JPH04140782A - クリーニング部材 - Google Patents

クリーニング部材

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JPH04140782A
JPH04140782A JP26458290A JP26458290A JPH04140782A JP H04140782 A JPH04140782 A JP H04140782A JP 26458290 A JP26458290 A JP 26458290A JP 26458290 A JP26458290 A JP 26458290A JP H04140782 A JPH04140782 A JP H04140782A
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政弘 渡部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1)産業上の利用分野 本発明は静電複写機、同プリンターなど、静電転写プロ
セスを利用する画像形成装置、特にそのクリーニング装
置に用いられ電子写真感光体表面を摺擦して表面に残留
するトナーを清掃除去するクリーニング部材に関するも
のである。
2)従来の技術 電子写真感光体表面に形成した可転写トナー像を、紙な
どの転写材に転写する工程を繰り返す周知の画像形成装
置においては、転写工程ごとに、転写されずに感光体表
面に残るトナーをきれいに除去することが必要不可欠で
あり、このためにゴム弾性体を感光体表面に均一に精度
良く接触させ、感光体表面を摺擦させることにより残留
するトナーを清掃除去する方法が広く用いられ、クリニ
ング部材としてはウレタンゴムが使われていることは周
知のことである。
ウレタンゴム材としては、ポリエステル系ポリオールを
分子骨格にしたアジペート系、ラクトン系等のポリウレ
タンゴム組成物が耐摩耗性に優れている為用いられてい
る9 3)発明が解決しようとしている問題点しかしなから、
ポリエステル系ポリオールな骨格としたウレタンゴムは
、耐摩耗性の良い反面、分子骨格中に加水分解に弱いエ
ステル基を含むために、使用するに従い、水分の介在に
より加水分解反応を生じ、これによりウレタンゴムの分
子構造に変化が生じ、初期の機械的特性に劣化が起こり
、時間、温度、湿度等の因子で指数関数的に急速に劣化
していく。この結果、ある環境下に長期に使用すると、
機械的特性の低下によってゴム硬度の変化や塑性変形が
生じ感光体との接触圧の低下によるクリーニング不良や
、 さらに劣化が進に従ってゴムの粘着性が増加し感光
体表面に粘着したりするトラブルが発生する問題があっ
た。
4)問題を解決するための手段 本発明においては、上述問題点を解決するために、 ク
リーニング部材として使用するポリエステル系ポリオー
ルを骨格としたウレタンゴム中に、加水分解により生成
するカルボキシル基と反応する加水分解防止剤を添加し
、加水分解反応を抑制する方法を考案し、耐加水分解性
を改良したクリニング部材を見いだし、本発明を完成す
るに至っ た。
クリーニング部材の材質としては、耐摩耗性の観点から
、ポリエステル系ポリオールを骨格としたウレタンゴム
が良く、アジペート系やラクトン系のポリオールやこれ
らの混合物系等のポリオールとポリイソシアナート類及
び鎖延長剤としてのグリコール類、アミン類、架橋剤と
しての多官能ポリオール類やポリアミン類が用いられ、
所望するブレード機能を満足するウレタンゴムを分子設
計して合成かつ成形してブレードを形成する。
加水分解防止剤としては、カルボジイミド系化合物、4
−t−ブチルカテコール、アゾジカルボナミッド、アゾ
ジカルボキシリック酸エステル1 脂肪酸アマイド暮が
有効である。また、加水分解防止剤の分子中の側鎖を変
えて、ポリエステルポリオルとの相溶性を改善した加水
分解防止剤も良い。
その他配合物としては、熱酸化劣化や光劣化によって生
じる官能基による加水分解の促進を防ぐために、酸化防
止剤や紫外線吸収剤などの添加も効果があり、これら添
加剤の併用による相乗効果も有効である。酸化防止剤と
しては、フェノール系とアミン系があるが、感光体への
非汚染性の点からフェノール系の酸化防止剤が良い、特
にヒンダードフェノール系で高分子量の非移行性の物が
良く、例久ば、Irganoxlolo、1035.1
076等が良い。
紫外線吸収剤としては、勺すチル酸系、ベンゾフェノン
系、ペンシト1げゾール系誘導体が良く例えばVios
orbloo、13G、120.(:yasorb L
IV−24,Tinuvin P、320.327等が
良い。
ウレタンゴムのゴム硬度としては、残留トナーのクリー
ニング性の点から、 クリーニング部材を所定以上の距
離及び荷重で所定の圧力になるよう感光体に押し当てる
よう設定するが、あまり硬度が低すぎると圧力不足やゴ
ムの腰が弱くなりクリニング部材が大きな面で感光体に
接するようになり摺動時の[1擦力が増加し摺動性が悪
くなる為。
JISAで40′″以上の硬度が好ましく2 また硬度
の硬いクリーニング部材では有機光半導体等の感光体表
面への傷の原因となるため1、 JISAで90゛以下
のものが好ましい、 さらに、より好ましくは、 J 
I 5A50’−80’ のものがよい。
感光体へのクリーニング部材の圧接力の変動は、その変
動幅が所定の最低圧接力より低下すると、残留するトナ
ーのクリーニングができなくなる問題があり、このため
圧接力を維持する必要がある。
しかしゴムには、圧接力に対しゴム内部での塑性流動に
起因して起こる非可逆的な変形すなわちりj−ブがある
ため、 クリーニング部材としてはこれの小さいものが
好ましく、この目安として圧縮永久歪が20%以下のも
のが好ましい、さらに、より好ましくは、圧縮永久歪が
10%以下がよい。
5)実施例 実施例1 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー00gr (日本ポリウレタン工業製 Mn 1500NGO6,
2wt%) 硬化剤 14−ブタンジオール 3.9gr トリメチロールプロパン 2.1gr 加水分解防止剤 スタバクゾール1  (カルボジイミド系)gr 成形温度   130℃ 成形時間 30分二次加硫温
度 130℃ 二次加硫時間4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 コム硬度 JISA  62  圧縮永久歪(70℃)
9% 実施例2 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー 00gr (日本ポリウレタン工業製 Mn150ONGO6,2
wt%〕 硬化剤 1.4−ブタンジオール  3.9grトリメチロール
プロパン  2.1gr加水分解防止剤 スタバクゾール1  (カルボジイミド系)gr 酸化防止剤 Irganox1035 0.5gr 紫外線吸収剤 Tjnuvin  P 0.2gr 成形温度   1.30℃ 成形時間  30分−次加
硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間加熱溶解した
ウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、加熱した型に
注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工した。
成形物物性 ゴム硬度 JISA、62  圧縮永久歪(70℃)1
0 % 実施例3 ゴム材料 カプロラクトン系ウレタンプレポリマー00gr (日本ポリウレタン工業製 Mn150ONCO6,2
wt  % ) 硬化剤 l 4−ブタンジオール 3・ 9gr トリメチロールプロパン 2.1gr 加水分解防止剤 スタバクゾールI gr 成形温度   130℃ 成形時間   30分 二次加硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 ゴム硬度 JISA  65  圧縮永久歪(70℃1
 12% 実施例4 ゴム材料 カプロラクトン系ウレタンプレポリマー00gr (日本ポリウレタン工業製 Mn150ONCO6,2
wt%) 硬化剤 1.4−ブタンジオール 3.9gr l・リメチロールブロバン 2、Igr 加水分解防止剤 スタバクゾール1 1、 g r 1ヒ防止剤 Irganox1035 0.5gr 紫外線吸収剤 Tinuvin  P O,2gr 成形温度   130″C成形時間   30分 一次加硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 ゴム硬度 JISA  65  圧縮永久歪(70℃)
 12% 実施例5 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー00gr (日本ポリウレタン工業製 M n 1500NCO6
,2wt%) 硬化剤 1.4−ブタンジオール 3.9gr トリメチロールプロパン 2、Igr 加水分解防止剤 PCD (カルボジイミド系HBayer社)Igr 酸化防止剤 I  rganox1035 0.5gr 紫外線吸収剤 Tinuvin  P O,2gr 成形温度   130℃ 成形時間   30分 二次加硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 ゴム硬度 JISA  62  圧縮永久歪(70℃)
 10% 比較例1 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー00gr (日本ポリウレタン工業製 Mn150ONCO6,2
wt%) 硬化剤 1.4−ブタンジオール 3.9gr トリメチロールプロパン 2・ Igr 成形温度   130℃ 成形時間   30分 二次加硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 ゴム硬度 JT、5A62  圧縮永久歪(70℃ )
   9 % 比較例2 ゴム材料 カプロラクトン系ウレタンプレポリマー1、00 g 
r (日本ポリウレタン工業製 Mn150ONCO6,2
wt%) 硬化剤 1.4−ブタンジオール 3.9gr トリメヂロールプロパン 2.1gr 成形温度   130℃ 成形時間   30分 二次加硫温度 130℃ 二次加硫時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加 熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
成形物物性 ゴム硬度 JISA  65  圧縮永久歪(7O℃ 
1   10  % 以上により成形したクリーニング部材について加水分解
性テストのデーターを表−1に示す。
以上の結果から明らかなように、本発明のクリニング部
材は、実施例1から実施例5までのどのクリーニング部
材とも、初期的な機械的特性の劣化は少ないことが証明
された。また、加水分解防止剤と酸化防止剤、紫外線吸
収剤の併用による効果も証明された。
一方、比較例1のクリーニング部材は、加水分解テスト
後の機械的特性の劣化が大きく、 また、比較例2は比
較例1より良いが実施例より明らかに劣化が促進してい
ることが明瞭である。
6)発明の詳細 な説明したように、本発明のクリーニング部材を用いれ
ば、加水分解による物性低下も少なくクリーニング性能
の低下を防止することができ、長期間の使用に耐える侵
れたクリーニング部材な提供する ものであ る。
ァ久!・条件 環境モード 325℃90%3六月 弾性率 引っ張り試験機 JIS  3号タ ノヘ ル 10%伸び時 の弾性率 速度100111m/+nin

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 静電転写プロセスを利用する画像形成装置において、電
    子写真感光体表面に残留するトナー粉体を清掃除去する
    クリーニング装置に使用されるクリーニング部材で、そ
    の材質がポリウレタンゴム組成物からなり、該ポリウレ
    タンゴム中に加水分解防止剤を含有しかつ、硬度がJI
    SAで40から90度、圧縮永久歪が20%以下である
    ことを特徴とするクリーニング部材。 2) 上記クリーニング部材のポリウレタンゴムがポリエステ
    ル系ポリオールから成ることを特徴とするクリーニング
    部材。 3) 上記クリーニング部材のポリウレタンゴム中に含有する
    加水分解防止剤が、カルボキシル基と反応する加水分解
    防止剤であることを特徴とするクリーニング部材。 4) 上記クリーニング部材のポリウレタンゴム中に、加水分
    解防止剤と酸化防止剤を併用して用いたことを特徴とす
    るクリーニング部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1052112A2 (en) * 1999-05-11 2000-11-15 Mitsui Chemicals, Inc. Color developer composition, aqueous dispersion, recording sheet and color developing ink
JP2002055578A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Bando Chem Ind Ltd 電子写真装置用ブレード体
JP2008181031A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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EP1052112A3 (en) * 1999-05-11 2002-07-17 Mitsui Chemicals, Inc. Color developer composition, aqueous dispersion, recording sheet and color developing ink
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