JPH04136046A - セルローススポンジの製造方法 - Google Patents
セルローススポンジの製造方法Info
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- JPH04136046A JPH04136046A JP25818690A JP25818690A JPH04136046A JP H04136046 A JPH04136046 A JP H04136046A JP 25818690 A JP25818690 A JP 25818690A JP 25818690 A JP25818690 A JP 25818690A JP H04136046 A JPH04136046 A JP H04136046A
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- bath
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- bath liquid
- cellulose sponge
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、セルローススポンジの製造方法に関する匂の
である。
である。
[従来の技術]
従来、セルローススポンジを製造する方法として、ビス
コースと補強繊維と結晶芒硝とを混合し、得られた混合
物を押出機によりシート状に押し出すと共に、押し已さ
れたシート状物を凝固浴液中に浸漬して加熱、凝固させ
る方法が知られている。
コースと補強繊維と結晶芒硝とを混合し、得られた混合
物を押出機によりシート状に押し出すと共に、押し已さ
れたシート状物を凝固浴液中に浸漬して加熱、凝固させ
る方法が知られている。
しかしながら、上記従来の方法は、混合物を構成するビ
スコースと補強繊維と結晶芒硝がいずれも熱伝導率の低
い物質であるため、それをシート状に押し出して凝固浴
液中で凝固させる場合、シート状物が内部まで昇温する
のにかなりの時間を要し、凝固に時間がかかるという欠
点があった。
スコースと補強繊維と結晶芒硝がいずれも熱伝導率の低
い物質であるため、それをシート状に押し出して凝固浴
液中で凝固させる場合、シート状物が内部まで昇温する
のにかなりの時間を要し、凝固に時間がかかるという欠
点があった。
そこで、凝固時間の短縮を図るために、特公昭39〜2
6285号、同46−6185号、同48−84863
号等によって種々の方法が提案されており、これらの方
法によると、凝固、再生時間の短縮や設備工程処理上の
経費節減等を図ることが可能である6しかしながら、い
ずれの方法においても、その製法上、シート状物の表面
層に比較して中心部分が低密度になり易いため、得られ
たセルローススポンジの吸液性が劣るという問題があっ
た。
6285号、同46−6185号、同48−84863
号等によって種々の方法が提案されており、これらの方
法によると、凝固、再生時間の短縮や設備工程処理上の
経費節減等を図ることが可能である6しかしながら、い
ずれの方法においても、その製法上、シート状物の表面
層に比較して中心部分が低密度になり易いため、得られ
たセルローススポンジの吸液性が劣るという問題があっ
た。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の課題は、全体として均一密度で吸液性に勝れた
セルローススポンジを、短い凝固時間で連続的に製造す
ることのできる製造方法を提供することにある。
セルローススポンジを、短い凝固時間で連続的に製造す
ることのできる製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段1
上記課題を解決するため、本発明においては、ビスコー
スと補強繊維と結晶芒硝とからなる混合物を押8機によ
りネットコンベア上にシート状に押し出し、凝固浴液中
に搬入して加熱、凝固させることによりセルローススポ
ンジを製造する方法において、凝固浴液中に搬入したシ
ート状物を、半凝固状態において引張強度が0−5kg
/25mm以上になったところでネットコンベアから剥
離し、1m”当り0.15m3/win以上且つ0.5
m3/+min以下の流量で循環する浴液中を通過させ
ることにより凝固させることを特徴とするものである。
スと補強繊維と結晶芒硝とからなる混合物を押8機によ
りネットコンベア上にシート状に押し出し、凝固浴液中
に搬入して加熱、凝固させることによりセルローススポ
ンジを製造する方法において、凝固浴液中に搬入したシ
ート状物を、半凝固状態において引張強度が0−5kg
/25mm以上になったところでネットコンベアから剥
離し、1m”当り0.15m3/win以上且つ0.5
m3/+min以下の流量で循環する浴液中を通過させ
ることにより凝固させることを特徴とするものである。
[発明の具体例]
以下、本発明の製造方法を図面を参照しながら更に詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の方法の実施に好適に使用される装置を
概略的に示すもので、lは押出機であり、該押出mlか
ら、ビスコースと補強繊維と結晶芒硝とからなる混合物
が搬送用ネットコンベア2上にシート状に押し出される
。
概略的に示すもので、lは押出機であり、該押出mlか
ら、ビスコースと補強繊維と結晶芒硝とからなる混合物
が搬送用ネットコンベア2上にシート状に押し出される
。
上記搬送用ネットコンベア2は、先端側が浴槽3の第1
浴室内4において凝固浴液5中に浸漬するように傾斜状
態に設けられ、その上にシート状物6の分解及び浮上を
防止するための押え用ネットコンベア7が対設されてお
り、搬送用ネットコンベア2上に押し出された上記シー
ト状物6は、押え用ネットコンベア7で上面から保護さ
れながら搬送され、浴液5中に浸漬される。
浴室内4において凝固浴液5中に浸漬するように傾斜状
態に設けられ、その上にシート状物6の分解及び浮上を
防止するための押え用ネットコンベア7が対設されてお
り、搬送用ネットコンベア2上に押し出された上記シー
ト状物6は、押え用ネットコンベア7で上面から保護さ
れながら搬送され、浴液5中に浸漬される。
上記第1浴室4に充填された浴液5は循環していない静
止浴液であって、シート状物6がこの浴液5に浸漬され
ると凝固を始めるが、それが半凝固状態となって引張強
度が所定の大きさ以上になったところでこのシート状物
6をネットコンベア2から剥離し、第2浴室δ内に導入
する。
止浴液であって、シート状物6がこの浴液5に浸漬され
ると凝固を始めるが、それが半凝固状態となって引張強
度が所定の大きさ以上になったところでこのシート状物
6をネットコンベア2から剥離し、第2浴室δ内に導入
する。
上記の如く半凝固状態のシート状物6をネットコンベア
2から剥離するタイミングは、該シート状物6が剥離時
にかかるテンション以上の引張強度を保持した時点で直
ちに行うことが必要である。このときの引張強度は、セ
ルローススポンジの厚さには関係なく、機械加工方向に
おいて0.5kg725a+m以上の大きさであること
が必要であり、これより低い場合には、マトリックス(
セルロース)の凝固が不十分であるため切れ易くなる。
2から剥離するタイミングは、該シート状物6が剥離時
にかかるテンション以上の引張強度を保持した時点で直
ちに行うことが必要である。このときの引張強度は、セ
ルローススポンジの厚さには関係なく、機械加工方向に
おいて0.5kg725a+m以上の大きさであること
が必要であり、これより低い場合には、マトリックス(
セルロース)の凝固が不十分であるため切れ易くなる。
また、時間的には、浴液に浸漬した後3〜lO分程度で
概ね上記強度に達するが、厚さ等によっても若干の差異
がある。
概ね上記強度に達するが、厚さ等によっても若干の差異
がある。
半凝固状態のシート状物6が導入される上記第2浴室8
内には、浴液5を噴出する複数のノズル9が適宜方向に
向けて設けられ、各ノズル9からの浴液の噴出によって
浴室8中の浴液5が所定の流量で循環せしめられており
、該第2浴室8内にはまた、シート状物6をジグザグ状
に案内する複数のガイドローラ10と、シート状物6の
浮上防止と移動の案内とを行う押え用ネットコンベア1
mとが配設されている。そして、この第2浴N8内に導
入された半凝固状態のシート状物6は、循還する浴液5
中を、ジグザグに移送される間にあらゆる方向からの浴
液の浸透を受けて凝固を完了し、外部に取り出される。
内には、浴液5を噴出する複数のノズル9が適宜方向に
向けて設けられ、各ノズル9からの浴液の噴出によって
浴室8中の浴液5が所定の流量で循環せしめられており
、該第2浴室8内にはまた、シート状物6をジグザグ状
に案内する複数のガイドローラ10と、シート状物6の
浮上防止と移動の案内とを行う押え用ネットコンベア1
mとが配設されている。そして、この第2浴N8内に導
入された半凝固状態のシート状物6は、循還する浴液5
中を、ジグザグに移送される間にあらゆる方向からの浴
液の浸透を受けて凝固を完了し、外部に取り出される。
このときの第2浴N8内での浴液の流量は、III+!
当り0.15+w”/l1in以上且つ0.5閣’/m
ain以下であることが必要である。
当り0.15+w”/l1in以上且つ0.5閣’/m
ain以下であることが必要である。
かくして、半凝固状態のシート状物6をネットコンベア
2から剥離して上記の如(流量設定された循環浴液5に
接触させることにより、通常は2時間近くも要する半凝
固状態のシート状物6の凝固を、僅かに1時間前後で完
了させることができる。
2から剥離して上記の如(流量設定された循環浴液5に
接触させることにより、通常は2時間近くも要する半凝
固状態のシート状物6の凝固を、僅かに1時間前後で完
了させることができる。
因に、浴液の循環流量がI1m!当り0.15■3/■
inより少ない場合には、シート状物6の内部への浴液
の浸透性が悪くなるため凝固に時間がかかり、逆に0.
5@”/■inより多い場合には、流れが強過ぎるため
にシート状物6の両サイドが切れ易くなる。
inより少ない場合には、シート状物6の内部への浴液
の浸透性が悪くなるため凝固に時間がかかり、逆に0.
5@”/■inより多い場合には、流れが強過ぎるため
にシート状物6の両サイドが切れ易くなる。
また、シート状物6をネットコンベア2から剥離しない
で凝固させるようにすると、浴液5を上記のような循環
流量に設定しても、ネットコンベア2によりシート状物
6と浴液5との良好な接触が遮られるため、凝固に時間
がかかることになる。
で凝固させるようにすると、浴液5を上記のような循環
流量に設定しても、ネットコンベア2によりシート状物
6と浴液5との良好な接触が遮られるため、凝固に時間
がかかることになる。
但し、設備工程のコンパクト化を目的として、セルロー
ススポンジをトラバースしたり、ローラーを通したりす
ることに関する制限はなく、また、循環方式、循環を行
う部分に関しても特に制限はない。
ススポンジをトラバースしたり、ローラーを通したりす
ることに関する制限はなく、また、循環方式、循環を行
う部分に関しても特に制限はない。
上記第1浴室4及び第2浴室8に充填される浴液5の温
度に特別な限定はないが、90〜100℃が適当である
。
度に特別な限定はないが、90〜100℃が適当である
。
また、原料ビスコース中のセルロース濃度やアルカリ濃
度等にも特に制限はないが、一般には、それぞれ8〜l
O重量%、5〜7重量%が好適である。そして、ビスコ
ースに対しては、界面活性剤、着色剤、脱臭剤、殺菌剤
等の他の補助成分を必要に応じて添加することができる
。
度等にも特に制限はないが、一般には、それぞれ8〜l
O重量%、5〜7重量%が好適である。そして、ビスコ
ースに対しては、界面活性剤、着色剤、脱臭剤、殺菌剤
等の他の補助成分を必要に応じて添加することができる
。
ビスコースに補強繊維を加える場合、一般には、スポン
ジ中に占める補強繊維の割合が20〜50%となるよう
な割合量で加えることが好ましく、一方、結晶芒硝の1
添加量は、一般に、ビスコース中のセルロースと補強繊
維との合計量に対して25〜55倍量が好適である。こ
の場合、補強繊維の種類、繊度、長さ等に特別な制限は
なく、又、結晶芒硝の粒径等も特に限定されない。
ジ中に占める補強繊維の割合が20〜50%となるよう
な割合量で加えることが好ましく、一方、結晶芒硝の1
添加量は、一般に、ビスコース中のセルロースと補強繊
維との合計量に対して25〜55倍量が好適である。こ
の場合、補強繊維の種類、繊度、長さ等に特別な制限は
なく、又、結晶芒硝の粒径等も特に限定されない。
次に、本発明の実施例について説明する6(実施例L)
セルロース9重置%及びアルカリ5重量%を含もビスコ
ースに対し、ポリエチレングリコール3重量%、陰イオ
ン性界面活性剤2重量%、及び補強繊維として長さ10
mmのラミー麻4重量%を添加混合した後、結晶芒硝を
ビスコース中のセルロースと補強繊維の合計量に対して
30倍重量になるように添加混合した。
ースに対し、ポリエチレングリコール3重量%、陰イオ
ン性界面活性剤2重量%、及び補強繊維として長さ10
mmのラミー麻4重量%を添加混合した後、結晶芒硝を
ビスコース中のセルロースと補強繊維の合計量に対して
30倍重量になるように添加混合した。
上記混合物を、第1図に示すような装置を使用して、押
出機からネットコンベア上に厚さ5■I、幅300■の
シート状に押し出し、浴液に浸漬した。そして、浸漬5
分後にネットコンベアから剥離し、浴液lIl!ニ対し
0−15.0.3 、0.5+m”/win (7)流
量で循環するように設定した循環浴液中を通過させて凝
固させ、要した凝固時間を測定した。
出機からネットコンベア上に厚さ5■I、幅300■の
シート状に押し出し、浴液に浸漬した。そして、浸漬5
分後にネットコンベアから剥離し、浴液lIl!ニ対し
0−15.0.3 、0.5+m”/win (7)流
量で循環するように設定した循環浴液中を通過させて凝
固させ、要した凝固時間を測定した。
次に、それぞれのシート状物を4%硫酸中に浸漬してセ
ルロースを完全に再生し、水洗後、乾燥させ−てセルロ
ーススポンジを得た。
ルロースを完全に再生し、水洗後、乾燥させ−てセルロ
ーススポンジを得た。
なお、ネットコンベアから剥離したときのシート状物の
引張強度は、いずれも0.6kg/25atsであった
。
引張強度は、いずれも0.6kg/25atsであった
。
(実施例2)
実施例1において、シート状物を浴液浸漬10分後にネ
ットコンベアから剥離し、循環浴液の流量を0.3■”
/sinとした以外は、同様の方法でセルローススポン
ジを得た。
ットコンベアから剥離し、循環浴液の流量を0.3■”
/sinとした以外は、同様の方法でセルローススポン
ジを得た。
なお、ネットコンベアから剥離したときのシート状物の
引張強度は、1.Okg/25−一であった。
引張強度は、1.Okg/25−一であった。
(比較例1)
実施例1において、循環浴液の流量を0.1 、0=6
■’/sinとした以外は同様の方法でセルローススポ
ンジを得た。
■’/sinとした以外は同様の方法でセルローススポ
ンジを得た。
(比較例2)
実施例1のものと同様の組成、形態の混合物をネットコ
ンベア上にシート状に押し出し、該ネットコンベアから
剥離することなく凝固させ、後処理をしてセルロースス
ポンジを得た。このときの循環浴液の設定流量は(1,
3w!/@inであった。
ンベア上にシート状に押し出し、該ネットコンベアから
剥離することなく凝固させ、後処理をしてセルロースス
ポンジを得た。このときの循環浴液の設定流量は(1,
3w!/@inであった。
(比較例3)
実施例1と同様の組成、形態の混合物をネットコンベア
上にシート状に押し出して浴液に浸漬した後、2分後に
ネットコンベアより剥離しようとしたところ、機械加工
方向と平行に3ケ所の亀裂が生じた。うまく剥離できた
部分の引張強度を測定したところ0.4kg/2.5■
■であった。
上にシート状に押し出して浴液に浸漬した後、2分後に
ネットコンベアより剥離しようとしたところ、機械加工
方向と平行に3ケ所の亀裂が生じた。うまく剥離できた
部分の引張強度を測定したところ0.4kg/2.5■
■であった。
かくして得られたセルローススポンジのサンプルについ
て、それぞれ切れの有無を観察すると共に、吸液性を測
定した。その結果を第1表に示す。
て、それぞれ切れの有無を観察すると共に、吸液性を測
定した。その結果を第1表に示す。
第 1
表
上記結果から明らかなように、本発明の方法により製造
されたセルローススポンジは、スポンジ切れがな(且つ
吸液性にも勝れており、凝固時間も短い。
されたセルローススポンジは、スポンジ切れがな(且つ
吸液性にも勝れており、凝固時間も短い。
なお、本発明の方法により得られたセルローススポンジ
をウェス、おしぼり、タオル等に用いたところ、非常に
良好な吸液性及びしなやかさを示した。
をウェス、おしぼり、タオル等に用いたところ、非常に
良好な吸液性及びしなやかさを示した。
C発明の効果]
このように本発明によれば、ネットコンベア上に押し出
したシート状物を凝固浴液に浸漬し、半凝固状態になっ
たところでネットコンベアから剥離し、流量設定された
循環浴液中を通過させることにより凝固させるようにし
たので、シート状物と浴液との接触効率を高めて該シー
ト状物の内部まで浴液を浸透させ、短時間で確実にそれ
を凝固させることができ、しかも、密度の偏りを生じる
ことなく製品を均一密度に仕上げることができるため、
吸液性に勝れたセルローススポンジを得ることができる
。
したシート状物を凝固浴液に浸漬し、半凝固状態になっ
たところでネットコンベアから剥離し、流量設定された
循環浴液中を通過させることにより凝固させるようにし
たので、シート状物と浴液との接触効率を高めて該シー
ト状物の内部まで浴液を浸透させ、短時間で確実にそれ
を凝固させることができ、しかも、密度の偏りを生じる
ことなく製品を均一密度に仕上げることができるため、
吸液性に勝れたセルローススポンジを得ることができる
。
第1図は本発明の方法の実施に使用される装置の断面図
である。 1 ・押出機、 2・・ネットコンベア、5・・浴
液、 6・・シート状物。 第1図 ! ・・押出機 ・・ネットコンベア、 ・・浴液 ・−シート状物。
である。 1 ・押出機、 2・・ネットコンベア、5・・浴
液、 6・・シート状物。 第1図 ! ・・押出機 ・・ネットコンベア、 ・・浴液 ・−シート状物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ビスコースと補強繊維と結晶芒硝とからなる混合物
を押出機によりネットコンベア上にシート状に押し出し
、凝固浴液中に搬入して加熱、凝固させることによりセ
ルローススポンジを製造する方法において、 凝固浴液中に浸漬したシート状物を、半凝固状態におい
て引張強度が0.5kg/25mm以上になったところ
でネットコンベアから剥離し、1m^3当り0.15m
^3/min以上且つ0.5m^3/min以下の流量
で循環する浴液中を通過させることにより、凝固させる
ことを特徴とするセルローススポンジの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25818690A JPH04136046A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | セルローススポンジの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25818690A JPH04136046A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | セルローススポンジの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136046A true JPH04136046A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17316711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25818690A Pending JPH04136046A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | セルローススポンジの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0899290A3 (en) * | 1997-08-27 | 2000-04-05 | Rengo Co., Ltd. | Porous cellulose sheet and method for manufacturing the same |
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1990
- 1990-09-27 JP JP25818690A patent/JPH04136046A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0899290A3 (en) * | 1997-08-27 | 2000-04-05 | Rengo Co., Ltd. | Porous cellulose sheet and method for manufacturing the same |
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