JPH0474903B2 - - Google Patents

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JPH0474903B2
JPH0474903B2 JP73082A JP73082A JPH0474903B2 JP H0474903 B2 JPH0474903 B2 JP H0474903B2 JP 73082 A JP73082 A JP 73082A JP 73082 A JP73082 A JP 73082A JP H0474903 B2 JPH0474903 B2 JP H0474903B2
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bit
bits
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/04Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はTV(Television)信号等の画像信号
を予測変換して求めた信号を不等長復号化する復
号化装置に関する。 画像信号を帯域圧縮符号化する場合、画像信号
のビツト数が多くなればそれだけ演算精度が増し
ハードウエアーが複雑になり処理時間も増加す
る。例えばDPCM符号器で加算処理を行なわせ
る場合、4ビツト2入力でキヤリー付きの加算器
がICとして市販されているがこれを用いると8
ビツトの加算ならばIC2ケですむが9〜12ビツト
の加算ならば3ケのICが必要であり、したがつ
て処理時間も長くなる。DPCM復号器でも同様
のことが生じる。 符号化しようとする画素に対してすでに符号化
ずみの近傍のいくつかの画素を参照して符号化を
行なうのに参照画素の信号値の状態から符号化し
ようとする信号値が何番目に生じやすい状態であ
るかを符号化する予測順位符号化において、
PROM(Programable Read Only Memory)を
用いて直接的に変換テーブルを作成する場合は入
力信号のビツト数が1ビツト増加するごとに
PROMのアドレスは(参照画素数+1)ビツト
分増加させる必要がある。そして復号化の場合も
同様のことが生じる。 以上のように高品質な画像信号の符号化伝送し
て再生しようとすれば1標本値当りの画像信号の
ビツト数を増加させる必要があるためハードウエ
アーが増大し、また広い信号帯域を得るためには
標本化周波数を高くする必要があるため高速の論
理素子を用いてハードウエアーを構成しなければ
ならない等の欠点があつた。 本発明の目的は簡単な構成で画像信号を復号化
できる符号化装置を提供することにある。 本発明の復号化装置はデイジタルの画像信号を
上位のビツトからなる信号と下位ビツトからなる
信号に分け両者を別々に符号化し、多重化した信
号を受信して一旦蓄えるバツフアーメモリーと、
前記多重化信号をバツフアーメモリーから順次読
み出して上位ビツトと下位ビツトに対応する符号
に分離し各々を復号化する手段と、前記復号化さ
れた上位ビツトの信号と下位ビツトの信号とを合
成し元のデイジタルの画像信号を出力する手段と
を備えた復号化装置より構成される。 本発明の復号化装置によればデイジタルの画像
信号の上位のビツトからなる信号は予測変換して
符号化し、下位のビツトからなる信号は量子化し
て符号化し両者を多重化して送られた信号を受信
して復号化を行なうため、予測逆変換の手段で処
理される1標本値当りのビツト数は全部のビツト
を予測変換及び予測逆変換する場合に比して少な
くてすみ復号化装置が簡単に構成できる。 実際にTV信号について7ビツトおよび8ビツ
トの精度で予測関数P(Z)=0.5Z-1+Z-3
0.5Z-4(標本化周波数fsはサブキヤリアの約3倍
に設定)を用いた予測符号化による予測変換を行
なつてエントロピーを測定したところ一般的な画
像に対しては予測誤差エントロピーは8ビツト精
度で4〜5ビツト/pelの値となり、7ビツト精
度では8ビツトの精度の場合より約0.95ビツト/
pel少ない値となつた。すなわち8ビツトの信号
をそのまま予測変換する場合と、8ビツトの信号
の内、上位7ビツトを予測変換しLSBの1ビツ
トはそのまま1ビツトの符号化を行なう場合とで
トータルの情報量を比較すると後者の方が約0.05
ビツト/pelだけ大きい。これは8ビツトの精度
の画像の情報量に対して約1%の大きさである。
ビツト精度を更に9,10と増やした場合には、ビ
ツト精度を1ビツト増すごとに予測誤差エントロ
ピーはほぼ1ビツト/pelの割合で増加する。し
たがつてデイジタルの画像信号を符号化するのに
全部のビツトを予測符号化するのではなく上位の
ビツトからなる信号は予測符号化し下位のビツト
からなる信号は別に符号化してもトータルの情報
量はほぼ同じ値になる。 予測符号器への入力のビツト精度が増えればそ
れだけ演算精度も増加してハードウエアーは増加
し、したがつて予測復号器のハードウエアも増加
する。一方上位のビツトの下位のビツトに分け上
位のビツトは予測符号化し、下位のビツトは量子
化して符号化した信号を復号化する本発明の場合
は、入力信号のビツト精度を増やした分だけ下位
のビツトを増やすようにすれば下位のビツトが増
えても量子化器は簡単に構成できるためハードウ
エアーが簡単になり、したがつて予測復号器も簡
単になる。例えば10ビツトの画像信号を符号化、
復号化するのに10ビツトを予測符号化する構成に
比べ、上位の7ビツトを予測符号化し、復号化
し、下位の3ビツトを別に適応的に量子化して符
号化、復号化するように構成すればハードウエア
ーは簡単になり符号化能率の劣化もほとんどない
ことがわかる。 以上のことより本発明の復号化装置を用いれば
ハードウエアーを簡単化することができる。 以下本発明について図面を用いて詳細に説明す
る。 第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。本実施例においては予測変換と
予測逆変換の手段として情報保存符号化の一種で
あるノンリカーシブタイプの予測符号器と予測復
号器を用いている。 アナログの画像信号はA/D変換器1で標本化
周波数fs、例えばサブキヤリアfscのほぼ3倍の
値、で標本化されデイジタルの信号、例えば2の
補数で表わした8ビツトのPCM信号X(X1〜X8
の8ビツトでX8がMSBである。)、に変換され符
号化装置2の分配器5へ供給される。分配器5で
は8ビツトの信号の中のMSB(Most Signifi−
cant Bit)から6ビツト(上位ビツトの信号)を
すなわちX8〜X3のビツトを予測符号器6へ供給
し、LSB(Least significant Bit)から2ビツト
(下位ビツトの信号)をすなわちX2とX1の2ビツ
トを量子化器7へ供給する。予測符号器6では予
測変換が行なわれ出力に予測誤差信号を得る。量
子化器7では制御回路からの制御信号、すなわち
モード信号に応じて選択された量子化特性で量子
化を行なつて出力する。量子化器7で得られた量
子化器出力信号と予測符号器6で得られた予測誤
差信号は符号変換器8へ供給され制御回路10か
らのモード信号に応じて各々を不等長符号あるい
は等長符号を用いて符号化し、多重化して出力す
る。同期信号等の復号化に必要な情報も符号化し
て多重化される。符号変換器8から出力される多
重化信号の情報量は符号化装置2へ入力される画
像信号に依存して時々刻々変化するため、多重化
信号はバツフアーメモリー9へ供給され一旦平滑
され、伝送路の伝送速度に合せて送り出される。
バツフアーメモリー9ではバツフアーメモリーに
蓄えられる情報蓄積量を求めて制御回路10へ供
給する。制御回路10では情報蓄積量を監視して
制御用のモード信号を発生しバツフアーメモリー
がオーバーフローあるいはアンダーフローを生じ
ないようにする。 以上が符号化装置2の動作説明である。 復号化装置3では多重化信号を受信しバツフア
ーメモリー11に一旦蓄えられる。符号逆変換器
12はバツフアーメモリー11から多重化信号を
順次読み出し、予測誤差信号と量子化器出力に対
応する符号に分離し、各々を逆変換して予測誤差
信号と量子化器出力信号を出力する。予測誤差信
号は予測復号器13へ、量子化器出力信号は合成
器14へ供給される。予測復号器13では予測誤
差信号より予測復号化が行なわれ出力に復号信号
を得る。予測復号器13の出力に得られる復号信
号は予測符号器6に入力された上位6ビツトの画
像信号(X3〜X8)に対応する復号信号であり、
本実施例では情報保存符号化を行なつているため
復号信号は予測符号器6への入力信号に一致す
る。復号信号は合成器14へ送られ、予測復号器
からの6ビツトの復号信号の下位に、標本化時刻
が対応するようにして符号逆変換器12からの量
子化器出力信号の2ビツトが付け加えられ8ビツ
トの復号信号が得られる。合成器14で得られた
復号信号はD/A変換器4へ供給されてアナログ
の画像信号に変換される。 以上が本発明の復号化装置3の動作説明であ
る。 第2図は第1図の予測符号器6および予測復号
器13の具体的な例を示す図である。予測符号器
6はノンリカーシブタイプで構成されており情報
保存の符号化が行なわれる。したがつて減算器1
6ではモジユロー演算を行なうことができる。予
測符号器6ではX8〜X3の6ビツトの入力信号す
なわち上位ビツト信号から予測器15で得られた
予測信号が減算され減算器16の出力に6ビツト
の予測誤差信号が得られる。予測復号器13では
予測誤差信号と予測器18で得られる予測信号と
が加算され加算器17の出力に復号信号を得る。 第3図は第2図の予測器15の具体的な回路例
を示す図である。本回路例ではfs≒3fscの場合に
NTSCカラーTV信号を能率良く予測できる予測
関数P(Z)として次式で示されるものを用いて
いる。 P(Z)=0.5z-1+z-3−0.5z-4 (1) 23および24は係数0.5の乗算器、19,20,
21および22は標本化クロツクで動作するシフ
トレジスターで入力信号を1標本化クロツク周期
遅延して出力する。25は減算器、26は加算器
である。量子化器27は予測信号を整数(入力信
号のX3のビツトすなわちLSBを1とする)に量
子化する機能を有し、予測信号を四捨五入して整
数の予測信号を出力する。すなわちレジスタ−2
2の出力には(1)式で示されるデジタルフイルター
で予測された予測信号が得られ、量子化器27で
整数に量子化されて出力される。予測器18も予
測器15と同様に構成される。 第4図は第1図の量子化器7の具体的な回路例
を示す図である。量子化器はX1とX2の2ビツト
からなる下位ビツト信号の入力信号XLにビツト
打切りによる量子化を加えて出力する。制御回路
10からのモード信号Mは量子化切換信号発生器
28に送られ量子化切換信号QS1およびQS2を出
力する。QS1は論理積回路30に、QS2は論理積
回路29に供給される。モード信号Mの値によつ
てQS1およびQS2は「0」又は「1」の値をとり
QS1およびQS2が「0」の場合はX1およびX2のビ
ツトが打切られ0ビツト精度の信号が出力され
る。QS2のみが「1」の場合はX2のみが出力され
1ビツト精度の信号となり、QS1およびQS2
「1」の場合はX1およびX2が出力され2ビツト精
度の信号のままである。 第5図A,Bは制御回路10の制御特性の具体
的な例を示す図である。第5図Aは正規化した情
報蓄積量Bとモード信号Mとの関係を示す。制御
回路10ではバツフアーメモリー9から供給され
る情報蓄積量を監視し、適当な時間間隔で判定を
行なつて第5図Aで示す特性に従がつてモード信
号Mを出力する。モード信号Mは0から4までの
値をとり量子化器7に供給して量子特性の切換制
御を行なう。量子化器7は1例としてモード信号
Mが0か1の時は2ビツト精度に、モード信号M
が2の時は1ビツト精度に、モード信号Mが3か
4の時は0ビツト精度に入力信号を量子化して出
力する特性を有する。この量子化特性を、正規化
した情報蓄積量Bと量子化器7の量子化出力のビ
ツト精度QLとの関係に表わしなおすと第5図B
のようになる。 次に符号変換器8について詳しく説明する。符
号変換器7は64個の不等長の符号語Aiからなる
符号Aと64個の等長の符号語Biからなる符号B
を有し予測符号器6から送られてくる予測誤差信
号Eを符号化する。モード信号Mが1から3まで
の場合は符号Aを用いて予測誤差信号Eを符号語
Aiに変換し、モード信号Mが0かまたは4の場
合は符号Bを用いて予測誤差信号Eを符号語Bi
に変換する。一方量子化器7から供給される2ビ
ツトの量子化器出力信号Q(Q2、Q1の2ビツトで
Q2がMSB)はモード信号が0か1の場合は2ビ
ツト(Q2,Q1)が符号としてそのまま出力する
ことによつて符号化が行なわれ、そして予測誤差
信号Eを変換した符号語(AiまたはBi)に付け
加えられて多重化される。同様にモード信号が2
の場合は上の1ビツト(Q2)が付け加えられ、
モード信号が3か4の場合は何も付け加えられな
い。これらをまとめると表1の様になる。
【表】 モード信号Mが0の時のE,Qを変換して多重
化した8ビツトの等長符号はバツフアーメモリー
がアンダーフローモードの場合に用いられ、モー
ド信号Mが4の時の6ビツトの等長符号はバツフ
アーメモリーがオーバーフローモードの場合に用
いられる。ここでは伝送路のビツトレートは6ビ
ツト/画素より少し大きいビツトレートの値であ
るとしている。 符号逆変換器12は表1に示す変換特性の逆変
換特性を有し多重化された符号を逆変換して予測
誤差信号Eおよび量子化器出力信号Qを再生する
が、量子化器出力信号Qにおいて符号化されて来
ないビツトは0の値を補つて復号信号を得ること
にする。 なお表1に示す変換を行なうのにモード信号が
0および1の場合についてのEおよびQの信号を
入力して多重化符号を出力する変換テーブルがあ
れば、モード信号が2から4の場合には出力符号
の上位の有効なビツト数だけを伝送するように構
成することもできる。 第6図は本発明の第2の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。本実施例において予測変換の手
段として均一量子化と非均一量子化の2つの量子
化特性を有するリカーシブタイプの予測符号器を
用い、オーバーフローモード時にはDPCM符号
化、例えば5ビツトのDPCM符号化が行なえる
ように構成したものである。均一量子特性および
予測信号の精度が入力信号の精度と一致する場合
にはリカーシブタイプのDPCM符号器はノンリ
カーシブタイプの符号器に等価変換できる。した
がつて本実施例は第1の実施例にDPCM符号器
を別に付け加え、オーバーフローモードの場合に
はDPCM符号器で符号化を行なうようにした構
成となつている。 31は符号化装置で、32は本発明の復号化装
置である。参照数字5,7,9,11および14は第
1図の各参照数字の部分と同じ機能を有し同様の
動作を行なう。 A/D変換器でデイジタル化された8ビツト
PCMの画像信号は符号化装置31の分配器5へ
供給され上位6ビツトが予測符号器33へ下位2
ビツトが量子化器7へ供給される。予測符号器3
3は制御回路35からの制御用のモード信号に応
じて符号化特性、例えば量子化特性を切換えて予
測符号化を行なつて予測誤差信号を出力し符号変
換器34へ供給する。量子化器7では下位2ビツ
トの信号が制御回路35からのモード信号によつ
て選択された量子化特性によつて量子化が行なわ
れこの量子化器出力信号が符号変換器34へ供給
される。量子化器出力信号と予測誤差信号は符号
変換器34で制御回路からのモード信号に応じて
各々符号化を行なつて多重化しさらにモード信号
も符号化されて付け加えられバツフアーメモリー
9へ供給され一旦平滑された後伝送路を送り出さ
れる。制御回路35はバツフアーメモリー9に蓄
えられる多重化信号の情報蓄積量を監視しており
適当な時間間隔で判定を行なつて制御用のモード
信号を出力する。 以上が符号化装置31の動作説明である。 復号化装置32では多重化信号を受信してバツ
フアーメモリー11に一旦蓄える。符号逆変換器
ではバツフアーメモリー11から多重化信号を順
次読み出し予測誤差信号と量子化器出力に対応す
る符号に分離し各々を逆変換して予測誤差信号と
量子化器出力信号およびモード信号を出力する。
予測誤差信号とモード信号は予測復号器37へ、
量子化器出力信号は合成器14へ供給される。予
測復号器ではモード信号に従つて予測誤差信号か
ら予測復号化が行なわれ出力に6ビツトの復号信
号を得る。これは8ビツトの画像信号の上位6ビ
ツトの信号に対する復号信号であり、この復号信
号は合成器14へ送られ、予測復号器37からの
6ビツトの復号信号に標本化時刻が対応するよう
にして符号逆変換器36からの2ビツトの再生さ
れた量子化器出力信号が付け加えられ8ビツトの
復号信号が得られる。以上が本発明の復号化装置
32の動作説明である。 第7図は第6図の予測符号器33と予測復号器
37の具体的な例を示す図である。予測符号器3
3はリカーシブタイプのDPCM符号器で構成さ
れている。量子化器39は6ビツト精度の均一量
子化特性と、5ビツトの非均一量子化特性の2種
類を有し制御回路35からの制御信号に従つて量
子化特性の切換えが行なわれる。5ビツトの非均
一量子化では最少の量子化ステツプ巾を6ビツト
精度となるように量子化特性を設計できるため5
ビツト精度の均一量子化に比して5ビツト非均一
量子化の方が視覚的にずくれた復号信号を得るこ
とができる。 予測器41および43の具体的な回路例として
は第3図に示す予測器15を用いる。 第8図A〜Cは制御回路35の制御特性の具体
的な例を示す図である。制御回路35はバツフア
ーメモリー9からの情報蓄積量を正規化した値、
すなわち正規化情報蓄積量Bから適当な時間間隔
で、例えば1水平走査ごとに判定を行なつてモー
ド信号Mを出力する。モード信号の変換特性の1
例を第8図Aに示す。正規化した情報量Bが0〜
1の間で変る時モード信号Mは0〜5までの整数
値をとる。量子化回路7ではモード信号Mによつ
て選択された量子化特性に従つて量子化が行なわ
れる。モード信号Mが0と1の時は量子化の精度
QLは2ビツトが選ばれ、モード信号Mが2の時
は量子化の精度QLは1ビツトが選ばれ、モード
信号Mが3,4および5の時は量子化の精度QL
は0ビツトが選ばれる。そして2ビツトの入力信
号は選択されたビツト精度QLに量子化されて出
力される。これを正規化した情報蓄積量Bと量子
化の精度QLとの関係で示すと第8図Bに示す特
性となる。 予測符号器33の量子化器39ではモード信号
Mが0から3の場合は6ビツト精度の均一量子化
特性Q6が選択され、モード信号Mが4または5
の場合は5ビツトの非均一量子化特性Q5が選択
される。これを正規化した情報蓄積量Bと量子化
器39で選択される量子化特性QHとの関係で表
わすと第8図Cに示す特性となる。 次に符号変換器34について詳しく説明する。
符号変換器34は64個の不等長の符号語Aiから
なる符号Aと64個の6ビツト等長の符号語Biか
らなる符号Bと、32個の不等長の符号語Ciからな
る符号Cと、32個の5ビツト等長の符号語Diか
らなる符号Dとを有し、予測符号器33から送ら
れてくる予測誤差信号Eを符号化する。モード信
号Mが0の場合は符号Bを用いて、モード信号M
が1から3の場合は符号Aを用いて、モード信号
Mが4の場合は符号Cを用いて、モード信号Mが
5の場合は符号Dを用いて符号化する。 一方量子化器7から供給される2ビツトの量子
化器出力信号Q(Q2、Q1の2ビツトでQ2がMSB)
は有効なビツトだけを出力する方法によつて符号
化され、(この場合はQの各ビツトの信号はその
まま符号として用いている。)予測誤差信号Eを
変換した符号語に付け加えられて多重化される。
モード信号Mが0か1の場合はQ2,Q1の2ビツ
トが、モード信号Mが2の場合はQ2の1ビツト
が各々符号として付け加えられる。しかしモード
信号Mが3から5の場合は何も付け加えられな
い。これらをまとめると表2の様になる。
【表】
【表】 バツフアーメモリーがアンダーフローモードの
場合はモード信号Mが0となり8ビツト等長符号
化が行なわれる。オーバーフローモードの場合は
モード信号Mは5となり5ビツト等長符号化が行
なわれる。 ここでは伝送路のビツトレートは5ビツト/画
素より少し大きいビツトレートの値であるとして
いる。 なお符号Cは別にもうけなくて符号Aを用いる
こともできる。また予測誤差信号Eと量子化器出
力信号Qを合せて符号化するのではなく別々に符
号化した信号を適当なブロツク、例えば1水平走
査区間のサンプル数ごとにまとめてから交互に多
重化してバツフアーメモリーに送るようにしても
よい。 符号逆変換器36は表2に示す変換特性の逆変
換特性を有し多重化されたE,Qの変換符号を逆
変換して予測誤差信号Eおよび量子化器出力信号
Qを再生する。量子化器出力信号Qにおいて送ら
れて来ないビツトは0の値を補なう。 第1図の制御回路10では情報蓄積量から制御
用のモード信号を発生し、量子化7の量子化切換
信号発生器28でモード信号から量子化切換信号
を発生して量子化特性の切換を行なう構成になつ
ているが、量子化切換信号発生器28を制御回路
に含める構成にすることもできる。この場合は量
子化切換信号が制御信号として量子化器7へ送ら
れる。第6図においても同様のことがいえる。 以上の説明から明らかな様に本発明の復号化装
置を用いれば予測符号器が少ないビート数で構成
できるので復号化装置が簡単になる。 なお本発明の第1及び第2の実施例においては
予測符号器はノンリカーシブタイプおよびリカー
シブタイプのDPCM符号器の場合について示し
たがこれに限定されることはなく、他の方法、例
えば予測準位符号化でも良い。この場合、予測順
位を表わす信号が予測誤差信号に相当する。また
符号変換器は不等長符号化を行なう場合について
示したがランレングス符号化等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブ
ロツク図、第2図は予測符号器6および予測復号
器13の具体的な例を示す図、第3図は予測器1
5の具体的な回路例を示す図、第4図は量子化器
7の具体的な回路例を示す図、第5図は制御回路
10の制御特性の一例を示す図、第6図は本発明
の第2の実施例の構成を示すブロツク図、第7図
は予測符号器33および予測復号器37の具体的
な例を示す図、第8図は制御回路35の制御特性
の一例を示す図である。 1はA/D変換器、2は符号化装置、3は復号
化装置、4はD/A変換器、5は分配器、6およ
び33は予測符号器、7,27および39は量子
化器、8および34は符号変換器、9および11
はバツフアーメモリー、10および35は制御回
路、12および36は符号逆変換器、13および
37は予測復号器、14は合成器、15,18,
41および43は予測器、16,25および38
は減算器、17,26,40および42は加算
器、19,20,21および22はシフトレジス
ター、23および24は乗算器、28は量子化切
換信号発生器、29および30は論理積回路であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイジタルの画像信号の上位の複数ビツトか
    らなる信号は予測変換して符号化され、下位の複
    数ビツトからなる信号は量子化して符号化され、
    前記2つの符号化信号が多重化された信号を受信
    して一旦蓄えるバツフアーメモリーと、前記多重
    化信号をバツフアーメモリーから順次読み出して
    上位ビツトと下位ビツトに対応する符号に分離し
    各々を予測逆変換し復号化する手段と、前記復号
    化された上位ビツトの信号と下位ビツトの信号と
    を合成し元のデイジタル画像信号を出力する手段
    とを備えることを特徴とする復号化装置。
JP57000730A 1982-01-06 1982-01-06 復号化装置 Granted JPS58117743A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57000730A JPS58117743A (ja) 1982-01-06 1982-01-06 復号化装置

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JP57000730A JPS58117743A (ja) 1982-01-06 1982-01-06 復号化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50127504A (ja) * 1974-03-27 1975-10-07
JPS5372408A (en) * 1976-12-09 1978-06-27 Toshiba Corp Signal transimtter

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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