JPH0414317A - 高能率符号化装置および高能率復号化装置 - Google Patents
高能率符号化装置および高能率復号化装置Info
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- JPH0414317A JPH0414317A JP2118905A JP11890590A JPH0414317A JP H0414317 A JPH0414317 A JP H0414317A JP 2118905 A JP2118905 A JP 2118905A JP 11890590 A JP11890590 A JP 11890590A JP H0414317 A JPH0414317 A JP H0414317A
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Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は画像信号等を記録再生または伝送するために伝
送情報量を削減するために用いられる高能率符号化装置
および高能率復号化装置に関するものである。
送情報量を削減するために用いられる高能率符号化装置
および高能率復号化装置に関するものである。
従来の技術
従来の高能率符号化装置において、ブロック化された入
力信号に対して、前記入力信号のブロック内最小値・ブ
ロック内最大値・ブロック内平均値の少なくとも1つ(
DC成分と呼ぶ)を計算するDC計算手段と、前記入力
信号のブロック内最大値とブロック内最小値の差(ダイ
ナミックレンジ)を計算するダイナミックレンジ計算手
段と、前記入力信号から前記DC成分を減算する減算手
段と、前記減算手段の差信号を前記ダイナミックレンジ
で除算する除算手段と、前記ダイナミックレンジに対応
したビット数で前記除算手段の商信号を固定長符号化す
る準可変長復号化手段と、前記DC成分を固定長符号化
する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミックレン
ジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段から構成
される。
力信号に対して、前記入力信号のブロック内最小値・ブ
ロック内最大値・ブロック内平均値の少なくとも1つ(
DC成分と呼ぶ)を計算するDC計算手段と、前記入力
信号のブロック内最大値とブロック内最小値の差(ダイ
ナミックレンジ)を計算するダイナミックレンジ計算手
段と、前記入力信号から前記DC成分を減算する減算手
段と、前記減算手段の差信号を前記ダイナミックレンジ
で除算する除算手段と、前記ダイナミックレンジに対応
したビット数で前記除算手段の商信号を固定長符号化す
る準可変長復号化手段と、前記DC成分を固定長符号化
する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミックレン
ジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段から構成
される。
その構成例を第1O図に示す。同図に於て、1はブロッ
ク化された入力信号、2はブロック内最小値を計算する
最小値計算器、3は最小値、4はブロック内最大値を計
算する最大値計算器、5は最大値、6は入力信号1から
最小値3を減算する減算器、7は差信号、8は最大値5
から最小値3を減算する減算器、9は差信号、10は差
信号7を差信号9で除算する除算器、11は商信号、1
2は差信号9に対応して商信号11を符号化するビット
数13を出力するビット割当器、14は商信号11をビ
ット数13で準可変長符号化して符号化信号15を出力
する準可変長符号化器、16は最小値3を固定長符号化
して符号化信号17を出力する符号化器、18は差信号
9を固定長符号化して符号化信号19を出力する固定長
符号化器である。
ク化された入力信号、2はブロック内最小値を計算する
最小値計算器、3は最小値、4はブロック内最大値を計
算する最大値計算器、5は最大値、6は入力信号1から
最小値3を減算する減算器、7は差信号、8は最大値5
から最小値3を減算する減算器、9は差信号、10は差
信号7を差信号9で除算する除算器、11は商信号、1
2は差信号9に対応して商信号11を符号化するビット
数13を出力するビット割当器、14は商信号11をビ
ット数13で準可変長符号化して符号化信号15を出力
する準可変長符号化器、16は最小値3を固定長符号化
して符号化信号17を出力する符号化器、18は差信号
9を固定長符号化して符号化信号19を出力する固定長
符号化器である。
以上の様に構成された従来の高能率符号化装置において
は、ブロック化された入力信号1は最小値3とダイナミ
ックレンジである差信号9が計算され、最小値およびダ
イナミックレンジはそれぞれ固定長符号化器16、固定
長符号化器18で固定長符号化される。一方、入力信号
1は減算器6で最小値3が減算され、次に除算器10で
ダイナミックレンジすなわち差信号9で除算されて正規
化される。ビット割当器12は大きいダイナミックレン
ジには多くのビットを割当て、小さいダイナミックレン
ジには少ないビットを割り当てるようにする。
は、ブロック化された入力信号1は最小値3とダイナミ
ックレンジである差信号9が計算され、最小値およびダ
イナミックレンジはそれぞれ固定長符号化器16、固定
長符号化器18で固定長符号化される。一方、入力信号
1は減算器6で最小値3が減算され、次に除算器10で
ダイナミックレンジすなわち差信号9で除算されて正規
化される。ビット割当器12は大きいダイナミックレン
ジには多くのビットを割当て、小さいダイナミックレン
ジには少ないビットを割り当てるようにする。
その−例を第11図に示す。従って、準可変長符号化器
では、ダイナミックレンジが大きい場合には商信号11
を多いビット数で符号化し、ダイナミックレンジが小さ
い場合には商信号11を少ないビット数で符号化するこ
とにより、平均的に少ないビット数で、平均符号化歪が
小さい高能率符号化装置を構成することができる。
では、ダイナミックレンジが大きい場合には商信号11
を多いビット数で符号化し、ダイナミックレンジが小さ
い場合には商信号11を少ないビット数で符号化するこ
とにより、平均的に少ないビット数で、平均符号化歪が
小さい高能率符号化装置を構成することができる。
次に、先に説明した高能率符号化装置に関連させて、従
来の高能率復号化装置について説明する。
来の高能率復号化装置について説明する。
従来の高能率復号化手法は、第1の固定長符号化手段で
符号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段
(復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固
定長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の
復号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼
ぶ)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を
前記ダイナミックレンジに対応したビット数で復号する
準可変長復号化手段(復号化信号をAC成分と呼ぶ)と
、前記復号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗
算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミ
ックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正するD
C補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正DC成
分を加算して再生信号を得る加算手段を備えたことを特
徴とする。
符号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段
(復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固
定長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の
復号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼
ぶ)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を
前記ダイナミックレンジに対応したビット数で復号する
準可変長復号化手段(復号化信号をAC成分と呼ぶ)と
、前記復号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗
算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミ
ックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正するD
C補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正DC成
分を加算して再生信号を得る加算手段を備えたことを特
徴とする。
第12図にその一実施例を示す。同図に於て、15はA
C成分が符号化された符号化信号、17はDC成分が符
号化された符号化信号、19はダイナミックレンジが符
号化された符号化信号、20は符号化信号17を復号化
して復号DC成分21を出力する復号化器、22は符号
化信号19を復号化して復号ダイナミックレンジ23を
出力する復号化器、24は復号ダイナミックレンジ23
を人力として符号化信号15を符号化したビット数25
を出力するビット割当器、26はビット数25を参照し
て符号化信号15を復号化した復号AC成分27を出力
する準可変長符号化器、28は復号AC成分に復号ダイ
ナミックレンジ23を乗算して積信号29を出力する乗
算器、30は復号DC成分21を復号ダイナミックレン
ジ23とビット数25で補正した補正DC31を出力す
るDC補正器、32は積信号29に補正DC成分31を
加算して復号化信号33を出力する加算器である。
C成分が符号化された符号化信号、17はDC成分が符
号化された符号化信号、19はダイナミックレンジが符
号化された符号化信号、20は符号化信号17を復号化
して復号DC成分21を出力する復号化器、22は符号
化信号19を復号化して復号ダイナミックレンジ23を
出力する復号化器、24は復号ダイナミックレンジ23
を人力として符号化信号15を符号化したビット数25
を出力するビット割当器、26はビット数25を参照し
て符号化信号15を復号化した復号AC成分27を出力
する準可変長符号化器、28は復号AC成分に復号ダイ
ナミックレンジ23を乗算して積信号29を出力する乗
算器、30は復号DC成分21を復号ダイナミックレン
ジ23とビット数25で補正した補正DC31を出力す
るDC補正器、32は積信号29に補正DC成分31を
加算して復号化信号33を出力する加算器である。
以上のように構成された従来の高能率復号化装置におい
て、以下その動作を説明する。符号化信号15はビット
数25を用いて準可変長符号化器26で復号化され、復
号ダイナミックレンジ23を乗算され、更にDC補正器
30で補正された補正DC成分31を加算されることに
よって復号化信号31が生成される。復号DC成分21
、復号ダイナミックレンジ23およびビット数25は高
能率符号化装置で用いられたDC成分、ダイナミックレ
ンジおよびビット数と同じであり、従って符号化歪は、
高能率符号化装置の準可変長符号化を行なう場合に発生
する符号化歪にダイナミックレンジを乗算した値となる
。DC補正は、平均符号化誤差を低減するために必要で
ある。第13図を用いて説明する。ダイナミックレンジ
をY、ビット数をnとすると、同じ画素値に符号化され
るデータの範囲りはD=Y/2”となる。従って、復号
DC成分をminとすると、画素値Xを符号化した値y
はy−((x−min) / D 〕D +min +
D / 2とした場合に符号化歪が最小となる。従っ
て、このD/2を加算するのがDC補正器の作用である
。
て、以下その動作を説明する。符号化信号15はビット
数25を用いて準可変長符号化器26で復号化され、復
号ダイナミックレンジ23を乗算され、更にDC補正器
30で補正された補正DC成分31を加算されることに
よって復号化信号31が生成される。復号DC成分21
、復号ダイナミックレンジ23およびビット数25は高
能率符号化装置で用いられたDC成分、ダイナミックレ
ンジおよびビット数と同じであり、従って符号化歪は、
高能率符号化装置の準可変長符号化を行なう場合に発生
する符号化歪にダイナミックレンジを乗算した値となる
。DC補正は、平均符号化誤差を低減するために必要で
ある。第13図を用いて説明する。ダイナミックレンジ
をY、ビット数をnとすると、同じ画素値に符号化され
るデータの範囲りはD=Y/2”となる。従って、復号
DC成分をminとすると、画素値Xを符号化した値y
はy−((x−min) / D 〕D +min +
D / 2とした場合に符号化歪が最小となる。従っ
て、このD/2を加算するのがDC補正器の作用である
。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、前記高能率符号化装置を用いて符号化を
行なうと、DC成分を符号化した符号化信号とダイナミ
ックレンジを符号化した符号化信号に相関があり、符号
化歪を増加させることなく更に圧縮率を高めることがで
きる。
行なうと、DC成分を符号化した符号化信号とダイナミ
ックレンジを符号化した符号化信号に相関があり、符号
化歪を増加させることなく更に圧縮率を高めることがで
きる。
本発明はかかる点に鑑み、符号化歪を増加させることな
く付加情報を更に付加できる高能率符号化手法、符号化
信号量を増加させずに符号化歪を低減できる高能率符号
化装置およびそれらの高能率復号化装置を提供すること
を目的とする。
く付加情報を更に付加できる高能率符号化手法、符号化
信号量を増加させずに符号化歪を低減できる高能率符号
化装置およびそれらの高能率復号化装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を鑑み本発明筒1の発明は、ブロック化された
入力信号に対し7で、前記入力信号のブロック内最小値
・ブロック内最大値・ブロック内平均値の少なくとも1
つ(DC成分と呼ぶ)を計算するDC計算手段と、前記
入力信号のブロック内最大値とブロック内最小値の差(
ダイナミックレンジ)を計算するダイナミックレンジ計
算手段と、前記入力信号から前記DC成分を減算する減
算手段と、前記減算手段の差信号を前記ダイナミックレ
ンジで除算する除算手段と、前記ダイナミックレンジに
対応したビット数で前記除算手段の商信号を固定長符号
化する準可変長復号化手段と、前記DC成分を前記ビッ
ト割当がOの場合に前記ダイナミックレンジを用いて補
正するDC補正手段と、前記11C補正手段の出力を符
号化する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミック
レンジに対応したビット数が0となる場合に付加情報信
号を前記ダイナミックレンジに多重する付加情報多重化
手段と、前記多重化されたダイナミックレンジを固定長
符号化する第2の固定長符号化手段を備え、前記準可変
長復号化手段および前記第1の固定長符号化手段および
前記第2の固定長符号化手段で符号化した信号を伝送す
ることを特徴とする高能率符号化装置である。
入力信号に対し7で、前記入力信号のブロック内最小値
・ブロック内最大値・ブロック内平均値の少なくとも1
つ(DC成分と呼ぶ)を計算するDC計算手段と、前記
入力信号のブロック内最大値とブロック内最小値の差(
ダイナミックレンジ)を計算するダイナミックレンジ計
算手段と、前記入力信号から前記DC成分を減算する減
算手段と、前記減算手段の差信号を前記ダイナミックレ
ンジで除算する除算手段と、前記ダイナミックレンジに
対応したビット数で前記除算手段の商信号を固定長符号
化する準可変長復号化手段と、前記DC成分を前記ビッ
ト割当がOの場合に前記ダイナミックレンジを用いて補
正するDC補正手段と、前記11C補正手段の出力を符
号化する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミック
レンジに対応したビット数が0となる場合に付加情報信
号を前記ダイナミックレンジに多重する付加情報多重化
手段と、前記多重化されたダイナミックレンジを固定長
符号化する第2の固定長符号化手段を備え、前記準可変
長復号化手段および前記第1の固定長符号化手段および
前記第2の固定長符号化手段で符号化した信号を伝送す
ることを特徴とする高能率符号化装置である。
第2の発明は、第1の発明の高能率符号化手法で符号化
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固定
長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の復
号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼ぶ
)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を前
記復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号す
る準可変長復号化手段(復号化信号を復号AC成分と呼
ぶ)と、前記復号AC成分に前記復号ダイナミックレン
ジを乗算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダ
イナミックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正
するDC補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正
DC成分を加算して再生信号を得る加算手段と、前記復
号ダイナミックレンジに対応したビット数がOとなる場
合に前記復号ダイナミックレンジから付加情報を分離す
る分離手段を備えたことを特徴とする高能率復号化装置
である。
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固定
長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の復
号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼ぶ
)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を前
記復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号す
る準可変長復号化手段(復号化信号を復号AC成分と呼
ぶ)と、前記復号AC成分に前記復号ダイナミックレン
ジを乗算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダ
イナミックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正
するDC補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正
DC成分を加算して再生信号を得る加算手段と、前記復
号ダイナミックレンジに対応したビット数がOとなる場
合に前記復号ダイナミックレンジから付加情報を分離す
る分離手段を備えたことを特徴とする高能率復号化装置
である。
第3の発明は、ブロック化された入力信号に対して、前
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とブロック内最小値の差(ダイナミックレンジ)を
計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信号
から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手段
の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手段
と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前記
除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化手
段と、前記DC成分を前記ビット割当がOの場合に前記
ダイナミックレンジを用いて補正するDC補正手段と、
前記DC補正手段の出力を符号化する第1の固定長符号
化手段と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数
が0となる場合に前記除算器手段で発生ずる量子化歪を
再量子化してその量子化信号を前記ダイナミックレンジ
に多重する再量子化手段と、前記多重化されたダイナミ
ックレンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段
を備え、前記準可変長復号化手段および前記第1の固定
長符号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号
化した信号を伝送することを特徴とする高能率符号化装
置である。
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とブロック内最小値の差(ダイナミックレンジ)を
計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信号
から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手段
の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手段
と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前記
除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化手
段と、前記DC成分を前記ビット割当がOの場合に前記
ダイナミックレンジを用いて補正するDC補正手段と、
前記DC補正手段の出力を符号化する第1の固定長符号
化手段と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数
が0となる場合に前記除算器手段で発生ずる量子化歪を
再量子化してその量子化信号を前記ダイナミックレンジ
に多重する再量子化手段と、前記多重化されたダイナミ
ックレンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段
を備え、前記準可変長復号化手段および前記第1の固定
長符号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号
化した信号を伝送することを特徴とする高能率符号化装
置である。
第4の発明は、第3の発明の高能率符号化手法で符号化
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を複合DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固定
長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の復
号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼ぶ
)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を前
記復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号す
る準可変長復号化手段(復号化信号を復号AC成分と呼
ぶ)と、前記復号ダイナミックレンジに対応したビット
数がOとなる場合に前記復号ダイナミックレンジから量
子化信号を分離して逆量子化した信号を前記復号AC成
分に加算する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で加算
された復号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗
算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミ
ックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正するD
C補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正DC成
分を加算して再生信号を得る加算手段を備えたことを特
徴とする高能率復号化装置である。
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を複合DC成分と呼ぶ)と、前記第2の固定
長符号化手段で符号化された信号を復号化する第2の復
号化手段(復号化信号を復号ダイナミックレンジと呼ぶ
)と、前記準可変長復号化手段で符号化された信号を前
記復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号す
る準可変長復号化手段(復号化信号を復号AC成分と呼
ぶ)と、前記復号ダイナミックレンジに対応したビット
数がOとなる場合に前記復号ダイナミックレンジから量
子化信号を分離して逆量子化した信号を前記復号AC成
分に加算する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で加算
された復号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗
算する乗算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミ
ックレンジとビット数で前記復号DC成分を補正するD
C補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補正DC成
分を加算して再生信号を得る加算手段を備えたことを特
徴とする高能率復号化装置である。
第5の発明は、ブロック化された入力信号に対して、前
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とプロ・ンク内最小値の差(ダイナミックレンジ)
を計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信
号から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手
段の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手
段と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前
記除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化
手段と、前記DC成分を符号化する第1の固定長符号化
手段と、前記DC成分に対応してダイナミックレンジを
符号化する場合に必要なビット数(有効ビット数)を計
算する有効ビット計算手段と、前記有効ビット数に付加
情報信号を多重化して各ブロックの有効ビット数と付加
情報ビット数の和が固定長となるようにダイナミックレ
ンジに付加情報を多重化する多重化手段と、前記多重化
されたダイナミックレンジを固定長符号化する第2.の
固定長符号化手段を備え、前記準可変長復号化手段およ
び前記第1の固定長符号化手段および前記第2の固定長
符号化手段で符号化した信号を伝送することを特徴とす
る高能率符号化装置である。
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とプロ・ンク内最小値の差(ダイナミックレンジ)
を計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信
号から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手
段の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手
段と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前
記除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化
手段と、前記DC成分を符号化する第1の固定長符号化
手段と、前記DC成分に対応してダイナミックレンジを
符号化する場合に必要なビット数(有効ビット数)を計
算する有効ビット計算手段と、前記有効ビット数に付加
情報信号を多重化して各ブロックの有効ビット数と付加
情報ビット数の和が固定長となるようにダイナミックレ
ンジに付加情報を多重化する多重化手段と、前記多重化
されたダイナミックレンジを固定長符号化する第2.の
固定長符号化手段を備え、前記準可変長復号化手段およ
び前記第1の固定長符号化手段および前記第2の固定長
符号化手段で符号化した信号を伝送することを特徴とす
る高能率符号化装置である。
第6の発明は、第5の発明の高能率符号化手法で符号化
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記復号DC成
分に対応してダイナミックレンジを復号化するのに必要
なビット数(復号有効ビット数)を計算する有効ビット
計算手段と、前記第2の固定長符号化手段で符号化され
た信号を復号化する第2の復号化手段と、前記第2の復
号化手段で復号化された信号を前記復号有効ビット数を
用いてダイナミックレンジ(復号ダイナミックレンジ)
と付加情報に分離する分離手段と、前記準可変長復号化
手段で符号化された信号を前記復号ダイナミックレンジ
に対応した復号ビット数で復号する半回変長復号化手段
(復号化信号を復号AC成分と呼ぶ)と、前記復号AC
成分に前記復号ダイナミックレンジを乗算する乗算手段
と、前記分離手段で分離されたダイナミックレンジとビ
ット数で前記復号DC成分を補正するDC補正手段と、
前記乗算手段の積信号と前記補正DC成分を加算して再
生信号を得る加算手段を備えたことを特徴とする高能率
復号化装置である。
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段(
復号化信号を復号DC成分と呼ぶ)と、前記復号DC成
分に対応してダイナミックレンジを復号化するのに必要
なビット数(復号有効ビット数)を計算する有効ビット
計算手段と、前記第2の固定長符号化手段で符号化され
た信号を復号化する第2の復号化手段と、前記第2の復
号化手段で復号化された信号を前記復号有効ビット数を
用いてダイナミックレンジ(復号ダイナミックレンジ)
と付加情報に分離する分離手段と、前記準可変長復号化
手段で符号化された信号を前記復号ダイナミックレンジ
に対応した復号ビット数で復号する半回変長復号化手段
(復号化信号を復号AC成分と呼ぶ)と、前記復号AC
成分に前記復号ダイナミックレンジを乗算する乗算手段
と、前記分離手段で分離されたダイナミックレンジとビ
ット数で前記復号DC成分を補正するDC補正手段と、
前記乗算手段の積信号と前記補正DC成分を加算して再
生信号を得る加算手段を備えたことを特徴とする高能率
復号化装置である。
第7の発明は、ブロック化された入力信号に対して、前
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とブロック内最小値の差(ダイナミックレンジ)を
計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信号
から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手段
の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手段
と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前記
除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化手
段と、前記ダイナミックレンジに対応してDC成分を符
号化する場合に必要なビット数(有効ビット数)を計算
する有効ビット計算手段と、前記有効ビット数に付加情
報信号を多重化して各ブロックの有効ビット数と付加情
報ビット数の和が固定長となるようにDC成分に付加情
報を多重化する付加情報多重化手段と、前記多重化され
たDC成分を符号化する第1の固定長符号化手段と、前
記ダイナミックレンジを固定長符号化する第2の固定長
符号化手段を備え、前記準可変長復号化手段および前記
第1の固定長符号化手段および前記第2の固定長符号化
手段で符号化した信号を伝送することを特徴とする高能
率符号化装置である。
記入力信号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブ
ロック内平均値の少なくとも1つ(DC成分と呼ぶ)を
計算するDC計算手段と、前記入力信号のブロック内最
大値とブロック内最小値の差(ダイナミックレンジ)を
計算するダイナミックレンジ計算手段と、前記入力信号
から前記DC成分を減算する減算手段と、前記減算手段
の差信号を前記ダイナミックレンジで除算する除算手段
と、前記ダイナミックレンジに対応したビット数で前記
除算手段の商信号を固定長符号化する準可変長復号化手
段と、前記ダイナミックレンジに対応してDC成分を符
号化する場合に必要なビット数(有効ビット数)を計算
する有効ビット計算手段と、前記有効ビット数に付加情
報信号を多重化して各ブロックの有効ビット数と付加情
報ビット数の和が固定長となるようにDC成分に付加情
報を多重化する付加情報多重化手段と、前記多重化され
たDC成分を符号化する第1の固定長符号化手段と、前
記ダイナミックレンジを固定長符号化する第2の固定長
符号化手段を備え、前記準可変長復号化手段および前記
第1の固定長符号化手段および前記第2の固定長符号化
手段で符号化した信号を伝送することを特徴とする高能
率符号化装置である。
第8の発明は、第7の発明の高能率符号化手法で符号化
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段と
、前記第2の固定長符号化手段で符号化された信号を復
号化する第2の復号化手段(復号化信号を復号ダイナミ
ックレンジと呼ぶ)と、前記復号ダイナミックレンジに
対応してDC成分を復号化するのに必要なビット数(復
号有効ビット数)を計算する有効ビット計算手段と、前
記第1の復号化手段で復号化された信号を前記復号有効
ビット数を用いてDC成分(復号DC成分)と付加情報
に分離する分離手段と、前記準可変長復号化手段で符号
化された信号を前記復号ダイナミックレンジに対応した
ビット数で復号する半回変長復号化手段(復号化信号を
復号AC成分と呼ぶ)と、前記復号AC成分に前記復号
ダイナミックレンジを乗算する乗算手段と、前記分離手
段で分離されたダイナミックレンジとビット数で前記復
号DC成分を補正するDC補正手段と、前記乗算手段の
積信号と前記補正DC成分を加算して再生信号を得る加
算手段を備えたことを特徴とする高能率復号化装置であ
る。
された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符
号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手段と
、前記第2の固定長符号化手段で符号化された信号を復
号化する第2の復号化手段(復号化信号を復号ダイナミ
ックレンジと呼ぶ)と、前記復号ダイナミックレンジに
対応してDC成分を復号化するのに必要なビット数(復
号有効ビット数)を計算する有効ビット計算手段と、前
記第1の復号化手段で復号化された信号を前記復号有効
ビット数を用いてDC成分(復号DC成分)と付加情報
に分離する分離手段と、前記準可変長復号化手段で符号
化された信号を前記復号ダイナミックレンジに対応した
ビット数で復号する半回変長復号化手段(復号化信号を
復号AC成分と呼ぶ)と、前記復号AC成分に前記復号
ダイナミックレンジを乗算する乗算手段と、前記分離手
段で分離されたダイナミックレンジとビット数で前記復
号DC成分を補正するDC補正手段と、前記乗算手段の
積信号と前記補正DC成分を加算して再生信号を得る加
算手段を備えたことを特徴とする高能率復号化装置であ
る。
作用
第1の発明の高能率符号化装置および第2の発明の高能
率復号化装置は前記した構成により、ダイナミックレン
ジに対応するビット数がOとなるダイナミックレンジに
ついては、その範囲内においてダイナミックレンジを変
化させても、符号化信号量が増加しない。従って、その
場合に付加情報をダイナミックレンジに多重することに
より、従来の高能率符号化手法よりも多くの情報を符号
化することができる。また、第3の発明の高能率符号化
装置および第4の発明の高能率復号化装置は、AC成分
の符号化誤差を更に再量子化し、その再量子化した量子
化符号を第1の発明の高能率符号化手法および第2の発
明の高能率復号化手法における前記付加情報とする。こ
のことにより、符号化信号量を増加させることなく量子
化歪を低減することができる。第5の発明の高能率符号
化装置および第6の発明の高能率復号化装置は、DC成
分の値によってダイナミックレンジを表すのに必要なビ
ット数が少なくなる場合があることを利用し、ダイナミ
ックレンジに付加情報を多重する手法である。また、第
7の発明の高能率符号化装置および第8の発明の高能率
復号化装置は、ダイナミックレンジの値によってDC成
分を表すのに必要なビット数が少なくなる場合があるこ
とを利用し、ダイナミックレンジムこ付加情報を多重す
る手法である。
率復号化装置は前記した構成により、ダイナミックレン
ジに対応するビット数がOとなるダイナミックレンジに
ついては、その範囲内においてダイナミックレンジを変
化させても、符号化信号量が増加しない。従って、その
場合に付加情報をダイナミックレンジに多重することに
より、従来の高能率符号化手法よりも多くの情報を符号
化することができる。また、第3の発明の高能率符号化
装置および第4の発明の高能率復号化装置は、AC成分
の符号化誤差を更に再量子化し、その再量子化した量子
化符号を第1の発明の高能率符号化手法および第2の発
明の高能率復号化手法における前記付加情報とする。こ
のことにより、符号化信号量を増加させることなく量子
化歪を低減することができる。第5の発明の高能率符号
化装置および第6の発明の高能率復号化装置は、DC成
分の値によってダイナミックレンジを表すのに必要なビ
ット数が少なくなる場合があることを利用し、ダイナミ
ックレンジに付加情報を多重する手法である。また、第
7の発明の高能率符号化装置および第8の発明の高能率
復号化装置は、ダイナミックレンジの値によってDC成
分を表すのに必要なビット数が少なくなる場合があるこ
とを利用し、ダイナミックレンジムこ付加情報を多重す
る手法である。
実施例
第1図は第1の発明の高能率符号化装置における実施例
の高能率符号化装置のブロック図である。
の高能率符号化装置のブロック図である。
第1図に於て、1はブロック化された入力信号、2はブ
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
して符号化信号I5を出力する準可変長符号化器、39
は差信号9とビット数13を用いて最小値3を補正した
補正DC信号40を出力するDC補正器、16は補正D
C信号39を固定長符号化して符号化信号17を出力す
る符号化器、34は付加情報信号、35はビット数13
が0の場合に付加情報信号34の一部を遅延出力36と
して出力するR I F 0137は差信号9と遅延信
号36を選択してダイナミックレンジ38を出力する選
択器、18はダイナミックレンジ38を固定長符号化し
て符号化信号19を出力する固定長符号化器である。
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
して符号化信号I5を出力する準可変長符号化器、39
は差信号9とビット数13を用いて最小値3を補正した
補正DC信号40を出力するDC補正器、16は補正D
C信号39を固定長符号化して符号化信号17を出力す
る符号化器、34は付加情報信号、35はビット数13
が0の場合に付加情報信号34の一部を遅延出力36と
して出力するR I F 0137は差信号9と遅延信
号36を選択してダイナミックレンジ38を出力する選
択器、18はダイナミックレンジ38を固定長符号化し
て符号化信号19を出力する固定長符号化器である。
以上のように構成された本実施例の高能率符号化装置に
ついて、以下その動作を説明する。ブロック化された入
力信号1は最小値3とダイナミックレンジである差信号
9が計算される。一方、入力信号1は減算器6で最小値
3が減算され、次に除算器10でダイナミックレンジす
なわち差信号9で除算されて正規化される。ビット割当
器12は大きいダイナミックレンジには多くのビットを
割当て、小さいダイナミックレンジには少ないビットを
割り当てるようにする。従って、準可変長符号化器14
では、ダイナミックレンジが大きい場合には商信号11
を多いビット数で符号化し、ダイナミックレンジが小さ
い場合には商信号11を少ないビット数で符号化するこ
とにより、平均的に少ないビット数で、平均符号化歪が
小さい高能率符号化装置を構成することができる。ビッ
ト数13がOの場合には、選択器35を切り換えてFI
FO35に蓄積された付加情報を固定長符号化器18で
符号化するようにし、ビット数13が0以外の場合には
選択器35を切り換えて差信号9を固定長符号化器18
で符号化するようにする。一般に、ビット数13がOと
なるダイナミックレンジがN通りある場合には、FTF
O33でOからN−1の値を付加情報に割り当てること
により、log2(N)ビットの付加信号を多重するこ
とができる。しかL2ながら、高能率復号化装置では、
最小値とダイナミックレンジから復号化値を再生するの
で、ダイナミックレンジを変動させた値に対応して最小
値も補正しなければならない。すなわち、最小値をmi
n、ダイナミックレンジをYとすると、ビット数13が
0の場合にはmin + Y / 2が本来復号される
値であり、ダイナミックレンジYをY′に変更した場合
にはminをmin+ (Y−Y’ ) / 2に変更
することにより高能率復号化装置で正しく復号化する事
ができる。r′)C補正器39は以上のように最小値を
補正する動作をし、補正DC信号40は固定長符号化器
16で固定長符号化される。
ついて、以下その動作を説明する。ブロック化された入
力信号1は最小値3とダイナミックレンジである差信号
9が計算される。一方、入力信号1は減算器6で最小値
3が減算され、次に除算器10でダイナミックレンジす
なわち差信号9で除算されて正規化される。ビット割当
器12は大きいダイナミックレンジには多くのビットを
割当て、小さいダイナミックレンジには少ないビットを
割り当てるようにする。従って、準可変長符号化器14
では、ダイナミックレンジが大きい場合には商信号11
を多いビット数で符号化し、ダイナミックレンジが小さ
い場合には商信号11を少ないビット数で符号化するこ
とにより、平均的に少ないビット数で、平均符号化歪が
小さい高能率符号化装置を構成することができる。ビッ
ト数13がOの場合には、選択器35を切り換えてFI
FO35に蓄積された付加情報を固定長符号化器18で
符号化するようにし、ビット数13が0以外の場合には
選択器35を切り換えて差信号9を固定長符号化器18
で符号化するようにする。一般に、ビット数13がOと
なるダイナミックレンジがN通りある場合には、FTF
O33でOからN−1の値を付加情報に割り当てること
により、log2(N)ビットの付加信号を多重するこ
とができる。しかL2ながら、高能率復号化装置では、
最小値とダイナミックレンジから復号化値を再生するの
で、ダイナミックレンジを変動させた値に対応して最小
値も補正しなければならない。すなわち、最小値をmi
n、ダイナミックレンジをYとすると、ビット数13が
0の場合にはmin + Y / 2が本来復号される
値であり、ダイナミックレンジYをY′に変更した場合
にはminをmin+ (Y−Y’ ) / 2に変更
することにより高能率復号化装置で正しく復号化する事
ができる。r′)C補正器39は以上のように最小値を
補正する動作をし、補正DC信号40は固定長符号化器
16で固定長符号化される。
以上のように本実施例によればFrFO33と選択器3
5を設けてビット数13がOの場合に付加情報を多重化
し、またDC補正器39でDC成分を補正することによ
り、符号化信号量を増加させることなく付加情報を多重
して符号化することができる。
5を設けてビット数13がOの場合に付加情報を多重化
し、またDC補正器39でDC成分を補正することによ
り、符号化信号量を増加させることなく付加情報を多重
して符号化することができる。
第2図は第2の発明の高能率復号化装置における実施例
の高能率復号化装置のブロック図である。
の高能率復号化装置のブロック図である。
第2図に於て、15はAC成分が符号化された符号化信
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号して復号ダイ
ナミックレンジ23を出力する復号化器、24は復号ダ
イナミックレンジ23を入力として符号化信号15を符
号化したビット数25を出力するビット割当器、26は
ビット数25を参照して符合化信号15を復号化した復
号AC成分27を出力する準可変長符号化器、28は復
号AC成分に復号ダイナミックレンジ23を乗算して積
信号29を出力する乗算器、30は復号DC成分21を
復号ダイナミックレンジ23とビット数25で補正した
補正DC31を出力するDC補正器、32は積信号29
に補正DC成分31を加算して復号化信号33を出力す
る加算器、41はビット数25がOの場合に復号ダイナ
ミックレンジ23から付加情報42を分離して出力する
分離器である。
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号して復号ダイ
ナミックレンジ23を出力する復号化器、24は復号ダ
イナミックレンジ23を入力として符号化信号15を符
号化したビット数25を出力するビット割当器、26は
ビット数25を参照して符合化信号15を復号化した復
号AC成分27を出力する準可変長符号化器、28は復
号AC成分に復号ダイナミックレンジ23を乗算して積
信号29を出力する乗算器、30は復号DC成分21を
復号ダイナミックレンジ23とビット数25で補正した
補正DC31を出力するDC補正器、32は積信号29
に補正DC成分31を加算して復号化信号33を出力す
る加算器、41はビット数25がOの場合に復号ダイナ
ミックレンジ23から付加情報42を分離して出力する
分離器である。
以上の様に構成された本実施例の高能率復号化装置に於
て、その大部分の構成は第12図に示す従来例の高能率
復号化装置と同じであり、分離器41が付加されている
点が異なっている。従って、第12図と同じ動作をする
機器の説明は省略する。この実施例は、前記第1図に示
す高能率符号化装置によって符号化された信号を復号化
する高能率復号化装置である。ビット数25が0の場合
には、復号ダイナミックレンジ23に付加情報が多重化
されており、分離器41で付加情報42を分離すること
により、付加情報を正しく復号できる。また、ダイナミ
ックレンジに付加情報を多重する事によって発生するl
) C成分の補正は、先の実施例で示したように高能率
符号化装置によって既におこなわれており、付加情報以
外の信号は従来の高能率復号化装置と全く同じ復号化手
法で容易に復号化することが可能である。
て、その大部分の構成は第12図に示す従来例の高能率
復号化装置と同じであり、分離器41が付加されている
点が異なっている。従って、第12図と同じ動作をする
機器の説明は省略する。この実施例は、前記第1図に示
す高能率符号化装置によって符号化された信号を復号化
する高能率復号化装置である。ビット数25が0の場合
には、復号ダイナミックレンジ23に付加情報が多重化
されており、分離器41で付加情報42を分離すること
により、付加情報を正しく復号できる。また、ダイナミ
ックレンジに付加情報を多重する事によって発生するl
) C成分の補正は、先の実施例で示したように高能率
符号化装置によって既におこなわれており、付加情報以
外の信号は従来の高能率復号化装置と全く同じ復号化手
法で容易に復号化することが可能である。
以上の様に本実施例によれば、分離器41で復号ダイナ
ミックレンジ23から付加情報を取り出すことにより、
容易に付加情報を分離する高能率復号化装置が構成でき
る。
ミックレンジ23から付加情報を取り出すことにより、
容易に付加情報を分離する高能率復号化装置が構成でき
る。
第3図は第3の発明の高能率符号化装置における実施例
の高能率符号化装置のブロック図である。
の高能率符号化装置のブロック図である。
同図に於て、1はブロック化された入力信号、2はブロ
ック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、4
はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最大
値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、7
は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算器
、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する除
算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信号
11を符号化するビット数13を出力するビット割当器
、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化し
て符号化信号15を出力する準可変長符号化器、39は
差信号9とビット数13を用いて最小値3を補正した補
正DC信号40を出力するDC補正器、16は補正DC
信号39を固定長符号化して符号化信号17を出力する
符号化器、50は商信号11をビット数13で丸め演算
を行い且つ差信号9を乗算して積信号51を出力する乗
算器、52は差信号9とビット数13を用いて積信号5
1を補正した補正DC信号53を出力するDC補正器、
54は差信号7からDC補正信号53を減算して差信号
55を出力する減算器、56は差信号55をベクトル量
子化して量子化信号57を出力するベクトル量子化器、
37は差信号9の量子化信号57を選択してダイナミッ
クレンジ37を出力する選択器、18はダイナミックレ
ンジ37を固定長符号化して符号化信号19を出力する
固定長符号化器である。
ック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、4
はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最大
値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、7
は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算器
、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する除
算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信号
11を符号化するビット数13を出力するビット割当器
、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化し
て符号化信号15を出力する準可変長符号化器、39は
差信号9とビット数13を用いて最小値3を補正した補
正DC信号40を出力するDC補正器、16は補正DC
信号39を固定長符号化して符号化信号17を出力する
符号化器、50は商信号11をビット数13で丸め演算
を行い且つ差信号9を乗算して積信号51を出力する乗
算器、52は差信号9とビット数13を用いて積信号5
1を補正した補正DC信号53を出力するDC補正器、
54は差信号7からDC補正信号53を減算して差信号
55を出力する減算器、56は差信号55をベクトル量
子化して量子化信号57を出力するベクトル量子化器、
37は差信号9の量子化信号57を選択してダイナミッ
クレンジ37を出力する選択器、18はダイナミックレ
ンジ37を固定長符号化して符号化信号19を出力する
固定長符号化器である。
以上の様に構成された本実施例の高能率符号化装置につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例の構成の中で
、第1図に示す高能率符号化装置の実施例と同じ動作を
する機器の説明は省略する。
いて、以下その動作を説明する。本実施例の構成の中で
、第1図に示す高能率符号化装置の実施例と同じ動作を
する機器の説明は省略する。
この高能率符号化装置では、第1図の高能率符号化装置
の付加情報として、符号化歪を更にベクトル量子化を行
なった量子化信号を符号化するものである。乗算器50
、DC補正器52は除算器10により符号化された信号
を復号化し、減算器54で補正DC信号53と差信号7
の差をとることにより、符号化歪が計算される。この符
号化歪である差信号55はベクトル量子化器56によっ
て量子化されて、量子化信号57は、ビット数13がO
の場合に、ダイナミックレンジ9の代わりに固定長符号
化器18で符号化される。
の付加情報として、符号化歪を更にベクトル量子化を行
なった量子化信号を符号化するものである。乗算器50
、DC補正器52は除算器10により符号化された信号
を復号化し、減算器54で補正DC信号53と差信号7
の差をとることにより、符号化歪が計算される。この符
号化歪である差信号55はベクトル量子化器56によっ
て量子化されて、量子化信号57は、ビット数13がO
の場合に、ダイナミックレンジ9の代わりに固定長符号
化器18で符号化される。
以上のように本実施例によれば乗算器50、DC補正器
52、減算器54を用いて符号化歪を計算し、その符号
化歪をベクトル量子化器56でベクトル量子化すること
によって、符号化信号量を増加させることなく量子化歪
を低減することができる。
52、減算器54を用いて符号化歪を計算し、その符号
化歪をベクトル量子化器56でベクトル量子化すること
によって、符号化信号量を増加させることなく量子化歪
を低減することができる。
第4図は第4の発明の高能率復号化装置における実施例
の高能率復号化装置のブロック図である。
の高能率復号化装置のブロック図である。
第4図に於て、15はAC成分が符号化された符号化信
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号化して復号ダ
イナミックレンジ23を出力する復号化器、24は復号
ダイナミックレンジ23を入力として符号化信号15を
符号化したビット数25を出力するビット割当器、26
はビット数25を参照して符号化信号15を復号化した
復号AC成分27を出力する準可変長符号化器、60は
復号ダイナミックレンジ23を逆ベクトル量子化した逆
量子化信号61を出力する逆ベクトル復号化器、62は
復号AC成分27と逆量子化信号61を加算して和出力
63を出力する加算器、28は和出力に復号ダイナミッ
クレンジ23を乗算して積信号29を出力する乗算器、
30は復号DC成分21を復号ダイナミックレンジ23
とビット数25で補正した補正DC31を出力するDC
補正器、32は積信号29に補正DC成分31を加算し
て復号化信号33を出力する加算器である。
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号化して復号ダ
イナミックレンジ23を出力する復号化器、24は復号
ダイナミックレンジ23を入力として符号化信号15を
符号化したビット数25を出力するビット割当器、26
はビット数25を参照して符号化信号15を復号化した
復号AC成分27を出力する準可変長符号化器、60は
復号ダイナミックレンジ23を逆ベクトル量子化した逆
量子化信号61を出力する逆ベクトル復号化器、62は
復号AC成分27と逆量子化信号61を加算して和出力
63を出力する加算器、28は和出力に復号ダイナミッ
クレンジ23を乗算して積信号29を出力する乗算器、
30は復号DC成分21を復号ダイナミックレンジ23
とビット数25で補正した補正DC31を出力するDC
補正器、32は積信号29に補正DC成分31を加算し
て復号化信号33を出力する加算器である。
以上の様に構成された本実施例の高能率復号化装置に於
て、その大部分の構成は第2図に示す高能率復号化装置
と同じであり、逆ベクトル量子化器60と加算器62が
付加されている点が異なっている。従って、第2図と同
じ動作をする機器の説明は省略する。この実施例は、前
記第3図に示す高能率符号化装置によって符号化された
信号を復号化する高能率復号化装置である。ビット数2
5が0の場合には、復号ダイナミックレンジ23にヘク
トル量子化情報が多重化されており、ビット数25がO
の場合には復号ダイナミックレンジ23を逆ベクトル量
子化器60で復号化し、0以外の場合には逆量子化信号
61を0にする。この逆量子化信号61を加算器62で
復号AC成分と加算することにより、第3図に示した高
能率符号化装置で符号化された信号を正しく復号化する
事ができる。この様にしてダイナミックレンジに多重化
したベクトル量子化信号を復号して復号AC成分27に
加算することによって、符号化歪を低減することができ
る。
て、その大部分の構成は第2図に示す高能率復号化装置
と同じであり、逆ベクトル量子化器60と加算器62が
付加されている点が異なっている。従って、第2図と同
じ動作をする機器の説明は省略する。この実施例は、前
記第3図に示す高能率符号化装置によって符号化された
信号を復号化する高能率復号化装置である。ビット数2
5が0の場合には、復号ダイナミックレンジ23にヘク
トル量子化情報が多重化されており、ビット数25がO
の場合には復号ダイナミックレンジ23を逆ベクトル量
子化器60で復号化し、0以外の場合には逆量子化信号
61を0にする。この逆量子化信号61を加算器62で
復号AC成分と加算することにより、第3図に示した高
能率符号化装置で符号化された信号を正しく復号化する
事ができる。この様にしてダイナミックレンジに多重化
したベクトル量子化信号を復号して復号AC成分27に
加算することによって、符号化歪を低減することができ
る。
以上の様に本実施例によれば、分離器41で復号ダイナ
ミックレンジ23からベクトル量子化信号を取り出すこ
とにより、容易に符号化歪を低減する高能率復号化装置
が構成できる。
ミックレンジ23からベクトル量子化信号を取り出すこ
とにより、容易に符号化歪を低減する高能率復号化装置
が構成できる。
第5図は第5の発明の高能率符号化装置における実施例
の高能率符号化装置のブロック図である。
の高能率符号化装置のブロック図である。
第1図に於て、1はブロック化された入力信号、2はブ
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
L7て符号化信号15を出力する準可変長符号化器、1
6は最小(l!3を固定長符号化して符号化信号17を
出力する符号化器、70は最小値3からダイナミックレ
ンジを符号化するビット数71を計算する有効ビット計
算器、34は付加情報信号、35はビット数71によっ
て付加情報34を遅延させて遅延出カフ2とし7て出力
するFIFO173は差信号9と遅延信号72を選択し
てダイナミックレンジ74を出力する選択器、18はダ
イナミックレンジ38を固定長符号化して符号化信号1
9を出力する固定長符号化器である。
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号1から最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
L7て符号化信号15を出力する準可変長符号化器、1
6は最小(l!3を固定長符号化して符号化信号17を
出力する符号化器、70は最小値3からダイナミックレ
ンジを符号化するビット数71を計算する有効ビット計
算器、34は付加情報信号、35はビット数71によっ
て付加情報34を遅延させて遅延出カフ2とし7て出力
するFIFO173は差信号9と遅延信号72を選択し
てダイナミックレンジ74を出力する選択器、18はダ
イナミックレンジ38を固定長符号化して符号化信号1
9を出力する固定長符号化器である。
以上のように構成された第5の発明の実施例について、
以下その動作を説明する。最小値と最大値によってダイ
ナミックレンジが決定されるが、最小値とダイナミック
レンジの値は独立には変化しない。第6図は横軸に最小
値、縦軸にダイナミックレンジの最大値をとった図であ
る。最大値のとりうる最大の値は一定であり、従って、
(最小値)+(ダイナミックレンジの最大値)=(一定
)となる。即ち、最小値が大きい場合にはダイナミック
レンジは小さい値しかとれないことになる。
以下その動作を説明する。最小値と最大値によってダイ
ナミックレンジが決定されるが、最小値とダイナミック
レンジの値は独立には変化しない。第6図は横軸に最小
値、縦軸にダイナミックレンジの最大値をとった図であ
る。最大値のとりうる最大の値は一定であり、従って、
(最小値)+(ダイナミックレンジの最大値)=(一定
)となる。即ち、最小値が大きい場合にはダイナミック
レンジは小さい値しかとれないことになる。
従って、最小値が小さい場合にはダイナミックレンジを
符号化するために多くのビット数が必要になるが、最小
値が大きい場合にはダイナミックレンジは少ないビット
数で符号化できることになる。
符号化するために多くのビット数が必要になるが、最小
値が大きい場合にはダイナミックレンジは少ないビット
数で符号化できることになる。
例えば、入力信号のとりうる値をOからN=1までとす
ると、最小値がOの場合にはダイナミックレンジの符号
化にはlogz(N)ビット必要だが、最小値がXの場
合にはダイナミックレンジは1og2 (N X )
=logz (a )ビットで符号化できる。このよ
うなダイナミックレンジを符号化するのに必要なビット
数を有効ビット計算器70で計算し、ダイナミックレン
ジの符号化に必要なビットだけ選択器73を差信号9を
出力するように切り換え、それ以外は遅延信号72を出
力するように切り換えることにより、ダイナミックレン
ジ74に付加情報を多重化することができる。なお、ビ
ット数71はFTFO35があふれないように制御する
ために使用される。
ると、最小値がOの場合にはダイナミックレンジの符号
化にはlogz(N)ビット必要だが、最小値がXの場
合にはダイナミックレンジは1og2 (N X )
=logz (a )ビットで符号化できる。このよ
うなダイナミックレンジを符号化するのに必要なビット
数を有効ビット計算器70で計算し、ダイナミックレン
ジの符号化に必要なビットだけ選択器73を差信号9を
出力するように切り換え、それ以外は遅延信号72を出
力するように切り換えることにより、ダイナミックレン
ジ74に付加情報を多重化することができる。なお、ビ
ット数71はFTFO35があふれないように制御する
ために使用される。
以上のように本実施例によれば、有効ビット計算器でダ
イナミックレンジを符号化するのに必要なビット数を計
算することにより、少ないビット数で符号化できる場合
には付加情報を多重化することができる。
イナミックレンジを符号化するのに必要なビット数を計
算することにより、少ないビット数で符号化できる場合
には付加情報を多重化することができる。
第7図は第7の発明の高能率符号化装置における実施例
の高能率符号化装置のブロック図である。
の高能率符号化装置のブロック図である。
第1図に於て、工はブロック化された入力信号、2はブ
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号lから最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
して符号化信号15を出力する準可変長符号化器、70
は差信号9から最小値を符号化するビット数76を計算
るす有効ビット計算器、34は付加情報信号、35はビ
ット数76によって付加情報34を遅延させて遅延比カ
フ2として出力するFIFO177は最小値3と遅延信
号72を選択して最小値78を出力する選択器、16は
最小値78を固定長符号化して符号化信号17を出力す
る符号化器、18は差信号9を固定長符号化して符号化
信号I9を出力する固定長符号化器である。
ロック内最小値を計算する最小値計算器、3は最小値、
4はブロック内最大値を計算する最大値計算器、5は最
大値、6は入力信号lから最小値3を減算する減算器、
7は差信号、8は最大値5から最小値3を減算する減算
器、9は差信号、10は差信号7を差信号9で除算する
除算器、11は商信号、12は差信号9に対応して商信
号11を符号化するビット数13を出力するビット割当
器、14は商信号11をビット数13で準可変長符号化
して符号化信号15を出力する準可変長符号化器、70
は差信号9から最小値を符号化するビット数76を計算
るす有効ビット計算器、34は付加情報信号、35はビ
ット数76によって付加情報34を遅延させて遅延比カ
フ2として出力するFIFO177は最小値3と遅延信
号72を選択して最小値78を出力する選択器、16は
最小値78を固定長符号化して符号化信号17を出力す
る符号化器、18は差信号9を固定長符号化して符号化
信号I9を出力する固定長符号化器である。
本発明は、第5の発明の高能率符号化装置において、最
小値からダイナミックレンジの有効ビット数を計算する
代わりに、ダイナミックレンジから最小値の有効ビット
数を計算する手法である。
小値からダイナミックレンジの有効ビット数を計算する
代わりに、ダイナミックレンジから最小値の有効ビット
数を計算する手法である。
第6図において、入力信号の取り得る値を0がらN−1
までとすると、ダイナミックレンジが0の場合には最小
値の符号化にはIogz(N)ビット必要であるが、ダ
イナミックレンジがyの場合には最小値の符号化にはl
ogz(N y)=Iogz(b)ビットで符号化で
きる。従って、このようにして最小値を符号化するのに
必要なビット数を有効ビット計算器75で計算し、最小
値の符号化に必要なビットだけ選択器77を最小値3を
出力するように切り換え、それ以外は遅延信号72を出
力するように切り換えることにより、最小値3に付加情
報を多重化することができる。
までとすると、ダイナミックレンジが0の場合には最小
値の符号化にはIogz(N)ビット必要であるが、ダ
イナミックレンジがyの場合には最小値の符号化にはl
ogz(N y)=Iogz(b)ビットで符号化で
きる。従って、このようにして最小値を符号化するのに
必要なビット数を有効ビット計算器75で計算し、最小
値の符号化に必要なビットだけ選択器77を最小値3を
出力するように切り換え、それ以外は遅延信号72を出
力するように切り換えることにより、最小値3に付加情
報を多重化することができる。
以上のように本実施例によれば、有効ビ・ント計算器で
最小値を符号化するのに必要なビット数を計算すること
により、少ないビット数で符号化できる場合には付加情
報を多重化することができる。
最小値を符号化するのに必要なビット数を計算すること
により、少ないビット数で符号化できる場合には付加情
報を多重化することができる。
第8図は第5の発明の高能率復号化装置における実施例
の高能率復号化装置のブロック図である。
の高能率復号化装置のブロック図である。
第8図に於て、15はAC成分が符号化された符号化信
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、8oは復号DC成分21がらダイナミック
レンジの有効ビット数81を計算する有効ビット数計算
器、22は符号化信号19を復号化して復号ダイナミッ
クレンジ23を出力する復号化器、82は復号ダイナミ
ックレンジ23を復号ダイナミックレンジ83と付加情
報84ムこ分離する分離器、24は復号ダイナミックレ
ンジ83を入力として符号化信号15を符号化したビッ
ト数25を出力するビ・ント割当器、26はビット数2
5を参照して符号化信号15を復号化した復号AC成分
27を出力する単回変長復号花器、28は復号AC成分
に復号ダイナミックレンジ23を乗算して積信号29を
出力する乗算器、30は復号DC成分21を復号ダイナ
ミックレンジ83とビット数25で補正した補正DC3
1を出力するDC補正器、32は積信号29に補正DC
成分31を加算して復号化信号33を出力する加算器で
ある。
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、8oは復号DC成分21がらダイナミック
レンジの有効ビット数81を計算する有効ビット数計算
器、22は符号化信号19を復号化して復号ダイナミッ
クレンジ23を出力する復号化器、82は復号ダイナミ
ックレンジ23を復号ダイナミックレンジ83と付加情
報84ムこ分離する分離器、24は復号ダイナミックレ
ンジ83を入力として符号化信号15を符号化したビッ
ト数25を出力するビ・ント割当器、26はビット数2
5を参照して符号化信号15を復号化した復号AC成分
27を出力する単回変長復号花器、28は復号AC成分
に復号ダイナミックレンジ23を乗算して積信号29を
出力する乗算器、30は復号DC成分21を復号ダイナ
ミックレンジ83とビット数25で補正した補正DC3
1を出力するDC補正器、32は積信号29に補正DC
成分31を加算して復号化信号33を出力する加算器で
ある。
以上の様に構成された本実施例の高能率復号化装置に於
て、その大部分の構成は第12図に示す従来例の高能率
復号化装置と同じであり、有効ビット計算器80と分離
器82が付加された点が異なっている。従って、第12
図と同じ動作をする機器の説明は省略する。第6図に示
した高能率符号化装置と同様に、復号DC成分21から
ダイナミックレンジの符号化に必要なビット数が有効ビ
ット計算器80で計算される。分離器82では、このビ
・ント数81を用いて復号ダイナミックレンジ23から
ダイナミックレンジを符号化した信号(復号ダイナミッ
クレンジ83)と付加情報84に分離する。このように
、ダイナミックレンジに多重化された信号は最小値を用
いて正しく分離することができる。
て、その大部分の構成は第12図に示す従来例の高能率
復号化装置と同じであり、有効ビット計算器80と分離
器82が付加された点が異なっている。従って、第12
図と同じ動作をする機器の説明は省略する。第6図に示
した高能率符号化装置と同様に、復号DC成分21から
ダイナミックレンジの符号化に必要なビット数が有効ビ
ット計算器80で計算される。分離器82では、このビ
・ント数81を用いて復号ダイナミックレンジ23から
ダイナミックレンジを符号化した信号(復号ダイナミッ
クレンジ83)と付加情報84に分離する。このように
、ダイナミックレンジに多重化された信号は最小値を用
いて正しく分離することができる。
以上のように、本実施例によれば、有効ビット計算器8
0と分離器82を設けることにより、ダイナミックレン
ジに多重化された付加情報を容易に分離することができ
る。
0と分離器82を設けることにより、ダイナミックレン
ジに多重化された付加情報を容易に分離することができ
る。
第9図は第7の発明の高能率復号化装置における実施例
の高能率復号化装置のブロック図である。
の高能率復号化装置のブロック図である。
第9図に於て、15はAC成分が符号化された符号化信
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号化して復号ダ
イナミックレンジ23を出力する復号化器、90は復号
ダイナミックレンジ23から最小値の有効ビット数91
を計算する有効ビット数計算器、92は復号DC成分2
1を最小値93と付加情報94に分離する分離器、24
は復号ダイナミックレンジ23を入力として符合化信号
15を符号化したビット数25を出力するビット割当器
、26はビット数25を参照して符号化信号15を復号
化した復号AC成分27を出力する単回変長復号花器、
28は復号AC成分に復号ダイナミックレンジ23を乗
算して積信号29を出力する乗算器、30は最小値93
を復号ダイナミックレンジ23とビット数25で補正し
た補正DC31を出力するDC補正器、32は積信号2
9に補正DC成分31を加算して復号化信号33を出力
する加算器である。
号、17はDC成分が符号化された符号化信号、19は
ダイナミックレンジが符号化された符号化信号、20は
符号化信号17を復号化して復号DC成分21を出力す
る復号化器、22は符号化信号19を復号化して復号ダ
イナミックレンジ23を出力する復号化器、90は復号
ダイナミックレンジ23から最小値の有効ビット数91
を計算する有効ビット数計算器、92は復号DC成分2
1を最小値93と付加情報94に分離する分離器、24
は復号ダイナミックレンジ23を入力として符合化信号
15を符号化したビット数25を出力するビット割当器
、26はビット数25を参照して符号化信号15を復号
化した復号AC成分27を出力する単回変長復号花器、
28は復号AC成分に復号ダイナミックレンジ23を乗
算して積信号29を出力する乗算器、30は最小値93
を復号ダイナミックレンジ23とビット数25で補正し
た補正DC31を出力するDC補正器、32は積信号2
9に補正DC成分31を加算して復号化信号33を出力
する加算器である。
以上のように構成された本実施例の高能率復号化装置に
於て、第8図に示す高能率復号化装置の実施例とは、最
小値に付加情報が多重された信号を復号化する点が異な
っており、他は殆ど同じである。復号ダイナミックレン
ジ23から最小値の符号化に必要なビット数が有効ビッ
ト計算器90で計算される。分離器92では、このビッ
ト数91を用いて復号DC成分21から最小値93と付
加情報94に分離する。この様に、最小値に多重化され
た信号はダイナミックレンジを用いて正しく分離するこ
とができる。
於て、第8図に示す高能率復号化装置の実施例とは、最
小値に付加情報が多重された信号を復号化する点が異な
っており、他は殆ど同じである。復号ダイナミックレン
ジ23から最小値の符号化に必要なビット数が有効ビッ
ト計算器90で計算される。分離器92では、このビッ
ト数91を用いて復号DC成分21から最小値93と付
加情報94に分離する。この様に、最小値に多重化され
た信号はダイナミックレンジを用いて正しく分離するこ
とができる。
以上のように、本実施例によれば、有効ビット計算器9
0と分離器92を設けることにより、最小値に多重化さ
れた付加情報を容易に分離することができる。
0と分離器92を設けることにより、最小値に多重化さ
れた付加情報を容易に分離することができる。
なお、全ての実施例に於て、DC成分として最小値を使
用したが、最大値や平均値を使用してもよい。また、第
3図の実施例に於てベクトル量子化を用いたが、他の符
号化装置を用いてもよい。
用したが、最大値や平均値を使用してもよい。また、第
3図の実施例に於てベクトル量子化を用いたが、他の符
号化装置を用いてもよい。
発明の詳細
な説明したように、本発明ムこよれば、符号化情報量を
増加させることなく付加情報を伝送したり、符号化歪を
低減することができ、その実用的効果は大きい。
増加させることなく付加情報を伝送したり、符号化歪を
低減することができ、その実用的効果は大きい。
第1図は第1の発明における一実施例を示す高能率符号
化装置のブロック図、第2図は第2の発明における一実
施例を示す高能率復号化装置のブロック図、第3図は第
3の発明における一実施例を示す高能率符号化装置のブ
ロック図、第4図は第4の発明における一実施例を示す
高能率復号化装置のブロック図、第5図は第5の発明に
おける効ビット計算器、82.92・・・・・・分#器
。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名 説明図、第7図は第7の発明における一実施例を示す高
能率符号化装置のブロック図、第8図は第6の発明にお
ける一実施例を示す高能率復号化装置のブロック図、第
9図は第8の発明における一実施例を示す高能率復号化
装置のブロック図、第10図は従来の高能率符号化装置
のブロック図、第11図はダイナミックレンジのビット
割当数の説明図、第12図は従来の高能率復号化装置の
ブロック図、第13図はDC補正の説明図である。 2・・・・・・最小値計算器、4・・・・・・最大値計
算器、6゜8.54・・・・・・減算器、10・・・・
・・除算器、12.24・・・・・・ビット割当器、1
4・・・・・・準可変長符号化器、16.18・・・・
・・固定長符号化器、20.22・・・・・・復号化器
、26・・・・・・準可変長符号化器、28.50・・
・・・・乗算器、32.6277・・・・・・加算器、
37.4L 73・・・・・・選択器、30.39゜5
2・・・・・・DC補正器、56・・・・・・ヘクトル
量子化器、60・・・・・・逆ヘクトル量子化器、70
.75.80.90・・・・・・有情 図 第 図 第 図 第 図 y 第10図 第11図 ダイナミソクレノシ
化装置のブロック図、第2図は第2の発明における一実
施例を示す高能率復号化装置のブロック図、第3図は第
3の発明における一実施例を示す高能率符号化装置のブ
ロック図、第4図は第4の発明における一実施例を示す
高能率復号化装置のブロック図、第5図は第5の発明に
おける効ビット計算器、82.92・・・・・・分#器
。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名 説明図、第7図は第7の発明における一実施例を示す高
能率符号化装置のブロック図、第8図は第6の発明にお
ける一実施例を示す高能率復号化装置のブロック図、第
9図は第8の発明における一実施例を示す高能率復号化
装置のブロック図、第10図は従来の高能率符号化装置
のブロック図、第11図はダイナミックレンジのビット
割当数の説明図、第12図は従来の高能率復号化装置の
ブロック図、第13図はDC補正の説明図である。 2・・・・・・最小値計算器、4・・・・・・最大値計
算器、6゜8.54・・・・・・減算器、10・・・・
・・除算器、12.24・・・・・・ビット割当器、1
4・・・・・・準可変長符号化器、16.18・・・・
・・固定長符号化器、20.22・・・・・・復号化器
、26・・・・・・準可変長符号化器、28.50・・
・・・・乗算器、32.6277・・・・・・加算器、
37.4L 73・・・・・・選択器、30.39゜5
2・・・・・・DC補正器、56・・・・・・ヘクトル
量子化器、60・・・・・・逆ヘクトル量子化器、70
.75.80.90・・・・・・有情 図 第 図 第 図 第 図 y 第10図 第11図 ダイナミソクレノシ
Claims (8)
- (1)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を前記ビット割当が0の場合に前記ダイナミックレ
ンジを用いて補正するDC補正手段と、前記DC補正手
段の出力を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記
ダイナミックレンジに対応したビット数が0となる場合
に付加情報信号を前記ダイナミックレンジに多重する付
加情報多重化手段と、前記多重化されたダイナミックレ
ンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段を備え
、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定長符号
化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号化した
信号を伝送することを特徴とする高能率符号化装置。 - (2)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を前記ビット割当が0の場合に前記ダイナミックレ
ンジを用いて補正するDC補正手段と、前記DC補正手
段の出力を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記
ダイナミックレンジに対応したビット数が0となる場合
に付加情報信号を前記ダイナミックレンジに多重する付
加情報多重化手段と、前記多重化されたダイナミックレ
ンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段を備え
、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定長符号
化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号化した
信号を伝送することを特徴とする高能率符号化手法で符
号化された信号に対して、前記第1の固定長符号化手段
で符号化された信号を復号化する第1の固定長復号化手
段と、前記第2の固定長符号化手段で符号化された信号
を復号化する第2の復号化手段と、前記準可変長符号化
手段で符号化された信号を前記復号ダイナミックレンジ
に対応したビット数で復号する準可変長復号化手段と、
前記準可変長復号化手段で復号化された復号AC成分に
前記復号ダイナミックレンジを乗算する乗算手段と、前
記第2の復号化手段で復号化された復号ダイナミックレ
ンジに対応したビット数が0となる場合に前記復号ダイ
ナミックレンジから付加情報を分離する分離手段と、前
記分離手段で分離されたダイナミックレンジとビット数
で前記第1の固定長復号化手段で復号化された復号DC
成分を補正するDC補正手段と、前記乗算手段の積信号
と前記補正DC成分を加算して再生信号を得る加算手段
を備えたことを特徴とする高能率復号化装置。 - (3)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を前記ビット割当が0の場合に前記ダイナミックレ
ンジを用いて補正するDC補正手段と、前記DC補正手
段の出力を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記
ダイナミックレンジに対応したビット数が0となる場合
に前記除算器手段で発生する量子化歪を再量子化してそ
の量子化信号を前記ダイナミックレンジに多重する再量
子化手段と、前記多重化されたダイナミックレンジを固
定長符号化する第2の固定長符号化手段を備え、前記準
可変長符号化手段およ前記第1の固定長符号化手段およ
び前記第2の固定長符号化手段で符号化した信号を伝送
することを特徴とする高能率符号化装置。 - (4)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を前記ビット割当が0の場合に前記ダイナミックレ
ンジを用いて補正するDC補正手段と、前記DC補正手
段の出力を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記
ダイナミックレンジに対応したビット数が0となる場合
に前記除算器手段で発生する量子化歪を再量子化してそ
の量子化信号を前記ダイナミックレンジに多重する再量
子化手段と、前記多重化されたダイナミックレンジを固
定長符号化する第2の固定長符号化手段を備え、前記準
可変長符号化手段および前記第1の固定長符号化手段お
よび前記第2の固定長符号化手段で符号化した信号を伝
送することを特徴とする高能率符号化手法で符号化され
た信号に対して、前記第1の固定長符号化手段で符号化
された信号を復号化する第1の固定長復号化手段と、前
記第2の固定長符号化手段で符号化された信号を復号化
する第2の復号化手段と、前記準可変長符号化手段で符
号化された信号を前記第2の復号化手段で復号化された
復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号する
準可変長復号化手段と、前記復号ダイナミックレンジに
対応したビット数が0となる場合に前記復号ダイナミッ
クレンジから量子化信号を分離して逆量子化した信号を
前記準可変長復号化手段で復号化された復号AC成分に
加算する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で加算され
た復号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗算す
る乗算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミック
レンジとビット数で前記第1の固定長復号化手段で復号
化された復号DC成分を補正するDC補正手段と、前記
乗算手段の積信号と前記補正DC成分と前記乗算手段の
積信号を加算して再生信号を得る加算手段を備えたこと
を特徴とする高能率復号化装置。 - (5)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記DC
成分に対応してダイナミックレンジを符号化する場合に
必要なビット数である有効ビット数を計算する有効ビッ
ト計算手段と、前記有効ビット数に付加情報信号に多重
化して各ブロックの有効ビット数と付加情報ビット数の
和が固定長となるようにダイナミックレンジに付加情報
を多重化する多重化手段と、前記多重化されたダイナミ
ックレンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段
を備え、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定
長符号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号
化した信号を伝送することを特徴とする高能率符号化装
置。 - (6)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記DC
成分を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記DC
成分に対応してダイナミックレンジを符号化する場合に
必要なビット数である有効ビット数を計算する有効ビッ
ト計算手段と、前記有効ビット数に付加情報信号を多重
化して各ブロックの有効ビット数と付加情報ビット数の
和が固定長となるようにダイナミックレンジに付加情報
を多重化する多重化手段と、前記多重化されたダイナミ
ックレンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段
を備え、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定
長符号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号
化した信号を伝送することを特徴とする高能率符号化手
法で符号化された信号に対して、前記第1の固定長符号
化手段で符号化された信号を復号化する第1の固定長復
号化手段と、前記第1の固定長復号化手段によって復号
化された復号DC成分に対応してダイナミックレンジを
復号化するのに必要なビット数である復号有効ビット数
を計算する有効ビット計算手段と、前記第2の固定長符
号化手段で符号化された信号を復号化する第2の復号化
手段と、前記第2の復号化手段で復号化された信号を前
記復号有効ビット数を用いてダイナミックレンジである
復号ダイナミックレンジと付加情報に分離する分離手段
と、前記準可変長符号化手段で符号化された信号を前記
復号ダイナミックレンジに対応したビット数で復号する
準可変長復号化手段と、前記準可変長復号化手段によっ
て復号化された復号AC成分に前記復号ダイナミックレ
ンジを乗算する乗算手段と、前記分離手段で分離された
ダイナミックレンジとビット数で前記復号DC成分を補
正するDC補正手段と、前記乗算手段の積信号と前記補
正DC成分を加算して再生信号を得る加算手段を備えた
ことを特徴とする高能率復号化装置。 - (7)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミックレンジに対応したビット数で前記除算手段の商信
号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記ダイ
ナミックレンジに対応してDC成分を符号化する場合に
必要なビット数である有効ビット数を計算する有効ビッ
ト計算手段と、前記有効ビット数に付加情報信号を多重
化して各ブロックの有効ビット数と付加情報ビット数の
和が固定長となるようDC成分に付加情報を多重化する
付加情報多重化手段と、前記多重化されたDC成分を符
号化する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミック
レンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段を備
え、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定長符
号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号化し
た信号を伝送することを特徴とする高能率符号化装置。 - (8)ブロック化された入力信号に対して、前記入力信
号のブロック内最小値・ブロック内最大値・ブロック内
平均値の少なくとも1つのDC成分を計算するDC計算
手段と、前記入力信号のブロック内最大値とブロック内
最小値の差であるダイナミックレンジを計算するダイナ
ミックレンジ計算手段と、前記入力信号から前記DC成
分を減算する減算手段と、前記減算手段の差信号を前記
ダイナミックレンジで除算する除算手段と、前記ダイナ
ミック・レンジに対応したビット数で前記除算手段の商
信号を固定長符号化する準可変長符号化手段と、前記ダ
イナミックレンジに対応してDC成分を符号化する場合
に必要なビット数である有効ビット数を計算する有効ビ
ット計算手段と、前記有効ビット数に付加情報信号を多
重化して各ブロックの有効ビット数と付加情報ビット数
の和が固定長となるようにDC成分に付加情報を多重化
する付加情報多重化手段と、前記多重化されたDC成分
を符号化する第1の固定長符号化手段と、前記ダイナミ
ックレンジを固定長符号化する第2の固定長符号化手段
を備え、前記準可変長符号化手段および前記第1の固定
長符号化手段および前記第2の固定長符号化手段で符号
化した信号を伝送することを特徴とする高能率符号化手
法で符号化された信号に対して、前記第1の固定長符号
化手段で符号化された信号を復号化する第1の固定長復
号化手段と、前記第2の固定長符号化手段で符号化され
た信号を復号化する第2の復号化手段と、前記第2の復
号化手段によって復号化された信号である復号ダイナミ
ックレンジに対応してDC成分を復号化するのに必要な
ビット数である復号有効ビット数を計算する有効ビット
計算手段と、前記第1の復号化手段で復号化された信号
を前記復号有効ビット数を用いてDC成分である復号D
C成分と付加情報に分離する分離手段と、前記準可変長
符号化手段で符号化された信号を前記復号ダイナミック
レンジに対応したビット数で復号する準可変長復号化手
段と、前記準可変長復号化手段によって復号化された復
号AC成分に前記復号ダイナミックレンジを乗算する乗
算手段と、前記分離手段で分離されたダイナミックレン
ジとビット数で前記復号DC成分を補正するDC補正手
段と、前記乗算手段の積信号と前記補正DC成分を加算
して再生信号を得る加算手段を備えたことを特徴とする
高能率復号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118905A JPH0414317A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 高能率符号化装置および高能率復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118905A JPH0414317A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 高能率符号化装置および高能率復号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414317A true JPH0414317A (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=14748072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2118905A Pending JPH0414317A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 高能率符号化装置および高能率復号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414317A (ja) |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP2118905A patent/JPH0414317A/ja active Pending
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