JPH04136592U - アナログ時計の時刻表示構造 - Google Patents

アナログ時計の時刻表示構造

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Publication number
JPH04136592U
JPH04136592U JP5190391U JP5190391U JPH04136592U JP H04136592 U JPH04136592 U JP H04136592U JP 5190391 U JP5190391 U JP 5190391U JP 5190391 U JP5190391 U JP 5190391U JP H04136592 U JPH04136592 U JP H04136592U
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JP
Japan
Prior art keywords
time display
hand
disc
analog clock
display structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5190391U
Other languages
English (en)
Inventor
英治 柏倉
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時刻表示変化に富み、視認性が向上したアナ
ログ時計の時刻表示構造を提供する。 【構成】 ムーブメント1の秒針軸1cは、秒針パイプ
5を介して円板4を固定する。透明な円板4は、秒針軸
1cから偏位した位置に支持孔4bを形成する。支持孔
4bは、象形物7に固定したハンガー8を吊り下げる。
象形物7は、上下の重量差をアンバランスに設定してい
る。円板4は60秒に1回転し、象形物7を変位させ
る。象形物7は、自重によって常に同一の姿勢を維持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アナログ時計の時刻表示構造の改良に関し、視認効果を高めるため に種々の象形物、いわゆるキャラクタと組合わせたアナログ時計の時刻表示構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アナログ時計は、一般に文字板と時刻表示指針との組合わせた構成が多く、単 に現在時刻を表示するに過ぎず、何等の新規な構成を有するものではなかった。 このようなアナログ時計に斬新さを加え、視認効果および市場性を高めたもの に、実公昭62―12295号公報に係る技術がある。これは、文字板上で回転 する地球儀に、各国の国旗を付した棒状体を立て、この棒状体と筐体の表面に付 した時刻表示文字との位置関係により時刻を表示する構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術においては、単に国旗が回転して時刻を 表示するだけであり、視認効果が低く、かつ看者が特別な興味をもつものではな く、市場性が弱く、またアイディア製品の要求に応じられなかった。 本考案は、上記問題点に鑑み考案したものであり、時間の経過に伴い象形物の 姿勢が同一でかつ時々刻々と変位することにより、時刻表示変化に富み、視認性 の向上した、アナログ時計の時刻表示構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、所定時間で1回転する円板を、ムーブ メントの回転軸に装着し、前記円板は、前記回転軸から偏位した部位に、偏重し た所望形状の象形物を、回動自在に支持してアナログ時計の時刻表示構造を構成 する。
【0005】
【実施例】
本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に基づき詳述する。 図1において、1はムーブメントであり、時針軸1aと分針軸1bと秒針軸1 cの3つの回転軸を同一芯上に備えている。時針軸1aは時針2を装着する。分 針軸1bは分針3を装着する。 4は円板であり、透明な板材で構成し、中心に形成した貫通孔4aを秒針パイ プ5に挿通する。そして円板4は、秒針パイプ5とワッシャ6のカシメなどによ りこの秒針パイプ5に固着される。秒針パイプ5は、秒針軸1cに装着している 。
【0006】 円板4は、秒針軸1cから偏位した部位、すなわち貫通孔4aから偏位した所 望の部位に、支持孔4bを形成している。7は所望形状に形成した象形物であり 、裏面にハンガー8を固着している。ハンガー8は上端部を略U字状に形成し、 支持孔4bに嵌入している。従って、象形物7は円板4に吊り下げられ、回動自 在に支持されている。 象形物7は、支持線Xを基準にして、例えば下方の重量を重くする等上下の重 量差をアンバランスに設定、すなわち偏重させて構成している。 尚、9は文字板である。10は、ムーブメント1を壁11に吊り下げるハンガ ーである。また、円板4は表面上に、象形物7と関連する所望形状の形象12を 、印刷手段や貼付等により付設している。
【0007】 次に、上記構成における作動を説明する。 ムーブメント1の作動に伴い、時針2は12時間で1回転し、分針3は60分 で1回転して、円板4を透過し時分表示をする。円板4は秒針軸1cに駆動され 、60秒で1回転する。象形物7は偏重しており、自重によって常に同一の姿勢 を維持する。従って、円板4が右回転すると、象形物7は図3で示すように矢視 線A方向に変位するが、仮想線で示す象形物7aのように、姿勢が変化しない。 そして、象形物7は形象12と関連して時々刻々と変位し、秒表示をすることに なる。
【0008】 尚、上記実施例において、円板4は秒針軸1cに装着した構成に限定されるも のではなく、時針軸1aや分針軸1bに装着してもよい。 また、円板4は透明材料に限定されるものではなく、適宜時刻表示が可能であ ればよい。
【0009】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の構成によれば、時間の経過に伴い象形物の姿勢が 同一でかつ時々刻々と変位することになり、非常に時刻表示に変化があり、視認 性が向上すると共に、遊戯器的機能を併有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアナログ時計の時刻表示構造の一
実施例を示し、要部を断面した組立図である。
【図2】図1における円板、秒針パイプ及び象形物回り
の要部分解斜視図である。
【図3】図1における円板及び象形物の動作状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ムーブメント 1c 秒針軸 4 円板 4b 支持孔 5 秒針パイプ 7 象形物 8 ハンガー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間で1回転する円板を、ムーブメ
    ントの回転軸に装着し、前記円板は、前記回転軸から偏
    位した部位に、偏重した所望形状の象形物を、回動自在
    に支持したことを特徴とするアナログ時計の時刻表示構
    造。
JP5190391U 1991-06-11 1991-06-11 アナログ時計の時刻表示構造 Withdrawn JPH04136592U (ja)

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JPH04136592U true JPH04136592U (ja) 1992-12-18

Family

ID=31928557

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