JPH0414166Y2 - - Google Patents

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JPH0414166Y2
JPH0414166Y2 JP1986089997U JP8999786U JPH0414166Y2 JP H0414166 Y2 JPH0414166 Y2 JP H0414166Y2 JP 1986089997 U JP1986089997 U JP 1986089997U JP 8999786 U JP8999786 U JP 8999786U JP H0414166 Y2 JPH0414166 Y2 JP H0414166Y2
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JP
Japan
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main body
elastic rod
cutting blade
hole
hollow part
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JP1986089997U
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JPS62200411U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、予め穿設された下孔の孔壁に下孔径
より直径を大きくしたアンダーカツト、つまり拡
径孔部を削成するアンダーカツトドリルに関する
もので、特に細径下孔に適用されるものである。
〔従来技術〕
コンクリ−トにアンカーボルトを植設するの
に、コンクリ−トに所定深さの下孔を穿設し、該
下孔の奥に孔壁を切削して拡径孔部を削成してお
くことで、植設後のアンカーボルトの引き抜き強
度は格段に増強される。
そこで、この拡径孔部を削成するアンダーカツ
トドリルが実用されている。
第5図は従来のアンダーカツトドリルの片側を
断面で示す正面図である。
このアンダーカツトドリルは、上端に駆動軸に
連結されるシヤンク11を有する本体10に、下
端を開口して中空部12を設け、該中空部12に
圧縮ばね13を介装してウエツジセンタ14を摺
動自在に挿着し、本体10外周に嵌挿したストツ
プリング15とウエツジセンタ14の上端を、中
空部12周壁に設けた縦長孔16を介してピン1
7により結合し、本体10下部の削成加工により
形成した一対の弾性板片18下端に超硬チツプか
らなる切刃19を設け、この切刃19をウエツジ
センタ14下端に下向きに傾斜して設けた張出顎
20に係合させ、圧縮ばね13の付勢下に、常態
において切刃19を張出顎20基部に位置させて
なるもので、その使用は、予め穿設された下孔に
挿入してウエツジセンタ14下端を下孔底に当て
るか、または、ストツプリング15を孔口部に当
接させて下孔に対してウエツジセンタ14を定位
置に保持した状態で、本体10に回転を与えなが
ら圧縮ばね13に抗して本体10を下孔内に押し
込むように押圧操作すると、張出顎20基部に位
置する切刃19が張出顎20に沿つて外方に張り
出して来て孔壁を切削して拡径部を削成するもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記するように、ウエツジセンタ1
4下端に、下方に向け漸次外向けに傾斜して張り
出す張出顎20を設け、この張出顎20上に切刃
19を移動させて拡径孔部を削成する構成からす
ると、張出顎20の大きさ(最大張出部の幅)に
よつて適用可能な下孔の直径が制限される。
この考案は上述の点に鑑みなされたものでつあ
つて、従来のウエツジセンタ下端に設ける張出顎
がなく、細径下孔に対する拡径孔部の削成を可能
にしたアンダーカツトドリルを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、上端にシヤンクを連設し、下端に切
刃を設け弾力的に屈曲自在な弾性杆と、本体軸心
部に上端から設けられ、下部を傾斜して本体側面
に開口させた中空部と、該中空部に前記弾性杆を
嵌挿して切刃を開口に臨ませ、弾性杆と本体とを
結合し、中空部内で弾性杆が所定の範囲を摺動し
て開口からの切刃の突出量を規制する結合ピン
と、弾性杆と本体間に介装され、弾性杆を上方に
付勢し、常態において切刃を本体内に没却させる
圧縮ばねを備えたことを特徴とする細径用アンダ
ーカツトドリルにある。
〔作用〕
予め穿設された下孔に挿入して下孔に対して本
体を定位置に保持した状態で、回転を与えながら
圧縮ばねに抗して弾性杆を本体内に押し込むよう
に押圧操作すると、弾性杆が下降して弾性杆下部
は中空部下部の傾斜に沿つて弾力的に屈曲して切
刃が開口から本体側面に突出し、下孔壁を切削し
て拡径孔部を削成する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の正面図、第2図は縦断側面図
である。
図において、1は弾性杆で、上端にシヤンク2
を連設し、下端に超硬チツプからなる切刃3を設
けている。
尚、この弾性杆1としては、屈曲に対して弾力
復元性を有するばね鋼やピアノ線材等が用いられ
る。
4は本体、5はこの本体4の軸心部に上部から
設けた中空部で、中空部5の下部5aは傾斜させ
て本体側面に縦長に開口6させている。
7は、中空部5上端から前記弾性杆1を嵌挿し
て切刃3を開口6に臨ませ、本体4上部に段設し
た大径部4aに設けた縦長孔8内で弾性杆1基部
に挿着した弾性杆1と本体4を結合したピンで、
本体4に対する弾性杆1の移動距離を規制する。
尚、本体4の断面形状は円形をなすが、中空部
5と弾性杆1との関係では、その断面形状は第3
図aに示すような円形、または第3図bに示すよ
うな角形をなす。
9は同じく大径部4aにおいて弾性杆1と本体
4間に介装した圧縮ばねで、弾性杆1を上方に付
勢し、常態において切刃3を本体内に没却させて
いる。
上記構成において、シヤンク2を駆動軸に連結
し、第4図に示すように、予め穿設された下孔A
に挿入して下孔底に本体4下端を当てて下孔Aに
対して本体4を定位置に保持し、回転を与えなが
ら圧縮ばね9に抗して弾性杆1を本体4内に押し
込むように押圧操作すると、弾性杆1が下降して
弾性杆1下部は中空部下部5aの傾斜に沿つて弾
力的に屈曲して切刃3が開口6から本体側面に突
出して下孔壁を切削して拡径孔部Bを削成する。
〔効果〕
本考案は、上記の如く本体軸心部に設けた中空
部に、弾力的に屈曲自在な弾性杆を摺動自在に嵌
挿し、この弾性杆の下端に設けた切刃を本体側面
の開口から突出させて下孔壁を切削して拡径孔部
を削成するように構成したから、下孔としては、
本体が緩挿可能な大きさ(径)であればよく、従
来のように、張出顎上に切刃を移動させて拡径孔
部を削成するアンダーカツトドリルに比べて細径
下孔に対して拡径孔部の削成を可能とするもので
あり、また、構成面からも極めて単純となるから
製造コストが低く経済的効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は縦断側面
図、第3図a,bは第1図A−A線における断面
図、第4図は本考案の使用態様を示す断面図、第
5図は従来のアンダーカツトドリルの片側を断面
で示す正面図である。 1……弾性杆、2……シヤンク、3……切刃、
4……本体、5……大径部、6……中空部、7…
…開口、8……結合ピン、9……縦長孔、10…
…圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端にシヤンクを連設し、下端に切刃を設け弾
    力的に屈曲自在な弾性杆と、本体軸心部に上端か
    ら設けられ、下部を傾斜して本体側面に開口させ
    た中空部と、該中空部に前記弾性杆を嵌挿して切
    刃を開口に臨ませ、弾性杆と本体とを結合し、中
    空部内で弾性杆が所定の範囲を摺動して開口から
    の切刃の突出量を規制する結合ピンと、弾性杆と
    本体間に介装され、弾性杆を上方に付勢し、常態
    において切刃を本体内に没却させる圧縮ばねを備
    えたことを特徴とする略径用アンダーカツトドリ
    ル。
JP1986089997U 1986-06-11 1986-06-11 Expired JPH0414166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986089997U JPH0414166Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

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JP1986089997U JPH0414166Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200411U JPS62200411U (ja) 1987-12-21
JPH0414166Y2 true JPH0414166Y2 (ja) 1992-03-31

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ID=30949485

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150411B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-04 Torio Kk
JPS6150410B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-04 Torio Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0110173Y2 (ja) * 1984-09-07 1989-03-23
JPH0110174Y2 (ja) * 1984-09-07 1989-03-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150411B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-04 Torio Kk
JPS6150410B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-04 Torio Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62200411U (ja) 1987-12-21

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