JPH04140981A - アクセサリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子スチルカメラ等の各種電子機器に必要に応
じて装着されるアクセサリ装置に関し、特にこのアクセ
サリ装置にリモコン機能を持たせることによって上記電
子機器を遠方からリモコン操作し得るようにしたもので
ある。

（従来の技術） 例えば、被写体からの撮像光を電気的な映像信号に変換
して磁気ディスク等の記録媒体に記録する電子スチルカ
メラのような電子機器が一般に知られている。

また、このような電子スチルカメラは近年に至って急速
に普及されており、この普及に伴ってこの種カメラの使
用方法も多岐に亙っている。

そのため、このようなカメラにおいては、長時間の使用
を可能として使用態様の多様化に応えるために、カメラ
本体の外部電源装着部にＡＣアダプタ或はバッテリパッ
ク等の外部電源を選択的に装着し得るようにする等の改
良がなされてきた。

（発明が解決しようとする課題） ところで、最近では三脚にこのカメラを据えつけて、例
えば撮影者本人を撮影したり、植物等の観察のためにイ
ンターバル撮影を行なうといった使われ方もされるよう
になってきた。

このために、このような撮影を行う場合のためにこの種
カメラにリモコン操作機能を備えることが要求されてき
た。

ところが、この種カメラは通常片手で容易にホールドし
得る程度の大きさ及び軽さに作られることが要求されて
いるが、カメラ本体に上述のように比較的限られた使用
目的のためのリモコン受信部を設けることは、このカメ
ラ本体に要求される小型化、軽量化を阻害することにな
り好ましくない。

また、そのようなリモコン受信部を設けることはコスト
アップの原因にもなり、この点からも好ましくない。

このように、各種の電子機器においては、比較的限られ
た場合にのみ要求されるリモコン操作機能を付加するこ
とが要望されているにもかかわらず、本来的に要求され
る小型化、軽量化或はコストダウン等の一般的な制約か
らこの機能を付加することは全体として好ましくない場
合があった。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであ
り、上述のような電子スチルカメラ等の各種電子機器に
おいてリモコン操作機能が要求される場合が比較的限ら
れていることに着目し、この電子機器にリモコン操作機
能が要求される場合にこの機能を持たせることを可能に
したアクセサリ装置を提供することを目的とする。

本発明は、この目的を達成するために、各種電子機器と
共に使用可能なアクセサリ装置であって、 このアクセサリ装置にリモコン受信器を設けるとともに
、上記電子機器に装着された時にこの電子機器との間に
通信ラインを形成し、この通信ラインを介して上記リモ
コン受信器からの受信データを上記電子機器に送信し得
るようにすることを特徴とするアクセサリ装置、を提供
するものである。

（作用） 上述のような構成の本発明によれば、電子スチルカメラ
のような電子機器に必要に応じてリモコン操作機能を持
たせることができる。

（実施例） 以下、本発明に係る好適な実施例を第１図ないし第３図
を用いて詳細に説明する。

本実施例は、本発明を電子スチルカメラに装着される外
部電源装置のようなアクセサリ装置に適用したものであ
り、この外部電源装置は先に説明したようにその使用用
途が、例えば長時間に亘るインターバル撮影等の時とい
ったように比較的限定されているとともに、この電源装
置を使用する場合には、例えば三脚に固定されたカメラ
に触れることな（このカメラを操作する等のためにリモ
コン機能が要求されることが多い。

第１図（Ａ）（Ｂ）は本実施例の構成を示す外部電源装
置の正面図及び平面図であり、この外部電源装置は図示
のように複数の電池を収納する電源収納部１及びこの電
源収納部１とケーブル２を介して接続された電源カブラ
３を備えて構成されている。

また、上記電源カブラ３は、電子スチルカメラ本体１５
背面の電池ボックス内に差し込まれて電源収納部１とカ
メラ本体１５との間の電源ラインを形成するダミー電池
部４、上記カメラ本体１５の電池ボックス近傍に設けら
れたコネクタ接続部に差し込まれてこの外部電源装置と
上記カメラ本体１５とのインターフェースとなるコネク
タ５及び図示しないリモコン送信器からの赤外光を受信
するリモコン受光部６とを備えて構成されておりこれら
各部はすべて同一方向、すなわちこの電源カブラ３をカ
メラ本体１５に装着した際に上記各部がカメラ前方を向
いて配置されている。

なお、上記ダミー電池部４はその先端に上記電池ボック
ス内に配置された電源端子に接続される接片７．８を備
えており、このダミー電池部４を上記カメラ本体の電池
ボックスに差し込むことによりこれら接片７．８が電池
ボックス内の電源端子に接触する。

一方、上記電源収納部１の上面には第１図（Ａ）に示す
ように電源ラインをオン、オフ制御するスイッチ９及び
このスイッチ９によるオン、オフ状態を表示するための
ＬＥＤを用いた表示ランプ１０が設けられている。

また、上記電源収納部ｌは第２図に示すような回路構成
を備えている。

すなわち、この電源収納部１は図示のように、互いに直
列に接続された複数の電池１１を電源として収納してお
り、これら電池１１からの電源はレギュレータ１２を介
して上記ケーブル２中の電源ラインに送出される。

また、この電源収納部１において、上記電源ラインの正
ラインは上記スイッチ９にてオン、オフされ、この正ラ
インと接地ラインとの間には上記表示ランプ１０が接続
されている。

このような構成の電源収納部１においては、上記スイッ
チ９をオンすることによって上記電池１１と表示ランプ
１０が接続されてこのランプ１０が点灯して電源オン状
態を表示する。

また、上記レギュレータ１２に電池１１からの電源電圧
が印加されることによってこのレギュレータ１２の出力
側に一定電圧が出力される。

なお、このレギュレータ１２の８カ電圧がカメラ本体へ
の駆動電源となるため、上記ダミー電池部４以前での電
圧降下をできるだけ少な（することが好ましい。このた
め、本実施例では、上記ケーブル２の長さを約３０セン
チメートルに設定してケーブル２での電圧降下を少なく
している。

第３図は本実施例における上記電源カブラ３及びこの電
源カブラ３が接続されたカメラ本体１５の電気的構成を
示すブロック図である。

第３図において、上記電源カブラ３は、図示しない外部
の赤外線ワイヤレスリモコンからの各操作機能に対応し
た所定のコードで変調された赤外光を受光するセンサ１
６と、このセンサ１６からの検出出力から上記コードを
復調して取り出すマイコン１７及びこのマイコン用の電
源を供給するレギュレータ１８を備えており、このレギ
ュレータ１８はカメラ本体１５から通信ラインＬを介し
て供給されるコントロール信号／ＣＰＵ０Ｎによって制
御される。

すなわち、このコントロール信号／ＣＰＵ０ＮがＬＯＷ
になると上記レギュレータ１８がＥＮＡＢＬＥになりマ
イコン１７が動作開始する。

また、第３図において、１９は受光センサ出力であり、
これを上記マイコン１７が検圧して外部の上記リモコン
からのコードを識別する。

なお、このマイコン１７によって識別可能なコードは、
このマイコン１７が外部電源装置に用いられるものであ
るために、撮影機能、再生機能、日付等の各種データ入
力機能に対応し、外部リモコンの操作可能なすべてのコ
ードである。

さらに、２０〜２３はカメラ本体１５とこの電源カブラ
３内のマイコン１７とのシリアル通信ラインであり、こ
のシリアル通信ラインは上記コネクタ５をカメラ本体１
５のコネクタ接続部２４に差し込むことによって形成さ
れる。

一方、上記カメラ本体１５は、このカメラを動作制御す
るマイコン２５と上記電源カブラ３からのシリアルデー
タをパラレルデータに変換するＳ／Ｐ　（シリアル−パ
ラレル）変換器２６と上記マイコン２５に安定化電源を
供給する２つのレギュレータ２７．２８を備えており、
これら２つのレギュレータ２７．２８の内の一方２７は
上記マイコン２５の高速動作用の高出力レベルのもので
あるのに対して他方２８は上記マイコン２８の低消費電
力用の低出力レベルのものである。

そして、これらレギュレータ２７．２８の出力は、電圧
切換スイッチ２９にて適宜切り換えられるようになって
いる。

また、このカメラは、信号処理ブロック３０を備えてお
り、この信号処理ブロック３０は図示しない撮像光学系
からの映像出力或はビデオフロッピから再生された再生
映像信号を処理して輝度信号と同期信号との合成信号（
ｙ＋ｓ）及びクロマ信号（Ｃ）を各々出力して上記電源
カブラ３を介して外部に出力される。

なお、第３図中３１はキャラクタゼネレータであり、こ
のキャラクタゼネレータ３１の出力コードは図示しない
モニタに文字等を表示するものである。

次に、上述のような構成の外部電源装置を電子スチルカ
メラに装着してリモコン操作を行なう場合の動作を説明
する。なお、このような外部電源装置を用いてリモコン
操作にて撮影を行う場合とは、例えば、先に説明したよ
うに、カメラを三脚に固定して長時間のインターバル撮
影を行う場合や戸外で撮影者自らを撮影する場合等、様
々の場合がある。

先ず、カメラ本体に外部電源装置の電源カブラ３を装着
することによって、この外部電源装置からの電源がカメ
ラ本体１５に供給される。

この状態で、このカメラ本体１５におけるマイコンのコ
ントロール信号／ＣＰＵ０ＮはＬＯＷに設定されている
。

これにより、上記電源カブラ３内のレギュレータ１８は
ＥＮＡＢＬＥになり、このカブラ３内のマイコン１７が
動作状態となる。

この状態で、外部のリモコンにより上記電源カブラ３の
センサ１６に向けて所望のコードを送信する。

マイコン１７はセンサ１６の検出出力を検知してそのコ
ードを識別し、識別したコードに基づいたデータを上記
シリアル通信ラインを介してＳ／Ｐ変換器２６にシリア
ル送信する。

そして、カメラ本体１５のマイコン２５は上記Ｓ／Ｐ変
換器２６からのデータを取り込み、このデータに基づい
てカメラ本体１５を制御する。

このように、本実施例においては、上記カメラ本体１５
に装着される外部電源装置にリモコン受信機能を持たせ
ることにより、外部電源装置をカメラ本体１５に装着す
ることによってリモコン操作が可能となる。

また、本実施例においては、電子スチルカメラの小型化
、軽量化を損なうことなく、このカメラにリモコン機能
を付加することができる。

さらに、本実施例においては、上述のリモコン受信機能
をＤＣ電源（電池１１）の外部電源装置に付加したため
、特に電源コードを必要とするＡＣ電源アダプタに付加
する場合に比してその使用範囲の制約を受けない。

なお、本実施例においては、リモコン操作で撮影者自ら
を操影する場合には、リモコンで撮影ボタンを操作した
後、所定時間経過した後にカメラ側のシャッタが切れる
ように設定されている。

また、本実施例においては、このように必要な場合にリ
モコン操作が可能となるが、上記外部電源装置を外して
カメラ本体１５の電池ボックスに通常の電池を装着する
ことによって、このカメラを通常のカメラとしても使用
できることは当然である。

さらに、アクセサリ装置の種類に応じて、このアクセサ
リ内のマイコン１７の識別可能コードの種類を変えても
良く、これによってこのマイコンの負担を少な（するこ
とができる。

（発明の効果） 上述の説明から明らかなように、本発明に係るアクセサ
リ装置を用いれば、このアクセサリ装置が装着される電
子機器に必要に応じてリモコン操作機能を付加すること
ができる。

また、このアクセサリ装置を用いれば、装着される電子
機器に要求される小型化、軽量化、コストダウンといっ
た要件を損なうことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）（Ｂ）は本発明に係る外部電源装置を示す
正面図及び平面図、第２図は第１図に示す外部電源装置
における電源収納部の電気的構成を示す回路図、第３図
は同じく電源カブラとこのカブラが装着された電子スチ
ルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 １５・・・カメラ本体（電子機器）、 １６・・・センサ、 ７・・・マイコン、 Ｌ・・・通信ライン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各種電子機器と共に使用可能なアクセサリ装置であって
   、 このアクセサリ装置にリモコン受信器を設けるとともに
   、上記電子機器に装着された時にこの電子機器との間に
   通信ラインを形成し、この通信ラインを介して上記リモ
   コン受信器からの受信データを上記電子機器に送信し得
   るようにすることを特徴とするアクセサリ装置。