JPH04137825A - 情報出力装置におけるチャンネル切替え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報出力装置におけるチャンネル切替え装置
に係り、特にテレビジョン受像機の電源スイツチ投入時
に、チャンネルを決定する場合に好適なチャンネル切替
え装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、電子同調チューナ式のテレビジョン受像機（以
下、テレビと記す。）においては、電源スイッチを投入
すると、その投入前の電源断のときに選択されていたチ
ャンネル（以下、前回選択チャンネルという。）が自動
選択され、画面には前回選択チャンネルでの画像が映出
されるようになっている。

一般に、テレビジョン放送の番組編成は、曜日と時刻に
対応してなされ、同一曜日の同一時刻には、同一番組が
放送されることが多い。

これに対して、視聴者側のチャンネル選択の傾向をみる
と、同一曜日の同一時刻には同一テレビ番組を選択する
場合が多い。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、ユーザーが電源スイッチの投入時に映出
を望むチャンネルと、前回選択チャンネルとが一致する
とは限らない。一致しない場合にユーザーは、例えば、
リモートコントロールボックスを操作して所望のチャン
ネルに切替えることになるが、この場合に、ユーザーが
見たい番組を電源投入時に自動的に選択して表示されれ
ば便利である。

そこで、本発明は、電源スイッチの投入時に、ユーザー
が所望するチャンネルを自動的に選択しうるチャンネル
切替え装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明は、複数の情報源か
ら発せられる情報を受け、各情報源に対応したチャンネ
ルをチャンネル選択手段により選択して所望の情報を出
力する情報出力装置におけるチャンネル切替え装置にお
いて、曜日を計数する曜日計数手段と、時刻を計数する
時刻計数手段と、各曜日の所定時刻における各チャンネ
ル毎の使用回数を累積記録する記録手段と、前記チャン
ネル選択手段によりチャンネルが選択された際における
曜日と時刻を前記曜日計数手段と時刻計数手段からそれ
ぞれ読出し、当該曜日と時刻に対応した前記チャンネル
の使用回数を前記記録手段に累積記録せしめ、かつ、当
該情報出力装置の電源スイッチが投入された場合におけ
る曜日および時刻に応じて、前記記録手段に記録された
累積使用回数中の最大値に対応したチャンネルを選択し
、当該チャンネルに対応した情報を出力せしめる制御手
段とを備えた。

〔作用〕

本発明によれば、チャンネル選択手段により情報を出力
するチャンネルが選択され、当該情報が出力される。制
御手段は、この情報が出力される際の、曜日および時刻
を曜日計数手段と時刻計数手段から読出し、その曜日・
時刻とチャンネルに対応した記録手段内に当該チャンネ
ルの選択回数を累積記録する。そして、次回の電源スイ
ツチ投入時には、制御手段は、先ず、曜日計数手段と時
刻計数手段とから前記投入時の曜日と時刻を読出し、次
いで、この曜日と時刻に対応した記録手段内の記録から
、前記累積値が最大のチャンネルを選択し、そのチャン
ネルの情報を出力するように制御する。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に本発明にかかるチャンネル切替え装置ＣＣを、
テレビ本体Ｈに適用した場合のブロック図を示す。

先ず、テレビ本体Ｈについて説明する。

第１図に示すように、電源スイッチ７の投入によりテレ
ビ本体Ｈに電源が供給されると共に、次に説明するチャ
ンネル切替え装置ＣＣにも電源が供給される。電源投入
状態において、アンテナ１を介して電子同調チューナ２
に入力したテレビ電波は、前記チューナ２により選択さ
れ、更に、音声処理回路３と映像処理回路４とにおいて
それぞれ増幅・検波されてスピーカ５から音声が出力さ
れ、ＣＲＴ６に画像が映出される。ＣＲＴ６の画面右上
には、映出中のチャンネル番号（例えば、４）が表示さ
れる。

次に、チャンネル切替え装置ＣＣについて説明する。

パスラインＢには、コントローラ１１と、バックアップ
ＲＡＭ１２と、タイマ１３と、チャンネル選択入力部１
４と、チャンネル表示駆動部１５と、プログラムを格納
したＲＯＭ１６と、処理データを一時格納するＲＡＭ１
７と、前記電子同調チューナ２と、前記電源スイッチ７
の投入・切断を表す信号線が接続されている。

バックアップＲＡＭ１２は、第２図に示すように、日曜
から土曜までの曜日キーと、１日２４時間を３０分毎に
０から４７までの時間キーがとられたテーブル１２ａが
用意されている。テーブル１２ａを構成する各欄には、
符号１２ｂで示すように、各チャンネル毎の使用回数（
チャンネルレコード）が累積記録される。また、チャン
ネルを切替えた時の曜日・時刻等を記録する切替時デー
タ部１２ｃが設けられている。

タイマ１３は、その日の曜日が計数されて記録されてい
る曜日タイマ１３ａと、時刻が計数記録されている時刻
タイマ１３ｂとからなる。

チャンネル選択入力部１４からは、所望のチャンネルを
選択すべく入力することができる。

コントローラ１１は、所定条件下でバックアップＲＡＭ
１２の最大累積値に対応したチャンネルを選択・決定す
るチャンネル切替え決定部１１ａと、前記時間キーを算
出する時間キー算出部１１ｂと、日曜から土曜までを０
から６に対応させ曜日キーを算出する曜日キー算出部１
１ｃと、チャンネル選択入力部１４から入力されたチャ
ンネル番号を読出すチャンネル番号続出部ｌｉｄとから
なる。

時間キー算出部１１ｂは、次の演算を行う。

■時刻の「分」が０分から２９分の場合時間キー−時刻
の時×２ 例えば、１２時１５分の場合であれば、１２Ｘ２＝２４ ■時刻の「分」が３０分から５９分の場合時間キー−時
刻の時×２＋１ 例えば、１２時４０分の場合であれば、１２ｘ２＋１＝
２５ 曜日キー算出部１１ｃは、次の表に従って曜日と数字を
対応させる。

表 チャンネル表示駆動部１５は、映像処理回路４を介して
前記ＣＲＴ６の画面右上に、現に映出中のチャンネル番
号を表示する。

次に、第３図および第４図に示すフローチャートに基づ
いて動作を説明する。

■チャンネル切替え時の動作（第３図）電源スイッチ７
が投入され、チャンネル選択入力部１４から入力された
チャンネル番号をチャンネル番号読出し部ｌｉｄで読み
取る（ステップＳＬ）。次いで、曜日タイマ１３ａと時
刻タイマ１３ｂとから当日の曜日および時刻を読出しく
ステップＳ２）、曜日キー算出部１１ｃにより曜日に対
応した曜日キーを算出しくステップＳ３）、時間キー算
出部１１ｂにより時刻に対応した時間キーを算出する（
ステップＳ４）。算出された曜日キーと時間キーに基づ
きテーブル１２ａから該当する欄のチャンネルレコード
（データ）を読出す（ステップＳ５）。読み出されたデ
ータに「１」を加算しくステップＳ６）、加算後のデー
タを前記読出した欄に再格納する（ステップＳ７）。こ
のようにすることにより、選択されたチャンネルが、対
応する曜日と時刻に応じてバックアップＲＡＭ１２に順
次累積格納される。

■電源スイッチ投入時の動作（第４図）前記■チャンネ
ル切替え時の動作で説明したようにバックアップＲＡＭ
１２には、各チャンネル毎に最新の使用データが累積記
録されている。

この状態において、電源スイッチ７が投入されると、先
ず、タイマ１３から曜日と時刻が読出され（ステップ５
１１）、この曜日から曜日キーが算出され（ステップ５
１２）、時刻から時間キーが算出される（ステップ５１
３）。この算出された曜日キーと時間キーとに基づき、
チャンネル切替え決定部１１ａがテーブル１２ａのチャ
ンネルレコードを取り出しくステップ５１４）、そのチ
ャンネルレコードの中から累積使用回数が最も多いチャ
ンネル番号を取り出す（ステップ５１５）。

取り出されたチャンネル番号をテレビ本体Ｈの電子同調
チューナ２に送出して、その番号のチャンネルに切り替
えると共に（ステップ８１６）、チヤンネル表示駆動部
１５に送出してＣＲＴ６の画面右上に例えばチャンネル
番号を「４」と表示する。

■チャンネル切替え時の動作の変形例（第５図）本変形
例は、チャンネルが短時間の内に切替えられた場合には
、そのチャンネルをバックアップＲＡＭの累積使用回数
として保存しない場合である。

チャンネル選択入力部１４からチャンネル番号を入力し
たときの曜日と時刻をタイマ１３から読出す（ステップ
５２１）。この場合には、予めバックアップＲＡＭ１２
の切替時データ部１２ｃに前回のチャンネル切替時の時
刻と曜日が格納されているので、前記時刻を切替時デー
タ部１２ｃから取り出す（ステップ５２２）。前回のチ
ャンネル切替えの時刻と、今回のチャンネル切替えの時
刻との時間間隔が１５分以上か否かを判断する（ステッ
プ５２３）。１５分経過していなければ（ステップＳ２
３；Ｎｏ）、現在の時刻データを切替時データ部１２ｃ
に格納しただけで（ステップ５３０）、動作が終了する
。即ち、バックアップＲＡＭ１２のテーブル１２ａのチ
ャンネルデータは従来のままである。

また、１５分経過していれば（ステップ５２３Ｙｅｓ）
、前回の曜日と時刻に基づき曜日キーと時間キーをそれ
ぞれ算出する（ステップＳ２４゜５２５）。次いで、前
記算出された曜日キーと時間キーに対応したチャンネル
番号を読出しくステップ５２６）、チャンネルレコード
をバックアップＲＡＭ１２から読出す（ステップ５２７
）。

そのチャンネルレコードに「１」を加算しくステップ５
２８）、加算後のデータをバックアップＲＡＭ１２へ再
度保存しくステップ５２９）、保存したときの時刻デー
タを切替時データ部１２ｃに保存する（ステップ５３０
）。

このようにすれば、チャンネルを切替えた後の経過時間
が１５分以下の場合には、切替え実績は無視され、１５
分以上の場合にのみバックアップＲＡＭ１２に累積記録
される。なお、本変形例では、前記時間間隔を１５分に
設定した場合について説明したが、任意の時間（例えば
、５分間）に設定してもよいのは勿論である。

また、時間キーの算出方法としては次のようにしてもよ
い。この算出方法は、例えば、３０分番組であっても実
際には２５分で終了し、次の番組が開始されるまでの５
分間には天気予報等のミニ番組が挿入される場合に、チ
ャンネルが切替えられることがあり、この間のきめ細か
な累積記録をする場合に有効である。

■時刻の「分」が０分から２５分の間の場合時間キー２
時間×２ 例えば、１２時２３分の場合であれば、１２Ｘ２＝２４ ■時刻の「分」が２６分から５５分の間の場合時間キー
；時間×２＋１ 例えば、１２時３５分の場合であれば、１２Ｘ２＋１＝
２５ ■時刻の「分」が５５分から５９分の間の場合時間キー
＝（時間＋１）×２ 例えば、１２時５６分の場合であれば、（１２＋１）　
　ｘ２＝２６ 更に、カウンタに累積記録されたデータの内、古すぎる
データは自動的に削除してもよく、また、データの新旧
に応じて重み付けをし、例えば、新しいデータを高く評
価してもよい。

また、一定時刻になった場合に、自動的に最大累積値に
対応したチャンネルを選択出力するようにしてもよい。

更に、一定時間間隔で現に映出中のチャンネルを読出し
、該当するバックアップＲＡＭＩのデータを書き替える
ようにしてもよい。

更にまた、本実施例はテレビジョン放送を受信する場合
について説明したが、例えば、ラジオ放送、有線テレビ
放送、有線放送等を受信する場合にも適用できるのは勿
論である。

〔発明の効果〕

以上詳述したことから明らなように、本発明によれば、
各チャンネルの使用実績が曜日と時刻に応じて記録手段
に累積記録され、電源スイッチが投入されたときにはそ
の曜日および時刻における最大累積値に対応したチャン
ネルが自動選択されるので、所望のチャンネルが選択さ
れる確率が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は上記実
施例のバックアップＲＡＭの内容を示す図、 第３図は上記実施例のチャンネル切替え時のフローチャ
ート、 第４図は上記実施例の電源投入時のフローチャート、 第５図はチャンネル切替え時の変形例のフローチャート
である。 ２・・・電子同調チューナ ６・・・ＣＲＴ ７・・・電源スイッチ １１・・・コントローラ（制御手段） １２・・・バックアップＲＡＭ　（記録手段）１３ａ・
・・曜日タイマ（曜日計数手段）ｂ・・・時刻タイマ （時刻計数手段） ４　・・ チャンネル選択入力部 （チャンネル選択 手段） Ｈ・・・テレビ本体 ＣＣ・・・チャンネル切替え装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の情報源から発せられる情報を受け、各情報源に対
   応したチャンネルをチャンネル選択手段により選択して
   所望の情報を出力する情報出力装置におけるチャンネル
   切替え装置において、曜日を計数する曜日計数手段と、 時刻を計数する時刻計数手段と、 各曜日の所定時刻における各チャンネル毎の使用回数を
   累積記録する記録手段と、 前記チャンネル選択手段によりチャンネルが選択された
   際における曜日と時刻を前記曜日計数手段と時刻計数手
   段からそれぞれ読出し、当該曜日と時刻に対応した前記
   チャンネルの使用回数を前記記録手段に累積記録せしめ
   、かつ、当該情報出力装置の電源スイッチが投入された
   場合における曜日および時刻に応じて、前記記録手段に
   記録された累積使用回数中の最大値に対応したチャンネ
   ルを選択し、当該チャンネルに対応した情報を出力せし
   める制御手段と を備えたことを特徴とする情報出力装置におけるチャン
   ネル切替え装置。