JPH04137343U - 複写機用露光装置 - Google Patents

複写機用露光装置

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JPH04137343U
JPH04137343U JP5265391U JP5265391U JPH04137343U JP H04137343 U JPH04137343 U JP H04137343U JP 5265391 U JP5265391 U JP 5265391U JP 5265391 U JP5265391 U JP 5265391U JP H04137343 U JPH04137343 U JP H04137343U
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JP
Japan
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backup
roller
photosensitive paper
cylinder
tension
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Pending
Application number
JP5265391U
Other languages
English (en)
Inventor
吉表 原田
悟 福田
茂夫 木嶋
Original Assignee
ウシオ電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光紙の縦じわの発生を抑制することが可能
な複写機用露光装置を提供する。 【構成】 透明ガラスのシリンダー21内に蛍光ランプ
22が配置され、原図に重ね合わされた感光紙がシリン
ダー21を抱持する複数本のバックアップベルト7の回
転につれて移動しながら露光される複写機用露光装置に
おいて、複数本のバックアップベルト7の内、中央部寄
りのバックアップベルトのテンションを端部寄りのバッ
クアップベルトのテンションより大きくする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機用の露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機のうち、例えばジアゾ複写機は、ジアゾニウム塩の感光性とカップリン グ反応性を利用して画像形成を行うものであり、露光と現像の2工程で直接ポジ のコントラストの高い単色のコピーが得られるが、コピーコストが安く、取扱い が容易な利点を有する。このジアゾ複写機における露光工程は、原図とジアゾ感 材が塗布されたジアゾ感光紙を重ね合せ、原図を光源側にして密着透過露光を行 うが、露光装置としては、内部に350〜450nm程度の近紫外線をよく放射する管形 光源ランプが1本ないし数本配置された透明ガラスのシリンダーを使用する。こ のシリンダーは、軸線方向に分割された複数本、例えば6本の布製のバックアッ プベルトによって抱持され、バックアップベルトの動きにつれてシリンダーが回 転する。そして、原図とジアゾ感光紙を重ね合せ、原図をシリンダー側にしてシ リンダーとバックアップベルトの間に入れると、ジアゾ感光紙は原図と密着した まま移動し、原図を透過した光によって露光される。しかる後、原図と感光紙は 分離され、原図は複写機外に排出され、感光紙がローラ型加熱装置に送られて現 像される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる複写機用露光装置において、シリンダーは完全な直線状ではなく、極く 僅かではあるが弓状に湾曲している。また、バックアップベルトは、布製である ので幾分伸縮し、更には駆動ローラやアイドルローラに対してスリップすること がある。従って、軸線方向に分割された複数本のバックアップベルトにかかるテ ンションはそれぞれのバックアップベルトごとに変化して複雑な動きをする。一 方、感光紙は、例えはA1 版の大きさのものが使用されるが、横幅が広いので、 バックアップベルトでシリンダーに圧接して移動する際に、きわめて複雑な引っ 張り力が感光紙にかかり、感光紙に縦じわが発生することがある。そこで本考案 は、簡単な構造でこの縦じわの発生を抑制することが可能な複写機用露光装置を 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、透明ガラスのシリンダー内に蛍光ラ ンプが配置され、原図に重ね合わされた感光紙がシリンダーを抱持する複数本の バックアップベルトの回転につれて移動しながら露光される複写機用露光装置に おいて、複数本のバックアップベルトの内、中央部寄りのバックアップベルトの テンションを端部寄りのバックアップベルトのテンションより大きくする。
【0005】
【作用】
中央部寄りのバックアップベルトのテンションを端部寄りのバックアップベル トのテンションより大きくするので、ベルトによる感光紙と原図のシリンダー中 央部への圧着力が両端部よりもやゝ大きくなる。つまり、感光紙と原図は、中央 部が強く拘束されて進行するが、両端部は中央部よりも拘束力が弱くてあまり動 きを強制されないので、比較的自由に動くことができる。従って、感光紙に発生 しようとする縦じわは、移動中に感光紙の両端部に向けて流れて遂には消失する 。このため、縦じわの発生を抑制することができる。
【0006】
【実施例】
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体的に説明する。図1は熱現像型 ジアゾ複写装置内に本考案の露光装置Aが内蔵された例を示す。合成樹脂で射出 成形されたケーシング1は、その上部が前山 1a と後山 1b の2個の山を並べた 略逆W字形をしており、前山 1a 内に露光装置Aが、後山 1b 内にローラ型加熱 処理装置Bが収容されている。前山 1a の前方斜面には、ジアゾ感材が塗布され たジアゾ感光紙と原図を重ね合せて露光装置Aに供給するための複写入口 11 と 、露光後に原図が排出される原図出口 12 が設けられており、更には、熱現像が 完了したジアゾ感光紙が排出される複写出口 13 が後山 1b の前方斜面の下端部 に設けられている。また、ケーシング1の内部に、図示略のモータや各種制御部 を構成する電装部品などが収容されている。そして、複写入口 11 から供給され た原図とジアゾ感光紙はガイド台 61 に導かれて露光装置Aに導かれる。
【0007】 露光装置Aの構成を説明すると、透明なパイレックスガラスからなるシリンダ ー 21 が回転自由に配置され、その内部には軸線に沿って定格が100Wであっ て波長が 420nmの光を強く放射する管形蛍光ランプ 22 が1本配置されている。 そして、2本のアイドルローラ 23 、1本の駆動ローラ 24 、U字型をした摺動 案内部材 25 およびシリンダー 21 には、エンドレスのバックアップベルト7が 巻き掛けられており、このバックアップベルト7がシリンダー 21 を抱持してい る。従って、駆動ローラ 24 が駆動されて回転するとシリンダー 21 は矢印の方 向に回転する。ここで、バックアップベルト7は布製であって、図2に示すよう に、6本のベルトに分割されている。そして、中央部寄りのベルト 7c, 7d のテ ンションは、端部寄りのベルト 7a, 7b およびベルト 7e, 7f のテンションより も大きくなっている。これは、例えばアイドルローラ 23 の中央部寄りの外径を 両端部寄りよりもやゝ大きくしてベルト 7c, 7d にかかるテンションを大きくし ている。
【0008】 原図分離機構は、相互に圧接する一対のローラ31a,31b からなるずらしローラ 31 および分離ローラ 32 からなる。そして、ずらしローラ 31 とシリンダー 2 1 の間には、略L字型のガイド板 62 が配置され、露光された原図と感光紙はこ のガイド板 62 で導かれてずらしローラ 31 に供給される。ずらしローラ 31 は 、感光紙が接触するローラ 31b の方が少し早い周速度で回転するようになって おり、原図と感光紙の先端がずらしローラ 31 に噛まれると、感光紙の先端が原 図よりも僅かに先行して先端同士がずれる。従って、感光紙の先端のみが分離ロ ーラ 32 で保持されてローラ型加熱処理装置Bに送られ、一方、分離された原図 が原図出口 12 から排出される。分離ローラ 32 とローラ型加熱処理装置Bの間 に、分離ローラ 32 に圧接する搬送ローラ 33 、ガイド板 63 、バックアップベ ルト7を介して摺動案内部材 25 に圧接する搬送ローラ 34 およびガイド板 64 が配置されており、ジアゾ感光紙がこれらに導かれてローラ型加熱処理装置Bの ヒートローラ4とバックアップローラ5の間に供給される。
【0009】 次にローラ型加熱処理装置Bを説明すると、アルミパイプの表面にテフロンな どをコーティングしたヒートローラ4が回転自由に配置されている。このヒート ローラ4の軸線に沿って定格消費電力が1KWの管形ハロゲン電球からなるヒー タランプ 41 が配置されている。ヒートローラ4の周囲には、3本のバックアッ プローラ5が回転自由に配置されており、各バックアップローラ5はモータで駆 動されて矢印の方向に回転し、ヒートローラ4も従動して回転する。また、各バ ックアップローラ5の間にガイド部材 51 が配置され、バックアップローラ5の 間においても感光紙はヒートローラ4に密着するようになっている。そして、最 後段のバックアップローラ5の近傍にガイド板 65 が配置されており、熱現像の 完了したジアゾ感光紙が複写出口 13 から排出される。
【0010】 しかして、電源スイッチ(図示せず)をONしてヒートローラ4を所定の温度 に昇温させ、コピースイッチ(図示せず)をONして蛍光ランプ 22 に通電し、 駆動用のモータを回転させる。そして、例えば15秒間待機すると、蛍光ランプ 22 の出力が増大して複写可能となり、複写OKの表示が行われる。しかる後、 ジアゾ感材が塗布されたジアゾ感光紙と原図を重ね合せて複写入口 11 から挿入 すると、バックアップベルト7によってシリンダー 21 に圧接されて移動し、こ の過程で原図を透過した光によって露光される。このとき、バックアップベルト 7の内、中央部寄りのベルト 7c, 7d のテンションは、端部寄りのベルト 7a, 7 b およびベルト 7e, 7f のテンションよりも大きくなっているので、感光紙と原 図の中央部のシリンダー 21 への圧着力が両端部よりもやゝ大きくなる。このた め、感光紙と原図は、中央部が強く拘束されて進行するが、両端部は中央部より も拘束力が弱くてあまり動きを強制されないので、比較的自由に動くことができ る。かかる状態で進行するとき、もし感光紙に縦じわが発生しようとしても、そ の縦じわのもとは移動中に感光紙の両端部に向けて流れて遂には消失する。従っ て、感光紙に縦じわはほとんど発生しなくなる。
【0011】 次に、原図と感光紙の先端がずらしローラ 31 に噛まれると、感光紙が接触す るローラ31b の周速度の方が早いので、感光紙が先行し、分離ローラ 32 で原図 と分離されるが、原図と分離した感光紙がヒートローラ4と最前段のバックアッ プローラ5の間に供給され、順次バックアップローラ5およびガイド部材 51 に よってヒートローラ4に接触し、移動しながら熱現像される。そして、ヒートロ ーラ4とバックアップローラ5の間を抜け出たジアゾ感光紙は複写出口 13 から 排出される。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の複写機用露光装置は、中央部寄りのバックアッ プベルトのテンションを端部寄りのバックアップベルトのテンションより大きく するので、感光紙と原図は、中央部が強く拘束されて進行するが、両端部は中央 部よりも拘束力が弱いので、比較的自由に動くことができる。従って、感光紙に 発生しようとした縦じわは、移動中に感光紙の両端部に向けて流れて遂には消失 するので、簡単な構造で縦じわの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱現像型複写機の説明図である。
【図2】バックアップベルトの斜視図ある。。
【符号の説明】
1 ケーシング 11 複写入口 12 原図出口 13 複写出口 21 シリンダー 22 蛍光ランプ 31 ずらしローラ 32 分離ローラ 4 ヒートローラ 41 ヒータランプ 5 バックアップローラ 7 バックアップベルト A 露光装置 B ローラ型加熱処理装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ガラスのシリンダー内に蛍光ランプ
    が配置され、原図に重ね合わされた感光紙が該シリンダ
    ーを抱持する複数本のバックアップベルトの回転につれ
    て移動しながら露光される複写機用露光装置において、
    前記複数本のバックアップベルトの内、中央部寄りのバ
    ックアップベルトは、端部寄りのバックアップベルトよ
    りテンションが大きいことを特徴とする複写機用露光装
    置。
JP5265391U 1991-06-13 1991-06-13 複写機用露光装置 Pending JPH04137343U (ja)

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JP5265391U JPH04137343U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 複写機用露光装置

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JP5265391U JPH04137343U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 複写機用露光装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136830A (en) * 1978-04-17 1979-10-24 Ricoh Co Ltd Conveying belt tensioner of copying machine
JPS594992U (ja) * 1982-07-01 1984-01-13 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 電気冷蔵庫におけるトツプテ−ブルの取付装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136830A (en) * 1978-04-17 1979-10-24 Ricoh Co Ltd Conveying belt tensioner of copying machine
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