JPH0413558Y2 - - Google Patents

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JPH0413558Y2
JPH0413558Y2 JP7848186U JP7848186U JPH0413558Y2 JP H0413558 Y2 JPH0413558 Y2 JP H0413558Y2 JP 7848186 U JP7848186 U JP 7848186U JP 7848186 U JP7848186 U JP 7848186U JP H0413558 Y2 JPH0413558 Y2 JP H0413558Y2
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shaft
closing device
damper
worm gear
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダクトに連設されたダンパ開閉装置
に係り、詳しくはダンパ開閉装置における羽根の
駆動手段の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種のダンパ開閉装置として、ダンパ
ケーシングの内部に回動軸を軸支し、この回動軸
に羽根を取り付け、この回動軸を回動させる手段
としてモータの駆動力をリンク機構を介して回動
軸に伝達するように構成したものが知られてい
る。
上記のような構成のダンパ開閉装置を、たとえ
ばビルの空調ダクトに連設する場合には、各室の
用途に応じてあらかじめ設定された最大風量以上
の風量を室内に供給してはならない。そこで、風
量が過剰とならないように羽根の最大開度を最初
に現場で規制し、空調の稼動時に羽根の全閉から
最大開度までの範囲で羽根の開度を任意の角度に
調節し、風量が適宜、最適条件となるように調節
している。羽根の最大開度を設定するには、リン
ク機構のロツドの長さや取り付け位置を調節する
ことによつて行なわれる。
しかしながら、このようなダンパ開閉装置で
は、リンク機構を用いているために、構造が複雑
となりコストダウンを期待することができないと
いつた問題、あるいは羽根の最大開度の調節が煩
雑な作業となるなどの問題があつた。
そこで、出願人は、モータと回動軸とを減速機
構を介して直結することにより、上記のような問
題を解消したダンパ開閉装置を開発した。この装
置に用いられる減速機構は、ウオーム歯車とウオ
ームホイールとから構成したものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような構成において現場
で羽根の最大開度を設定しようとしても、減速機
構としてウオーム歯車とウオームホイールとを用
いているために、出力側である羽根の回動軸を回
動しようとしても回動することはできない。そこ
で、羽根の最大開度を設定するためには、入力側
であるモータを駆動させない限り、最大開度でモ
ータの駆動が停止するように調節することができ
ないのである。ところが、モータの駆動は、通
常、ビルの制御室で集中的に制御されているため
に、羽根の開度具合を実際に見ながらモータを駆
動させることができないという問題がある。
この考案は、回動軸を回動させる手段として、
モータを回動軸に直結した構成において、羽根の
最大開度を現場で調整することができないという
点を問題としている。
[問題点を解決するための手段] この考案のダンパ開閉装置は、ダクト間に連設
されるダンパケーシングと、このダンパケーシン
グの内部に回動可能に軸支された回動軸と、この
回動軸に取り付けられてダクト内の風量を調節す
る羽根と、回動軸を回動させて羽根の開度を変え
る駆動手段とを備えている。上記駆動手段は、駆
動源と、この駆動源によつて駆動されるウオーム
歯車と、このウオーム歯車に噛合するウオームホ
イールと、このウオームホイールに取り付けられ
かつ上記回動軸を回動する出力軸とを有するもの
である。そして、ウオーム歯車を軸支するシヤフ
トには、このシヤフトを回動させる回動部を形成
したもので、回動部としては6角穴等である。
[実施例] 第1図〜第3図は、この考案の1実施例を示す
もので、符号10はダンパ開閉装置である。
ダンパ開閉装置10は、ダクト間に連設される
角筒状のダンパケーシング11と、このダンパケ
ーシング11の内部に回動可能に軸支されている
回動軸12と、この回動軸12に取り付けられて
ダクト内の風量を調節する羽根13と、ダンパケ
ーシング11の外部に取り付けられた駆動手段1
4とからなつている。この駆動手段14は、ケー
シング15と、このケーシング15内に収納され
たモータ16と、このモータ16に連設されかつ
平歯車列からなる減速機構18と、この減速機構
18のシヤフト20と、このシヤフト20に固定
されたウオーム22と、このウオーム20に噛合
するウオームホイール23と、このウオームホイ
ール23の回動を羽根13の回動軸11に伝達す
る出力軸25とを備えた構成になつている。
出力軸25の一端(第2図で下側)には、この
出力軸25と回動軸11とを連結するカツプリン
グ27が取り付けられている。
第2図に示すように、出力軸25の他端であつ
てケーシング15の外部には、出力軸25の回動
角、すなわち羽根13の回動角を表示する指針2
8が取り付けられている。指針28とウオームホ
イール23との間の出力軸25には、上スリーブ
30aと下スリーブ30bとが被せられている。
上スリーブ30aは、螺子31により出力軸25
に固定可能となつている。この上スリーブ30a
には、円板状の上カムスイツチ32aが取り付け
られている。下スリーブ30bは、図示しない螺
子によつて上スリーブ30aと同様に出力軸25
に固定可能となつている。この下スリーブ30b
には、上カムスイツチ32aと同様の下カムスイ
ツチ32bが取り付けられている。これら上下カ
ムスイツチ32a,32bには、それぞれ突子3
2a1,32b1が設けられている。また上板3
5には、マイクロスイツチ36a,36bが設置
されており、上下カムスイツチ32a,32bの
突子32a1,32b1によつて、モータ16の
駆動を停止させるようになつている。
また、減速機構18のシヤフト20の先端端面
は、ケーシング15の外部に臨ませられ、かつシ
ヤフト20を回動する回動部としての6角穴20
aが形成されている。
上記のようなダンパ開閉装置10において、羽
根13の最大開度を設定するには、まず6角穴2
0aに6角レンチをはめてシヤフト20を回動さ
せる。シヤフト20の回動によつてウオーム歯車
22・ウオームホイール23を介して出力軸25
を回動させる。指針28を見ながら羽根13の最
大開度まで出力軸25を回動させたら、螺子31
を緩め、上スリーブ30aを回転させ、上カムス
イツチ32aの突子32a1がマイクロスイツチ
36aをたたいてモータ16の駆動を停止させる
ようにその位置で螺子31を締め付ける。
他方、羽根13を全閉するには、上記同様に全
閉時に下カムスイツチ32bの突子32b1がマ
イクロスイツチ36aをたたいてモータ16の駆
動を停止するようにすればよい。もちろん、全閉
時と最大開度時の出力軸25の回動角α、すなわ
ち羽根13の最大開度は、上記の手順により任意
に設定することができる。
空調の稼動時において、風量を調節するには、
モータ16を駆動することによりモータ16の回
転を減速機構18により減速し、さらにウオーム
歯車22とウオームホイール23によつて減速
し、出力軸25を介して回動軸12を所定角度だ
け回動し、羽根13を目標とする開度に設定する
ことができる。また、ダクト内の風圧が大きくな
つても、減速機構の一つとしてウオーム歯車22
とウオームホイール23とを用いているので、羽
根13の回動は阻止され、常に適正な風量を維
持・確保することができる。
なお、上記実施例では、回動部として6角穴2
0aを形成したものについて説明したが、これに
限られることなく、たとえばシヤフトの先端端面
に+の溝を形成してプラスのドライバで回動させ
るようにしたもの、シヤフトの先端の外周にナツ
トを形成してレンチで回動させるようにしたも
の、あるいは、シヤフトの先端の直径方向に貫通
孔を形成してピンを挿入することにより回動させ
るようにしたものなど、要はシヤフトを簡単に回
動させることができる手段が構造的に形成されて
いればよく、上記例示にとどまらないことはもち
ろんである。
[考案の効果] この考案は、減速機構の一つとしてウオーム歯
車とウオームホイールとを用い、ウオーム歯車の
シヤフトに回動部を形成したので、シヤフトを手
動で回動させることにより、モータを駆動するこ
となく現場で簡単に羽根の最大開度を設定するこ
とができる。また、ウオームを用いているので、
ダクト内の風圧が大きくなつても、羽根の回動を
阻止して常に適正な風量を維持・確保することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の1実施例を示す
もので、第1図は駆動手段の内部機構を示すもの
で第2図の−線矢視図、第2図は駆動手段の
内部機構を示す側面図、第3図はダンパ開閉装置
の概略側面図である。 10……ダンパ開閉装置、11……ダンパケー
シング、12……回動軸、13……羽根、14…
…駆動手段、16……モータ、20……シヤフ
ト、20a……6角穴(回動部)、22……ウオ
ーム歯車、23……ウオームホイール、25……
出力軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ダクト間に連設されるダンパケーシングと、
    このダンパケーシングの内部に回動可能に軸支
    された回動軸と、この回動軸に取り付けられて
    ダクト内の風量を調節する羽根と、回動軸を回
    動させて羽根の開度を変える駆動手段とを備
    え、上記駆動手段は、駆動源と、この駆動源に
    よつて駆動されるウオーム歯車と、このウオー
    ム歯車に噛合するウオームホイールと、このウ
    オームホイールに取り付けられかつ上記回動軸
    を回動する出力軸とを有し、かつウオーム歯車
    を軸支するシヤフトには、このシヤフトを回動
    させる回動部を形成したものであることを特徴
    とするダンパ開閉装置。 (2) 上記回動部は、シヤフトの先端端面に6角穴
    を形成したものであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のダンパ開閉装
    置。 (3) 上記回動部は、シヤフトの先端端面に+の溝
    を形成したものであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のダンパ開閉装
    置。 (4) 上記回動部は、シヤフトの先端にナツトを形
    成したものであることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のダンパ開閉装置。 (5) 上記回動部は、シヤフトの先端の直径方向に
    貫通孔を形成したものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のダンパ
    開閉装置。
JP7848186U 1986-05-24 1986-05-24 Expired JPH0413558Y2 (ja)

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JPS62189541U JPS62189541U (ja) 1987-12-02
JPH0413558Y2 true JPH0413558Y2 (ja) 1992-03-30

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