
ールヘッド18から再生されたパルスである。入力端子
24にはヘッド切換えパルス(H5W)が入力される。
ヘッド切換えパルス(H5W)は、磁気ヘッドAHとB
Hと走査期間と非走査期間とを識別するパルスであり、
磁気ヘッドの所定の回転位相を検出することにより得ら
れ、磁気ヘッドの再生出力を選択導出する場合にも使用
される。
コントロールパルス(CTL) 、ヘッド切換えパルス
(H5W)は、タイミング発生器25に人力される。タ
イミング発生器25は、コントロールパルス(CTL)
 、ヘッド切換えパルス(H5W)を用いて各種のタイ
ミングパルスを作成している。
キャプスタン回転パルス(CFG)は、サブカウンタ2
6及びメインカウンタ27のクロ・ツク入力端子に入力
される。サブカウンタ26は、キャプスタン回転パルス
(CF G)をカウントし、タイミングはっせきき25
からのタイミングパルスによりリセットされる。また、
メインカウンタ27は、タイミング発生器からのプリセ
ットパルスによりリセットされ、その値からキャプスタ
ン回転パルス(CFG)を計数する。タイミング発生器
25は、コントロールパルス(CTL) とヘッド切換
えパルス(H5W)の位相差に基づいて、プリセットパ
ルスを作成している。
第11図(a)は、ヘッド切換えパルス(H5W)、同
図(b)はコントロールノくルス(CTL)を示してい
る。また、同図(C)は、サブカウンタ26のリセット
パルス、同図(e)はキャプスタン回転パルス、同図(
f)はサブカウンタ26の出力データ波形を示している
また第11図(g)には、同図(f)のプリセットパル
スによりプリセット(ブリセ・ソト値はサブカウンタの
内容)されて、キャプスタン回転パルス(CF G)を
カウントするメインカウンタ27の出力データ波形(鋸
歯状波W1と称する)を示している。
以上により鋸歯状波W1は、コントロールヘッド18と
再生ヘッドAHまでの距離にVTR相互間でずれがあっ
ても、プリセット値により補償することができる。これ
は、タイミング発生器25においてコントロールパルス
(CT L)とへ・ソド切換えパルス(H5W)を利用
してリセット1<ルスやプリセットパルスを作成してい
るからである。
また、テープ送り速度の切換えがるとキャプスタン回転
パルス(CFG)の周波数が変り、鋸歯状波W1の傾斜
が変わる。これに応じて再生へ・ソドを変位させること
により、記録トラックの相対的な傾斜に再生ヘッドの軌
跡を合わせることができる。
メインカウンタ27から出力された鋸歯状波W1は、加
算器28に入力される。
この加算器28ては、スチルパターンメモリ29からの
スチルパターンデータが入力されている。スチルパター
ンデータは、テープが停止状態にあるときに再生ヘッド
のトラッキングを制御するための電圧を発生することが
できる。スチルパターンメモリ29の読出しアドレスに
は、ドラム回転パルス(D F G)を計数して読出し
アドレスを発生するアドレスカウンタ30の出力が与え
られている。アドレスカウンタ30は、タイミング発生
器25からのリセットパルスによりリセットされる。ス
チルパターンデータの波形は、第11図(h)に示すよ
うにな波形である。
加算器28では、スチルパターンデータと、鋸歯状波W
1が加算されるために、第11図(i)に示すようなデ
ータ波形を得ることができる。
この図の状態は、1倍速の再生例を示している。
1倍速は、基本的には記録時とテープ送り速度が同じで
あるために、電気機械変換素子13に印加する電圧は、
再生ヘッドAHの走査期間で一定であれば、ヘッド軌跡
はヘッドトラックと平行になる。よって、第11図(i
)に示すように加算器28からの出力データ波形は、走
査期間では一定となる。
しかし、このままではトラッキングずれが生じているの
で、トラッキングエラー検出が行われ、そのエラー補正
電圧用のデータが作成され、加算器28の出力データに
加算される。
加算器18の出力は、加算器31に入力される。
加算器31にはトラッキングエラー発生部43からのエ
ラー補正電圧用のトラッキングエラーデータが供給され
ている。
トラッキングエラーデータが、第11図(j)に示すよ
うな波形であったとすると、加算器31からは第11図
(k)に示すような波形のデータが出力され、デジタル
アナログ変換器32に入力される。デジタルアナログ変
換器32でアナログ電圧に変換されたトラッキング制御
電圧は、増幅器33にて電気機械変換素子13を駆動で
きる電圧に増幅されて、スリップリングを介して電気機
械変換素子13に印加される。
次にトラッキングエラーデータを作成する部分を説明す
る。
再生ヘッドAHで再生された信号は、ヘッド切換えパル
スにより制御さえる切換えスイッチを介してエンベロー
プ検波器41に入力される。ここでの検波出力は、アナ
ログデジタル変換器42てデジタルデータに変換され、
トラッキングエラー発生部43に入力される。トラッキ
ングエラー発生部43の内部には例えばマイクロコンピ
ュータが用いられており、前フレームにおける検波出力
と、現フレームにおける検波出力との大小関係を比較し
、検波出力か増大する方向へのトラッキングエラーデー
タを作成する。次のフレームにおける検波出力が小さい
場合には、さらにトラッキングエラーデータを修正して
いき、最大の検波出力が得られるようになるまでエラー
データを修正するようにプログラムされている。
トラッキングエラー発生部43には、いずれのヘッドの
再生出力が導入されているのかを示すヘッド切換えパル
ス(H3W)か入力され、また、検波出力の取込みタイ
ミングを設定するためのドラム回転パルス(D F G
)が導入されている。
第12図は、1倍速における再生ヘッドAHの軌跡と記
録パターンの例を示している。矢印ahlで示す軌跡は
、加算器28からの出力データによるトラッキング制御
電圧でトラッキングを行った場合であり、矢印ah2は
、トラッキングエラーデータを加算した場合の軌跡であ
る。
第13図は、5倍速で再生した場合の再生ヘッドAH側
の各部信号波形を示している。
この場合は、テープ速度が5倍になるために、通常再生
と同しようなトラッキング制御電圧を電気機械変換素子
に印加したのでは、相対的な再生ヘッド軌跡は、第14
図に点線で示すような軌跡となる。再生ヘッドHAの軌
跡を1本の記録トラックに追従させるには、4トラツク
ピツチ(4Tp)分の変位を与える必要がある。
第13図に示すように、上記ダイナミックトラッキング
装置は、倍速に応じて自動的にトラッキング制御電圧の
波形が変化し、記録トラックを再生ヘッドが追従できる
ようになっている。
第13図(a)はヘッド切換えパルス(H5W)であり
、このパルスの周波数は回転ドラム11の回転周波数か
一定であるから通常再生時と変りはない。同図(b)は
コントロールパルス(CTL)であり、テープ速度か5
倍速であるために周波数も5倍になっている。同図(C
)はコントロールパルス(CTL)に同期して作成され
るサブカウンタ26のリセントパルスである。同図(d
)はキャプスタン回転パルス(CFG)である。これに
より、サブカウンタ26の出力データ波形は、同図(e
)のようになる。また、同図(f)のプリセットパルス
により、メインカウンタ27の出力データ波形は同図(
g)のようになる。この波形の変化量は、再生ヘッドA
Hの走査期間で5トラツクピツチ分ある。この出力デー
タは、加算器28において、1トラツクピツチ分の負極
性のスチルパターンデータが加算される。よって、加算
器28からは、同図(h)に示すような波形のブタが得
られる。
(発明が解決しようとする課題) 上記したダイナミックトラッキング装置によると、電気
機械変換素子に与える駆動電圧の波形に間項がある。
トラッキング制御電圧の波形は、第11図(k)あるい
は第13図(h)に示す波形と相似であるが、この波形
には急激に変化する部分を避けることができない。この
ような急激な駆動電圧の変化があると、電気機械変換素
子においては、リンギングが生し、安定した再生出力を
得るのに支障がある。また、急激な駆動電圧の変化は、
仕様されている圧電素子の劣化につながり応答性能を悪
化させる要因となる。
そこでこの発明は、電気機械変換素子でリンギングが生
しるのを防止し、かつ性能劣化を軽減することができる
ダイナミックトラッキング装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、磁気テープの幅方向に対して斜め方向に形
成されているヘリカルスキャンによる信号記録トラック
を回転ドラムの周囲に配設されている再生ヘッドにより
トレースする場合、前記再生ヘッドのトラッキング位置
を制御するために、前記再生ヘッドを電気機械変換素子
に搭載して前記回転ドラムに取付け、前記再生ヘッドが
前記記録トラックを走査する期間に電気機械変換素子に
トラッキング制御電圧を印加するダイナミックトラッキ
ング装置において、 前記トラッキング制御電圧を発生するための第1の鋸歯
状波データを作成する手段と、前記再生ヘッドの走査期
間の後縁から非走査期間の前半部に渡って、前記第1の
鋸歯状波データの反転波形であって前記第1のIMm状
波データの頂点から立ち下がるような頂点を有した第2
の鋸歯状波データを発生する手段と、 前記再生ヘッドの走査期間に対応する前記鋸歯状波デー
タの波形傾斜期間では、前記第1の鋸歯状波データを選
択導出し、前記再生ヘッドの非走査期間が開始すると前
記第2の鋸歯状波のデータを選択して、その出力として
は前記第1の鋸歯状波データの頂点から前記第2の鋸歯
状波のデータか連続して出力されるセレクタと、 このセレクタから出力されたデータをアナログ電圧に変
換して前記電気機械変換素子に供給する手段とを備える
ものである。
(作用) 上記の手段により、第2の鋸歯状波は、第1の鋸歯状波
の急激な変化を緩和することになり、電気機械変換素子
のリンギングを抑圧できる。また電気機械変換素子の性
能劣化を押さえるのに有効となる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。同図において、第
10図と同じ部分には同一符号を付して説明する。また
、実際には再生ヘッドAHとBHの各トラッキング制御
系及び各信号再生系が設けられるのであるが、両系は同
じであるために、片方の再生ヘッドAH側についてのみ
示している。
この発明では、第10図で説明した鋸歯状波データW1
を得る部分を第1の鋸歯状波発生部100としている。
この第1の鋸歯状波発生部100から出力された第1の
鋸歯状波データW1はセレクタ300の一方端子に供給
される。このセレクタ300の他方の入力端子には、第
2の鋸歯状波発生部200からの第2の鋸歯状波データ
W2が供給されている。
第1と第2の鋸歯状波データW1とW2とは、第2図に
示すような関係にある。即ち、第2図は2倍速の場合の
代表的な信号波形を示している。
同図(a)はヘッド切換えパルス(H5W)であり、こ
のパルスの周波数は通常再生時と変わりはない。同図(
b)はコントロールパルス(CTL)であり、2倍速の
ときはテープ速度が2倍になるために周波数も2倍にな
っている。同図(C)は第1の鋸歯状波発生部100か
ら得られる第1の鋸歯状波であり、その発生原理は第1
0図で説明した通りである。同図(d)は、第2の鋸歯
状波発生部200から出力される第2の鋸歯状波である
。第2の鋸歯状波は、再生ヘッドAHの走査期間の後縁
から非走査期間の前半部に渡って、第1の鋸歯状波の反
転波形であって前記第1の鋸歯状波の頂点から立ち下が
るような頂点を有する。ここでセレクタ300は、タイ
ミング発生器からのタイミング信号に基づき次のような
選択動作を得る。
即ち、再生ヘッドAHの走査期間に対応する第1の鋸歯
状波の波形傾斜期間では、第1の鋸歯状波を選択導出し
、再生ヘッドAHの非走査期間が開始すると前記第2の
鋸歯状波を選択して導出し、その出力としては第1の鋸
歯状波の頂点から第2の鋸歯状波が連続して出力される
。よって、第2図(e)に示すような波形のデータを出
力することになる。
このセレクタ300の出力は、加算器31において、ト
ラッキングエラーデータと加算され、デジタルアナログ
変換器32に入力されて、アナログ電圧に変換される。
そしてこの電圧は、増幅器33で増幅されて電気機械変
換素子13を駆動するトラッキング制御電圧として用い
られる。
上記した第2の鋸歯状波発生部200とセレクタ300
を備えるために、このシステムは第2図(e)の波形か
られかるように電気機械変換素子の与える電圧を従来の
如く急激に変換させるようなことがない。
このために、このシステムでは、従来に比べて電気機械
変換素子のリンギングの発生が押さえられた。第3図は
、従来のシステムにおける電気機械変換素子に与えられ
たトラッキング制御電圧と電気機械変換素子の変位量を
示し、第4図はこの実施例のシステムにおける電気機械
変換素子に与えられたトラッキング制御電圧と電気機械
変換素子の変位量を示している。即ち、第3図(a)は
従来のシステムにおけるトラッキング制御電圧であり、
同図(b)は電気機械変換素子の変位量である。従来の
システムではリンギングが生じ、振幅が最大31,9μ
■、最小でも9.7μ腸もあった。しかし、この発明の
実施例によると第4図に示すようにほとんどリンギング
が押さえられ最大1.2μ■程度であった。
第5図は、上記した第1の鋸歯状波発生部1001第2
の鋸歯状波発生部200、セレクタ300の部分を取出
して示している。第1の鋸歯状波発生部100は、第1
0図で説明した構成と同様であり第10図と同一符号を
付している。図ではタイミング発生器が省略されている
第2の鋸歯状波発生部200は、第1の鋸歯状波発生部
100から出力される第1の鋸歯状波W1の最大(頂点
)のデータをラッチするラッチ回路201を有する。ラ
ッチパルスとしては、ヘッド切換えパルス(H5W)が
利用される。
さらにヘッド切換えパルス(H5W)は、スムージング
用カウンタ202、アドレスカウンタ203のクリアパ
ルスとしても利用される。このスムージング用カウンタ
202、アドレスカウンタ203は、キャプスタン回転
パルスをカウントする。
従って、スムージング用カウンタ202は、テープ速度
に応じて傾斜角が決まる三角波形のデータを作成するこ
とができる。アドレスカウンタ203も、テープ速度に
応じて変化するアドレスデータを作成し、これをパター
ンメモリ204の読出しアドレス端子に供給している。
このパターンメモリ204からは、スムージング用カウ
ンタ202から出力される波形データを修正するための
修正パターンデータが得られる。修正パターンデータの
最小から最大までの変化値は、これをアナログ変換して
電気機械変換素子に印加した場合、1トラックピッチ分
の変位を与える程度の値に選定されている。
パターンメモリ204からの修正パターンデータとスム
ジング用カウンタ202からの波形データとは、加算器
205において加算され、つまり波形データが修正パタ
ーンデータにより修正されたのち、減算器206に供給
される。
減算器206では、第1の鋸歯状波W1の最大値から加
算器205の出力データが次々と減算されるために、結
局、減算器206の・出力は、第1の鋸歯状波W1のピ
ーク点から次第に減少する傾斜をもった第2の鋸歯状波
W2を得ることができる。しかもこの第2の鋸歯状波W
2の幅は、テープ速度に応じて短くあるいは長くなるよ
うに変化する。
セレクタ300は、第1と第2の鋸歯状波W1、とW2
を第2図で説明した期間の選択導出する。
第6図は、第5図の回路の動作を説明するために示した
タイミングチャートである。この図は、2倍速で再生さ
れた場合のトラッキング制御における波形を示している
第6図(a)はキャプスタン回転パルス(CFG)であ
り、同図(b)はヘッド切換えパルス(H5W)である
。同図(C)はコントロールパルスであり、同図(d)
はタイミング発生器から得られるプリセットパルスであ
り、メインカウンタ27をプリセットする。同図(e)
は、サブカウンタ26の出力データ波形であり、同図(
f)はメインカウンタ27の出力データ波形である。こ
の出力データ波形は、同図(g)に示すスチルパターン
波形により補正され、加算器28からは同図(h)に示
すような第1の鋸歯状波Wlを得ることができる。
一方、第2の鋸歯状波発生部200においては、スムー
ジング用カウンタ202が第6図(i)に示すような波
形のデータを作成する。同図(j)はパターンメモリ2
04から出力されるデータの波形である。よって、加算
器205からは、同図(k)に示すようなデータ波形が
得られ、減算器206に入力される。これにより減算器
206からは、同図(1)に示すように、第1の鋸歯状
波W1のピークから次第に減少するような傾斜をもつ第
2の鋸歯状波W2が得られる。
ここでセレクタ300は、例えばプリセットパルスを用
いて作成した切換えパルス(同図(m))により第1と
第2の鋸歯状波W1、Wlの選択をを切換えることによ
り、同図(n)のようなトラッキング制御電圧を得るこ
とができる。
上記の回路において、スムージングカウンタ202は、
ヘッド切換えパルス(H5W)の立下りから、プリセッ
トパルスの2番目のパルスまでCFGを計数し、そのn
倍(整数倍)の値を出力するが、プリセットパルスの間
隔をXとすれば、nは、n−(1−x)/xとなる。こ
れにより、スムージングカウンタ202の容量を設定す
ればよい。
上記のように得られる制御電圧を用いた場合の効果は、
第4図おいて説明した通りである。
なおこの発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、第1の鋸歯状波を発生する手段及び第2の鋸歯状波を
発生する手段としてはそれぞれ各種の変形例か可能であ
る。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明によれば、電気機械変換素
子でリンギングが生じるのを防止し、かつ性能劣化を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
は第1図の装置の動作を説明するために示したタイミン
グチャート、第3図と第4図はこの発明の装置の効果を
説明するために従来の装置における電気機械変換素子の
駆動電圧とリンギングを比較して示す説明図、第5図は
第1図の一部をさらに詳しく示す構成説明図、第6図は
第5図の回路の動作を説明するために示したタイミング
チャート、第7図は従来のダイナミックトラッキング装
置を示す構成説明図、第8図は第7図の装置の動作例を
説明するために示したタイミングチャト、第9図は第8
図のタイミングチャートが得られる場合の記録トラック
と再生ヘッド軌跡を示す説明図、第10図は第7図の装
置の他の動作例を説明するために示したタイミングチャ
ート、第11図は第11図のタイミングチャートが得ら
れる場合の記録トラックと再生ヘッド軌跡を示す説明図
である。 11・・・回転ドラム、12・・・磁気テープ、13.
14・・・電気機械変換素子、31・・・加算器、32
・・・デジタルアナログ変換器、33・・・増幅器、4
1・・・エンベロープ検波器、42・・・アナログデジ
タル変換器、43・・・トラッキングエラー発生部、1
00・・・第1の鋸歯状波発生部、200・・・第2の
鋸歯状波発生部、300・・・セレクタ。 第 因 1.2μm 第 図 (a) CFG mtt++++mm+tttt++ 第 図 月生八ッドAH 第10 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気テープの幅方向に対して斜め方向に形成され
    ているヘリカルスキャンによる信号記録トラックを回転
    ドラムの周囲に配設されている再生ヘッドによりトレー
    スする場合、前記再生ヘッドのトラッキング位置を制御
    するために、前記再生ヘッドを電気機械変換素子に搭載
    して前記回転ドラムに取付け、前記再生ヘッドが前記記
    録トラックを走査する期間に電気機械変換素子にトラッ
    キング制御電圧を印加するダイナミックトラッキング装
    置において、 前記トラッキング制御電圧を発生するための第1の鋸歯
    状波データを作成する手段と、 前記再生ヘッドの走査期間の後縁から非走査期間の前半
    部に渡って、前記第1の鋸歯状波データの反転波形であ
    って前記第1の鋸歯状波データの頂点から立ち下がるよ
    うな頂点を有した第2の鋸歯状波データを発生する手段
    と、 前記再生ヘッドの走査期間に対応する前記鋸歯状波デー
    タの波形傾斜期間では、前記第1の鋸歯状波データを選
    択導出し、前記再生ヘッドの非走査期間が開始すると前
    記第2の鋸歯状波のデータを選択して、その出力として
    は前記第1の鋸歯状波データの頂点から前記第2の鋸歯
    状波のデータが連続して出力されるセレクタと、 このセレクタから出力されたデータをアナログ電圧に変
    換して前記電気機械変換素子に供給する手段と を具備したことを特徴とするダイナミックトラッキング
    装置。
  2. (2)前記第2の鋸歯状波を発生する手段は、前記再生
    ヘッドの磁気テープに対する走査期間と非走査期間を現
    すヘッド切換えパルスが、前記再生ヘッドの走査期間終
    点を示すエッジに同期して前記第1の鋸歯状波データを
    ラッチするラッチ手段と、 前記ヘッド切換えパルスの前記エッジに同期してクリア
    され、キャプスタン回転パルスを計数するスムージンカ
    ウンタと、 前記ヘッド切換えパルスの前記エッジに同期して所定の
    パターンデータを発生するメモリ手段と、前記メモリ手
    段からのパターンデータと前記スムジングカウンタの出
    力データを加算して、その加算出力を前記ラッチ手段の
    ラッチ内容が順次減算する手段と を具備したことを特徴とするダイナミックトラッキング
    装置。
JP2265016A 1990-10-04 1990-10-04 ダイナミックトラッキング装置 Pending JPH04143954A (ja)

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JP2265016A JPH04143954A (ja) 1990-10-04 1990-10-04 ダイナミックトラッキング装置

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JP2265016A JPH04143954A (ja) 1990-10-04 1990-10-04 ダイナミックトラッキング装置

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