JP2505649B2 - 風量制御装置 - Google Patents

風量制御装置

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JP2505649B2
JP2505649B2 JP40424190A JP40424190A JP2505649B2 JP 2505649 B2 JP2505649 B2 JP 2505649B2 JP 40424190 A JP40424190 A JP 40424190A JP 40424190 A JP40424190 A JP 40424190A JP 2505649 B2 JP2505649 B2 JP 2505649B2
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JP
Japan
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damper
air volume
opening
control device
air
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英雄 五十嵐
裕 瀬下
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調用ダクト方式な
どの風量制御を適正に行う風量制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト空調方式では、風量はその
ほとんどが送風かあるいは送風停止のいずれかの制御し
か行われず、各室への個別的な送風量の調整などを行う
には、きわめて手間のかかるものであった。このダクト
空調方式における送風量の個別的制御を行う方法の一例
として実開昭51−130345号公報に開示された電
動ダンパが提案されている。
【0003】この電動ダンパによる送風量の制御は、ダ
ンパプレートの回転軸と連動するスイッチ作動レバーを
設け、このスイッチ作動レバーによってダンパプレート
が全開・全閉及び中間状態になる位置の各々に配設した
マイクロスイッチを作動させて3段階の風量制御を行っ
ているが、ダンパの開度制御が3段階であり、この3段
階以外のダンパ開度制御を行う場合はマイクロスイッチ
の数を増やして対応するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例は以上のように
して風量制御を行っているので、風量制御が段階的にし
か行えず、さらに装置の構造機構が複雑になりかつ、高
価になるなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような従来例の問題点
を解消するためになされたもので、所望の風量を得るた
めのダンパ開度制御を無段階でかつ、適正に行うことが
でき、しかも構造も簡単でコストも低廉な風量制御装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
る風量制御装置は、送風路の途中に配設され、モータの
駆動によって送風路を全開にする位置から閉にする位
置までの動作範囲で回動するダンパにより、風量を調節
する風量制御装置であって、前記送風路の内周壁の上流
側と下流側の一方の側に前記ダンパ全開時のダンパの位
置を規制するストッパを設け、ダンパの開度制御の都度
ダンパを前記ストッパで規制されるダンパ全開位置に戻
し、このダンパ全開位置を基準位置としてダンパの開度
を所望の開度に制御するダンパ開度制御手段を設けるこ
とにより、前期目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】以上のような構成としたこの発明に係る風量制
御装置は、ダンパ開度制御時、ダンパが全開の位置から
全閉の位置までのいずれの位置にあっても、モータの駆
動により、所望のダンパ開度位置に制御する場合、ダン
パ開度制御手段により、一度全開位置を規制するストッ
パまでダンパを戻し、この全開位置を基準位置として次
の所望のダンパ開度位置まで回動させて、ダンパを適正
な開度に制御する。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図に基づいて
説明する。 (構成) 図1はこの発明の一実施例を示す風量制御装置の構成断
面図であり、図2は上記実施例のダンパの動作の説明断
面図である。
【0009】図1および図2において、1は円筒形のダ
ンパケーシング、2はモータケーシングで取付け板3に
より前記ダンパケーシング1に固定されている。4は前
記ダンパケーシング1の上下方向の中心線上に配設され
前記モータケーシング2内のモータMに連結され、モー
タMの駆動により回動する回転軸、5は回転軸受け金具
で前記ダンパケーシング1に固定されている。6は回転
軸4を中心に例えば45°の角度で前記ダンパケーシン
グ1の内壁に接する長辺とダンパケーシング1の内径を
短辺とする楕円形状のダンパで、このダンパ6はダンパ
プレート6aと、このダンパプレート6aの周縁とダン
パケーシング1の内壁との閉塞性をよくするために付設
したパッキング6bにより形成され、回転軸4で軸支さ
れて、送風路を全開にする位置から全閉にする位置まで
の動作範囲で回動するように構成されている。
【0010】7は楕円形状のダンパ6の全開時における
位置を規制するために、ケーシング1内周壁の上流側ま
たは下流側の一方に設けられた位置決めストッパ、10
は制御ユニットである。そして、ダンパ6,ストッパ
7,制御ユニット10とモータMとでダンパ開度制御手
段Aが構成されている。
【0011】(動作) 以上のような構成において動作を説明する。先ず、モー
タMに各室の必要風量に応じたダンパ開度信号(例えば
アナログ信号,パルス信号など)が入力されると、モー
タMはその開度信号に応じて駆動を開始する。これに伴
い、モータMに連結された回転軸4即ち、ダンパ6が回
動し、制御ユニット10が開度信号に応じて適正位置に
ダンパ6を駆動するようモータMを制御する。そして次
のダンパ開度信号が制御ユニット10に入力された場
合、ダンパ6を自動的に一度全開時のダンパ位置を規制
するストッパ7の位置まで戻し、この全開位置を基準位
置として、次のダンパ開度信号の入力に応じた適正位置
までダンパ6が回動するようモータMが制御される。ダ
ンパ開度制御時においては、この動作を常に繰返して行
い、ダンパ6を適位置に無段階で回動制御し、所望の
適正風量を供給することができる。
【0012】なお、この実施例ではダンパケーシング1
を円筒形状とし、ダンパ6を楕円形状としたが、これに
限定されるものでなく、ダンパ6は円形でも良く、ま
た、ダンパケーシングを矩形或は方形など所望の形状と
し、この形状に合せたダンパを用いて風量制御装置を構
成すればよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送風路を全開位置から全閉位置までモータの駆動に
よって回動するダンパによって風量を制御する風量制御
装置に、ダンパ全開時の位置を規制するストッパを設
け、ダンパ開度制御時には、ダンパがいずれの位置にあ
っても、一度全開位置のストッパまで戻し、全開位置を
基準位置としてダンパの開度制御を行うようにしたの
で、所望の風量に対するダンパの適正な開度制御が無段
階で常に適正に行われ、これによって、風量の制御性能
が著しく向上するのみならず、装置自体の構造機構も簡
単になり、極めて安価な風量制御装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す風量制御装置の構
成断面図である。
【図2】 上記実施例のダンパの動作の説明断面図であ
る。
【符号の説明】
6 ダンパ 7 ストッパ 8 送風路 A ダンパ開度制御手段 M モータ なお、図中、同一または相当部分は同一符号で表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風路の途中に配設され、モータの駆動
    によって送風路を全開にする位置から閉にする位置ま
    での動作範囲で回動するダンパにより、風量を調節する
    風量制御装置であって、前記送風路の内周壁の上流側と
    下流側の一方の側に前記ダンパ全開時のダンパの位置を
    規制するストッパを設け、ダンパの開度制御の都度ダン
    パを前記ストッパで規制されるダンパ全開位置に戻し、
    このダンパ全開位置を基準位置としてダンパの開度を所
    望の開度に制御するダンパ開度制御手段を設けて成るこ
    とを特徴とする風量制御装置。
JP40424190A 1990-12-20 1990-12-20 風量制御装置 Expired - Lifetime JP2505649B2 (ja)

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JPH04217740A JPH04217740A (ja) 1992-08-07
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