JP4549076B2 - コアドリル - Google Patents

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Description

本発明は、比較的大口径孔を刳り抜き状に穿孔するのに用いるコアドリルに関するものであり、更に詳しくは、センタードリルと一体とするコア体により大径孔を穿孔するのに続き、コア体による切削孔の開口端部に段落ち状に座ぐり加工等が簡単に削成できるコアドリルに関するものである。
従来より、大径孔の穿孔用としてセンタードリルと一体に、下端開口縁部に穿孔用切刃を設けた筒状のコア体とを組合せ、センタードリルでセンター孔を先行させてこの後からコア体による大径孔を穿孔するコアドリルが広く用いられている。
この種のコアドリルとして、シャンクを有する基体と下端開口縁部に穿孔用切刃を設けたコア体を別体構成にし、基体に対して着脱自在に取着したコア体を、結合保持手段を介してロックする構成のものが種々提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
この引用文献1に見られるコアドリルで、基体に対するコア体の取着構造は、シャンクを有する基体の下端に取着プレートを設け、この取着プレート回りにコア体取着部を形成してコア体取着部の周面複数個所に等配的に鉤状の係合溝を凹設し、コア体の上端開口部には、基体のコア体取着部が嵌挿される筒状の結合口部を形成し、この結合口部内面に、コア体取着部の係合溝に係脱する係合突起を突設したもので、基体に対するコア体の取着は、基体のコア体取着部をコア体の結合口部に嵌挿して係合突起を係合溝端部に移動させ、この位置にあるコア体を基体に装着した結合保持手段によってロックするものである。
このような構成のコアドリルは、基体とコア体との結合・分離が簡単な操作でできるので、電気ドリルに使用してコンクリート材等の被穿孔物に穿孔する際に、穿孔後に両者を分離してコア体内に残る切削塊の抜き取り等がし易くなって便利なものである。また、基体にコア体を取着した後は、基体に装着した結合保持手段によって基体に対するコア体の取着関係を不動に保持してコア体をロックするので、穿孔作業中に基体とコア体との間で緩み等を生じるようなことはないものである。
ところが、コアドリルを使用してコンクリート等に明けられる切削孔の使用は、普通、この孔径に見合った大きさのパイプ等を挿通させるような使用が多いものであるが、コアドリルでコンクリート等に明けられた切削孔の孔口縁は角張っているために、パイプ端部を孔口へ挿入し易くするには、孔口縁の面取りが求められる。また、ボルトやねじを通したりするためには、切削孔回りに一回り大きな径で段落ち状に座ぐり部の削成が求められる。
そこで、作業現場において、コンクリート等にコアドリルで明けられた切削孔の開口縁に対して、汎用の切削工具を用いて作業員の手作業で、例えば、面取りを施したりするとなれば、著しく手間が掛かって作業効率が悪く、人件費が嵩んでコスト高となるもので、面取り部の仕上がり精度の向上も望めないものである。
特開2000−326126号公報。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、コンクリート等の被穿孔物に対してコアドリルによって必要とされる大径の穿孔が行われる際に、この切削孔の開口端部回りに、面取り加工や段落ち状に座ぐり部の削成加工が簡単にできて、コアドリルでコンクリート等に明けられる大径孔の使用を便利にする使い勝手の良いコアドリルを提供することを目的としたものである。
前記の目的を達成するための本発明に係るコアドリルは、シャンクを有する基体に、穿孔用コア体の結合口部を着脱自在に取着するコアドリルにおいて、穿孔用コア体の結合口部に、穿孔用コア体の穿孔用切刃より回転軌跡を大きく設定した座ぐり用切刃を有する座ぐり部削成部材の結合口部を着脱自在に外嵌結合することができ、穿孔用コア体の結合口部の開口縁に切込み凹部を設けると共に、該切込み凹部に対応して座ぐり部削成部材の結合口部に係止突起を設け、該係止突起を切込み凹部に係合させることによって、穿孔用コア体に対して座ぐり部削成部材を不回動に着脱自在に結合することができ、基体は、この基体下部に設けたコア体取着部を有し、この基体のコア体取着部を、穿孔用コア体の結合口部、及びこれに外嵌すると共に、切込み凹部と係止突起とが互いに係合する座ぐり部削成部材の結合口部に嵌挿して、穿孔用コア体をコア体取着部に対して、穿孔用コア体の周方向に相対的に回転させることによって、穿孔用コア体の結合口部に突設した係合突起を、コア体取着部に設けた係合凹部に係合させて、基体に対して穿孔用コア体、及び座ぐり部削成部材を着脱自在に結合することができ、更に、コア体取着部に対して、係合凹部に接続するように縦溝部を設け、基体に対し上下動自在にストッパー部材を設け、このストッパー部材は、圧縮ばねにより縦溝部側に向かって付勢され、ストッパー部材から縦溝部側に向かって延びるように係止爪を設け、ストッパー部材が圧縮ばねによって付勢されて縦溝部に接近した位置にあるときは、係止爪が縦溝部内に配置されると共に、穿孔用コア体の結合口部内に収容されて、係合突起を係合凹部にロックし、ストッパー部材が圧縮ばねの付勢力に抗して縦溝部から離れた位置にあるときは、係止爪が縦溝部から外れて、係合突起に対するロックを解除することを特徴とするものである。
このように構成した本発明のコアドリルによれば、被穿孔物に対する穿孔用コア体による穿孔は、従来のコアドリルによる穿孔と変わりなく行われ、この穿孔用切刃による穿孔が進行して座ぐり部削成部材が被穿孔物面に近づくと、穿孔切刃による切削孔の開口端部回りに、座ぐり用切刃による切削加工が開始される。
ここで、座ぐり用切刃の回転軌跡が、穿孔用切刃の回転軌跡の外側に接する設定になっていると、座ぐり用切刃が所定の切削加工を終えた時点で、穿孔作業を停止して被穿孔物から座ぐり用切刃とともに穿孔用コア体を抜き取ると、穿孔用切刃によって明けられた切削孔の開口端部に座ぐり部が1工程で削成できる。
そして、座ぐり部削成部材の結合口部に設けた係止突起を、穿孔用コア体の結合口部の開口縁に設けた切込み凹部に係合させることによって、穿孔用コア体に対して座ぐり部削成部材を不回動に着脱自在に結合することができる。このように、それぞれの結合口部に切込み凹部及び係止突起を設ける僅かな改良によって、穿孔用コア体に対して座ぐり部削成部材を不回動に着脱自在に結合することができる。よって、穿孔用コア体と座ぐり部削成部材との結合構造を簡素化して生産コストの低減を図ることができる。
また、基体に対する穿孔用コア体と座ぐり用コア体の取着は、穿孔用コア体の結合口部に座ぐり用コア体の結合口部を外嵌結合した状態で、基体側のシャンク部を持ち、コア体取着部を穿孔用コア体の結合口部に嵌挿し、圧縮ばねの付勢下に縦溝部内にあって下降位置にあるストッパー部材の係止爪下端を穿孔用コア体の結合口部内の係合突起に当てて、そのままコア体取着部を結合口部内に押し込むと、係止爪を介してストッパー部材が圧縮ばねに抗して基体上に押し上げられて、コア体取着部の例えば肩部が、穿孔用コア体の切込み凹部に係止した座ぐり用コア体の係止突起上に当接する。ここで基体を穿孔用コア体に対して周方向に相対的に回動させると、結合口部内の係合突起が縦溝部から係合凹部に移動し、凹部内の奥まった係合終点に到達したところで、係止爪下端が係合突起から外れ、係止爪は圧縮ばねの付勢下に縦溝部内を下降し、係止爪背部に係合突起の背部が配置される位置関係となり穿孔用コア体をロックする。また、ここで、座ぐり用コア体の開口縁部に設けた係止突起には、基体側の例えば肩部が押当状態となるので、座ぐり用コア体も穿孔用コア体とともにロックされる。
なお、基体に対して穿孔用コア体と座ぐり部削成部材を分離する時は、圧縮ばねに抗して基体上にストッパー部材を引き上げると、係止爪が穿孔用コア体の係合突起背部から離れて穿孔用コア体のロックを解除するので、この後は前記の逆順の操作で基体と穿孔用コア体を分離することができる。
また、本発明において、座ぐり用切刃の刃先を、面取り可能に軸心方向に傾斜させた傾斜刃に形成し、座ぐり用切刃の回転軌跡を、穿孔用切刃の回転軌跡の外側にオーバーラップさせるように設定してもよい。このようにすると、穿孔作業を終えた時点で、穿孔用切刃により明けられる切削孔の開口端部には、面取り用の傾斜刃によってテーパ面からなる面取りが継続して行われる。
また、本発明において、座ぐり用切刃の回転軌跡が、穿孔用切刃の回転軌跡の外側に離されるように設定されていると、被穿孔物に対して穿孔用切刃で明けられる切削孔の開口端部回りには、この切削孔から離れて座ぐり用切刃によって同心円状に切削孔が明けられ、両切削孔間に円筒状の切り屑が残留し、この円筒状の切り屑は、座ぐり部を仕上げるのに除去が求められるが、この円筒状の切り屑は、比較的肉厚を薄くして脆弱なものであるので、簡単な工具を使用する等してきれいに除去することができる。従って、円筒状の切り屑を除去してその除去面を整える作業にしても簡単な作業で済むので、穿孔用切刃で明けられる切削孔の開口端部回りには、予定するさまざまな大きさの座ぐり部を的確に削成することができて高品質の座ぐり部を提供することができる。
本発明において、座ぐり部削成部材は、穿孔用コア体よりも直径方向に大きい座ぐり用コア体を有し、この座ぐり用コア体の下端開口縁部に座ぐり用切刃が設けられ、座ぐり用コア体の上端開口部が下端開口縁部よりも縮径する結合口部として形成され、この座ぐり用コア体の結合口部が穿孔用コア体の結合口部に外嵌結合するようにしてもよい。このようにすると、座ぐり用コア体と穿孔用コア体を結合した状態で、両コア体は同心で座ぐり用コア体の中に穿孔用コア体の一部が収まり、全体としての形態を小さくして携行性、保管性に優れたものとなる。
本発明において、座ぐり部削成部材の形態を平板状に構成し、使用される座ぐり用切刃は、基部に取着部を有する適宜の長さの超硬チップで形成して植設する手法を採ることができる。
この場合の座ぐり部削成部材は、中央部に結合口部が形成され、穿孔用コア体よりも直径方向に大きい座ぐり用円盤を有し、この座ぐり用円盤の下面に共通の回転軌跡を描く配置で座ぐり用切刃を下向きに植設してなるものである。このようにすると、一つの座ぐり用円盤に、同心にして複数の異なる回転軌跡を採る切刃植設孔を穿設しておき、使用時に現場作業で、同じ回転軌跡を採る切刃植設孔に座ぐり用切刃を植設して使用したり、被穿孔物の種類に合わせて使用する座ぐり用切刃の種類を変更したり、使用する座ぐり用切刃の数を増減したりすることができるので、被穿孔物に削成される座ぐり部の高品質な仕上げが期待できる。
本発明において、基体には、結合保持手段が装着され、この結合保持手段は、基体下部に形設した取着プレートを有し、この取着プレートの外周部が肩部として形成された肩部付きのコア体取着部を備え、基体に対する穿孔用コア体の取着は、基体のコア体取着部を穿孔用コア体の結合口部に嵌挿して結合口部内に突設した係合突起をコア体取着部に設けた係合凹部に係合させてロックすることによって行われ、このロックした状態で、この穿孔用コア体に結合した座ぐり部削成部材は、この座ぐり部削成部材の結合口部に設けた係止片が、コア体取着部の肩部に当接するロック状態となるものとすることができる。このようにすると、結合保持手段を操作して、基体からの穿孔用コア体及び座ぐり用座ぐり部削成部材の着脱操作や、穿孔用コア体と座ぐり用座ぐり部削成部材の結合分離操作等がワンタッチ式にできて取り扱い易くする。
本発明は、以上説明したような形態で実施され、本発明によれば、被穿孔物にコアドリルで明けられる切削孔の開口端部には、予定する面取り加工や座ぐり部の削成が同時的にできるので、切削孔の利用を格段に便利にする。また、目的の座ぐり部を削成するのに、穿孔用コア体で明けられる切削孔と、切削孔から離れて座ぐり部削成部材で明けられる切削孔との間に円筒状の切り屑が残留することがあっても、この種の切り屑は簡単に除去できて座ぐり部面をきれいに仕上げることができるので、穿孔用コア体で明けられる切削孔の開口端部に段落ち状に削成する座ぐり部の仕上がり精度を向上し、多様に削成される高品質の座ぐり部を提供することができる。
以下、本発明に係るコアドリルの好ましい実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜4は、本発明の実施例1を示す。図1は一部を断面で示すコアドリルの正面図、図2はコアドリルに用いる穿孔用コア体の結合口部を示し、(a)は平面図、(b)は一部断面図、図3は穿孔用コア体とともにコアドリルに用いる座ぐり部削成用部材を示し、(a)は平面図、(b)は部分断面図、(c)は下端面図、図4は実施例1のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。
図1において、1は基体、2は基体1に取着される穿孔用コア体、3は穿孔用コア体2とともに基体1に取着される座ぐり部削成部材、4は穿孔用コア体2内で基体1中央に取着したセンタードリルを示す。
基体1は、その上面中央に駆動軸のチャックにより支持されるシャンク5を有し、基体1下部に取着プレート6を形設し、この取着プレート6回りに肩部7を段設したコア体取着部8を形成し、取着プレート6の周縁部からコア体取着部8に掛けて切り込み状に縦溝部9を設け、この縦溝部9からコア体取着部8周面に横向けに係合凹部10を連設している。
穿孔用コア体2は、円筒状をなし、その上端部に基体1のコア体取着部8が嵌挿される筒状の結合口部11を形成し、この結合口部11内面に、コア体取着部8の縦溝部9を経て係合凹部10に係脱する係合突起12を突設し、穿孔用コア体2の下端開口縁部には、超硬チップからなる穿孔用切刃13を設け、コア体の結合口部11の開口縁に、座ぐり部削成部材3と結合するための複数の切込み凹部14を設けている。
実施例1に示される座ぐり部削成部材3は、穿孔用コア体2より一回り大きな円筒状の座ぐり用コア体3aの下端開口縁部に、超硬チップからなる座ぐり用切刃15を設け、コア体の上端開口部は縮径加工して穿孔用コア体2の結合口部11に外嵌結合する結合口部11aを形成し、この結合口部11aの開口縁部に、前記穿孔用コア体2の切込み凹部14に係脱する複数の係止突起16を内向きに設け、この係止突起16を切込み凹部14に係止させて座ぐり用コア体3aと穿孔用コア体2を不回動に結合し、この状態で係止突起16の内端面を穿孔用コア体2の結合口部11内周面に合致させている。こうして、穿孔用コア体2の結合口部11に、基体1のコア体取着部8を嵌挿すると、肩部7が座ぐり用コア体3aの結合口部11a内に入り込んで肩部7下面を係止突起16上に押当するようにしている。
センタードリル4は、汎用のドリルビットが使用される。このセンタードリルは穿孔用コア体2内にあって、図示はしていないが、その基部を基体1の中央に設けたドリル取付け孔に嵌挿し、基体1側方から螺装した固定用ビス等で着脱自在に固定している。
なお、基体1に、穿孔用コア体2及びセンタードリルを組み合わせたコアドリルの基本構成は、周知のこの種のコアドリルと同じである。
本発明においては、穿孔用コア体2と座ぐり部削成部材3は、基体1に装着した結合保持手段17によってロックされる。この結合保持手段17の具体的構成としては、基体1に対し上下動自在にストッパー部材18を配し、このストッパー部材18を圧縮ばね19により下向きに付勢し、ストッパー部材18の下端外周から下向きに設けた係止爪20を縦溝部9に臨ませてコア体取着部8に出入りさせ、係止爪20の背部には、前記のコア体取着部8の係合凹部10に対応して下端から側縁部に掛けて切り込み状に切欠凹部21を設けている。
前記構成において、基体1に対する穿孔用コア体2と座ぐり用コア体3aの取着は、穿孔用コア体2の結合口部11に座ぐり用コア体3aの結合口部11aを外嵌結合した状態で、基体1側のシャンク5部を持ち、コア体取着部8を穿孔用コア体2の結合口部11に嵌挿し、圧縮ばね19の付勢下に縦溝部9内にあって下降位置にあるストッパー部材18の係止爪20下端を穿孔用コア体2の結合口部11内の係合突起12に当てて、そのままコア体取着部8を結合口部11内に押し込むと、係止爪20を介してストッパー部材18が圧縮ばね19に抗して基体1上に押し上げられて、コア体取着部8の肩部7が、穿孔用コア体2の切込み凹部14に係止した座ぐり用コア体3aの係止突起16上に当接する。ここで基体1と穿孔用コア体2を周方向に相対的に回動させると、結合口部11内の係合突起12が縦溝部9から係合凹部10に移動し、凹部内の奥まった係合終点に到達したところで、係止爪20下端が係合突起12から外れ、係止爪20は圧縮ばね19の付勢下に縦溝部9内を下降し、係止爪20背部の切欠凹部21に、縦溝部9側にはみ出ている係合突起12の背部が入り込んで穿孔用コア体2をロックする。また、ここで、座ぐり用コア体3aの開口縁部に設けた係止突起16には、基体1側の肩部7が押当状態となるので、座ぐり用コア体3aも穿孔用コア体2とともにロックされる。
なお、基体1に対して穿孔用コア体2と座ぐり部削成部材3を分離する時は、圧縮ばね19に抗して基体1上にストッパー部材18を引き上げると、係止爪20が穿孔用コア体2の係合突起12背部から離れて穿孔用コア体2のロックを解除するので、この後は前記の逆順の操作で基体1と穿孔用コア体2を分離することができる。
しかして、実施例1に示されるコアドリルでは、穿孔用コア体2の穿孔用切刃13の回転軌跡の外側に、最小回転軌跡を採る座ぐり用切刃15の回転軌跡をオーバーラップさせるように、両切刃13,15の回転軌跡を設定している。
こうして被穿孔物に対して穿孔を行うと、穿孔用切刃13による穿孔は、従来のコアドリルによる穿孔と変わりなく、センタードリル4でセンター孔を先行させて行われ、この穿孔が進行して座ぐり用切刃15が被穿孔物面に当てられるようになると、穿孔用切刃13により明けられた切削孔に接してその外回りに、座ぐり用切刃15による切削加工が継続して行われ、所定の切削加工を終えると、図4に示すように、被穿孔物Aには、穿孔用切刃13により明けられた切削孔Bの開口端部回りに、座ぐり用切刃15によって削成された座ぐり部Cが段落ち状に1工程で仕上げられる。
図5〜6は本発明の実施例2を示す。図5はコアドリル要部の部分断面図、図6は実施例2のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。
実施例2に示されるコアドリルでは、実施例1の座ぐり用コア体3aと同じ大きさの座ぐり用コア体3aを用いるが、実施例2では、実施例1の座ぐり用切刃15に換えて、刃先を、面取り可能に軸心方向に傾斜させた傾斜刃に形成した面取り用切刃15aを使用している。
なお、この実施例2では、この面取り用切刃15aを使用する以外の構成は、全て実施例1と同一であり、穿孔要領も同じであるのでこれらの詳細な説明は省略する。
しかして、実施例2のコアドリルを使用して被穿孔物Aに対して穿孔を行う場合は、所定の切削加工を終えると、図6に示すように、被穿孔物Aには、穿孔用切刃13で明けられる切削孔Bの開口端部に対して面取り用切刃15aにより傾斜した面取りDが1工程で仕上げられる。
図7〜8は本発明の実施例3を示す。図7はコアドリル要部の部分断面図、図8は実施例3のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。
実施例3に示すコアドリルでは、座ぐり用コア体3bを実施例1の座ぐり用コア体3aより一回り大きくし、座ぐり用コア体3bの下端縁部に設ける座ぐり用切刃15の回転軌跡を、穿孔用コア体2の穿孔用切刃13の回転軌跡の外側に離して設定している。
なお、この実施例3においては、座ぐり用切刃15の回転軌跡と穿孔用切刃13の回転軌跡を離して設定する外は、全て実施例1と同一であり、穿孔要領も同じであるのでこれらの詳細な説明は省略する。
しかして、実施例3のコアドリルを使用して被穿孔物Aに対して穿孔を行うと、所定の切削加工を終えた時点で、図8に示すように、被穿孔物Aには、穿孔用切刃13によって明けられる切削孔Bの開口端部回りに、これより一回り大きな径で座ぐり用切刃15によって切削孔Eが明けられ、両切削孔間に円筒状の切り屑eが残り、この円筒状の切り屑eを除去することによって予定する大きさの座ぐり部Cが得られる。ここで、円筒状の切り屑eを除去するに当たっては、作業現場で簡単な工具を使用する等して除去して除去面を仕上げるだけでよい。
図9〜11は本発明の実施例4を示す。図9はコアドリル要部の部分断面図、図10は座ぐり用円盤の平面図、図11(a)、(b)、(c)は座ぐり用切刃又は面取り用切刃を取着した状態を示す座ぐり用円盤の断面図である。
実施例4に示すコアドリルでは、実施例1の座ぐり用コア体3aに換えて穿孔用コア体2よりは一回り大きな金属板製の座ぐり用円盤3cを使用している。この座ぐり用円盤3cは、図10に示すように、金属板から打抜き加工によって形成したもので、中央部に形成した結合口部11bには、結合口部11b内に係止突起16を突出させ、板面には、同心にして複数の異なる回転軌跡を採る配置で切刃植設孔22を穿設している。これらの切刃植設孔22を介して座ぐり用円盤3cの下面に植設される座ぐり用切刃23は、超硬チップからなり、切刃基部に設けた取着部24を切刃植設孔22に対して周知の手法で着脱自在に取着するようにしている。
なお、この実施例4では、実施例1〜3に見られる座ぐり用コア体3aに換えて金属板製の座ぐり用円盤3cを使用し、この座ぐり用円盤3cの下面に、座ぐり用切刃23を植設して使用する以外の構成は、実施例1〜3と同じであり、穿孔要領も同じであるのでこれらの詳細な説明は省略する。
しかして、実施例4のコアドリルにおいて、図11(a)に示すように、座ぐり用円盤3cに対し、実施例1同様に、穿孔用切刃13の回転軌跡の外側で、最小回転軌跡を採る配置の切刃植設孔22に座ぐり用切刃23を植設し、両切刃13,23の回転軌跡をオーバーラップさせるように設定して被穿孔物Aに対して穿孔を行う場合は、所定の切削加工を終えて被穿孔物Aには、図4に示すように、穿孔用切刃13により明けられる切削孔Bの開口端部回りには、座ぐり用切刃23により削成された座ぐり部Cが段落ち状に1工程で仕上げられる。
また、前記する座ぐり用円盤3cにおいて、最小回転軌跡を採る配置の切刃植設孔22に植設する座ぐり用切刃23に換えて、図11(b)に示すように、面取り可能な傾斜刃に形成した面取り用切刃23aを植設して使用すると、所定の切削加工を終えて被穿孔物Aには、図6に示すように、穿孔用切刃13で明けられる切削孔Bの開口端部に傾斜した面取りDが1工程で仕上げられる。
さらに、座ぐり用円盤3cに穿設された同心にして複数の異なる回転軌跡を採る切刃植設孔22において、図11(c)に示すように、穿孔用切刃13の回転軌跡から離れる回転軌跡を採る切刃植設孔22に座ぐり用切刃23を植設して使用すると、所定の切削加工を終えて被穿孔物Aには、図8に示すように、穿孔用切刃13によって明けられる切削孔Bの開口端部回りに、これより一回り大きな径で座ぐり用切刃23によって切削孔Eが明けられて、両切削孔B、E間に円筒状の切り屑eが残留する。そこで、この円筒状の切り屑eは、穿孔作業後に除去して段落ち状に予定する大きさの座ぐり部Cを仕上げられる。
本発明は、前記するように、穿孔用コア体2と座ぐり部削成部材3を結合して、これをシャンク5を有する基体1に取着し、穿孔用コア体2とともに座ぐり部削成部材3をロックする結合保持手段17を備えたコアドリルに適用されるが、結合保持手段としては、前記構成に限られるものではなく、市販のさまざまな結合保持手段を装着したコアドリルに適用できる。
図12は、参考技術例の結合保持手段を適用したコアドリルの正面図である。この図12に示す構成のコアドリルは、基体30とシャンク部31を別体構成にしてシャンク部31下方にねじ部32を段付きで延設し、このねじ部32を基体30の中心に設けた中孔33に遊挿し、ねじ部32には、基体30の下側から締付け盤34を螺合させ、また、基体30回りに肩部付きのコア体取着部35を形成し、コア体取着部35と締付け盤34の周縁部間に切れ目(図示せず)を有する拡開リング37を配したもので、この拡開リング37は、基体30に対する締付け盤34の接近動(締付け動)で拡開する構成のものである。
しかして、ストレート径の穿孔用コア体2と座ぐり部削成部材3の結合は、図13に示すように、穿孔用コア体2の結合口部11の開口縁に設けた切込み凹部14に、座ぐり部削成部材3の結合口部11aに設けた係止突起16を係止させて結合し、穿孔用コア体2の結合口部11に、前記締付け盤34を緩め、基体30と締め付け盤34との間で拡開リング37を縮径させた状態で、基体30のコア体取着部35を拡開リングともども嵌挿し、コア体取着部35の肩部を座ぐり部削成部材3の係止突起16上に押当し、ここで基体1に対してシャンク部31を相対的に回動して締付け盤34を基体30側に接近移動させて締め付けると、拡開リング37内にテーパ面に形成したコア体取着部35の下端周縁部と締付け盤34の上端周縁部が圧入して拡開リング37が拡開し、これが穿孔用コア体2の結合口部11内周面に圧着してコア体をロックするものである。
本発明に係るコアドリルは、その基本構成は周知のこの種のコアドリルと同じくしながら、コアドリル本来の大径孔の穿孔と同時に、大径孔の開口端部回りに座ぐり部の削成や面取りが簡単にできるので、建築現場や土木工事現場等で、コンクリートや石材等に穿孔するのに広範に使用して高品質で使い勝手のよい大径孔が提供できて作業有用なものである。
一部を断面で示す実施例1のコアドリルの正面図である。 実施例1のコアドリルに用いる穿孔用コア体の結合口部を示し、(a)は平面図、(b)は一部断面図である。 実施例1のコアドリルに穿孔用コア体とともに用いる座ぐり部削成用部材を示し、(a)は平面図、(b)は部分断面図、(c)は下端面図である。 実施例1のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。 実施例2のコアドリル要部の部分断面図である。 実施例2のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。 実施例3のコアドリル要部の部分断面図である。 実施例3のコアドリルによって被穿孔物に明けられた切削孔の断面図である。 実施例4のコアドリル要部の部分断面図である。 実施例4の座ぐり用円盤の平面図である。 (a)、(b)、(c)は実施例4において座ぐり用切刃又は面取り用切刃を取着した状態を示す座ぐり用円盤の断面図である。 参考技術例の結合保持手段を適用したコアドリルの正面図である。 穿孔用コア体及び座ぐり部削成部材の結合口部を示す部分断面である。
1 基体
2 穿孔用コア体
3 座ぐり部削成部材
3a 座ぐり用コア体
3b 座ぐり用コア体
3c 座ぐり用円盤
4 センタードリル
5 シャンク
6 取着プレート
7 肩部
8 コア体取着部
9 縦溝部
10 係合凹部
11 結合口部
11a 結合口部
11b 結合口部
12 係合突起
13 穿孔用切刃
14 切込み凹部
15 座ぐり用切刃
15a 面取り用切刃
16 係止突起
17 結合保持手段
18 ストッパー部材
19 圧縮ばね
20 係止爪
21 切欠凹部
22 切刃植設孔
23 座ぐり用切刃
23a 面取り用切刃
24 取着部
30 基体
31 シャンク部
32 ねじ部
33 中孔
34 締付け盤
35 コア体取着部
37 拡開リング

Claims (5)

  1. シャンクを有する基体に、穿孔用コア体の結合口部を着脱自在に取着するコアドリルにおいて、
    穿孔用コア体の結合口部に、穿孔用コア体の穿孔用切刃より回転軌跡を大きく設定した座ぐり用切刃を有する座ぐり部削成部材の結合口部を着脱自在に外嵌結合することができ、
    穿孔用コア体の結合口部の開口縁に切込み凹部を設けると共に、該切込み凹部に対応して座ぐり部削成部材の結合口部に係止突起を設け、該係止突起を切込み凹部に係合させることによって、穿孔用コア体に対して座ぐり部削成部材を不回動に着脱自在に結合することができ、
    基体は、この基体下部に設けたコア体取着部を有し、この基体のコア体取着部を、穿孔用コア体の結合口部、及びこれに外嵌すると共に、切込み凹部と係止突起とが互いに係合する座ぐり部削成部材の結合口部に嵌挿して、穿孔用コア体をコア体取着部に対して、穿孔用コア体の周方向に相対的に回転させることによって、穿孔用コア体の結合口部に突設した係合突起を、コア体取着部に設けた係合凹部に係合させて、基体に対して穿孔用コア体、及び座ぐり部削成部材を着脱自在に結合することができ、更に、
    コア体取着部に対して、係合凹部に接続するように縦溝部を設け、
    基体に対し上下動自在にストッパー部材を設け、このストッパー部材は、圧縮ばねにより縦溝部側に向かって付勢され、
    ストッパー部材から縦溝部側に向かって延びるように係止爪を設け、
    ストッパー部材が圧縮ばねによって付勢されて縦溝部に接近した位置にあるときは、係止爪が縦溝部内に配置されると共に、穿孔用コア体の結合口部内に収容されて、係合突起を係合凹部にロックし、
    ストッパー部材が圧縮ばねの付勢力に抗して縦溝部から離れた位置にあるときは、係止爪が縦溝部から外れて、係合突起に対するロックを解除することを特徴とするコアドリル。
  2. 座ぐり用切刃の刃先を、面取り可能に軸心方向に傾斜させた傾斜刃に形成し、座ぐり用切刃の回転軌跡を、穿孔用切刃の回転軌跡の外側にオーバーラップさせるように設定したことを特徴とする請求項1記載のコアドリル。
  3. 座ぐり部削成部材は、穿孔用コア体よりも直径方向に大きい座ぐり用コア体を有し、この座ぐり用コア体の下端開口縁部に座ぐり用切刃が設けられ、座ぐり用コア体の上端開口部が下端開口縁部よりも縮径する結合口部として形成され、
    この座ぐり用コア体の結合口部が穿孔用コア体の結合口部に外嵌結合することができることを特徴とする請求項1又は2記載のコアドリル。
  4. 座ぐり部削成部材は、中央部に結合口部が形成され、穿孔用コア体よりも直径方向に大きい座ぐり用円盤を有し、この座ぐり用円盤の下面に共通の回転軌跡を描く配置で座ぐり用切刃を下向きに植設してなることを特徴とする請求項1又は2記載のコアドリル。
  5. 基体には、結合保持手段が装着され、
    この結合保持手段は、基体下部に形設した取着プレートを有し、この取着プレートの外周部が肩部として形成された肩部付きのコア体取着部を備え、
    基体に対する穿孔用コア体の取着は、基体のコア体取着部を穿孔用コア体の結合口部に嵌挿して結合口部内に突設した係合突起をコア体取着部に設けた係合凹部に係合させてロックすることによって行われ、このロックした状態で、
    この穿孔用コア体に結合した座ぐり部削成部材は、この座ぐり部削成部材の結合口部に設けた係止片が、コア体取着部の肩部に当接するロック状態となることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコアドリル。
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