JP3244399B2 - 圧縮動画像符号信号の情報量変換回路、及び方法 - Google Patents

圧縮動画像符号信号の情報量変換回路、及び方法

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JP3244399B2
JP3244399B2 JP9030195A JP9030195A JP3244399B2 JP 3244399 B2 JP3244399 B2 JP 3244399B2 JP 9030195 A JP9030195 A JP 9030195A JP 9030195 A JP9030195 A JP 9030195A JP 3244399 B2 JP3244399 B2 JP 3244399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像信号を圧縮して
符号化して得られるビットストリームのビットレートを
変更する回路もしくは装置と、方法に関する。例えば、
動画像符号化標準規格のMPEGに準拠したビットスト
リームのビットレートを変更する回路もしくは装置と、
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像信号をデジタル化したデータを圧
縮して符号化する方式では、動き補償付き予測、直交変
換、量子化、可変長符号化等の手法が用いられている。
例えば、MPEGでは、動き補償付き予測、離散コサイ
ン変換(DCT;Discrete Cosine Transform)、適応量
子化、ハフマン符号化が採用されている。MPEGと
は、ISO(国際標準化機構)の下に設立された画像圧
縮の標準化委員会の名称「Moving Picture Experts Gro
up」の略称である。MPEG−1標準規格は「ISO/
IEC 11172」に規定されており、MPEG−2
標準規格草案は「ISO/IEC 13818」に規定
されている。
【0003】この分野の従来技術としては、USP49
85784(特開平1−200793号)、USP52
31484(特開平5−252507号)、USP52
93229(特開平5−276502号)、USP53
25125(特開平6−225284号)、特開平6−
164408号公報がある。
【0004】前記DCTでは、8×8画素に分割された
各ブロックが、各々低周波項〜高周波項の周波数成分に
分解されて、8×8の係数行列〔Cij〕に変換される。
【0005】前記量子化では、8×8の係数行列の各係
数Cijが、或る除数(量子化ステップ幅Q×当該係数C
ijに固有の定数Kij)で除算されて、余りが丸められ
る。ここで、前記当該係数Cijに固有の定数Kijは量子
化テーブルとして与えられるものである。この量子化テ
ーブルでは、イントラブロックでは、一般に、高周波成
分に対しては大きな値が用意されており、低周波成分に
対しては小さな値が用意されている。前記適応量子化で
は、出力されているビットストリームのビットレートが
監視され、その値が目標値になるように、前記量子化ス
テップ幅Qが定められる。即ち、ビットレートが目標値
より小さければ量子化ステップ幅Qが小さく制御され、
目標値より大きければ量子化ステップ幅Qが大きく制御
される。
【0006】前記ハフマン符号化では、量子化後の各係
数値C'ij の出現確率に応じて、該出現確率が高いほど
短い符号語となるように、各々符号語が割り当てられ
る。
【0007】前記量子化ステップ幅Qが大きいほどデー
タの圧縮度合いは大きくなって、ビットレートは低くな
る。即ち、情報量が少なくなる。また、ビットレートが
低くなるほど再現画像の画質は劣化するが、伝送系等の
システムへの負担は小さくなる。このため、素材伝送で
ある放送局用の機器では、高いビットレートで高品位な
ビットストリームが望まれる。一方、分配伝送である家
庭用の機器では、低いビットレートで低品位ではあるが
機器に対する負担の小さなビットストリームが望まれ
る。このことから、ビットレートを変更する機器が必要
とされている。
【0008】前記ビットレートは、固定の場合と可変の
場合がある。ビットレートが可変の場合とは、例えば、
2Mbps〜4Mbpsの範囲のビットレートであっ
て、平均が、3Mbpsになるような場合である。これ
は、圧縮度を上げても画質の劣化が目立たない場面と、
圧縮度を上げると著しく画質が劣化する場面があること
を考慮して、画質の劣化が目立つ場面ではビットレート
を高くし、画質の劣化が目立たない場面ではビットレー
トを低くしたものである。なお、前記係数行列に於い
て、高域項の係数値が大きな画像は量子化ステップ幅Q
を大きくして圧縮度を高くしても画質の劣化は目立たな
いが、高域項の係数値が小さな画像では量子化ステップ
幅Qを大きくして圧縮度を高くすると画質が著しく劣化
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ビットレートを変更す
る従来の機器では、前記ビットストリームをデコードし
て動画像データを再現した後、この動画像データを再び
エンコードして、所望のビットレートのビットストリー
ムを得ている。即ち、従来のビットレート変更用の機器
は、MPEGデコーダの後段に、MPEGエンコーダを
配したものである。また、このMPEGエンコーダに於
いて出力されているビットストリームのビットレートを
監視して、その値が目標値(=変更後のビットレートと
して指定された値)になるように前記量子化ステップ幅
Qを制御するものである。
【0010】前記MPEGデコーダでは、可変長復号
(=逆可変長符号化)、逆量子化、逆DCT、動き補償
付き予測等の周知の処理が行われる。動き補償付き予測
では、デコードされた動画像データに、時間的に先行す
る画像や時間的に後の画像が加算される。このため、時
間的に先行する画像や時間的に後の画像を記憶しておく
ためのメモリ(フレームメモリ)が必要となる。また、
時間的に後の画像を加算するため、その分の遅延が生ず
る。
【0011】前記MPEGエンコーダでは、動き補償付
き予測、DCT、量子化、可変長符号化等の周知の処理
が行われる。動き補償付き予測では、入力されて来る動
画像データから、時間的に先行する画像や時間的に後の
画像が減算される。このため、時間的に先行する画像や
時間的に後の画像を記憶しておくためのフレームメモリ
が必要となる。また、時間的に先行する画像や時間的に
後の画像のデータを再現するための回路である局部逆量
子化回路、局部逆DCT回路が必要となる。また、時間
的に後の画像を減算するため、その分の遅延が生ずる。
【0012】このようなMPEGデコーダとMPEGエ
ンコーダを直結した従来のビットレート変更用の機器
は、当然ながら回路構成が複雑で大型となって、コスト
高となる。また、処理の遅延度合いも大きい。本発明
は、このような事情に鑑みたものであり、回路構成が比
較的小型で簡単であり、処理の遅延度合いが小さなビッ
トレート変更用の回路もしくは装置、方法を提供するこ
とを目的とする。
【0013】また、本発明は、ビットレート変更後のビ
ットストリームが、業務用機器のビットストリームであ
るか、家庭用機器のビットストリームであるか等の事情
に応じて、最適な画質で最適な符号量のビットストリー
ムになるように、ビットレートを変更できる回路もしく
は装置、方法を提供することを目的とする。また、この
ため、固定ビットレートを他の固定ビットレートに変更
するばかりでなく、固定ビットレートを可変ビットレー
トに変更したり、可変ビットレートを他の可変ビットレ
ートに変更したり、可変ビットレートを固定ビットレー
トに変更したりできる回路もしくは装置、方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビットレート
に応じてデータ長が変わる係数データ(e)を含むビッ
トストリームのビットレートを変更する情報量変換回路
であって、前記ビットストリームから前記係数データ
(e)を分離するデータ分離手段(12)と、分離した前記
係数データ(e)を目標ビットレートに応じた変換後の
係数データ(e')を得るために逆量子化、量子化する手
段(16,20)と、変換前の前記係数データ(e)に
代えて変換後の前記係数データ(e')を含むビットスト
リームとする結合手段(26)と、を有する情報量変換回路
である。
【0015】本発明は、MPEG規格に準拠した圧縮動
画像データのビットストリーム(A)中から、量子化され
た直交変換係数の可変長符号化データ(e) を分離するデ
ータ分離手段(12)と、分離した前記可変長符号化データ
(e) に対して可変長復号及び逆量子化を行う手段(14,1
6) と、逆量子化後のデータを新たな量子化ステップ幅
で量子化し、さらに、可変長符号化して新たな可変長符
号化データ(e')を得るために量子化及び可変長符号化す
る手段(20,24) と、新たな可変長符号化データ(e')を、
前記ビットストリーム(A)中より分離した前記可変長
符号化データ(e)と置き換えて、新たなビットストリー
ム(B) とする結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号
の情報量を変換する情報量変換回路である。
【0016】本発明は、動画像データに、動き補償付き
予測処理、直交変換処理、量子化処理、可変長符号化処
理を施すことで圧縮符号化したビットストリーム(A) の
転送ビットレートを変更するビットレート変換回路に於
いて、前記ビットストリーム(A) 中より、少なくとも、
量子化された直交変換係数の可変長符号化データ(e)を
分離するデータ分離手段(12)と、分離した前記可変長符
号化データ(e) を可変長復号する手段(14)と、この可変
長復号されたデータに対して逆量子化を行う手段(16)
と、この逆量子化されたデータに対して新たな量子化ス
テップ幅で量子化する手段(20)と、この量子化されたデ
ータに対して可変長符号化を行い新たなデータ(e')を得
るために可変長符号化する手段(24)と、前記データ分離
手段(12)で分離されたデータ(e) を前記新たなデータ
(e')で置き換え配置して、新たなビットストリーム(B)
とする結合手段(26)と、を有する圧縮動画像データの情
報量を変換するビットレート変換回路である。
【0017】本発明は、少なくとも動画像データを適応
量子化処理して圧縮符号化を行った圧縮動画像符号信号
の情報量変換回路に於いて、この圧縮動画像符号信号中
より、前記適応量子化処理された係数データ(e) を分離
する分離手段(12)と、この適応量子化処理された係数デ
ータ(e)を、元の量子化ステップ幅(Qin) とは異なる
量子化ステップ幅(Qout)で量子化された係数データ
(e')に変換する適応量子化手段(16,20)(360)と、この適
応量子化手段(16,20)(360)からの係数データ(e')を、前
記分離手段(12)で分離された前記係数データ(e) と置換
する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号信号の情
報量変換回路である。
【0018】本発明は、動画像データを、少なくとも、
直交変換処理し、適応量子化処理して作成した第1の転
送ビットレートの圧縮動画像符号信号を、第2の転送ビ
ットレートの圧縮動画像符号信号に変換するための圧縮
動画像符号信号の情報量変換回路に於いて、前記第1の
転送ビットレートの圧縮動画像符号信号中より、少なく
とも、係数データ(e) 及び量子化幅ステップデータ値
(Qin) を分離する分離手段(12)と、前記第2の転送ビ
ットレートに適応した量子化ステップ幅値(Qout)を設
定するビットレート制御手段(32)と、前記係数データ
(e)と前記2つの量子化幅データ値(Qin,Qout)とに
基づいて、前記第2の転送ビットレートに適応した新た
な係数データ(e')を得るために逆量子化、適応量子化す
る手段(16,20)(34,36)と、を有する圧縮動画像符号の情
報量を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路で
ある。
【0019】本発明は、動画像信号を圧縮してエントロ
ピー符号化して得られるビットストリームを変換して第
1のビットレートを第2のビットレートに変える情報量
変換回路であって、前記ビットストリームを、ビットレ
ートに応じてデータ長が変わる符号とビットレートにか
かわらずデータ長が変わらない符号に分離するデータ分
離手段(12)と、前記データ分離手段(12)により分離した
前記ビットレートに応じてデータ長が変わる係数データ
(e)を、エントロピー復号化するデコーダ(14)と、前記
デコーダ(14)によりデコードしたデータを、前記第2の
ビットレートとして指定されている値に応じて変換する
逆量子化、量子化手段(16,20) と、前記逆量子化、量子
化手段(16,20) により変換したデータを、エントロピー
符号化するエンコーダ(24)と、前記エンコーダ(24)によ
りエントロピー符号化した係数データ(e')を前記ビット
ストリーム中の対応する係数データ(e)で置換する結合
手段(26)と、を有する圧縮動画像符号信号の情報量変換
回路である。
【0020】本発明は、動画像信号を、DCT、量子
化、可変長符号化して得られるビットストリームを変換
して第1のビットレートから第2のビットレートに変更
する情報量変換回路であって、前記ビットストリーム
を、ビットレートが変わるとデータ長が変わる係数デー
タ(e)と、ビットレートが変わってもデータ長が変わ
らないデータに分離するデータ分離手段(12)と、前記デ
ータ分離手段(12)により分離した前記ビットレートに応
じてデータ長が変わる係数データ(e)を、可変長復号
する可変長復号化手段(14)と、前記可変長復号化手段(1
4)により復号したデータを逆量子化する逆量子化手段(1
6)と、回路から出力されるビットストリームのビットレ
ートが前記第2のビットレートとして指定されている値
になるように新たな量子化ステップ幅(Qout)を決定し
て出力するビットレート制御手段(32)と、前記逆量子化
器(16)により逆量子化したデータを、前記ビットレート
制御手段(32)から入力される前記新たな量子化ステップ
幅(Qout)を用いて量子化する量子化手段(20)と、前記
量子化手段(20)で量子化したデータを可変長符号化し
て、新たな係数データ(e') として出力する可変長符号
化手段(24)と、分離した前記係数データ(e) を新たな前
記係数データ(e') で置換して新たなビットストリーム
とする結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情報
量を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路であ
る。
【0021】本発明は、動画像信号を、DCT、量子
化、可変長符号化して得られるビットストリームを変換
して第1のビットレートから第2のビットレートに変更
する情報量変換回路であって、前記ビットストリームか
らビットレートが変わるとデータ長が変わる係数データ
(e)を分離するデータ分離手段(12)と、前記データ分離
手段(12)により分離した前記係数データ(e) を可変長復
号する可変長復号化手段(14)と、前記可変長復号化手段
(14)により復号したデータを逆量子化する逆量子化手段
(16)と、前記逆量子化手段(16)により逆量子化したデー
タを新たな量子化ステップ幅(Qout)を用いて量子化す
る量子化手段(20)と、出力されるビットストリームが前
記第2のビットレートになるように前記新たな量子化ス
テップ幅(Qout)を決定するビットレート制御手段(32)
と、前記量子化手段(20)で量子化したデータを可変長符
号化して、新たな係数データ(e') として出力する可変
長符号化手段(24)と、分離した前記係数データ(e)を新
たな前記係数データ(e')で置換して新たなビットストリ
ームとする結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号の
情報量を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路
である。
【0022】本発明は、動画像データに、少なくとも、
DCT、量子化、可変長符号化を施して得られ、ビット
レートが変わるとデータ長が変わる係数データ(e)を含
むビットストリームを変換して、第1のビットレートか
ら第2のビットレートにする情報量変換回路であって、
前記ビットストリームを、前記係数データ(e)と、ビッ
トレートが変わってもデータ長が変わらない残余のデー
タに分離するデータ分離手段(12)と、前記データ分離手
段(12)により分離した前記係数データ(e)を可変長復号
する可変長復号化手段(14)と、前記第1のビットレート
を有するビットストリームの量子化ステップ幅(Qin)
を前記第2のビットレートを有するビットストリームの
量子化ステップ幅(Qout)で除算した比を、前記可変長
復号化手段(14)から出力される可変長復号後のデータに
乗算する再量子化手段(360) と、前記第2のビットレー
トが目標値になるように前記量子化ステップ幅(Qout)
を決定するビットレート制御手段(32)と、前記再量子化
手段(360) から出力されるデータを可変長符号化して係
数データ(e')として出力する可変長符号化手段(24)と、
前記係数データ(e')と前記残余のデータを多重して出力
する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情報量
を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路であ
る。
【0023】本発明は、動画像データに、少なくとも、
DCT、量子化、可変長符号化を施して得られ、ビット
レートが変わるとデータ長が変わる係数データ(e)を含
むビットストリームを変換して、第1のビットレートか
ら第2のビットレートにする情報量変換回路であって、
前記ビットストリームから前記係数データ(e)を分離す
るデータ分離手段(12)と、前記データ分離手段(12)によ
り分離した前記係数データ(e)を可変長復号する可変長
復号化手段(14)と、前記第1のビットレートを有するビ
ットストリームの量子化ステップ幅(Qin) を前記第2
のビットレートを有するビットストリームの量子化ステ
ップ幅(Qout)で除算した比を、前記可変長復号化手段
(14)から出力される可変長復号後のデータに乗算する再
量子化手段(360)と、前記第2のビットレートが目標値
になるように前記量子化ステップ幅(Qout)を決定する
ビットレート制御手段(32)と、前記再量子化手段(360)
から出力されるデータを可変長符号化して新たな係数デ
ータ(e')として出力する可変長符号化手段(24)と、分離
した前記係数データ(e)を新たな前記係数データ(e')で
置換する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情
報量を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路で
ある。
【0024】本発明は、ビットレートに応じてデータ長
が変わる係数データ(e)を含むビットストリームを第1
のビットレートから第2のビットレートに変更するビッ
トストリームの変換方法であって、前記ビットストリー
ム中から前記係数データ(e)を分離し、分離した前記係
数データ(e)に対して可変長復号及び逆量子化を行い、
前記第2のビットレートに応じた変換後の係数データ
(e')を得るために新たな量子化ステップ幅で量子化及び
可変長符号化し、分離した前記係数データ(e)に代えて
変換後の前記係数データ(e')を含むビットストリームと
する、ビットストリームの変換方法である。
【0025】本発明は、動画像データを、少なくとも、
DCT、量子化、可変長符号化して得られるビットスト
リームを変換して、第1のビットレートから第2のビッ
トレートにするビットストリームの変換方法であって、
前記ビットストリームを、ビットレートに応じてデータ
長が変わる第1のDCT係数データ(e)と残余のデータ
に分離し、前記第1のDCT係数データ(e)を可変長復
号化し、可変長復号化後のデータを逆量子化し、逆量子
化後のデータを前記第2のビットレートが目標値となる
ように設定される量子化ステップ幅(Qout)を用いて量
子化し、量子化後のデータを可変長符号化して第2のD
CT係数データ(e')とし、前記第2のDCT係数データ
(e')と前記残余のデータを多重して出力する、ビットス
トリームの変換方法である。
【0026】
【作用】圧縮動画像符号のビットストリームは、ビット
レートが変わると値が変わる符号(以下「可変符号」と
いう)と、ビットレートが変わっても値が変わらない符
号(以下「不変符号」という)から成る。可変符号は、
係数データCijに対応する符号や、量子化ステップ幅Q
に対応する符号である。以下、本明細書では、添字
「i」「j〕は、i行j列を表す。不変符号は、ヘッダ
データ,処理タイプデータ,動きベクトルデータ等に各
々対応する符号である。本発明では、ビットストリーム
から可変符号が切り出され、可変符号のみにビットレー
トを変更するための処理が施され、この変更処理後の可
変符号が、変更処理前の可変符号と置換される。また、
高域成分の情報量に応じて圧縮度が制御され、これによ
り、あまり画質を劣化させることなくビットレートが変
更されて、ビットストリームの情報量が所望の量にされ
る。
【0027】
【実施例】以下の説明では、100Mbps以下のビットレ
ート用の規格であるMPEG−2に準拠したビットスト
リームについて述べているが、本発明はMPEG−2規
格に限定されない。即ち、圧縮動画像符号の量子化ステ
ップ幅を制御することでビットレートを変更できるビッ
トストリームに関して適用される。例えば、テレビ電話
/会議用の動画像符号化標準規格であるH.261や、
MPEG−1規格に準拠したビットストリームについて
も同様に適用できる。
【0028】*ビットストリームとビットレート まず、ビットストリームとビットレートの関係を説明す
る。図1に示すように、同一の原動画像信号に基づいて
異なるビットレート、例えば、4Mbpsと2Mbpsのビット
レートになるように生成したMPEG−2規格のビット
ストリームは、データ長が各々異なる。図中、(A)が
4Mbps、(B)が2Mbpsである。このデータ長の差異
は、主として、ビットストリーム中の係数データeに起
因して生じている。即ち、MPEG−2規格のビットス
トリームは、ヘッダデータa、処理タイプデータ(MP
EGのMacro Block Type/MBT)b、動きベクトルデ
ータc、量子化ステップ幅データ(MPEGのQuantize
r Scale/QS)d、係数データe等の各符号から構成さ
れ、ヘッダデータaには、ピクチャタイプデータa1、
転送ビットレートデータ(MPEGのBit-Rate Value/
BRV)a2、画像サイズデータa3等が含まれる。こ
れらの符号の中で、係数データeのデータ長は、ビット
レートが変わると大きく変わる。その理由は、ビットレ
ートの変更が、係数データeを量子化する際の量子化ス
テップ幅を変更することによって行われるためである。
【0029】一方、図2に示すように、ヘッダデータ
a、処理タイプデータb、動きベクトルデータc、及
び、ピクチャタイプデータa1では、ビットレートにか
かわらずデータ内容とデータ長は略同じである。また、
量子化ステップ幅データdと転送ビットレートデータa
2では、データ長はビットレートにかかわらず略同じで
あるが、データ内容はビットレートによって異なる。な
お、MPEG−2の規格では、量子化ステップ幅データ
dは、スライス層の「QSC(quantize scale Code)」
とマクロブロック層の「QSC(quantize scale Cod
e)」であり、係数データeはブロック層のデータであ
り、転送ビットレートデータa2はシーケンス層の「B
RV(Bit Rate Value) 」であり、ピクチャタイプデー
タa1は、ピクチャ層の「PCT(Picture Coding Typ
e)」である。
【0030】以上の事情から明らかなように、ビットレ
ートを変更する場合には、処理タイプデータbと動きベ
クトルデータcを新たに演算する必要はなく、従前の符
号をそのまま用いることができる。ここで、演算とは、
MPEGデコーダにて一旦動画像データにデコードした
後に、MPEGエンコーダにて再び圧縮符号にエンコー
ドする処理をいう。なお、正確にいうと、ビットレート
が変わると、MPEGエンコーダに内蔵されている局部
デコーダにてデコードされる復号画像が変わるため、処
理タイプデータbと動きベクトルデータcとが若干変動
する場合もあるが、この変動は小さく、無視できる程度
である。したがって、ビットレートの変更によって実質
的に変わるのは、係数データe、量子化ステップ幅デー
タd、及び、転送ビットレートデータa2であり、さら
に、データ長が実質的に変わるのは係数データeであ
る。本発明は、このことを利用している。
【0031】第1実施例 次に、図3に即して、第1実施例を説明する。図3の回
路は、ビットレート4Mbpsのビットストリームを2Mbps
のビットストリームに変更する回路である。なお、出力
ビットストリームのビットレートを2Mbpsのビットスト
リームに変更すべきことは、例えば、不図示の操作スイ
ッチからの入力操作で指定するようにしてもよく、ま
た、デフォルトとして指定されていてもよい。
【0032】図3に示すビットレート変更回路の入力端
子10には、4MbpsのMPEG−2規格のビットストリー
ムが入力する。このビットストリームは、データ分離回
路12にて、先述の分類にしたがって分離される。即ち、
データ内容とデータ長が変わらない処理タイプデータb
と動きベクトルデータcは、そのまま、結合回路26へ送
られる。
【0033】データ内容及びデータ長が変わる係数デー
タeは、逆可変長符号化回路(=可変長復号化回路)14
へ送られて可変長復号された後、逆量子化回路16へ送ら
れて逆量子化される。即ち、可変長復号後の各係数デー
タC'ij に、量子化ステップ幅Qinが各々乗算され、さ
らに、当該係数C'ij に固有の定数Kijが各々乗算され
る。この量子化ステップ幅Qinはデータ分離回路12で分
離されて送られて来る量子化ステップ幅データdによっ
て与えられる。また、各係数に固有の定数Kijは量子化
行列テーブル18によって与えられる。
【0034】逆量子化された各係数データC"ij は、次
に量子化回路20へ送られて量子化される。即ち、逆量子
化後の各係数データC"ij が、量子化ステップ幅Qout
で各々除算され、さらに、当該係数C"ij に固有の定数
Kijで各々除算される。この量子化ステップ幅Qout は
レート制御回路32から入力される。また、各係数に固有
の定数Kijは量子化行列テーブル22によって与えられ
る。ここで、量子化行列テーブル22は逆量子化回路16の
量子化行列テーブル18と同じ内容である。
【0035】また、レート制御回路32は、バッファ28の
状態を監視し、該バッファ28から出力されるビットスト
リームのビットレートが指定されているビットレート2
Mbpsになるように量子化ステップ幅Qout を決定して、
量子化回路20へ送っている。例えば、バッファ28の占有
率もしくは占有変化率を監視して、その値が所望の値と
なるように量子化ステップ幅Qout を決定している。な
お、バッファ28へ入力されるデータの符号量の平均が指
定されたビットレート2Mbpsより低い場合には量子化ス
テップ幅Qout を小さく制御し、2Mbpsより高い場合に
は大きく制御してもよい。
【0036】また、量子化ステップ幅Qout の決定に
は、ピクチャタイプがIピクチャ、Pピクチャ、又は、
Bピクチャの何れであるかの情報が必要である。ピクチ
ャタイプ毎に目標符号量が異なり、このため、量子化ス
テップ幅も変更されるためである。この情報は、データ
分離回路12で分離されて送られて来るピクチャタイプデ
ータa1によって与えられる。また、逆量子処理及び量
子化処理では、処理対象のマクロブロックがイントラマ
クロブロックであるかインターマクロブロックであるか
の情報が必要である。イントラブロックとインターブロ
ックとで、量子化テーブルの値が変更されるためであ
る。この情報は、データ分離回路12で分離されて送られ
て来る処理タイプデータbによって与えられる。こうし
て量子化された各係数データC"'ijは、可変長符号化回
路24へ送られて可変長符号化されて係数データe' とさ
れて、結合回路26に入力する。
【0037】結合回路26では、データ分離回路12から送
られて来る処理タイプデータb及び動きベクトルデータ
cと、同じくデータ分離回路12から送られて来る転送ビ
ットレートデータa2を除くヘッダデータaに、可変長
符号化回路24から送られて来る変換後の係数データe'
と、レート制御回路32から送られて来る新たな量子化ス
テップ幅Qout に対応する量子化ステップ幅データd’
と、レート制御回路32から送られて来る新たなビットレ
ートに対応する転送ビットレートデータa2’とが結合
され、この結合された2Mbpsのビットストリームが、バ
ッファ28を介して、出力端子30から出力される。このよ
うにして図3の回路でのビットレート変更処理が行わ
れ、その結果、図4に示すように、ビットストリーム
(A)がビットストリーム(B)に変換される。
【0038】*第2実施例 次に、図5に即して、第2実施例を説明する。図5は、
図3に於いて量子化行列テーブル18と量子化行列テーブ
ル22の内容が同じであることに着目し、逆量子化回路16
と量子化回路20とで行われる処理を簡略化した例であ
る。以下、図3と共通するブロックには同一の符号を付
し、説明は省略する。
【0039】図3の逆量子化回路16の各係数の出力C"i
j は、 C"ij =C'ij ×Qin×Kij で与えられる。ここで、Kijは、先述のように、量子化
行列テーブル18によって与えられる各係数に固有の定数
である。
【0040】また、図3の量子化回路20の各係数の出力
C"'ijは、 C"'ij=C"ij ÷Qout ÷Kij =C'ij ×Qin×Kij÷Qout ÷Kij =C'ij ×Qin÷Qout で与えられる。このことを利用して、図5では、 Qin÷Qout の割り算を行う除算回路34を設け、また、逆量子化回路
16及び量子化回路20に代えて、 C'ij ×Qin・out の乗算を行う再量子化回路36を設けている。ここで、 Qin・out =Qin÷Qout である。このように、図5の例では、図3よりも簡略化
された回路によって、図3の回路と同等の機能を実現し
ている。
【0041】*第2実施例の変形 次に、図5の回路のビットレート変更の機能をCPUを
用いてソフトウエアによって実現した例を、図6に即し
て説明する。入力されるビットストリームから切り出さ
れた各データは、まず、量子化ステップ幅データdであ
るか否か判定され、YESであれば、量子化ステップ幅
データd’に変更されて出力される。即ち、量子化ステ
ップ幅Qinが、量子化ステップ幅Qout に変更される。
この量子化ステップ幅Qout は、例えば、目標データ量
Nと、データ量カウント値Mに基づいて、 Qout =C1+(M−N)/C2 として演算することができる。ここで、C1とC2は定
数である。
【0042】一方、上記判定の結果、量子化ステップ幅
データdで無い場合は、さらに、係数データeであるか
否か判定され、YESであれば、係数データe’に変更
されて出力される。即ち、係数C'ij が係数C"'ijに変
更される。係数C"'ijは、前述のように、 C"'ij=C'ij ×Qin÷Qout として演算することができる。なお、上記判定の結果、
量子化ステップ幅データdでなく、且つ、係数データe
でもない場合は、そのまま出力される。
【0043】*第3実施例 図5の回路は、また、図7のように変形することもでき
る。つまり、図5の除算回路34で行っていた除算処理
を、再量子化回路360 内にて行うようにしてもよい。つ
まり、再量子化回路360 に於いて、 C"'ij=C'ij ×Qin÷Qout という乗算と除算とを行うようにしてもよい。また、図
7では、入出力されるビットストリームのビットレート
は何れも可変ビットレートであるが、これは、固定ビッ
トレートであってもよい。なお、図7の回路に於いて図
5と同じブロックには同じ符号を付し、説明は省略す
る。
【0044】*第4実施例 次に、図8に即して、第4実施例を説明する。図8で
は、図3のレート制御回路32に代えてレート制御回路32
0 を設けるとともに高域情報量チェック回路31を追加
し、レート制御回路320 への入力として、図3に於ける
バッファ28の監視結果及びピクチャタイプデータa1に
加えて、高域情報量チェック回路31からのデータを追加
して採用している。
【0045】高域情報量チェック回路31は、逆量子化回
路16から出力される係数C"ij の中の高域項の係数の値
を監視して、その値が上限の設定値を越えた場合や、下
限の設定値を下回った場合に、その旨をレート制御回路
320 に送る。レート制御回路320 は、高域係数のデータ
値が上限の設定値を越えた場合には量子化ステップ幅Q
out をさらに大きく制御して圧縮度を上げ、下限の設定
値を下回った場合には量子化ステップ幅Qout をさらに
小さく制御して圧縮度を下げている。
【0046】ここで、「さらに大きく」又は「さらに小
さく」とは、「バッファ28の監視結果及びピクチャタイ
プデータa1のみで定まる実施例3の値よりも大きく」
又は「バッファ28の監視結果及びピクチャタイプデータ
a1のみで定まる実施例3の値よりも小さく」すること
である。このように制御することで、画質の劣化が目立
ち易い場面では圧縮率をあまり大きくせず、且つ、画質
の劣化が目立ち難い場面では圧縮率を大きくし、これに
より、全体として情報量を所望の値に低減するという効
果を達成している。即ち、情報量を削減しても、画質の
劣化を最小限に留めるという効果を達成している。
【0047】なお、高域情報量チェック回路31では上限
及び下限の設定値との比較を行わず、高域項の係数値を
検出するに留め、この検出結果をレート制御回路320 へ
送って、レート制御回路320 に於いて上限及び下限の各
設定値との比較を行うように構成してもよい。
【0048】*第5実施例 次に、図9に即して、第5実施例を説明する。図9で
は、図7のレート制御回路32への入力として、図7に於
けるバッファ28の監視結果及びピクチャタイプデータa
1に加えて、データ分離回路12からの転送ビットレート
データa2を追加して採用している。なお、図9では、
入力されるビットストリームのビットレートは少なくと
も或る期間に於いて固定ビットレートであり、その期間
のビットレートを示すデータが、ビットストリーム中に
転送ビットレートデータa2として含まれている。この
転送ビットレートデータa2は、その転送ビットレート
データa2で管理される場面の圧縮度の指標となるデー
タである。このように転送ビットレートデータa2を取
り入れることにより、各場面の性質に応じた最適な量子
化ステップ幅Qout を得ることができる。
【0049】*第6実施例 次に、図10に即して、第6実施例を説明する。図10
では、図9に於いてデータ分離回路12の前段に転送ビッ
トレート検出回路11を設け、この転送ビットレート検出
回路11で検出した転送ビットレートデータa2を、レー
ト制御回路32に入力している。即ち、図10の回路で
は、転送ビットレートデータa2をビットストリーム中
に有しない可変ビットレートのビットストリームが入力
されている。このため、転送ビットレート検出回路11で
転送ビットレートを検出して、その結果をレート制御回
路32に送ることにより、図9の場合と同様に、各場面の
性質に応じた最適な量子化ステップ幅Qout を得ること
ができるようにしている。なお、図9及び図10で、出
力ビットストリームのビットレートが1〜3Mbpsである
とは、この範囲内の可変ビットレートのビットストリー
ムが出力されることを意味する。
【0050】上記に於いて、QinがQout より大きい場
合には、本装置での効果は無い。そこで、以下のように
してもよい。即ち、QinとQout を比較し、 Qin<Qout であれば前述と同様に処理し、 Qin≧Qout であれば、Qout の値をQinに書き換えた後に、前述と
同様に処理するようにしてもよい。この場合には、その
区間でのデータの変換は行われない。
【0051】
【発明の効果】本発明では、ビットレートに応じてデー
タ長が変わる可変符号が、ビットストリームから切り出
され、該可変符号にビットレート変更処理が施され、ビ
ットストリーム中の変更処理前の可変符号(=変更処理
後の可変符号に対応する変更処理前の可変符号)と置換
される。このため、ビットレート変更回路の構成が簡略
化され、処理の遅延も少なくなるという効果がある。
【0052】また、高域成分の情報量が大きな画像は量
子化ステップ幅を大きくして圧縮度を高くしても画質の
劣化は目立たないが、高域成分の情報量が小さな画像で
は量子化ステップ幅を大きくして圧縮度を高くすると画
質が著しく劣化するという性質が利用され、高域成分の
情報量に応じて圧縮度が変えられるため、ビットレート
は低いが画質の劣化が少ないビットストリームを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同一の動画像から各々生成したビットレート4
Mbpsと2Mbpsの各圧縮符号のビットストリームを示す説
明図。
【図2】図1の2つのビットストリームのデータ種別毎
のデータ内容とデータ長の異同を示す説明図。
【図3】第1実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
【図4】図3の回路によりビットレートを変更されたビ
ットストリームの説明図。
【図5】第2実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
【図6】第2実施例をソフトウエアで実現する場合のフ
ロ−チャ−ト。
【図7】第3実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
【図8】第4実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
【図9】第5実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
【図10】第6実施例の装置の回路構成を示すブロック
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 智子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−107461(JP,A) 1993年画像符号化シンポジウム(PC SJ93)p.27−28(1−6 画像の再 符号化における符号化制御方式の検討)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットレートに応じてデータ長が変わる
    係数データ(eを含むビットストリームのビットレー
    トを変更する情報量変換回路であって、 前記ビットストリームから前記係数データ(e分離
    するデータ分離手段(12)と、分離 した前記係数データ(e)を目標ビットレートに応
    た変換後の係数データ(e')を得るために逆量子化、
    量子化する手段(16,20)と、 変換前の前記係数データ(eに代えて変換後の前記
    データ(e'含むビットストリームとする結合手段
    (26)と、を有する情報量変換回路。
  2. 【請求項2】 MPEG規格に準拠した圧縮動画像デー
    タのビットストリーム(A) 中から、量子化された直交変
    換係数の可変長符号化データ(e) を分離するデータ分離
    手段(12)と、分離 した前記可変長符号化データ(e) に対して可変長復
    号及び逆量子化を行う手段(14,16) と、 逆量子化後のデータを新たな量子化ステップ幅で量子化
    し、さらに、可変長符号化して新たな可変長符号化デー
    タ(e')を得るために量子化及び可変長符号化する手段(2
    0,24) と、 新たな可変長符号化データ(e')を、前記ビットストリー
    ム(A)中より分離した前記可変長符号化データ(e) と
    置き換えて、新たなビットストリーム(B) とする結合
    段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情報量を変換する
    情報量変換回路。
  3. 【請求項3】 動画像データに、動き補償付き予測処
    理、直交変換処理、量子化処理、可変長符号化処理を施
    すことで圧縮符号化したビットストリーム(A)の転送
    ットレートを変更するビットレート変換回路に於いて、 前記ビットストリーム(A) 中より、少なくとも、量子化
    された直交変換係数の可変長符号化データ(e) を分離す
    るデータ分離手段(12)と、分離した 前記可変長符号化データ(e) を可変長復号する
    手段(14)と、 この可変長復号されたデータに対して逆量子化を行う手
    段(16)と、 この逆量子化されたデータに対して新たな量子化ステッ
    プ幅で量子化する手段(20)と、 この量子化されたデータに対して可変長符号化を行い新
    たなデータ(e')を得るために可変長符号化する手段(24)
    と、 前記データ分離手段(12)で分離されたデータ(e) を前記
    新たなデータ(e')で置き換え配置して、新たなビットス
    トリーム(B) とする結合手段(26)と、を有する圧縮動画
    データの情報量を変換するビットレート変換回路。
  4. 【請求項4】 少なくとも動画像データを適応量子化処
    理して圧縮符号化を行った圧縮動画像符号信号の情報量
    変換回路に於いて、 この圧縮動画像符号信号中より、前記適応量子化処理さ
    れた係数データ(e) を分離する分離手段(12)と、 この適応量子化処理された係数データ(e)を、元の量子
    化ステップ幅(Qin)とは異なる量子化ステップ幅(Qo
    ut)で量子化された係数データ(e')に変換する適応量子
    化手段(16,20)(360)と、 この適応量子化手段(16,20)(360)からの係数データ(e')
    を、前記分離手段(12)で分離された前記係数データ(e)
    と置換する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号信
    号の情報量変換回路。
  5. 【請求項5】 動画像データを、少なくとも、直交変換
    処理し、適応量子化処理して作成した第1の転送ビット
    レートの圧縮動画像符号信号を、第2の転送ビットレー
    トの圧縮動画像符号信号に変換するための圧縮動画像符
    号信号の情報量変換回路に於いて、 前記第1の転送ビットレートの圧縮動画像符号信号中よ
    り、少なくとも、係数データ(e) 及び量子化幅ステップ
    データ値(Qin) を分離する分離手段(12)と、 前記第2の転送ビットレートに適応した量子化ステップ
    幅値(Qout)を設定するビットレート制御手段(32)と、 前記係数データ(e)と前記2つの量子化幅データ値(Qi
    n,Qout)とに基づいて、前記第2の転送ビットレート
    に適応した新たな係数データ(e')を得るために逆量子
    化、適応量子化する手段(16,20)(34,36)と、を有する圧
    縮動画像符号の情報量を変換する圧縮動画像符号信号の
    情報量変換回路。
  6. 【請求項6】 動画像信号を圧縮してエントロピー符号
    化して得られるビットストリームを変換して第1のビッ
    トレートを第2のビットレートに変える情報量変換回路
    であって、 前記ビットストリームを、ビットレートに応じてデータ
    長が変わる符号とビットレートにかかわらずデータ長が
    変わらない符号に分離するデータ分離手段(12)と、 前記データ分離手段(12)により分離した前記ビットレー
    トに応じてデータ長が変わる係数データ(e)を、エント
    ロピー復号化するデコーダ(14)と、 前記デコーダ(14)によりデコードしたデータを、前記第
    2のビットレートとして指定されている値に応じて変換
    する逆量子化、量子化手段(16,20) と、 前記逆量子化、量子化手段(16,20) により変換したデー
    タを、エントロピー符号化するエンコーダ(24)と、 前記エンコーダ(24)によりエントロピー符号化した係数
    データ(e')を前記ビットストリーム中の対応する係数デ
    ータ(e)で置換する結合手段(26)と、を有する圧縮動画
    像符号信号の情報量変換回路。
  7. 【請求項7】 動画像信号を、DCT、量子化、可変長
    符号化して得られるビットストリームを変換して第1の
    ビットレートから第2のビットレートに変更する情報量
    変換回路であって、 前記ビットストリームを、ビットレートが変わるとデー
    タ長が変わる係数データ(e)と、ビットレートが変わ
    ってもデータ長が変わらないデータに分離するデータ
    手段(12)と、 前記データ分離手段(12)により分離した前記ビットレー
    トに応じてデータ長が変わる係数データ(e)を、可変
    長復号する可変長復号化手段(14)と、 前記可変長復号化手段(14)により復号したデータを逆量
    子化する逆量子化手段(16)と、 回路から出力されるビットストリームのビットレートが
    前記第2のビットレートとして指定されている値になる
    ように新たな量子化ステップ幅(Qout)を決定して出力
    するビットレート制御手段(32)と、 前記逆量子化器(16)により逆量子化したデータを、前記
    ビットレート制御手段(32)から入力される前記新たな量
    子化ステップ幅(Qout)を用いて量子化する量子化手段
    (20)と、 前記量子化手段(20)で量子化したデータを可変長符号化
    して、新たな係数データ(e') として出力する可変長符
    号化手段(24)と、分離した 前記係数データ(e) を新たな前記係数データ
    (e') で置換して新たなビットストリームする結合
    段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情報量を変換する
    圧縮動画像符号信号の情報量変換回路。
  8. 【請求項8】 動画像信号を、DCT、量子化、可変長
    符号化して得られるビットストリームを変換して第1の
    ビットレートから第2のビットレートに変更する情報量
    変換回路であって、 前記ビットストリームからビットレートが変わるとデー
    タ長が変わる係数データ(e)を分離するデータ分離手段
    (12)と、 前記データ分離手段(12)により分離した前記係数データ
    (e) を可変長復号する可変長復号化手段(14)と、 前記可変長復号化手段(14)により復号したデータを逆量
    子化する逆量子化手段(16)と、 前記逆量子化手段(16)により逆量子化したデータを新た
    な量子化ステップ幅(Qout)を用いて量子化する量子化
    手段(20)と、 出力されるビットストリームが前記第2のビットレート
    になるように前記新たな量子化ステップ幅(Qout)を決
    定するビットレート制御手段(32)と、 前記量子化手段(20)で量子化したデータを可変長符号化
    して、新たな係数データ(e') として出力する可変長符
    号化手段(24)と、分離した 前記係数データ(e)を新たな前記係数データ
    (e')で置換して新たなビットストリームする結合手段
    (26)と、を有する圧縮動画像符号の情報量を変換する圧
    縮動画像符号信号の情報量変換回路。
  9. 【請求項9】求項6、又は請求項7に於いて、前記
    ビットストリームはMPEG標準規格に準拠した符号列
    である、圧縮動画像符号信号の情報量変換回路。
  10. 【請求項10】 請求項7、又は請求項8に於いて、前
    記ビットレート制御手段(32)は、入力されて来るビット
    ストリームの転送ビットレートを参照して前記量子化ス
    テップ幅を決定する、圧縮動画像符号信号の情報量変換
    回路。
  11. 【請求項11】 動画像データに、少なくとも、DC
    T、量子化、可変長符号化を施して得られ、ビットレー
    トが変わるとデータ長が変わる係数データ(e)を含むビ
    ットストリームを変換して、第1のビットレートから第
    2のビットレートにする情報量変換回路であって、 前記ビットストリームを、前記係数データ(e)と、ビッ
    トレートが変わってもデータ長が変わらない残余のデー
    に分離するデータ分離手段(12)と、 前記データ分離手段(12)により分離した前記係数データ
    (e)を可変長復号する可変長復号化手段(14)と、 前記第1のビットレートを有するビットストリームの量
    子化ステップ幅(Qin) を前記第2のビットレートを有
    するビットストリームの量子化ステップ幅(Qout)で除
    算した比を、前記可変長復号化手段(14)から出力される
    可変長復号後のデータに乗算する再量子化手段(360)
    と、 前記第2のビットレートが目標値になるように前記量子
    化ステップ幅(Qout)を決定するビットレート制御手段
    (32)と、 前記再量子化手段(360) から出力されるデータを可変長
    符号化して係数データ(e')として出力する可変長符号化
    手段(24)と、 前記係数データ(e')と前記残余のデータを多重して出力
    する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符号の情報量
    を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換回路。
  12. 【請求項12】 動画像データに、少なくとも、DC
    T、量子化、可変長符号化を施して得られ、ビットレー
    トが変わるとデータ長が変わる係数データ(e)を含むビ
    ットストリームを変換して、第1のビットレートから第
    2のビットレートにする情報量変換回路であって、 前記ビットストリームから前記係数データ(e)を分離す
    るデータ分離手段(12)と、 前記データ分離手段(12)により分離した前記係数データ
    (e)を可変長復号する可変長復号化手段(14)と、 前記第1のビットレートを有するビットストリームの量
    子化ステップ幅(Qin) を前記第2のビットレートを有
    するビットストリームの量子化ステップ幅(Qout)で除
    算した比を、前記可変長復号化手段(14)から出力される
    可変長復号後のデータに乗算する再量子化手段(360)
    と、 前記第2のビットレートが目標値になるように前記量子
    化ステップ幅(Qout)を決定するビットレート制御手段
    (32)と、 前記再量子化手段(360)から出力されるデータを可変長
    符号化して新たな係数データ(e')として出力する可変長
    符号化手段(24)と、分離した 前記係数データ(e)を新たな前記係数データ
    (e')で置換する結合手段(26)と、を有する圧縮動画像符
    号の情報量を変換する圧縮動画像符号信号の情報量変換
    回路。
  13. 【請求項13】 請求項11、又は請求項12に於い
    て、 前記再量子化手段(360)が、前記第1のビットレートを
    有するビットストリームの量子化ステップ幅(Qin) を
    前記第2のビットレートを有するビットストリームの量
    子化ステップ幅(Qout)で除算する除算手段(34)と、前
    記除算手段(34)の出力を、前記可変長復号化手段(14)か
    ら出力される可変長復号後のデータに乗算する乗算手段
    (36)と、で構成される圧縮動画像符号信号の情報量変換
    回路。
  14. 【請求項14】 請求項7、請求項8、請求項11、請
    求項12、又は請求項13に於いて、 前記ビットレート制御手段(32)は、前記逆量子化手段(1
    6)から出力される係数行列データ(C"ij)の高域係数の
    値に応じて、前記新たな量子化ステップ幅(Qout)の決
    定値を調整する、圧縮動画像符号信号の情報量変換回
    路。
  15. 【請求項15】 請求項14に於いて、 前記ビットレート制御手段(32)は、前記逆量子化手段(1
    6)から出力される係数行列データ(C"ij)の高域係数の
    値が所定の設定値を越えた場合には前記新たな量子化ス
    テップ幅(Qout)の決定値を更に小さく調整する、圧縮
    動画像符号信号の情報量変換回路。
  16. 【請求項16】 請求項10に於いて、 前記ビットレート制御手段(32)は、入力されて来るビッ
    トストリーム中の転送ビットレートデータ(a2)に基づい
    て前記転送ビットレートを検出する、圧縮動画像符号信
    号の情報量変換回路。
  17. 【請求項17】 請求項10に於いて、 前記入力されて来るビットストリームの転送ビットレー
    トを検出して、前記ビットレート制御手段(32)へ出力す
    転送ビットレート検出手段(11)を有する、圧縮動画像
    符号信号の情報量変換回路。
  18. 【請求項18】 ビットレートに応じてデータ長が変わ
    る係数データ(e)を含むビットストリームを第1のビッ
    トレートから第2のビットレートに変更するビットスト
    リームの変換方法であって、 前記ビットストリーム中から前記係数データ(e)を分離
    し、分離した前記係数データ(e)に対して可変長復号及
    び逆量子化を行い、前記第2のビットレートに応じた変
    換後の係数データ(e')を得るために新たな量子化ステッ
    プ幅で量子化及び可変長符号化し、分離した前記係数デ
    ータ(e)に代えて変換後の前記係数データ(e')を含むビ
    ットストリームとする、ビットストリームの変換方法。
  19. 【請求項19】 動画像データを、少なくとも、DC
    T、量子化、可変長符号化して得られるビットストリー
    ムを変換して、第1のビットレートから第2のビットレ
    ートにするビットストリームの変換方法であって、前記
    ビットストリームを、ビットレートに応じてデータ長が
    変わる第1のDCT係数データ(e)と残余のデータに分
    離し、前記第1のDCT係数データ(e)を可変長復号化
    し、可変長復号化後のデータを逆量子化し、逆量子化後
    のデータを前記第2のビットレートが目標値となるよう
    に設定される量子化ステップ幅(Qout)を用いて量子化
    し、量子化後のデータを可変長符号化して第2のDCT
    係数データ(e')とし、前記第2のDCT係数データ(e')
    と前記残余のデータを多重して出力する、ビットストリ
    ームの変換方法。
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