JPH0275963A - 半導体センサ - Google Patents

半導体センサ

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JPH0275963A
JPH0275963A JP63227849A JP22784988A JPH0275963A JP H0275963 A JPH0275963 A JP H0275963A JP 63227849 A JP63227849 A JP 63227849A JP 22784988 A JP22784988 A JP 22784988A JP H0275963 A JPH0275963 A JP H0275963A
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JP
Japan
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semiconductor
circuit
oscillation
saw
cantilever
Prior art date
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Pending
Application number
JP63227849A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Takebe
克彦 武部
Hashio Doi
土肥 端穂
Hiroyasu Takehara
竹原 宏泰
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は加速度、触圧、気圧、機械的振動の物理的な外
力等を検出するための半導体センサに関するものである
〔従来の技術〕
従来、このような分野の技術としては、例えば特開昭6
2−121367号公報に示されるものが知られている
。この従来のセンサでは、シリコンなどのの半導°体基
板に酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(S13N
4)などで片持梁を形成し、この基端部にピエゾ抵抗素
子などのストレス検知素子を設けることで、加速度を電
気的に検出している。
このストレス検知素子としてはピエゾ抵抗素子の他に、
例えば弾性表面波(SAW:5urf’aceacou
sttc wave >素子(SAWデバイス)が知ら
れている。これは、水晶あるいは酸化亜鉛(Z n O
)などの圧電性基板の表面に、適当な重み付けがされた
すだれ状電極(IDT: interd1gltal1
ansdncer)を設け、SAWを送受することによ
ってフィルタ特性を得る素子である。そして、SAWデ
バイスを増幅回路の帰還ループに設ければ発振回路を構
成できることになるので、SAWデバイスの基板にスト
レスを与えその共振周波数を変化させることで、発振回
路の出力周波数をストレスに応じて変化させることがで
きる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術のピエゾ抵抗素子を用いる
ものでは、加速度等の検出感度が十分でないという欠点
があった。また、SAWデバイスは水晶などを基板とし
て構成されるため、例えば特開昭63−8565号公報
のように別の半導体基板に増幅回路等を設けなければな
らないので、センサが大型化し、またコスト高になって
いた。
そこで本発明は、簡単な構造によって高感度に加速度、
触圧、気圧、機械的振動等の物理的外力を検出できる半
導体センサを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る半導体センサは、支持体と、この支持体に
固設されて物理的な外力により変形するGaAsなどの
圧電型半導体からなる可変形部材と、この可変形部材の
変形が生じる部分に形成された圧電型半導体を基板とす
る弾性表面波デバイスと、この弾性表面波デバイスを含
んで形成される発振回路とを備え、この発振回路の発振
周波数の変化により物理的な外力を検知することを特徴
とする。
ここで、可変形部材は支持体に固着して設けられた半導
体結晶成長層により構成し、この半導体結晶成長層に発
振回路を形成してもよい。
〔作用〕
本発明の構成によれば、圧電型半導体を基板とするSA
Wデバイスに変形が加わると共振周波数が変化し、従っ
てSAWデバイスを有する発振回路の発振周波数が変化
する。従って、この発振周波数の変化を知ることにより
、加速度、圧力等を検出することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は実施例の基本構成の斜視図で、同図(a)は物
理的外力の一例として加速度を検出するタイプ(カンチ
レバータイプ)を示し、同図(b)は物理的外力の一例
として圧力を検出するタイプ(ダイヤフラムタイプ)を
示している。同図(a)のセンサでは、例えばシリコン
(Si)からなる半導体基板1上に、例えばガリウムヒ
素(GaAs)からなる圧電型半導体の結晶成長層2が
エピタキシャル成長されている。そして、半導体基板1
の一部(図中の記号Aの部分)がエツチングで除去され
、図中の左側部分が可変形部材としての片持梁3をなし
ている。片持梁3の基端部の結晶成長層2にはSAWデ
バイス4が形成されている。そして、片持梁3の支持体
側(図中の右側)部分の結晶成長層2上には信号処理回
路5が形成され、この中に上記のSAWデバイスと組み
合されて構成される発振回路の一部(増幅回路)が含ま
れている。
この第1図(a)の装置において、図中の矢印Gの方向
に加速度が加わると、片持梁3側の半導体基板1は錘り
IGとして作用し、矢印Aで示す部分の結晶成長層(可
変形部材)2が屈曲することになる。すると、この屈曲
によるストレスが圧電型半導体を基板とするSAWデバ
イス4の共振周波数を変化させ、従って上記の発振回路
の発振周波数の変化により加速度が検出されることにな
る。
第1図(b)のセンサでは、同図(a)と同様に半導体
基板l上に圧電型半導体の結晶成長層2が形成されてい
るが、半導体基板1のエツチングにより除去される部分
Aが同図(a)と異なっている。すなわち、この実施例
では装置の中央部分(第1の部分に1)で半導体基板1
がエツチング等により除去されて結晶成長層2よる可変
形部材が構成され、それを取り囲む第2の部分に2で半
導体基板1が残存されて結晶成長層(可変形部材)2の
支持体をなしている。なお、SAWデバイス4について
は加圧によってストレスが生じる部分(可変形部材とな
る部分)の結晶成長層2に形成されている。また、半導
体基板1が残存された部分(支持体部分)の結晶成長層
2には、信号処理回路5が別途に形成されている。
この第1図(b)の装置において、例えば矢印Gの方向
に圧力が加わると、K1で示すダイヤフラムは上方に湾
曲し、ストレスを生じさせる。すると、圧電型半導体を
基板とするSAWデバイス4の共振周波数が変化するの
で、例えば第1図(a)と同様にこのSAWデバイスと
増幅回路による発振回路を組むことによって、上記の圧
力によるストレスを発振周波数により定量的に検出する
ことができる。
次に、第2図ないし第4図を参照することにより、本発
明により構成した加速度センサの構成と検出原理を具体
的に説明する。
第2図に示す通り、半導体基板1の上面には圧電型半導
体の結晶成長層2がエピタキシャル成長法により形成さ
れ、この半導体基板1および結晶成長層2が略Ω字状に
除去されて中央部分が片持梁3をなしている。そして、
可変形部材としての片持梁3の先端部には半導体基板1
が残存されて錘りIGをなし、片持梁3の基端部にはS
AWデバイス4が形成されている。このSAWデバイス
4 (4A、4B)の具体的構成は第3図のようになっ
ているが、詳細な説明は後述する。さらに、結晶成長層
2の片持梁3以外の部分には増幅回路を含む信号処理回
路が形成され、上記増幅回路とSAWデバイス4が発振
回路を構成するように配線されている。この発振回路の
具体的構成は第4図のようになっているが、そ、の説明
は後述する。
上記の具体例において、図中の矢印Gの方向に加速度が
加えられると、錘りIGによって片持梁3の基端部に屈
曲が生じ、従ってストレスが現われる。すると、圧電型
の化合物半導体にすだれ状電極を設けることで形成され
ているSAWデバイス4は、SAW効果によって共振周
波数が変化する。そこで、このSAWデバイス4を帰還
ループとする増幅回路に電圧を印加して発振回路とじて
動作させると、発振出力電圧の周波数が変化する。
そして、この発振出力電圧は信号処理回路5で所定の信
号処理が施される。
実施例に用いられるSAWデバイス4の構成は、第3図
のようになっている。同図(a)はSAWデバイス4 
(4A、4B)の平面図であり、同図(b)はその要部
(すだれ状電極部)の拡大図であり、同図(c)はその
A   A2線断面図である。図示の通り、本実施例で
は2個のSAWデバイス4A、4Bが設けられている。
半絶縁性のGaAsからなる結晶成長層2上にアルミニ
ウム(A1)からなる各一対の基部電極40.41を設
け、この基部電極40.41のそれぞれから例えば25
本づつ、すだれ状電極42.43を交互に延設する。こ
こで、すだれ状電極42.43をなすA9層の厚さは3
000A程度とすればよい。
このよさなSAWデバイス4A、4Bの基板にストレス
が加わると、SAW効果により共振周波数が変化する。
そこで、第4図のようにのSAWデバイス4A、4Bを
AMP (増幅回路)50の帰還部に接続し、基板を介
して出力を正帰還させた発振回路として動作させると、
ストレスに応じて発振出力電圧V の周波数を変化させ
ることができる。このSAW効果によるストレスの検知
は感度が高く、ダイナミックレンジも大きい。
なお、実施例のようにダイヤフラム、カンチレバー等を
圧電型の化合物半導体で構成すれば、この化合物半導体
のストレスが生じる部分にSAWデバイス4を直接に形
成することができる。ここで、GaAsなどの化合物半
導体に形成した回路は高温環境下でも十分に動作し、信
号処理も高速に行なえるので、耐環境性に優れた高精度
な半導体センサを提供することができる。そして、その
出力信号を処理するための信号処理回路5を同一の化合
物半導体による結晶成長層2に形成できるので、半導体
センサの構成を極めてコンパクトにすることができる。
更に、上記実施例の半導体センサは極めて簡単な製造工
程によって、精度よく製作することが可能である。以下
、この事情を第5図により具体的に説明する。
まず、Siからなる半導体基板1を用意し、この上面に
エピタキシャル成長法によってGaAsの結晶成長層2
を形成する。そして、SAWデバイス4および信号処理
回路5を結晶成長層2中に真空蒸着法、イオン注入法、
リフトオフ法等を用いて形成する(第5図(a)図示)
。しかる後、全面にフォトレジスト膜10を塗布して半
導体基板1の除去すべき部分を窓あけする(第5図(b
)図示)。この窓あけは、例えば公知のフォトリソグラ
フィ技術を用いればよい。
次に、エツチングによってフォトレジスト膜10の開口
から半導体基板1を除去していく。ここで、ウェットエ
ツチング法を用いるときにはエッチャントにはHF系の
酸を使用し、ドライエツチング法を用いるときにはエッ
チャントにはCF4プラズマを使用する。このようなエ
ッチャントを用いれば、Siは容易に除去されるのに対
してGaAsはほとんどエツチングされず、従って第5
図(C)のように矢印Aの部分の半導体基板1のみを選
択的に除去できる。最後に、フォトレジスト膜10をア
セントなどで除去すると、第5図(d)のようなカンチ
レバー構造を実現できる。
本発明は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能で
ある。
例えば、センサのタイプとしてはダイヤフラム、カンチ
レバーに限らず、圧力、加速度などによってストレスを
生じさせ、このストレスを検出するタイプのものであれ
ば、2点支持あるいは4点支持などいかなるものでもよ
い。また、支持体や可変形部材は半導体に限らず、アル
ミナなどでもよく、SAWデバイス4を形成する基板材
料はGaAsに限らず、閃亜鉛鉱型構造、ウルツ鉱型構
造など各種の圧電型半導体を用いてもよい。
更に、発振出力信号を処理するための信号処理回路は結
晶成長層上に一体的に形成されていなくてもよく、別の
チップに設けることもできる。また、発振回路は実施例
のような2個のSAWデバイスを有する回路に限られる
ものではなく、]個のSAWデバイスを用いるものでも
よい。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明では、圧電型半導体を
基板とするSAWデバイスに変形が加わると、いわゆる
SAW効果によって共振周波数が変化し、従ってSAW
デバイスを有する発振回路の発振周波数が変化する。、
従って、この発振周波数の変化を知ることにより、加速
度、圧力等を検出することができる。この半導体センサ
は構造が極めて簡単であって、高感度に大きなダイナミ
ックレンジで物理的な外力を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の基本構成を示す斜視図、第
2図は、本発明により構成した加速度センサの具体例の
斜視図、第3図は、本発明の実施例に用いられるSAW
デバイスの構造を示す図、第4図は、ストレスを検出す
る発振回路の説明図、第5図は、実施例に係る半導体セ
ンサの製造工程を示す断面図である。 1・・・支持体となる半導体基板、IG・・・錘り、2
・・・可変形部材となる結晶成長層、4.4A、4B・
・・SAWデバイス、5・・・信号処理回路、10・・
・フォトレジスト膜、42.43・・・すだれ状電極。 特許出願人  本田技研工業株式会社 代理人弁理士   長谷用  芳  樹*大列の耕ネ[
図 第1図 SAWテ)でイスめ土叱ノズ 莢Pe、伊Jの製追工糧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.支持体と、この支持体に固設されて物理的な外力に
    より変形する圧電型半導体からなる可変形部材と、この
    可変形部材の変形が生じる部分に形成された前記圧電型
    半導体を基板とする弾性表面波デバイスと、この弾性表
    面波デバイスを含んで形成される発振回路とを備え、前
    記発振回路の発振周波数の変化により前記外力を検知す
    ることを特徴とする半導体センサ。
  2. 2.前記可変形部材は前記支持体に固着して設けられた
    半導体結晶成長層からなり、この半導体結晶成長層には
    前記発振回路が形成されている請求項1記載の半導体セ
    ンサ。
JP63227849A 1988-09-12 1988-09-12 半導体センサ Pending JPH0275963A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06331647A (ja) * 1993-05-25 1994-12-02 Nec Corp 半導体加速度センサおよび製造方法
US5648300A (en) * 1991-10-03 1997-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing cantilever drive mechanism and probe drive mechanism
JP2009053138A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Seiko Epson Corp Sawセンサおよびsawセンサ素子
US7886575B2 (en) 2006-11-01 2011-02-15 Delaware Capital Formation, Inc. High sensitivity acoustic wave microsensors based on stress effects
JP2012185129A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Seiko Instruments Inc センサ

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