JPH1160778A - 多孔性セルロースシート及びその製造方法 - Google Patents
多孔性セルロースシート及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH1160778A JPH1160778A JP9247832A JP24783297A JPH1160778A JP H1160778 A JPH1160778 A JP H1160778A JP 9247832 A JP9247832 A JP 9247832A JP 24783297 A JP24783297 A JP 24783297A JP H1160778 A JPH1160778 A JP H1160778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- cellulose
- porous
- solution
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/26—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof by elimination of a solid phase from a macromolecular composition or article, e.g. leaching out
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/04—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
- C08J9/06—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent
- C08J9/08—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent developing carbon dioxide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2201/00—Foams characterised by the foaming process
- C08J2201/04—Foams characterised by the foaming process characterised by the elimination of a liquid or solid component, e.g. precipitation, leaching out, evaporation
- C08J2201/044—Elimination of an inorganic solid phase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2301/00—Characterised by the use of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/249921—Web or sheet containing structurally defined element or component
- Y10T428/249953—Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
- Y10T428/249987—With nonvoid component of specified composition
- Y10T428/249988—Of about the same composition as, and adjacent to, the void-containing component
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/249921—Web or sheet containing structurally defined element or component
- Y10T428/249953—Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
- Y10T428/249987—With nonvoid component of specified composition
- Y10T428/249988—Of about the same composition as, and adjacent to, the void-containing component
- Y10T428/249989—Integrally formed skin
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
定的に連続生産できる多孔性セルロースシート及びその
製造法を提供することである。 【解決手段】 内部に空孔を有し、両面に形成される緻
密な層である両スキン層の厚みの差を50%以内とす
る。
Description
の厚みに差のない多孔性のセルロースシートと、その連
続的製造方法に関する。
て、自動車や食器洗い用のスポンジ等の洗浄具、クロ
ス、マット、靴のインソール等広い分野で利用されてい
る。その多孔性シートの素材としては、従来、ポリウレ
タン等の合成樹脂やセルロース等が用いられており、そ
の中でも特に性能の面からポリウレタンが多用されてき
た。
多孔性シートは、製造時に規制を受けているフロンガス
等を発泡剤として使用する。また、使用後に焼却すると
シアンガス等の有毒ガスを副生したり、埋め立て廃棄し
ても生分解しない等の問題を有する。このため、最近で
は、環境保護の観点から生分解性の高いセルロース製の
スポンジ等の多孔性シートが改めて注目されている。
性シートの製造法としては、ビスコースに補強繊維と結
晶芒硝を添加した混合物を型に流し込み、加熱凝固した
後、酸を用いてビスコースを完全再生し、水又は温水を
用いて芒硝を洗い出して成形体を得ることが、特公昭3
6−10992号公報、特公昭36−11982号公報
等に開示されている。
シートの内部には結晶芒硝による比較的大きい細孔が、
また、表面にはスキン層が形成される。このスキン層と
は、セルロース製多孔性シートの断面を顕微鏡で観察し
た際に見られるものであり、多孔性シート内部の多孔質
コア部分のバルク層とは明らかに異なる皮膜厚さ0.1
μm以上の緻密な皮膜層をいう(図2参照)。このスキ
ン層の生成機構の詳細は明らかではないが、ビスコース
を熱や酸で凝固するとき、熱や酸が成形体の外部から順
に内部へ伝導又は拡散していくことから、成形体の内部
と外部で凝固又は再生反応の進行が著しく異なり、内部
の層と外部の層では全く異なる構造の層が形成され、上
記バルク層及びスキン層が形成されると考えられる。
存するが、上述のような製造法では、内部の細孔の量を
変えることができても、多孔構造自体を制御することは
困難であった。また、高い吸水性が要求される場合は、
上記スキン層がないほうが好ましいので、ブロック状に
成形してこれをスライスすることによりシートが製造さ
れるが、この製法は極めて生産性が低い。
物を一旦、型に流し込み、加熱工程が終了した後、冷却
してその成形体を型から外し、その後酸処理工程及び水
洗工程へと移ることとなるため、バッチ式のプロセスと
なる。また、ビスコース混合物を凝固、再生させる温度
として一般に90〜100℃、処理時間3〜4時間が必
要となり、製造に非常な手間及び時間がかかることとな
る。
ベルトコンベア上にビスコース混合物を均一に押出して
加熱凝固させ、連続して製造する方法が、特公昭43−
26098号公報、特公昭45−12676号公報、特
公昭46−6185号公報等に開示されている。
方法においては、支持体である加熱した連続ベルトと接
触する面と接触しない面との間で凝固速度が異なるた
め、得られたセルローススポンジの内部の多孔構造が非
対称となり、両面のスキン層の厚さに違いが生じる。こ
の両スキン層の厚みが両面間で大きく異なると表裏差が
生じ、得られたシートにおいて反りや変形といった新た
な問題が生じる。
コース混合物を押出して上下から加熱凝固した後、支持
体であるネットから引き剥がしながら連続的に製造する
方法や装置が、特公昭49−16115号公報や特公平
4−136046号公報等に開示されている。ただ、こ
れらの方法は、成形体がネットに絡みつくため、引き剥
がしの際に切断しやすく、また、成形体にはネットの跡
が残るという別の問題も生じる。
じない方法として、ビスコース溶液を用いて連続的に製
造するセロファンの製造方法を応用することが考えられ
る。セロファンの製膜は、キャスティングホッパーと呼
ばれる口金を硫酸からなる凝固液中に沈めてビスコース
を押し出し、その後延伸しながら脱硫、漂白、柔軟処理
等を施すことにより行われ、厚さ20〜40μmのフィ
ルムが得られる。キャスティングホッパーを凝固液中に
沈めるのは、セロファンが上記のように薄膜であるた
め、必要な湿潤強度を得るために直ちに凝固する必要が
あるからである。このキャスティングホッパーの開口部
の隙間を目的のシートの厚さに広げれば、セルロースシ
ートを製造することができると考えられる。
より凝固液がキャスティングホッパー内部に逆流して開
口部付近のビスコースが凝固し、キャスティングホッパ
ーが閉塞してしまう。また、このキャスティングホッパ
ーに使用する素材としては、酸への耐食性や高い加工精
度が要求されるため、極めて限られている。
多孔化剤として結晶芒硝が使用される。この結晶芒硝は
水溶性の塩であるため、この結晶芒硝がビスコース溶液
に多量に溶解すると、形成される多孔性シートの孔の容
積が減少するだけでなく、塩析効果によってビスコース
溶液の流動性が悪化したり、ゲル化したりする場合があ
る。そこで、ビスコース溶液への結晶芒硝の溶解を最小
限にするため、低温に冷却しながら添加混合し、また速
やかに次の工程に移す必要があるが、実際には、溶解す
る分を見越して余分に添加しているのが現状である。
生じないような構造を有し、安定的に連続生産できる多
孔性セルロースシート及びその製造法を提供することで
ある。
め、この多孔性セルロースシートに係る発明は、内部に
空孔を有し、両面に形成される緻密な層である両スキン
層の厚みの差を50%以内としたのである。
方法に係る発明は、アルカリ型セルロース溶液に発泡剤
として炭酸塩を添加した混合物を、酸を含む凝固液に向
かって連続的に押出し、上記凝固液にて凝固再生してな
る。
スキン層の厚みの差を50%以内としたので、表裏差が
生じず、反りや変形が生じるのを防止できる。
合物を上記の凝固液上で押し出し、その成形体を支持体
に接触させることなしに、すぐ凝固液内に入れて凝固再
生させるので、支持体により生じるシートの両面のスキ
ン層の厚みに差が生じるのを抑制することができる。さ
らに、凝固液内で押し出すのではなく、凝固液上で押し
出すので、アルカリ型セルロース溶液と酸を含む凝固液
との反応によって、押出機の出口部の閉塞を防止でき
る。
炭酸塩が用いられるので、塩析効果による流動性の悪化
やゲル化を引き起こすことが防止できる。また、炭酸塩
が凝固液の酸と反応して容易に空孔が形成されると共
に、形成された空孔を通じてシート内部へ酸が速やかに
拡散するため、再生に要する時間も短縮できる。
する。
は、内部に空孔を有し、その内部の多孔構造が厚み方向
に対称的で、それらの表面に形成されたスキン層の厚み
の差が50%以内の均一なセルロースからなるシートで
あり、アルカリ型セルロース溶液に発泡剤を添加した混
合物を凝固液に向かって連続的に押出し、凝固再生する
ことにより得ることができる。
の原料としては、特に限定されるものではなく、パル
プ、綿、麻等を使用することができる。また、上記アル
カリ型セルロース溶液としては、ビスコース溶液、セル
ロース銅アンモニア溶液、セルロースカルバメート溶液
等があげられる。これらの中でも、セロファン製造用ビ
スコース溶液が好適である。また、アルカリ型セルロー
ス溶液としてビスコース溶液を用いる場合は、そこに含
まれるセルロース濃度は、3〜15重量%が好ましく、
4〜10重量%がより好ましい。3重量%より低い場合
は、再生したセルロースシートの機械的強度が低いた
め、製造途中で切断することがあるからである。また、
15重量%より高いと、重合度との絡みがあるものの、
粘度が高くなり、他の添加剤を均一に混合分散すること
が困難になり、押出しも容易でなくなる場合が生ずるか
らである。
ビスコース溶液を用いる場合、ビスコース溶液中のアル
カリ濃度は、水酸化ナトリウム換算で2〜15重量%が
好ましく、5〜13重量%がより好ましい。さらにま
た、このビスコース溶液の塩化アンモニウム価は3〜1
2が好ましく、4〜9がより好ましい。
を添加して成形用の混合物とする。この発泡剤として
は、炭酸塩が用いられる。炭酸塩は、凝固再生時に使用
される酸と反応して炭酸ガスを発生する。このため、セ
ルロースシートを多孔化することとなる。使用される炭
酸塩の種類としては、アルカリ型セルロース溶液の性質
を著しく変化させることのない限り特に限定されない
が、水に難溶性であり、かつ容易に酸分解して発泡する
ものが好ましい。このような例としては、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸亜鉛等をあ
げることができる。この中でも、安価であり、毒性がな
く、純度の高いものを入手しやすい点で、炭酸カルシウ
ムが好ましい。また、炭酸カルシウムの種類としては、
軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウムのいずれであ
ってもよい。
るダイス等の開口部を通過できるのであれば特に限定さ
れないが、大きい粒径の粒子を添加すると、上記の成形
用の混合物の送液性が悪化したり、開口部の閉塞を招き
やすい。このため、アルカリ型セルロース溶液への分散
が十分に行われる限り、粒径は細かいほうが好ましく、
具体的には平均粒径で1〜15μmのものが好ましい。
この範囲内であれば、シート内部の多孔構造が粒径に大
きく影響されることはなく、数十〜数百μmの空孔を形
成することができる。
性の度合いを示す指標としては、材料の体積に占める空
孔の相対値である気孔率が一般に用いられる。この発明
に係る多孔性セルロースシートの気孔率は、30〜98
%が好ましい。30%未満では、多孔性材料として十分
な効果を達成できず、また、98%を越えると、シート
の強度を著しく低下させる。
リ型セルロース溶液に発泡剤を添加した成形用の混合物
中に含まれる発泡剤の添加量は、アルカリ型セルロース
溶液中のセルロース量に対して10〜500重量%がよ
く、50〜300重量%が好ましい。この量を調節する
ことにより、形成される孔構造の制御が可能となる。1
0重量%未満だと、形成される孔の数が極端に少ないの
で十分な多孔化が行えず、また、500重量%を越えて
使用しても、気孔率が高くならないばかりでなく、連続
押し出し時においてアルカリ型セルロース溶液の流動特
性を悪化させる場合がある。
液への混合分散方法は、攪拌機や混練機等で攪拌中のア
ルカリ型セルロース溶液へ直接添加してもよく、また、
予め水や水酸化ナトリウム水溶液等に分散させておい
て、これを添加してもよい。なお、添加順序については
特に制限されない。
法、送液ポンプの能力等に合わせて適宜調節されるが、
10,000〜100,000センチポイズがよい。溶
液粘度が10,000センチポイズより低いと、押し出
し成形時に、その押し出し口から成形用混合物が細く流
れ落ちるため、所望の形状、サイズに成形することが困
難となりやすい。また、溶液粘度が100,000セン
チポイズより高いと、発泡剤等の添加剤の混合分散性が
悪くなり、均一な混合分散に時間がかかる。
粘度を有さない場合は、流動特性を改善する目的で、水
溶性高分子を少量添加してセルロース溶液を増粘させて
もよい。この水溶性高分子としては、種々のものが使用
できるが、澱粉や澱粉誘導体を用いることがより好まし
い。これは、安価なうえに、凝固剤として使用される酸
によって加水分解を受け、その後の水洗工程で溶出さ
れ、シート内にほとんど残存しないからである。さら
に、成形用混合物を成形後、凝固させる際にこの水溶性
高分子がミクロ相分離して微小な細孔を形成する。この
細孔は、発泡剤により形成される孔より小さいため、得
られる多孔性シートの柔軟性に貢献する。
シートの製造法について説明する。
に、液溜槽2に溜められ、ここからから、供給ポンプ3
によってダイス4に送られる。このダイス4によって上
記成形用混合物1はシート状に成形される。押し出し手
段は特に限定されず、ダイス4としても任意のダイスを
使用することができる。使用するダイスの型式は、成形
用混合物1の流動特性と、目的の成形物の形状やサイズ
等に応じて任意のものを選定でき、一般的なTダイのほ
か、Iダイ、環状ダイ等によって、シート状以外に角柱
状、円柱状、円筒状等の成形物を得ることも可能であ
る。
による逆流を防ぐことができれば、どの位置でも構わな
いが、凝固液7の飛沫がかかったり、成形用混合物1が
流れ落ちることにより多孔性シートの形状を損なわない
ようにするため、図1に示すように、凝固液7からダイ
ス4を引き上げて凝固液7の上部に設置し、ダイス4の
出口を凝固液7に向け、その出口と上記液面の距離が適
宜に調節される。これにより、セロファン製造において
使用される凝固液中に浸漬されたキャスティングホッパ
ーとは異なって、ダイス4を一般のステンレス鋼等で製
造することが可能となり、装置の製造コストの引下げが
可能となる。
凝固液の上方に設置することができるのは、ダイス4よ
り送りだされる成形用混合物1の粘度がセロファンの原
料のビスコースよりも高いため、液だれ等が生じるのが
ある程度抑止でき、凝固前の状態をある程度維持するこ
とができるからである。したがって、ダイス4の出口と
凝固液7の液面との距離は、ダイス4より送りだされる
凝固前の成形体が液だれを生じない程度の距離を有すれ
ばよい。
的な送液とダイスからの安定な押出しが可能である限り
限定されず、例えば、スクリューポンプ、ギアポンプ等
が使用される。また、上記供給ポンプ3として、ポンプ
類の代わりに、液溜槽2からコンプレッサ等による空気
圧によって送液を行う機構を採用することができる。
凝固槽6内の凝固液7に浸漬されてシート5が凝固され
ると同時に、発泡剤が分解して発泡する。この凝固液7
としては、濃厚塩溶液や有機溶剤等いろいろなものがあ
るが、アルカリ型セルロース溶液の凝固と同時に発泡剤
たる炭酸塩の分解によるガス発泡を行うには、塩酸、硫
酸、リン酸等の無機酸、酢酸、安息香酸等の有機酸等が
好ましい。この中でも、炭酸塩の酸分解後に水に不溶性
又は難溶性の塩を生成しないことや、発泡と凝固が速や
かに進行する等の点で塩酸が最も好ましい。
濃度は1.5〜20重量%がよく、3.5〜15重量%
が好ましい。1.5重量%未満の場合は、アルカリ型セ
ルロース溶液の凝固に時間がかかり、また、20重量%
を越えると、凝固過程中にセルロースの再生が急激に起
こるため、シートの変形が著しくなる。
ス溶液の凝固を促進させる目的で、塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸
アンモニウム等の無機中性塩を単独又は2種類以上を混
合したり、凝固液を加温してもよい。
固液7中をガイドローラで移動しながら凝固され、図1
に示すように、駆動ローラ13及びニップローラ14で
再生槽9中の再生液10の中に送られる。この再生槽9
は、アルカリ型セルロースを完全にセルロースに再生す
るために設けられており、再生液10としては、上記凝
固液7で示した酸類を使用することができる。再生液1
0と凝固液7とは、同じものを使用してもよいが、再生
時間を短縮する目的で凝固液よりも高い酸濃度のものを
用いてもよい。また、再生液10の液温を高く設定する
と、再生時間を短縮することができる。
ポンプ8で循環しているので、凝固反応、再生反応によ
って、凝固液7及び再生液10が不均一化するのを防止
できる。
びニップローラ14によって、水洗槽11中の水12内
に送られる。ここで十分に水洗され、乾燥工程に送られ
る。
応じて、次亜塩素酸ナトリウム溶液等による処理によっ
て漂白したり、グリセリン、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等による柔軟処理の工程を挿入
し、乾燥後の多孔性セルロースシートの風合いや手触り
感を改善することが可能である。特に、アルカリ型セル
ロース溶液としてビスコースを使用した場合は、再生工
程の後に硫化ナトリウム等による脱硫処理の工程を挿入
してもよい。
は、用途に応じて設定することができるが、100μm
〜10mmがよく、500μm〜5mmが好ましい。1
00μmより薄いと、多孔化してもその効果が十分に発
揮できず、また、10mmより厚いと、連続的に製造す
る場合、中心付近でセルロースの凝固再生が不十分とな
る場合がある。
炭酸塩が凝固液7の酸によって反応した跡であり、凝固
と同時に孔が開けられる。このため、シート内部まで孔
が開きやすく、図2(a)に示すように、シート内部の
バルク層21に十分な量の孔を形成させることができ
る。
は、図2(a)に示すように、バルク層21の外側、す
なわち、多孔性セルロースシートの両面の表面部に、バ
ルク層21と比べて緻密な皮膜層、すなわちスキン層2
2が形成される。この両面の表面部に形成された両スキ
ン層の厚みの差は50%以内である。このため、得られ
た多孔性セルロースシートに反りや変形が生じるのを防
止できる。
ースシートは多孔性であるため、湿潤強度等に難点が生
じる場合がある。この多孔性セルロースシートに強度を
与えるため、上記成形用混合物1に補強繊維を混合分散
させ、補強繊維を含有する多孔性セルロースシートとす
ることができる。この補強繊維の種類は、アルカリ型セ
ルロース溶液への混合分散、押出し成形等に支障を来さ
ない限り特に限定されるものではない。例えば、麻、
綿、パルプ等の天然繊維、レーヨン、コラーゲン等の再
生繊維、アセテート等の半合成繊維、ポリエステル、ナ
イロン、アクリル等の合成繊維、炭素繊維やガラス繊維
等の無機系繊維等を単独又は2種類以上混合したものが
あげられる。また、それらが物理的、化学的、生物学的
手法等によって改質されていてもよい。
るが、0.5〜10mmがよく、2〜6mmが好まし
い。繊維長が0.5mm未満だと、繊維による補強効果
が現れにくく、また、10mmを越えると混合分散の
際、互いに絡まったり、毛玉状のものができやすくなる
ため、混合分散性が悪くなり、ダイスを詰まらせること
となりやすい。
目的に応じて調節されるが、アルカリ型セルロース溶液
中のセルロース分に対して5〜200重量%がよい。5
重量%未満だと繊維による補強効果が現れにくく、ま
た、200重量%を越えると上記成形用混合物1の流動
特性が悪化したり、発泡剤の発泡による多孔化を抑制す
る傾向を示すからである。
合分散方法は、攪拌機や混練機等で攪拌中のアルカリ型
セルロース溶液へ直接添加してもよく、また、予め水や
水酸化ナトリウム水溶液等に分散させておいて、これを
添加してもよい。なお、添加順序については特に制限さ
れない。
は、厚み方向に対称的で表裏差がなく、かつ多孔性であ
るため、薬剤の徐放化担体として使用する場合、一方向
に薬剤を放出させる必要のない限り、薬剤の含浸等の取
扱いに便利となる。さらに加えて、反りや変形が少ない
ので商品価値を低下させることがない。また、このシー
トの表面に形成されるスキン層の厚みを調節することに
より、薬剤の放出速度を制御することが可能となる。
合は、製造工程の途中で、アルカリに浸漬し、表面を研
磨する等の工程を加えてスキン層を除去することも容易
である。
説明する。
を示す。また、粘度については、20℃で測定したB型
粘度計の値を示した。さらに、得られた多孔性セルロー
スシートの気孔率は水銀圧入法により測定した。さらに
また、スキン層の測定は、走査型顕微鏡で観察したシー
トの断面写真からスキン層の厚みを計測した。また、引
張強度は、得られたシートを20℃、65%RHの恒温
恒湿室中で調湿した後、JIS K7113の1−1/
2号ダンベル型試験片として、万能試験機により引張速
度50mm/minの条件で測定した(n=10)。
(セルロース濃度9.5%、塩化アンモニウム価7、ア
ルカリ濃度5.6%、粘度5,500センチポイズ)1
0kg、炭酸カルシウム(日東粉化工業(株)社製SS
#30、平均粒径7.4μm)2,850gを混練機に
入れて室温下で攪拌混合し、粘度10,500cpsの
成形用混合物を調製した。
500ml/分で凝固槽6上部に置いたコートハンガー
ダイ(リップ幅:260mm、隙間:3mm)へ供給し
たところ、3.5%の塩酸水溶液の凝固液7内に良好な
状態でシート5が押し出された。
水溶液の再生液10でセルロースに完全に再生し、70
℃に加温した3g/l硫化ナトリウム水溶液で脱硫した
後、0.3%次亜塩素酸ナトリウム水溶液で漂白を行っ
た。最後にシート5を十分に水洗した後、シリンダード
ライヤで乾燥してセルロースシートを得た。
子顕微鏡で観察したところ、図2(a)に示すように、
両面にそれぞれスキン層22が形成されていた。この厚
みは、それぞれ6.2μm、5.3μmで、厚みの差は
17%と非常に小さいものであった。また、気孔率は6
8%と非常に多孔質であり、引張強度は9.2kgf/
cm2 であった。さらに、得られたシートに反りや変形
はみられなかった。
d)190gを成形用混合物に加えたこと以外は実施例
1と同様にして、良好な押出し状態でセルロースシート
を得た。
子顕微鏡で観察したところ、両面にそれぞれスキン層が
形成されていた。この厚みは、それぞれ5.5μm、
4.8μmで、厚みの差は15%と非常に小さいもので
あった。また、気孔率は64.6%と非常に多孔質であ
り、引張強度は38.3kgf/cm2 と高い強度を示
した。さらに、得られたシートに反りや変形はみられな
かった。
物の調製において、ビスコース溶液の代わりにセルロー
ス銅アンモニア溶液(銅濃度4.0%、アンモニア濃度
9.8%、セルロース濃度5.7%)を使用し、脱硫処
理を行わなかった以外は、実施例2と同様に行い、良好
な押出し状態でセルロースシートを得た。
子顕微鏡で観察したところ、両面にそれぞれスキン層が
形成されていた。この厚みは、それぞれ12.4μm、
9.6μmで、厚みの差は29%と非常に小さいもので
あった。また、気孔率は58.7%と非常に多孔質であ
り、引張強度は24.0kgf/cm2 と高い強度を示
した。さらに、得られたシートに反りや変形はみられな
かった。
物の調製において、炭酸カルシウムの代わりに炭酸マグ
ネシウムを用い、さらに、増粘のために馬鈴薯澱粉38
0g、及び水1,900gを添加した以外は、実施例2
と同様に行い、良好な押出し状態でセルロースシートを
得た。
子顕微鏡で観察したところ、両面にそれぞれスキン層が
形成されていた。この厚みは、それぞれ8.0μm、
6.6μmで、厚みの差は21%と非常に小さいもので
あった。また、気孔率は71.0%と非常に多孔質であ
り、引張強度は27.8kgf/cm2 と高い強度を示
した。さらに、得られたシートに反りや変形はみられな
かった。
こと以外は実施例1と同様にして、良好な押出し状態で
セルロースシートを得た。
子顕微鏡で観察したところ、両面に表裏差が見られない
が、内部は緻密な構造で硬い板状となり、明瞭なスキン
層は見られなかった。それ故、気孔率は3.0%未満と
非多孔質であり、引張強度は570kgf/cm2 と極
めて高い強度を示した。尚、得られたシートに反りや変
形はみられなかった。
均粒径1mmの結晶芒硝を5,700g使用し、結晶芒
硝の溶解をなるべく避けるために10℃で攪拌混合を行
った以外は実施例1と同様にして、成形用混合物の連続
押出し成形を試みたが、ダイスが直ちに閉塞してセルロ
ースシートは得られなかった。
合物をガラス板上に厚さ3mmでキャストし、その後、
ガラス板ごと3.5%塩酸に浸漬して凝固させた。凝固
したシートを7%塩酸水溶液の再生液に浸漬して再生
し、流水で洗浄した後に、70℃に加温した3g/l硫
化ナトリウム水溶液による脱硫、及び0.3%次亜塩素
酸ナトリウム水溶液による漂白を行った後、十分水洗し
てシリンダードライヤで乾燥しセルロースシートを得
た。
71.2%と非常に多孔質であった。しかし、図2
(b)に示すように、走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、一方の面にはスキン層22がはっきりと見られるも
のの、他方の面にはスキン層22がほとんど見られず、
表裏差が大きかった。この厚みは、それぞれ18.9μ
mと3.4μmで、厚みの差は456%と非常に大きか
った。また、引張強度は6.3kgf/cm2 であっ
た。さらに、得られたシートをそのまま放置すると、大
きな反りや変形が観察された。
なかったのは、以下の理由によるものと考えられる。す
なわち、ガラス板上にキャストしたため、凝固液に接触
するのが片面のみとなる。このため、凝固液に接触した
面のみにスキン層が形成され、他の面にはほとんどスキ
ン層が形成されなかったものと考えられる。
出すときの状態はいずれも良好であり、支持体なしでも
均一なシート状に安定して凝固でき、十分に多孔化され
たセルロースシートが得られる。また、得られた多孔性
シートは、反りや変形が殆ど生じなかった。
なかったので、多孔性のシートは得られなかった。ま
た、多孔性を与えるために、本願に係る製造方法におい
て結晶芒硝を用いると、比較例2のように、ダイスが閉
塞し、連続してシート状に湿式凝固することができなか
った。さらに、従来のキャスト法で多孔性セルロースシ
ートを製造すると、比較例3のように、内部構造が非対
称で不均一となり、引張強度が実施例1と比較して68
%に低下した。また、スキン層の厚さが表裏で大きく異
なるため、そのまま放置すると吸湿や乾燥により凹凸が
激しくなり、反りや変形が生じた。
を添加すると、これを添加しない実施例1に対して引張
強度が約4倍へと飛躍的に増大した。
ロースシートの両面に表裏差が生じないので、反りや変
形が生じるのを防止できる。
合物を凝固液より上で押し出し、その成形体を支持体な
しに、すぐ凝固液内に入れて凝固再生させるので、支持
体と接触させることにより生じるシートの表裏差の発生
を抑制することができる。
凝固液より上で押し出すので、アルカリ型セルロース溶
液と凝固液との反応によって、押出機の出口部としての
ダイスの閉塞を防止できる。
炭酸塩が用いられるので、成形用混合物が、塩析効果に
よって流動性が悪化したり、ゲル化を生じたりすること
を防止できる。
に空孔が形成されると共に、形成された空孔を通じてシ
ート内部へ酸が速やかに拡散するため、再生に要する時
間も短縮できる。
造方法を示す概略工程図
ートの走査型顕微鏡による断面写真 (b)比較例3で得られた多孔性セルロースシートの走
査型顕微鏡による断面写真
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に空孔を有し、両面に形成される緻
密な層である両スキン層の厚みの差が50%以内である
多孔性セルロースシート。 - 【請求項2】 アルカリ型セルロース溶液に発泡剤とし
て炭酸塩を添加した混合物を、酸を含む凝固液に向かっ
て連続的に押出し、上記凝固液にて凝固再生してなる多
孔性セルロースシートの製造方法。 - 【請求項3】 上記のアルカリ型セルロース溶液に発泡
剤として炭酸塩を添加した混合物に、補強繊維を添加す
る請求項2に記載の多孔性セルロースシートの製造方
法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247832A JPH1160778A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 多孔性セルロースシート及びその製造方法 |
US09/139,277 US20010009717A1 (en) | 1997-08-27 | 1998-08-25 | Porous cellulose sheet and method for manufacturing the same |
ES98116140T ES2161006T3 (es) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | Lamina de celulosa porosa y procedimiento para su fabricacion. |
DE69801195T DE69801195T2 (de) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | Poröse Cellulosefolie und Verfahren zu ihrer Herstellung |
EP98116140A EP0899290B1 (en) | 1997-08-27 | 1998-08-26 | Porous cellulose sheet and method for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247832A JPH1160778A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 多孔性セルロースシート及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1160778A true JPH1160778A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=17169348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9247832A Pending JPH1160778A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 多孔性セルロースシート及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010009717A1 (ja) |
EP (1) | EP0899290B1 (ja) |
JP (1) | JPH1160778A (ja) |
DE (1) | DE69801195T2 (ja) |
ES (1) | ES2161006T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010114097A1 (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-07 | オーミケンシ株式会社 | スポンジの製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7563504B2 (en) * | 1998-03-27 | 2009-07-21 | Siemens Energy, Inc. | Utilization of discontinuous fibers for improving properties of high temperature insulation of ceramic matrix composites |
DE10125207A1 (de) * | 2001-05-18 | 2002-11-21 | Kalle Gmbh & Co Kg | Rauchdurchlässige Nahrungsmittelhülle auf Polyamidbasis |
DE102005007270A1 (de) * | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Kalle Gmbh | Schwammtuch, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung |
US8585806B2 (en) * | 2011-01-11 | 2013-11-19 | Hydration Systems, Llc | Gas separation membrane |
WO2022231420A1 (en) * | 2021-04-26 | 2022-11-03 | Solid Lab Sdn Bhd | Slurry feedstock for extrusion-based 3d printing of functionally graded articles and casting metal/ceramic article under low pressure at room temperature, methods, and system therefor |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04136046A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-11 | Lion Corp | セルローススポンジの製造方法 |
AT403584B (de) * | 1993-09-13 | 1998-03-25 | Chemiefaser Lenzing Ag | Verfahren und vorrichtung zur herstellung cellulosischer flach- oder schlauchfolien |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9247832A patent/JPH1160778A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-25 US US09/139,277 patent/US20010009717A1/en not_active Abandoned
- 1998-08-26 DE DE69801195T patent/DE69801195T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-26 EP EP98116140A patent/EP0899290B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-26 ES ES98116140T patent/ES2161006T3/es not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010114097A1 (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-07 | オーミケンシ株式会社 | スポンジの製造方法 |
JP5703211B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2015-04-15 | オーミケンシ株式会社 | スポンジの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69801195D1 (de) | 2001-08-30 |
EP0899290B1 (en) | 2001-07-25 |
US20010009717A1 (en) | 2001-07-26 |
EP0899290A3 (en) | 2000-04-05 |
ES2161006T3 (es) | 2001-11-16 |
EP0899290A2 (en) | 1999-03-03 |
DE69801195T2 (de) | 2001-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102020816B (zh) | 泡孔均匀吸液快速的聚乙烯醇缩甲醛海绵材料及制备方法 | |
JP2001513582A (ja) | スポンジ状材料、その製造方法及びその応用 | |
US7189667B1 (en) | Sponge towel based on cellulose and a method for producing the same | |
KR101490140B1 (ko) | 높은 통기성 및 유연성을 가지는 폴리우레탄 합성피혁 또는 필름의 제조방법 | |
JP2003530236A (ja) | 可撓性ポリマー材料の手袋および他の物品の製造 | |
US20100021513A1 (en) | Absorbant substance and method of preparation thereof | |
JPH1160778A (ja) | 多孔性セルロースシート及びその製造方法 | |
JP3279046B2 (ja) | セルロース誘導体スポンジおよびその製造方法 | |
JP4070337B2 (ja) | セルロース多孔体の製造方法 | |
JP2007117072A (ja) | 大豆蛋白質含有の繊維状またはフィルム状成形食品 | |
US3714307A (en) | Aqueous coagulation of salt containing polyurethane to form porous sheet | |
JP2001172302A (ja) | セルロースカルバメートスポンジ及びその製造方法 | |
JP3278965B2 (ja) | スキンレスセルローススポンジおよびその製造方法 | |
JPS6225168B2 (ja) | ||
JP4104227B2 (ja) | 多孔性セルロース材料の製造方法及び多孔性セルロース材料 | |
JP2876240B2 (ja) | セルロース多孔質球状粒子 | |
JPH0657519A (ja) | 微細多孔質重合体並びにその製造方法 | |
JPH03231942A (ja) | セルロース多孔質粒子の製造法 | |
JPH0912763A (ja) | ポリビニルアルコール系スポンジの製造方法 | |
JP4227058B2 (ja) | 熱塑性人工皮革の製造法 | |
JPH09278925A (ja) | ビスコーススポンジ及びその製造方法 | |
US2836503A (en) | Cellulosic sponge process | |
JPH11279323A (ja) | 溶媒再生セルローススポンジ成型体及びその製造方法 | |
JPH074420B2 (ja) | 人工血管用基材の製造方法 | |
JPH0748470A (ja) | 中空セルローススポンジおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |