JPH04137252U - オイルバス式エアクリーナ - Google Patents

オイルバス式エアクリーナ

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JPH04137252U
JPH04137252U JP5359891U JP5359891U JPH04137252U JP H04137252 U JPH04137252 U JP H04137252U JP 5359891 U JP5359891 U JP 5359891U JP 5359891 U JP5359891 U JP 5359891U JP H04137252 U JPH04137252 U JP H04137252U
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JP
Japan
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oil
air cleaner
intake
oil bath
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5359891U
Other languages
English (en)
Inventor
弘吉 河内
繁一 岡田
勇夫 片山
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案のオイルバス式エアクリーナの目的
は、エアクリーナの下部ケース内にオイル溜を設け吸入
空気をオイルに衝突反転させて吸入空気中の塵埃を取去
るオイルバス式エアクリーナにおいて、オイルが開口部
或は接合部から外へ漏れにくいオイルバス式エアクリー
ナを提供することである。 【構成】 従来のオイルバス式エアクリーナと略等しい
構成において油溜の上に油面から離れて空気通路全面に
わたって発泡状シートを設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は汎用エンジンの空気清浄装置として使われるオイルバス式エアクリー ナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のオイルバス式エアクリーナを図3によって説明する。図3は従来のオイ ルバス式エアクリーナの断面図である。図において5はエルボでエアクリーナを 取付けるところである。1はケースでエアクリーナの主体を構成し前記エルボ5 に取付けられている。2はカバーでエアクリーナの上の部分を構成し前記ケース 1とともに前記エルボに取付けられている。6はボルト、7はナットで前記ケー ス1とカバー2をとも締めして前記エルボ5に固定している。3はエレメントケ ースで前記カバー2に適宜な方法(例えば溶接)で取付けられている。4はエア クリーナエレメントで前記エレメントケース3内に取付けられている。8は吸気 サイレンサで前記ケース1の吸気の入口として形成されている。10はオイルで 前記ケース1の底に溜められている。図中矢印は吸気の流れを示す。9は吸気通 路で前記ケース1とカバー2の間に形成されている。15は油滴である。
【0003】 従来のオイルバス式エアクリーナの作用を説明する。 吸気は吸気サイレンサ8を通ってエアクリーナ内へ入る。吸気サイレンサは吸 気の騒音を小さくする。吸気は次に吸気通路9を通りオイル10の表面に衝突し て混入している塵埃の一部が除かれ反転してエアクリーナエレメント4を通って 更に塵埃を除かれエルボ5へ流れる。。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のオイルバス式エアクリーナはエアクリーナ内のオイル面とエアクリーナ のケースとカバーの合せ面の距離を大きくとれず、機関の振動や作業機の振動に よりオイル面の波立ちや飛散が発生してエアクリーナケースとカバーの合せ部よ りケース外へ油が漏れてオイルによる汚損やオイル不足による空気清浄効果の低 下等の問題が発生しやすい。 本考案の目的は前記問題を解消し、オイルが外へ漏れにくいオイルバス式エア クリーナを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
エアクリーナのケース内にオイル溜りを設け、吸入空気をオイルに衝突反転さ せて吸入空気中の塵埃を取去るオイルバス式エアクリーナにおいて、ケース内オ イル面より上流側の吸気通路に通気を妨げない程度の粗さ(メッシュ番で略8〜 13)の発泡状シート(ウレタンフォーム等)をオイル面より離れた高さに全面 に設置したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
オイル面から離れた高さに設置された発泡状シートは、機関や作業機などの振 動により油面が波立ち上流側へ飛散する油滴を捕捉し、これより上流への油の飛 散を防止する。
【0007】
【実施例】
本考案に係る実施例を図1〜2によって説明する。 図1は本考案に係る実施例の断面図である。 図2は図1におけるA−A断面図である。 図において5はエルボでエアクリーナを取付けるところである。1はケースで エアクリーナの骨組を構成し前記エルボ5に取付けられている。2はカバーでエ アクリーナの上部を構成し前記ケース1とともに前記エルボ5に取付けられてい る。6はボルト、7はナットで前記ケース1とカバー2を共締めして前記エルボ 5に固定している。3はエレメントケースで前記カバー2に適宜な方法(例えば 溶接)で取付けられている。4はエアクリーナエレメントで前記エレメントケー ス3に収納されている。8は吸気サイレンサで前記ケース1の吸気の入口を形成 している。9は吸気通路で前記ケース1と前記カバー2の間に形成されている。 10はオイルで前記ケース1の底に溜められている。11はリブで前記ケース1 の壁から前記通気通路9に突き出して多数設けられている。20は発泡状シート でウレタンフォーム製のメッシュ#8で前記オイル10の油面を離れ前記吸気通 路9の断面全体を覆い前記リブ11に支えられている。
【0008】 次に前記実施例の作用を説明する。 吸気は吸気サイレンサ8から入る。このとき吸気サイレンサは騒音を小さくす る。次に吸気は吸気通路9を通り、発泡状シート20を通り、オイル10の表面 に衝突して反転しこのとき塵埃の一部が除かれる。発泡状シート20はオイル1 0が振動等で波立ち油滴となって吸入側へ飛散するのを捕捉する。次に吸気はエ アクリーナエレメント4を通り、このときエアクリーナエレメント4は吸気中の 塵埃をさらに除き、カバー2内で反転してエルボ5へ流入して図示しないキャブ レタへ導かれる。
【0009】
【考案の効果】
本考案はオイルバス式エアクリーナにおいて、エンジンの振動等により油が油 滴となって飛散するものを捕捉することにより、吸気入口開口部及び部品溶接合 部への油滴の飛散を防止するとともに,瞬間的な傾斜に対する油面変動を抑える 。又補助エレメントの働きも兼ねることにより、大きな藁くず等を捕捉し、捕集 効率、捕集量を向上させ、更にはオイルに対する捕集負担率を下げオイルの汚れ を軽減させる。且これらの効果を安価に提供できる。
【提出日】平成3年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【考案の効果】
本考案はオイルバス式エアクリーナにおいて、エンジンの振動等により油が油 滴となって飛散するものを捕捉することにより、吸気入口開口部及び部品接合部 への油滴の飛散を防止するとともに,瞬間的な傾斜に対する油面変動を抑える。 又補助エレメントの働きも兼ねることにより、大きな藁くず等を捕捉し、捕集効 率、捕集量を向上させ、更にはオイルに対する捕集負担率を下げオイルの汚れを 軽減させる。且これらの効果を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の断面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】従来のオイルバス式エアクリーナの断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 カバー 9 吸気通路 10 オイル 20 発泡状シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナの下部ケース内に油溜りを
    設け、吸入空気を油面に衝突反転させて吸入空気中の塵
    埃を取去るオイルバス式エアクリーナにおいて、ケース
    内オイルより上流側空気通路に通気を妨げない程度の粗
    さの発泡状シート(20)をオイル上面より離れた高さ
    に設置したことを特徴とする汎用エンジン用オイルバス
    式エアクリーナ。
JP5359891U 1991-06-17 1991-06-17 オイルバス式エアクリーナ Pending JPH04137252U (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961217