JPH04137767A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH04137767A
JPH04137767A JP2261691A JP26169190A JPH04137767A JP H04137767 A JPH04137767 A JP H04137767A JP 2261691 A JP2261691 A JP 2261691A JP 26169190 A JP26169190 A JP 26169190A JP H04137767 A JPH04137767 A JP H04137767A
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JP
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element isolation
insulating film
forming
film
control gate
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JP2261691A
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English (en)
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Seiichi Aritome
誠一 有留
Mutsuo Morikado
六月生 森門
Tetsuo Endo
哲郎 遠藤
Ryohei Kirisawa
桐澤 亮平
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、浮遊ゲートを有する書替え可能なメモリトラ
ンジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置およびその製
造方法に関する。
(従来の技術) 浮遊ゲートと制御ゲートを積層した構造のメモリトラン
ジスタと番地選択用の選択トランジスタを直列接続して
メモリセルを構成した電気的書替え可能な不揮発性半導
体記憶装置(EEPROM)が知られている。
その−例として、第6図(a)および第6図(b)にN
AND型セルのEEPROMの隣接する3つの選択ゲー
トMOSトランジスタ部及び3つのメモリトランジスタ
部の構造を示す(第6図(a)は第6図(b)のA−A
断面図である)。このEEPROMは、p−型シリコン
基板1に素子分離絶縁膜2で分離された素子領域が設け
られ、それぞれの領域に選択ゲートMOSトランジスタ
とメモリトランジスタとか形成されている。このメモリ
トランジスタでは、p−型シリコン基板1表面にトンネ
ル絶縁膜(ゲート絶縁膜)10を介して形成された浮遊
電極4と、さらに浮遊電極上に層間絶縁膜5を介して形
成された制御電極6とからなる2つのゲート電極が形成
されている。ここでは、隣接する2つのMOS)ランジ
スタの制御電極6は、素子分離絶縁膜2上を通って連続
的に配設され、この制御電極6に自己整合的に、ソース
、ドレインとなるn+型層9が拡散形成されている。
素子分離絶縁膜2の下には、フィールド反転防止のため
のp型層12が全面に亘って形成され、更に素子分離領
域中央部には素子分離を確実にするために高濃度p 型
層15が形成されている。EEPROMのように電気的
書替え時にゲート電極或いはドレイン、ソースなどの高
電圧を印加する必要があるものでは、素子分離領域に形
成される寄生MO5)ランジスタの導通を防止するため
にこの様な高濃度p 型層15を設けることが必要にな
る。
そして、MOSトランジスタのソース、ドレイン拡散層
の一方、図では上部のドレイン側となるn+型層9には
、選択ゲートを介してビット線が接続されるビット線コ
ンタクト部14が所定の面積を確保して設けられている
このように隣接する2つのMO8I−ランジスタの制御
電極6が、素子分離絶縁膜2上を通って連続的に配設さ
れた構造において、制御電極6高電圧を印加したときの
素子分離を確実にするためには素子分離膜2は十分な膜
厚が必要である。例えば素子分離膜厚が3000Å以下
になるとフィールド反転電圧は大きく低下してしまう。
また反転電圧を向上させるためにp 型層15を十分に
濃くする方法があるが、高濃度にするとp型不純物が素
子領域まで拡散し、接合耐圧の低下をもたらす結果とな
る。
従って、p+型層15の不純物濃度を十分上げることが
できないという問題がある。
さらにまた、微細な素子分離パターンを形成するために
十分な厚さをもつ素子分離膜を形成することは困難であ
る。なぜなら厚い素子分離膜形成選択酸化時に、バーズ
ビークが大きくなり、微細なパターンが形成できないた
めである。
また、このようなEEPROMの形成は次のようにして
行われている。第7図(a)乃至第7図(g)はこのE
EPROMの製造工程図である。
なお、ここでは第6図(b)のBB断面およびCC断面
を示す。
まず、第7図(a)に示すように、p−シリコン基板1
を用意し、この図では省略するが、フィルド反転防止の
ためのp型層12および素子分離を確実にするための高
濃度p+型層15を形成する。 次いで、第7図(b)
に示すように、LOCO8法により素子分離絶縁膜2を
形成した後、熱酸化法により、膜厚50〜200人のト
ンネル絶縁膜10を形成する。
この後、第7図(C)に示すように、CVD法により基
板表面全体に膜厚500〜4000A程度の第1の多結
晶シリコン膜4を堆積する。
さらに、第7図(d)に示すように、反応性イオンエツ
チングにより、素子領域にそって走行し一部が素子分離
絶縁膜2上にかかるようにこの第1の多結晶シリコン膜
を、パターニングし浮遊ゲート4を形成する。
そしてさらに、第7図(e)に示すように、この上層に
酸化シリコン膜−窒化シリコン膜−酸化シリコン膜から
なる3層構造の層間絶縁膜5を形成する。
この後、第7図(r)に示すように、全面に第2の多結
晶シリコン膜6を堆積し、前記浮遊ゲートとは直交する
方向に反応性イオンエツチングによりパターニングし制
御ゲート6を形成する。このとき同時に該層間絶縁膜5
および浮遊ゲート4をもエツチングしパターニングする
そして、第7図(g)に示すように、通常のMOSプロ
セスに従って、ソース・ドレイン領域9となる拡散層、
パッシベーション膜、ビット線、ワード線等を形成し、
EEPROMのメモリセルが完成する。
このような従来の方法では、第7図(d)に示した浮遊
ゲートのパターン形成工程では微細パターンを得るため
に、反応性イオンエツチングが用いられ、このため、浮
遊ゲートのエツジE近傍で層間絶縁膜5に電界集中が生
じ易く、これが浮遊ゲートと制御ゲートとの絶縁破壊の
原因となるという問題もあった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、微細化が進むにつれ、浮遊ゲートを有す
るメモリトランジスタにおいて制御ゲートに高電圧を印
加したときのフィールド反転を防ぐのは極めて困難とな
ってきている。
また、浮遊ゲートのエツジ近傍で電界集中が起こり易く
、これが原因で浮遊ゲートと制御ゲートとの絶縁破壊を
生じるという問題があった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、微細化に
際しても、高電圧を印加したときのフィールド反転を防
ぎ、信頼性の高いEEPROMを提供することを目的と
する。
また本発明の他の目的は、浮遊ゲートと制御ゲートとの
絶縁破壊を防止し信頼性の高いEEFROMを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) そこで本発明の第1では、少なくとも二つのメモリトラ
ンジスタが素子分離領域を挟んで形成され、両メモリト
ランジスタの制御ゲート電極配線が素子分離領域上の浮
遊ゲート上を通って連続的に形成された構造において、
隣接する浮遊ゲート間に絶縁膜を配設し、実効的に素子
分離絶縁膜を厚くしてフィールド反転を防ぐようにして
いる。
また本発明の第2では、この絶縁膜を選択酸化によって
形成している。
さらにまた本発明の第3では、浮遊ゲートのパターニン
グをエッチバック法によって行うようにしている。
(作用) 本発明の第1によれば、実効的に素子分離膜が厚くなり
、フィールド反転電圧が向上する。さらにフィールド反
転防止p“型層が不要になり工程の簡略化が可能となり
、よりいっそうの高集積化、高信頼性化、低コスト化を
図ることができる。
また、本発明の第2によれば、この絶縁膜を選択酸化に
よって形成するようにしているため、上記作用に加え、
微細化が容易となる。
さらに本発明の第3によれば、浮遊ゲートのパターニン
グをエッチバック法によって行うようにしているため、
素子分離絶縁膜の最高部において浮遊ゲートを分離し、
また浮遊ゲートにコーナーのないなめらかな形状を得る
ことかできる上、マスクが不要となり、作業性が向上す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に
説明する。
実施例1 第1図(a)および第1図(b)は、本発明の第1の実
施例のNAND型セルEEPROMのビ、、ト線側の隣
接する三つの選択ゲートを構成するMOSトランジスタ
部及び3つのメモリセルを構成するMOS)ランジスタ
の構造を拡大して示す平面図とそのA−A’断面図であ
る。素子分離絶縁膜2の下には反転防止のため、全体に
p型層14が形成されている。
このEEFROMは、隣り合う浮遊ゲート4間に、20
で示した酸化シリコン膜からなる絶縁膜を選択的に形成
したことを特徴とするものである。
これにより、制御ゲートの下の素子分離絶縁膜2は実質
的に厚くなり、フィールド反転電圧が向上できる。フィ
ールド反転電圧が向上するため従来フィールド下に設け
ていたp 型層を設ける必要がない。
第2図に、このNANDセル型EEFROMの実施例の
隣接する二つのNANDセル部を示す平面図、第3図に
そのA−A’断面図を示す。一つのNANDセルに着目
してその構成を説明する。
このNANDセルは、p 型シリコン基板1の素子分離
絶縁膜2て分離された素子領域に、4個のメモリセルと
してのMOSl−ランジスタM1〜M4と選択ゲートと
してのMOS)ランジスタS1、S2が形成されている
そして各メモリセルは、シリコン基板1上に熱酸化膜か
らなる第1ゲート絶縁膜3を介して形成された第1の多
結晶シリコン膜からなる浮遊ゲート4(41,42,・
・・・・・)と、この上に第2ゲト絶縁膜5を介して形
成された第2の多結晶シリコン膜からなる制御ゲート6
(61,62,・・・・・・)と、ソース、ドレインと
なるn+型層9とから構成されている。各メモリセルの
浮遊ゲート4が電荷蓄積層である。各メモリセルの制御
ゲート6はそれぞれワード線WL (WL+ 、WL2
 、・・・)を構成している。また、メモリセルのソー
ス、ドレインとなるn 型層9は隣接するもの同士で共
用する形で4個のメモリセルが直列接続されている。
そしてこの実施例では、ドレイン側、ソース側に選択M
O5)ランジスタS1.S2が接続されて一つのNAN
Dセルが構成されている。選択MOSトランジスタS1
.S2はここでは、ゲート絶縁膜10を介して一層のゲ
ート電極111,112を具備しているが、実際にはこ
れらのゲート電極11はメモリセル部と同じ第2の多結
晶シリコン膜を用いて形成される。そして表面全体はC
vD酸化膜7により覆われ、この上にメモリセルに対し
て選択MO3)ランジスタS1のドレインであるn 型
層9にコンタクトするビット線BLとしてのAl配線8
が配設されている。このビット線コンタクト部14には
通常重ねてn型不純物がドープされる。
この第2図では二つのNANDセルが示されているが、
実際は多くのNANDセルが配設され、それらの制御ゲ
ート61・・・・・・64は素子分離領域上を通って連
続的に配設されてワード線WLを構成する。また、選択
MO8I−ランジスタS+、S2のゲート電極11もワ
ード線方向に連続的に配設されている。
次に、このEEFROMの製造工程を、上記したメモリ
トランジスタ部に着目して説明する。
まず、p−型シリコン基板1に500人程度の熱酸化膜
を形成し、この上にLOCO3法の耐酸化性マスクとな
る窒化膜を2000八程度堆積し、これをバターニング
する。そして窒化膜をマスクとして、素子分離領域にB
 をイオン注入する。
例えば加速電圧100keV、  ドーズ量7×101
2/c−として、比較的低濃度のBイオン注入層を形成
する。そして1000℃で水素燃焼酸化を行ない、85
00八程度の素子分離絶縁膜2を形成し、耐酸化性マス
クとして用いた窒化膜を除去する。この工程でイオン注
入された不純物は活性され、p型層12が形成される(
第4図(a))。
次いで例えば900℃のHCI酸化で約100への熱酸
化膜からなるトンネル酸化膜(ゲート絶縁膜)10を形
成し、この上にCVDにより多結晶シリコン膜を例えば
150人堆積してPOCj!3を含むガス中で900℃
、30分熱処理を行なって多結晶シリコン膜4中にリン
を拡散させる。
さらに例えば900℃のドライ酸素雰囲気中てこの多結
晶シリコン膜4上に200人の酸化シリコン膜17を形
成し、さらに窒化シリコン膜]8を500人堆積する。
次いで、第4図(b)に示すように、素子分離絶縁膜2
の上部(浮遊ゲート分離領域)の窒化シリコン膜18お
よび酸化シリコン膜17を選択的に除去し、多結晶シリ
コン膜4表面を露呈せしめる。
そして、第4図(C)に示すように、1000℃。
水素燃焼酸化を行なって素子分離膜2上の多結晶シリコ
ン膜を選択的に酸化し、絶縁膜20を形成する。
この後、第4図(d)に示すように、酸化マスクに用い
た窒化膜18を除去し、浮遊ゲート上に例えば窒化シリ
コン膜と酸化シリコン膜の積層膜からなる層間絶縁膜5
を形成1−1制御ゲートとなる第2の多結晶シリコン6
を形成する。
他の部分については通常のMOSプロセスで形成する。
この実施例のEEPROMの動作例を、第2図のM1〜
M4からなるNANDセル部に着目して説明する。
まず、データの書込みおよび消去は、各メモリセルの浮
遊ゲートと基板間てF−N)ンネリングを利用した電子
のやりとりにより行なう。例えばデータ消去は、全ての
ワード線WLi〜W L 4を接地電位としてNAND
セルを構成する全てのメモリセルで浮遊ゲートから基板
に電子を放出する。
これにより、メモリセルはしきい値が負方向に移動した
消去状態が得られる。また、データ書込みは、ビット線
から遠い方のメモリセルM4から順に行なう。まず、メ
モリセルM4での書込みは、選択ワード線W L 4を
20V程度の高電圧を印加し、その他の全べてのワード
&IWL、〜WL3および選択ゲート線SDに10 V
程度の電圧を印加し、ビット線をOvとする。これによ
り、メモリセルM4において基板の電子が浮遊ゲートに
注入され、しきい値電圧か正方向に移動した状態か得ら
れる。以下順にワード線WL3 、WL2 、・・を2
0Vとすることにより同様に書込みを行う。データ読出
しは、選択ワード線に5v程度の読出し電圧を印加し、
それによりビット線側のワード線および選択ゲート線S
D、SSに中間電位を与え、ビット線にIVV程度電圧
を与えて電流か流れるか否かを検出することにより行な
う。
この実施例によれば、浮遊ゲート間の分離を選択的に多
結晶シリコンを酸化することにより行ない、さらにその
酸化膜によりフィールド素子分離膜が実質的に厚くなっ
ているため、制御ゲートに高電圧を印加する場合も、フ
ィールド反転を防ぐことができ、高密度化、高信頼性化
を実現することができる。
さらに、浮遊ゲートが選択酸化によって絶縁化されてお
り、素子分離絶縁膜上にシャープなパターンエツジをも
たないため、層間絶縁膜5に電界集中が生じ、絶縁破壊
に至るおそれもない。
なお、前記実施例では浮遊ゲート間の絶縁膜選択形成を
多結晶シリコンの酸化によって行ったが、この選択酸化
法に限定されることなく、多結晶シリコンのバターニン
グ後、CVD酸化膜を堆積しエツチングによってバター
ニングすることによって形成したり、またスピンオング
ラスによって形成してもよく、浮遊ゲート間に絶縁膜を
形成できればよい。
また実施例では、NANDセル型のEEFROMに適用
した場合のを説明したが、他の形式のEEPROMやE
PROM等浮遊ゲート構造を持つ全ての集積回路に適用
可能である。
実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
この方法は、EEFROMの形成に際し、浮遊ゲートの
バターニングをエッチバック法によって行うようにし、
素子分離絶縁膜の最高部において浮遊ゲートを分離し、
浮遊ゲートにコーナーのないなめらかな形状を得るよう
にしたことを特徴とするものである。
第5図(a)乃至第5図(g)はこのEEFROMの製
造工程を示す図である。
なお、ここでは第1図(b)のBB断面およびCC断面
に相当する断面を示す。
まず、第5図(a)に示すように、p−シリコン基板1
を用意する。
次いで、第5図(b)に示すように、LOCO5法によ
り素子分離絶縁膜2を形成した後、熱酸化法により、膜
厚50〜200人のトンネル絶縁膜10を形成する。
この後、第5図(C)に示すように、CVD法により基
板表面全体に膜厚500〜4000八程度の第1の多結
晶シリコン膜4を堆積する。ここまでは上述した従来例
の方法と同様である。
そして、第5図(d)に示すように、エッチバック法に
より、第1の多結晶シリコン膜の上面が素子分離絶縁膜
2の最高部よりも低くなるようにこの第1の多結晶シリ
コン膜4を、パターニングしコーナーエツジのないなめ
らかな浮遊ゲートを形成する。
さらに、第5図(e)に示すように、この上層に酸化シ
リコン膜−窒化シリコン膜−酸化シリコン膜からなる3
層構造の層間絶縁膜5を形成する。
この後、第5図(f)に示すように、全面に第2の多結
晶シリコン膜6を堆積し、前記浮遊ゲートとは直交する
方向に反応性イオンエツチングによりバターニングし制
御ゲート6を形成する。このとき同時に該層間絶縁膜5
および浮遊ゲート4をもエツチングする。
そして、第5図(g)に示すように、通常のMOSプロ
セスに従って、ソース・ドレイン領域9となる拡散層、
パッシベーション膜、ビット線、ワード線等を形成し、
EEPROMのメモリセルが完成する。
ここで第5図(e)に示した浮遊ゲートのパターン形成
工程は、エッチバック法によっておこなわれるため、浮
遊ゲートの上面はエツジもなくなめらかになっており層
間絶縁膜5に電界集中が生じ、絶縁破壊に至るおそれも
なく信頼性の高いメモリセルを得ることができる。
[発明の効果] 以上のべたように本発明によれば、素子分離能力を低下
させることなく、EEFROMの高密度集積化をはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)は本発明の第1の実施
例のEEPROMの要部を示す平面図およびそのA−A
’断面図、第2図および第3図はこのEEPROMのN
ANDセル全体を示す平面図およびそのA−A’断面図
、第4図(a)乃至第4図(d)はその製造工程を説明
するための断面図、第5図(a)乃至第5図(g)は本
発明の第2の実施例のEEPROMの製造工程を説明す
るための断面図、第6図(a)および第6図(b)は従
来のEEFROMを示す平面図とそのA−A’断面図、
第7図(a)乃至第7図(g)は従来例のEEPROM
の製造工程を説明するための断面図である。 l・・・p−型シリコン基板、2・・・素子分離絶縁膜
、4・・・浮遊ゲート、    5・・・層間絶縁膜、
6・・・制御ゲート、    7・・・CVD酸化膜、
8・・・Al配線(ビット線)、 9・・・n 型層(ソース、ドレイン拡散層)、10・
・・トンネル絶縁膜、11・・・ゲート電極、12・・
・p型層(反転防止用不純物層)、14・・・コンタク
ト部、 15・・・p+型層(反転防止用高濃度不純物層)、1
7・・・酸化シリコン膜、18・・・窒化シリコン膜、
19・・・窒化膜除去部、 20・・・浮遊ゲート間絶縁膜。 第 図 (b) 第4図 (C) (d) 6′

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも二つのメモリトランジスタが素子分離
    領域を挟んで形成され、両メモリトランジスタの制御ゲ
    ート電極配線が素子分離領域上の浮遊ゲート上を通って
    連続的に形成されたセル構造を有する不揮発性半導体記
    憶装置において、隣接する浮遊ゲート間に絶縁膜を配設
    し、 実効的に素子分離絶縁膜を厚くしたことを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
  2. (2)前記メモリトランジスタが前記制御ゲート配線と
    直交する方向に直列に複数接続されてなるNAND型で
    あることを特徴とする請求項(1)記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  3. (3)一導電形の半導体基板表面に素子分離絶縁膜を形
    成する素子分離工程と、 トンネル絶縁膜を形成するトンネル絶縁膜形成工程と、 素子分離領域を越えてメモリトランジスタの浮遊ゲート
    となる第1の多結晶シリコン膜を形成する浮游ゲート形
    成工程と、 前記素子分離領域上に位置する前記浮遊ゲート電極を選
    択的に酸化する酸化工程と、 この上層に層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と
    、 素子分離領域を越えてメモリトランジスタの制御ゲート
    電極配線を形成する制御ゲート形成工程と、 ソース・ドレイン領域を形成するソース・ドレイン形成
    工程とを含むようにしたことを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  4. (4)一導電形の半導体基板表面に素子分離絶縁膜を形
    成する素子分離工程と、 トンネル絶縁膜を形成するトンネル絶縁膜形成工程と、 素子分離領域を越えてメモリトランジスタの浮遊ゲート
    となる第1の多結晶シリコン層を形成する第1の多結晶
    シリコン層形成工程と、前記第1の多結晶シリコン層を
    前記素子分離領域の最高部よりも低くなるまで異方性エ
    ッチングによりエッチバックし前記浮遊ゲート電極を形
    成する浮遊ゲート形成工程と、 この上層に層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と
    、 素子分離領域を越えてメモリトランジスタの制御ゲート
    電極配線を形成する制御ゲート形成工程と、 ソース・ドレイン領域を形成するソース・ドレイン形成
    工程とを含むようにしたことを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0618621A1 (en) * 1993-04-01 1994-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device

Cited By (2)

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EP0618621A1 (en) * 1993-04-01 1994-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device
US5464998A (en) * 1993-04-01 1995-11-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory NAND structure with differently doped channel stoppers

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