JPH04142878A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04142878A
JPH04142878A JP2265261A JP26526190A JPH04142878A JP H04142878 A JPH04142878 A JP H04142878A JP 2265261 A JP2265261 A JP 2265261A JP 26526190 A JP26526190 A JP 26526190A JP H04142878 A JPH04142878 A JP H04142878A
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pixel
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pixels
picture
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JP2265261A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Tomoko Ogawa
朋子 小川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−1−の利用分野〕 本発明は、画像データに基づいてトナーて記録画像を形
成する複写機やプリンタなどの画像形成装置に係り、特
に記録画像上の画素の配列とそれに適した画像信号処理
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真方式により画像形成するデジタル複写機や光プ
リンタでは、画像」−で縦横に一定間隔で規則的に配列
された画素を最小単位として、光書き込め系(光源とし
て例えば半導体レーザ、L ED)によって像露光を行
って像担持体に静電潜像を形成し、それをトナーで現像
する。像担持体上において、各画素に対応する光書き込
みの基準となる点は、第13図に示すよ・うに、主走査
方向および副走査方向に互いに直交する格子状に配列さ
れている(特開平] −17546()壮公報他多数)
このような装置において、写真などの中間調画像を含む
画像を記録することに対する要求が強い。
中間調画像を出力する場合、2値データからなる疑似中
間調の画像データを形成して書き込め系に入力し、それ
に基づいてトリー−像を形成することがよく行われてい
る。この方法においては、トナーが何着する画素とトナ
ーが付着しない画素とを適当に画像上に配置してそれら
の仕で中間調が表される。この方法を面積階調法と呼ぶ
。その代表的なものとしてマトリクス状に設定されたし
きい値により画素のON/○F Fを決定してぃくデイ
ザ法や濃度パターン法(例えば特開平1−204742
号公報)、あるいは1画素ずつしきい値を決定していく
誤差拡散法(例えば特開平1−152869号公報)な
どが知られている。
また、中間調画像を形成する第2の方法として、書き込
め系の画素内の発光時間を多段に設定しくパルス幅変調
と呼ばれる)、1画素内で多値レベルの潜像を形成する
方法(例えば特開昭62279368号公報)がある。
さらにこれとデイザ法などのマトリクスを形成する方法
を&JIみ合わせると、より多くの階調を表すことがで
きる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した第2の方法は、潜像の解像力と階調表現性が比
較的良好であるが、これを現像したときの問題の一つと
して、中間濃度域の再現性の悪さが挙げられる。
第14図は入力される画像データレヘルと出力される画
像濃度との関係を示すいわゆる1曲線の典型的なもので
ある。
第11図および第12図は、小さな孤立点に対応する潜
像が形成されたときの像担持体と現像電極との間に形成
される電界をモデル的に示した図である。ここでは、像
担持体上の電荷が消去された部分が画像部の場合を示し
ている。
また、第131’Jは前述したように、画素の配列を示
すものである。ここでいう画素とは、潜像形成におりる
最小の単位を空間的に配置させたものである。すなわち
、潜像形成手段がこれらの点を基準点として露光を行う
入力される画像データの階調レベルが低いとき、潜像の
様子は第13図に示すように、黒で示す画像部(現像時
にトナーが付着しやすい領域)が極めて狭くなっている
。画像部はほとんど各画素に対応する孤立点である。こ
のような「点」においては第11図に示すように、像担
持体の画像部(孤立点)から発生ずる電気力線のうち非
画像部との境界に近い部分のものが現像電極へ向かわず
に非画像部に向かうようになり、現像電極側にある1−
ナーはその影響を受りて各1−点」の周辺部分へは付着
しにくくなる。このため、孤立点は潜像の画像部より小
さめに現像され、濃度は低めに抑えられる。
階調レベルが大きくなるにつれて、形成される1点」が
大きくなり、隣接する「−点」との間の距離が狭まる。
このときの潜像の様子は第15図のようになっている。
ここでも黒い部分は現像時にトナーがイ」着しやずい領
域(画像部)を示す。各点の境界部分から芥画像部へ電
気力線が向かうことば少なくなり、むしろ非画像部にト
ナーを排除する静電気力が働きにくくなる。このような
潜像を現像すると、潜像の点に対して多めのトナーが像
担持体に(=1着するようになる。この様子を第12図
に示す。この結果、濃度は高めに再現される。
さらに階調レベルが上がり、「点−jが大きくなると、
互いの重なり合いが生しる。このときの潜像の様子を第
16図に示す。この結果、画像部の面積の増加が鈍り、
これを現像しても、画像濃度の上昇は鈍化する。
このように、各濃度領域における特性が組み合わされる
ことによって、第14図のような1曲線が得られている
とtill測される。この特性は第11図の状態と第1
2図の状態との境界で不安定になる。このため、特に低
濃度部の再現性が悪く、滑らかな濃度変化を表すことが
できない。
本発明は、このような背景に基づいてなされたものであ
り、上記従来技術の欠点を解消し、γ特性を安定化させ
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
C課題を解決するための手段〕 上記目的は、画像データに基づいてラスタ走査により画
素単位で像担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで
現像して記録画像を形成する画像形成装置において、隣
接する主走査線の画素の位置が主走査方向に1画素以内
の範囲でずれるように配置させる手段を備えた第1の手
段によって達成される。
また上記目的は、画像データに基づいて主走査線」二の
画素単位で像担持体に潜像を形成し、この潜像を1−ナ
ーで現像して記録画像を形成する画像形成装置において
、記録画像上で、主走査線上の画素の間隔をaとしたと
き、それに隣接する主走査線との間隔が(J3/2)a
であり、主走査方向に(1/2)aずつ位置がずれるよ
うに画素を配列する手段を備えた第2の手段によっても
達成される。
また上記目的は、画像データに基づいて主走査線上の画
素単位で像担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで
現像して記録画像を形成する画像形成装置において、記
録画像トで、主走査線上の画素の間隔をaとしたとき、
それに隣接する主走査線との間隔が(1/2J3)aで
あり、主走査方向に(1/2)aずつ位置がずれるよう
に画素を配列する手段を備えた第3の手段によっても達
成される。
また−ト記目的は、原稿に対して1次元ラインセンサを
長手方向と垂直に走査して得られた画像データに基づい
てラスタ走査により画素単位で像担持体に潜像を形成し
、この潜像をトナーで現像して記録画像を形成する画像
形成装置において、隣接する主走査線の画素の位置を主
走査方向に1画素以内の範囲でずらす手段を備えた第4
の手段によっても達成される。
さらに上記l」的は、原稿に対して1次元ラインセンサ
を長手方向と垂直に走査して読め取った画像情報に基づ
いて、光ビームを変調し、変調された光ビームのラスタ
走査により画素単位で像担持体に潜像を形成し、この潜
像をトナーで現像して記録画像を形成する画像形成装置
において、読め取った画像情報の主走査方向に隣接する
画素のデータから新たな記録用の画素のデータを形成し
、隣接する主走査線の各画素の位置が主走査方向に1画
素以内の範囲でずれるようにラスタ走査させる手段を備
えた第5の手段によっても達成される。
〔作用〕
第1の手段に関する作用を説明する。
画素の配列を隣接する走査線の画素の位置が主走査方向
に1画素以内の範囲でずれるようにする(例えば第1図
)。この配列は各画素に対して周辺に6個の隣接画素が
存在する。従来の画素の配列は隣接画素が4個である(
例えば第13図)ので、この配列は等方性がより大きく
なっている。
この結果、孤立した網点が互いに重なり合う時の濃度値
はより大きくなる。すなわら、孤立点として現像される
濃度域が高濃度側に拡張される。視覚は高濃度域より低
濃度域で敏感であり、その低濃度域での特性が安定化す
るので、低濃度の再現性が向上する。
第2の手段に関する作用を説明する。
画素の配列を主走査線上の画素の間隔をaとしたとき、
それに隣接する主走査線との間隔が(、/−3/2)a
てあり、主走査方向に(1/2)aずつ位置がずれるよ
・うにする(例えば第17図)このため、この配列では
各画素に対して周辺に6個の隣接画素が存在する。従来
の画素の配列は前述の第13図に示すように、隣接画素
が4個である。したがって第17図の配列は等方性がよ
り大きくなぞ(いる。この結果、孤立したNllJ点が
互いに重なり合う時の濃度値はより大きくなる。すなわ
ち、孤立点として現像される濃度域が高濃度側に拡張さ
れる。視覚は高濃度域より低濃度域で敏感であり、その
低濃度域での特性が安定化するので、第1の手段と同様
に低濃度の再現性が向上する。
第3の手段に関する作用を説明する。
画素の配列を主走査線1−の画素の間隔をaとしたとき
、それに隣接する主走査線との間隔が(1/2−r3)
aであり、主走査方向に(1/2)aずつ位置がずれる
ようにする(例えば第20図)。
このため、この配列では各画素に対して周辺に6個の隣
接画素が存在する。従来の画素の配列は前述の第13図
に示すように、隣接画素が4個である。第1図の配列は
等方性がより大きくなっている。ごの結果、孤立した網
点が互いに重なり合う時の濃度値はより大きくなる。す
なわち、孤立点として現像される濃度域が高濃度側に拡
張される。
視覚は高濃度域より低濃度域で敏感であり、その低濃度
域での特性か安定化するので、第1および第2の手段と
同様に低濃度の再現性が向」二する。
第4の手段に関する作用を説明する。
第4の手段においては隣接する主走査線の画素の位置を
主走査方向に1画素以内の範囲でずらず機能を備えてい
るので第1の手段と同様に画素の配列か第1図のように
なる。これにより第1の手段と同様に低濃度域での特性
が安定化する。
第5の手段に関する作用を説明する。
第5の手段においては読み取った画像情報の王■ 走査方向に隣接する画素のデータから新たな記録用の画
素のデータを形成し、隣接する主走査線の各画素の位置
か主走査方向に1画素以内の範囲でずれるようにラスタ
走査させるので第1の手段と同様に画素の配列が第1図
のようになる。これにより第1の手段と同様に低濃度で
の特性が安定化する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面にノ、(づいて説明する。
〈実施例1−1〉 第2図は本発明が通用される画像形成装置のうちの画像
記録装置の構成図である。
この画像記録装置には図示しない画像入力装置から1画
素8ビットの階調を有する画像データが入力される。画
像人力装置としては、CCDなどの固体撮像素子で原稿
を読み取って電気信号とし、それに適当な信号処理を施
して画像データとして出力するようなもの(デジタル複
写機)や、ホストコンピュータが画像データを作成し出
力するものなどがある。
このような画像データに基づいて半厚体レーザ(L I
) )の露光量または発光時間が変調される。
レーザ光は、レーザ光学系1を構成する回転多面鏡2、
レンス3、ミラー4により、回転しているトラム状の像
担持体5」−をラスタ走査する。像担持体5は電気的に
接地された導電性基盤上に光導電層を設+Jたもので、
レーザ光が照射されるのに先立って、帯電極6によりそ
の表面が均一・に帯電される。そしてレーザ光の照射に
より形成された静電潜像を、現像装置7において荷電粒
子であるトナーによって現像する。さらに形成されたト
ナー像を転写極8によって転写材に転写し、分離極9に
より像担持体5から転写材を分離した後、転写材上のト
ナー像を定着器10により定着する。
転写後の像担持体5の表面はクリーニング装置11によ
り清掃される。
第3図は画像データの流れを示すブロック図である。画
像入力手段20で入力された画像情報は8ピットの画像
データとして記録画像データ形成手段21に入力される
。記録画像データ形成手段21では、8ビツトの画像デ
ータを4ビツトの記録画像データに変換する。光書き込
み系駆動手段22では、入力された4ヒントのデータに
基づいてパルス幅変調方式てレーザ光を変調し、像露光
を行う。
以下、各手段について説明する。
画像入力は以下のように行われる。イメーシスキャ・ノ
ーからオリジナル画像を入力し、それをコンピュータで
演算処理した結果を入力画像情報として用いる。イメー
ジスキャナは第13図Qこ示ずような正方格子点子てサ
ンプリングして原画像を読み取る。この画像入力手段2
0で入力された画像情報を第1図のような格子点」二の
画像データに変換する。この変換は補間法なとによって
行う。この画像データの偶数ラインを、後述のように、
書き込みタイミング信号発生手段23によって1/2画
素間隔ずつずらして像担持体へ書き込みを行う。
記録画像データの形成は以下のようにして行われる。
入力された画像データは複数のしきい値により、多植レ
ベルの記録画像データに変換される。
その具体例を第4図に示す。一つの画素の入力画像デー
タは、加算器30において補正値と加算され、記録デー
タ演算部31で15個のしきい値と比較され、4ビット
の記録画像データとして出力される。この出力値は誤差
演算部32にも人力され、その値としきい値との誤差が
計算される。
その結果が誤差格納部33の対応するアドレスに格納さ
れる。誤差格納部33に格納された誤差値は、周囲の画
素のデータが処理されるときに読み出され、補正値演算
部34で重みイτjげされて加え合わされ、補正値とし
て加算器30の一端に入力される。
第4図の誤差格納部33に格納されている重み付&−1
係数35は予め第5図のような形でメモリ内に格納され
ている。図において★は処理しようとする画素の位置を
示す。第4図の誤差格納部33に格納されている誤差が
第6図に示すa、b、c。
であるとき、補正値演算部34ては例えば(a)の場合
、 (1/6)  ・h +(1/3)  −g+(1/6
)  −f →−(1/3)・aまた(b)の場合 (1/18) ・o 十(2/18) ・n  →(1
/18) ・m +(1/18) ・1−1−(2/1
8) ・h  +(3/18) ・g +(2/18)
 −r  +(]/18) ・e→(2/18)・II
 +(3/18)・、]などの演算を行う。
第3図の光書き込み系駆動手段22を動作させる書き込
みタイミングは、以下のようにして設定される。
回転多面鏡2が反射したレーザビームが像担持体5を走
査する際、例えば偶数ラインごとに画素全体が1/2画
素ずつ主走査方向に移動するように書き込みタイミング
が設定される。
具体例として、第7図のような書き込みタイミング信号
発生手段を挙げる。この書き込みタイミング信号発生手
段のタイミングチャートを第8図と第9図に示す。書き
込みタイミング信号発生手段は、発振回路41、ライン
カウンタ42、光センサ43と、これらの出力信号が入
力されるタイミング遅延回路40およびタイミング遅延
回路40からの出力信号が入力される書き込みクロック
発生回路44とからなる。
次にこのタイミング信号発生手段の動作を説明する。タ
イミング遅延回路40に対し、発振回路41から周波数
fの基本クロック〔第8図、第9図の(a)〕が入力さ
れ、ラインカウンタ42からは書き込もうとしているの
が何番目のラインかを示す信号が入力され、また、光セ
ンサ44からは、回転多面鏡2によって反射されたレー
ザビムを画像領域に達する前に画像領域近傍で検出した
信号〔第8図、第9図のくb)〕が入力される。
タイミング遅延回路40は、光センサ43からの入力が
あった時を起点として、奇数番目のラインの場合は最初
のクロックパルスの立ち上がりから〔第8Fl(c))
、偶数番目のラインの場合は2番目のクロックパルスの
立ち」二がりから〔第9図(C))、基本クロックパル
スを出力する。書き込みクロック発生回路44ては、ご
のクロノクパB ルスの周波数(f)を半分にした周波数(f/2)の信
号が書き込みクロックとして出力される。
レーザはこのクロックに基づいて変調を受け、像担持体
5に対して像露光を行う。
このようにして、偶数主走査ラインか奇数主走査ライン
に対して主走査方向に1/2画素ずつずれた画素配列(
第1図)の画像が形成される。隣接する主走査ラインの
間隔は、像担持体50回転速度と、回転多面鏡2の回転
速度で決まる。これらを適当に設定することにより、第
1図のような位置関係の画素配列を実現することかでき
る。
各画素データは、4ビツトの情報量を有する。
これを1画素内で露光する時間(デユーティ)に変換し
、半導体レーザを駆動することにより、多値の光出力に
よって像担持体51:に書き込みが行われ、静電潜像が
形成される。この方法は従来より公知で、パルス幅変調
と呼ばれる。
以上のような条件で1−ナーによって記録画像を形成す
ると、誤差拡散法特有の縞状のパターンが現れにくくな
り、階調再現性の良好な記録画像が得られる。
〈実施例1−2〉 実施例1の誤差拡散法による処理は、第13図に示す画
素配列の画像を処理する場合と同様の重みイ1け係数群
を用いていた。これに対し、第10図に示すような重め
付り係数群は第1図に示すような画素配列に対応するも
のである。
重み付は係数を第10図に示すものにした他は実施例1
と同じ条件でトナーにより記録画像を形成する。
実施例1と同様に、誤差格納部33に格納されている誤
差が第6図に示ずa、b、c、−であるとき、補正値演
算部34では、例えば第10図(a)の場合、 (1/3)  ・g−1−(]/3)  ・r +(1
/3)  ・aまた、(b)の場合、 (1/12)・0→−(]/12)・n +(1/12
)・m+(1/12)  l+  +(2/12)  
・ g  +(2/12)  ・ f  −ト(1/1
2) ・e→−(1/12) −b→−(2/12) 
・aなどの演算を行う。
この条件で画像を形成すると、階調性が向上するととも
に、方向による相関の違いが少なくなり、誤差拡散法特
有のパターンがさらに目立ちにくくなる。
〈実施例2−1〉 画素の配列は第17図のように設定する。
実施例1と異なるところのみを説明すると、第4図の誤
差格納部33に格納されている誤差が第6図に示すa、
  b、  c、  −であるとき、補正値演算部34
では、例えばCf))の場合、(]/3)  ・g4−
(1/3)  ・f  1−(1/3)  ・aまた、
(b)の場合、 (1/12) ・o 4− (1/12) ・n  +
 (+/12) ・m十(1/12) ・h +(2/
12) ・g +(2/12) ・f 十(1/12)
 ・e+(1/12) ・b  十(2/+2) ・a
などの演算を行う。
〈実施例2−2〉 記録画像データの形成をティザ法によって行うようにし
たものがこの実施例である。
第18図は第3図の記録画像データ形成手段のブロック
図である。8ビツトの情報をもって入力される画像デー
タは、しきい値71−リクス50の各画素複数のしきい
値と比較手段51で比較され、2ビットの記録画像デー
タとなる。第19図はしきい値マトリクスの例である。
マトリクスの各要素には、しきい値となる8ビットの数
字が設定されている。各画素に対して三つの71−リク
ス上の同じ位置の要素が対応し、その3個の要素をしき
い値として入力データが2ビツトデータに変換される。
すなわち、任意の画素について第19図の(a)、  
(b)、  (c)の示ずしきい値をそれぞれTa、T
b、Tc、入力される画像の画素データを■とすると、
記録画像データD(2ピッ日は次のように決定される。
I ≦Ta     のときD=O Tail≦Tb   のときD=1 Tb< T≦Tc   のときD=2 T  >Tc     のときD=3 この結果が第18図の比較手段51から出力される。
他の条件は実施例2−1と同様に設定することができる
本実施例では、記録画像データをデイザ法で形成したご
とにより、記録画像は空間周波数成分が比較的均一なも
のとなる。また、第17図のような画素配列によって強
い方向性もなくなる。その結果、きめの細かい網点を形
成することがてきるようになり、良好な画像品質が得ら
れる。
〈実施例3−1〉 画素の配列は第20図のようにする。
第4図の誤差格納部33に格納されている重め付は係数
は予め第21図のような形でメモリ内に格納されている
。図において★は処理しようとする画素の位置を示す。
第4図の誤差格納部33に格納されている誤差が第22
図に示すa、  b、  cであるとき、補正値演算部
34ては、例えば(a)の場合、 (]/2)  ・d+(1/2)  ・Cまた、(b)
の場合、 (]/6)  ・g +(2/6)  ・d  +(2
/6)  ・C1−(1/6)  ・aなどの演算を行
う。
〈実施例3−2〉 実施例2−2と同様である。
第23図はしきい値マトリクスの例である。
〈実施例4〉 画素の配列は第1図のようにする。
第24図は実施例に係る画像記録装置の構成図である。
画像入力手段として、1次元のCCD撮像素子12がそ
の長手方向と垂直に原稿を走査して電気信号に変換する
読取装置(スギャナ)13を用いる。すなわち、ランプ
14の照明光で原稿台15の−1−に置かれた原稿16
を照射し、反射光をCCD撮像素子12」−に焦点を結
ぶ。各COD素子12は入力された光量を電荷量に変換
する。多くのCCD素子が1列に並んでいて、外部から
与えられたクロックに従って、各素子から電荷がシリア
ルに出力される。各素子は主走査方向(CCD撮像素子
の長手方向)には移動しないので、このようにして得ら
れる画像信号は、第13図に示すような正方格子点」二
でサンプリングされたものになる。その信号にシェーデ
ィング補正などの処理を施して出力される。
記録画像データ形成部においては、入力された信号を処
理して、記録画像データとして半導体レーザ(1−D)
変調部に出力する。
なお、17はミラー、18はレンズである。
以降の画像記録プロセスは第1図と同じであるので説明
は省略する。
第25図は画像データの流れを示すブロック図であり、
13は画像読取装置、50はL D変調部である。動作
は第3図と同様である。
〈実施例5〉 画素の配列は第1図のようにする。
本実施例において、入力された画像データは、隣接する
二つの画素の平均が求められた後、複数のしきい値によ
り、多値レベルの記録画像データに変換される。
その具体例を第26図に示す簡単なプロ・ツク図で説明
する。
図において、平均値導出部60は隣接する画素の平均値
を求める部分である。入力された画素のデータがランチ
回路Ll、L2に入るようになっている。ランチ信号発
生部61は画像入力クロックと共通のり一コソクで動作
するようになっていて、例えば奇数番目のクロックパル
スが入力されたときにはラッチ回路L1にラッチ信号を
送り、偶数番目のクロックパルスが入力されたときには
ランチ回路L 2にランチ信号を送る。二つのラッチ回
路Ll、L2の出力信号は加算器30−に入力され、こ
こでその平均が求められる。ラッチ回路LIL 2は次
のランチ信号が入力されるまで同じ信号を出力し続ける
ので、平均値導出部60の出力は常に隣接する2画素の
平均値になる。なお、以−]二のようなランチ信号発生
部の動作は奇数番目あるいは偶数番目の主走査線のどち
らか一方の画像データに対してのみ行われ、他方の主走
査線が入力されているときは一方のランチ回路(例えば
l71)のみをクロックと同しタイミングで動作せせる
か、両方のランチ回路を同しタイミングで動作せる。こ
れにより、このとき入力された主走査線の画像データは
そのまま出力される。
以−J二の平均値導出部60の動作のタイミングヂャー
トを第27図に示す。
第26図において、平均値導出部60の後に続くのは、
入力された画像データを記録の階調に適合するヒント数
に変換する部分である。
以降は第4図で説明したと同しであるので省略する。
実施例1においては、前述したように低濃度域での特性
が安定し、低濃度の再現性が向」二する他、隣接画素が
増えたために、画像の方向依存性が極めて小さくなる。
従来のような第13図の配列では、例えばレーザビーム
の形状を隣接する走査線と重なるように副走査方向に長
い楕円として像露光すると、副走査方向に延びた細いラ
インができやすくなり、主走査方向にはできにくくなる
。しかし、本実施例のように第1図のような配列とする
と、画像上に一方向だけにラインがつながりやすくなる
などの異方性はできない。
なお、ここで画素の配列は各画素が必ずしも正確に等距
離の6個の隣接画素を持っている必要はない。要するに
、1−ナー像としての等方性が向−1−すれば良いので
あって、±30%以内の距離のずれであれば許容できる
実施例2においても、画素の配列を第17図に示すよう
にすることで実施例1と同様のことが言える。
第17図の画素配列を別の面から見ると、最近接画素間
隔を同じにしたとき、単位面積当たりの画素数が多くな
っている。これは、潜像形成手段を駆動する画素クロッ
クを高速化したりすることなく、記録画像の持つ情報量
が増えたことと等価である。また、ドツト再現性を向」
ニさせるなど電子写真プロセスへ特別に高度な特性を要
求することなく高品質の記録画像を形成し得ることにな
る。
実施例3においても、画素の配列を第20図に示すよう
にすることで、実施例2と同様のことが言える。
さらに、1本の主走査線上の画素間隔は第13図のもの
に比べて広くなり、単位面積当たりの画素数が増加した
にも関わらず、画素クロックを遅くすることができる。
隣接する主走査線の間隔が従来より狭まっているが、例
えば2本のレーザビームで並行して照n・1することに
より効率的に書き込みを行うことができる。
実施例4.5においても、読め取った画像データを1主
走査線おきに主走査方向にずらし、あるいは画像データ
の、主走査方向に隣接する2画素のデータから新たな画
像データを作り、その後、適当な処理を施して第1図に
示すような配列の画像データを得ることにより、実施例
1と同様のことが言える。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項1,4.5記載の発明によ
れば、隣接する主走査線の画素の位置が主走査方向に1
画素以内の範囲ですれるように配置したので、解像力を
低下させずに低濃度の再現性を向上さゼることかでき、
また画像の方向依存性を極めて小さく抑えることができ
る。
また、請求項2記載の発明によれば、主走査線上の画素
の間隔をaとしたとき、それに隣接する主走査線との間
隔が(J3/2)aであり、主走査方向に(1/2)a
ずつ位置がずれるように画素を配列したので、上記と同
様の効果を奏する他、潜像形成手段を駆動する画素クロ
ックを高速化することなく記録画像の持つ情報量を増す
ことができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、主走査線」二の
画素の間隔をaとしたとき、それに隣接する主走査線と
の間隔が(1,/2(3)aであり、主走査方向に(1
/2)aずつ位置がずれるように画素を配列することで
、請求項2と同様の効果を奏する他、単位面積当たりの
画素数が増加したにも関わらず、画素クロックを遅くす
ることができ、2木のレーザビームで効率的な書き込み
を行うことができる。
上述したように、本発明によれば、画素配列が変えられ
、それに応じた画像データ処理が行われるので、電子写
真法のγ特性が改善され、その結果、階調再現性のよい
トナー画像が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例1.4.5に係る画素の配列を
示す説明図、第2図は画像記録装置の構成図、第3図は
画像テークの流れを示すブロック図、第4図は記録画像
データ形成のブロック図、第5図は重め付り係数の内容
を示す説明図、第6図は誤差格納部に格納されている誤
差の内容を示す説明図、第7図は書き込みタイミング信
号発生ブロック図、第8図および第13図はタイミング
信号発生手段のタイミングチャート、第10図は重め7
1 i:I係数の内容を示す説明図、第11図および第
12図は電界をモデル的に示す説明図、第13図は格子
状の画素の配列を示す説明図、第14図はT特性図、第
15図は階調レベルか大きくなったときの潜像の様子を
示す説明図、第16図は点の重なり合いが生しる潜像の
様子を示す説明図、第17図は本発明の実施例2に係る
画素の配列を示す説明図、第18図は記録画像データ形
成手段のブロック図、第19図はしきい値マトリクスの
内容を示す説明図、第20図は本発明の実施例3に係る
画素の配列を示す説明図、第21図は重みイ」げ係数の
内容を示す説明図、第22図は誤差格納部に格納されて
いる誤差の内容を示す説明図、第23図ばしきい値7ト
リクスの内容を示す説明図、第24図は画像記録装置の
構成図、第25図は画像データの流れを示すブロック図
、第26図は記録画像データ形成のブロック図、第27
図は平均値導出部の動作のタイミングチャートである。 1・・・レーザ光学系、5・・像担持体、6・・・帯電
極、7・・・現像装置、8・・・転写極、9・・・分離
極、10・・・定着器、11・・・クリーニング装置。 第10図 (CI) 第11図 第12図 (C) 尖 第13図 ・  ・  ・  ・  ・   ・  ・  ・・ 
 ・  ・  ・  ・  ・   ・   ・・  
・  ・  ・  ・   ・   ・  ・・  ・
  ・  ・  ・  ・   ・   ・第14 図 1片1周(T″−タレペ′1し) 第15 図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 第17 図 第18 図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 第16図 (Q) 第19 図 (C) (b) 第21 図 第20図 第22図 (C)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像データに基づいてラスタ走査により画素単位
    で像担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで現像し
    て記録画像を形成する画像形成装置において、隣接する
    主走査線の画素の位置が主走査方向に1画素以内の範囲
    でずれるように配置させる手段を備えていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. (2)画像データに基づいて主走査線上の画素単位で像
    担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで現像して記
    録画像を形成する画像形成装置において、記録画像上で
    、主走査線上の画素の間隔をaとしたとき、それに隣接
    する主走査線との間隔が(√3/2)aであり、主走査
    方向に(1/2)aずつ位置がずれるように画素を配列
    する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. (3)画像データに基づいて主走査線上の画素単位で像
    担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで現像して記
    録画像を形成する画像形成装置において、記録画像上で
    、主走査線上の画素の間隔をaとしたとき、それに隣接
    する主走査線との間隔が(1/2√3)aであり、主走
    査方向に(1/2)aずつ位置がずれるように画素を配
    列する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置
  4. (4)原稿に対して1次元ラインセンサを長手方向と垂
    直に走査して得られた画像データに基づいてラスタ走査
    により画素単位で像担持体に潜像を形成し、この潜像を
    トナーで現像して記録画像を形成する画像形成装置にお
    いて、隣接する主走査線の画素の位置を主走査方向に1
    画素以内の範囲でずらす手段を備えていることを特徴と
    する画像形成装置。
  5. (5)原稿に対して1次元ラインセンサを長手方向と垂
    直に走査して読み取つた画像情報に基づいて、光ビーム
    を変調し、変調された光ビームのラスタ走査により画素
    単位で像担持体に潜像を形成し、この潜像をトナーで現
    像して記録画像を形成する画像形成装置において、読み
    取った画像情報の主走査方向に隣接する画素のデータか
    ら新たな記録用の画素のデータを形成し、隣接する主走
    査線の各画素の位置が主走査方向に1画素以内の範囲で
    ずれるようにラスタ走査させる手段を備えていることを
    特徴とする画像形成装置。
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