JPH04136531U - 偏光波測定装置 - Google Patents

偏光波測定装置

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JPH04136531U
JPH04136531U JP4267991U JP4267991U JPH04136531U JP H04136531 U JPH04136531 U JP H04136531U JP 4267991 U JP4267991 U JP 4267991U JP 4267991 U JP4267991 U JP 4267991U JP H04136531 U JPH04136531 U JP H04136531U
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安昭 長谷川
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日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】調整が容易で、種々波長の異なるレーザダイオ
ードの偏光波の出力測定が出来る。 【構成】S偏光波とP偏光波とを分岐するウォラストン
プリズム10の前段に1/2波長板6を配置し、この1
/2波長板6を回転することによって、レーザの偏光面
とウォラストンプリズム10の入射面と一致させ、ウォ
ラストンプリズム10によって、所定の出射角度で分岐
される偏光波が出力測定器13,14に正しく入光する
ように出力測定器13,14の位置を調整する反射鏡1
5,16及び位置調整機構13,14を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザ光における偏光波の出力値を測定する偏光波測定装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の偏光波測定装置の一例を示す図である。従来、この種の偏光波測 定装置は、例えば、図2に示すように、ステージ3及びペルチェ素子2に載置さ れるレーザダイオード1の放射光を平行光束とするコリメータレンズ4と、コリ メターレンズ4以降のレーザ光を透過及び反射させるハーフミラー8と、反射す るレーザ光の出力を検知するフォトダイオード7と透過するレーザ光の偏光波を S偏光波とP偏光波とに分離するとともにレーザ光の進行方向に対して直交する 面内で回転可能なウォラストンプリズム10と、このウォラストンプリズム10 で分離されるS偏光波及びP偏光波の出力光を測定する出力測定器13及び14 とを有していた。
【0003】 この偏光波測定装置を用いて、レーザダイオードの偏光波出力を測定する場合 は、まず、ステージ3にレーザダイオード1をペルチェ素子2を介して載置し、 レーザ光を放射させる。次に、フォトダイオード7の検出によって、レーザ光出 力を一定にする。そして、分離されたP偏光波の出力及びS偏光波の出力を見較 べ偏光面が傾いているか否かを確認する。もし、レーザ光の偏光面が傾いている 場合には、ウォラストンプリズム10と出力測定器13,14を同時に回転させ 、レーザ光の偏光面とウォラストンプリズム10の結晶面を一致させる。S偏光 波とP偏光波を分離して出力の測定を行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の偏光波測定装置では、レーザ光を2つの成分の偏光波に分離するウ ォラストンプリズムと、分岐した偏光波を受ける出力測定器とを一緒に回転させ る構造となっているため、ウォラストンプリズムの回転軸と出力測定器の回転軸 とずれがある。従って、ウォラストンプリズムの結晶面とレーザ光の偏光面と一 致させても、分岐された偏光波が各出力測定器に正しく入力されないので、各出 力測定器の位置を修正して、分岐された偏光波が各出力測定器に入力するように アライメント調整していた。このため、多大の工数を調整に浪費していた。また 、波長の異なるレーザダイオードでは、ウォラストンプリズム(ウォラストンプ リズムに限らずプリズムは全て)が偏光波出射角度の波長依存性を持つため、ウ ォラストンプリズムからの偏光波光出射角度が変化し、出力測定器の受光面に正 しく入射しないという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、かかる問題を解消すべくアライメント調整が容易でかつ種々 のレーザダイオードの偏光波の出力を測定出来る汎用性のある偏光波測定装置を 提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の偏光波測定装置は、S偏光波及びP偏光波に分離するウォラス トンプリズムの前後に配置するとともにウォラストンプリズムの入射面とレーザ 光の偏光面と一致させる回転可能な1/2波長板と、前記ウォラストンプリズム により分岐される各偏光波を入光する出力測定器の位置を調整する位置調整機構 とを備えている。
【0007】 また、本考案の第2の偏光波測定装置は、前記第1の偏光波測定装置に加えて 、前記位置調整機構の前後にあって、前記ウォラストンプリズムによって分岐さ れる前記偏光波のなす偏光波出射角度を変える反射鏡を備えている。
【0008】
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例における偏光波測定装置の構成を示す図である。この 偏光波測定装置は、レーザ光の偏光面とウォラストンプリズムの結晶面とを回転 により一致させる1/2波長板6と、分岐される偏光波出射角度を可変する反射 鏡15及び16と、出力測定器13,14の位置を変える位置調整機構11,1 2とを設けたことである。それ以外は従来と同じである。
【0010】 この偏光波測定装置を使用してレーザダイオードの偏光波出力を測定する場合 は、まず、レーザダイオード1から放出されたレーザ光は、コリメータレンズ4 で平行光束となり、1/2波長板6を通過する。ここで、1/2波長板6を回転 角に従って偏光面が回転することを利用して、1/2波長板6を回転させレーザ 光の偏光面とウォラストンプリズム10の入射面を一致させるように動かし、レ ーザ光軸とウォラストンプリズム迄の調整が完了する。次に、ウォラストンプリ ズム10に入射したレーザ光は、S偏光波とP偏光波とに所定の偏光波出射角度 に分岐され出射する。次に、各出力測定器13及び14の出力値が最大になるよ うに、反射鏡15,16及び位置調整機構11,12を調整する。
【0011】 このようにウォラストンプリズムの前段における光軸調整とウォラストンプリ ズム以降の光軸調整を独立分離して調整出来るので、容易に調整出来るという利 点がある。また、レーザダイオードの種類を変わり、その偏光波出射角度が変っ っても、反射鏡及び位置調整機構を調整することによって、正しく各偏光波を出 力測定器に入光することが出来る。
【0012】 なお、この実施例では、ウォラストンプリズム10以降の調整に、反射鏡15 ,16及び位置調整機構の両方で行っているが、いずれか片方だけでも調整可能 である。例えば位置調整機構をウォラストンプリズム10の入射面を中心軸とし て2の位置調整機構の開き角度を可変出来るようにすれば、偏光波出射角度と一 致するように開き角度を調整すれば良い。また、反射鏡のみの場合は、出力測定 器を偏光波出射角度の1/2角度線上を等距離に平行に配置し、その前段に等角 度になるように反射鏡を調整すれば、正確に出力測定器に入光することが出来る 。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、レーザ光の光路中におけるウォラストンプリズ ムの前段にレーザ光の偏光面を回転させることのできる1/2波長板を配置し、 ウォラストンプリズム以降に分岐された偏光波の偏光波出射角度に出力測定器を 合せる調整機構を設けることによって、より光軸調整が容易に出来、かつ、波長 の異なるレーザダイオードの偏光波出力が測定出来る汎用性の高い偏光波測定装 置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における偏光波測定装置の構
成を示す図である。
【図2】従来の一例における偏光波測定装置の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 ペルチェ素子 3 ステージ 4 コリメータレンズ 5 1/2波長板 7 フォトダイオード 8 ハーフミラー 9 絞り 10 ウォラストンプリズム 11,12 位置調整機構 13,14 出力測定器 15,16 反射鏡

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 S偏光波及びP偏光波に分離するウォラ
    ストンプリズムの前後に配置するとともにウォラストン
    プリズムの入射面とレーザ光の偏光面と一致させる回転
    可能な1/2波長板と、前記ウォラストンプリズムによ
    り分岐される各偏光波を入光する出力測定器の位置を調
    整する位置調整機構とを備えることを特徴とする偏光波
    測定装置。
  2. 【請求項2】 前記位置調整機構の前後にあって、前記
    ウォラストンプリズムによって分岐される前記偏光波の
    なす偏光波出射角度を変える反射鏡を備えることを特徴
    とする請求項1記載の偏光波測定装置。
JP4267991U 1991-06-07 1991-06-07 偏光波測定装置 Expired - Fee Related JP2565492Y2 (ja)

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