JPH04137402A - 自動車用投射型ヘッドランプ - Google Patents

自動車用投射型ヘッドランプ

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JPH04137402A
JPH04137402A JP2257366A JP25736690A JPH04137402A JP H04137402 A JPH04137402 A JP H04137402A JP 2257366 A JP2257366 A JP 2257366A JP 25736690 A JP25736690 A JP 25736690A JP H04137402 A JPH04137402 A JP H04137402A
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light
discharge lamp
elliptical reflector
shielding
globe
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Hirohiko Oshio
洋彦 大塩
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Koito Manufacturing Co Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光源光を楕円反射鏡で反射し、この反射光を投
射レンズで平行光にして投射する自動車用の投射型ヘッ
ドランプに係り、特に光源として放電ランプを使用した
自動車用投射型ヘッドランプに関する。
〔従来技術及び発明の解決しようとする課題〕放電ラン
プは発光効率及び演色性が良好で、しかも寿命が長いと
いう点から自動車用ヘッドランプの光源に利用されつつ
ある。そして放電ランプは発光時に紫外線を発生し、こ
の紫外線は人体にとって有害であり、しかもヘッドラン
プ内の合成樹脂部材を変性させるおそれがあるため、こ
れまでの一連の提案では、放電ランプを紫外線遮蔽用グ
ローブで包囲して有害な紫外線をカットするようになっ
ている。第10図はこの種の投射型ヘッドランプの構造
を示すもので、符号1はランプボディ2内に配置された
光投射ユニットで、光投射ユニット1は、光反射面3a
を有するリフレクタ−3,放電ランプ4.及び投射レン
ズ5aを保持するレンズホルダー5が一体化されて構成
されている。そして放電ランプ4のベース4aには、放
電ランプ4を包囲する紫外線遮蔽用のグローブ6が取着
一体化されている。
しかし前記した構造では、紫外線遮蔽用グローブ6が密
閉構造のためグローブ6内が高温となり放電ランプ4の
寿命が短くなるおそれがある。また光反射面3aからの
反射光がグローブ6の先端でケラれ、配光に悪影響を与
える(ホットゾーンが暗くなる)おそれがある等の問題
が生じた。
そこで特願平2−228215号(平成2年8月31日
出願)において、紫外線遮蔽用グローブを先端の開口す
る円筒形状にして、前記した種々の問題点の解消を図る
とともに、グローブの先端開口部からカットされずに出
射する紫外線は投射レンズ背面側に設けた紫外線遮蔽用
のフィルターでカットする技術が提案されている。しが
し、リフレクタ−及びレンズホルダーは耐熱性を考慮し
た金属製であり、一方、紫外線遮蔽用フィルターはガラ
ス製で、両者間の熱膨張差のために紫外線遮蔽用のフィ
ルターが割れるおそれがある。
本発明は前記した問題点に鑑みなされたもので、その目
的は1人体に有害な紫外線をカットし、他のランプ内部
品への悪影響を防ぎ、放電ランプの短寿命化を防ぎ、か
っ配光上の問題のない、放電ランプを光源とする自動車
用投射型ヘッドランプを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、請求項(1)に係る自動車
用投射型ヘッドランプにおいては、ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
れた光源である放電ランプと、前記楕円反射鏡の前方に
配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記放電ランプを包囲する、前方の開口する筒形状の紫
外線遮蔽用グローブを設けるとともに、楕円反射鏡と投
射レンズ間に、金属製板ばね部材によって固定支持され
た紫外線遮蔽用フィルターを設けるようにしたものであ
る。
また請求項(2)に係る自動車用ヘッドランプにおいて
は、ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
れた光源である放電ランプと、前記楕円反射鏡の前方に
配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記楕円反射鏡の光反射面に耐紫外線保護膜を形成する
とともに、楕円反射鏡と投射レンズ間に、金属製板ばね
部材によって固定支持された紫外線遮蔽用フィルターを
設けるようにしたものである。
〔作用〕
請求項(1)では、楕円反射鏡のホットゾーン配光用光
反射面での反射光が紫外線遮蔽用グローブでケラれず、
配光への悪影響がない。
また放電ランプの発光は紫外線遮蔽用グローブを透過す
る際に紫外線がカットされる。また紫外線遮蔽用グロー
ブの先端開口部からカットされずに出射した紫外線は、
投射レンズと楕円反射鏡間に設けられた紫外線遮蔽用フ
ィルターによってカットされる。
またグローブ先端開口部が、紫外線遮蔽用グローブ内を
グローブ外に開放する。
また紫外線遮蔽用フィルターと楕円反射鏡間に生じる熱
応力は、フィルターを固定保持する金属製板ばわ部材が
吸収する。
また請求項(2)では、放電ランプから直接。
又は反射鏡で反射されて投射レンズに向かう紫外線は、
紫外線遮蔽用フィルターによってカットされる。
放電ランプを包囲するグローブはなく、放電ランプはり
フレフタ−内において開放されている。
また紫外線遮蔽用フィルターと楕円反射鏡間に生じる熱
応力はフィルターを固定保持する金属製板ばね部材が吸
収する。
また放電ランプを包囲する紫外線遮蔽用グローブがない
ことにより、楕円反射鏡は直接紫外線にさらされるが、
光反射面に形成された耐紫外線保護膜が反射鏡を保護す
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、放電ランプを
光源とする自動車用投射型ヘッドランプ縦断面図である
この図において、符号1oは容器状のランプボディで、
ランプボディ10内には図示しないエイミング機構によ
って光投射ユニット20が傾動可能に支持されている。
光投射ユニット20は、楕円体形状の金属製(A Q 
製)リフレクタ−22と、このリフレクタ−の後頂部に
形成されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ3
0と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクタ−
22の前面開口部に取着された金属ll(A12gりレ
ンズホルダー24とが一体化された構造となっている。
符号30aは放電バルブ30をバルブ挿着孔23に固定
するためのロッキングキャップ、符号26aは投射レン
ズ26をレンズホルダー24にカシメ固定する環状のレ
ンズ固定枠である。
放電バルブ30は、絶縁性ベース31の前面に突出する
一対のリードサポート32a、32bに放電ランプ34
が支持された構造で、放電ランプ34の放電部34aは
りフレフタ−22の第1焦点位置F1に配置されている
。またベース31の前面には放電ランプ34を包囲する
円筒形状の紫外線遮蔽用グローブ50がセラミック製の
グローブ保持プレート40を介して固定保持されており
、放電部34aからの発光のうち有害な波長域の紫外線
をカットするようになっている。リフレクタ−22の第
2焦点位置F2近傍には、レンズホルダー24に一体化
されたクリアカット形成用のシェード25、及びレンズ
ホルダー24に金属製板ばね部材6oにより固定保持さ
れた紫外線遮蔽用フィルター27が設けられている。そ
して放電ランプ34の放電部34aの発光はりフレフタ
−22で反射され、リフレクタ−22の第2焦点F2に
収束後、投射レンズ26によって平行光とされて前方に
投射されるが、光が紫外線遮蔽用グローブ50及びフィ
ルター27を透過する際の二度にわたって紫外線がカッ
トされる。また紫外線遮蔽用フィルター27には、グロ
ーブ50を透過することなくグローブの先端開口部から
出射した光から紫外線をカットする作用もある。
板ばね部材60は、薄板金属板を屈曲成形したもので、
レンズホルダー24内に収容できるとともに、リフレク
タ−の光反射面での反射光の進行を妨げない略コ字形状
とされている(第2図、第5図参照)。板ばね部材60
の中央部には、シェード25にねじ締結されてフィルタ
ー27の下方側縁領域を弾支する横長矩形状領域60a
が形成され、その両側にはアーム状に上方に延び、一部
(65a、66a)がレンズホルダー24とりフレフタ
−22に挟持されてフィルター27の左右の周縁領域を
弾支するアーム状領域60b、60Cが形成されている
。横長矩形状領域60aには弾性強度を確保するための
水平に延びる湾曲部62が形成されている。符号63は
締結ねじ64挿通用のねじ孔である。アーム状領域60
゛bの先端には外方突出部65aを有する断面り字形状
の屈曲部65が形成され、アーム状領域60cの上下方
向略中央部には外方突出部66aを有する断面台形状の
屈曲部66が形成されている。これらの外方突出部65
a、66aはレンズホルダー24とりフレフタ−22に
挟持される部位である。そしてレンズホルダー24内の
シェード25の背面側にはねじ64螺合用のボス70(
第1図、第2図、第4図参照)が突設されており、ボス
70の上側部にはフィルター27の下側縁が係合するフ
ィルター上下方向位置決め用突起72が形成されている
。またレンズホルダー24内の内周面左右上方位置には
水平リブ74.74が形成され、このリブ74,74の
リフレクタ−側端部にフィルター27を支持するボス7
5(第1図参照)が突出形成され、このボス75には、
フィルター27に当接して振動を吸収するためのゴムキ
ャップ76が装着されている。このためフィルター27
は、板ばね部材60によって前面側をシェード25とゴ
ムキャップ76.76に当接させた状態に弾支されてい
る。そして光投射ユニット2o内は放電バルブ34の発
する熱によって高温となり、へ2製レンズホルダー24
に一体に形成されているシェード25と、紫外線遮蔽用
フィルター27とは熱膨張差により両者間に熱応力が生
じようとするが、金属製板ばね部材60がこの両者25
.27間の熱変形による差を吸収し、両者25.27間
に発生しようとする熱応力の発生を抑制する。
レンズホルダー24のりフレフタ−側聞口縁部には開口
部20a(第2図参照)が形成されており、光投射ユニ
ット20内はこの開口20aを介してユニット外部と連
通し、ユニット内外間の対流が形成されて放熱性を良好
にしている。さらにレンズホルダー24とりフレフタ−
22間で板ばね部材60の一部65a、66aを挟持す
るため。
両者24.22の付合せ面には板ばね部材60の板厚相
当の隙間が形成されており、この隙間も光投射ユニット
20内の放熱性を良好とする作用がある。なお第2図、
第4図及び第5図において、符号8oは玉継手構造の揺
動支点組付部、符号82.84はランプボディに支承さ
れて前後方向に延出する水平(垂直)方向エイミングス
クリュー(図示せず)に螺合するナツトの組付部である
紫外線遮蔽用グローブ50の先端部50aは、リフレク
タ−22のバルブ挿着孔23周りに形成されているホッ
トゾーン形成用光反射面22aでの反射光Q1を遮らな
い位置とされている。即ち、リフレクタ−22で反射し
てホットゾーンの配光に寄与する光Q工の光路上に紫外
線遮蔽用グローブ50が存在しないのである。従って、
従来のようにリフレクタ−で反射してホットゾーンの配
光に寄与する光の一部が遮られることがないので、ホッ
トゾーン領域には十分な光が配光されて、適正な大きさ
かつ十分な光度のホットゾーンが得られる。
また紫外線遮蔽用グローブ50は円筒形状とされており
、グローブの前方開口部から前方に出射する光には紫外
線が含まれているが、リフレクタ−22の第2焦点位置
F、近傍に配置された紫外線遮蔽用フィルター27を透
過する時に紫外線がカットされるので、人体や合成樹脂
製ランプ構成部品等に悪影響を及ぼすおそれはない。
符号12は放電バルブ用の点灯回路(図示せず)を収容
した点灯回路収容ユニットで、ランプボディ10の後頂
部に形成された開口部11に円筒形状延出部13を介し
て取着一体化されており、点灯回路から延びるリード線
りに接続された雌側コネクター14が絶縁性ベース31
の裏側に一体に形成されている雄側コネクター15に接
続されている。なお符号16は光投射ユニット2oの投
射レンズ26周りに配置された合成樹脂製の化粧板で、
表面には銀色塗装が施されてヘッドランプの非点灯時の
見栄えを良くしている。また符号18はランプボディ1
0の前面開口部に組付一体化されたレンズである。
放電バルブ30の詳細は、第6図〜第8図に示されてお
り、放電ランプ34は、円パイプ形状の石英ガラス管の
一端部及び他端部寄りがピンチされて、放電空間を形成
する楕円体形状の放電部である密閉ガラス球34aの両
端部に横断面矩形状のピンチシール部34b、、34b
、が形成された構造で、ガラス球34a内には始動用希
ガス、水銀及び金属ハロゲン化物が封入されている。ま
た一方のピンチシール部34bよには、ピンチシールし
ない円バイブ形状の延出部34cが一体に形成され、こ
の延出部34cが後述する金属支持体33bによって把
持されている。放電空間内にはタングステン製の放電電
極35a、35bが対向配置されており、放電電極35
a、35bはピンチシール部34b1,34b、に封着
されたモリブデン箔36a、36bに接続され、ピンチ
シール部34bi、34b2の端部からはモリブデン箔
36a、36bにそれぞれ接続されたリード線37a、
37bが導出し、リード線37bは延出部34cを挿通
して金属支持体33bにスポット溶接されている。そし
て放電ランプ34は、絶縁性ベース31にインサート成
形されてベース前方に突出する長短一対のリードサポー
ト32a、32bに金属支持体33a、33bを介して
両端支持された構造となっている。
絶縁性ベース31は、例えばPPS等の合成樹脂材の円
盤型成形体で、ベース31の裏側にはリードサポート3
2a、32bにそれぞれ溶接一体化されたコネクター雄
端子32c、32dが突出している。端子32c、32
dは矩形筒形状に延出する隔壁31aによって囲まれて
、両端子32c、32d間の放電が阻止されている。ま
た端子32oとリードサポート32aの一体物及び端子
32dとリードサポート32bの一体物はインサート成
形により絶縁性ベース31に一体化されている。リード
サポート32a、32b間のベース領域には成形によっ
て前後貫通孔31bが形成され、これによってベース3
1の絶縁耐力が大きくされている。この孔31bは端子
32cと端子32d間を横切って延びており、端子32
c、32d間に孔31bによる空気層(ベース構成材に
比べて絶縁性の小さい空気層領域)Cが存在することは
、−見してベースの絶縁耐力が低下しているように考え
られる。しかしベース31の成形時に孔形成壁面は成形
金型に押圧密着されるので、孔周縁の素材密度が高くな
って、空気層Cによる絶縁耐力の低下量よりも、孔周縁
の素材密度が高いことに伴う絶縁耐力の増加量が勝り、
結果として貫通孔31bを形成しない場合よりも絶縁耐
力が大きくなって端子32c、32c1間に放電が生じ
にくくなっている。またこの孔31bは後述するグロー
ブ保持プレート40に形成されている前後貫通孔40a
を介してグローブ50内に連通しており、このためグロ
ーブ内外間の空気の流通が活発化されてグローブ50内
の放熱作用が促進される。
ベース31の前面には、インサート成形によりベースに
一体化されたグローブ固定用の金具である一対のリベッ
ト42.42が突出し、このリベット42によってセラ
ミック製の円盤形状グローブ保持プレート40がベース
前面に固定保持されている。グローブ保持プレート40
には一対のリードサポート挿通孔43,44が形成され
、さらに挿通孔44の両側には一対のリベット挿通孔4
6.46が形成されている。そしてリードサポート挿通
孔43,44からリードサポート32a。
32bを突出させるとともに、リベット挿通孔周縁部が
リベット42によってカシメ固定されている。
またリードサポート32bには、保持プレート固定用の
金具であるフィクチャー47bが装着されて、リードサ
ポート挿通孔周縁部をベース側に抑圧固定している。符
号48はリードサポート32aの被覆部31cの外周に
嵌合されたセラミック製の放電防止用絶縁筒体で、この
絶縁筒体48とリードサポート32a間にもフィクチャ
ー47bと同一構造のフィクチャー47aが装着されて
、絶縁筒体48をリードサポート32aに固定保持して
いる。
また金属支持体33bは一室中の帯状金属板を円パイプ
状に成形して、円弧状のランプ把持部33b工としたも
ので、プレート状のフランジ部33b2,33b2を付
合わせて放電ランプの延出部34cをランプ把持部33
b工で把持した状態で、リードサポート32bの先端部
にフランジ部33b2がスポット溶接されている。この
ため放電ランプ34を把持部33b工に対して、軸方向
(第7図左右方向)にスライドさせることも、周方向(
円筒状の把持部局方向)にスライドさせることも容易で
あり、リフレクタ−22に対する放電ランプ34の放電
部の位置調整が容易となっている。
放電ランプ34の前端部を支持する金属支持体33aも
金属支持体33bと同様−室中の帯状金属板を成形した
もので、一端部がリードサポート:2aの先端部にカシ
メ固定されるとともに、スポット溶接され、他端部は折
り返されて前端側り−ドJi37 aを挟持し、かつス
ポット溶接されてしる。
紫外線遮蔽用のグローブ50は、前端部が開口された円
筒形状の透明なガラス製で、ベース31にリベット42
により固定されたセラミックmσグローブ保持プレート
40のグローブ係合溝41に無機系接着剤41aによっ
てグローブ開口側遅端部が強固に接着されている。グロ
ーブの外表面にはZnOよりなる紫外線遮蔽膜54がコ
ーティングされており、このためグローブ50がベース
31に固定保持された状態では、放電ランプ34を包囲
する紫外線遮蔽膜54が放電ランプ34の発光と同時に
発生する紫外線を吸収し、紫外線のカットされた可視光
だけがグローブ5o外に出射するようになっている。な
お波長域370nmより短い紫外線の透過率を0とする
ためには1.6μm以上の膜厚が必要で、剥離防止とい
う面がらは5μm以下の膜厚とすることが望ましい。ま
たカットできる紫外線の波長域はグローブ周りの温度に
よって変化する(高温となるとカットされる波長域が長
波長側にずれる)ため、少なくとも波長域370〜38
0nm以下の紫外線がカットできるような膜厚とされて
いる。なお紫外線遮蔽膜はディッピング(浸漬)や蒸着
やスプレーその他の塗布方法により形成できる。そして
膜厚の調整は、ディッピング(浸漬)による場合は、浸
漬状態からのグローブの引き上げ速度を変えることによ
り行い、またディッピング(浸漬)回数を変えることに
よっても可能である。また、その他の膜厚調整方法とし
ては、蒸着、スプレー等の回数を増やすことにより膜厚
を厚くできる。また先端の閉塞されたカップ形状のガラ
ス管に紫外線遮蔽膜を形成していた先の提案(第10図
参照)に比べて、本実施例では、先端の開口する円筒形
状ガラス管の内側又は外側或いは内外両側に紫外線遮蔽
膜54を形成すればよく、紫外線遮蔽膜54の形成が極
めて容易である。
紫外線遮蔽用フィルター27も平坦なガラス板の表面又
は裏面或いは表裏両面にZnO等の紫外線遮蔽膜を形成
したもので、紫外線遮蔽膜の形成方法は紫外線遮蔽用グ
ローブ50と同様である。
なお符号30aは絶縁性ベース31の周縁部の前面に設
けられた放電バルブ前後位置決め用の突起で、この突起
30aが図示しないバルブ挿着孔の壁面に当接してバル
ブが前後方向(光軸前後方向)に位置決めされる。
また符号30bは絶縁性ベース31の周縁部に形成され
た周方向位置決め用の切欠で、図示しないバルブ挿着孔
に放電バルブを挿着した際に、バルブ挿着孔側の突起が
この切欠30bに係合して、バルブが周方向に位置決め
される。
第9図は本発明の第2の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図である。
この第2の実施例が前記第1の実施例と異なる第1の点
は、放電ランプ34の周りに紫外線遮蔽用グローブが設
けられていない点である。このため放電ランプ34の発
光がリフレクタ−22の光反射面で反射し、投射レンズ
26に向かう際に紫外線遮蔽用フィルター27によって
紫外線がカットされる。リフレクタ−22の光反射面に
はZnO等の耐紫外線保護膜90がコーティングされて
おり、リフレクタ−22が紫外線から保護されている。
その他は前記第1の実施例と同一であり、同一の符号を
付すことによりその重複した説明は省略する。
なお前記した実施例における紫外線遮蔽用グローブ50
及び紫外線遮蔽用フィルター27は、ガラスの表面に紫
外線遮蔽膜が形成された構造であるが、紫外線遮蔽作用
のあるソーダガラスや硬質ガラス製のグローブやフィル
ターとしても良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る自動車用
投射型ヘッドランプによれば、楕円反射鏡のホットゾー
ン配光用光反射面での反射光が紫外線遮蔽用グローブで
ケラれず、配光への悪影響がない、また紫外線遮蔽用フ
ィルターと楕円反射鏡間に生じる熱応力は、フィルター
を固定保持する金属製板ばね部材が吸収するので、フィ
ルターが割れる等の不具合がなくなる。
そして請求項(1)では、放電ランプの発光は紫外線遮
蔽用グローブと紫外線遮蔽用フィルターとを透過する際
の二度にわたって紫外線がカットされ、紫外線遮蔽用グ
ローブの先端開口部からカットされずに出射した紫外線
は紫外線遮蔽用フィルターによってカットされるので、
ヘッドランプの光は人体に無害な光となる。
また紫外線遮蔽用グローブ先端開口部がグローブ内をグ
ローブ外に開放するので、グローブ内の放熱性が良好と
なって放電ランプの寿命を長くする。
また請求項(2)では、放電ランプから直接、又は反射
鏡で反射されて投射レンズに向かう紫外線が、紫外線遮
蔽用フィルターによってカットされるので、ヘッドラン
プの光は人体に無害な光となる。
また放電ランプを包囲するグローブはなく、それだけ部
品点数が少なくてすむとともに、放電ランプは光投射ユ
ニット内において開放されているので、放電ランプが高
熱により短寿命化するおそれは全くない。
なお放電ランプを包囲する紫外線遮蔽用グローブがない
ことにより、楕円反射鏡は直接紫外線にさらされるが、
光反射面に形成された耐紫外線保護膜が反射鏡を保護す
るので、ヘッドランプ構成部材への紫外線の影響はない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である自動車用投射型ヘッド
ランプの縦断面図、第2図は紫外線遮蔽用フィルター取
付部周辺の分解斜視図、第3図は楕円反射鏡の正面図、
第4図はレンズホルダーの背面図、第5図は紫外線遮蔽
用フィルターを取付だ状態のレンズホルダーの背面図、
第6図は一部を破断して示す放電バルブの斜視図、第7
図は同バルブの縦断面図、第8図は同バルブの横断面図
(第7図に示す線■−■に沿う断面図)、第9図は本発
明の第2の実施例である自動車用投射型ヘッドランプの
縦断面図、第10図は先に提案されている放電ランプを
光源とする自動車用投射型ヘッドランプの概要図である
。 10・・・ランプボディ、 20・・・光投射ユニット、 22・・・楕円反射j1(リフレクタ−)、24・・・
レンズホルダー 26・・・投射レンズ。 27・・・紫外線遮蔽用フィルター 30・・・放電バルブ、 34・・・光源である放電ランプ、 50・・・紫外線遮蔽用グローブ、 50a・・・グローブ先端部、 54・・・紫外線遮蔽膜、 60・・・金属製板ばね部材。 9o・・・耐紫外線保護膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
    れた光源である放電ランプと、前記楕円反射鏡の前方に
    配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
    投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
    設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記放電ランプを包囲する、前方の開口する筒形状の紫
    外線遮蔽用グローブが設けられるとともに、楕円反射鏡
    と投射レンズ間には金属製板ばね部材によって固定支持
    された紫外線遮蔽用フィルターが設けられたことを特徴
    とする自動車用投射型ヘッドランプ。
  2. (2)ランプボディ内に、 楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の第1焦点位置に配置さ
    れた光源である放電ランプと、前記楕円反射鏡の前方に
    配置され、楕円反射鏡での反射光を平行光にして前方に
    投射する投射レンズとが一体化された光投射ユニットが
    設けられた自動車用投射型ヘッドランプにおいて、 前記楕円反射鏡の光反射面に耐紫外線保護膜が形成され
    るとともに、楕円反射鏡と投射レンズ間には金属製板ば
    ね部材によって固定支持された紫外線遮蔽用フィルター
    が設けられたことを特徴とする自動車用投射型ヘッドラ
    ンプ。
JP25736690A 1990-08-31 1990-09-28 自動車用投射型ヘッドランプ Expired - Lifetime JP2815692B2 (ja)

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KR1019910015089A KR920005239A (ko) 1990-08-31 1991-08-30 돌출형 차량 헤드램프
GB9118657A GB2247944B (en) 1990-08-31 1991-08-30 Vehicular headlamp of the projection type
US07/753,453 US5132881A (en) 1990-08-31 1991-08-30 Vehicular headlamp of the projection type
DE4128906A DE4128906C2 (de) 1990-08-31 1991-08-30 Fahrzeugscheinwerfer nach dem Projektionsprinzip
NL9101482A NL9101482A (nl) 1990-08-31 1991-09-02 Voertuigkoplamp van het projectie type.
FR9110830A FR2666400B1 (fr) 1990-08-31 1991-09-02 Phare de vehicule du type a projection.
KR2019950014253U KR960003158Y1 (ko) 1990-08-31 1995-06-22 돌출형 차량 헤드램프(Vehicular head lamp of the projection type)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123165A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

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