JPH04141183A - 高速消防船 - Google Patents

高速消防船

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JPH04141183A
JPH04141183A JP26487290A JP26487290A JPH04141183A JP H04141183 A JPH04141183 A JP H04141183A JP 26487290 A JP26487290 A JP 26487290A JP 26487290 A JP26487290 A JP 26487290A JP H04141183 A JPH04141183 A JP H04141183A
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water jet
fire
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stern
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Kiyomasa Izeki
井関 聖将
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、船舶火災の消火活動に従事する高速消防船に
係り、特にウォータージェット推進の高速消防船に関す
る。
(従来の技術) 船舶あるいは海洋構造物に発生した火災の消火活動に消
防船が活躍している。この消防船は、大型の消防ポンプ
を含む強力な消火設備を備えている。従来、この種の消
防船の推進方式としては、ディーゼル機関等の主機関に
よってプロペラを回し、このプロペラが発生するスラス
トにより推進する方式が採用されている。
(発明が解決しようとする課題) 火災現場に一刻も早く到着する必要がある消防船では、
高速で航行できることが第一に要請される。しかし、従
来のプロペラ推進では船の速度の向上に自ずと限界があ
った。
近年、ウォータージェットによる推力を利用した新しい
推進方式が開発され、各種小型船舶、例えば、小型高速
警備艇などに採用されている。この推進方式は、ウォー
タージェットポンプから圧力水を噴射したときに発生す
るスラストを船の推進力とするもので、高速航行が可能
となる。
ところで、船舶火災の規模が大きい場合には、その熱の
ために消防船が近寄れないことがある。
従って、消火ポンプとしてウォータージェットポンブを
利用して火災現場から距離をおいて放水できることが望
ましい。しかし、圧力水を噴出した反動で船体が静止で
きないという難点がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消
し、ウォータージェットポンプを推進用と消火用との共
用とし、高速航行が可能となるとともに、消火活動に際
して船体を静止させることができる高速消防船を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、推進駆動源とし
てウォータージェットポンプを備え、消火放水ノズルを
有するとともに上記ウォータージェットポンプの出力す
る高圧水の噴出方向を船尾後方への方向と消火放水ノズ
ルへの方向との間で切換える放水切換え装置を船体の船
尾両舷側にそれぞれ設けたことを特徴とするものである
(作 用) 本発明によれば、航行時には、ウォータージェットポン
プの出力する高圧水は船尾後方へ噴出され、このとき発
生する推力によって、高速消防船は、高速で航行するこ
とができる。これに対して、消火活動にあたるときは、
放水切換え装置によって高圧水の流れ方向が切換えられ
ウォータージェットポンプの出力する高圧水は消火放水
ノズルから噴出する。そして、放水切換え装置が船体の
船尾両舷側にそれぞれ設けられているので、両側の消火
放水ノズルから放水することで、放水時の反動が相殺さ
れ、船体の位置が保たれる。
(実施例) 以下、本発明による高速消防船の一実施例について添付
の図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、符号10は、本実施例に
よる高速消防船を示す。この高速消防船では、推進方式
にウォータージェット推進が採用されるとともに、ウォ
ータージェットを消火用に利用している。第1図は、航
行中の高速消防船10を示し、第2図は消火活動に際し
て放水中の高速消防船10を示している。符号11は船
体を示し、この船体11の内部の右舷側、左舷側にはそ
れぞれウォータージェットポンプ12.12が配設され
、このウォータージェットポンプ12.12はそれぞれ
原動機13.13によって駆動される。ウォータージェ
ットポンプ12.12で発生した高圧水は船体11の船
尾両舷側にそれぞれ配置された放水切換え装置14.1
4を介して噴出されるようになっている。なお、ウォー
タージェットポンプ12としては、公知の型式のものが
採用されており、船底に開口するインテークダクト15
から海水を吸い込み、ケーシング16内のインペラ17
を回して高圧のウォータージェットを発生するようにな
っている。
第3図および第4図は、上記放水切換え装置14の構成
を示した断面図である。第3図は、推進用にウォーター
ジェットを噴出している状態を表しており、第4図は、
消火用にウォータージェットを噴出している状態を示し
ている。この放水切換え装置14のケーシング18の内
部には、航行時と消火作業時とでウォータージェットの
噴出方向を切換える弁体19が回動自在にケーシング1
8に対してヒンジ結合され、航行放水口20およびケー
シング18に設けられた消火放水ノズル部21を開閉す
るようになっている。この場合、上記航行放水口20は
、ウォータージェットポンプ12のポンプ軸と同軸的に
配置され、そのケーシング18の出口部18aの口径よ
りも大きな口径で開口する。これに対して消火放水ノズ
ル部21は、その軸がウォータージェットポンプ12の
ポンプ軸とは直交するように配置されているとともに、
その先端は絞られて圧力水を遠くに飛ばせるようになっ
ている。
このような放水切換え装置14は、ウォータージェット
ポンプ12のポンプ軸との同軸上を回転できるように取
付けられており、これによって、水平方向に対して消火
放水ノズル部21の軸のなす角、すなわち、仰角を任意
に設定できるようになっている。なお、この実施例では
、弁体19はワイヤ22を介して弁体操作用アクチュエ
ータ23に連結されている。また、符号24は、消火時
に、弁体19と航行放水口20の間をシールするパツキ
ンを示す。
以上のように構成される高速消防船10が航行するとき
は、弁体19によって消火放水ノズル部21は閉じられ
る。ウォータージェットポンプ12でインペラ17が回
転して発生した圧力水はそのまま真っすぐに航行放水口
20から船尾に向けて噴出される。その除虫じる推力は
、ケーシング16の取付はフランジ(図示せず)を介し
て船体11にかかる。このようにして高速消防船10は
従来のプロペラ推進に較べ格段に速い船足で航行できる
ので、火災現場にいち早く急行することができる。
高速消防船10が上記のようにして火災現場に急行して
火災消火活動に入るときには、−旦、ウォータージェッ
トポンプ12を停止した後、弁体操作用アクチュエータ
23を作動させて放水切換え装置14の弁体19の位置
を航行放水口20を閉じる側に切換える。これによって
、ウォータージェットポンプ12を再び始動させると、
圧力水は消火放水ノズル部21から火災が起きた船に向
けて放水される。この場合、放水は高出力のウォーター
ジェットポンプ12の出力によるので、従来の消防ポン
プにくらべ、放水の到達距離を伸ばすことができる。従
って、火災の規模が大きくその熱によって近くに消防船
が近寄れないようなときでも、有効な消火活動が可能と
なる。また、放水の到達距離を延ばすために、特に大型
の消防ポンプおよびその原動機を必要としないので、設
備の簡素化に資する。
さらに、この消火作業時には、第5図に示されるように
、消火放水ノズル部21の仰角を両舷側とも等しくおい
て、同時に放水するようにすれば、この消火ノズル部2
1から放水することによって生じる反動が互いに打ち消
しあって船尾が回らないので、船体位置の安定した状態
下に消防活動を遂行することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ウォ
ータージェットポンプを推進用と消火用とに共用できる
ようにしているので、従来のプロペラ推進よりも高速の
航行速度が得られるとともに、消火時に放水の到達距離
を大幅に伸ばせ、消火ポンプを不必要とする利点がある
。しかも、消火放水ノズル部を備えた放水切換え装置を
船尾両舷に夫々設けているので、それぞれの消火放水ノ
ズル部から放水による反動が釣り合うように放水するこ
とで、船体の位置を安定させて消防活動を続けられると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による高速消防船がウォー
タージェットにより推進している航行時の一部切り欠き
側面図、 第2図は、上記高速消防船がウォータージェットを消火
活動時の放水用に切換えた時の一部切り欠き側面図、 第3図は、高速消防船の航行用に切換えられた放水切換
え装置の縦断面図、 第4図は高速消防船の消火用に切換えられた放水切換え
装置の縦断面図、 第5図は高速消防船が消火活動にあたっているときの消
火放水ノズルの仰角を示した説明図である。 10・・・高速消防船、11・・・船体、12・・・ウ
ォータージェットポンプ、13・・・原動機、14・・
・放水切換え装置、15・・・インテークダクト、17
・・・インペラ、19・・・弁体、21・・・消火放水
ノズル部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船舶、水上構造物の火災事故の消火活動に従事する高速
    消防船において、推進駆動源としてウォータージェット
    ポンプを備え、消火放水ノズルを有するとともに上記ウ
    ォータージェットポンプの出力する高圧水の噴出方向を
    船尾方向と消火放水ノズルの方向の間で切換える放水切
    換え装置を船体の船尾両舷側にそれぞれ設けたことを特
    徴とする高速消防船。
JP2264872A 1990-10-02 1990-10-02 高速消防船 Expired - Fee Related JP2654246B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182968A (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 日立造船株式会社 消防艇
JPS6154855U (ja) * 1984-09-12 1986-04-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182968A (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 日立造船株式会社 消防艇
JPS6154855U (ja) * 1984-09-12 1986-04-12

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