JPH04135772U - シ−トの展張装置 - Google Patents

シ−トの展張装置

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Publication number
JPH04135772U
JPH04135772U JP5236391U JP5236391U JPH04135772U JP H04135772 U JPH04135772 U JP H04135772U JP 5236391 U JP5236391 U JP 5236391U JP 5236391 U JP5236391 U JP 5236391U JP H04135772 U JPH04135772 U JP H04135772U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
frame
expandable member
stretching
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP5236391U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 横田
智利 末藤
Original Assignee
カンボウプラス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カンボウプラス株式会社 filed Critical カンボウプラス株式会社
Priority to JP5236391U priority Critical patent/JPH04135772U/ja
Publication of JPH04135772U publication Critical patent/JPH04135772U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内照式看板等に使用される軟質シ−トを緊張
状態に張設し、効率よく展張作業を行なう。 【構成】 軟質シ−トの一辺の縁端部を固定する長尺の
部材で、その一方の長辺に180度を若干超える弧状の
溝を形成し、その外側は該溝に沿った曲面に形成した展
張部材と、該展張部材の弧状溝に揺動可能に嵌合する円
筒状の芯部を前端縁部に有する枠体部材とからなり、か
つ展張部材の他方の長辺近傍には展張部材をシ−トを展
張した位置で仮止めする機構を備えている。 【効果】 展張作業は単独の作業者が短時間で容易に行
なうことができ、熟練を要さず、仕上がりは均一であ
り、かつ装置は比較的単純で製造が容易であり、特に比
較的小型のポ−ル看板等に適している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内照式看板、オーニング、その他軟質シートを枠体に緊張状態に展 張するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
看板や装飾テント等に使用される軟質シートを枠に緊張状態で展張する方法と して、従来一般的に実施されて来た方法はシートの縁部を折り返し縫製し、折り 返し部に鳩目を設け、これにロープを通して枠に固定するものであった。また、 シートの縁部を多数の掴み具により把持し、これをねじ機構により枠に取り付け 締め上げて緊張状態を得る方法も採用されつつある。しかし、いずれの方法も予 めシートの縁部に縫製等の加工を必要としたり、シートの展張に当り3〜4名の 共同作業を必要とし、かつ均一な展張に時間と熟練を必要とするものであった。 これらの問題点を解決する試みとして、実開平1ー140583号には単独の 作業員により簡単に展張作業が行なえる考案が開示されている。この考案によれ ば、固定枠に揺動可能に取り付けられた梃子様の引張り金具にシートの縁端を固 定し、この引張り金具を操作することにより段階的な展張が単独の作業員で実施 でき、最終的にはストッパーを用いて引張り金具を固定するもので、従来の展示 方法の問題点を大幅に改善するものと評価できる。この装置はかなり大きなシー トの展張も可能とする反面、構造が複雑であり、かつシートを緊張した状態での 張力による枠に変形が予想される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の如く、従来の技術には展張に先立って、シートの縁部を縫製し、場合に よってはロープを縫い込んだ上で鳩目を打設するなどの加工が必要である。掴み 具を使用する場合も縁部を袋状に縫製しロッドを通す作業が必要である。また、 現場での展張作業は複数の作業員を必要とするうえに、調整に熟練と時間を要す るなどの問題点あった。さらに、改良された提案においては、これらの問題点の 多くが解決されるものの構造的に複雑な装置の製作を必要とするものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
これらの問題点を解決する手段として、考案者は鋭意検討の結果、比較的小型 のポール看板等に適した展張装置として、比較的単純な構造で効率良く展張作業 が行なえる装置を考案した。即ち、軟質シートの一辺の縁端部を固定するための 長尺の部材であって、該部材の一方の長辺には内側に180度を若干超える弧状 の溝が形成され、その外側は該溝に沿った曲面に形成された展張部材と、該展張 部材の弧状溝に揺動可能に嵌合する円筒状の芯部を前端縁部に有する枠体部材と からなる展張装置であって、かつ展張部材の他方の長辺近傍には、該展張部材を シートを展張した位置で仮止めする機構を備えている。 本考案の装置を用いる作業の手順を説明すると、シートを枠体に展張するに当 り、必要な各辺に展張部材を組み込んだ枠体を作業台または地上に置き、その上 にシートを拡げ位置決めしたのち、タッカー等でシートを展張部材に固定する。 この展張部材は揺動可能な状態に枠体に取り付けられており、次にこの展張部材 を約90度回転させることによりシートを展張する。展張部材は展張位置で仮止 めさせる構造となっており、展張作業は以上で完了する。 シートを展覧した枠体を本体の骨組等にとり付け、他の部材とともに、額縁材 を展張部材の上からビス止め固定することにより展張部材とシートは完全に固定 される。
【0005】
【作用】
1)シートをタッカー等で直接枠体の展張部材に固定するため、縁部の縫製や鳩 目打設等の加工が不要である。 2)シートの展張を地上で行ううえ、展張作業は展張部材を約90度回転させる だけで完了するので作業員1人で短時間に実施できる。 3)作業は熟練を要さず、展張は均一で調整を必要としない。 4)シートはタッカー止めされたうえ、最終的には額縁材で押さえられ完全固定 される。 5)装置は比較的単純で製作が容易である。
【0006】 以下、実施例により本考案を具体的に説明する。
【実施例】
第1図は本考案に係る展張装置の展張完成の状態を示す縦断側面図である。こ の実施例は半透明のシートを展張した内照式看板の例である。この図でシート1 は展張部材2に設けられた角溝に嵌合された合成樹脂製角材にタッカーで固定さ れており、展張部材と枠体部材は揺動嵌合部において約90度揺動可能に係止さ れている。枠体部材は枠体基板を介して看板の本体骨組にそれぞれボルト・ナッ トにより組み付けられている。展張部材は図示の展張位置において、額縁材によ り押さえられビス(図示されていない)によりシートとともに固定されている。 次に展張の方法を第2図によって説明する。シートを展張部材にタッカーで固 定する際は枠体をほぼ水平に置き展張部材の上面をシート面とほぼ同一の平面に おいて固定作業を行う。固定は展張部材の角溝に合成樹脂製の角材を押し込み、 その上にシートを置いてタッカーでシートを角材にとめるが、他の固定方法でも よい。 次に展張部材を約90度回転させ、コの字型の角溝部が枠体部材の対応する凹 部に嵌合する位置に移動させる。この際にシートは展張部材の揺動嵌合部の外側 曲面に沿って、その円周のほぼ1/4の長さだけ引き延ばされ適度の張力が加え られる。展張部材は展張位置において、図示のように仮止め嵌合部の摩擦力によ り仮に固定される。仮止め機構もこの方法に限らず任意のものでよい。 シートの展張を終わった枠体を持ち上げ、予め設置された看板本体の骨組に組 み付け、側板等とともに額縁材を取り付ける。この際、額縁材、シート、および 展張部材を貫通してビス止めすることにより、シートは展張位置で完全に固定さ れる。
【0007】
【考案の効果】
本考案の展張部材を用いることにより、シートに予め縫製や鳩目打設等の加工 を施す必要がなくなり、展張作業は単独の作業者が短時間で容易に行うことがで き、作業は熟練を要さず、仕上がりは均一である。しかも、装置は比較的単純で 製作が容易である。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る展張装置の展張完成の状態を示す
縦断側面図である。
【図2】本考案の展張方法を説明するための縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 シート 2 展張部材 3 枠体部材 4 枠体基板 5 額縁材 6 揺動嵌合部 7 仮止め嵌合部 8 タッカー 9 合成樹脂製角材 10 ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質シートを枠体に緊張状態に展張する
    装置において、該軟質シートの一辺の縁端部を固定する
    ための長尺の部材であって、該部材の一方の長辺には内
    側に180度を若干超える弧状の溝が形成され、その外
    側は該溝に沿った曲面に形成された展張部材と、該展張
    部材の弧状溝に揺動可能に嵌合する円筒状の芯部を前端
    縁部に有する枠体部材とからなることを特徴とするシー
    トの展張装置。
  2. 【請求項2】 展張部材の他方の長辺の近傍に、該展張
    部材をシートを展張した位置で仮止めする機構を設けた
    請求項1記載のシートの展張装置。
JP5236391U 1991-06-10 1991-06-10 シ−トの展張装置 Pending JPH04135772U (ja)

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JP5236391U JPH04135772U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 シ−トの展張装置

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JP5236391U JPH04135772U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 シ−トの展張装置

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Publication Number Publication Date
JPH04135772U true JPH04135772U (ja) 1992-12-17

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ID=31928792

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JP5236391U Pending JPH04135772U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 シ−トの展張装置

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JP (1) JPH04135772U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7162949B1 (ja) * 2022-07-07 2022-10-31 和邦 天田 張力付与装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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