JPH04140507A - 結合部材および結合構造 - Google Patents
結合部材および結合構造Info
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- JPH04140507A JPH04140507A JP26263590A JP26263590A JPH04140507A JP H04140507 A JPH04140507 A JP H04140507A JP 26263590 A JP26263590 A JP 26263590A JP 26263590 A JP26263590 A JP 26263590A JP H04140507 A JPH04140507 A JP H04140507A
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title claims abstract description 73
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、少なくとも一部に板状部を有し、この板状部
に結合穴を設けられた穴部材と結合される結合部材、お
よびこの結合部材と前記穴部材との結合構造に関する。
に結合穴を設けられた穴部材と結合される結合部材、お
よびこの結合部材と前記穴部材との結合構造に関する。
従来、例えばナツトを他の部材に固定する場合には、一
般に、ナツトを他の部材にアーク溶接または抵抗溶接し
ていた。
般に、ナツトを他の部材にアーク溶接または抵抗溶接し
ていた。
しかしながら、上述のような従来のナツトの固定方法に
おいては、 (イ)溶接作業のコストが高い。
おいては、 (イ)溶接作業のコストが高い。
(ロ)ナツトおよび被固定部材がメツキされていても、
溶接によりそのメツキ層が破壊されてしまうので、溶接
後、防錆のために再度メツキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。
溶接によりそのメツキ層が破壊されてしまうので、溶接
後、防錆のために再度メツキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。
等の問題点があった。
また、ナツト以外の部材を他の部材に固定する場合にも
、溶接によってそれらの部材を固定すると、上述のナツ
トの場合と同様の問題点を生ずる場合が多かった。
、溶接によってそれらの部材を固定すると、上述のナツ
トの場合と同様の問題点を生ずる場合が多かった。
そこで、本出願人は特公平2−2481号においてこれ
らの問題を解決することができる結合構造として、[少
なくとも一部に円筒状部を有し、かつこの円筒状部の周
壁に、該円筒状部の一端から軸方向に延びる軸方向部と
該軸方向部から円周方向に延びる円周方向部とを互いに
連続して有する切り溝を設けられた第一の部材と、少な
くとも一部に板状部を有し、かつこの板状部に、大略円
形で一部に嵌合突起を突出された結合穴を設けられた第
二の部材とを備えてなり、前記第二の部材の前記結合穴
は前記第一の部材の前記円筒状部を挿入され、前記嵌合
突起は前記切り溝の前記軸方向部を経て前記円周方向部
に侵入されることを特徴とする結合構造物」を提案した
。
らの問題を解決することができる結合構造として、[少
なくとも一部に円筒状部を有し、かつこの円筒状部の周
壁に、該円筒状部の一端から軸方向に延びる軸方向部と
該軸方向部から円周方向に延びる円周方向部とを互いに
連続して有する切り溝を設けられた第一の部材と、少な
くとも一部に板状部を有し、かつこの板状部に、大略円
形で一部に嵌合突起を突出された結合穴を設けられた第
二の部材とを備えてなり、前記第二の部材の前記結合穴
は前記第一の部材の前記円筒状部を挿入され、前記嵌合
突起は前記切り溝の前記軸方向部を経て前記円周方向部
に侵入されることを特徴とする結合構造物」を提案した
。
しかしながら、そこに開示した実施例においては、第一
の部材の切り溝の軸方向部と円周方向部とはL字状に交
差していたため、第二の部材の嵌合突起を切り溝の軸方
向部を経て円周方向部に侵入させただけで、その後、円
筒状部を塑性変形させない場合には、嵌合突起が切り溝
の軸方向部と円周方向部との交差点を経て軸方向部に戻
り、さらに該軸方向部から外部に脱出してしまう虞があ
った。
の部材の切り溝の軸方向部と円周方向部とはL字状に交
差していたため、第二の部材の嵌合突起を切り溝の軸方
向部を経て円周方向部に侵入させただけで、その後、円
筒状部を塑性変形させない場合には、嵌合突起が切り溝
の軸方向部と円周方向部との交差点を経て軸方向部に戻
り、さらに該軸方向部から外部に脱出してしまう虞があ
った。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、前記
本出願人の特公平2−2481号の発明をさらに改良し
たものである。
本出願人の特公平2−2481号の発明をさらに改良し
たものである。
本発明の一つの目的は、溶接を用いず、簡単な作業によ
り低コストで、少なくとも一部に板状部を有する部材と
結合することができる結合部材、およびその結合構造を
提供することである。
り低コストで、少なくとも一部に板状部を有する部材と
結合することができる結合部材、およびその結合構造を
提供することである。
本発明の他の目的は、嵌合突起を切り溝の軸方向部を経
て円周方向部に侵入させただけの状態でも、嵌合突起が
軸方向部に戻り、さらに該軸方向部から外部へ脱出して
しまう虞が少なく、またその一方、嵌合突起を切り溝の
円周方向部に侵入させた後、軸方内部円筒状部を塑性変
形させることにより、結合部材と穴部材とをより確実に
結合することもできる結合部材およびその結合構造を提
供することである。
て円周方向部に侵入させただけの状態でも、嵌合突起が
軸方向部に戻り、さらに該軸方向部から外部へ脱出して
しまう虞が少なく、またその一方、嵌合突起を切り溝の
円周方向部に侵入させた後、軸方内部円筒状部を塑性変
形させることにより、結合部材と穴部材とをより確実に
結合することもできる結合部材およびその結合構造を提
供することである。
本発明による結合部材は、少なくとも一部に円筒状部を
有し、かつこの円筒状部の周壁に、該円筒状部の先端か
ら軸方向に延びる軸方向部と該軸方向部にT字状に交差
して円周方向に延びる円周方向部とを備えた切り溝を設
けられたものである。
有し、かつこの円筒状部の周壁に、該円筒状部の先端か
ら軸方向に延びる軸方向部と該軸方向部にT字状に交差
して円周方向に延びる円周方向部とを備えた切り溝を設
けられたものである。
また、本発明による結合構造は、
前記結合部材と、少なくとも一部に板状部を有し、かつ
この板状部に、大略円形で一部に嵌合突起を突出された
結合穴を設けられた穴部材とを備え、 前記穴部材の前記結合穴は前記結合部材の前記円筒状部
を挿入され、前記嵌合突起は前記切り溝の前記軸方向部
を経て前記円周方向部に侵入されてなるものである。
この板状部に、大略円形で一部に嵌合突起を突出された
結合穴を設けられた穴部材とを備え、 前記穴部材の前記結合穴は前記結合部材の前記円筒状部
を挿入され、前記嵌合突起は前記切り溝の前記軸方向部
を経て前記円周方向部に侵入されてなるものである。
本発明によれば、嵌合突起と切り溝の軸方向部の位置を
合わせた状態で、結合部材の円筒状部を穴部材の結合穴
に挿入し、嵌合突起を切り溝の軸方向部を経て該軸方向
部と円周方向部との交差部まで侵入させた後、結合部材
を円筒状部の軸線を中心として穴部材に対していずれか
の方向に相対的に回転し、円周方向部に侵入させると、
結合部材は穴部材に対して軸方向に動けなくなり、まず
一応の結合がここで達成される。
合わせた状態で、結合部材の円筒状部を穴部材の結合穴
に挿入し、嵌合突起を切り溝の軸方向部を経て該軸方向
部と円周方向部との交差部まで侵入させた後、結合部材
を円筒状部の軸線を中心として穴部材に対していずれか
の方向に相対的に回転し、円周方向部に侵入させると、
結合部材は穴部材に対して軸方向に動けなくなり、まず
一応の結合がここで達成される。
本発明においては、結合部材の切り溝の軸方向部と円周
方向部とがT字状に交差しているため、上述のように嵌
合突起を切り溝の軸方向部を経て円周方向部に侵入させ
ただけでも、嵌合突起の幅に対し切り溝の軸方向部の幅
を適切に設定すれば、通常は、嵌合突起が再び軸方向部
に戻り、さらに該軸方向部から外部に脱出してしまうこ
とはない。
方向部とがT字状に交差しているため、上述のように嵌
合突起を切り溝の軸方向部を経て円周方向部に侵入させ
ただけでも、嵌合突起の幅に対し切り溝の軸方向部の幅
を適切に設定すれば、通常は、嵌合突起が再び軸方向部
に戻り、さらに該軸方向部から外部に脱出してしまうこ
とはない。
また、嵌合突起が軸方向部から外部に脱出してしまうの
をより確実に防止したいときは、結合部材の円筒状部を
径方向に圧縮する等により、切り溝の軸方向部の幅が狭
くなるように円筒状部を塑性変形させてもよい。
をより確実に防止したいときは、結合部材の円筒状部を
径方向に圧縮する等により、切り溝の軸方向部の幅が狭
くなるように円筒状部を塑性変形させてもよい。
さらに、穴部材に対して結合部材を完全に固定したい場
合には、切り溝の円周方向部の両側壁が嵌合突起をきつ
く挾持するように円筒状部を塑性変形して、かしめれば
よい。
合には、切り溝の円周方向部の両側壁が嵌合突起をきつ
く挾持するように円筒状部を塑性変形して、かしめれば
よい。
また、結合部材に、円筒状部と同軸な雌ネジ部を設けた
場合には、嵌合突起を切り溝の軸方向部を経て円周方向
部に侵入させただけで、その後円筒状部を塑性変形させ
なくても、前記雌ネジ部に雄ネジを螺合し、この雄ネジ
により穴部材を締め付ける状態とすれば、嵌合突起が再
び軸方向部に戻り、ざらに該軸方向部から外部に脱出し
てしまう虞は完全になくなるし、結合部材および雄ネジ
を介して穴部材にさらに他の部材を結合することができ
る。
場合には、嵌合突起を切り溝の軸方向部を経て円周方向
部に侵入させただけで、その後円筒状部を塑性変形させ
なくても、前記雌ネジ部に雄ネジを螺合し、この雄ネジ
により穴部材を締め付ける状態とすれば、嵌合突起が再
び軸方向部に戻り、ざらに該軸方向部から外部に脱出し
てしまう虞は完全になくなるし、結合部材および雄ネジ
を介して穴部材にさらに他の部材を結合することができ
る。
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図および2図は、本実施例における結合部材1を示
しており(その断面図は第5図等に示されている)、こ
の結合部材1には、内周面に雌ネジ2を形成された円筒
状の本体部3と、この本体部3と同軸で本体部3の一端
面から突出する円筒状部4とが一体的に設けられている
。前記円筒状H4の外径は、本体部3の外径より小さく
、円筒状部4の内径は本体部3の雌ネジ部2の谷径より
大きくされている。また、前記円筒状部4の周壁には、
切り溝5が設けられており、この切り溝5は円筒状部4
の先端から本体部3側に向って軸方向に延びる軸方向部
5aと、この軸方向部5aとT字状に交差して円周方向
に延びる円周方向部5bとを有してなる。
しており(その断面図は第5図等に示されている)、こ
の結合部材1には、内周面に雌ネジ2を形成された円筒
状の本体部3と、この本体部3と同軸で本体部3の一端
面から突出する円筒状部4とが一体的に設けられている
。前記円筒状H4の外径は、本体部3の外径より小さく
、円筒状部4の内径は本体部3の雌ネジ部2の谷径より
大きくされている。また、前記円筒状部4の周壁には、
切り溝5が設けられており、この切り溝5は円筒状部4
の先端から本体部3側に向って軸方向に延びる軸方向部
5aと、この軸方向部5aとT字状に交差して円周方向
に延びる円周方向部5bとを有してなる。
第3図は、本実施例における穴部材6の平面図を示して
おり、この穴部材6は板状部7と、この板状部7の両端
に固定された受は材8とからなっている。前記板状部7
には、結合穴9が設けられており、この結合穴9は大略
円形をなしているが、その周縁部の一部に嵌合突起1o
を突出されている。
おり、この穴部材6は板状部7と、この板状部7の両端
に固定された受は材8とからなっている。前記板状部7
には、結合穴9が設けられており、この結合穴9は大略
円形をなしているが、その周縁部の一部に嵌合突起1o
を突出されている。
第4〜9図は、本実施例の結合工程を示す。
これを説明すると、まず、穴部材6の嵌合突起10の位
置を結合部材1の切り満5の軸方向部5aの位置に合わ
せた状態で、結合部材1と穴部材6とを相対的に軸方向
に移動させることにより、第4図および5図に示すよう
に結合部材1の円筒状部4を穴部材6の結合穴9に挿入
すると同時に嵌合突起10を切り溝5の軸方向部5aに
侵入させる。
置を結合部材1の切り満5の軸方向部5aの位置に合わ
せた状態で、結合部材1と穴部材6とを相対的に軸方向
に移動させることにより、第4図および5図に示すよう
に結合部材1の円筒状部4を穴部材6の結合穴9に挿入
すると同時に嵌合突起10を切り溝5の軸方向部5aに
侵入させる。
そして、第6図のように嵌合突起10が切り溝5の軸方
向部5aと円周方向部5bとの交差部に達したならば(
本実施例では、このとき穴部材6は結合部材1の本体部
3の端面に当接する)、第7図の矢印Aに示すように、
結合部材1を板材5に対して相対的に回転させて、第7
図および8図に示すように、嵌合突起10を今度は切り
溝5の円周方向部5bに侵入させる。
向部5aと円周方向部5bとの交差部に達したならば(
本実施例では、このとき穴部材6は結合部材1の本体部
3の端面に当接する)、第7図の矢印Aに示すように、
結合部材1を板材5に対して相対的に回転させて、第7
図および8図に示すように、嵌合突起10を今度は切り
溝5の円周方向部5bに侵入させる。
これにより、結合部材1は穴部材6に対して軸方向に動
けなくなるから、結合部材1と穴部材6との一応の結合
がまずここで達成される。
けなくなるから、結合部材1と穴部材6との一応の結合
がまずここで達成される。
この結合構造においては、結合部材1の切り溝5の軸方
向H5aと円周方向部5bとがT字状に交差しているた
め、上述のように嵌合突起1oを軸方向部5aを経て円
周方向部5bに侵入させただけでも、嵌合突起10の幅
に対し軸方向部5aの幅を適切に設定しておけば、後述
するようにその後円筒状部4を塑性変形させなくても、
通常は、次に述べるボルト11の締結作業等の後工程に
おいて嵌合突起10が再び軸方向部5aに戻り、さらに
該軸方向部5b外に脱出してしまい、後工程に支障を生
じさせるようなことはない。
向H5aと円周方向部5bとがT字状に交差しているた
め、上述のように嵌合突起1oを軸方向部5aを経て円
周方向部5bに侵入させただけでも、嵌合突起10の幅
に対し軸方向部5aの幅を適切に設定しておけば、後述
するようにその後円筒状部4を塑性変形させなくても、
通常は、次に述べるボルト11の締結作業等の後工程に
おいて嵌合突起10が再び軸方向部5aに戻り、さらに
該軸方向部5b外に脱出してしまい、後工程に支障を生
じさせるようなことはない。
第9図は、上述のように嵌合突起10を軸方向部5aを
経て円周方向部5bに侵入させた後、結合部材1の雌ネ
ジ部2にボルト11を螺合して、穴部材6に被固定部材
12を固定した状態を示している。ここにおいて、ボル
ト11は被固定部材12に設けられたボルト穴13を貫
通しており、被固定部材12は穴部材6の受は材8に当
接されるとともに、円筒状部4の先端とボルト11の頭
部との間に挾持されており、穴部材6および被固定部材
12がボルト11よって締め付けられた状態となってい
る。
経て円周方向部5bに侵入させた後、結合部材1の雌ネ
ジ部2にボルト11を螺合して、穴部材6に被固定部材
12を固定した状態を示している。ここにおいて、ボル
ト11は被固定部材12に設けられたボルト穴13を貫
通しており、被固定部材12は穴部材6の受は材8に当
接されるとともに、円筒状部4の先端とボルト11の頭
部との間に挾持されており、穴部材6および被固定部材
12がボルト11よって締め付けられた状態となってい
る。
このような状態においては、結合部材1および穴部材6
はボルト11によっても拘束されているので、穴部材6
の嵌合突起10が再び切り溝5の軸方向部5aに戻り、
さらに該軸方向部5b外に脱出してしまう虞は完全にな
くなる。
はボルト11によっても拘束されているので、穴部材6
の嵌合突起10が再び切り溝5の軸方向部5aに戻り、
さらに該軸方向部5b外に脱出してしまう虞は完全にな
くなる。
なお、第9図の例のように被固定部材12が受は材8の
ようなものの存在により穴部材6の板状部7から離間す
る構成になっている場合、結合部材1は、ボルト11が
締め付けられたとき、被固定部材12がボルト11の頭
部により押されて撓んでしまうのを防止する介装材とし
ての機能をも果たす。
ようなものの存在により穴部材6の板状部7から離間す
る構成になっている場合、結合部材1は、ボルト11が
締め付けられたとき、被固定部材12がボルト11の頭
部により押されて撓んでしまうのを防止する介装材とし
ての機能をも果たす。
また、ボルト11の締結等を行う前に、より確実に穴部
材6に対する結合部材1の抜は止めを行いたいときは、
第8図の矢印Bのように結合部材1の円筒状部4を径方
向に圧縮する等により、切り溝5の軸方向部5aの幅が
狭くなるように円筒状部4を塑性変形させてもよい。
材6に対する結合部材1の抜は止めを行いたいときは、
第8図の矢印Bのように結合部材1の円筒状部4を径方
向に圧縮する等により、切り溝5の軸方向部5aの幅が
狭くなるように円筒状部4を塑性変形させてもよい。
また、穴部材6に対して結合部材1を完全に固定したい
場合には、8図の矢印Cのように円筒状部4を軸方向に
圧縮する等により、切り溝5の円周方向部5aの両側壁
が嵌合突起10をきつく挾持するように円筒状部4を塑
性変形させてかしめればよい。
場合には、8図の矢印Cのように円筒状部4を軸方向に
圧縮する等により、切り溝5の円周方向部5aの両側壁
が嵌合突起10をきつく挾持するように円筒状部4を塑
性変形させてかしめればよい。
以上述べたように本結合部材および結合構造によれば、
溶接を用いることなく、非常に簡単な作業により、低コ
ストで結合部材1と穴部材6とを結合することができる
。
溶接を用いることなく、非常に簡単な作業により、低コ
ストで結合部材1と穴部材6とを結合することができる
。
また、本発明によれば、予めメツキされている結合部材
1および穴部材6を用いれば、従来のように溶接によっ
てメツキ層が破壊されることがないので、両者を互いに
固定した後、再度メツキをやり直す必要がなく、そのま
まの状態で防錆を図ることができ、この面においてもコ
ストを低減できる。
1および穴部材6を用いれば、従来のように溶接によっ
てメツキ層が破壊されることがないので、両者を互いに
固定した後、再度メツキをやり直す必要がなく、そのま
まの状態で防錆を図ることができ、この面においてもコ
ストを低減できる。
なお、前記実施例では、切り溝5および嵌合突起10の
数をそれぞれ1個としているが、これらの切り溝および
嵌合突起の数をそれぞれ2以上とすることも可能である
。
数をそれぞれ1個としているが、これらの切り溝および
嵌合突起の数をそれぞれ2以上とすることも可能である
。
また、前記実施例では、結合部材に雌ネジが設けられて
いるが、本発明においては、必ずしも結合部材に雌ネジ
部を設けなくてもよい。
いるが、本発明においては、必ずしも結合部材に雌ネジ
部を設けなくてもよい。
さらに、本発明においては、結合部材および穴部材は、
それぞれその一部のみが円筒状または板状をなしていで
てもよいし、全体が円筒状または板状をなしていてもよ
い。
それぞれその一部のみが円筒状または板状をなしていで
てもよいし、全体が円筒状または板状をなしていてもよ
い。
以上のように本発明による結合構造部材および結合構造
は、 (イ)穴部材の嵌合突起を結合具の切り溝の軸方向部を
経て円周方向部に侵入させただけで、その後穴部材の円
筒状部を塑性変形させないでも、嵌合突起が軸方向部に
戻り、ざらに該軸方向部から外部に脱出してしまう虞を
少なくすることができる。
は、 (イ)穴部材の嵌合突起を結合具の切り溝の軸方向部を
経て円周方向部に侵入させただけで、その後穴部材の円
筒状部を塑性変形させないでも、嵌合突起が軸方向部に
戻り、ざらに該軸方向部から外部に脱出してしまう虞を
少なくすることができる。
(ロ)その一方で、円筒状部を塑性変形させて、より確
実に結合部材と穴部材とを結合することもできる。
実に結合部材と穴部材とを結合することもできる。
(ハ)溶接を用いず、簡単な作業により低コストで2つ
の部材を互いに結合することができる。
の部材を互いに結合することができる。
(ニ)結合作業によりメツキ層が破壊されることがない
ので、結合すべき2つの部材が予めメツキされていれば
、両部材を固定結合した後、再度メツキ作業を行う必要
がなく、防錆を図ることができる。
ので、結合すべき2つの部材が予めメツキされていれば
、両部材を固定結合した後、再度メツキ作業を行う必要
がなく、防錆を図ることができる。
等の優れた効果を得られるものである。
第1図は本発明の一実施例における結合部材を示す正面
図、第2図は前記結合部材を示す平面図、第3図は前記
実施例における穴部材を示す平面図、第4図は前記穴部
材の嵌合突起が前記結合部材の切り溝の軸方向部に嵌合
されている状態を示す平面図、第5図は第4図の■−v
線における断面図、第6図は前記穴部材の嵌合突起が前
記結合部材の切り溝の軸方向部と円周方向部との交差部
にまで達した状態を示す断面図、第7図は前記穴部材の
嵌合突起が前記交差部からずらされて円周方向部に侵入
した状態を示す平面図、第8図は第7図の■−■線にお
ける断面図、第9図は前記実施例の結合構造の最終状態
を示す断面図である。 1・・・結合部材、2・・・酸ネジ部、4・・・円筒状
部、5・・・切り溝、5a・・・軸方向部、5b・・・
円周方向部、6・・穴部材、7・・・板状部、9・・・
結合穴、10・・・嵌合突起。
図、第2図は前記結合部材を示す平面図、第3図は前記
実施例における穴部材を示す平面図、第4図は前記穴部
材の嵌合突起が前記結合部材の切り溝の軸方向部に嵌合
されている状態を示す平面図、第5図は第4図の■−v
線における断面図、第6図は前記穴部材の嵌合突起が前
記結合部材の切り溝の軸方向部と円周方向部との交差部
にまで達した状態を示す断面図、第7図は前記穴部材の
嵌合突起が前記交差部からずらされて円周方向部に侵入
した状態を示す平面図、第8図は第7図の■−■線にお
ける断面図、第9図は前記実施例の結合構造の最終状態
を示す断面図である。 1・・・結合部材、2・・・酸ネジ部、4・・・円筒状
部、5・・・切り溝、5a・・・軸方向部、5b・・・
円周方向部、6・・穴部材、7・・・板状部、9・・・
結合穴、10・・・嵌合突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一部に円筒状部を有し、かつこの円筒状
部の周壁に、該円筒状部の先端から軸方向に延びる軸方
向部と該軸方向部にT字状に交差して円周方向に延びる
円周方向部とを備えた切り溝を設けられたことを特徴と
する結合部材。 2、前記円筒状部と同軸な雌ネジ部をさらに設けられた
請求項1記載の結合部材。 3、請求項1記載の結合部材と、少なくとも一部に板状
部を有し、かつこの板状部に、大略円形で一部に嵌合突
起を突出された結合穴を設けられた穴部材とを備え、 前記穴部材の前記結合穴は前記結合部材の前記円筒状部
を挿入され、前記嵌合突起は前記切り溝の前記軸方向部
を経て前記円周方向部に侵入されてなる結合構造。 4、請求項2記載の結合部材と、この結合部材の前記雌
ネジ部に螺合された雄ネジと、少なくとも一部に板状部
を有し、かつこの板状部に、大略円形で一部に嵌合突起
を突出された結合穴を設けられた穴部材とを備え、 前記穴部材の前記結合穴は前記結合部材の前記円筒状部
を挿入され、前記嵌合突起は前記切り溝の前記軸方向部
を経て前記円周方向部に侵入されており、前記穴部材は
前記雄ネジにより締め付けられてなる結合構造。 5、請求項3記載の結合構造において、前記嵌合突起が
前記切り溝の前記円周方向部に侵入された後、前記切り
溝の前記軸方向部の幅が狭くなるように前記円筒状部が
塑性変形されてなる結合構造。 6、請求項3記載の結合構造において、前記嵌合突起が
前記切り溝の前記円周方向部に侵入された後、前記円筒
状部が塑性変形されて前記嵌合突起がかしめられてなる
結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26263590A JPH04140507A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 結合部材および結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26263590A JPH04140507A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 結合部材および結合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140507A true JPH04140507A (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=17378527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26263590A Pending JPH04140507A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 結合部材および結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04140507A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH022481A (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-08 | Omron Tateisi Electron Co | 物品貸出装置 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP26263590A patent/JPH04140507A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH022481A (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-08 | Omron Tateisi Electron Co | 物品貸出装置 |
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