JPH04143117A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH04143117A
JPH04143117A JP26222990A JP26222990A JPH04143117A JP H04143117 A JPH04143117 A JP H04143117A JP 26222990 A JP26222990 A JP 26222990A JP 26222990 A JP26222990 A JP 26222990A JP H04143117 A JPH04143117 A JP H04143117A
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JP
Japan
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temperature
evaporator
compressor
air
reaches
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Pending
Application number
JP26222990A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fujiki
藤記 勉
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH04143117A publication Critical patent/JPH04143117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用空調装置に係り、詳しくは外気の温度が
0℃以下でも作動するようにした自動車等の車両に設け
られる空調装置に関するものである。
C従来の技術〕 自動車等の車両に設けられる空調装置は、例えば、特開
昭61−98607号公報に記載されているように、車
室内の空気又は外気をエバポレータと称される蒸発器ま
たは温水ヒータを通過させることによって熱交換をおこ
なわせ、これを冷気または暖気として車室内に導入循環
させるように構成される。これら空調された冷気または
暖気はメインダクトを介して車室内に導入循環される一
方、そのメインダクトから分岐させたデフロスタダクト
からもフロントウィンドガラスの内面に向けて吹き付け
、霜取りをもおこなえるようにしている。つまり、車室
内外の温度差のために、フロントウィンドガラスの内面
が結露して視界が妨げられるような場合には、冷気また
は暖気を直接フロントウインドガラスの内面に吹き付け
ることによって、その温度差を解消し、曇りを取り除く
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、寒冷時にフロントウィンドガラスが結露した
ときには、デフロスタダクトから冷気を吹き出させると
良好な霜取りをおこなうことができる。これは、メイン
ダクトからの暖気の導入等により車室内の温度が外気よ
りも高くなっており、プロントウィンドガラスの内外面
での温度差が大きくなっているので、その内面に冷気を
吹き付けることによって、前述したように、その温度差
を解消できるためである。
ところが、外気の温度が0°C以下の状態で装置の運転
を続けると、エバポレータが凍結してしまうので、これ
を避けるために、従来の空調装置では、外気が0℃以下
では、冷媒を循環させるコンプレッサーを作動させない
ようにしている。そのため、冬季には、とくに発車時等
において、車体が冷えているときにデフロスタダクトか
らの冷気によるフロントウィンドガラスの霜取りをおこ
なうことができないことが多かった。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、寒冷時にお
いてもエバポレータを凍結させることなく冷気を発生さ
せ、フロントウィンドガラスの霜取りをおこなうことが
できるようにした車両用空調装置を提供することを課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の車両用空調装置は、前記の課題を解決するため
に、外気の温度を検出する外気温検出手段と、冷房用空
調のために冷媒を圧縮・循環させるコンプレッサーと、
そのコンプレッサーにより循環される冷媒によって周囲
の空気から気化熱を奪い、冷気を発生させるエバポレー
タと、そのエバポレータの温度を検出するエバポ温度検
出手段と、前記外気温検出手段によって検出される外気
の温度が0°C以下のときには、上記エバポレータの温
度に応じて作動し、そのエバポレータの温度が0°Cも
しくは0°Cより低い設定下限温度になると前記コンプ
レッサーの動作を停止させる複数段階のオンオフ制御を
おこなうステップ制御手段とを設けている。
〔作   用〕
最も簡略な例えば2ステツプ制御では、以下のような制
御をおこなえばよい。まず、外気温検出手段によって検
出される外気の温度が0°C以下であると、エアコンス
イッチをオンしたときに、エバポ温度検出手段によって
検出されるそのときのエバポレータの温度が0℃よりも
高い場合はステップ制御手段により、そのエバポレータ
の温度が0℃になるまでコンプレッサーを作動させて冷
媒を循環させ、エバポレータによって冷気を発生させる
。これにより、フロントウィンドガラスの霜取りをおこ
なうことができる。エバポレータの温度が0℃になると
コンプレッサーを停止させることにより、エバポレータ
の凍結を防止する。その後、エンジンの稼動による発熱
等のために、エバポレータの温度が上昇し、0℃以上の
所定の温度になれば、コンプレッサーを再び作動させれ
ばよい。この所定の温度は、確実にエバポレータ3の温
度が、0°C以上に上昇したことを確認できる安全側の
値として設定されるべきで、例えば3℃程度が適当であ
る。
今度は、エバポレータの温度が0°Cより低い設定下限
温度になるまでコンプレッサーを作動させ、下限温度に
なって停止させた後は再び0℃以上の所定の温度になる
まで、その停止状態を維持させ、エバポレータの凍結を
防ぐことができる。この下限温度は、装置の型式、機種
等に応じて設定されるべきで、例えば−10°Cとして
もよい。
一方、エアコンスイッチをオンしたときのエバポレータ
の温度が0°Cよりも低い場合は、0℃より低い設定下
限温度になるまでコンプレッサーを作動させ、下限温度
になって停止させた後は同様にエンジンの発熱等により
0°C以上の所定の温度に上昇するまでその停止状態を
維持させることにより、エバポレータの凍結を防ぐこと
ができる。
0°C以上の所定の温度になると再びコンプレッサーを
作動させ、0°Cになると停止させた後、0℃以上の所
定の温度になれば再びコンプレッサーを作動させ、今度
はO″Cより低い設定下限温度で停止させ、再び0°C
以上の所定の温度になるまでその停止状態を維持させれ
ばよい。
このようにコンプレッサーを複数段階にオンオフする制
御を繰り返しておこなうことにより、エバポレータの凍
結を防ぎつつ、コンプレッサーを作動させ、冷気を効果
的に得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の車両用空調装置は、外気温検出手段と、冷媒を
圧縮・循環させるコンプレッサーと、その冷媒によって
冷気を発生させるエバポレータと、そのエバポレータの
温度を検出するエバポ温度検出手段と、外気の温度が0
°C以下のとき、エバポレータの温度に応じて作動し、
そのエバポレータの温度が0°Cもしくは0°Cより低
い設定下限温度になると前記コンプレッサーの動作を停
止させる複数段階のオンオフ制御手段とを具備している
ので、寒冷時においてもエバポレータを凍結させること
なく冷気を発生させてフロントウィンドガラスの霜取り
をおこなうことができる。
〔実 施 例〕
以下に、本発明の実施例に基づいて詳細に説明する。
本例に示す車両用空調装置は、外気の温度が0℃以下で
もエバポレータからの冷気によってフロントウィンドガ
ラスの霜取りができるようにした蒸気圧縮式の冷房方式
を採用したもので、以下のように構成される。
この装置における冷気発生のための冷凍サイクルは、第
3図に示すように、まず、液化された冷媒Aがコンプレ
ッサー1の作動によって、膨張弁2を通り、その絞り作
用により断熱膨張し、圧力と温度が下り霧状Bとなって
エバポレータ3へ入り、外部より熱を吸収して気化・蒸
発し、等温膨張を続けつつ、空気の冷却作用を果たし、
冷気4が発生される。そこで、過熱蒸気Cとなってコン
プレッサー1に吸収され、断熱圧縮されて高温高圧のガ
スDの状態でコンデンサー5に達し外部に放熱した後A
の状態にもどるような循環がおこなわれる。
二のエバポレータ3は0°C以下で運転を続けていると
、いわゆる凍結状態となり、冷媒の循環が停止してしま
うため、従来の車載用の装置では、前述したように、外
気の温度が0℃以下になるとコンプレッサー1の作動を
停止させるようにしていた。しかし、本例では、たとえ
外気の温度が0°C以下になっても、エバポレータ3を
凍結させないように、コンプレッサーlを制御駆動させ
、フロントウィンド(図示省略)の霜取りのために冷気
4を発生させることができるようにしている。
なお、霜取りのための冷気4は、デフロスタダクト(図
示省略)からフロントウィンドの内面器こ向けて吹き付
けられるようにしている。
このようなコンプレッサー1の制御は、第1図に示すよ
うに、コントロールユニット6内に設けられる2ステッ
プ制御回路(ステップ制御手段)7によっておこなわれ
、外気の温度が0°C以下の場合には、2段階にわたり
オンオフ制御される。
そのコントロールユニット6の入力側には、外気の温度
を検出するための外気温検出手段8と、エバポレータ3
の温度を検出するエバポ温度検出手段9およびエアコン
スイッチ10が接続され、各検出信号と入力信号が入力
処理回路11を介して2ステップ制御回路7に入力され
る一方、その出力側には、コンプレッサーlが接続され
、ステップ制御回路7から出力処理回路12を介してコ
ンプレッサー1に制御を流が出力されるようになってい
る。
この2ステップ制御回路7でおこなわれるコンプレッサ
ーlのオンオフ制御は、例えば第2図のフローチャート
に示すようにおこなわれる。
まず、外気の温度が0°C以上であるかが問われ(ステ
ップ1、以下51等という)、0℃以下の場合、エアコ
ンスイッチ10がオンされると(S2)、そのときのエ
バポレータ3の温度が0℃以下でなければ(33)、コ
ンプレッサー1が作動しくS4)、冷気4が発生する。
これにより、フロントウィンドガラスの霜取りをおこな
うことができる。
エバポレータ3の温度が徐々に低下し、0℃になると(
S5)、コンプレッサー1は停止させられる(S6)。
外気の温度がO″CC以下ってもエンジンからの発熱等
によってエバポレータ3の温度は上昇し、3°Cになる
までその停止状態が維持される。これにより、エバポレ
ータ3の凍結が防止される。
エバポレータ3の温度が3°Cになると(S7)、コン
プレッサーlは作動しくS8)、再び冷気が発生させら
れる。今度は、エバポレータ3の温度が一10℃になる
まで作動する。エバポレータ3の温度が一10℃になる
と(S9)、コンプレッサー1を停止させ(310)、
3°Cになるまで(S11)、その停止状態を維持させ
る。これにより、エバポレータ3の温度が一時的に0°
C以下となっても、下限温度として設定した一10°C
でコンプレッサー1を停止させることによって再びエバ
ポレータ3の温度を上昇させ、凍結を防ぐことができる
。そして、エバポレータ3の温度が、3°Cになると再
びコンプレッサー1が作動される(S12)。上述した
下限温度である一10°Cは、装置の出力、型式等によ
って経験的に求められる安全側の値としての一例であり
、適宜に設定されてよい。
一方、ステップ3にて、エバポレータ3の温度が0°C
以下であっても、−10°C以下でなければ(S l 
5)、コンプレッサー1は作動しくS I 6)、冷気
4を発生させる。これにより、フロントウィンドガラス
の霜取りをおこなうことができる。そして、エバポレー
タ3の温度が一1O°Cになると(S17)、コンプレ
ッサー1は停止され(Sl)、エバポレータ3の温度が
3°Cになるまでその停止状態が維持され、エバポレー
タ3の凍結が防止される。
エバポレータ3の温度が3°Cになると(S 19)、
再びコンプレッサー1が作動しく520)、今度はエバ
ポレータ3の温度が0℃になると(S21)、コンプレ
ッサー1は停止され(S22)、再び凍結の防止が図ら
れる。
このように、外気の温度が0℃以下の場合には、コンプ
レッサーlを2段階にわたってオンオフ制御させ、すな
わち、エバポレータ3の温度がO″Cになったとき、も
しくは−10°Cになったときにコンプレッサーlの作
動を停止させ、それぞれ3°Cまでエバポレータ3の温
度を上昇させてから、コンプレッサーlを再作動させる
ようにしているので、0°C以下でも、エバポレータ3
の凍結を防止しつつ、冷気を発生させることができる。
とりわけ、コンプレッサー1を停止させるエバポレータ
3の温度を0℃と、−10″Cとに交互に変化させる2
ステツプモードのオンオフ制御としたため、最も効果的
に凍結を防止しつつ、充分な冷気を発生させることがで
きる。
ステップ1にて、外気の温度7が0°C以上のときは、
従来通りの1ステツプ制御とされ、エアコンスイッチ1
0がオンされると(S25)、エバポレータ3の温度が
0°C以下でなければ(S26)、コンプレッサー1が
作動しく527)、エバポレータ3の温度が0℃になる
と、コンプレッサーlを停止させるようにしている(S
29)。
なお、以上の実施例では、コンプレッサーを2ステツプ
モードのオンオフ制御としたが、本発明はこれに限定さ
れることなく、例えば、エバポレータのO″Cより低い
設定下限温度として一5°Cと10°Cとを設定し、エ
バポレータの温度が0°C1−5°C,−10”Cにな
るとコンプレッサーを停止させる3ステツプモードのオ
ンオフ制御としてもよい。これら0°Cより低い下限温
度の値およびステップモードは、装置の出力、型式ある
いは車種。
仕向地など応じて適宜に設定選択されてよいことはいう
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用空調装置の全体構成図、第2図
は装置の制御動作を説明するためのフローチャート、第
3図は冷気を発生させる冷凍サイクルを説明するための
模式図である。 1−コンプレッサー、3−エバポレータ、4冷気、7−
ステップ制御手段(2ステップ回路)、8−外気温検出
手段、9−・エバポ温度検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外気の温度を検出する外気温検出手段と、冷房用
    空調のために冷媒を圧縮・循環させるコンプレッサーと
    、 上記コンプレッサーにより循環される冷媒によって周囲
    の空気から気化熱を奪い、冷気を発生させるエバポレー
    タと、 上記エバポレータの温度を検出するエバポ温度検出手段
    と、 前記外気温検出手段によって検出される外気の温度が0
    ℃以下のときには、上記エバポレータの温度に応じて作
    動し、そのエバポレータの温度が0℃もしくは0℃より
    低い設定下限温度になると前記コンプレッサーの動作を
    停止させる複数段階のオンオフ制御をおこなうステップ
    制御手段とを具備していることを特徴とする車両用空調
    装置。
JP26222990A 1990-09-29 1990-09-29 車両用空調装置 Pending JPH04143117A (ja)

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