JPH0413830Y2 - - Google Patents

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JPH0413830Y2
JPH0413830Y2 JP19703082U JP19703082U JPH0413830Y2 JP H0413830 Y2 JPH0413830 Y2 JP H0413830Y2 JP 19703082 U JP19703082 U JP 19703082U JP 19703082 U JP19703082 U JP 19703082U JP H0413830 Y2 JPH0413830 Y2 JP H0413830Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は多数の楽曲情報を記録しうる記録装
置における楽曲情報の記録位置表示装置に関す
る。
〔考案の背景〕
従来より楽曲を記録する手段として、磁気テー
プにアナログ信号を記録して再生することが広く
行なわれている。然しながら、この方法において
は、楽曲の時間と同じ長さだけテープを回してい
なければならないため、例えば1本のカセツトテ
ープに記録し得る楽曲数は多くとも20曲くらいが
限度であつた。
上記実情を背景として近年では、鍵盤で演奏し
た楽曲データを一度メモリに蓄えた後、KCS(カ
ンサス・シテイ・スタンダード)方式等により磁
気テープにデイジタルデータとして記録した後、
任意のデータをメモリに転送してきて自動演奏を
行なわせることが可能なものも提供されている。
この方式によれば、一曲分のデータをテープの走
行時間にして約15乃至20秒分位で記録できるた
め、1本のカセツトテープ中に200乃至300曲分の
楽曲データを記録できるという大きな利点があ
る。
然しながら、現在提供されている上述の装置に
あつては、転送中のデータが磁気テープ中におい
て一体どの位置に存在するのかが漠然としか解ら
ず、データの再生、検索、書き換え時などには、
極めて不便なものであつた。
〔考案の目的〕
この考案は上述した実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、メモリに一時
蓄えた楽曲情報を磁気記録装置にデイジタル情報
として転送し多数の楽曲情報が記録可能な記録装
置において、楽曲データの再生、検索、書き換え
等に容易にデータ箇所を確認し得る楽曲情報の記
録位置表示装置を提供することにある。
〔考案の要点〕
上記目的を達成するため、この考案はデイジタ
ル記憶手段に入力した楽曲情報を磁気記録手段に
相互転送記録可能な記録装置において、転送中の
楽曲情報が磁気記録装置のどの位置にあるかを表
示するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第1図において、電子楽器のケース1の
上面前方には、31個の鍵を有する鍵盤2が設けら
れ、またその左側にはコード指定キー群3が設け
られている。また鍵盤2の上方には楽曲の情報を
後述するメモリに記憶させたのちデイジタル式の
磁気テープに記録させるためなどの制御キー群
4、楽音の音色を選択するための音色選択キー群
5、音量制御スイツチ群6、モード切替えスイツ
チ7、表示部8が夫々設けられている。更に鍵盤
2の右方にはワンキープレイキー9が設けられて
いる。
鍵盤2には第1オクターブの「フア」から第3
オクターブの「シ」までの31個の鍵が設けられて
いるが、図示するように、白鍵に相当する鍵は、
前記メモリに入力した楽曲の音階、コードに夫々
音長を付加したり、またワルツ等のリズムを指定
したり、更にアルペジオパターンの指定にも夫々
用いられる。また黒鍵に相当する鍵は、前記メモ
リの8つのエリアM1〜M8を任意に指定したり、
メモリ編集を指示したりするキーとしても用いら
れる。
コード指定キー群3は、図示する根音指定キー
群3aおよびコード種類選択キー群3bから成
る。
制御キー群4はセツトキー4a、テンポキー4
b1,4b2、チユーニングキー4c1,4c
2、デイリートキー4d、クリアキー4e、プロ
グラムキー4f、フアイルキー4g、リセツトキ
ー4h、オートプレイキー4i、シンクロスター
トキー4j、スタートキー4k、メモリキー4
l、バツクキー4m、ネクストキー4n、エンド
コードキー4pから成る。なお、前記テンポキー
4b1,4b2は、後述のテープレコーダモード
では夫々、テータのセーブキーまたはロードキー
としても用いられる。
音色選択キー群5は、ピアノ、ハープシコー
ド、オルガン、バイオリン、フルート、ホルン、
フアニイメロウの8種類の音色を選択する8個の
キーからなつているが、これらのキーはまた、第
3図に示すように、磁気テープの記録エリアを8
個のブロツクに分割した各ブロツク1〜ブロツク
8を任意に指定するキーとしても用いられる。そ
して各ブロツクは、鍵盤2上の31個の鍵によつ
て、更に31個のデータエリアに分割される。即
ち、前記音色選択キー群5の各キーと、鍵盤2上
の各キーとにより任意のデータエリアが指定可能
であり、またデータエリアの数は8×31=248で
ある。
モード切換えスイツチ7は、パワーオフモード
OFF、演奏モードPLAY、録音モードREC、テ
ープレコーダモードMTの各モードに設定する。
茲で、録音モードは、前記メモリに楽曲情報を書
込むモードであり、また、テープレコーダモード
は、前記メモリ内の楽曲情報を磁気テープにセー
ブしたり、逆に磁気テープ内の楽曲情報をメモリ
へロードして、自動演奏させるモードである。
表示部8は、液晶表示装置からなるが、その詳
細は後述する。
ケース1内には、回路基板、電池、スピーカな
どが配設されている。また、ケース1の側部など
にはケース1内の前記回路基板と外部のテープレ
コーダとをコードで接続するためのジヤツクが設
けられている。
次に第2図を参照して回路構成を説明する。鍵
盤2の各鍵の出力、コード指定キー群3の各キー
の出力、制御キー群4の各キーの出力、音色選択
キー群5の各キーの出力、音量制御スイツチ群6
の各スイツチの出力、モード切換えスイツチ7、
ワンキープレイキー9の各出力は、共にCPU(中
央処理装置)11内に入力する。このCPU11
は、電子楽器のすべての動作を制御する回路であ
り、例えば、1チツプのLSI(大規模集積回路)
により構成されたマイクロプロセツサからなつて
いる。そしてCPU11は、演奏モードにおいて
鍵盤2が操作され、演奏が行なわれたときには、
その楽音生成のための情報をトーンジエネレータ
12に供給し、そして該トーンジエネレータ12
により生成された楽音信号は、アンプ、スピーカ
14を介し楽音として放音される。また、録音モ
ード(REC)において、鍵盤2の鍵操作、コー
ド指定キー群4のキー操作がなされたときには、
CPU11はRAM(ランダムアクセスメモリ)1
5に対し、楽曲の楽音情報(即ち、楽曲情報)を
供給して記憶させる。そして、このようにして
RAM15に記録された1曲分の楽曲情報は、テ
ープレコーダモードMTにおいて読出され、CPU
11、インターフエイス16を介しテープレコー
ダ内の磁気テープ17にセーブされる。また演奏
モードPLAYにおいては、RAM15内の楽曲情
報はトーンジエネレータ12に転送されて、自動
演奏またはワンキープレイキー9のキー操作によ
るワンキープレイが行なわれる。なお、RAM1
5はCPU11が出力するリード/ライト制御信
号R/Wによつてデータの読出し、書込みの各動
作を制御される。
磁気テープ17は、既に述べたように、音色選
択キー群5によつて8ブロツクに分割指定され、
更に31個の鍵によつて各ブロツクを31のエリアに
分割指定される31個のデータエリア、合計248の
データエリアを有している。第4図は、その模様
を示しているが、図中、下方に点・を付して示す
Fa,Fa#,SO,……は第1オクターブのフア,
フア#,ソ,……の各音高を示し、また上方に
点・を付して示すSO,SO#,La,……は第3オ
クターブのソ,ソ#,ラ,……の各音高をしめし
ている。そして、各データエリアは同一容量であ
り、RAM15の容量に相当している。また各デ
ータエリアには、RAM15からセーブ時に転送
されてくる1曲分の楽曲情報が、例えばKCS(カ
ンサスシテイスタンダード)方式による変換処理
をインターフエイス16によつて受けてデイジタ
ルデータとして記録される。その場合、第4図に
示すように、各データエリアには、楽曲情報のデ
ータのほかに、各データエリア内の楽曲情報と楽
曲情報との区別を行なうための区別データ(空白
部を与えるデータ)がインターフエイス16によ
つて与えられ、前記楽曲情報と区別データが一対
のデータとして記録される。なお、磁気テープ1
7の走行時において、データエリアの楽曲情報の
データ部と区別データのデータ部とが夫々要する
時間は、10秒、5秒である。
このようにして、磁気テープ17にセーブされ
た楽曲情報は、ロード時にRAM15に1曲分づ
つ転送され、次いでトーンジエネレータ12に転
送された自動演奏が行なわれる。
データカウンタ18は、前記磁気テープ17の
データエリアの現在位置、即ち、現在の走行位置
を示すためのカウンタであり、CPU11が出力
するリセツト信号Rによつてリセツトされ、また
同様にCPU11が出力する+1信号によつて、
カウントアツプ動作を実行する。そしてその計数
出力は一致回路20の一端に供給されるほか、ド
ライバ21に供給されて表示部8に表示される。
フアイルプログラムメモリ19は、RAM15
内の1曲分の楽曲情報を前記データエリアを指定
して磁気テープ17内にセーブするとき、そのデ
ータエリアの位置を与えるデータがフアイルキー
4g、音色選択キー群5の各キー、鍵盤2の各
鍵、セーブキー4b1の操作によつて書込まれ
る。また、磁気テープ17内の複数の楽曲を指定
して連続演奏させる際には、各楽曲のデータエリ
アの位置を示すデータが、フアイルキー4g、プ
ログラムキー4f、音色選択キー群5の各キー、
鍵盤2の各鍵、エンドキー4pの操作によつて書
込まれる。そしてフアイルプログラムメモリ19
に書込まれたデータは、一致回路20の他端およ
びドライバ21に供給される。一致回路20は、
入力された2つのデータの一致、不一致を検出す
る動作を実行し、一致検出信号eqを出力して
CPU11へ与え、所定の処理を実行させる。な
お、信号TPSはフアイルキー4gの操作時に出
力してCPU11へ印加される。
ドライバ21は、液晶表示装置からなる表示部
8の駆動回路であり、表示データに応じて点灯さ
せる電極に対しコモン信号およびセグメント信号
を供給し、ダイナミツク駆動する。
第5図aは、表示部8の液晶表示パネル8aを
示したもので、この液晶表示パネル8aは、鍵盤
状に配列された音階表示部8bおよびその下方に
位置し、コード、その他の演奏情報を表示する文
字表示部8cからなつている。即ち、液晶表示パ
ネル8aは、第5図bに示すような表示セグメン
ト構造を有しており、メロデイ音階、コード名、
コードポジシヨン、リズム設定状態等が表示され
る。そして図中、音階表示部8bの31個の丸い表
示体8b−1と、音色選択キー群5の8個のキー
に対応して文字表示部8c上に8個設けられてい
るバー状の表示体8c−1との組合せ表示によつ
て、磁気テープ17のデータエリアの位置が表示
される。また、文字「FF」,「REW」の各表示体
によつて磁気テープ17の順方向への走行(フオ
ワード)または、逆方向への走行(リバツク)の
各テープ動作が表示される。
次に第6図ないし第11図を参照して上記実施
例の動作を説明する。先ず、RAM15へ楽曲1
曲分の楽音情報を記憶させたのち、その楽曲情報
を磁気テープ17へセーブするときの動作を説明
する。而して、RAM15へ楽曲情報を記憶させ
るには、モード切換えスイツチ7を録音モード
RECに設定する。これにより、RAM15へは書
込み指令のリード/ライト制御信号R/Wが印加
される。次に楽曲のメロデイの各音符につきその
音高データを、鍵盤2の各鍵から順次入力する。
そして一連の音高データが入力されると、鍵のう
ち、第1図に示すように、白鍵のみを操作して前
記一連の音高データに対し、音長データを入力し
て付加する。このようにして、前記楽曲のメロデ
イの情報がRAM15へ入力しおわると、次にコ
ードの音長データをコード指定キー群3の操作に
よつて入力する。
以上の操作によつて、RAM15へ1曲分の楽
曲情報を書込むと、次にモード切換えスイツチ7
をテープレコーダモードMTへ切換える。これに
より、RAM15へは読出し指令のリード/ライ
ト制御信号R/Wが印加される。次に、フアイル
キー4gを操作して磁気テープ17の頭出しを行
なう。即ち、信号TPSがフアイルキー4gの操
作により、発生してCPU11へ印加されるので、
CPU11は、第6図に示すフローチヤートの動
作制御を開始する。即ち、磁気テープ17は、そ
の駆動モータによつて巻き戻される。(ステツプ
S1の処理)。また、CPU11はデータカウンタ1
8によリセツト信号Rを印加して、リセツトし
(ステツプS2)、更に、そのデータカウンタ18
の計数出力がドライバ21に送出されることによ
り、表示部8には、第11図aに示すように、先
頭フアイルの個所、即ち、磁気テープ17の先頭
のデータエリア、つまり、ブロツク1の1番目の
データエリア(1曲目の楽曲情報が記憶される位
置)が表示される(ステツプS3)。この場合、図
示の如く、文字表示部8cでは、ブロツク1を表
わす左端のバー状の表示体8c−1が点灯し、ま
た、音階表示部8bでは、第1オクターブの“フ
ア”の鍵の丸い表示体8b−1が点灯する。
以上の操作で磁気テープ17の頭出しが終つた
ので、RAM17内の楽曲情報を上述した1曲目
のデータエリアにセーブするべくセーブキー4b
1を操作する。これにより、CPU11は、第7
図に示すフローチヤートの動作制御を開始する。
即ち、先ず、磁気テープ17のデータエリアの残
りがあるか否かを判断し、(ステツプS1)、いま
の場合、残りはあるのでステツプS2の処理を開
始させる。ステツプS2では、磁気テープ17が
その先頭位置から5秒間走行する間に、インター
フエイス16は、KCS方式の処理によつて空白
部を作成し、区別データを1番目のデータエリア
の先頭から記録する。次いでRAM15から、楽
曲情報が転送開始され、前記区別データに次いで
記録されはじめる。そしてこの楽曲情報のセーブ
中、そのセーブが終了したか否かの判断が常に行
なわれる(ステツプS3、ステツプS4)。約10秒間
が経過すると、楽曲情報のセーブは終了し、ステ
ツプS5に進行して、楽曲情報のあとに約2.秒間、
更に磁気テープ17が走行され、空白部が作成さ
れ、区別データが記録される。そして、磁気テー
プ17は走行を停止される。次に、CPU11は
データカウンタ18に+1信号を出力して、その
計数出力を「1」とし、2番目のデータエリアを
指定させる。(ステツプS6)。次にRAM15がク
リアされ、1曲目の楽曲情報が消去される。
2曲目の楽曲情報を2番目のデータエリアに記
録するときには、上述した1曲目の場合と同一操
作を実行すればよい。その場合、RAM15から
楽曲情報を磁気テープ17にセーブするときに
は、第7図のフローチヤートのステツプS2では、
2曲目以降では、約2.5秒間、磁気テープ17が
走行され、ステツプS5の処理と共に、合計で5
秒間走行による区別データの記録が行なわれる。
また、248曲の楽曲情報が1〜248番目のデータエ
リアに夫々記録されて残りのデータエリアがなく
なつたときには、そのことが第7図のフローチヤ
ートのステツプS1で判断され、以後の楽曲情報
の記録は禁止される。また、第11図2は100曲
目のデータエリアの位置が表示されていることを
示している。
次に、磁気テープ17内のデータエリアを指定
して、そこの楽曲情報を他の楽曲情報に書きかえ
るときの動作を第8図のフローチヤート等を参照
して説明する。先ず、書きかえる楽曲情報を既に
説明した方法で、RAM15へプリセツトしてお
く。次に、例えば、いま80番目のデータエリアの
80曲目の楽曲情報を書きかえることとすると、フ
アイルキー4gFILE、ブロツク3を指定す
る音色選択キー群5のうちのオルガンのキー
ORGAN、18番目のデータエリアを示す第2
オクターブのラ#の鍵La、セーブキー4b1
SAVEを順次操作する。而してフアイルキー
4gの操作時に第6図のフローチヤートの処理が
実行され、磁気テープ17の頭出しが行なわれる
と共に、データカウンタ18がリセツトされ、ま
た1番目のデータエリアが表示部8に表示され
る。またフアイルプログラムメモリ19には、80
番目のデータエリアを示す数値データ「79」がプ
リセツトされる。そして、この数値データ「79」
は、一致回路20およびドライバ21に与えられ
る。そしてこの時点では、表示部8には第11図
3に示すように、磁気テープ17が巻きもどされ
た1番目のデータエリアの位置が点灯表示される
一方、80番目のデータエリアの位置が図示の如
く、点滅表示される。そして、セーブキー4b1
を操作した時点から第8図のフローチヤートがス
タートする。
即ち、ステツプS1の処理にて上述した数値デ
ータ「79」がフアイルプログラムメモリ19から
一致回路20へ読込まれたのち、ステツプS2,
S3の各処理により一致回路20から“1”の一
致検出信号eqが発生するまで、データカウンタ
18をカウントアツプしながら、その計数出力と
前記数値データ「79」との比較動作が行われ、80
番目のデータエリアのサーチが行なわれる。この
場合、データカウンタ18が1づつカウントアツ
プするごとに磁気テープ17は、1づつそのデー
タエリアの番号が大きくなる方へ走行されてゆ
く。また、これに伴なつて表示部8上には、デー
タカウンタ18の変化する計数出力が順次表示さ
れてゆく。第11図4は、このようにして79番目
のデータエリアがサーチされていることを示して
いる。そしてデータカウンタ18の計数出力が80
番目のデータエリアの位置を示す「79」となる
と、一致回路20は両データが一致したので
“1”の一致検出信号eqを発生し、CPU11へ与
える。このため磁気テープ17は、80番目のデー
タエリアの直前の位置で停止し(ステツプS4)、
また表示部8には、その位置の表示が第11図5
に示すように表示される。そして、RAM15か
ら楽曲情報が磁気テープ17に転送されて書きか
えが行なわれ(ステツプS5)、また、この間、セ
ーブが終了したか否かの判断処理も並行して行な
われる(ステツプS6)。そして、セーブが終了す
れば、ステツプS7によりRAM15の楽曲情報が
クリアされる。
次に、フアイルプログラムメモリ19に予め、
磁気テープ17内の楽曲から複数の楽曲を選択し
て、そのデータエリアの番号を書込んでおき、次
いでそれらの楽曲の連続自動演奏を行なうときの
動作を第9図のフローチヤートおよび第10図を
参照して説明する。
この場合、第10図1に示すように、先ず、フ
アイルキー4gを操作し、磁気テープ17の頭出
しとデータカウンタ18のリセツトを行なう。次
に、例えば87曲目の楽曲を選択したとすると、第
10図2に示すように、プログラムキー4f、音
色選択キー群5のうちのオルガンのキー
ORGAN、第3オクターブのフアの鍵Fa
を順次操作する。これにより、87曲目を示す数値
データ「86」がフアイルプログラムメモリ19へ
入力し、また表示部8にもその入力が表示され
る。第10図3,4,5,6は更に続いて15曲
目、175曲目、219曲目、60曲目を指定した操作を
示している。なお、第10図3の鍵SO は、第
2オクターブの「ソ」を示している。そして5曲
分の指定後、エンドキー4pを操作したのちロー
ドキー4b2を操作すると、第9図のフローチヤ
ートがスタートする。
即ち、ステツプS1では、フアイルプログラム
メモリ19から最初の曲の自動演奏のための前記
87曲目を示す数値データ「86」が読出され、一致
回路20へ読込まれる。そしてデータカウンタ1
8を+1し、磁気テープ17を1データエリアづ
つ走行させながらのサーチがステツプS2,S3に
て実行される。そして87番目のデータエリアがサ
ーチされると、磁気テープ17は停止され(ステ
ツプS4)、次にその87番目のデータエリアから87
曲目の楽曲情報が読出されてRAM15へロード
される(ステツプS5)。そしてRAM15にロー
ドされた楽曲情報は、トーンジエネレータ12へ
順次転送され、その曲の演奏が行なわれる(ステ
ツプS6)。そしてその曲が終るとステツプS7に進
行し、次のフアイルデータが有るか、即ち、フア
イルプログラムメモリ19に次の曲を指定するデ
ータが有るか、が判断され、ステツプS1に復帰
する。そして2曲目の自動演奏、即ち、上記例で
は磁気テープ17内の15番目の曲の自動演奏が実
行開始される。このため、ステツプS1〜S7が実
行され、また3,4,5曲目についても同様にス
テツプS1〜S7が繰返される。
尚、上記実施例では磁気テープへ記録できる楽
曲の数を248としたが、勿論、これに限るもので
はなく何曲分のデータをも設定できるのである。
また、表示装置を液晶表示装置としたが、他種の
表示装置であつてもよく、更に磁気テープのデー
タエリア位置の表示態様は上述した実施例に限る
ものではなく、例えば、日の字型セグメント等に
より数値表示などで行なつてもよい。更にデータ
エリアの容量も任意であり、したがつて、楽曲情
報と区別データの各容量も任意である。またデイ
ジタル記録の方式は、KCS方式に限らず、SCS
(サツポロシテイスタンダード)方式等その他の
方式であつてもよい。また、記録手段としては磁
気テープに限らず、他の磁気記録手段を用いても
よい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上詳細に説明した如く、デイジ
タル記憶手段に一時蓄えた楽曲情報を磁気記憶手
段との間で相互転送可能な楽曲情報の記録装置に
おいて、転送中の楽曲情報が磁気記録装置のどの
記録場所にあるかを表示する様にしたので、デイ
ジタルデータによつて多数の楽曲情報を磁気テー
プ等に蓄えても、曲の再生、検索、データ書き換
え時などに極めて容易にデータの存在箇所を確認
でき、これらの操作が簡単に行なえる様になると
いう多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の電子楽器の平面
図、第2図は全体のブロツク回路図、第3図は音
色選択キー群5の各キーと磁気テープ17のブロ
ツク1〜8との対応関係を示す図、第4図は前記
磁気テープ17のデータエリアの構成を模式的に
示す図、第5図aは表示部8の表示パネル8aの
パワーオフ時の外観図、第5図bは表示パネル8
aの表示セグメントの構成図、第6図ないし第9
図は各種動作を説明するフローチヤートを示す
図、第10図は磁気テープ17内の楽曲を複数指
定してフアイルプログラムメモリ19へ記憶させ
るときのキー操作手順を示す図、第11図1〜5
は表示部8の各種表示例を示す図である。 2……鍵盤、3……コード指定キー群、4……
制御キー群、4b1……セーブキー、4b2……
ロードキー、4f……プログラムキー、4g……
フアイルキー、4p……エンドキー、5……音色
選択キー群、7……モード切換えスイツチ、8…
…表示部、8a……液晶表示パネル、8b……音
階表示部、8c……文字表示部、11……CPU、
12……トーンジエネレータ、15……RAM、
16……インターフエイス、17……磁気テー
プ、18……データカウンタ、19……フアイル
プログラムメモリ、20……一致回路、21……
ドライバ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 楽曲情報をデイジタルデータとして入力する
    楽曲情報入力手段と、この楽曲情報入力手段に
    より入力される前記楽曲情報を一時記憶するデ
    イジタル記憶手段と、このデイジタル記憶手段
    との間で前記楽曲情報を転送可能であり且つ前
    記楽曲情報を複数記録し得る磁気記録手段と、
    この磁気記録手段に転送記録される前記各楽曲
    情報間に挿入される情報間識別信号を発生する
    情報間識別信号発生手段と、前記デイジタル記
    憶手段および前記磁気記録手段間で転送中の前
    記楽曲情報の前記磁気記録手段中における記録
    位置を表示する楽曲情報記録位置表示手段とを
    具備してなる楽曲情報の記録位置表示装置。 (2) 前記楽曲情報入力手段は演奏用の鍵盤であ
    り、前記デイジタル記憶手段中に蓄えられた前
    記楽曲情報の演奏再生を行なう演奏再生手段を
    更に具備してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の楽曲情報の記録位置表示装置。 (3) 前記楽曲情報記録位置表示手段は前記演奏再
    生手段が前記楽曲情報に基いて演奏再生を行な
    つている間演奏再生中の楽曲情報をも表示する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の楽曲情報の記録位置表示装置。 (4) 前記楽曲情報記録位置表示手段が表示する楽
    曲情報は音階、伴奏コード名、音色等であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項
    記載の楽曲情報の記録位置表示装置。 (5) 前記楽曲情報記録位置表示手段は、前記磁気
    記録手段の記録エリアを所定数のブロツクに分
    けて表示する第1の表示部と、前記ブロツク中
    の記録エリアを更に所定数の記録単位箇所と分
    けて表示する第2の表示部とを具備したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の楽曲情報の記録位置表示装置。 (6) 前記楽曲情報記録位置表示手段は液晶表示パ
    ネルであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の楽曲情報の記録位置表示装
    置。
JP19703082U 1982-03-19 1982-12-27 楽曲情報の記録位置表示装置 Granted JPS59104397U (ja)

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