JPH04136851U - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH04136851U
JPH04136851U JP4532891U JP4532891U JPH04136851U JP H04136851 U JPH04136851 U JP H04136851U JP 4532891 U JP4532891 U JP 4532891U JP 4532891 U JP4532891 U JP 4532891U JP H04136851 U JPH04136851 U JP H04136851U
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JP
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operating handle
link
plate pieces
pin
rotatably supported
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Pending
Application number
JP4532891U
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English (en)
Inventor
博寿 大石
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンクの貫通穴から係合ピンが抜け落ちず組
立作業が容易に行なえ、自動組立の可能な回路遮断器を
得ることを目的とする。 【構成】 係合ピン43の外周面にリンク41の貫通穴41b
の周辺部と係合する突起43a を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、操作ハンドルとリンクとでなるトグルリンク機構を備えた回路遮 断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2、図3は例えば実開昭62−48743 号に示された従来のこの種の回路遮断器 を示し、図2はその開路状態の断面図、図3はその操作機構部の分解斜視図であ る。これらの図において1は絶縁材からなり容器をなすベース、2はベース1の 一部で形成された支持軸101 を中心に回動可能に支持され、つまみが外部に出さ れた操作ハンドル、3は支持軸101 に装着されたひねりばねで、その一端をベー ス1に、他端をハンドル2に掛け、ハンドル2を反時計方向に付勢する。 41はU字状に折曲げ形成されたリンクで、対向する両辺が板片部41a にされ、 長手方向の一端部には貫通穴41b があけられ、他端部には貫通穴41c があけられ てある。このリンク41は双方の板片部41a の一端部で操作ハンドル2の内方突出 部201 を両側から挾み、リベットなどからなる連結棒42が通されて回動自在に連 結され、操作ハンドル2とでトグルリンク機構を形成する。43は双方の板片部41 a の貫通穴41c に通され回転自在に支持され、両端部が突出された係合ピンで、 突出した両端部が可動子5の両ラッチ面5a、5bに当接する。なお、可動子5は支 持軸6によりベース1に回転可能に支持されている。44は両板片部41a の他端部 間にはめられ、係合ピン43に回転自在に支持された係合ローラで、支持軸6によ り可動子5に対し回動可能に支持された係止レバー7の係止部7aに当接係止され る。係止レバー7は可動子5に取付けられたピン11に巻装されたひねりばね8に よって可動子5の付勢方向と反対方向に常時付勢されているので、可動子5の両 ラッチ面5a、5bと、係子レバー7の係止部7aとにより、常時は係合ピン43と係合 ローラ44とが挟付け係合される。 12は可動子5の他方の回動端部に固着された可動接点、13はベース1に取付け られたピン、14はこのピン13とピン11とに引き張られた引張りばね、15はベース 1に固定された固定子、16は可動接点12に対向するように固定子15に固着された 固定接点、17は一端が固定子15に電気的に接続された過大電流引きはずし用コイ ル、18はコイル17に電気的に接続された端子で、線押え19とねじ20により外部導 体(図示せず)を接続するものである。21はベース1に取り付けられ、磁路を形 成する継鉄、22はコイル17の励磁により押しばね23のばね力に抗して図中の左方 向に吸引されるプランジャ、24はコイル17が巻回されたボビンで、その中空部に プランジャ22が前進後退可能にはめられている。25はプランジャ22に固着されて おり、このプランジャ22の吸引で左方向に移動されるロッド、26は一端が可動子 5に電気的に接続された可とう銅撚線、27は可とう銅撚線26の他端が電気的に接 続されたバイメタル、28はバイメタル27と電気的に接続された端子で、線押え29 とねじ30により外部導体(図示せず)を接続するものである。31は端子28にねじ 込まれた調整ねじ、32はバイメタル27にはめられた絶縁チューブ、33は一端が端 子28に固着され他端がベース1の溝部にはめられたアークランナ、34はアークラ ンナ33の両側面にアークの走行方向に並行して配置された無機質材製の側板、35 は可動接点12と固定接点16間に生じるアークを消弧する消弧室で、複数枚のグリ ッド36が所定間隔になるよう1対の側板37に支持されている。
【0003】 以上の構成により、図2に示す回路遮断器の開路状態と、図4に示す回路遮断 器の閉路状態のいずれの場合も、リンク41はその係合ピン43と係合ローラ44とが 可動子5の両ラッチ面5a、5bと係止レバー7の係止部7aとで挾持されている。図 2に示す開路状態からハンドル2を右回転(閉路操作)すると、ハンドル2の内 方突起部201 とリンク41とで形成するトグルリンク機構が死点をこえて伸長し、 可動子5は支持軸6を中心に反時計方向に回動され、可動接点12が固定接点16に 接触し、図4に示す閉路状態となる。つぎに、ハンドル2を左回転(開路操作) すると、ハンドル2の内方突起部201 とリンク41とで形成するトグルリンク機構 が死点をこえて屈曲し、可動子5は支持軸6を中心に時計方向に回動され、可動 接点12が固定接点16から開離され、図2に示す開路状態となる。
【0004】 つぎに、過負荷電流等の比較的小さな過電流が流れると、図4の状態にあるバ イメタル27が自己のジュール発熱によって湾曲し先端で係止レバー7を押圧し、 係止レバー7は係合するローラ44の自在回転で、支持軸6を中心に時計方向に安 定して円滑に回動して係止を解除する。 つづいて、可動子5はラッチ面5a、5bに係合する係合ピン43の自在回転で円滑 に外れ、引張りばね14の引付け力により支持軸6を中心に時計方向に回動される 。これにより、可動接点12が固定接点14から開離される。 また、短絡電流など大きな過電流が流れた場合にはコイル17が励磁され、プラ ンジャ22が押しばね23の付勢力に抗して吸引されてロッド25が押し出され、係止 レバー7を支持軸6を中心に時計方向に回動させ、リンク41の係合ローラ44への 係止を解除し、可動子5はラッチ面5a、5bが係合ピン43から円滑に外れ、その後 は前述の過負荷電流による場合と同様に動作し、可動接点12が固定接点14から開 離し遮断する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の回路遮断器は以上のように構成されているので、組立を行なう際リンク の貫通穴に挿入した係合ピンが貫通穴に保持されることなく抜け落ちるため組立 作業が困難であり、また自動組立ができないという問題点があった。
【0006】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、リンクの貫 通穴から係合ピンが抜け落ちない組立作業が容易に行なえ、自動組立の可能な回 路遮断器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る回路遮断器は係合ピンの外周面にリングの貫通穴の周縁部と係 合する突起を設けたものである。
【0008】
【作用】
この考案における回路遮断器はリンクの貫通穴に係合ピンが挿入されると係合 ピンの外周面に設けられた突起が上記貫通穴の周縁部に係合し上記貫通穴に上記 係合ピンが保持される。
【0009】
【実施例】
以下、図1に示すこの考案の一実施例による回路遮断器の操作機構部の分解斜 視図について説明する。図1において、図2、図3と異なるところは係合ピン43 の外周面にリンク41の貫通穴41c の周縁部に係合する鍔状の突起43a を設けた点 であり、U字状に折曲げ形成されたリンク41の貫通穴41c に係合ピン43を挿入す ると、係合ピン43の外周面に設けられた突起43a が貫通穴41c の周縁部に係合し 、リンク41の双方の端片部41a から両端部が突出した状態で係合ピン43は貫通穴 41c に保持される。係合ピン43の上記突出した両端部が可動子5の両ラッチ面5a 、5bに当接し、前述の従来のものと同様に操作ハンドルの回動操作およびバイメ タル27、コイル17、プランジャ22等からなる過電流引外し手段によって固定、可 動接点16、12の開離および接触が行なわれる。この開離、接触の動作については 前述の従来のものと同様故、その説明を省略する。
【0010】 なお、上記実施例では突起43a を鍔状としたものについて述べたが、これに限 らず、例えばピン状や三日月状であっても良く同様の作用効果が得られる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、係合ピンの外周面に突起を設けリンクの貫 通穴から抜け落ちないように構成したので、組立作業が容易となり、自動組立が 可能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による回路遮断器の操作機
構部の分解斜視図である。
【図2】従来の回路遮断器の開路状態を示す断面図であ
る。
【図3】図2の操作機構部の分解斜視図である。
【図4】図2の回路遮断器の閉路状態を示す断面図であ
る。
【図5】図4に示される状態からトリップ瞬間状態にな
った回路遮断器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 操作ハンドル 201 内方突起部 5 可動子 5a、5b ラッチ面 6 支持軸 7 係子レバー 7a 係子部 12 可動接点 16 固定接点 41 リンク 41a 板片部 41b 貫通穴 43 係合ピン 43a 突起 44 係合ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器をなすベースに操作回動可能に支持
    され、上記ベース内に突出する内方突起部を有する操作
    ハンドル、U字状に折曲げられ対向する両辺が板片部に
    形成されており、この両板片部の一端部で上記操作ハン
    ドルの内方突起部を両側から挾み回動自在に連結され、
    上記操作ハンドルとでトグルリンク機構をなすリンク、
    このリンクの両板片部の他端部に設けられた貫通穴に通
    され回転自在に支持され両端部が上記両板片部から突出
    された係合ピン、上記両板片部の他端部間に挿入され、
    上記係合ピンにはめられ回転自在に支持された係合ロー
    ラ、上記ベースに支持された支持軸に回動自在に支持さ
    れ、一方の回動端部には上記係合ピンの両端部に対応し
    当接する両ラッチ面が設けられ、他方の回動端部には固
    定接点に対向する可動接点が固着され上記操作ハンドル
    の回動操作により回動し、上記両接点が開離及び接触す
    る可動子を備えた回路遮断器において、上記係合ピンの
    外周面に上記貫通穴の周縁部と係合する突起を設けたこ
    とを特徴とする回路遮断器。
JP4532891U 1991-06-17 1991-06-17 回路遮断器 Pending JPH04136851U (ja)

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JP4532891U JPH04136851U (ja) 1991-06-17 1991-06-17 回路遮断器

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JP4532891U JPH04136851U (ja) 1991-06-17 1991-06-17 回路遮断器

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JPH04136851U true JPH04136851U (ja) 1992-12-21

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ID=31925225

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JP4532891U Pending JPH04136851U (ja) 1991-06-17 1991-06-17 回路遮断器

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