JPH0413941A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH0413941A
JPH0413941A JP2117170A JP11717090A JPH0413941A JP H0413941 A JPH0413941 A JP H0413941A JP 2117170 A JP2117170 A JP 2117170A JP 11717090 A JP11717090 A JP 11717090A JP H0413941 A JPH0413941 A JP H0413941A
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JP
Japan
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pressure
electrode
impedance
vibrating substrate
vibrating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2117170A
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English (en)
Inventor
Taizo Kihara
泰三 木原
Toshiyuki Matsunaka
敏行 松中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0413941A publication Critical patent/JPH0413941A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [、産業上の利用分野] この発明は、低真空領域の圧力を振動子に対する気体の
密度変化を利用して検出する圧力センサに関する。
[従来の技術] 従来、低真空領域の圧力を振動子に対する気体の密度変
化を利用して検出する圧力センサが知られているが、こ
のものにあっては、音叉型に加工した水晶振動子を用い
ている(真空Vo1.30゜No9 (1987)P7
06〜P714 r水晶摩擦真空計と密度真空計の理論
」参照)。
また、スピーカを用い、低真空領域の圧力の変化により
気体の密度が変化し、これにより音響インピーダンスが
変化することを利用するものもある(電子通信学会技術
報告書Vol、86  No。
280「音響振動形真空計」参照)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の音叉型に加工した水晶振動子を用いている圧力セ
ンサは、水晶振動子は圧電素子としての能率が高く周囲
の影響を受は難い。ため、稀薄な大気に対する感度が良
くないという課題があった。
また、低真空領域の圧力の変化により気体の密度が変化
し、これにより音響インピーダンスが変化することを利
用する圧力センサは、スピーカを用いるため、小型化に
は限界があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、感度を向上すると共に小型化を図れる圧力セ
ンサを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる圧力センサは、片持ち支持された単結
晶シリコン等の弾性材からなる振動基板と、振動基板上
に設けられた第1の電極と、第1の電極上に設けられた
超音波振動子と、超音波振動子上に設けられた第2の電
極と、第1の電極と第2の電極とに接続された発振器と
、振動基板の共振周波数を検出する検出手段と、共振周
波数またはインピーダンスを圧力に変換する変換手段と
を備え、発振器により発振される超音波振動子の伸縮に
より振動基板の先端側を交互に反対方向へ弾性変形させ
て気体の密度変化による振動基板の共振周波数またはイ
ンピーダンスを検出することにより圧力を検出すること
を特徴とするものである。
また、前記シリコン等の弾性材からなる振動基板上に振
動基板の共振周波数またはインピーダンスを検出して圧
力に変換する処理回路を設けても良い。
[作用] この発明における圧力センサは、第1の電極と第2の電
極とに接続された発振器により超音波振動子を発振させ
て伸縮し、超音波振動子の伸縮により片持ち支持された
単結晶シリコン等の弾性材からなる振動基板の先端側を
交互に反対方向へ共振し、気体の密度変化による振動基
板の共振周波数またはインピーダンスを検出手段により
検出し、検出手段が検出した共振周波数またはインピー
ダンスを変換手段により圧力に変換して圧力を検出する
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
圧力センサ10は、第1図および第2図に示すように、
25mm角の単結晶シリコンウェハ12を有しており、
単結晶シリコンウェハ]2の中央部分には片持ち支持さ
れた振動基板12a(約1mmX2mm)がエツチング
法により形成されており、振動基板12aの先端側はコ
字状の開口部12bにより囲まれている。
そして、振動基板12aおよびその基部12c上にはア
ルミニュウムの第1の電極14が真空蒸着されており、
第1の電極14上にはZnOからなる超音波振動子16
がスパッタ法により設けられている。
更に、超音波振動子16上にはアルミニュウムの第2の
電極18が真空蒸着されており、第1の電極14と第2
の電極18との間には可変周波数発振器20およびイン
ピーダンス検出器28が並列に接続されている。
また、可変周波数発振器20にはスキャン回路30が接
続されており、スキャン回路3oには周波数を圧力に変
換する変換器24が接続されており、変換器24から圧
力信号が得られるようになっている。
そして、インピーダンス検出器28には、インピーダン
スを圧力に変換する変換器24が接続されており、変換
器24はインピーダンスを圧力に変換するモードと周波
数を圧力に変換するモードとに切り替えられるようにな
っている。
また、本出願人は、真空度の変化における圧力センサ1
0の特性を実験により確認している。
なお、この実験においては便宜上インピーダンス(成分
としては抵抗とりアクタンス)の代わりに、インピーダ
ンスの逆数(成分としてはコンダクタンスとサセプタン
ス)を測定した。
この実験は、真空チャンバー内に圧力センサ]0を置き
、真空チャンバー内の圧力を10’Torr位の真空度
に保つ。
そして、シュルツゲージ(10’ 〜100Torrを
測定可能)および差圧計(10〜10”Torrを測定
可能)により真空チャンバー内の真空度をモニタしなが
ら室温(25℃)の空気を導入して圧力を調節し、圧力
定常状態での圧力センサー0の圧力に対するコンダクタ
ンスG  の変化、共ax 振周波数におけるサセプタンスB1と反共振周波数にお
けるサセプタンスB2との差ΔB1圧力に対する中心共
振周波数f。の変化、および共振の鋭さ(Q値)の変化
を測定した。
直列共振周波数ωSにおけるコンダクタンスG  は、
基本振動モードの場合、10−5〜■ax 10”Torrの圧力範囲において、log Pに対し
て負の相関を示す(第3図(a)参照)。また、高次振
動モード場合、10−1〜大気圧において負の相関を示
すが、10〜10−1Torrの圧力範囲では飽和特性
を示す(第3図(b)参照)。
また、基本振動モードの共振周波数におけるサセプタン
スBtと反共振周波数におけるサセプタンスB2との差
ΔBは第4図のように変化し、102Torr付近に圧
力に対するΔBの変曲点があり、10−’Torr以下
の圧力では飽和特性を示している(第4図(a)参照)
一方、高次振動モードでは102Torr付近にΔBの
変曲点は認められず、10−1Torr以下の圧力でΔ
Bは圧力に対して正の相関を示した(第4図(b)参照
)。
更に、圧力に対する中心共振周波数f。は、基本振動モ
ードおよび高次振動モードにおいて、10 −10’ 
Torrの圧力範囲では飽和特性を示し、101〜大気
圧において負の相関を示す(第5図(a)および(c)
参照)。
そして、圧力に対する共振の鋭さ(Q値)は、基本振動
モードおよび高次振動モードにおいて、10〜10°T
orrの圧力範囲では飽和特性を示し、10°〜大気圧
において負の相関を示す(第6図(a)および(b)参
照)。
以上のことにより、コンダクタンスG  1共ax 振周波数におけるサセプタンスB と反共振周波■ 数におけるサセプタンスB2との差ΔB1中心共振周波
数f。、および共振の鋭さ(Q値)は、10 〜103
Torrの圧力範囲にわたって圧力依存性があることが
、確認されており、圧力依存性は振動モードにより変わ
るものがあることが確認されている。
ついで、本実施例の作用について説明する。
周波数を圧力に変換するモードを選択した場合、圧力セ
ンサー0により低真空領域の圧力を検出する場合、超音
波振動子16は可変周波数発振器20により発信されて
伸縮し、超音波振動子16の伸縮により振動基板12a
は先端側を交互に反対方向へ弾性変形させて振動する。
この際、スキャン回路30は、例えばスキャン範囲9〜
11KHz、繰り返し周波数IHzで周波数をスキャン
しており、圧力変化によりコンダクタンスG  1共振
周波数におけるサセプタンax スB1と反共振周波数におけるサセプタンスB2との差
ΔB1中心共振周波数f。、および共振の鋭さ(Q値)
が変化し、コンダクタンスG  。
ax 共振周波数におけるサセプタンスB と反共振周波数に
おけるサセプタンスB2との差ΔB1中心共振周波数f
。、および共振の鋭さ(Q値)の変化による周波数の変
化を検出する。
そして、スキャン回路30は検出した周波数を変換器2
4へ入力し、変換器24は入力された周波数を圧力に変
換して出力する。
また、インピーダンスを圧力に変換するモードを選択し
た場合、インピーダンス検出器28によりインピーダン
スを検出し、検出したインピーダンスを変換器24によ
り圧力に変換する。
なお、上述実施例においては、可変周波数発振器20、
変換器24、インピーダンス検出器28およびスキャン
回路30を単結晶シリコンウェハ12外に設けていたが
、これに限らず、第7図に示すように、可変周波数発振
器20.変換器24、インピーダンス検出器28および
スキャン回路30等を集積した処理回路としてのI C
26を単結晶シリコンウェハ12上に設けても良い。
このようにした場合、I C26は、第8図に示すよう
に、第1の電極コ4と第2の電極18との間に接続され
た可変周波数発振器20、第1の電極14と第2の電極
18との間に接続されたインピーダンス検出器28、可
変周波数発振器20に接続されスキャン回路30.スキ
ャン回路30およびインピーダンス検出器28に接続さ
れてインピーダンスを圧力に変換するモードと周波数を
圧力に変換するモードとに切り替えられる変換器24、
および変換器24に接続されたl1032とからなって
いる。
更に、l1032には圧力を出力する出力ポート34お
よび電力およびその他の信号を入力する複数の入力ポー
ト36が設けられている。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、超音波振動子
の伸縮により片持ち支持された単結晶シリコン等の弾性
材からなる振動基板の先端側を交互に反対方向へ弾性変
形して気体の密度変化による振動基板の共振周波数また
はインピーダンスを検出して圧力に変換するように構成
したので、水晶振動子に比して周波数変化か大きくなり
、稀薄な大気に対する感度を向上することかできる。
また、シリコン等の弾性材からなる振動基板上に振動基
板の共振周波数またはインピーダンスを検出して圧力に
変換する処理回路を設けたので、スピーカ等を必要とせ
ず、装置の小型化を図ることができ、これにより大量に
均質な圧力センサを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による圧力センサの構成
を示す概略図、 第2図は、この発明の一実施例による超音波振動子を示
す斜視図、 第3図は、圧力に対する圧力センサのコンダクタンスの
変化を示す図、 第4図は、圧力に対する圧力センサのΔBの変化を示す
図、 第5図は、圧力に対する圧力センサの中心共振周波数の
変化を示す図、 ] 2 第6図は、圧力に対する圧力センサのQ値の変化を示す
図、 第7図は、この発明の他の実施例の圧カセンザの構成を
示す概略図、 第8図は、この発明の他の実施例のICの構成を示すブ
ロック図である。 10 ・・ 圧力センサ 12a  ・・・ 振動基板 14 ・・・ 第1の電極 16 ・・・ 超音波振動子 18 ・・・ 第2の電極 20 ・・・ 発振器 28.30  ・・・ 検出手段(インピーダンス検出
器、スキャン回路) 24 ・・・ 変換器 26 ・・・ 処理回路 出願人 ア ロ カ 株 式 会 社 代理人 弁理士 吉田研二[D−57](外2名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 低真空領域の圧力を振動子に対する気体の密度
    変化を利用して検出する圧力センサにおいて、片持ち支
    持された単結晶シリコン等の弾性材からなる振動基板と
    、振動基板上に設けられた第1の電極と、第1の電極上
    に設けられた超音波振動子と、超音波振動子上に設けら
    れた第2の電極と、第1の電極と第2の電極とに接続さ
    れた発振器と、振動基板の共振周波数またはインピーダ
    ンスを検出する検出手段と、共振周波数またはインピー
    ダンスを圧力に変換する変換手段とを備え、超音波振動
    子は発振器により発振され、発振された超音波振動子の
    伸縮により振動基板の先端側を交互に反対方向へ弾性変
    形させて気体の密度変化による振動基板の共振周波数ま
    たはインピーダンスを検出することにより圧力を検出す
    ることを特徴とする圧力センサ。
  2. (2) 前記シリコン等の弾性材からなる振動基板上に
    振動基板の共振周波数またはインピーダンスを検出して
    圧力に変換する処理回路を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載された圧力センサ。
JP2117170A 1990-05-07 1990-05-07 圧力センサ Pending JPH0413941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178385A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Kyocera Kinseki Corp 複合センサ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61231423A (ja) * 1985-04-08 1986-10-15 Hitachi Ltd 真空計
JPS63113332A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Hitachi Ltd 真空計

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